1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 4 | 0 | 2 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 2 | 11 | 14 | 1 | 2 |
楽天 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 6 | 13 | 2 | 2 |
勝利投手:與座 海人(6勝3敗0S) 敗戦投手:早川 隆久(2勝8敗0S) 本塁打 |

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◆西武は初回、渡部聖の適時打と山村の3ランで4点を先制する。その後は3回表に外崎と山村の適時打、6回には平沼の適時打が飛び出すなど、終わってみれば14安打で11得点を挙げた。投げては、先発・與座が5回2失点で今季6勝目。敗れた楽天は、投手陣が精彩を欠いた。
◆動画は下記X(エックス)のロゴをクリックすると見られます逆風を切り裂いた若獅子のバットが火を吹いた山村崇嘉 2号3ランライオンズがいきなり4点先制?プロ野球 (2025/9/3)??楽天×西武??Live on DAZN#オレをみろ #seibulions #だったらDAZN
◆2カ月ぶりの1軍登板となった楽天早川隆久投手(27)が、早々とKOされた。西武戦に先発し、今季最短の2回1/3を45球、7安打6失点で降板。左腕は「大事な時期に申し訳ないです」と話した。初回から打ち込まれた。簡単に2アウトを奪ったが、外崎、ネビン、渡部聖の3連打で先制されると、なおも2死一、二塁から山村に144キロ直球を捉えられ、右越えに3ランを被弾。2回は3者凡退に抑えたが、3回は3長短打と四球で2失点を喫した。昨季はチームトップタイの11勝を挙げたが、試合前時点で11試合に登板して2勝7敗。状態が上がらずに2軍調整が続き、7月4日の日本ハム戦以来の1軍マウンドとなったが、復活白星は持ち越しとなった。
◆西武西川愛也外野手(26)が今季443打席に達し、年間での規定打席到達が確定した。レギュラー定着は今季の1つの目標で、8月の右肩痛での離脱時は「あと何打席か数えました」というほど規定到達を大事にしていた。前夜から1軍に復帰し、この日も序盤から守備で躍動。合流前の「もう1度シーズン序盤の勢いみたいなものを持ってこられたら」という意気込みを、プレー1つ1つで表現している。
◆楽天は5位西武に痛恨の2連敗を喫し、1・5ゲーム差に迫られた。1軍で2カ月ぶりに先発した早川隆久投手(27)が、初回に3連打で先制点を許すと、なおも2死一、二塁から山村に右越えに3ランを浴び、いきなり4失点した。3回は3長短打と四球で2失点。3回途中7安打6失点で降板した。6回には挟殺プレーでミスが出るなど3点を奪われた。9回には加治屋蓮投手(33)がネビンに2ランを打たれて点差を広げられた。打線は4点を追う初回に辰己涼介外野手(28)が、左翼ポール際に7号2ラン。7点を追う7回には鈴木大地内野手(36)が20年の楽天加入後初となる満塁弾を放ち追い上げたが、及ばなかった。
◆打ち合いの末、5位西武が4位楽天に勝利した。両チームのゲーム差は「1・5」に縮まった。2連戦とはいえ、西武が負けなしでカードを終えるのは6月10日~12日の阪神戦(ベルーナドーム)3連勝以来となる。この日は初回、2死後の連打でチャンスを作り、渡部聖弥外野手(23)が先制適時打。さらに2走者を置き、山村崇嘉内野手(22)が2号3ランを放って初回に4点を奪った。すぐ楽天に2点差に迫られたものの、3回には平沼翔太外野手(28)と外崎修汰内野手(32)の連続長打などで2点を追加した。6回にも相手守備のミスを絡めながらさらに3点を加点。9回にはタイラー・ネビン外野手(28)の15号2ランでダメ押しした。西武先発の与座海人投手(29)は4点の援護を受けた後、初回にすぐ2失点したものの「2回以降はうまく切り替えることができ、打者が嫌がるような投球を意識してすることができたと思います」と振り返るように、5回までその2失点のみで抑えた。一時は7点差ついたものの、7回に登板した山田陽翔投手(21)が楽天鈴木大に満塁本塁打を浴びるなど、1死も取れずにまさかのノックアウトに。しかし4番手の黒木優太投手(31)がその後の火消しに見事に成功し、楽天に傾きかけた流れを戻した。
◆西武の黒木優太投手(31)が楽天に傾きかけた流れを引き戻した。7点リードの7回、必勝リレーの山田陽翔投手(21)が楽天鈴木大にまさかの満塁本塁打を浴び、さらに安打されたところで、黒木が4番手でマウンドへ。「いつも山田がチームのために頑張ってくれているので、何とかしてゼロで抑えて帰ってくるぞ、という気持ちでマウンドに上がりました」150キロ台とフォークで攻め連続三振を奪い、最後は打球を体で止め、気合の火消し。今季3ホールド目を挙げた。オリックス、日本ハム、西武と渡り歩いて3球団目。これで通算50ホールド目にもなる。8月22日、炎天下のZOZOマリン。試合前練習を控えるチームメートたちを眺めながら、ぼそっと口にした。「たぶん、ここにいる誰も気付いていないと思うんですけど、実は僕、こないだのオリックス戦で全球団ホールドを達成してるんですよ」調べると、8月17日のオリックス戦(京セラドーム大阪)でのホールドで、確かに全球団からのホールドが達成されていた。「これ、けっこうレアな記録だったりしますか?」。その時点で日刊スポーツも含め、どこのメディアも取り上げていなかった。全球団ホールド自体はすでに数十人が達成している記録と判明し「なーんだ」とガックリしていたものの「全球団から勝利投手、もあと4チームで達成なんですよ」と胸を張る。ケガに苦しみながらも、長くさまざまな環境、局面で投げてきたからこその記録。そしてこの夜。ヒーローインタビューには緊張の面持ちだったが、誰しもの注目を浴びる好投だった。【金子真仁】
◆楽天鈴木大地内野手(36)の6年ぶりグランドスラムは空砲となった。7点を追う7回無死満塁。西武山田の2球目、真ん中ツーシームを振り抜き、2号満塁弾を右翼席に運んだ。「自分のやるべきことはやりましたけど、最後も打てたらなとか思いますし、勝ちたかったなっていう思いの方がやっぱ強いです」と話した。楽天移籍後初の満塁弾となったが、3点を追う8回2死二、三塁の好機で空振り三振に倒れたことを悔やんだ。チームは5位西武に痛恨の2連敗を喫し、1・5ゲーム差に迫られた。鈴木大は「次の試合に向けてやるしかないんで。今、自分自身にとってもね、与えられたところで、与えられたことをしっかり自分で一生懸命やるだけ」と引き締めた。
◆楽天は両軍計27安打の乱打戦で屈し、5位西武に痛恨の2連敗となった。初回、1軍で2カ月ぶりに先発した早川隆久投手(27)がつかまった。2死からの3連打で先制されると、なおも2死一、二塁から山村に右越え3ランを被弾。初回にいきなり4失点し、3回は3長短打と四球で2失点。3回途中7安打6失点で降板した。早川について、三木肇監督(48)は「本人がマウンドで投げて感じていることがあると思うから。反省点も含めて次につなげてもらえたらと思います」と反省を促した。6回には挟殺プレーのミスが失点につながった。三木監督は「点の取られた方が良くないよね」と話した。シーズン終盤に守備の乱れが増えていることに関しては「もちろん、いろいろミーティングで話はしているんだけれど、我々にも責任があると思うから、もうちょっと詰めてしなきゃいけないかなと思います」と語った。7点を追う7回、鈴木大地内野手(36)の2号満塁弾で一時3点差まで追い上げたが、9回に加治屋蓮投手(33)がネビンに2ランを許し、再び点差を広げられた。3位オリックスとのゲーム差は5と変わらなかったが、5位西武には1・5ゲーム差に迫られた。
◆楽天村林一輝内野手(27)が、西武戦で2打数1安打を記録し、打率を3割0分0厘9毛に上げ、打率リーグトップに再浮上した。2日時点で2毛差でトップだったオリックス太田椋内野手(24)が、打率3割0分0厘5毛で2位につけ、4毛差で追いかける。セ・リーグは巨人泉口友汰内野手(26)が、ヤクルト戦で3安打猛打賞をマークし、打率を3割に乗せ、リーグトップに浮上。広島小園海斗内野手(25)が、打率2割9分7厘で2位につける。パ・リーグは楽天村林、オリックス太田が3割超えで、セ・リーグでは巨人泉口が唯一、打率3割を超える。
◆西武が打ち勝った。一回に山村の3ランなどで4点を挙げ、三回は再び山村の適時打などで2点を追加。六回以降も加点を続けた。与座が5回を2失点で6勝目をマークした。楽天の早川は三回途中まで6失点と崩れ、8敗目を喫した。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
72 | 44 | 4 | 0.621 (↑0.004) | - (-) |
23 | 451 (+7) | 331 (+1) | 84 (-) | 93 (+1) |
0.252 (↑0.001) | 2.390 (↑0.01) |
2 (-) |
日本ハム |
71 | 47 | 3 | 0.602 (↓0.005) | 2 (↓1) |
22 | 456 (+1) | 331 (+2) | 106 (-) | 61 (-) |
0.248 (↓0.001) | 2.440 (-) |
3 (-) |
ORIX |
60 | 55 | 3 | 0.522 (↓0.004) | 11.5 (↓1) |
25 | 420 (+1) | 435 (+7) | 85 (+1) | 51 (-) |
0.259 (-) | 3.420 (↓0.04) |
4 (-) |
楽天 |
56 | 61 | 2 | 0.479 (↓0.004) | 16.5 (↓1) |
24 | 376 (+6) | 425 (+11) | 58 (+2) | 98 (-) |
0.248 (↑0.001) | 3.310 (↓0.05) |
5 (-) |
西武 |
54 | 62 | 3 | 0.466 (↑0.005) | 18 (-) |
24 | 319 (+11) | 360 (+6) | 58 (+2) | 78 (+2) |
0.231 (↑0.002) | 2.830 (↓0.03) |
6 (-) |
ロッテ |
45 | 69 | 3 | 0.395 (↑0.006) | 26 (-) |
26 | 358 (+2) | 461 (+1) | 62 (+1) | 60 (-) |
0.239 (↑0.001) | 3.650 (↑0.03) |
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