ソフトバンク(☆11対0★)楽天 =リーグ戦20回戦(2025.09.05)・みずほPayPayドーム福岡=
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楽天
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ソフトバンク
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勝利投手:大津 亮介(4勝2敗0S)
敗戦投手:古謝 樹(5勝6敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】牧原 大成(5号・1回裏3ラン),笹川 吉康(1号・7回裏2ラン)

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◆ソフトバンクは初回、牧原大の3ランで先制に成功する。続く2回裏に柳町の適時打などで3点を加えると、7回には笹川の2ランが飛び出すなど、終わってみれば18安打で11得点を挙げた。投げては、先発・大津が7回無失点の力投で今季4勝目。敗れた楽天は、投打ともに振るわなかった。

◆ホークスファンで知られる人気声優の内田真礼(35)が、楽天戦の前に行われたセレモニアルピッチに臨んだ。背番号「1」のユニホームを着用して捕手役の庄子にワンバウンド投球。球場には大きな拍手が沸き起こったが「今日は意外と緊張してなかったです。上沢さんに投球練習を見てくださって何度も投げたんですけどノーバウンドならず...。ワンバウンドにはなりましたけど今まで一番きれいに投げられたと思います」と振り返った。内田が始球式やセレモニアルピッチを行うとソフトバンクは過去5戦5勝。「勝利の女神」は「めちゃくちゃプレッシャーです」と苦笑いしながら「光栄ですね。大好きなチームで『勝利の女神』って言われるなんて。人生でそういう風になるとは思わなかったので」と話した。背番号を「1」にした理由も「NO・1になってほしいという意味を込めて1にしました。今日も勝ってくれると思います」と笑顔だった。

◆動画は下記X(エックス)のロゴをクリックすると見られますポスターを狙い撃ちあまりにも絶好調牧原大成 2試合連発・先制3ランホームラン?プロ野球 (2025/9/5)??ソフトバンク×楽天??live on DAZN#オレをみろ#sbhawks#だったらDAZN

◆優勝マジック点灯間近のソフトバンクが、わずか7球で3点を先制した。1番起用された野村勇内野手(28)が2球目を中前打。2番の柳町達外野手(28)も4球目を中前打で続き、無死一、二塁のチャンスで3番の牧原大成内野手(32)が初球を右翼スタンドに運んだ。牧原大は2試合連発の5号3ラン。4連勝に向けて幸先のいいスタートとなった。ソフトバンクが勝利か引き分けで、2位の日本ハムが負ければ優勝マジック「18」が点灯する。【動画】絶好調ソフトバンク牧原大成が2戦連発 ポスター狙い撃ちの先制3ラン

◆ソフトバンクは育成選手のデービッド・アルモンテ内野手(17)が「左手有鉤(ゆうこう)骨鉤摘出術」を受けたと発表。競技復帰までは2~3カ月かかる見込み。

◆楽天の先発古謝樹投手(24)は試合開始から1死も取れず、わずか7球で3点を失うなど、5回14安打8失点と散々な内容だった。2回にも3点を失い、序盤で大量リードを許して6敗目。試合後は「何もないです。今日の登板で感じたことを今後の自分の糧とできるように練習していきたいです」と猛省した。前回8月27日ソフトバンク戦(秋田)でも序盤の失点が響いたが、失敗を生かせなかった。

◆首位ソフトバンクが今季最多18安打を放ち、11得点で完勝した。さらに4連勝で貯金30。2位の日本ハムが敗れれば優勝マジック18が点灯する。1回に牧原大成内野手(32)が先制3ラン。この一打が口火となり先発全員安打の猛打を見せた。小久保監督は「今日は初回が全て。あれでこっちのペースで試合を運べた」と値千金の一打にうなずいた。

◆ソフトバンク先発の大津亮介投手(26)がチーム9月連勝のバトンをしっかりつないだ。今季自身最長となる7回104球を投げて無失点。4勝目を手にした。「何としても0点で抑えたかった」。計7安打を許し、3者凡退に切ったのは1イニングだけだったが、無四球と丁寧な投球で要所を締めた。味方の大量援護にも気を緩めることなく投げ込んだ。「任されたチャンスをものにして、しっかりチームに貢献できるように投げていきたい」。勝負の9月戦線、細身の右腕がさらなる好投を誓った。

◆1軍昇格即スタメンとなったソフトバンク石塚綜一郎捕手(24)がプロ初の猛打賞だ。「7番左翼」で先発。初回の第1打席は二塁内野安打で果敢にヘッドスライディングした。3回の第2打席は先頭で右前打。さらに4回2死二塁では左前適時打「1打席目にヒットが出て、いいイメージで打席に入ることができている結果だと思います」。ファームでは広角に打てる打撃を磨いてきた。「1軍の舞台でプロ初の猛打賞。結果がついてきてくれてうれしいです」と笑顔だった。

◆ソフトバンク柳町達外野手(28)が4安打で気を吐いた。初回に先制を呼ぶ中前打を放つと、2回には無死一、三塁から中前適時打。「チャンスで追加点という気持ちだけでした。自分の打撃ができた」。その後も2本の安打を放ち、今季3度目の1試合4安打。3戦連続の2番スタメンで計7安打。しっかり仕事を果たした。▽ソフトバンク中村(2試合ぶりの先発4番で2回に右前適時打)「みんないい打撃をしているので、そのいいイメージを持って打席に入ることができました」

◆ソフトバンク笹川吉康外野手(23)が今季1号2ランを豪快にかっ飛ばした。守備から途中出場。7回1死二塁の自身第1打席で右越えアーチを放った。「ファームでの取り組みが結果としてついてきてくれて良かったです」。ウエスタンリーグでは本塁打と打点で2冠。5年目の左の大砲候補が成長の1発を見せた。

◆パ・リーグ首位のソフトバンクがついに優勝マジック18を点灯させた。今季122試合目。楽天に完勝して4連勝を飾り、2位の日本ハムが敗れたため、残り5球団の自力優勝の可能性が消滅した。先発全員安打で今季最多18安打を記録し、11得点で福岡移転後2648勝。2リーグ制以降に南海が大阪で記録した勝利数を抜いた。この日は精神的支柱の今宮健太内野手(34)が左ふくらはぎ痛で出場選手登録を抹消されたが、暗雲を振り払って連覇ロードをひた走る。独走優勝した昨季は91試合目の7月30日に点灯した優勝マジック。単独最下位、最大借金7を経験した今季は122試合目でM18がともった。苦しんできた小久保ホークスがV字回復を遂げ、連覇へのカウントダウンを開始。日本ハムとの一騎打ちはまだ変わらないが、着実に栄冠は近づいている。鮮やかで素早い先制劇だった。野村と柳町の1、2番コンビが6球で無死一、二塁の好機をつくると、牧原大が初球を右翼スタンドに放り込んだ。わずか7球で3点を先制。今季の開幕スタメンにいなかった3人が打線爆発の口火を切った。小久保監督は「よくバントのサインを出さなかったなと思います。直前まで迷いましたけど」と自身の決断を自画自賛。2戦連発で先制パンチを浴びせた牧原大はキャリア最多を更新する45打点目にも「数字よりもチームが勝つことを考えています」と冷静だった。打線はその後も攻撃の手を緩めず、終わってみれば先発全員安打を記録。今季最多18安打を放ち、11得点の完勝だ。唯一負け越していた対楽天も10勝10敗の五分に戻し、"借金返済"で苦手意識を払拭した。試合前の暗雲をあっさり吹き飛ばした。この日、不動のショート今宮が左ふくらはぎ痛で出場選手登録を抹消された。精神的支柱の離脱は痛いが、小久保監督は「それを言ってもしょうがない。もう慣れましたよ。今年は」と平然と話した。今季は開幕から故障離脱者が相次ぎ、今なお全員復帰には至っていない。近藤は左脇腹痛で6試合連続欠場、周東は下半身のコンディション不良を考慮されてスタメンから外れた。それでも、勝つ。ほぼ固定メンバーで優勝した昨季とは違う強さを見せつけている。これで福岡移転後2648勝。2リーグ制以降に南海が大阪で記録した勝利数を抜いた。名実ともに「博多のホークス」の強さを証明。今季は残り21試合。小久保監督は「勝てるゲームは全部勝つという気持ち」と勝ってかぶとの緒を締めた。【只松憲】

◆首位ソフトバンクに優勝マジック18が点灯した。楽天戦に勝利し、2位の日本ハムがオリックスに敗れたため、日本ハムの自力優勝の可能性が消滅した。連覇に向けてのカウントダウンが始まった。リーグ優勝した昨季は7月30日の91試合目にM42が点灯。今季はシーズン序盤に単独最下位を経験したが、122試合目での点灯となった。

◆ソフトバンクが勝ち、日本ハムが負け、ソフトバンクに優勝マジック18が点灯した。現日程の最短Vは18日。ソフトバンクに優勝マジック18が点灯した。日本ハムは残り20試合に全勝で92勝48敗3分け、勝率6割5分7厘。ソフトバンクは残り21試合のうち日本ハム戦3試合に敗れても、他カードで18勝すれば92勝47敗4分け、勝率6割6分2厘で上回る。2位以下の5球団に自力Vがなくなり、ソフトバンクにM18が出た。現日程の最短Vは18日。小久保監督は昨年に続いてM点灯。21、22年中嶋監督(オリックス)が監督1年目から2年連続優勝したが、この時は2年ともM点灯なし。新人監督から2年連続M点灯は15、16年工藤監督(ソフトバンク)以来だ。2年目の工藤監督は9月2日にM20点灯も、日本ハムに逆転優勝された。今季は小久保監督が逃げ切るか、それともまた日本ハムの逆転Vがあるか。

◆ソフトバンク・今宮健太内野手(34)が、左ふくらはぎを痛めたため出場選手登録を抹消された。前日4日のオリックス戦(みずほペイペイ)で守備中に打球を追った際に痛めたといい、六回に左前打を放った後に代走が送られていた。小久保裕紀監督(53)は「プレー中(のけが)だからね、仕方ない。(主力の離脱のアクシデントは)慣れた。(最短の)10日で戻ってこいとは言っている」と早期復帰を願った。今季は46試合に出場して打率・255、2本塁打、12打点。代わって石塚綜一郎捕手(24)が出場選手登録された。小久保監督は石塚について「スタメンで出場させる。スタメンで使おうと思って上げたわけじゃないんだけども、(先発機会が巡り)それも彼の持っている運」とチャンスを生かす活躍に期待した。

◆ソフトバンクは「7番・左翼」で石塚綜一郎捕手(24)が先発する。この日、今宮健太内野手(34)が左ふくらはぎを痛めて登録を抹消となったのに代わって石塚が出場選手登録され、即スタメン起用となった。2軍戦で51試合に出場し、打率・358、出塁率・467と好調をキープ。「ファームでやってきたことを出すだけ」と力を込めた。村上隆行打撃コーチ(60)は「彼は持っている。自分の打撃をしてくれれば」と期待した。

◆ソフトバンクが先発全員で今季最多の18安打を放って大勝。一回に牧原大の3ランで先制。二回は柳町の適時打などで3点。その後も加点し、4連勝で貯金は今季最多に並ぶ30。大津は7回無失点で4勝目。楽天は古謝が8失点と乱調。

◆楽天が3連敗を喫し、5位西武に0・5ゲーム差に詰め寄られた。古謝が5回を投げ、自己ワーストとなる14安打&8失点で6敗目。一回、牧原大に3ランを浴び「初回の入り方が悪かった」と猛省した。三木監督は「序盤で一方的な試合展開になったのは残念だけど、僕のせい。こちらでしっかり考える」と責任をかぶった。

◆首位のソフトバンクが勝ち、2位の日本ハムが負けたため、日本ハムの自力優勝の可能性が消滅し、ソフトバンクに優勝へのマジックナンバー18が点灯した。日本ハムは残り20試合に全勝で勝率・657(92勝48敗3分け)。ソフトバンクは日本ハムとの直接対決残り3試合に負けても、他の18試合に勝つと勝率・662(92勝47敗4分け)で上回る。現日程での最短優勝決定日は18日。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
74444 0.627
(↑0.003)
M18
(-)
21470
(+11)
331
(-)
88
(+2)
93
(-)
0.254
(↑0.002
2.350
(↑0.02)
2
(-)
日本ハム
72483 0.600
(↓0.005)
3
(↓1)
20465
(-)
335
(+2)
108
(-)
63
(+2)
0.248
(-)
2.420
(↑0.01)
3
(-)
ORIX
61563 0.521
(↑0.004)
12.5
(-)
23422
(+2)
443
(-)
85
(-)
53
(+2)
0.258
(-)
3.400
(↑0.03)
4
(-)
楽天
56622 0.475
(↓0.004)
18
(↓1)
23376
(-)
436
(+11)
58
(-)
98
(-)
0.248
(-)
3.380
(↓0.07)
5
(-)
西武
55623 0.470
(↑0.004)
18.5
(-)
23324
(+5)
363
(+3)
58
(-)
79
(+1)
0.232
(↑0.001)
2.830
(-)
6
(-)
ロッテ
45713 0.388
(↓0.003)
28
(↓1)
24363
(+3)
475
(+5)
64
(+1)
63
(+3)
0.239
(-)
3.710
(↓0.01)