西武(☆5対3★)ロッテ =リーグ戦20回戦(2025.09.05)・ベルーナドーム=
このエントリーをはてなブックマークに追加

 123456789
ロッテ
0030000003911
西武
00030200X51400
勝利投手:髙橋 光成(6勝7敗0S)
(セーブ:平良 海馬(3勝1敗27S))
敗戦投手:澤田 圭佑(1勝1敗1S)

本塁打
【ロッテ】上田 希由翔(2号・3回表3ラン)

  DAZN
チケットぴあ 西武戦チケット予約 ロッテ戦チケット予約
◆西武は3点を追う4回裏、古賀悠と西川の適時打で試合を振り出しに戻す。そのまま迎えた6回には、平沼の適時打と外崎の犠飛で2点を加え、勝ち越しに成功した。投げては、先発・高橋光成が6回3失点の好投で今季6勝目。敗れたロッテは、打線がつながりを欠いた。

◆西武の元監督の伊東勤氏(63)と、石井丈裕アカデミーコーチ(60)がセレモニアルピッチに登場した。この日は「ライオンズ75周年シリーズ」として開催。試合前のトークショーにも登場し、ファンを沸かせた。両者ともにノーバウンドの投球を披露。75周年を記念したユニホームを着用し、グラウンドで躍動した。伊東氏は「全くボールも握っていなくて、届くかどうか心配だったので、なんとかできて良かった。トークショーにも多くのファンが来てくれた。伊東のタオルやユニホームを着ている人もいたのでうれしかった」と笑顔を見せた。石井アカデミーコーチは「75周年という長い歴史のなかで、伊東さんと立たせてもらうのは名誉なこと。緊張感も久しぶりだったので、良かった」と話した。現在5位の古巣について伊東氏は「去年とは違う形が現れている。1つも負けられない戦いをしていく中で、選手たちは成長してくれると思うので、最後まで諦めずにやってほしい」とエールを送った。

◆ロッテ上田希由翔内野手(24)が先制弾を放った。0-0の3回、小川龍成内野手(27)が左前打、高部瑛斗外野手(27)が四球で出塁し、無死一、二塁の好機をつくる。西川史礁外野手(22)は空振り三振に倒れたものの、その間にダブルスチールに成功し、1死二、三塁とした。直後の上田が西武高橋の152キロ直球をバックスクリーンに運び、先制の3ランとなった。8月2日西武戦以来、今季2号本塁打は試合を動かす1発となった。上田は「最低でも犠牲フライをと思い打席に入りました。うまく捉えることができて良かった」と振り返った。チームは西武先発の高橋とは今季3度の対戦でわずか2得点しかできておらず、防御率0・47に抑えられていたが、上田が序盤で攻略した。【動画】ロッテ上田希由翔がバックスクリーン弾

◆西武源田壮亮内野手(32)が寝違えによる首痛のため、ベンチ入りメンバーを外れた。源田はこの日の試合前、グラウンドに姿を現していた。遊撃のポジションには、3試合ぶりに滝沢夏央内野手(22)が起用された。

◆動画は下記X(エックス)のロゴをクリックすると見られます逆球を見逃さない甘く入ったストレート上田希由翔 第2号3ランホームラン?プロ野球(2025/9/5)??西武×ロッテ??Live on DAZN #オレをみろ #chibalotte #だったらDAZN

◆西武古賀悠斗捕手(25)が10試合連続安打を記録した。古賀悠は「7番捕手」で3試合連続のスタメン出場を果たすと、0-3の4回1死二塁で迎えた第2打席。カウント3-2から、ロッテ先発ボスの内角カットボールを捉え、反撃の口火を切る右前適時打を放った。その後、2死二、三塁から西川に2点適時打が飛び出して同点に追いついた。8月以降、打率3割3分3厘を記録する打撃好調の女房役が、この日も打線を勢いづけた。

◆ロッテのオースティン・ボス投手(33)は5回10安打3失点で4月25日以来の勝利とはならなかった。2回、3回と粘って無失点に抑えていたものの、3-0の4回につかまった。1死から山村、古賀悠の連打で1点を返される。セデーニョを中飛に打ち取り2死としたが、2死二、三塁から西川に同点適時打を浴びた。「ゲームの入りは本当に良くて自分の思っているところへ思っているようなボールをコントロールできてしっかり投げられていたんだけど、4回5回はコントロール自体は良かったが、自分の思っていたような結果にはならなかった。3点を失ってから勝ち越しは許さないようになんとか粘って投げることはできた」と振り返った。これで5月2日のソフトバンク戦から16試合連続未勝利となった。

◆ロッテは逆転負けを喫し2連敗となった。先発のオースティン・ボス投手(33)は5回10安打3失点で4月25日以来の勝利とはならなかった。2回、3回と粘って無失点に抑えていたものの、3-0の4回につかまった。1死から山村、古賀の連打で1点をかえされる。セデーニョを中飛に打ち取り2死としたが、2死二、三塁から西川に同点適時打を浴びた。これで5月2日のソフトバンク戦から16試合連続未勝利となった。2番手で登板した沢田圭佑投手(31)が1死二、三塁から平沼に勝ち越し打を許し、直後の外崎にも中犠飛で追加点を与えた。打線は上田希由翔内野手(24)が3回1死二、三塁から西武高橋の152キロ直球をバックスクリーンに運び、先制の3ランを放ったが、その後は得点できなかった。

◆西武はロッテとの接戦を制し、6月以来の3連勝となった。同点の6回、ロッテ2番手沢田を攻め立て、先頭セデーニョ内野手(27)が左越え二塁打、滝沢夏央内野手(22)の内野安打で好機をつくる。1死後二盗で1死二、三塁とすると、平沼翔太外野手(28)の右前適時打、外崎修汰内野手(32)の中犠飛で勝ち越しに成功した。先発の高橋光成投手(28)は3回、ロッテ上田に3ランを浴びるも、その後は毎回走者を背負いながら粘りの投球を見せ、6回3失点で後続にマウンドを託した。7回以降は救援陣がつなぎ、逃げ切った。4位楽天が負ければ0・5ゲーム差に迫るなか、投打がかみ合った勝利で、上位浮上へ勢いに乗った。

◆西武高橋光成投手(28)が3回に先制3ランを浴びたものの、何とか粘って6勝目を挙げた。4回は無死二、三塁を無失点で切り抜け、その裏に味方が同点に。「結果としてああいう流れになったのは良かったです」。直球は今季自己最速タイの155キロをマークしたが「コマンド力というか、狙ったところにいかなかったので、そこは修正していきたい」と課題も口にした。

◆ロッテは逆転負けを喫し2連敗となった。先発のオースティン・ボス投手(33)は5回10安打3失点で4月25日以来の勝利とはならなかった。2回、3回と粘って無失点に抑えていたものの、3-0の4回に1死から山村、古賀の連打で1点をかえされる。さらに、2死二、三塁から西川に同点適時打を浴びた。これで5月2日のソフトバンク戦から16試合連続未勝利となった。吉井理人監督(60)は「今日みたいに下位打線を出してたらやっぱり勝てない」と振り返った。2番手で登板した沢田圭佑投手(31)が1死二、三塁から平沼に勝ち越し打を許し、直後の外崎にも中犠飛で追加点を与えた。打線は上田希由翔内野手(24)が3回1死二、三塁から高橋の152キロ直球をバックスクリーンに運ぶ3ランで先制。4回には無死二、三塁のチャンスをつくったが後続の松川虎生捕手(21)が遊ゴロで走者を進められず。小川龍成内野手(27)がスクイズを試みるも追い込まれ一ゴロになり無得点に終わった。吉井監督は「松川のところで作戦考えたんですけど、初スタメンだったんで、打たせてあげたいっていうのがあった。小川はカウントが1ストライクの後だったので、変化球が来るかなと思ったところでよくファウルにしてくれた。こっちがスクイズのサインを出すタイミングをちょっと間違えた。選手たちはちゃんとやってくれたんで。こっちの作戦が失敗です」と責任を負った。

◆獅子のリードオフマンが帰ってきた。西武西川愛也外野手(26)は1-3の4回2死二、三塁、ロッテ先発ボスのチェンジアップを捉え、右前に運んだ。「みんながつないでくれた。気持ちで打った」と流れを呼び込む2点適時打で打線を勢いづけた。今季は開幕からシュアな打撃と広い守備範囲を武器に、中堅の定位置をつかんだ。全試合フルイニング出場が続いていたなかで、アクシデントが発生。8月9日に右肩違和感を発症して登録抹消、チームを離脱することとなった。「早く打席に立ちたい、早くヒットを打ちたいという思いが本当に強かった」と仲間の試合を見守りながらリハビリに励み、2日楽天戦からチームに復帰した。この日は復帰後初打点に加え、3、8回にも安打を放った。3安打猛打賞を記録し、久しぶりのお立ち台に立つと「ただいま!」と帰りを待ち望んでいたファンに右手を上げた。3日には初の規定打席に到達した。充実したシーズンも残りわずかとなり「(最後まで)駆け抜けたい」。チームは6月以来となる3連勝で4位楽天に0・5ゲーム差に迫った。上位浮上へ、好調の獅子打線を切り込み隊長が引っ張る。【北村健龍】

◆西武はロッテとの接戦を制し、6月以来の3連勝となった。同点の6回、ロッテ2番手沢田を攻め立て、先頭セデーニョ内野手(27)が左越え二塁打、滝沢夏央内野手(22)の内野安打で好機をつくる。1死後二盗で1死二、三塁とすると、平沼翔太外野手(28)の右前適時打、外崎修汰内野手(32)の中犠飛で勝ち越しに成功した。先発の高橋光成投手(28)は3回、ロッテ上田に3ランを浴びるも、その後は毎回走者を背負いながら粘りの投球を見せ、6回3失点で後続にマウンドを託した。7回以降は救援陣がつなぎ、逃げ切った。西口文也監督(52)は「成長してもらいたい選手たちが、結果を出して、それが勝ちにつながっているということは、本当に良いこと。2アウトからでも、点数が取れるようになって頼もしい」と選手をたたえた。逆転勝利で4位楽天に0・5ゲーム差に迫った。

◆「ライオンズ75周年シリーズ」として開催される今3連戦で、西武OBで2004-07年に監督も務めた伊東勤氏(63)がセレモニアルピッチを務めた。今季の西武について、伊東氏は「若い野手の生きが良いのがだいぶそろってきた」と評した。一方で、球宴後の失速でクライマックスシリーズ(CS)進出も極めて厳しい状況の中、「西口(監督)には『おまえ、毎日ボケっとやってんじゃないよ』と活を入れてきた」と話していた。

◆ロッテは「3番・一塁」で先発した上田希由翔内野手(24)が三回に2号3ランを放って先制した。0-0の三回1死二、三塁と先制の好機。西武先発の高橋が投じた初球152キロを完璧にとらえると、打球はぐんぐん伸びてバックスクリーンに飛び込む先制の一発となった。8月2日の同カード以来、約1カ月ぶりの一発。7月17日のソフトバンク戦(北九州)で六回にプロ1号を放つも、その後に雨脚が強まり試合はコールドゲームに。まさかの〝幻の1号〟となっていたが正真正銘の1号を放ったのがこのベルーナドーム。ゲンのいい敵地で好相性を示した。

◆西武が逆転勝ちで3連勝。0―3の四回に古賀悠と西川の適時打で追いつき、六回に平沼の適時打と外崎の犠飛で2点を勝ち越した。高橋は6回3失点の粘投で6勝目。ロッテは序盤に上田の本塁打で奪ったリードを守れなかった。

◆ロッテ先発のボス投手(33)は三回に上田の3ランで援護をもらいながら、四回に4安打を集められてリードを吐き出すなど5回3失点。4月25日の日本ハム戦を最後に約4カ月間、白星から遠ざかる助っ人に吉井監督は「打者が20人くらいになると球威が下がってややこしくなる。今日みたいに下位打線を出していたら勝てない」とバッサリだった。

◆西武が交流戦中の6月14-17日以来の3連勝を逆転で飾った。1-3の四回2死二、三塁で、西川愛也外野手(26)が右前に同点の2点打。「いい場面で打てたので最高です」と振り返った。右肩の違和感から復帰初戦の2日の楽天戦から試合前のベンチ前での声出し役を担当しての3連勝とあり、「僕のおかげですね(笑)」。3日には8年目で初めてシーズン規定打席に到達しており、「最後まで駆け抜けたい」と力を込めた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
74444 0.627
(↑0.003)
M18
(-)
21470
(+11)
331
(-)
88
(+2)
93
(-)
0.254
(↑0.002)
2.350
(↑0.02)
2
(-)
日本ハム
72483 0.600
(↓0.005)
3
(↓1)
20465
(-)
335
(+2)
108
(-)
63
(+2)
0.248
(-)
2.420
(↑0.01)
3
(-)
ORIX
61563 0.521
(↑0.004)
12.5
(-)
23422
(+2)
443
(-)
85
(-)
53
(+2)
0.258
(-)
3.400
(↑0.03)
4
(-)
楽天
56622 0.475
(↓0.004)
18
(↓1)
23376
(-)
436
(+11)
58
(-)
98
(-)
0.248
(-)
3.380
(↓0.07)
5
(-)
西武
55623 0.470
(↑0.004)
18.5
(-)
23324
(+5)
363
(+3)
58
(-)
79
(+1)
0.232
(↑0.001
2.830
(-)
6
(-)
ロッテ
45713 0.388
(↓0.003)
28
(↓1)
24363
(+3)
475
(+5)
64
(+1)
63
(+3)
0.239
(-)
3.710
(↓0.01)