1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 |
DeNA | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 2 | 4 | 0 | 0 |
勝利投手:藤浪 晋太郎(1勝0敗0S) (セーブ:入江 大生(3勝3敗22S)) 敗戦投手:松葉 貴大(7勝9敗0S) |

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◆DeNAは初回、オースティンの併殺打の間に1点を先制する。そのまま迎えた7回裏には、代打・宮崎の適時打で貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・藤浪が7回無失点9奪三振の力投でNPB復帰後初勝利。敗れた中日は、打線が再三の好機を生かせなかった。なお、この試合でDeNA・藤浪がNPB通算1000投球回を達成した。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、31日の中日戦(横浜)で移籍後2度目の先発マウンドに上がる。本拠地横浜スタジアムでは移籍後初登板。対戦相手は、移籍後1軍初登板だった17日と同じ中日戦(バンテリンドーム)となる。前回対戦では、左打者9人を並べた相手打線にも落ち着いた投球を披露し、5回5安打1失点5奪三振1四球と好投した。阪神時代の22年9月23日以来のNPBでの白星は消えたが、ゲームをつくって、マウンドを降りた。前回登板では一夜明けても、藤浪への注目度は高く、X(旧ツイッター)では「藤浪晋太郎」、「藤浪さん」などがトレンド入り。左打者を9人並べた中日打線や藤浪の発言も大きな注目を浴びた。2度目の対戦となるこの日も、中日井上監督が組む打順に試合前から大きな注目が集まる。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、31日の中日戦(横浜)で移籍後2度目の先発マウンドに上がる。本拠地横浜スタジアムでは移籍後初登板。対戦相手は、移籍後1軍初登板だった17日と同じ中日戦(バンテリンドーム)となる。前回対戦では、左打者9人を並べた相手打線にも落ち着いた投球を披露し、5回5安打1失点5奪三振1四球と好投した。阪神時代の22年9月23日以来のNPBでの白星は消えたが、ゲームをつくって、マウンドを降りた。
◆DeNAが、30日の中日戦で筒香嘉智外野手(32)の自身7年ぶりの1試合3本塁打を含む計4発を放ちながら、5位中日に連敗を喫した。今週5試合で23点を奪ったが、22点が本塁打による得点。適時打での得点は29日の中日戦で佐野が放った1点のみで、自慢の長打力は発揮しながら、守備のミス、走塁ミス、リリーフ陣の乱調などで1勝4敗と負け越す。前回カードの阪神戦では投手陣は3失点、2失点、4失点だったが、中日とは2試合連続で9失点。リリーフ陣に疲労が見られ、初戦は宮城、伊勢がともに3失点。第2戦は森原が2失点、佐々木が4失点で敗れた。3四死球からピンチを招き、失点した佐々木について、三浦大輔監督(51)は「厳しいところでの登板になりましたけど。警戒しすぎてね、フォアボール、デッドボールで、あの1本ですからね、打たれたのは」と苦言を呈した。チームは、8月18日の時点で4位広島に4ゲーム差、5位中日に5ゲーム差をつけ、3位争いで1歩抜けたように見えたが、広島に並ばれ、中日に0・5ゲーム差に迫られた。三浦監督が「ちょっと展開的にこういう展開が続いているんで、選手たちも重くなりがちなところですけど、今日も延長までファンの方も、スタンドから応援してくれていますし、あきらめずに、また明日できることをやっていきます」と話したように、藤浪晋太郎投手(31)に連敗ストップの期待がかかる。
◆DeNAは31日、石上泰輝内野手(24)が、鎌倉市の病院で検査を受け、「右小指MP関節橈側(とうそく)側副靱帯(じんたい)付着部剥離骨折」と診断されたことを発表した。29日の中日戦の5回、三塁にヘッドスライディングした際に患部を負傷。出場を続け、3点ビハインドの9回にはプロ初本塁打となる2ランを放った。30日は代走のみの出場だった。三浦大輔監督(51)は「腫れも痛みもあって、スイングも送球もできないので抹消します」と抹消を明言した。代わりに、度会隆輝外野手(22)が中日戦に臨む1軍に合流した。17日のイースタン・リーグのオイシックス戦から9試合連続で2安打を放つなど、好調をキープ。8月は打率3割8分7厘をマークする。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、31日の中日戦(横浜)で移籍後2度目の先発マウンドに上がる。本拠地横浜スタジアムでは移籍後初登板。対戦相手は、移籍後1軍初登板だった17日と同じ中日戦(バンテリンドーム)となる。前回対戦では、左打者9人を並べた相手打線にも落ち着いた投球を披露し、5回5安打1失点5奪三振1四球と好投した。藤浪は1度登録を抹消され、24日のイースタン・リーグのロッテ戦に登板。6回途中4失点で94球を投じた。中6日の間隔を空け、この日の中日戦の先発を迎えた。藤浪の先発が2試合連続で中日戦になったことについて、三浦大輔監督(51)は「ローテーションの関係です。それだけです」と説明。「他の投手との兼ね合いも見て、投手コーチと毎日、次の登板に向けてというところで決めています」と話した。藤浪について、三浦監督は「まず、藤浪が自分の投球に集中して、マウンドで出せるように心がけてくれたらと思います」と期待した。
◆5連勝を狙う中日はDeNA先発藤浪と今季2度目の対戦となる。死球を回避するために前回17日は異例の全員左打者スタメンを組んだ。この日の球場入り時に松中信彦打撃統括コーチ(51)は改めて「左中心になる」と話し「今回違うのは遊撃手に土田がいないから、そこは右になる」と9人全員とはいかないと話した。勝てばDeNAと順位が入れ替わる大事な一戦だが「CS進出のチャンスが多いにある中で、やはりけが人が出ることは一番怖い」と、前回と同じく死球回避を優先した。左で普段あまり打席に立たない選手たちには「いい意味で出た選手は発奮してほしい。そういうところに期待したい」と話した。前日30日DeNA戦で延長11回に背中に死球を受けた細川成也外野手(27)は「大丈夫です」と球場入り。松中コーチは「様子を見て」と、練習の状態を見て代打などで起用するかを見極める。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、中日戦で移籍後2度目の先発マウンドに上がり、大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)と「大阪桐蔭バッテリー」を組む。前回は、ベテランの戸柱恭孝捕手(35)とバッテリーを組み、左打者9人を並べた中日打線にも落ち着いた投球を披露し、5回5安打1失点5奪三振1四球と好投した。本拠地横浜スタジアムでは移籍後初登板で、阪神時代の22年9月23日以来となるNPBでの白星に注目が集まる。
◆5連勝を狙う中日は、DeNA先発藤浪対策として「8人左打線」を組んできた。【中日】<1>(中)岡林<2>(二)樋口<3>(右)上林<4>(一)ボスラー<5>(三)板山<6>(左)大島<7>(遊)ロドリゲス<8>(捕)宇佐見<9>(投)松葉右打者への抜け球による死球回避のため、前回17日の対戦では異例の「9人全員左打線」を組んだ。井上一樹監督(54)は30日の試合後に「左が主になる」と話し、この日の試合前に松中信彦打撃統括コーチ(51)は「CS進出のチャンスが多いにある中で、やはりけが人が出ることは一番怖い」と話していた。遊撃手は前回は左打ちの土田がいたが、今回は右打ちしかいないため7番にクリスチャン・ロドリゲス内野手(23)が入った。【DeNA】<1>(中)蝦名<2>(右)度会<3>(三)筒香<4>(一)オースティン<5>(左)佐野<6>(捕)松尾<7>(二)知野<8>(遊)林<9>(投)藤浪
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、移籍後2度目の先発マウンドに上がり、左打者8人を並べた中日を相手に、移籍後初勝利を目指す。前回は、ベテランの戸柱恭孝捕手(35)とバッテリーを組んだが、大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)と「大阪桐蔭バッテリー」を組んだ。前回対戦の17日の中日戦は、左打者9人を並べた中日打線にも落ち着いた投球を披露。この日は「7番遊撃」のロドリゲスを除き、左打者8人がスタメンに並んだ。本拠地横浜スタジアムでは移籍後初登板で、阪神時代の22年9月23日以来となるNPBでの白星を目指し、先発のマウンドに上がった。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、中日戦で移籍後2度目の先発マウンドに上がり、1000投球回を達成した。1回は先頭の岡林を一ゴロ、樋口はスプリットで空振り三振、上林はカットボールで空を切らせた。大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)と「大阪桐蔭バッテリー」を組み、節目の1000投球回を達成。ベンチに戻る前に記念のボードを贈られ、頭上で掲げた。2回は、ボスラーを左飛、板山をカットボールで空振り三振、大島の一塁線へのゴロをオースティンがダイビングキャッチし、2イニング連続で3者凡退に抑えた。3回は、先頭のロドリゲスをカットボールで見逃し三振、宇佐見を内角速球で空振り三振、松葉を内角速球で見逃し三振に抑え、3者連続三振で3イニング連続で3者凡退に抑えた。3回を終え、無安打無失点のパーフェクト投球で、6奪三振をマークした。前回対戦の17日の中日戦は、左打者9人を並べた中日打線にも落ち着いた投球を披露。この日は「7番遊撃」のロドリゲスを除き、左打者8人がスタメンに並んだ。本拠地横浜スタジアムでは移籍後初登板で、阪神時代の22年9月23日以来となるNPBでの白星に注目が集まる。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、中日上林に1軍では移籍後初死球を与え、中日ファンからブーイングが起こった。1点リードの4回1死二塁、カットボールを引っかけて、上林に右足に直撃した。1死一、二塁からボスラーに捉えられたかに見えた左中間への飛球を中堅の蝦名がファインプレー。2死後、板山を153キロの速球で空を切らせ、雄たけびを上げた。大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)と「大阪桐蔭バッテリー」を組み、節目の1000投球回も達成。1回にベンチに戻る前に記念のボードを贈られ、頭上で掲げた。前回対戦の17日の中日戦は、左打者9人を並べた中日打線にも落ち着いた投球を披露。この日は「7番遊撃」のロドリゲスを除き、左打者8人がスタメンに並んだ。本拠地横浜スタジアムでは移籍後初登板で、阪神時代の22年9月23日以来となるNPBでの白星に注目が集まる。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、持ち味のパワーピッチングでの3者連続三振で、スタンドを沸かせた。2イニング連続3者凡退で抑えた3回、先頭でこの試合唯一の右打者のロドリゲスと対戦。カウント2-2からのカットボールで見逃し三振に抑えた。真ん中付近の甘めのボールだったが、ロドリゲスは全く手が出ず、三振に倒れた。次打者の宇佐見は内角の152キロの速球で空を切らせ、松葉は151キロの速球で見逃し三振に抑えた。大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)と「大阪桐蔭バッテリー」を組み、節目の1000投球回も達成。ベンチに戻る前に記念のボードを贈られ、頭上で掲げた。前回対戦の17日の中日戦は、左打者9人を並べた中日打線にも落ち着いた投球を披露。この日は「7番遊撃」のロドリゲスを除き、左打者8人がスタメンに並んだ。本拠地横浜スタジアムでは移籍後初登板で、阪神時代の22年9月23日以来となるNPBでの白星に注目が集まる。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、5回に突如制球が乱れ、スタンドが異様な雰囲気に包まれた。1点リードの5回、先頭の大島に初球からボールが大きく外角に外れ、ストレートの四球。次打者のロドリゲスにもストライクが入らず、ストレートの四球で歩かせた。宇佐見の初球もボールで、まさかの9球連続のボールの後、この回10球目で初めてストライクが入り、宇佐見を投ゴロで1死二、三塁とされた。同点のピンチを背負ったが、松葉を投ゴロ、岡林を二ゴロに仕留め、無失点に抑えた。3回までは、無安打無失点のパーフェクト投球で6奪三振をマークしたが、4回には、中日上林に1軍では移籍後初死球を与え、中日ファンからブーイングが起こった。この日は、大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)と「大阪桐蔭バッテリー」を組み、節目の1000投球回も達成。1回にベンチに戻る前に記念のボードを贈られ、頭上で掲げた。前回対戦の17日の中日戦は、左打者9人を並べた中日打線にも落ち着いた投球を披露。この日は「7番遊撃」のロドリゲスを除き、左打者8人がスタメンに並んだ。本拠地横浜スタジアムでは移籍後初登板で、阪神時代の22年9月23日以来となるNPBでの白星に注目が集まる。
◆プロ16年目のベテラン中日大島洋平外野手(39)が、ドラゴンズのレジェンドに並んだ。藤浪対策で「6番・左翼」でスタメン出場。7回の第3打席で、藤浪から三塁頭を越え、遊撃手がワンバウンドで捕球したが内野安打となった。通算2062安打となり、中日一筋17年で首位打者2回、生涯打率3割2厘を誇る谷沢健一に並ぶNPB歴代41位に立った。中日球団では2480安打の立浪和義、2274本の高木守道に次ぐ歴代3位タイとなった今季は交流戦中はスタメン起用もあったが、基本的には代打での起用が中心。少ないチャンスで今季18本目の安打を記録した。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、中日戦で移籍後2度目の先発マウンドに上がり、7回4安打無失点の好投で勝利投手の権利を持った状態でマウンドを降りた。1回は先頭の岡林を一ゴロ、樋口はスプリットで空振り三振、上林はカットボールで空を切らせた。大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)と「大阪桐蔭バッテリー」を組み、節目の1000投球回を達成。ベンチに戻る前に記念のボードを贈られ、頭上で掲げた。2回は、ボスラーを左飛、板山をカットボールで空振り三振、大島の一塁線へのゴロをオースティンがダイビングキャッチし、2イニング連続で3者凡退に抑えた。3回は、先頭のロドリゲスをカットボールで見逃し三振、宇佐見を内角速球で空振り三振、松葉を内角速球で見逃し三振に抑え、3者連続三振で3イニング連続で3者凡退に抑えた。中日ファンからブーイングを浴びたのは、1点リードの4回だった。1死二塁から初球のカットボールを引っかけ、上林の右足に直撃。1軍では移籍後初死球で1死一、二塁とされ、ボスラーに捉えられたかに見えた左中間への飛球を中堅の蝦名が好捕。板山は153キロの速球で空を切らせ、雄たけびを上げた。5回には突如制球が乱れ、先頭の大島、ロドリゲスに連続でストレートの四球。宇佐見は投ゴロで1死二、三塁とされたが、松葉を投ゴロ、岡林を二ゴロでねじ伏せ、中盤の大ピンチを脱出した。6回は2死からボスラーに二塁打を浴びたが、板山を空振り三振。7回は大島、ロドリゲスの連打をきっかけに1死二、三塁のピンチを背負ったが、代打の辻本、岡林を抑えた。前回対戦の17日の中日戦は、左打者9人を並べられたが、この日は「7番遊撃」のロドリゲスを除き、左打者8人がスタメンに並んだが、2試合連続で好投し、リリーフ陣にバトンを渡した。
◆左を8人並べた中日がDeNA先発藤浪にNPB復帰後初白星を献上した。連勝は4でストップ。3位DeNAとのゲーム差は再び1・5に広がった。遊撃手は右打者しかいないため、7番にクリスチャン・ロドリゲス内野手(23)を起用した左8人打線は、藤浪に7回無失点に抑え込まれた。5番・三塁で起用された板山祐太郎内野手(31)は2度のチャンスで三振。古巣阪神の同僚藤浪に3打席連続空振り三振にやられた。1番岡林勇希外野手(23)も5回2死二、三塁で二ゴロ、7回2死二、三塁で三ゴロと好機で抑えられた。右打者への抜け球への危険回避のため、前回17日は左9人を並べた。この時は藤浪に5回1失点に抑えられ、延長12回で敗れた。2戦連続で抑えられての敗戦。前日30日に背中に死球を受けていたとはいえ細川成也外野手(27)、マイケル・チェイビス内野手(30)、田中幹也内野手(24)、山本泰寛内野手(31)、石伊雄太捕手(25)ら右打者がベンチスタートとなった。先発の松葉貴大投手(35)は初回に併殺の間に1点を先制されたが、その後立ち直り6回1失点。打線が援護できなかった。9月2日からは1位阪神、2位巨人と本拠地バンテリンドームで3連戦ずつの6連戦。13年ぶりのCS進出へ向け正念場を迎える。中日松中打撃統括コーチ(左8人並べDeNA藤浪に7回無失点に抑えられ)「前回より指にかかったボールがあった。真っすぐも来ていた。左で出た選手が奮起してほしかった。そういう選手たちが底上げしないとチームは強くならない」中日松葉(6回1失点も9敗目)「こういう大事な試合でゲームを壊さずに投げられたことはよかったが、もう今は勝つことがすべて。負けてしまったら、どれだけいい投球をしても意味はない」
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、中日戦で移籍後2度目の先発マウンドに上がり、7回無失点の好投で移籍後初勝利を挙げた。3回までパーフェクト投球。3回はロドリゲスをカットボールで見逃し三振、宇佐見を内角速球で空振り三振、松葉を内角速球で見逃し三振に抑え、3者連続三振を奪った。4回からは4イニング連続で得点圏に走者を許し、5回、7回はともに1死二、三塁のピンチを脱出。雄たけびを上げ、スタンドのファンも大きく盛り上がった。前回対戦の17日の中日戦では、左打者9人を並べられたが、この日は「7番遊撃」のロドリゲスを除き、左打者8人がスタメンに並んだ。4回に上林に1軍では移籍後初死球を与え、ブーイングを浴びる場面も見られたが、大阪桐蔭の後輩でもある松尾との「大阪桐蔭バッテリー」で中日打線を抑え込んだ。打線は、1回無死満塁からオースティンの併殺打の間に先制。7回には代打宮崎の適時二塁打で貴重な追加点を奪った。チームは、5位中日に快勝し、連敗を2でストップ。単独3位に立ち、4位広島と1ゲーム差、5位中日と1・5ゲーム差に広げた。
◆左を8人並べた中日がDeNA先発藤浪にNPB復帰後初白星を献上した。遊撃手は右打者しかいないため、7番にクリスチャン・ロドリゲス内野手(23)を起用した左8人打線は、藤浪に7回無失点に抑え込まれた。今季21度目の完封負けで、連勝は4でストップ。3位DeNAとのゲーム差は再び1・5に広がった。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、中日戦で移籍後2度目の先発マウンドに上がり、移籍後初勝利を挙げた。左打者を8人並べた打線に対し、7回4安打無失点9奪三振の好投。5回に9球連続で制球が乱れる場面も見られたが、最速156キロをマークした速球を軸に要所を締めた。大阪桐蔭の後輩でもある松尾とバッテリーを組み、1000投球回も達成。チームは連敗を2で止め、単独3位に立った。投げてる藤浪も、ファンも、胸を高鳴らせながら試合を楽しみ、勝利の喜びを分かち合った。3万3052人の大観衆の中、移籍後初勝利を飾った藤浪は、お立ち台からスタンドを見つめた。「素直にうれしいです。本拠地で横浜ファンのみなさんの前で勝てたのがうれしいです」とかみしめながら「アイ・ラブ・ヨコハマ~」と叫んだ。4回以降、4イニング連続で得点圏に走者を背負っても、焦りや重圧よりもファンのボルテージの上昇を感じながら「気持ちは熱く、頭は冷静に」とさらにギアを上げた。「マウンド上でも楽しめてましたし、ああいう場面を抑えてこそ、プロ野球の醍醐味(だいごみ)。一番見てて、お客さんも楽しいところだと思うので、抑えられて良かったです」1点リードの5回、7回はともに1死二、三塁の大ピンチを脱出。スコアボードにゼロを刻んだ直後、藤浪の雄たけびとともにファンの歓声、拍手が大音量で響き渡った。ただ、目の前の試合にだけ集中し、余計な感情や思考は排除した。この日はロドリゲスを除き、左打者8人がスタメン出場。「相手のオーダーに関しては、自分のコントロールできるところではないので、それに対して、どう投げるかってところだけなので特に気にしないです」と各打者と対峙(たいじ)し、力でねじ伏せた。高校の後輩でもある松尾と「大阪桐蔭バッテリー」を組み、NPB通算1000投球回を達成するとともに、チームの連敗を2で止めた。「(年齢が)10個下と思えないくらいしっかりしてて、めちゃめちゃ引っ張ってくれた」と感謝。「何でもやりますし、どんな形でも一生懸命腕を振る」と誓った剛腕が、再び単独3位に浮上したチームの起爆剤になる。【久保賢吾】
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、中日戦で移籍後2度目の先発マウンドに上がり、移籍後初勝利を挙げた。左打者を8人並べた打線に対し、7回4安打無失点9奪三振の好投。5回に9球連続で制球が乱れる場面も見られたが、最速156キロをマークした速球を軸に要所を締めた。大阪桐蔭の後輩でもある松尾とバッテリーを組み、1000投球回も達成。チームは連敗を2で止め、単独3位に浮上した。
◆DeNAの嫌なムードを変えたのは、7月に新加入した藤浪晋太郎投手(31)だった。8月31日の中日戦に先発し、左打者を8人並べた打線に対し、7回4安打無失点9奪三振の好投で、移籍後初勝利を本拠地横浜スタジアムで飾った。チームは2試合連続で9失点し、中日に連敗。負ければ、Bクラス転落の危機だったが、メジャー帰りの剛腕が救った。お立ち台に上がった藤浪は「素直にうれしいです。本拠地で横浜ファンのみなさんの前で勝てたのはすごくうれしいです」と笑顔で話した。4回以降は4イニング連続で得点圏に走者を背負ったが、要所でギアチェンジ。「マウンド上でも楽しめてましたし、ああいう場面を抑えてこそ、プロ野球の醍醐味(だいごみ)じゃないですけど、一番見てて、お客さんも楽しいところだと思うので、しっかり抑えられて、粘れて良かったです」と話した。大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)とバッテリーを組み、1000投球回も達成した。「10個下とは思えないくらい、しっかりしてて、めちゃくちゃ引っ張ってくれて、すごく助かりました」と感謝。チームは連敗を2で止め、単独3位に浮上した。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、中日戦で移籍後2度目の先発マウンドに上がり、移籍後初勝利を挙げた。左打者を8人並べた打線に対し、7回4安打無失点9奪三振の好投。5回に9球連続で制球が乱れる場面も見られたが、最速156キロをマークした速球を軸に要所を締めた。藤浪は後輩への優しい気遣いを忘れない。大阪桐蔭野球部の1学年後輩・福森大翔さんは言う。「優しくて尊敬できる先輩です」と今も昔も変わりはない。2年前のオフ、希少がんと闘病中の福森さんらが運営する野球教室イベントでの「先生役」を探していた時のこと。23年はアスレチックスとオリオールズで計64試合に登板。ばりばりのメジャーリーガーだったが快くイベントに参加した。久しぶりの対面にも「体調大丈夫? 」と体調を気遣い、SNSで福森さんのクラウドファンディングの拡散にも協力。福森さんも「高校時代も今も世間から注目されてますけど、常に自分を貫いている姿がかっこいいなと。おしゃべりも好きでいろいろな話をしてくれたり、優しい先輩です」と、1人の人間として尊敬のまなざしを向ける。今もなお闘病中の福森さんは6月、京セラドーム大阪で始球式にも参加。しかし、そこから腫瘍が6個から9個と病魔が広がった。だからこそ願うことがある。「藤浪さんには何より健康を大切に、元気でいて欲しいなと思います」。先輩が奮闘する姿に勇気づけられながら、懸命に生きていく。【DeNA担当=小早川宗一郎】
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、移籍後2度目の先発マウンドで1000投球回を達成し、両親や周囲に感謝の思いを込めた。1回、先頭の岡林を一ゴロ、樋口をスプリットで空振り三振、上林をカットボールで空を切らせた。高校の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)と「大阪桐蔭バッテリー」を組み、節目の1000投球回を達成。1回にベンチに戻る前に記念のボードを贈られ、頭上で掲げた。お立ち台に上がった藤浪は「個人的には思ったより時間がかかったなというのが第一の感想なんですけど、ここまで大きなケガなく、丈夫な体に産んでくれた両親にまず感謝したいですし、自分のケアをしてくださってるいろんな方々に感謝したいなと改めて思いました」とかみしめた。「7番遊撃」のロドリゲスを除き、左打者8人がスタメンに並んだ中、7回4安打無失点9奪三振3四死球の好投で移籍後初勝利を飾った。チームは連敗を2で止め、単独3位に浮上。2位の巨人に1・5ゲーム差に迫り、4位広島と1ゲーム差、5位中日とのゲーム差を1・5ゲーム差に広げた。
◆DeNA藤浪晋太郎投手(31)が、移籍後2度目の先発でも不動心でマウンドに上がり、移籍後初勝利を挙げた。前回対戦の17日の中日戦では、左打者9人を並べられたが、この日は「7番遊撃」のロドリゲスを除き、左打者8人がスタメンに並んだ。5回に9球連続で制球が乱れる場面も見られたが、最速156キロをマークした速球を軸に、7回を4安打無失点9奪三振と好投した。左打者が8人並んだ打線のついて「相手のオーダーに関しては、自分のコントロールできるところではないので、それに対して、どう投げるかってところだけなので特に気にしないです」と各打者と対峙(たいじ)した。中日の左打者中心のオーダーも変わらなかったが、藤浪も目の前の打者にだけ集中し、余計な感情や思考は排除する投球は前回と変わらなかった。大阪桐蔭の後輩でもある松尾汐恩捕手(21)とバッテリーを組み、1000投球回も達成。チームは連敗を2で止め、単独3位に浮上した。
◆DeNAが、8月最終戦だった31日の中日戦を完封リレーで制し、白星で締めた。今月は12勝14敗で、3カ月連続で負け越し。一時は広島に同率3位に並ばれるなど、苦しんだ。今月は、ともに月間ではリーグトップの打率2割7分1厘、38本塁打をマークしながら、チーム防御率はリーグワーストの3・86で打ち込まれた。残りは24試合で、2位巨人と1・5ゲーム差で、4位広島とは1ゲーム差、5位中日とは1・5ゲーム差で、CS争いが激しさを増す。
◆DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が先発し、7回102球を投げて4安打無失点9奪三振と力投。3季ぶりの日本球界復帰後初となる横浜スタジアムでの登板で、勝利投手の権利を持って交代した。中日は右打者への抜け球を警戒し、左打者8人を並べてきた。大阪桐蔭高の後輩、松尾とのバッテリーで臨み、打者1巡目は一人の走者も許さなかった。1-0の五回は先頭から2者連続四球を許したが、冷静に後続を断った。七回は1死二、三塁のピンチを背負ったが、代打の辻本を151キロの直球で二飛に仕留めると、続く岡林はカットボールで三ゴロに打ち取った。
◆DeNAの藤浪が日本復帰後初勝利を挙げた。速球を軸に7回を4安打3四死球で無得点に抑えた。打線は一回に併殺打の間に先制し、七回に代打宮崎の適時二塁打で加点した。中日は好機を生かせず、連勝が4で止まった。
◆DeNAの藤浪が日本復帰後初勝利を挙げた。速球を軸に7回を4安打3四死球で無得点に抑えた。打線は一回に併殺打の間に先制し、七回に代打宮崎の適時二塁打で加点した。中日は好機を生かせず、連勝が4で止まった。
◆DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が先発し、7回4安打無失点9奪三振で1勝目を挙げた。日本球界では阪神でプレーした2022年9月23日の広島戦(マツダ)以来、1073日ぶりの白星。お立ち台で「本拠地でファンの前で勝ててうれしい。何とか粘れてよかった」と満面の笑みを浮かべた。中日は右打者への抜け球を警戒し、左打者8人を並べてきた。大阪桐蔭高の後輩、松尾とのバッテリーで臨み、打者1巡目は一人の走者も許さなかった。七回は1死二、三塁のピンチを背負ったが、代打の辻本を151キロの直球で二飛に仕留めると、続く岡林はカットボールで三ゴロに打ち取った。「(松尾は)10個下とは思えないくらいしっかりしていた。引っ張ってくれて助かった」と感謝。「何でもやる。どんな形でも一生懸命腕を振る」とさらなる活躍を誓った。
◆DeNAの藤浪が日本復帰後初勝利を挙げた。速球を軸に7回を4安打3四死球で無得点に抑えた。打線は一回に併殺打の間に先制し、七回に代打宮崎の適時二塁打で加点した。中日は好機を生かせず、連勝が4で止まった。以下に藤浪のデータ。?DeNA・藤浪がNPB復帰後初勝利。NPBで白星を挙げたのは、阪神在籍時の2022年9月23日の広島戦(救援勝利、マツダ)以来1073日ぶり。先発勝利は同年8月27日の中日戦(バンテリンドーム)以来1100日ぶり。?米大リーグからDeNA(前身を含む)で日本球界に復帰した投手は04年の佐々木主浩(復帰後初勝利=5月22日の中日戦、救援)、10年の大家友和(同=5月2日のヤクルト戦、先発)、14年の高橋尚成(復帰後勝利なし)に次いで4人目で、白星を挙げたのは、佐々木、大家に次いで3人目。?プロ野球373人目となる通算1000投球回を達成。初登板は阪神在籍時の13年3月31日のヤクルト戦(神宮)。
◆代打で出た宮崎敏郎内野手が、貴重な適時打を放った。1-0の七回2死一塁で内角低めのフォークボールを巧みに左翼線に運ぶ二塁打。一塁走者の知野が俊足を飛ばし、頭から滑り込んで生還した。7回無失点と好投した藤浪とともにお立ち台に立った宮崎は「(藤浪)晋太郎が粘り強く投げていたので、『何とか1点』という気持ちで打席に立った。知野がよく走ってくれた」と振り返った。
◆DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が31日、中日23回戦に先発し、7回4安打無失点9奪三振で1勝目を挙げた。DeNA・藤浪の大阪桐蔭高時代について、恩師の西谷浩一監督(55)は「不器用だけど、言わなくても自分で練習に打ち込める。ノルマを課したことはなく、黙々と走り込み、トレーニングもしていた」と練習に取り組む姿勢を明かした。藤浪は今季がプロ13年目。多くの教え子をプロに送り出している西谷監督は「(プロで)10年以上、続けてやるのは大変なこと。大きなけがはほとんどなく、タフ」と語った。
◆DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が31日、中日23回戦に先発し、7回4安打無失点9奪三振で1勝目を挙げた。日本球界では阪神でプレーした2022年9月23日の広島戦(マツダ)以来、1073日ぶりの白星。米球界から3季ぶりの国内復帰後初となる横浜スタジアムでの登板で、新たな一歩を踏み出した。21歳の松尾が藤浪と初めてバッテリーを組み、好リードで勝利に導いた。藤浪は大阪桐蔭高の先輩で10歳上。それでも「先輩、後輩は関係ない。勝つために必死にやった」と強気に引っ張った。ジェスチャーを交えて指示し、ピンチになれば冷静に間を取った。藤浪は「自分のことも打者のこともよく見てくれていた。肝が据わっている」と称賛。三浦監督も「大先輩をよく引っ張ってくれた」とたたえた。
◆DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が31日、中日23回戦に先発し、7回4安打無失点9奪三振で1勝目を挙げた。日本球界では阪神でプレーした2022年9月23日の広島戦(マツダ)以来、1073日ぶりの白星。米球界から3季ぶりの国内復帰後初となる横浜スタジアムでの登板で、新たな一歩を踏み出した。--チーム加入後初勝利。素直な気持ちは「勝ち負けは時の運とはいえ、ホームで勝てたことをうれしく思います」--中日打線には左打者8人が並んだ「相手のオーダーに関しては自分にコントロールできることではない。特に気にしていなかったです」--打者1巡目は完全投球「ラッキーだな、くらいに思っていました。球数も少なくいけて、いい滑り出しだなと」--中盤はピンチを背負った。五回は先頭から2者連続四球「あの場面はもったいなかったと思いますけど、それ以外は確率的に起こり得ること。特段、気にしなかったです」--NPB通算1000投球回を達成「思ったより時間がかかったなと。丈夫な体に産んでくれた両親に感謝したいです」--必要とされて投げる喜びは「ああいう大歓声の中、しびれる場面で抑えてこそ。楽しめたと思います」
◆DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が31日、中日23回戦に先発し、7回4安打無失点9奪三振で1勝目を挙げた。日本球界では阪神でプレーした2022年9月23日の広島戦(マツダ)以来、1073日ぶりの白星。米球界から3季ぶりの国内復帰後初となる横浜スタジアムでの登板で、新たな一歩を踏み出した。3位のチームは2-0で勝利し、2位の巨人とのゲーム差を1・5に縮めた。そう簡単には崩れない。日米で修羅場をくぐり抜けてきた藤浪は、何度も得点圏に走者を背負いながらスコアボードにゼロを並べた。3季ぶりの日本球界復帰後初となる横浜スタジアムでの登板で1勝目。お立ち台で「ああいう場面を抑えるのが楽しくて野球をやっている。本拠地のファンの前で勝ててうれしい」と白い歯をのぞかせた。中日は右打者への抜け球を警戒し、左打者8人を並べてきた。大阪桐蔭高の後輩で10歳下の松尾とのバッテリーで臨み、打者1巡目は一人の走者も許さない。五回は先頭から2者連続四球と制球を乱したが、松尾の鼓舞もあって立て直した。1-0の七回は1死二、三塁のピンチを背負ったが、代打の辻本を151キロの直球で二飛に仕留め、続く岡林はカットボールで三ゴロに。喝采を背にグラブをたたき、雄たけびを上げた。三浦監督が「大胆にいきながらも丁寧に投げていた」と評価するマウンドさばきだった。17日の中日戦で女房役を務めた戸柱は、藤浪の馬力に驚かされた。ミットに伝わる球威は、対戦経験があった打者としての体感を凌駕(りょうが)。経験豊富な35歳は「受けていて初めて『うわ、怖いな』って。それぐらい衝撃的なポテンシャルを持っている」と目を丸くする。持ち前の剛速球だけではない。「自分はゴロピッチャー」と言い表す右腕は、米球界で打者の手元で動くツーシームの自信を深めた。積極的にデータを生かし、打者やカウントに応じて凡打の期待値が高い配球を選ぶようにもなった。変化をいとわず成長を続けてきたDeNAに対し「チャレンジングなイメージ」を抱いてきた。チームには投球のフォームやデータを分析する最新鋭の設備がそろい、科学的な知見を生かして選手の成長を後押しする強みがある。そんな新天地は向上心豊かな31歳にフィット。明るいチームカラーにもなじみ「藤浪晋太郎を表現できている」とうなずく。阪神で6年間ともにプレーした後輩の浜地が「あんなに笑っている藤浪さんは見たことがない」と驚くほどだ。シーズン終盤に加わった頼もしいピース。「何でもやる。どんな形でも一生懸命投げる」。横浜の大観衆に迎えられ、新たな挑戦が始まった。(鈴木智紘)
◆DeNA・藤浪晋太郎投手(31)が31日、中日23回戦に先発し、7回4安打無失点9奪三振で移籍後初白星を挙げた。米国でプレーした約2年半で4球団を渡り歩いた31歳は、その経験を新天地の投手陣に還元しようとしている。助言を受けた後輩の話を聞くと、存在の大きさが浮かび上がった。新天地で自身の成長とチームの勝利を目指すのはもちろん、米国での経験を伝える役割も買って出ている。31歳の藤浪は「若い選手に背中や態度で見せていければいい。そういうところでも貢献できれば」と使命感を示す。米大リーグでは打ち取る確率を上げるため初球のストライク率を重要視し、カウント1-1からの3球目にストライクを奪う投球を追求した。さまざまな指導者からデータに基づくこの教えを受け、加入から約1カ月半がたったDeNAの投手陣に還元している。早々に助言を仰いだ一人が、大阪桐蔭高の後輩にあたる4年目の徳山だった。球威が売りの救援右腕は球団施設で一緒に昼食をとりながら話に耳を傾け、「ストライクゾーンに強いボールを投げる。徳山も真っすぐが強いんだから(カウント優位を)意識すれば変わるよ」と説かれた。「コントロールについては言われがちで分かっていたけど、藤浪さんから言われると違う」と存在の大きさを口にする。「後輩や周りに対して本当に優しい方。聞いたことは何でも教えてくださる」と感謝した。阪神でチームメートだった岩田は8月下旬に外食をともにし、助言を受けた。5年目の救援左腕は「『アメリカでは打者が初球に手を出さないデータがこれぐらい出ている』と。自分の経験をプラスアルファして教えてくださる。藤浪さんは野球IQが高い。ありがたいです」と頭を下げた。岩田は無礼講の会食で「ベイスターズのピッチャー陣は、まだ藤浪さんに気を使っています」と告げたという。「『俺はもっと来てほしいけどな』と言っていました。だから、がんがん行こうと思います」と笑った。藤浪の自覚は十分だ。(鈴木智紘)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
73 | 44 | 3 | 0.624 (↑0.003) | M7 (↑2) |
23 | 411 (+5) | 281 (+4) | 74 (-) | 89 (-) |
0.245 (↑0.001) | 2.100 (↓0.02) |
2 (-) |
巨人 |
57 | 60 | 3 | 0.487 (↓0.004) | 16 (↓1) |
23 | 372 (+4) | 362 (+5) | 81 (-) | 47 (-) |
0.243 (↑0.001) | 2.720 (↓0.02) |
3 (-) |
DeNA |
54 | 60 | 5 | 0.474 (↑0.005) | 17.5 (-) |
24 | 394 (+2) | 385 (-) | 87 (-) | 58 (-) |
0.239 (↓0.001) | 2.950 (↑0.03) |
4 (1↓) |
広島 |
53 | 61 | 5 | 0.465 (↓0.004) | 18.5 (↓1) |
24 | 375 (+4) | 392 (+7) | 63 (+1) | 52 (-) |
0.246 (↑0.001) | 3.010 (↓0.04) |
5 (-) |
中日 |
54 | 63 | 2 | 0.462 (↓0.004) | 19 (↓1) |
24 | 334 (-) | 370 (+2) | 67 (-) | 73 (+1) |
0.229 (-) | 2.840 (↑0.01) |
6 (-) |
ヤクルト |
43 | 66 | 6 | 0.394 (↑0.005) | 26 (-) |
28 | 326 (+7) | 459 (+4) | 69 (+1) | 51 (-) |
0.229 (↑0.002) | 3.610 (-) |
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