ソフトバンク(★2対4☆)楽天 =リーグ戦22回戦(2025.09.07)・みずほPayPayドーム福岡=
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楽天
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ソフトバンク
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勝利投手:藤井 聖(6勝5敗0S)
(セーブ:藤平 尚真(2勝2敗8S))
敗戦投手:松本 晴(6勝5敗0S)

本塁打
【楽天】ボイト(9号・3回表ソロ),太田 光(1号・4回表2ラン),ボイト(10号・5回表ソロ)

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◆楽天は1点を追う3回表、ボイトのソロで同点とする。続く4回に太田の2ランで勝ち越すと、5回には再びボイトのソロが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・藤井が6回5安打1失点の好投で今季6勝目。敗れたソフトバンクは、打線が8安打2得点とつながりを欠いた。

◆ソフトバンク松本晴投手(24)が7日の楽天戦(みずほペイペイドーム)で自己最多を更新する7勝目を目指す。登板前日のこの日は本拠地で最終調整し「いい準備ができた。本当にいい投球をするだけ」と意気込んだ。前回登板の8月31日ロッテ戦(ZOZOマリン)は2回0/3を7安打3失点(自責点1)と自己最短でノックアウトされた。「勝負していく姿を見てほしい」と雪辱を期した。

◆ソフトバンク柳町達外野手(28)が、プロ6年目で初めて4番起用された。柳町は今季ここまで楽天戦で打率3割4分3厘、2本塁打、8打点をマーク。先発の藤井にも、打率5割(8打数4安打)、1本塁打、1打点の好相性ぶりだ。チームは5連勝中で優勝マジックを16としている。

◆首位を走るソフトバンクが楽天のアーチ攻勢に沈み、連勝が5でストップした。先発の松本晴投手(24)が4回76球を投じ4安打3失点でKOされた。1-0で迎えた3回1死から3番ボイトに同点ソロを献上。1ボールから真ん中高めのスライダーを左中間ホームランテラス席へ運ばれた。続く4回は2死から四球を与え、同一塁で9番太田に手痛い勝ち越し2ランを被弾した。5回からは2番手で上茶谷大河投手(29)が登板も、同1死から再びボイトにソロ弾を許した。一方の打線は柳町達外野手(28)をプロ初の4番に据えるも、先発藤井を攻略できなかった。6回まで3イニングで得点圏に走者を進めるも、わずか1得点。相手左腕とは今季5度目の対戦となり、3勝(1敗)目を献上。防御率1・52と苦手左腕を打ち崩すことができなかった。

◆首位を走るソフトバンクが楽天のアーチ攻勢に沈み、連勝が5でストップした。それでも、2位日本ハムがオリックスに敗れたため、優勝マジックは1減って「15」となった。先発の松本晴投手(24)が4回76球を投じ4安打3失点でKOされた。1-0で迎えた3回1死から3番ボイトに同点ソロを献上。1ボールから真ん中高めのスライダーを左中間ホームランテラス席へ運ばれた。続く4回は2死から四球を与え、同一塁で9番太田に手痛い勝ち越し2ランを被弾した。5回からは2番手で上茶谷大河投手(29)が登板も、同1死から再びボイトにソロ弾を許した。一方の打線は柳町達外野手(28)をプロ初の4番に据えるも、先発藤井を攻略できなかった。6回まで3イニングで得点圏に走者を進めるも、わずか1得点。相手左腕とは今季5度目の対戦となり、3勝(1敗)目を献上。防御率1・52と苦手左腕を打ち崩すことができなかった。

◆左脇腹の違和感で欠場していたソフトバンク近藤健介外野手(32)が代打で8試合ぶりに出場した。2-4の8回2死一、二塁。1発出れば勝ち越しの場面だったが、カウント1-2から最後はボール球の低めフォークに空振り三振した。フルスイングし「大丈夫かなと思います」と患部は問題なし。9日は敵地で2位日本ハム戦との直接対決。小久保監督は「可能性はあります」と状態を見た上で、DHでのスタメン復帰を示唆した。

◆首位を走るソフトバンクが楽天のアーチ攻勢に屈し、連勝が5でストップした。先発の松本晴投手(24)が4回3失点KO。3回に同点ソロ、4回には手痛い勝ち越し2ランを献上した。打線も藤井対策で柳町達外野手(28)をプロ6年目で初めて4番に据えるも、6回まで1得点のみと攻略できず。本拠地黒星は8月16日以来も、2位日本ハムが敗れ、優勝マジックは1減って15となった。タカ党の歓声が、最後は大きなため息に変わった。2点を追う9回2死一、二塁。牧原大は二塁へのゴロを放ち、全力疾走で一塁ベースを駆け抜けた。判定はセーフ。満塁の好機かと思われたが、楽天側がリクエストを要求した。リプレー検証で覆り、連勝が5でストップ。本拠地黒星は8月16日のロッテ戦以来、実に9試合ぶり。小久保監督は「いい粘りだったけどね」と淡々と振り返った。誤算だったのは先発した松本晴だ。1点リードの3回に3番ボイトに同点ソロを献上。4回には2死から四球を与え、9番太田に手痛い勝ち越し2ランを被弾した。カウント3-1から真ん中直球を仕留められ、指揮官の表情も厳しかった。「(ストライクを)取りにいったホームラン。優勝争いをしている中で太田のホームランは『仕方ない』じゃ済まされない」。松本晴も「ホームラン2本で簡単に逆転されてしまった」と肩を落とした。打線改造も、苦手左腕の攻略につながらなかった。今季5度目の対戦となったが、先発藤井に3敗目(1勝)を喫した。6回まで3イニングで得点圏に走者を置くも、わずか1得点のみ。試合前まで対藤井に打率5割(8打数4安打)、1本塁打、1打点と好相性の柳町をプロ6年目で初めて4番に抜てき。初回、3回はともに四球を選ぶも、5回は2死一、三塁で見逃し三振。好機で、あと1本が出なかった。2位の日本ハムが敗れ、優勝マジックは1減って15とした。9日は敵地で新庄ハムとの直接対決1試合を控える。気持ちを切り替え、リーグ連覇へのカウントダウンを着実に進めていく。【佐藤究】

◆優勝へのマジックナンバーを「16」としているソフトバンクは柳町達外野手(28)が「4番・左翼」でスタメン出場する。4番で先発するのは初めて。前日6日の試合では無安打だったが、5日は4安打1打点。打撃で勝利に貢献を目指す。

◆ソフトバンクは「1番・遊撃」の野村勇内野手(28)が二回に遊撃への適時内野安打を放った。2死から海野隆司捕手(28)が右前打で出塁し、佐藤直樹外野手(27)が左前打を放つなどして得た2死二、三塁。直球を引っ張った野村の打球は三遊間へ。遊撃手の宗山が追いついたが、一塁に間に合わず三塁走者の海野が先制の生還を果たした。「先制のチャンスを絶対に生かそうと思いました。思い切って自分のスイングができた結果がタイムリーにつながってくれたと思います。勝ちにつなげられるように頑張っていきます」。5連勝中でマジック「16」で迎えた一戦で、リードオフマンとしてまずは自らのタイムリーで攻撃の口火を切った。

◆ソフトバンク先発の松本晴投手(24)はピリッとせず一発攻勢に沈んだ。立ち上がりの一回にいきなり無死一、二塁のピンチを迎えたがボイトとフランコから空振り三振を奪うなどしてしのぎ、二回には1死一、二塁で太田を空振り三振、中島を遊ゴロに仕留めて事なきを得た。だが味方が1点を先制して迎えた三回、1死からボイトに左越えソロを浴びて同点に追いつかれると、四回には簡単に2死を取った後、宗山を四球で出すと太田に右翼ホームランテラスへ今季1号の2ラン本塁打を献上。1-3と逆にリードを許した。五回から2番手で上茶谷大河投手(29)が登板し、松本晴は76球、4回4安打3失点で降板となった。

◆ソフトバンクは逆転負けを喫し、9月に入って続けていた連勝が5でストップした。打線は二回に野村勇内野手(28)の適時内野安打で1点を先制。しかし先発・松本晴投手(24)は2本の本塁打を浴びて逆転を許し、4回4安打3失点。五回から登板した上茶谷大河投手(29)もボイトにソロを浴びて追加点を奪われた。打線は八回に柳町達外野手(28)が右前適時打を放って2点差としたが、そこまでだった。

◆楽天が3本塁打の一発攻勢で連敗を4で止めた。三回にボイトのソロで追い付き、四回に太田の1号2ランで勝ち越し。五回にはボイトが2打席連続の10号ソロを放った。藤井が6回1失点で6勝目。ソフトバンクは5連勝でストップ。

◆楽天のボイトが三、五回に2打席連続でソロを放ち、チーム最多の10号に到達した。連敗ストップに大きく貢献し「非常にいい2発だった」と充実感をにじませた。米大リーグ、ヤンキースで2020年に本塁打王に輝いた大砲。6月に加入し、出場はこの日が46試合目。それでも「(来日前にプレーしていた)メキシコでも同じぐらいの試合数で12本打っていた。日本はなかなか難しいとは思うが、10本というペースは普通だと感じる」と風格を漂わせた。

◆楽天は28歳の同学年バッテリーが奮闘した。先発の藤井は再三のピンチを背負いながら6回を1失点にまとめ、チーム最多タイの6勝目。「低めに頑張って投げれば何とかなると思っていた。よく最少失点で粘り切れた」と汗をぬぐった。マスクをかぶった太田は1―1の四回に今季1号となる勝ち越し2ラン。「久しぶりに芯に当たった。(藤井)聖の状態が良かったので、何とか勝ちをつけたいと思っていたので良かった」と息をついた。

◆9月に入り続けていたソフトバンクの連勝が5でストップだ。同点で迎えた終盤、小久保裕紀監督(53)は相手先発・藤井との好相性をみて6年目・柳町をプロで初めての4番に据えて臨んだが、先発・松本晴ら投手陣が本塁打を計3本被弾し、逆転負けを喫した。「藤井は達(柳町)ぐらいしか打ててないので。石塚も前回、左投手に対して活躍したからいかせたが、結果が出なかった」2位・日本ハムも敗れたため優勝へのマジックナンバーは1つ減って15に。ただ、指揮官は相手先発・藤井に今季5試合で3敗目を喫したことを悔しがった。この試合前まで、今季藤井に打率・500(8打数4安打)だった柳町に中軸を託した結果は2四球、1三振。それでも藤井降板後の八回1死二塁で右翼への適時打を放った。「佑京さん(周東)が『お前4番ちゃうん』と言ってきた。またウソついてんのかなと思ったが、ずっと言っていたんで。びっくりした」と柳町。中学、高校でも4番の経験はなく、小学生以来となる役割で「1打席目は緊張したかな。不思議な感覚だった。2打席目以降は落ち着いてできた」と貴重な経験を得られた。小久保監督は猫の目のように変わるオーダーについて「固定が理想ですが、できないから」といい、左脇腹を痛めて8月29日のロッテ戦(ZOZOマリン)を最後にスタメンを外れて欠場していた近藤を久々に代打で起用(結果は空振り三振)するなど葛藤ものぞかせている。最後まで気を抜けないシビアな戦いが続くのは覚悟しなければならない。(上阪正人)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
75454 0.625
(↓0.005)
M15
(↑1)
19474
(+2)
336
(+4)
88
(-)
93
(-)
0.254
(-)
2.350
(↓0.01)
2
(-)
日本ハム
72503 0.590
(↓0.005)
4
(-)
18468
(+2)
341
(+3)
109
(+1)
64
(+1)
0.247
(↓0.001)
2.440
(↓0.01)
3
(-)
ORIX
63563 0.529
(↑0.004)
11.5
(↑1)
21428
(+3)
446
(+2)
85
(-)
54
(+1)
0.259
(↑0.001)
3.370
(↑0.01)
4
(1↑)
楽天
57632 0.475
(↑0.004)
18
(↑1)
21381
(+4)
440
(+2)
61
(+3)
99
(+1)
0.247
(-)
3.360
(↑0.01)
5
(1↓)
西武
56633 0.471
(↓0.004)
18.5
(-)
21330
(+2)
367
(+4)
60
(+1)
81
(+1)
0.232
(-)
2.810
(-)
6
(-)
ロッテ
46723 0.390
(↑0.005)
28
(↑1)
22367
(+4)
481
(+2)
65
(+1)
63
(-)
0.238
(-)
3.700
(↑0.02)