ヤクルト(☆5対4★)広島 =リーグ戦18回戦(2025.08.30)・明治神宮野球場=
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広島
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ヤクルト
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勝利投手:山野 太一(2勝2敗0S)
(セーブ:星 知弥(1勝2敗8S))
敗戦投手:高橋 昂也(2勝1敗0S)

本塁打
【広島】坂倉 将吾(4号・9回表2ラン)
【ヤクルト】村上 宗隆(12号・2回裏ソロ),村上 宗隆(13号・3回裏2ラン),村上 宗隆(14号・8回裏ソロ)

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◆ヤクルトは1点を追う3回裏、村上の2ランなどで3点を奪い、逆転に成功する。そのまま迎えた8回には、村上にこの日3本塁打目となるソロが飛び出し、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・山野が6回2失点の好投で今季2勝目。敗れた広島は、最終回に坂倉の2ランで1点差まで迫るも及ばなかった。

◆広島は高橋昂也投手(26)が先発する。今季ここまで17試合に登板し、2勝0敗、防御率1・85。先発は5月5日ヤクルト戦(神宮)以来、今季2度目。チームの6連勝がかかる試合の先発を任された。打線でスタメンが変わったのは1人のみ。「6番二塁」にベテラン菊池涼介内野手(35)を起用した。

◆「ゴールドリボンナイター」が開催され、福沢尚翔さん(12)が始球式を行った。始球式の前には球団マスコットのつばみと笑顔でハイタッチ。緊張した表情でマウンドに上がり、力強い1球を投じた。「すごく緊張したけど、楽しくできて良かったです。10点満点だと10点です!」と、胸を張った。ヤクルト村上宗隆内野手(25)の大ファン。23年のWBCでの活躍を「WBCで野球の楽しさに気づけた」と振り返る。この日は背番号55のユニホームを着て、大役を務めた。福沢さんは11歳の時に小児がんを発病。今年の1月中旬に退院し、現在も月1回の通院で治療を続けている。ヤクルトは小児がんを広く知ってもらうため、22年から小児がん治療中の子供やサバイバーを応援する活動の一環で、選手会によるチャリティーオークションを実施するなど支援を行ってきた。「ゴールドリボンナイター」は今年で4回目。ヤクルトの選手は「ゴールドリストバンド」を着用してプレーする。

◆広島先発の高橋昂也投手(26)が先制タイムリーを放った。0-0の2回2死三塁から、8番の佐々木泰内野手(22)が申告敬遠で歩き、2死一、三塁の場面。カウント1-1から、ヤクルト先発山野太一投手(26)の直球をとらえ、右中間を破る2点適時二塁打を放った。1軍での安打は21年以来4年ぶりで、通算5本目。打点も21年以来となった。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(25)が2打席連続のアーチを放った。1本目は2点を追う2回先頭。広島高橋の1ボールからの2球目、甘く入った高め141キロカットボールを完璧に捉えた。打球は飛距離129メートルでバックスクリーンへ。12号ソロに「一発で仕留めることができました。逆転できるように頑張ります」。広島に2点を先制された直後に反撃の1発を決め、軽快にダイヤモンドを1周した。続く3回2死三塁。高橋の145キロ直球を、またもバックスクリーンに運び、2打席連続の13号2ランを決めた。1試合2発は今季初だった。「今日は小児がん支援『ゴールドリボンナイター』ですので、小児がんの子たちに英気を養ってもらえるように勝てるように頑張ります」。1試合2発は今季初だった。2本ともベンチで仲間と歓喜を共有すると、左手首に巻くゴールドのリストバントを指さした。この日は小児がん啓発を目的とする「ゴールドリボンナイター2025」としての開催。村上ら選手はゴールドのリストバントを身に着けプレーしていた。小児がんと闘う子がスタンドから見守る中、主砲が極上のアーチをかけた。

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◆ヤクルト村上宗隆内野手(25)の勢いが止まらない。2打席連続弾を含む3本塁打を、全てバックスクリーンへ放り込んだ。2点のビハインドで迎えた2回先頭。広島先発の高橋からバックスクリーンへの12号ソロを放った。同点で迎えた3回2死三塁、高橋の直球を捉えると、打球は再びバックスクリーンへ。13号となる2ランで勝ち越しに成功した。さらに8回1死の第4打席でも、辻からバックスクリーンへ14号ソロをたたき込んだ。村上が2席連発を含む3本塁打。村上の1試合3本塁打は22年7月31日阪神戦に次いで2度目。先発4番で打った本塁打は19年2本→20年28本→21年39本→22年56本→23年31本→24年31本→25年14本となり、この日の3本を加えて通算201本。4番で200本塁打以上は26人目で、ヤクルトでは初めて。村上は現在25歳6カ月で、94年清原(西武)の26歳11カ月を抜いて4番200号の最年少記録となった。

◆広島の連勝が5で止まった。先制したのは広島だった。0-0の2回2死一、三塁の場面。今季2度目の先発・高橋昂也投手(26)に打席が回ってきた。カウント1-1から、ヤクルト先発山野太一投手(26)の直球をとらえ、右中間を破る先制の2点タイムリー適時二塁打を放った。1軍戦での安打は21年以来4年ぶりで通算5本目。価値ある一打となった。自らのバットで得点を奪った高橋だったが、マウンドでは厳しい結果となった。ヤクルト村上宗隆内野手(25)に2打席連続アーチを許し、3回6安打1三振4失点で降板した。今季最長の6連勝を目指した広島は継投で粘ったものの、8回に5番手辻が村上に再びバックスクリーンに本塁打を浴び、接戦を落とした。

◆ヤクルトは4番村上宗隆内野手(25)の2打席連続弾を含む3本塁打で、連敗を3で止めた。2点のビハインドで迎えた2回先頭。広島先発の高橋からバックスクリーンへの12号ソロを放った。同点で迎えた3回2死三塁、高橋の直球を捉えると、打球は再びバックスクリーンへ。13号となる2ランで勝ち越しに成功。ダイヤモンド1周後は左手首のゴールドリストバンドを指さした。この日は小児がん啓発「ゴールドリボンナイター」で、小児がんと闘う子供たちと家族が招待されていた。「小児がんの子たちに英気を養ってもらえるように」という思いを結果につなげた。村上は8回1死の第4打席でも、辻からバックスクリーンへ14号ソロをたたき込んだ。投げては、先発の山野太一投手(26)が6回8安打2失点。112球の粘投で、4カ月ぶりとなる2勝目をマークした。2回、高橋の2点適時二塁打で先制を許したが、3回以降は広島打線に三塁を踏ませなかった。この日の試合に敗れ、同日に阪神が勝利すると、優勝の可能性が完全消滅する一戦だった。4番の豪快弾が勝利を呼び込んだ。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(25)が2打席連発を含む3本塁打を放った。2点のビハインドで迎えた2回先頭。広島先発の高橋からバックスクリーンへの12号ソロを放った。同点で迎えた3回2死三塁、高橋の直球を捉えると、打球は再びバックスクリーンへ。13号となる2ランで勝ち越しに成功した。さらに8回1死の第4打席でも、辻からバックスクリーンへ14号ソロをたたき込んだ。村上が2席連発を含む3本塁打。村上の1試合3本塁打は22年7月31日阪神戦に次いで2度目。先発4番で打った本塁打は19年2本→20年28本→21年39本→22年56本→23年31本→24年31本→25年14本となり、この日の3本を加えて通算201本。4番で200本塁打以上は26人目で、ヤクルトでは初めて。村上は現在25歳6カ月で、94年清原(西武)の26歳11カ月を抜いて4番200号の最年少記録となった。

◆「村上の神宮花火大会」で広島の連勝が5で止まった。先制したのは広島だった。0-0の2回2死一、三塁の場面。今季2度目の先発・高橋昂也投手(26)に打席が回ってきた。カウント1-1から、ヤクルト先発山野太一投手(26)の直球をとらえ、右中間を破る先制の2点適時二塁打を放った。1軍での安打は21年以来4年ぶりで通算5本目。価値ある一打となった。自らのバットで得点を奪った高橋だったが、マウンドでは厳しい結果となった。ヤクルト村上宗隆内野手(25)に2打席連続アーチを許し、3回6安打4失点で降板した。さらに8回、5番手辻大雅投手(21)が、村上にこの日3本目の本塁打を浴びた。最終回に坂倉将吾捕手(27)が7月1日以来となる4号2ランを放ったが、反撃はそこまで。接戦を落として連勝が止まった。

◆広島は相手主砲村上の3発に脱帽した。新井監督は「相手の4番1人にやられたというか...。バックスクリーンに3発は自分も初めて見たし、これはもう相手の4番がすごいと言うしかない。脱帽かな。明日、しっかり抑えられるように投手陣には頑張ってもらいたい」と語った。9回、坂倉が7月1日以来となる4号2ランを放って1点差に迫ったが、反撃もそこまで。連勝は5で止まった。

◆ヤクルトは4番村上宗隆内野手(25)の2打席連続弾を含むバックスクリーンへの3本塁打で、連敗を3で止めた。高津臣吾(56)は「いやーすごいね。4打点か。3本全てセンター方向というのが非常に評価できる」と村上を称賛した。2点のビハインドで迎えた2回先頭。広島先発の高橋からバックスクリーンへの12号ソロを放った。同点で迎えた3回2死三塁、高橋の直球を捉えると、打球は再びバックスクリーンへ。13号となる2ランで勝ち越しに成功。8回1死の第4打席でも、辻からバックスクリーンへ14号ソロをたたき込んだ。1試合でバックスクリーン3発。記者からの「監督が村上と対戦したら抑える自信はあるか」との質問には「一、二塁間よりの2バウンドゴロで打ち取るっていうのはずーっと言ってる。いつも無視されるけどね」と笑顔で答えた。投げては、先発の山野太一投手(26)が6回8安打2失点。112球の粘投で、4カ月ぶりとなる2勝目をマークした。2回、高橋の2点適時二塁打で先制を許したが、3回以降は広島打線に三塁を踏ませなかった。高津監督は「投げる球は非常にいい。フォアボールもそんな出さなくなったし、真っすぐの質、変化球の切れ、非常に良くなった」。山野の課題については「ちょっと基本的なところをおろそかにしがちなので、彼は。あえて具体的なことは言わないですけど、そこはピッチングコーチがびしっと締めていく必要があるのかなと。非常に成長を感じるピッチャーの一人」と話し、さらなる成長を期待した。この日の試合に敗れ、同日に阪神が勝利すると、優勝の可能性が完全消滅する一戦だった。4番の豪快弾が勝利を呼び込んだ。

◆ヤクルト村上宗隆内野手(25)が衝撃の1人"バックスクリーン3発"を決めた。2回に12号ソロ、3回には13号2ラン、最後は8回に14号ソロで締めた。自身2度目となる1試合3本塁打で、すべてバックスクリーンに放り込んだ。小児がん啓発の「ゴールドリストバンド」を装着して大暴れ。負ければ優勝の可能性が消滅していた一戦だったが、チームの連敗を3で止めた。左手首のゴールドリストバンドを、村上がカメラ目線で指さした。ダイヤモンドを1度、2度、3度と軽快に駆け抜け、ベンチ前で仲間と歓喜を分かち合った後だった。3周とも、白い歯をのぞかせて思いの込められたリストバンドを強調した。この日は小児がん支援を目的とする「ゴールドリボンナイター」としての開催だった。小児がんと闘う子もスタンドから見守る中、22年7月31日阪神戦以来の1試合3発を決めた。お立ち台ではインタビュアーに「神様」と振られ、「人間の村上宗隆です」と笑いに包んだ後、秘めた胸中を語った。「今日は小児がん(啓発の)ナイターっていうところで、始球式の子とかも...なんて言うんすかね。僕は大きく生まれて、すごく恵まれてますけど、本当に小さい体で頑張っている姿だったりとか、僕も刺激をもらっています。なんとかそういう子たちに夢と希望、そして元気を与えられるようにと臨みました」始球式では小児がんと闘い、1月に退院した福沢尚翔さん(12)の姿を目に焼き付けた。福沢さんは村上の大ファンで、背番号55のユニホームを着用し、ワンバウンドの力強いボールを投げた。胸に込み上げた思いを、結果につなげた。特別仕様の「ゴールドリストバンド」を装着する左手で、力強く球を押し込んだ。1本目は2点を先制された直後の2回先頭。高橋の高め141キロカットボールを捉え、129メートルの特大12号ソロを神宮のバックスクリーンど真ん中に突き刺した。3回2死三塁では、高橋の145キロ直球を13号決勝2ラン。8回1死からは、辻の147キロ直球を打球速度183キロ、飛距離134メートルの弾道で運んだ。リプレー映像のように、3本ともバックスクリーンへ。「どこに飛んでもホームランですが、いいスイングで打てている」と、うなずいた。7月29日DeNA戦の1軍復帰から、29試合で14発だ。約2・1試合に1本塁打と"超人的"なペースで量産する。「こうして野球ができることにも感謝しながらやらないと。社会人として、しっかりとした人間になりたい」。見る者を魅了した異次元の3発。希望のアーチを夜空に描いた。【上田悠太】村上が2打席連発を含む3本塁打。村上の1試合3本塁打は22年7月31日阪神戦に次いで2度目。先発4番で打った本塁打は19年2本→20年28本→21年39本→22年56本→23年31本→24年31本→25年14本となり、この日の3本を加えて通算201本。4番で200本塁打以上は26人目で、ヤクルトでは初めて。村上は現在25歳6カ月で、94年清原(西武)の26歳11カ月を抜いて4番200号の最年少記録となった。▽ヤクルト高津監督(村上の3発に)「3本すべてセンター方向というのが非常に評価できる。今は非常に雰囲気が出てきた。打ちそうだなという感じでベンチから見ている」

◆ヤクルト山野太一投手(26)が4カ月ぶりの白星となる2勝目を挙げた。3者凡退はなかったが、6回8安打9奪三振2失点の粘投。4月30日DeNA戦(神宮)以来の勝利に「三振が多かったのが良かった。決め球でコース、高さを間違えずしっかり投げ切れた。勝ててうれしい」と喜んだ。31日に阪神が勝った場合、ヤクルトは勝敗に関係なくリーグ優勝の可能性がなくなる。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が2打席連続となる13号2ランを放った。2-2とした三回2死三塁。第1打席でバックスクリーン直撃の12号ソロを放っている高橋の直球を捉え、バックスクリーン越えの特大弾をたたきこんだ。今季初の1試合複数本塁打で8月は11本塁打を記録。量産態勢に入った〝村神様〟の勢いが止まらない。

◆ヤクルトは30日の広島戦(神宮)で認定NPO法人「キャンサーネットジャパン」による冠協賛試合「ゴールドリボンナイター」として開催した。始球式を行った福沢尚翔さん(12)は、大好きな村上宗隆内野手(25)と同じ背番号55のユニホームで登場。大観衆の前で力強い投球を披露し「すごく緊張したけど楽しくできて良かった。満点です」と笑顔で振り返った。小児がんと闘う子供たちの支援、啓発活動を目的とするイベントの一環として行われ、選手たちもゴールドのリストバンドを着用して出場した。

◆ヤクルト育成出身の下川隼佑投手(25)が31日の広島戦(神宮)に先発する。5月に支配下登録され、6月1日のDeNA戦(横浜)でプロ初先発(結果は4回2失点で勝ち負けつかず)。その後は2軍調整を経て、中継ぎで結果を残し2度目の先発マウンドをつかんだ。本拠地で初勝利を狙う下手投げ右腕は「自分のできることをしっかりできるように。1個ずつアウトを取れたら」と気合を入れた。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が1試合3本塁打目となる14号ソロを放った。4-2の八回1死。広島5番手の辻が投じた直球を捉え、バックスクリーン右へ運んだ。1試合3本目となる豪快弾。1試合の3本塁打は2022年の7月31日の阪神戦(甲子園)以来となった。一度波に乗った〝村神様〟の勢いは止まらない。

◆日本野球機構(NPB)の中村鉄路公式記録員(38)が、30日のヤクルト―広島18回戦(神宮)で通算500試合出場を記録した。

◆村神様の勢いが止まらない。神宮の夜空にド派手な花火を描いた。ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が2点を追う二回、2試合連発となる12号ソロを放った。「一発で仕留めることができた」一振りで球場の雰囲気を変えた。先発左腕、高橋が投じたカットボールを一閃。バックスクリーン直撃の一発をかっ飛ばし、反撃ムードをつくった。ここだけで終わらないのが、史上最年少で三冠王に輝いた主砲の貫禄だ。2-2とした三回2死三塁で回ってきた第2打席。今度は高橋が投じた直球を完璧に捉え、バックスクリーン越えの特大弾をたたき込んだ。今季初の複数本塁打を記録。上半身のコンディション不良から7月29日のDeNA戦(横浜)で1軍復帰し、試合前までの29試合で11本塁打をマーク。驚異的なペースで本塁打を放ち、量産態勢に突入した。すると、さらに神宮に衝撃が走る。4-2の八回1死。広島5番手の辻が投じた直球を捉え、バックスクリーン右へ運んだ。1試合3本目となる豪快弾。1試合の3本塁打は2022年の7月31日の阪神戦(甲子園)以来となった。この日の広島戦は、小児がん啓発イベントの一環として『ゴールドリボンナイター』と題して開催された。選手たちがゴールドのリストバンドを着用して試合に臨んだ中、村上は本塁打を放って生還後、左手につけたリストバンドを指さし、カメラにポーズを決めた。「小児がんの子供たちに英気を養ってもらえるように、勝てるように頑張ります」と意気込んでいた。闘病する子供たちに、豪快なアーチで勇気を届けた。

◆ヤクルトが連敗を3で止めた。村上宗隆内野手が1試合3発の大暴れ。二回に12号ソロを放つと三回には勝ち越しの13号2ラン。さらに八回にはダメ押しの14号ソロを放った。6回2失点の山野太一投手が今季2勝目をマークした。

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が1試合3本塁を全てバックスクリーンに放つ活躍を見せチームを勝利に導いた。1試合の3本塁打2022年の7月31日の阪神戦(甲子園)以来。チームは連敗を「3」で止めた。以下、村上のヒーローインタビュー。ーーまさに神様、主砲4番村上宗隆選手です「人間の村上宗隆です」--二回のホームランの感触は「手応えもよかったですけど、今日は小児がんナイターっていうところで、始球式の子とか、僕は大きく生まれてすごく恵まれてますけど、小さい体で頑張ってる姿だったりとか、僕も刺激をもらってます。なんとかその子たちに夢と希望、そして元気を与えられるようにと思って臨んだので、勝てて嬉しいです」--三回は勝ち越し2ラン「勝ちたいという思いと、同点に追いついたので、しっかり僕が決めたいなと思って、打席に立ちました」--八回、ホームランは頭にあった「いや、ただ振りました」--どんな狙いで打席に立っている「来た球を打つ。それだけです」--最後にファンに一言「暑い中、熱いご声援ありがとうございます。僕もすごく刺激をいただいてますし、僕自身も与えられるように頑張りたいと思います。ぜひこれからも熱いご声援よろしくお願いします」

◆ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が二回に12号ソロ、三回に13号2ラン、八回に14号ソロを放った。?村上の1試合3本塁打は2022年7月31日の阪神戦(3打席連続、甲子園)以来3年ぶり2度目。ヤクルト(前身を含む)で複数回記録したのは、バレンティン(4度)、山田哲人(2度)に次いで3人目。ヤクルト選手の1試合3本塁打は22年8月27日のキブレハン(対DeNA、横浜)以来3年ぶり25度目(20人)。?8月は12本目の本塁打。月間2桁本塁打は19年8月(11本)、21年6月(10本)、22年6月(14本)、同8月(12本)、昨年9月(10本)に次いで6度目。?1試合複数本塁打は昨年9月20日の中日戦(神宮)以来、通算24度目。ヤクルトではラミレスの23度を抜いて歴代単独2位。最多はバレンティンの34度。?広島戦での通算本塁打はカード別最多の56本目(2位はDeNA戦の49本)となり、池山隆寛、古田敦也と並ぶ球団最多本数。

◆久しぶりに味わった勝利の味だ。ヤクルト・山野太一投手(26)が、6回112球を投げ8安打2失点9奪三振の力投で、4月30日のDeNA戦(神宮)以来4カ月ぶりの2勝目(2敗)。上半身のコンディション不良を乗り越えてチームの連敗を3で止め、お立ち台では白い歯をこぼした。「連敗をどうにか止めようと思って頑張りました。しっかりいいところで三振をとれたので、最少失点でいけたと思う」毎回走者を背負い、二回には2死一、三塁から投手の高橋に先制2点二塁打とされたが、崩れなかった。五回1死からは4者連続奪三振。1試合3発とバットで勝利を後押ししてくれた1学年下の村上には「年下なんですけど頼もしいです」と感謝した。後輩たちの奮闘も力になった。母校・高川学園高(山口)が今夏の甲子園大会に出場。3回戦で準優勝した日大三高(西東京)に敗れたが「素晴らしい試合をしていたので、見ていて感動した」と刺激をもらった。高津監督は「いろいろ注文をつけたいところはある。ただ、非常にいい質の球を投げていると思う」と評価。この1勝を次につなげたい。(赤尾裕希)

◆衝撃のバックスクリーン3発だ!! ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が2022年以来、3年ぶりの1試合3本塁打を放ち4打点を挙げた。二回に12号ソロ、三回は勝ち越しの13号2ラン、八回にも14号ソロをマークし、5-4での勝利に貢献。神宮球場では124本塁打とし、アレックス・ラミレスと並ぶ4位となった。衝撃的な猛打だった。村上が三冠王に輝いた2022年以来、3年ぶりの1試合3本塁打。勝ち投手となり、ひと足先にお立ち台に上がった山野に「本当に神様だなと思って見ていました」とあがめられると、「人間の村上宗隆です」と笑顔。「来た球を打つ。それだけです。いいスイングができている」と貫禄たっぷりに語った。0-2の二回にバックスクリーンを直撃する2戦連発の12号ソロで反撃ののろしを上げ、2―2の三回2死三塁は2打席連発の勝ち越し2ランを放った。八回は外角速球を捉え、ソロ本塁打。13号と14号はバックスクリーンを越えた。最初の2本は高橋、3本目は辻から。ともに左投手だが左対左を全く苦にせず、難なく打ち崩した。1試合3本塁打は2022年7月31日の阪神戦以来3年ぶり。けがから復帰してから29試合で14本塁打を放ち、8月だけで12本だ。神宮球場では通算124本塁打とし、アレックス・ラミレスと並ぶ4位に浮上。4番打者としての通算本塁打数は201となり、球団で初めて200本塁打を突破した。野球選手として、一人の大人として雄姿を届けた。この日は小児がんと闘う子供たちを支援する「ゴールドリボンナイター」として開催され、背番号55のユニホーム姿で始球式を務めた福沢尚翔君(12)ら11人が試合前セレモニーに参加。村上は本塁打を放ってベンチへ帰るたびに、左手首に着けた金色のリストバンドを指さし「何とかその子たちに夢と希望、元気を与えられるようにと思って臨んだ。勝ててうれしい」と、かみしめるように言った。「本当に小さな体で頑張っている姿に刺激をもらっている。野球選手だからとかじゃなくて、社会人として、しっかりとした人間になりたい。少しでも力になってくれたらうれしい」本拠地をどよめかせ、がんと闘う子供たちに雄姿を届けた3発。高津監督は「いやー、すごいね。3本全てがセンター方向というのが非常に評価できる。『打ちそうだな』という感じでベンチで見ていますよ。打撃の内容は三冠王のときの方が良かったと思うけど、その雰囲気によく似ている」と驚嘆した。「僕自身も(刺激を)与えられるように頑張りたい」と村上。少年少女のヒーローとなった背番号55の背中は、神宮でひと際大きく映えた。(樋口航)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
72443 0.621
(↑0.004)
M9
(↑2)
24406
(+3)
277
(+2)
74
(-)
89
(+1)
0.244
(-)
2.080
(-)
2
(-)
巨人
57593 0.491
(↓0.005)
15
(↓1)
24368
(+2)
357
(+3)
81
(-)
47
(-)
0.242
(-)
2.700
(-)
3
(-)
DeNA
53605 0.469
(↓0.004)
17.5
(↓1)
25392
(+7)
385
(+9)
87
(+4)
58
(-)
0.240
(↑0.001)
2.980
(↓0.04)
3
(-)
広島
53605 0.469
(↓0.004)
17.5
(↓1)
25371
(+4)
385
(+5)
62
(+1)
52
(-)
0.245
(-)
2.970
(↓0.02)
5
(-)
中日
54622 0.466
(↑0.005)
18
(-)
25334
(+9)
368
(+7)
67
(-)
72
(+2)
0.229
(-)
2.850
(↓0.03)
6
(-)
ヤクルト
42666 0.389
(↑0.006)
26
(-)
29319
(+5)
455
(+4)
68
(+3)
51
(-)
0.227
(-)
3.610
(↓0.01)