1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | 0 | 0 |
ソフトバンク | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 5 | 0 | 0 |
勝利投手:有原 航平(11勝8敗0S) (セーブ:杉山 一樹(3勝3敗24S)) 敗戦投手:荘司 康誠(3勝2敗0S) |

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◆ソフトバンクが5連勝。ソフトバンクは2回裏、海野の適時打で1点を先制する。続く3回には栗原の適時三塁打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・有原が7回3安打1失点の力投で今季11勝目。敗れた楽天は先発・荘司が試合をつくるも、打線が沈黙した。
◆首位ソフトバンクは優勝マジック「18」が点灯している。連覇へのカウントダウンが始まったが、今日の結果でマジックは3パターンに変動する。まずはマジック2減のパターン。ソフトバンク○と日本ハム●、もしくはソフトバンク△と日本ハム●の場合でマジック「16」となる。マジック1減のパターンは5つ。ソフトバンク○と日本ハム○、ソフトバンク○と日本ハム△、ソフトバンク△と日本ハム○、ソフトバンク△と日本ハム△、ソフトバンク●でも日本ハム●ならばマジック「17」だ。マジック消滅の場合は2パターン。ソフトバンク●と日本ハム○の場合は消滅する。ソフトバンク●で日本ハム△の場合も消滅。通常は対象球団が引き分けか負ければ自動的にマジック1減というのがセオリーだが、日本ハムが7日以降に全勝してソフトバンクが日本ハム以外に勝利しても最終成績が91勝48敗4分けで並ぶ。この場合は規定により直接対決で勝ち越しているチームの順位が上。つまり日本ハムが全勝のため、ソフトバンクとの対戦成績は13勝12敗になる。(現在は12勝10敗)。
◆ソフトバンク山川穂高内野手(33)が443打席に達し、シーズン年間の規定打席到達が確定した。楽天戦に「6番DH」で先発出場。3回にこの日2打席目に立ち、2年連続で到達した。今季は成績不振でベンチスタートもあり、6月16日には移籍後初めて2軍落ちも経験した。試合前時点で、ここまで打率2割2分4厘、ともにチーム最多の20本塁打、55打点をマークしている。
◆動画は下記X(エックス)のロゴをクリックすると見られますきっちり見ている??一塁走者の動きを見逃さない海野隆司 素早い牽制で投手を助ける?プロ野球(2025/9/6)??ソフトバンク×楽天??Live on DAZN #オレをみろ #sbhawks #だったらDAZN
◆楽天が5位後退の危機に立たされた。デーゲームでソフトバンクに敗れ、5位西武とゲーム差なしとなった。午後5時開始のロッテ戦で西武が勝てば、順位が入れ替わり、7月29日以来の5位に落ちる。先発の荘司康誠投手(24)は6回途中、4安打2失点。先発の責任投球回はクリアしたが、2回、3回と先頭への四球が失点につながった。「先頭打者の出塁が全て失点に絡んでしまい反省点が多い投球になってしまいました。何とか複数失点せずに済んだところだけは良かったかなと思います」と冷静に振り返った。打線はソフトバンク有原に5回まで無安打に抑えられた。
◆ソフトバンクが5連勝を飾り、貯金が今季最多を更新する「31」となった。さらに2位の日本ハムも敗れてマジックが一気に2減。「M16」で連覇に前進した。自身3連敗中だった有原航平投手(33)が7回3安打1失点の好投で11勝目。海野隆司捕手(28)は2回に先制適時打を放ち、先発有原を好リードするなど攻守に躍動した。ソフトバンクの最短優勝は18日。
◆ソフトバンク栗原陵矢内野手(29)が貴重な追加点をたたき出した。1点リードの3回2死二塁。楽天荘司の内角直球を仕留め、中越えの適時三塁打とした。「しっかり狙い球を定めて振り抜くことができた。孫オーナーが来られているので、力をいただけた」と振り返った。右脇腹痛を完治させ、8月末に約2カ月ぶりに戦列復帰。これで6試合連続安打とし、9月は月間打率4割2分1厘と好調だ。
◆ソフトバンク海野隆司捕手(28)が、守って打って5連勝に貢献した。守備で光ったのは6回だ。「狙っていました」。1点差に迫られ、併殺崩れで走者を残した1死一塁の場面で、強肩を発動した。一塁へ矢のバズーカけん制。慌てて戻った一塁走者の小森をタッチアウトにし、雄たけびを上げた。先発有原を救うビッグプレーに「有原さんに勝ちをつけたい気持ちだった」と胸を張った。最後までマスクをかぶり、有原、松本裕、杉山の3投手を好リード。1点差を死守した。打っては8番で先制打をマークした。0-0の2回2死一、二塁。「何としても1点を取りたいと思って打席に入った」。楽天荘司の外角直球を中前へはじき返した。3試合連続タイムリーとなった一撃が決勝打。有原の11勝をアシストし「あんまり(打撃は)期待されていないと思うんですけど...。その期待を裏切るような打撃をしたい」とにっこりだ。打率2割1分2厘で得点圏打率も2割3分7厘だが、ここへきて勝負強さを発揮している背番号62の鼻息は荒い。3日の試合前練習では王球団会長から「もったいない打席をつくるな。待ち構えて、(ボールを)しばけ」と金言をもらったという。今季は頻繁に打撃指導を受けており「よくご指導していただいて、ありがたく受け取っています」と感謝。お礼の気持ちをバットに込めた。優勝マジックは2つ減って16。リーグ連覇へ、攻守で存在感を示していく。【佐藤究】
◆首位ソフトバンクが5連勝で貯金を今季最多の31に増やした。日本ハムも敗れて、5日に点灯させた優勝マジックは一気に2減の16。2位に今季最大タイの4ゲーム差をつけ、リーグ連覇へ大きく前進した。3連敗中だった有原航平投手(33)が7回3安打1失点の好投で11勝目。孫正義オーナー(68)が観戦に訪れた御前試合で、苦しんでいた右腕が鮮やかな復活劇を見せた。最短優勝は18日だ。小久保監督がほっと一息ついた。開口一番に自ら「今年初めてオーナーが来られていた。何とか勝たないといけないという思いで、本当に緊迫したいい試合を勝ち切れて良かった」と胸をなでおろした。試合前には「前半戦はどうなるかと思ったけど、よく盛り返してきたね」と孫オーナーから激励されたという。4月終了時の最下位から驚異のV字回復。今季初の御前試合で、小久保ホークスの強さをしっかり披露した。先発陣の大黒柱、有原が復活した。自身3連敗中で、その間は全て5失点以上。猛省を繰り返してきた右腕が、この日は7回3安打1失点の快投。左打者の内角に食い込むカットボールを中心に、安定感ある本来のピッチングを見せた。「試合前にしっかりインコースに投げていこうと話をしていた。真っすぐもですけど、カットボールの精度がいいなと思っていた」。手応えは捕手の海野の同じだった。「海野もそのサインをたくさん出してくれた。いい投球できたんじゃないかなと思います」。4試合ぶりの11勝目を手にした右腕に笑顔が戻った。今カード前まで9勝10敗と唯一負け越していた楽天に連勝し、パ全球団相手に貯金をつくった。さらに6月以降は本拠地みずほペイペイドームで30勝3敗1分けで、勝率は驚異の9割9厘。福岡で圧倒的な力を見せつけ、指揮官は「これだけお客さんが入ってくれている。そこで変なゲームは見せられないと、チームとしても選手としても思うでしょう」とうなずいた。8月末のロードは2勝6敗と大きく負け越したが、9月は無傷の5連勝。ロードでの借金を取り返し、貯金は今季最多の31に伸ばした。この日は日本ハムも敗れ、優勝マジックは一気に2減の16。2位に今季最大タイの4ゲーム差をつけた。最短優勝は18日だが、小久保監督は「明日(7日)が大事です」と語気を強めた。今季9度目の同一カード3連勝で独走態勢に入る。【只松憲】
◆前夜に優勝マジック「18」を点灯させたソフトバンクは、「7番・右翼」で笹川吉康外野手(23)が先発する。5日の楽天戦(みずほペイペイ)で途中出場して今季初アーチとなる2ラン本塁打を放ったばかり。小久保裕紀監督(53)も「振りすぎている。当たったら飛ぶので」と苦笑するほどの豪快なスイングの持ち主。確実性も上げて長距離砲の真価を見せるときだ。
◆ソフトバンクは「8番・捕手」で先発した海野隆司捕手(28)が二回に先制の中前適時打を放った。先頭中村が四球で出塁し、2死から笹川が中前打を放ってつくった一、二塁の好機。カウント2-2から直球を中前にはじき返した。「先制のチャンスを絶対に生かそうと思いました。先制となるタイムリーになって良かったです。いいリードをして、有原さんに勝ちをつけられるように攻守ともに頑張っていきます」と声を弾ませた。守っては有原の鋭いカットボールを効果的に使う配球で前半4イニングを被安打ゼロで滑り出した。
◆ソフトバンクは1点リードの三回に栗原陵矢内野手(29)が適時三塁打を放って2-0とした。先頭の柳町が四球で出塁後、2死一塁で栗原がこの日2度目の打席を迎えた。1ボールからの直球を振り抜いた打球は中堅・辰己が目測を誤る大きな飛球となり、追いかけたグラブの先を越え、中堅フェンス手前に落ちるセンターオーバーの適時三塁打となった。前夜までの5試合で打率・474と好調を継続していた栗原は「しっかりと狙い球を定めて振り抜くことができました。今日は孫オーナーが来られているので、力をいただけたと思います。このあともいいゲーム、いいところを見ていただけるように頑張っていきます」と兜の緒を締めた。孫正義オーナー(68)観戦の「御前試合」で快勝を目指す。
◆ソフトバンクが接戦をものにして5連勝とした。2位日本ハムがオリックスに敗れたため、ソフトバンクの優勝へのマジックは「16」となった。二回に海野隆司捕手(28)の中前適時打で先制。三回には栗原陵矢内野手(29)の適時三塁打で1点を加えた。先発・有原航平投手(33)は六回に先頭・中島に内野安打を許すまでは無安打投球を続けた。この回、ボイトの左翼線への安打で招いた一、三塁からフランコの内野ゴロの間に1点を失ったが、その後はしのぎ、7回96球を投げて3安打1失点の快投。「早い回に点を取ってもらい、リズム良く投げることができたと思います。中盤に失点してしまいましたが、最少失点で粘ることができて良かった。守備に何度も助けてもらい、試合を作ることができ、野手の方には感謝したい」と汗をぬぐった。八回は松本裕樹投手(29)、九回は杉山一樹投手(27)とつないで逃げ切った。
◆7年目の楽天・辰己涼介外野手(28)が、国内フリーエージェント(FA)権を取得し「僕に関わってくれた全員の方々に感謝したいです」と明かした。今季は106試合に出場し、打率・246、7本塁打、32打点、19盗塁。2024年にベストナインに選出され、ゴールデングラブ賞4度受賞(21-24年)。この日のソフトバンク戦では途中交代し、球団は「体の出力が落ちたため」と説明した。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
75 | 44 | 4 | 0.630 (↑0.003) | M16 (↑2) |
20 | 472 (+2) | 332 (+1) | 88 (-) | 93 (-) |
0.254 (-) | 2.340 (↑0.01) |
2 (-) |
日本ハム |
72 | 49 | 3 | 0.595 (↓0.005) | 4 (↓1) |
19 | 466 (+1) | 338 (+3) | 108 (-) | 63 (-) |
0.248 (-) | 2.430 (↓0.01) |
3 (-) |
ORIX |
62 | 56 | 3 | 0.525 (↑0.004) | 12.5 (-) |
22 | 425 (+3) | 444 (+1) | 85 (-) | 53 (-) |
0.258 (-) | 3.380 (↑0.02) |
4 (1↑) |
西武 |
56 | 62 | 3 | 0.475 (↑0.005) | 18.5 (-) |
22 | 328 (+4) | 363 (-) | 59 (+1) | 80 (+1) |
0.232 (-) | 2.810 (↑0.02) |
5 (1↓) |
楽天 |
56 | 63 | 2 | 0.471 (↓0.004) | 19 (↓1) |
22 | 377 (+1) | 438 (+2) | 58 (-) | 98 (-) |
0.247 (↓0.001) | 3.370 (↑0.01) |
6 (-) |
ロッテ |
45 | 72 | 3 | 0.385 (↓0.003) | 29 (↓1) |
23 | 363 (-) | 479 (+4) | 64 (-) | 63 (-) |
0.238 (↓0.001) | 3.720 (↓0.01) |
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