DeNA(☆7対6★)ヤクルト =リーグ戦19回戦(2025.09.05)・横浜スタジアム=
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ヤクルト
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DeNA
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勝利投手:佐々木 千隼(1勝1敗0S)
(セーブ:伊勢 大夢(0勝4敗7S))
敗戦投手:高梨 裕稔(2勝5敗0S)

本塁打
【ヤクルト】村上 宗隆(18号・9回表3ラン)
【DeNA】筒香 嘉智(15号・6回裏ソロ)

  DAZN
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◆DeNAは1点ビハインドの6回裏、筒香のソロと代打・オースティンの適時打で2点を奪い、逆転に成功する。続く7回には佐野の適時打などで3点を加え、リードを広げた。投げては、2番手・佐々木が移籍後初勝利。敗れたヤクルトは、最終回に村上の3ランで1点差に迫るも及ばなかった。

◆台風15号の影響で東海道新幹線に遅れが生じていたが、広島から移動してきたDeNAナインは無事に本拠地・横浜スタジアムに到着した。DeNA山崎康晃投手(32)は午前中にXで「新幹線動かない動けーっ!!! #東海道新幹線」とつぶやき、不安な移動状況を明かしていた。午後2時時点では、選手たちが続々と球場入りし、室内練習場で調整。午後4時現在は雨も弱まり、グラウンドではシートのかかっていないスペースでヤクルトナインがキャッチボールを行うなど試合前練習を実施。シートもはがされ、整備が進んでいる。

◆下半身コンディション不良でファーム調整していたヤクルト山田哲人内野手(33)が12日ぶりに1軍復帰した。試合前は室内練習場で汗を流した。「症状的には軽度だったので、こうやって早く呼ばれたのかなと思う。チーム状況もこのような状況ですけど、その中でも応援してくれる人、たくさん球場に来てくれる人がいる。1試合でも多く勝てるように」と気持ちを高めた。2軍では池山2軍監督と打撃フォームの微調整を施し、1軍復帰に備えてきた。山田は8月24日阪神戦(神宮)で下半身の張りで途中交代し、翌25日に出場選手登録を抹消されていた。イースタン・リーグでは2試合に出場した。また並木秀尊外野手(26)も約2カ月ぶりに1軍復帰となった。西川遥輝外野手(33)と丸山和郁外野手(26)は2軍合流となった。

◆下半身コンディション不良でファーム調整していたヤクルト山田哲人内野手(33)が12日ぶりに1軍復帰した。「6番二塁」で即スタメン出場。試合前は「こういう成績、チームの状況でも応援してくれる人がいる。1試合でも勝てるように」と気持ちを高めた。フルスイングを貫き、守備でも軽快な動きを見せた。離脱中にチームは3年連続のV逸が決定し、高津監督の今季限りでの退任が決まった。監督としてだけでなく、1軍投手コーチ、2軍監督時代も目をかけてもらった。山田は「これは個人的なことかもしれないですけど、監督と野球ができるのも残り少ないわけですから、そういう思いもかみしめながら、いろんな思いを持ってプレーしたい」と胸中を語った。8月24日阪神戦(神宮)で下半身の張りで途中交代し、翌25日に出場選手登録を抹消されていた。ファームではコンディションを万全に整えるだけでなく、打撃フォームの微調整を施した。映像を見ながら、若手時代から指導を受けてきた池山2軍監督と対話を重ね、戦列復帰に備えてきた。背番号1の帰還を祝福するように、打線は小刻みに安打を重ねた。4回までにすべて単打で10安打をマークした。

◆DeNAアンドレ・ジャクソン投手(29)は、球団の外国人投手として3人目となる2桁勝利がかかっていたが、今季最短の4回3失点で降板した。味方が先制点を奪うとすぐに同点に追いつかれ、その後も味方が勝ち越した直後に逆転を許す苦しい展開となった。ヤクルトの主砲村上は、走者を背負った場面で3打数無安打に抑えたが、被安打10と不安定な投球内容だった。

◆動画は下記X(エックス)のロゴをクリックすると見られますSwing, blast, GoT To Go!まさにスーパーな状態逆方向へ弾丸ライナーが突き刺さる筒香嘉智 第15号同点ホームラン?プロ野球(2025/9/5)??DeNA×ヤクルト??DAZN 無料ライブ配信中#無料だぞーん #華金野球#オレをみろ #baystars #だったらDAZN

◆3位DeNAは逆転勝ちし、2位巨人が中日に敗れたため、ゲーム差を0・5に縮めた。先発のアンドレ・ジャクソン投手(29)は4回3失点で今季最短降板となったが、1点ビハインドでマウンドに上がった2番手佐々木千隼投手(31)が2回を無失点に抑え、試合の流れを呼び込んだ。6回2死、1点を追う場面で、筒香嘉智外野手(33)の左越え15号ソロで同点。さらに後もつながり、2死一、二塁から代打タイラー・オースティン内野手(33)が左中間への適時打を放ち、走者2人が生還して勝ち越しに成功した。佐々木は、ロッテ時代の22年7月23日の日本ハム戦(札幌ドーム)以来の白星で、DeNA移籍後初勝利となった。主砲の一振りから勢いづいた打線は終盤にも追加点を挙げて、リードを広げた。▽DeNA筒香(6回に15号となる同点ソロ)「勝ち試合で打ったことがうれしい。もう1、2段階良くなると思っています」

◆ヤクルトがDeNAに逆転負けした。1点リードの6回。先発高梨裕稔投手(34)が2死からDeNA4番筒香に力勝負で屈した。カウント1ー2から144キロ直球が狙いよりも真ん中に吸い込まれた。勝負球が甘くなり、左翼席に同点アーチを献上。リズムを崩すと、山本に右前打、度会に四球を与えた。同点に追い付かれ、なおも2死一、二塁で降板。火消し役を託された2番手矢崎拓也投手(30)がオースティンに決勝の中前適時打を浴びた。7回は3番手石山泰稚投手(37)が勢いづいたDeNA打線につかまった。3安打を浴び、追加点を献上。山本大貴投手(29)も暴投と中堅手・岩田幸宏外野手(28)の適時失策で失点した。流れを完全に奪われた。打線はDeNA先発ジャクソンに対し、小刻みな安打を重ねて攻略した。4回までに、すべて単打で10安打を集め、3得点を奪った。3回は2死一、三塁からホセ・オスナ内野手(32)が二塁強襲の適時打を放った。4回は1死二、三塁から浜田太貴外野手(25)が中前への2点適時打を決めた。ジャクソンは打ち崩したが、5回以降はDeNAの継投策に封じられた。

◆元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が、公式YouTube「解体慎書」で、本塁打を量産するヤクルト村上宗隆内野手(25)の打撃について、日本人最多のシーズン56本塁打をマークした3年前の姿に近いことを指摘した。上半身のコンディション不良から復帰後、34試合で18本塁打をマークすることについて、宮本氏は「56本打った時にちょっと近くなってきてますよね」と称賛した。宮本氏は「僕はああやって打てばいいのにって思うんですよ。(広島戦で)バックスクリーン3連発ですよ。あそこから逆方向が彼は打球が上がりやすいんですよ。引っ張りにいくと打球が上がらないことが多いので。結果、引っ張るときはガシャッと詰まって振り切ったら、彼なら神宮やったら入るんです。でも、基本的にセンターのバックスクリーンにホームランを打っていくスタイルをやってれば、これくらい打つんだろうなっていう感じです」と解説した。さらに「例えば、インコースをやっつけてやろうとか、もっと飛ばしたいって気持ちがたぶん引っ張ってたと思うんですけど。これは本人に聞いてないんでわからないですけど。(今は中堅から逆方向に)ポンッ、ポンッと打ってるんですよ。そのポンッが、すげぇ飛ぶわけですよ、やっぱり。あれだと打球が上がりやすくなるから、ああやって打ってて、例えばインコースに来た時にポンッと回った時にピュンって上に上がった打球を打ち出すと、本当に手が付けられなくなると思います」と話した。

◆動画は下記X(エックス)のロゴをクリックすると見られますもう表現のしようがない...衝撃の量産スピード復帰後34試合で18本塁打村上宗隆 バックスクリーンへの3ランホームラン?プロ野球(2025/9/5)??DeNA×ヤクルト??DAZN 無料ライブ配信中#無料だぞーん #華金野球#オレをみろ #swallows #だったらDAZN

◆最後の最後に特大アーチをかけた。ヤクルト村上宗隆内野手(25)が直近7戦8発となる18号3ランを放った。4点を追う9回1死一、二塁。DeNA入江の真ん中低め直球をバックスクリーンに運んだ。「いいホームランが打てている」。白星にはつながらなかったが、勝敗を超えて存在感が際立った。台風15号が通り過ぎた横浜の夜空だった。昼に降り注いだ豪雨は試合前に上がり、掲揚台の旗は不規則に大きく揺れた。村上も4打席目までは無安打に沈黙。嵐の前の静けさだった。「序盤のチャンスの打席で早く点を取れていれば」と3回と4回の得点圏の凡退を反省し、最後に1点差に迫る特大弾の"嵐"を巻き起こした。高津監督は「打球の角度とか、しっかりスイングするのとか、非常にいい状態。これだけの数字、本塁打が出るわけですから」と最敬礼だった。3日巨人戦は京セラドーム大阪のバックスクリーン5階席の壁にぶち当てた。岐阜決戦だった4日巨人戦は3年ぶり満塁弾を含む2本塁打を決めた。「目の前の打席に集中するだけ。(ペースを)続けているのはいいこと」。35試合でセ・リーグ3位となる18本塁打だ。異次元すぎるペースが止まらない。【上田悠太】

◆ヤクルト山田哲人内野手(33)が1下半身のコンディション不良から12日ぶりに1軍復帰した。フル出場で5打数1安打。離脱中にチームは3年連続のV逸が決定し、高津監督の今季限りでの退任が決まった。残り24試合に向け、山田は「これは個人的なことかもしれないですが、監督と野球ができるのも残り少ないわけですから、そういう思いもかみしめ、いろんな思いを持ってプレーしたい」と胸中を語った。

◆DeNA佐々木千隼投手(31)が移籍後初勝利を飾った。1点ビハインドの5回から2番手で登板し、2回を無失点に抑えて終盤の逆転勝利を呼び込んだ。「横浜でも勝ててうれしいです」と笑顔。試合後にはお立ち台でもらった球団公式マスコットのキララのぬいぐるみを抱え、「もう1匹います」と、自宅にあるスターマンとおそろいになったことを明かした。三浦監督も「相手の流れをしっかり止めてくれた」と称賛した。

◆DeNAの筒香嘉智外野手(33)が15号同点ソロを放ち、勝利の流れを呼び込んだ。1点を追う6回2死無走者の場面で、追い込まれながらもヤクルト先発高梨の外角低め直球を捉えた。鋭い打球は、逆方向の左翼席へ一直線に飛び込む同点弾に。筒香は「2ストライクだったので変化球も頭に入れながらでしたが、うまく反応できたかな」と振り返った。後半戦で9本塁打と調子を上げている中、今季初の逆方向への一発に関しては「1つのバロメーターです。逆方向に強い打球が飛んでいるっていうのは、いいかなと。でも、めちゃくちゃいいってところまではいってないので。まだもう1段階、2段階上にいけると思います」と手応えを語った。

◆ヤクルトがDeNAに逆転負けした。1点リードの6回。先発高梨裕稔投手(34)が2死からDeNA4番筒香に力勝負で屈した。カウント1ー2から144キロ直球が狙いよりも真ん中に吸い込まれた。勝負球が甘くなり、左翼席に同点アーチを献上。リズムを崩すと、山本に右前打、度会に四球を与えた。同点に追い付かれ、なおも2死一、二塁で降板。火消し役を託された2番手矢崎拓也投手(30)がオースティンに決勝の中前適時打を浴びた。高梨について、高津臣吾監督(56)は「もうちょっとゲームの流れが分かってきて欲しいと思う。勝負どころや、これだけはダメというのを、そろそろ分かって欲しい」と課題を挙げた。7回は3番手石山泰稚投手(37)が勢いづいたDeNA打線につかまった。3安打を浴び、追加点を献上。山本大貴投手(29)も暴投と中堅の岩田幸宏外野手(28)の適時失策で失点した。流れを完全に奪われた。打線はDeNA先発ジャクソンに対し、小刻みな安打を重ねて攻略した。4回までに、すべて単打で10安打を集め、3得点を奪った。3回は2死一、三塁からホセ・オスナ内野手(32)が二塁強襲の適時打を放った。4回は1死二、三塁から浜田太貴外野手(25)が中前への2点適時打を決めた。4点を追う9回は1死一、二塁から村上宗隆内野手(25)が18号3ランを放ったが、1点及ばなかった。打線について、高津監督は「バッティングはよかったと思います。みんなが狙い球を絞ってね。(8回まで)長打と四球がなかったので、なかなか点に結びつかなかったですが、バッティングに関しては積極的に仕掛けて、いい結果だと思います」と高く評価した。

◆「2番遊撃」でスタメン出場したヤクルト長岡秀樹内野手(23)がコンディション不良で途中交代した。3回は1死から右前打で出塁し、そこから生還。遊撃守備でも三遊間の打球を好捕していた。しかし、4回1死一塁で代打伊藤を送られた。高津監督は「ちょっと違和感が出たので代えました。(症状が出たのは3回の)守備だけじゃないのですけど...」と説明。違和感の部位は伏せた上で、6日DeNA戦の出場に関しては「おそらく大丈夫な範囲だと思います」とした。

◆下半身のコンディション不良で戦線離脱していたヤクルト・山田哲人内野手(33)と並木秀尊外野手(26)が1軍に合流した。山田は8月25日に出場選手登録を外れ、今月2日のイースタン・リーグ、巨人戦(ジャイアンツタウン)に「3番・DH」で実戦復帰。3日の同戦では二塁の守備にも就いており「いろんな動きが入ったけど、全く痛みはない。何とか早く1軍に上がりたい」と話していた。並木は7月10日にコンディション不良で出場選手登録を外れ、その後はファームでリハビリ。8月22日のイースタン・リーグ、西武戦(カーミニーク)で実戦復帰し、8試合で打率3割、2盗塁を記録していた。

◆わずか12日で1軍の舞台に帰ってきた。下半身のコンディション不良で戦線離脱していたヤクルト・山田哲人内野手(33)が1軍に合流。「6番・二塁」でスタメンに名を連ねた。「症状的には軽度だったので、早く呼ばれたのかなと思う」8月25日に出場選手登録を外れ、2軍で調整。「いろんな人と会話をした」と有意義な時間を過ごした。9月2日のイースタン・リーグ、巨人戦(ジャイアンツタウン)で実戦復帰。敵地の監督室では、池山2軍監督とともに映像を見ながら会話し、「もっとこうした方がいいんじゃないか」などと打撃の助言をもらった。具体的な内容は明かさなかったが、「(池山2軍)監督の場合は技術(の助言が多い)」と説明。意見を吸収した。最下位のチームは、主将が離脱中の8月31日に優勝の可能性が完全消滅。9月3日には自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性も消えた。「その中でも応援してくれる人や、たくさん球場に来てくれる人がいるので、1試合でも勝てるようにと思っている」。主将としてチームを引っ張る覚悟だ。今季限りで退任する高津監督については「感謝というのが一番。しゃべりきれない」と思いを吐露。30試合を切った残りのシーズンへ「監督と野球ができるのも少ないわけですから、そういう思いも噛みしめがら、いろんな思いを持ってプレーしたい」と力を込めた。燕の背番号1が一振りに魂を込める。(武田千怜)

◆2年目の真価が問われている。DeNA・度会隆輝外野手(22)が「6番・左翼」で、8月31日の1軍再昇格後、2度目の先発に名を連ねた。台風15号の影響で一部選手の広島からの移動に遅れが出たが、無事に球場入りし、室内練習場で準備を進めた。「すごく順位争いが激しい中で呼んでいただいた。チームの戦力になれるように頑張りたい」試合前時点で、打率・221、4本塁打、21打点。ルーキーイヤーの昨季は鮮烈なデビューを果たしただけに、飛躍が期待される。守備に課題が残り、7月21日に出場選手登録を抹消された。イースタン・リーグでは打率・378と敵なし。石井、鈴木両野手コーチの下で毎朝の特打に取り組み、重さ10キロのベストを羽織ってバットを振った。「走攻守全てにおいてしっかりと準備ができている。自分のセールスポイントであるバッティングはやりたいことがしっかりできている」と振り返った。石上が右小指骨折で離脱したこともあって、1軍に昇格。プロ初本塁打を放った2日後に戦列を離れた同期に「今年もずっと一緒に戦ってきて、初本塁打を打ったのも見ていた。これからもずっと切磋琢磨(せっさたくま)していきたい」と思いを背負う。シーズンも最終盤。抜群のスター性を秘めた男が奮起する。(阿部慎)

◆DeNA・筒香嘉智外野手(33)が4月8日以来、約5カ月ぶりに4番で先発出場し、1点を追う六回2死で同点の15号ソロを放った。外角の直球を逆らわずに左翼席へ運び「ハードコンタクトを意識して打席に入った」と振り返った。反撃ののろしを上げる一発となり、続く山本が右前打、度会が四球を選んで2死一、二塁の好機をつくると、代打のオースティンが中前適時打を放った。筒香は8月に出場11試合で8本塁打と状態を上げており、30日の中日戦では1試合3本塁打を放っていた。

◆DeNAが逆転勝ち。2―3の六回に筒香のソロで追い付き、なお2死一、二塁から代打オースティンの適時打で勝ち越し。七回に3点を加え、追い上げをかわした。ヤクルトは九回に村上が3ランを放ったが及ばなかった。

◆DeNAが逆転勝ち。2―3の六回に筒香のソロで追い付き、なお2死一、二塁から代打オースティンの適時打で勝ち越し。七回に3点を加え、追い上げをかわした。ヤクルトは九回に村上が3ランを放ったが及ばなかった。

◆現役ドラフトでロッテからDeNAに加入して2季目の佐々木千隼投手(31)が、2-3の五回から2番手で登板し、2回無失点の好投で移籍後初勝利を挙げた。六回は先頭のバント安打から2死三塁のピンチを背負ったが、伊藤を得意のスライダーで空振り三振に斬った。逆転への道筋をつけ「何とか流れを持ってくるぞとマウンドに上がった。(バッテリーを組んだ)祐大の要求通り投げられた」と納得顔で振り返った。三浦監督は「相手の流れを止め、いい流れを呼び込んでくれた」とたたえた。

◆DeNAが逆転勝ち。2―3の六回に筒香のソロで追い付き、なお2死一、二塁から代打オースティンの適時打で勝ち越し。七回に3点を加え、追い上げをかわした。ヤクルトは九回に村上が3ランを放ったが及ばなかった。

◆六回に代打で出たDeNA・オースティンが決勝の中前適時打を放った。同点に追いついてなお2死一、二塁で、フルカウントから代わりばなの矢崎のフォークボールを捉えた。故障がちの助っ人は6日で34歳。首脳陣は状態を見極めながらベンチスタートを挟みつつ起用している。ここぞで結果を残し「チャンスで打ててうれしい」と笑みを浮かべた。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が、3試合連続となる18号3ランを放った。4点を追う九回、1死一、二塁のチャンスで打席に立った村上は、2-1から入江の真っすぐを捉え、打球はバックスクリーンへ一直線。横浜スタジアムでどよめきが巻き起こった一発に「(感触は)良かった。いい本塁打が打てている」と自賛した。この一発で1点差に詰め寄ったものの、チームは惜しくも敗戦。上半身のコンディション不良で前半戦をほぼ棒に振ったが、35試合で18本塁打と、驚異的なペースでホームランを量産。打撃面での存在感を改めて示した。

◆ヤクルト先発の高梨裕稔投手(34)は5回?を投げ6安打4失点と粘ったが、5敗目(2勝)を喫した。1―1の三回に先頭の8番・林に中前打とされ、1死一、三塁から遊ゴロの間に勝ち越しを許すと、1点を勝ち越して迎えた六回2死で筒香に同点ソロを被弾。右前打、四球でつながれ降板した。高津監督は「もうちょっとゲームの流れとか、そういうところがもう少しわかってきてほしい。鼻を効かせてね」と反省を促した。

◆ヤクルト・長岡秀樹内野手(23)が、DeNA19回戦(横浜)で途中交代した。「2番・遊撃」で先発したが、四回1死一塁の場面で代打を送られた。高津臣吾監督は試合後、「ちょっと違和感が出たので代えました。(6日の出場は)おそらく大丈夫な範囲だと思います」と説明。具体的な箇所に関しては明かさなかった。

◆下半身のコンディション不良から12日ぶりに1軍復帰したヤクルト・山田哲人内野手(33)が「6番・二塁」で先発し、八回に中前打を放つなど5打数1安打だった。患部の痛みが「軽度だった」と明かし、「試合も最後まで出場できて、ヒットも打てたのでよかった。勝てるように明日から頑張ります」。起用した高津監督は「この程度での離脱で戻ってきてくれたのはよかった。残りも頑張ってほしい」と期待した。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
76453 0.628
(↑0.003)
M3
(↑1)
19431
(+6)
295
(+1)
80
(+1)
91
(+1)
0.245
(-)
2.140
(↑0.01)
2
(-)
巨人
59623 0.488
(↓0.004)
17
(↓1)
19382
(-)
379
(+1)
82
(-)
48
(+1)
0.245
(-)
2.750
(↑0.02)
3
(-)
DeNA
57615 0.483
(↑0.004)
17.5
(-)
20411
(+7)
398
(+6)
90
(+1)
58
(-)
0.240
(-)
2.960
(↓0.02)
4
(1↑)
中日
56652 0.463
(↑0.005)
20
(-)
20348
(+1)
384
(-)
71
(+1)
75
(-)
0.228
(↓0.001)
2.860
(↑0.02)
5
(1↓)
広島
54645 0.458
(↓0.004)
20.5
(↓1)
20383
(+1)
408
(+6)
63
(-)
53
(-)
0.245
(-)
3.060
(↓0.03)
6
(-)
ヤクルト
44696 0.389
(↓0.004)
28
(↓1)
24348
(+6)
476
(+7)
74
(+1)
51
(-)
0.232
(↑0.002
3.630
(↓0.02)