ロッテ(☆4対2★)オリックス =リーグ戦21回戦(2025.09.08)・ZOZOマリンスタジアム=
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ORIX
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ロッテ
30000010X4700
勝利投手:河村 説人(1勝1敗0S)
(セーブ:横山 陸人(2勝3敗6S))
敗戦投手:エスピノーザ(5勝7敗0S)
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◆ロッテは1点を追う1回裏、上田の適時打と安田の犠飛で3点を挙げ、逆転に成功する。そのまま迎えた7回には西川が適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・河村が5回1失点と試合をつくり、3年ぶりの白星をマーク。敗れたオリックスは、打線がつながりを欠いた。

◆ロッテ河村説人投手(28)が8日のオリックス戦(ZOZOマリン)で今季2度目の先発マウンドに上がる。7日は、ベルーナドームでキャッチボールなどで前日調整を行った。今季初先発となった8月14日の日本ハム戦(エスコンフィールド)は3回2/3を5安打5失点(自責4)でKO。翌15日に出場選手登録を抹消され、ファームで調整を続けていた。約1カ月ぶりの1軍マウンドに「前回だめだったので、やり返したい気持ちは強いですし、平常心で投げられればいいなと思っています」と意気込んだ。「上位打線、2、3、4番とか打率も高いですし、森選手もそろそろ復帰もあると聞いたので、特に上位打線は大事になってくる」とオリックス打線を警戒した。

◆ロッテは「チェコベースボールデーsupported by パナソニック空質空調社」を開催し、チェコ代表のオンジェイ・サトリア投手がファーストピッチを行った。力強い投球を披露し、打者西川からストライクを奪った。オンジェイ・サトリア投手は「今回のファーストピッチはうまく投げることができましたが、WBC日本戦での投球より緊張しました(笑)」と振り返った。さらに「ファーストピッチで打席に立ってくれた西川選手は昨年のチェコでの大会で対戦しましたが、そのときから要注意な選手としてマークしていました。その雰囲気は今も変わらないなとマウンドでも感じました」と再戦を楽しんだ。「ZOZOマリンのような球場はヨーロッパにはないので、本当に雰囲気を楽しむことができました。今回はお招きいただいてありがとうございました」とコメントした。

◆ロッテ河村説人投手(28)が5回6安打1失点で22年5月11日以来3年ぶりの勝利投手の権利を持って降板した。今季2度目の登板となった河村は初回、広岡と西川の連打に加え、太田の右犠飛で1死一、三塁のピンチを招く。直後の頓宮に中前適時打を浴び、先制を許した。それでも流れを渡すことなく追加点を与えなかった。野手は初回に無死二、三塁のチャンスを作り、上田希由翔内野手(24)の中前適時打ですぐさま逆転。1死満塁から安田尚憲内野手(26)の中犠飛で3点目を奪った。河村は打線の援護に応え、尻上がりに調子を上げ、野手の好守などにも助けられながら83球を投げきった。

◆ロッテは投打がかみ合い連勝した。先発の河村説人投手(28)が5回6安打1失点で22年5月11日以来3年ぶりの白星を手にした。今季2度目の登板となった河村は初回、広岡と西川の連打に加え、太田の右犠飛で1死一、三塁のピンチを招く。直後の頓宮に中前適時打を浴び、先制を許した。それでも流れを渡すことなく追加点を与えなかった。野手は初回に無死二、三塁のチャンスを作り、上田希由翔内野手(24)の中前適時打ですぐさま逆転。1死満塁から安田尚憲内野手(26)の中犠飛で3点目を奪った。7回にも1死三塁から西川史礁外野手(22)が右前適時打を放ち、突き放した。

◆ロッテは投打がかみ合い連勝した。先発の河村説人投手(28)が5回6安打1失点で22年5月11日以来3年ぶりの白星を手にした。今季2度目の登板となった河村は初回、広岡と西川の連打に加え、太田の右犠飛で1死一、三塁のピンチを招く。直後の頓宮に中前適時打を浴び、先制を許した。それでも流れを渡すことなく追加点を与えなかった。吉井理人監督(60)は「前回のエスコンの時は久しぶりで、点とられたくないっていう気持ちが強すぎて、逆にうまくいかなかったんですけど、今日は冷静にしっかり投げてくれたんで、良かった」とたたえた。さらに「河村はやっぱり緩急のピッチングなんで、それを極めてほしい」と期待した。野手は初回に無死二、三塁のチャンスを作り、上田希由翔内野手(24)の中前適時打ですぐさま逆転。1死満塁から安田尚憲内野手(26)の中犠飛で3点目を奪った。吉井監督は初回の逆転劇について「高部のヒットから1、2、3で続いて、速攻で点とってくれたんで」と振り返った。7回にも1死三塁から西川史礁外野手(22)が右前適時打を放ち、突き放した。

◆ロッテ先発の河村説人投手(28)が5回6安打1失点と踏ん張り、22年5月11日以来となる待望の白星を手にした。今季2度目の先発は初回から試練。広岡、西川に連打を浴び、太田の右飛で1死一、三塁。続く頓宮に中前打を許し、いきなり先制を許した。だがここからが違った。追加点は与えず、粘りの投球で流れを相手に渡さなかった。前回8月14日の日本ハム戦では初回から3失点。「前回はエスコンで1点取られてズルズルいってしまった。今日はしっかり切り替えてバッターに向かっていこうと思っていました」と修正を口にした。試合後は約3年ぶりの勝利に「初めて勝った時より今日の方がうれしい」と声を弾ませた。「去年も今年も1軍で投げられなかったので、まずは1軍で投げられることが大事だと思います」とさらなる飛躍を誓った。

◆両軍のオーダーが発表され、オリックス・森友哉捕手(30)が「6番・DH」で先発する。森は7月7日に右太もも裏の筋損傷で戦線離脱。8月末に2軍で実戦復帰し、この日に1軍に合流、出場選手登録された。

◆ロッテ・石川柊太投手(33)が9日のオリックス戦(ZOZOマリン)に先発する。自身3連敗中の右腕はここ4登板で3度、7失点以上と大量失点が相次いでいる。脱却策はあるのか。「結果が出なくても投げさせてもらっている意味を自分の中でしっかりと捉えてやってるものの、それでも結果が出ないんで。すごく難しい日々ではある」と苦悩を明かした。7回無失点の好投で4勝目を挙げた7月21日のオリックス戦を最後に1カ月半、白星から遠ざかる。吉井監督は「ちょっとビッグイニングを作っちゃう癖があるんで、それが続いている」と指摘。突発的な炎上を防がない限り、自身もチームも勝利はままならない。石川柊自身は「甘くいっても、それを打ち損じてくれない、自分の今の球っていうところが一番問題」と球威不足に原因を求めている。「出力を上げることを意識した1週間だった。141キロの真っすぐが5キロ上がったら、甘くてもファウルになったりするし、他の変化球も生きる」と本来の球威を取り戻すことに活路を見いだす。悪循環を断ち、FA戦士の真価を示す登板にしたい。(片岡将)

◆ロッテの河村が5回1失点で3年ぶりの勝利を挙げた。立ち上がりは不安定だったが、二回以降は持ち直した。打線は0―1の一回に上田の2点適時打などで逆転。七回も1点を追加した。オリックスは連勝が3でストップした。

◆オリックスは11残塁の拙攻に泣き、最下位ロッテに敗れた。先発のエスピノーザは立ち上がりに苦しみ、一回に3失点。二回以降は修正して6回5安打3失点(自責2)と試合を作った。打線は一回に頓宮が先制打を放ったが、なかなか追加点を奪うことができなかった。二、六、七回にそれぞれ得点圏に走者を進めたが、いずれもあと一本が出ず。九回に1死一、三塁から太田の併殺崩れで1点を返したが、反撃もここまでだった。右太もも裏のけがから1軍に復帰した森は「6番・DH」で登録即スタメン出場したが、4打数無安打と快音を響かせることができなかった。

◆ロッテ・河村説人(ときと)投手(28)が5回1失点と好投し、3年ぶりの白星。お立ち台でファンの声援を受け「久しぶりだな」と感慨深げに言った。一回に3安打を浴びて1点を失ったが、打線がすぐさま3点を奪って逆転。二回には同い年の中堅手・高部が長打性の打球をファインプレーで阻止し「高部にめちゃくちゃ走らせちゃったんで、ご飯おごります」。2022年5月11日の楽天戦以来、1216日ぶりの勝利をつかんだ。北海道・白樺学園高、星槎道都大を経て入団1年目の21年に4勝を挙げたが、22年9月に右肘の手術を受けた。「手術翌年の春には復帰できると思っていたのが、痛みが引かず1年間投げられなかった。その1年がしんどかった」。一度は育成選手になり、心が折れかけた。それでも「リハビリを手伝ってくれた方や、僕以上に復活を諦めないでいてくれた人もいた」と周囲に励まされ、はい上がってきた。3年ぶりの登板だった8月14日の日本ハム戦では3回?を5失点。四球から崩れた前回の反省を生かし「しっかりストライクゾーンに。打たれてもいい」とストライク先行でテンポよく投げ込んだ。本拠地では21年10月以来、約4年ぶりの勝利、「初勝利よりもうれしいです」と万感の思いを込めた。(片岡将)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
75454 0.625
(-)
M15
(-)
19474
(-)
336
(-)
88
(-)
93
(-)
0.254
(-)
2.350
(-)
2
(-)
日本ハム
72503 0.590
(-)
4
(-)
18468
(-)
341
(-)
109
(-)
64
(-)
0.247
(-)
2.440
(-)
3
(-)
ORIX
63573 0.525
(↓0.004)
12
(↓0.5)
20430
(+2)
450
(+4)
85
(-)
54
(-)
0.259
(-)
3.370
(-)
4
(-)
楽天
57632 0.475
(-)
18
(-)
21381
(-)
440
(-)
61
(-)
99
(-)
0.247
(-)
3.360
(-)
5
(-)
西武
56633 0.471
(-)
18.5
(-)
21330
(-)
367
(-)
60
(-)
81
(-)
0.232
(-)
2.810
(-)
6
(-)
ロッテ
47723 0.395
(↑0.005)
27.5
(↑0.5)
21371
(+4)
483
(+2)
65
(-)
63
(-)
0.238
(-)
3.690
(↑0.01)