1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 9 | 0 | 1 |
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | X | 2 | 7 | 0 | 0 |
勝利投手:松本 裕樹(3勝1敗0S) (セーブ:杉山 一樹(3勝3敗23S)) 敗戦投手:ペルドモ(2勝4敗0S) 本塁打 |

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◆ソフトバンクは1点を追う7回裏、代打・中村の適時打で試合を振り出しに戻す。続く8回には2死三塁から今宮の適時打が飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、3番手・松本裕が今季3勝目。敗れたオリックスは、先発・宮城が力投を見せるも、打線がつながりを欠いた。
◆ソフトバンク近藤健介外野手(32)が別メニューで調整した。8月29日の敵地ロッテ戦で左脇腹に違和感を訴え、4回の守備から途中交代。直近2試合は欠場していた。試合前、小久保裕紀監督(53)は「ちょっとゲーム(出場)は難しい」とし、「(出場選手登録は)抹消しない方向にした。もう、この時期なので。あとは何とかこっちでやりくりすればいい。(近藤は)人一倍、ベンチで声を出しているので。そういう役割もある」と話した。近藤は今季62試合に出場。打率3割1厘、8本塁打、35打点をマークしていた。
◆3位オリックスは8連戦初戦で、4連勝なるか。首位ソフトバンクには昨季からみずほペイペイドームで10連敗中(引き分けを挟む)。負の流れを止め、9月好スタートを切りたい。スタメンが発表された。太田椋内野手(24)は8月31日の西武戦(ベルーナドーム)に続き、2戦連続でベンチ外。試合前練習にも姿を見せなかった。3番紅林弘太郎内野手(23)、4番中川圭太内野手(29)、5番若月健矢捕手(29)のクリーンアップを組む。先発は宮城大弥投手(24)。同戦は7月9日(京セラドーム大阪)に8回1失点、11奪三振の快投。ソフトバンク・リバン・モイネロ投手(29)との左腕対決を制することができるか。
◆ソフトバンクのスタメンが発表された。栗原陵矢内野手(29)が21年6月26日の敵地楽天戦以来4年ぶりに一塁で先発出場。また、近藤健介外野手(32)は3試合連続でベンチスタートとなった。周東佑京内野手(29)は今季初の「9番」で起用された。
◆オリックスは広岡大志内野手(28)の7号先頭打者アーチで先制した。「1番中堅」で出場。ソフトバンクのリバン・モイネロ投手(29)に2球で2ストライクと追い込まれるも、ファウルで粘り、8球目。151キロの高め直球を左中間テラス席へ運んだ。「(バットの)芯で(捉えることができて)良い角度で上がってくれました。なんとか塁に出ようと思っていたんですが、良い形で先制できてよかったです!」広岡は4月22日の同戦(みずほペイペイドーム)でも、モイネロから右中間へ先頭打者弾を放っていた。試合前時点で両リーグトップの防御率1・07を誇り、29イニング連続無失点中だった難敵から打ち返した。
◆3位オリックスは逆転負けで、昨季からみずほペイペイドームでのソフトバンク戦11連敗(引き分けを挟む)を喫した。初回、広岡大志内野手(28)がソフトバンクのモイネロから左中間テラス席へ7号ソロ。試合前時点で両リーグトップの防御率1・07を誇り、29イニング連続無失点中だった難敵から突破口を開いた。先発の宮城大弥投手(24)は7回5安打1失点。2回に1死満塁、3回も1死二塁のピンチを背負いながら、6回まで得点は許さなかった。だが、7回。1死三塁から代打の中村に左前適時打を浴び、試合は振り出しに戻った。1-1の8回、2番手のルイス・ペルドモ投手(32)が2死三塁で5番今宮に左前適時打。勝ちパターンが痛恨の失点で、連勝は3で止まった。
◆ソフトバンクが逆転勝ちし、連敗を2で止めた。6回までオリックス宮城に無得点も、1点を追う7回1死三塁で代打中村晃外野手(35)が同点適時打をマーク。1-1の8回2死三塁からは今宮健太内野手(34)が値千金の勝ち越し打を放った。ホークス一筋のベテラン2人が勝負強さを発揮し、試合をひっくり返した。今季のオリックス戦は10勝3敗2分けとし、みずほペイペイドームでは昨季の7月26日から1分けを挟み11連勝とした。
◆ソフトバンク山川穂高内野手(33)が2日のオリックス15回戦(みずほペイペイドーム)の2回、宮城から空振り三振を喫して通算1000三振を記録した。プロ野球78人目。初三振は西武時代の14年6月29日のソフトバンク12回戦(西武ドーム)で東浜から。出場1037試合で到達は94年ブライアント(近鉄)647試合、14年中村(西武)1014試合に次いで3位のスピードとなった。
◆3位オリックスは逆転負けで、昨季からみずほペイペイドームでのソフトバンク戦で11連敗を喫した。ここまで打率3割の太田椋内野手(24)が8月31日の西武戦(ベルーナドーム)に続き、2戦連続でベンチ外。試合前練習にも姿を見せなかった。岸田護監督(44)は試合後「太田は...ちょっと上半身が。大きいことではないんですけど。明日(3日)の動きを確認してというところですかね」と説明した。
◆ソフトバンク周東佑京内野手(29)のスーパーキャッチで試合を締めた。1点リードの9回2死一、三塁。代打西野の打球は右中間へのライナー。抜ければ一気に逆転もある打球を、周東が快足を飛ばしてダイビングキャッチ。好捕直後には右翼牧原大も周東に抱きつくほどの超ファインプレーだった。小久保監督も「佑京(周東)しか取れない。本当のプロのプレーだと思いました」と大絶賛だった。
◆ソフトバンクの先発リバン・モイネロ投手(29)が1失点でしのいだ。初回、いきなり先頭広岡に先制ソロを被弾。4回には無死満塁のピンチを招いたが大城、宗を連続三振に斬ると、最後は広岡を二直。6回122球、7安打を許しながら最少失点でバトンを渡した。「2回以降は粘り強く投げることができました。試合をつくることはできたと思います」。連続無失点イニングは「29」で途切れ、3戦勝ち星に恵まれなかったが、役割を果たして逆転勝ちを呼び込んだ。
◆3位オリックスは逆転負けで、昨季からみずほペイペイドームでのソフトバンク戦11連敗を喫した。9月&8連戦は黒星スタート。岸田護監督(44)は「(先発の宮城は)調子よかったですね。(点を)取ってあげられなかった」と残念がった。ソフトバンクのモイネロと、宮城大弥投手(24)の球界を代表する左腕対決。突破口を開いたのはオリックスだった。初回、広岡大志内野手(28)がモイネロから左中間テラス席へ7号ソロ。試合前時点で両リーグトップの防御率1・07を誇り、29イニング連続無失点中だった難敵相手に先制した。打線は6回までにモイネロから7安打、122球を投げさせたが、追加点を奪えなかった。宮城は6回まで3安打無失点、9奪三振の快投。だが、7回。1死三塁から代打の中村にスライダーを左前へ運ばれ、試合は振り出しに戻った。「リードを守ることができず、悔しいです。なんとか粘りたかったです」。1-1の8回には、2番手のルイス・ペルドモ投手(32)が2死三塁で5番今宮に決勝打を浴びた。ペルドモは、登板した直近4試合で4失点。開幕から勝ちパターンを担ってきただけに、指揮官は「頑張ってくれたんですけどね。ここ何試合は本調子ではないかもわからない。みんな疲れてますからね、こういうこともあります」と責めなかった。1点を追う最終回。ソフトバンク4番手の杉山から2死一、三塁の好機をつくり、代打の西野真弘内野手(35)が右中間へ痛烈な打球。だが中堅・周東の好守に阻まれた。打線があと1本まで攻め立て、岸田監督は「最後惜しかったですけどね。さすがにモイネロ君はなかなか打てませんし、こういう試合になると思いましたけどね。明日(3日)また切り替えてやっていきます」と次戦を見据えた。
◆頼りになる男だ! ソフトバンクが今宮健太内野手(34)の一振りに導かれ、首位をがっちり守った。0-1の7回に代打中村晃外野手(35)の適時打で追いつき、迎えた8回2死三塁で決勝タイムリー。オリックス先発宮城に7回10三振と苦しんだ展開で、ホークス一筋のベテランが勝負強さを発揮して、2位日本ハムとの1ゲーム差をキープした。本拠地でのオリックス戦は昨季から1分けを挟んで11連勝。連敗も2で止め、勝負の9月戦線で幸先よく白星発進した。振り抜いた瞬間、今宮が雄たけびを上げた。2度、3度と右こぶしを振り上げ、一塁へ走り出す。塁上に到達すると両手をパーンとたたき、高ぶる感情をむき出しにした。「一番、打ちたいところで打てた。内容とかはどうでもいい。結果的にヒットになって点が入って勝てばいいと思うので」さすがの勝負強さだった。1-1の8回2死三塁の場面だ。「思い切っていくのは決めていたので」。腹をくくり、1球にだけ集中した。カウント2-1からの4球目。ペルドモの外角低めツーシームを捉えた。しぶとく左前へ運び、試合を決定づける値千金の決勝タイムリー。ファンの期待にひと振りで応え、大歓声を一身に浴びた。「打席に入る前のファンの声援が力になった」と感無量の様子だった。今季初めて5番で起用された。対宮城の試合前までの通算打率は3割9分3厘。好相性を買った小久保監督は「4番で、というのも考えた。本人と話して変なプレッシャーをかけない方がいいと」と巡らせた秘策がここ一番でハマった。左腕には6回まで無得点に封じられ、10奪三振と苦しんだ。それでも、7回に中村が同点打、8回に今宮が決勝打とホークス一筋のベテランコンビで試合をうっちゃった。指揮官は「チームを引っ張ってきた2人が力を発揮した試合でしたね」と目尻を下げた。実績を重ね、グラウンド外でも頼りになる存在だ。左脇腹を負傷し、2軍調整中だった8月16日。2軍広島戦(由宇)の試合後、若手を連れて焼き肉を振る舞った。伸び悩む後輩にゲキも飛ばし、面倒見のいい背番号6の姿がある。頼れる男の活躍でチームは連敗を2で止め、勝った2位日本ハムとの1ゲーム差をキープした。いよいよ勝負の9月戦線に突入し、1つも負けられない試合が続く。「残り(試合)もチーム一丸となって戦っていきたい。明日、勝てればまた乗っていけると思う」。リーグ連覇へ、ベテラン今宮の存在感は間違いなく大きい。【佐藤究】
◆オリックス・広岡大志内野手(28)が今季2本目となる先頭打者弾で先制点をもたらした。一回に先発・モイネロに対し、ファウルで粘って8球目の直球を一閃。左中間に飛び込む7号とした。試合前時点で29イニング連続無失点と無双していたモイネロから広岡が攻略に向けて突破口を開いた。広岡は4月22日のソフトバンク戦(みずほペイペイ)でも先頭打者本塁打をマークしている。
◆オリックスは勝ちパターンのペルドモが打たれて連勝が3で止まった。また、みずほペイペイでは1分けを挟んで昨季から11連敗を喫した。一回に広岡が先頭打者弾で先制。しかし二回以降は先発のモイネロから追加点を奪えなかった。先発の宮城は五回までソフトバンク打線を散発3安打と封じたが、六回に1死三塁で代打・中村に同点打を許した。八回に2番手で登板したペルドモが先頭打者への四球から2死三塁のピンチを招いて今宮に勝ち越し打を許した。ペルドモは8月に10試合に登板して防御率7・27と絶不調。この日も背信投球となった。
◆ソフトバンクが逆転勝ち。0―1の七回1死三塁で代打中村の左前打で追い付くと、八回2死三塁から今宮が左前に運んで勝ち越した。3番手の松本裕が3勝目。オリックスは宮城が7回1失点、10三振と好投も、連勝が3で止まった。
◆勝ちパターンのペルドモが打たれて逆転負けを喫したオリックスは敵地・みずほペイペイで昨季から1分けを挟んで11連敗となった。8月の防御率が7点台と背信投球が続く右腕を岸田監督は「ここ何試合かは本調子ではない。みんな満身創痍でやっている」とかばった。2試合連続で欠場した太田については上半身のコンディション不良であることを明かし「大きいこと(重症)ではない。明日の動きを確認して(判断する)」と慎重に話した。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
71 | 44 | 4 | 0.617 (↑0.003) | - (-) |
24 | 444 (+2) | 330 (+1) | 84 (-) | 92 (-) |
0.251 (-) | 2.400 (↑0.01) |
2 (-) |
日本ハム |
71 | 46 | 3 | 0.607 (↑0.004) | 1 (-) |
23 | 455 (+8) | 329 (+6) | 106 (-) | 61 (+2) |
0.249 (↑0.001) | 2.440 (↓0.03) |
3 (-) |
ORIX |
60 | 54 | 3 | 0.526 (↓0.005) | 10.5 (↓1) |
26 | 419 (+1) | 428 (+2) | 84 (+1) | 51 (+1) |
0.259 (-) | 3.380 (↑0.01) |
4 (-) |
楽天 |
56 | 60 | 2 | 0.483 (↓0.004) | 15.5 (↓1) |
25 | 370 (-) | 414 (+2) | 56 (-) | 98 (-) |
0.247 (↓0.002) | 3.260 (↑0.01) |
5 (-) |
西武 |
53 | 62 | 3 | 0.461 (↑0.005) | 18 (-) |
25 | 308 (+2) | 354 (-) | 56 (+1) | 76 (+1) |
0.229 (↓0.001) | 2.800 (↑0.02) |
6 (-) |
ロッテ |
44 | 69 | 3 | 0.389 (↓0.004) | 26 (↓1) |
27 | 356 (+6) | 460 (+8) | 61 (+1) | 60 (-) |
0.238 (↑0.001) | 3.680 (↓0.04) |
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