1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 2 | 5 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 13 | 0 | 2 |
広島 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 5 | 11 | 0 | 0 |
勝利投手:ケイ(7勝6敗0S) (セーブ:伊勢 大夢(0勝4敗6S)) 敗戦投手:床田 寛樹(9勝9敗0S) 本塁打 |

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◆DeNAは初回、佐野の2ランで幸先良く先制する。続く2回表には、蝦名と桑原の連続適時打やオースティンの2ランなどで一挙5点を奪い、序盤から試合を優位に進めた。投げては、先発・ケイが7回2失点の力投で今季7勝目。敗れた広島は、先発・床田が乱調だった。
◆広島の先発床田寛樹投手(30)が、3位DeNAとの直接対決で今季最短となる2回7失点で降板となった。前回完投勝利から中6日で先発も、1回1死二塁から佐野に浮いた初球カットボールを右中間席に運ばれ、先制2ランを許した。2回は1死から8番林に四球を与えると、続く投手ケイの捕手前に高く弾んだバントを坂倉が二塁に送るも野選となった。1死一、二塁から蝦名、桑原に2者連続適時打を浴びると、佐野には犠飛。さらにオースティンに中堅へ2ランを浴びて、今季ワースト7失点を喫した。勝てば同率3位となる一戦を託された左腕だったが、序盤の大量失点で苦しい展開となった。
◆広島が坂倉将吾捕手(27)の走塁ミスで好機を逃した。5点を追う4回1死一、二塁から代打二俣の右中間への飛球に、二塁ベースに触れずに回っていた一塁走者坂倉は右翼蝦名の捕球後に二塁ベースを踏みなおすことなく一塁に帰塁したため、アウトと判定された。新井監督はリクエストしたものの、リプレー検証の結果もアウトのまま。1死一、二塁の好機が一気に3アウトチェンジに終わった。プロ野球
◆DeNA宮崎敏郎内野手(36)が足を引きずりながらベンチ裏に下がり、途中交代するアクシデントが発生した。6点リードの7回無死一塁、打席で自打球がワンバウンドして右膝を直撃する場面も。この打席は左飛に倒れると、ベンチで足を気にして痛がるそぶりを見せた。トレーナーに肩を抱えられ、足を引きずりながらベンチ裏に下がっていった。7回の守備から柴田竜拓内野手(31)が宮崎に代わって三塁守備に入った。
◆好調のDeNA打線は月が変わっても関係なかった。1回1死二塁、佐野恵太外野手(30)が今季8度目の対戦となった広島床田から右中間へ先制の13号2ラン。地元・岡山の隣で広陵高校時代を過ごした広島の地で15試合ぶりのアーチをかけ「ファーストストライクからしっかり捉えることができて良かったデスターシャ!」と口火を切った。さらに2回には四球と敵失で作った1死一、二塁のチャンスを見逃さず、蝦名、桑原が連続適時打。佐野が犠飛でつないで2死一塁からオースティンが左中間席への確信の8号2ランを決めた。直近5戦3発とする一打に「Nice wind!(良い風に乗ってくれました!)」とこの回一挙5得点。床田を2回7失点でマウンドから引きずり下ろした。2回に先発のアンソニー・ケイ投手(30)が内野ゴロと適時打を浴びて2点を返されるも、以降は安定感のある投球で7回6安打2失点。防御率1点台と好投を続けながらも白星に恵まれていない今季だが、打線の大量援護で3試合ぶりの7勝目を挙げた。リリーフ陣は8回に2番手の坂本裕哉投手(28)が3点を失って3点差に迫られるも、森原康平投手(33)、伊勢大夢投手(27)が粘ってリードを守り切った。これで1ゲーム差に迫られていたCSを争う4位広島と2ゲーム差に拡大。
◆広島が9月戦線初戦を大敗で落とした。1ゲーム差で追っていた3位DeNAにゲーム差に広げられた。先発床田が誤算だった。1回に佐野の2ランで先制を許すと、2回は味方の野選などで招いたピンチから2者連続適時に犠飛、さらにはオースティンの2ランとこの回5失点。今季最短2回最多7失点を喫して、9敗目となった。序盤から大量ビハインドの展開となった打線は2回、連打で得た好機から内野ゴロと代打前川の適時打で2点を返した。5点を追う4回1死一、二塁では、代打二俣の右中間への飛球に、二塁ベースを越えていた一走・坂倉が右翼手の捕球後に二塁ベースを踏みなおすことなく帰塁したため、アウトと判定された。終盤8回には佐々木の2点二塁打などで3点を返して3点差に迫ったが、序盤の大量失点が大きく響いた。
◆DeNA宮崎敏郎内野手(36)が足を引きずりながらベンチ裏に下がり、途中交代するアクシデントが発生した。三浦大輔監督(51)は試合後、取材に応じ「下半身のコンディション不良です」と説明した。6点リードの7回無死一塁、打席で自打球がワンバウンドして右膝を直撃する場面も。この打席は左飛に倒れると、ベンチで足を気にして痛がるそぶりを見せた。トレーナーに肩を抱えられ、足を引きずりながらベンチ裏に下がっていった。7回の守備から柴田竜拓内野手(31)が宮崎に代わって三塁守備に入った。
◆広島が9月戦線初戦を落とした。先発床田が1回に佐野の2ランで先制を許すと、2回は味方の野選などで招いたピンチから2者連続適時打に犠飛、さらにはオースティンの2ランと5失点。今季最多7点を失い、今季最短2回で降板して9敗目となった。打線は2回に2点、8回にも3点を返したが、序盤の大量失点が大きく響いた。5点を追う4回1死一、二塁では、代打二俣の右中間への飛球に、二塁ベースを越えていた一走・坂倉が右翼手の捕球後に二塁ベースを踏みなおすことなく帰塁したため、アウトとなる走塁ミスもあった。1ゲーム差で追っていた3位DeNAにゲーム差2に広げられた。
◆好調のDeNA打線は月が変わっても関係なかった。1回1死二塁、佐野恵太外野手(30)が今季8度目の対戦となった広島床田から右中間へ先制の13号2ラン。地元・岡山の隣で高校時代を過ごした広島の地で、15試合ぶりのアーチをかけ「ファーストストライクからしっかり捉えることができて良かったです」と打線の口火を切った。波状攻撃は止まらない。4点リードの2回1死一、三塁、佐野が3打点目となる左犠飛で追加点。続くオースティンの8号2ランなど、この回一挙5点を奪い、床田をノックアウトした。佐野は「9月最初の試合で全員がいい攻撃をできたと思う」とうなずいた。強力打線が復調している。交流戦は12球団最下位のチーム打率2割5厘と打線が湿ったが、暑い夏場になって状態もホットに。8月はリーグトップのチーム打率2割7分1厘、38本塁打と猛打をふるった。CSを争う4位広島と2ゲーム差に広げ、3連戦初戦を勝利。5カードぶりにカード頭で勝ち「久しぶりですね。ここから流れに乗っていかないといけない」と三浦監督。9月を快調に滑り出した。【小早川宗一郎】
◆強烈な先制パンチを食らわせた。DeNA・佐野恵太外野手(30)が一回1死二塁で先制の13号2ラン。床田の初球のカットボールを引っ張り、右中間席に運んだ。自身8月13日以来となる一発に「1打席目からチャンスで回してもらい、ファーストストライクからしっかり捉えることができてよかった」と胸を張った。故障で離脱中の牧を除き、チームでただ一人規定打席に到達するヒットマン。得意の8月も打率・279と上々に見えるが、下旬は感覚も今一つだったという。同24日の巨人戦では先発を外れ、前週は代打待機が2試合。「思い切りよくいけていなかった。今、振り返るとそこが反省点。当てにいったり、選択した以外のボールまで追いかけていた」と振り返りつつ、「感覚としても一番悪い時期は抜けた」と口にしていた。対左投手にも打率・301と苦にしない(右は・255)。5日の広島戦(横浜)では、同じく床田から通算100号のアーチを描いた。プロ9年目の節目だったが、「ホームランバッターじゃない」と一発に特別な思いはない。959試合目の出場で通算1000試合出場、通算1000安打(試合前時点で961安打)も見えてきた。「まだまだ通過点として頑張りたい」と意気込む男がDeNA打線を支える。(阿部慎)
◆DeNAは二回に一挙5点を挙げて広島先発・床田を攻略した。1死一、二塁から蝦名達夫外野手(27)、桑原将志外野手(32)の適時打で2点を加えると佐野恵太外野手(30)の犠飛の後、4番のタイラー・オースティン内野手(33)が8号2ラン。確信の当たりで左翼スタンドに放り込んだ。8月はセ・リーグトップのチーム打率・271だった打線が先発のケイを援護。四回の第3打席で3安打とした桑原は、「次の1点、次の1点をなんとか!と思いながら食らいついた」と胸を張った。
◆先発した広島・床田寛樹投手(30)は2回7失点で今季9敗目を喫した。自身初の3年連続2桁勝利を目指したが、立ち上がりから不安定な投球。一回に佐野の2ランで先取点を奪われ、二回には一挙5失点。今季最短の2回で降板した。打線は二回に代打・前川の適時打などで2点を返し、その後も加点し3点差まで迫るが、序盤の大量失点が重たくのしかかった。
◆DeNAが打ち勝った。一回に佐野が先制2ラン。二回に蝦名と桑原の連続適時打、佐野の左犠飛、オースティンの2ランで5点を奪った。ケイが7回2失点で7勝目。広島は床田が2回7失点。11安打で反撃したが3連敗となった。
◆先発した床田寛樹投手(30)は2回7失点で今季9敗目を喫した。
◆DeNAが打ち勝って連勝。一回、佐野恵太外野手が先制2ラン。二回には蝦名達夫外野手と桑原将志外野手の連続適時打、佐野の左犠飛、タイラー・オースティン内野手の2ランで5点を奪った。先発したアンソニー・ケイ投手は7回2失点で7勝目を挙げた。
◆先発した広島・床田寛樹投手(30)は2回7失点で今季9敗目を喫した。自身初の3年連続2桁勝利を目指した床田だが、立ち上がりから不安定な投球。一回に佐野の2ランで先取点を奪われ、二回には一挙5失点。今季最短の2回で降板した。降板後には「負けられない試合で、9月に入ってよし行くぞというときに、二回で交代。何やっているんだろうな、という思い」と悔しさをにじませた。先発として早々にマウンドを降りることになったのは今季初。次回登板での修正が求められ「次が大事になるとは思うので。なんとかまた初回頑張れるようにできれば」と気持ちを切り替えた。
◆逆襲の9月の幕開けだ!! セ・リーグ3位のDeNAは2日、広島21回戦(マツダ)に8―5で打ち勝った。一回に佐野恵太外野手(30)の13号2ランで先制すると、二回に一挙5点を奪って主導権を握った。クライマックスシリーズ(CS)進出を争う4位広島との直接対決3連戦に先勝し、ゲーム差を「2」に広げた。2年連続で勝ち越している9月を幸先良く滑り出し、3位から日本一に駆け上がった昨季の再現に突き進む。打って打って打ちまくる。ベイスターズらしさを取り戻した打線が、防御率2・23(試合前時点)の床田をマウンドから引きずり下ろした。二回までに2本塁打で7得点。口火を切る先制2ランを放った佐野が、ヒーローインタビューで静かに勝利の余韻をかみしめた。「ファーストスイングで捉えられてよかった。9月最初の試合でいい攻撃が全員でできた」1ゲーム差で迎えた4位広島との初戦。野手陣の集中力も一段と研ぎ澄まされた。一回1死二塁。佐野が防御率1点台に抑えられてきた床田の甘く入った初球カットボールを一閃。右翼スタンドに放り込んだ。「いろんな球種を投げる投手。初球からいこうと思った」。得点圏打率・352(試合前時点)の勝負強さが光った。佐野の一打が呼び水となり打線も爆発した。二回1死一、二塁から蝦名、桑原の適時打で2点を挙げると、再び佐野が左犠飛で得点。そして仕上げは4番オースティンだ。左翼スタンドに飛び込む8号2ランで一挙5得点。8月に好調だった筒香が先発を外れても、破壊力は相変わらず。13安打8得点で先発のケイを援護した。
◆「2番・中堅」で先発出場した32歳の桑原が、存在感を放った。一回に先制点につながる左翼線への二塁打。二回には1死二、三塁から左前適時打を放ち、「次の1点、次の1点をなんとか!と思いながら、食らいついていた」と大粒の汗をぬぐった。さらに四回にも左前打で3安打となった。例年、夏場以降に調子を上げる夏男。今季も7月は打率.304、8月が.293と好成績を残している。昨季日本シリーズのMVPに輝いた背番号「1」が、残暑もガッツあふれるプレーでもり立てる。

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
74 | 44 | 3 | 0.627 (↑0.003) | M6 (↑1) |
22 | 416 (+5) | 284 (+3) | 76 (+2) | 90 (+1) |
0.245 (-) | 2.100 (-) |
2 (-) |
巨人 |
58 | 60 | 3 | 0.492 (↑0.005) | 16 (-) |
22 | 376 (+4) | 363 (+1) | 82 (+1) | 47 (-) |
0.244 (↑0.001) | 2.710 (↑0.01) |
3 (-) |
DeNA |
55 | 60 | 5 | 0.478 (↑0.004) | 17.5 (-) |
23 | 402 (+8) | 390 (+5) | 89 (+2) | 58 (-) |
0.240 (↑0.001) | 2.970 (↓0.02) |
4 (-) |
広島 |
53 | 62 | 5 | 0.461 (↓0.004) | 19.5 (↓1) |
23 | 380 (+5) | 400 (+8) | 63 (-) | 52 (-) |
0.246 (-) | 3.050 (↓0.04) |
5 (-) |
中日 |
54 | 64 | 2 | 0.458 (↓0.004) | 20 (↓1) |
23 | 337 (+3) | 375 (+5) | 67 (-) | 74 (+1) |
0.229 (-) | 2.860 (↓0.02) |
6 (-) |
ヤクルト |
43 | 67 | 6 | 0.391 (↓0.003) | 27 (↓1) |
27 | 327 (+1) | 463 (+4) | 69 (-) | 51 (-) |
0.229 (-) | 3.620 (↓0.01) |
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