西武(☆3対2★)日本ハム =リーグ戦19回戦(2025.08.27)・ベルーナドーム=
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日本ハム
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西武
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勝利投手:與座 海人(5勝3敗0S)
(セーブ:平良 海馬(3勝1敗26S))
敗戦投手:山﨑 福也(5勝5敗0S)

本塁打
【西武】渡部 聖弥(8号・3回裏2ラン)

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◆西武は2点ビハインドで迎えた3回裏、渡部聖の2ランで同点とする。続く4回には長谷川が適時打を放ち、勝ち越しに成功した。投げては、先発・與座が6回途中2失点と試合をつくり今季5勝目。敗れた日本ハムは、先発・山崎福也が乱調で、打線も振るわなかった。

◆26日の西武戦(ベルーナドーム)で、かかとの痛みを理由に5回途中で交代した日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が、試合前練習でアップのみに参加した。バッティング練習は行わずスタメンからは外れ、ベンチメンバーには名を連ねた。前日の試合「4番DH」でスタメン出場したレイエスは、1回は四球を選んで清宮幸の先制適時打を誘発。4回の第2打席は空振り三振。そして5回2死一、二塁の好機で代打を送られていた。新庄剛志監督(53)はレイエスの交代理由について「ちょっとね、かかとが。飛行機に乗ると、気圧でちょっとおかしくなるのは、まあまあずっとなんですけど。明日ちょっと治療してもらって、様子みたいと思います」と話していた。

◆日本ハム伏見寅威捕手(35)が10試合ぶりにスタメンマスクをかぶる。先発バッテリーを組むのは山崎福也投手(32)で、7月29日ソフトバンク戦(エスコンフィールド)以来の「さちとら」コンビ復活となる。かかとを痛めているフランミル・レイエス外野手(30)は21試合ぶりにスタメンから外れてベンチスタート。4番には9試合ぶりに郡司裕也捕手(27)が入った。

◆日本ハム先発の山崎福也投手(32)が3回0/3を7安打3失点でKOされ、マウンドを降りた。2回まではテンポ良く無失点投球も、2点リードで迎えた3回1死二塁で西武渡部聖にチェンジアップを左中間に運ばれて同点8号2ランを献上。さらに4回は先頭のネビンに二塁打、次打者のセデーニョにも中前打を浴び、無死一、三塁のピンチを背負い、長谷川に勝ち越しとなる適時打を許した。4回は3連打を浴びて1死も奪えず、無念の途中降板となった。山崎は「点を取ってもらった直後に失点してしまい、ゲームを作ることができず申し訳ないです」と反省を口にした。

◆西武の渡部聖弥外野手(22)が同点の8号2ランを放った。この日はプロ入り後初めて9番でのスタメン起用。3回1死二塁の第1打席、ゲリラ雷雨が屋根に降り注ぐ中、日本ハム山崎の低めチェンジアップに崩されながらも最後は下半身をしっかり残して振り抜くと、高々と上がった打球が左中間最深部に吸い込まれた。試合中、球団広報を通じ「少し前に出されましたが、体の軸を崩さずにしっかりと捉えることができました」とコメントした。春先には4割を超えていた打率は、徐々に降下し、試合前には2割5分を割っていた状態。仁志敏久野手チーム兼任打撃コーチ(53)の指導を受けながら、スイングを修正中。まずはなんとか好結果が出た。

◆西武の長谷川信哉外野手(23)が体を張ったプレーを見せた。5回2死、日本ハム五十幡の大飛球がセンター後方へ。センターの長谷川はフェンス手前でジャンピングキャッチに成功したが、その勢いで左肘からラバーに衝突。左肩を脱臼しかねないような動きになり、そのまま地面に伏せた。右翼の外崎や熊代コーチ、トレーナーらが駆け寄り、西武ファンから「頑張れ!」が飛び交う中、しばらくしてからようやく起き上がり、痛そうな表情を見せながらもベンチへ走って戻った。長谷川はこの日、4回に勝ち越し適時打を放っている。

◆日本ハムファンもグラウンド上にあおむけになって倒れた西武長谷川信哉外野手(23)固唾(かたず)をのんで見守った。5回2死、五十幡の中堅後方への大飛球をフェンス際で好捕した長谷川が、そのまま左肩付近を外野フェンスに打ち付け、しばらく立ち上がれなかった。日本ハムファンが陣取る前でのアクシデント。心配そうに見守っていた日本ハムファンだが、外崎らの手を借りて立ち上がり、しっかりとした足取りで走ってベンチへ戻った長谷川に敵味方関係なく大きな拍手を送った。

◆西武-日本ハム19回戦の9回表、ベルーナドームが停電した。西武平良海馬投手(25)が日本ハム田宮に1球投げたところで、スコアボードやネット裏トイレや記者室などの諸室の電気が消えた。しかし場内照明は消えておらず、審判団の協議の末、約4分後に試合は再開した。

◆西武の源田壮亮内野手(32)が緊迫の場面で、ベンチへ下がった。1点リードの8回2死一、二塁。4番手の山田陽翔投手(21)が日本ハム野村にカウント1-2と追い込んだところで、源田がタイムを取ってベンチへ下がった。「あと1球」というところで源田がベンチ裏に下がり、数分ほど。再び源田がショートの定位置に笑顔で戻ると、野村の打球はまさかのショート正面へのゴロ。軽快にさばいて、山田も無失点で切り抜けた。

◆突然の"ブラックアウト"にファンも混乱した。9回表、日本ハムの攻撃が始まった直後に試合を中継するパ・リーグTVは画面がフリーズした。その後は中継を見られない状態が続いた。地上波中継していたテレ玉や、1球速報をしているスポナビも更新が途絶えた。ベルーナドームでは午後9時1分に、西武平良海馬投手(25)が日本ハム田宮裕涼捕手(25)に1球投げたところで、スコアボードやネット裏トイレや記者室などの諸室の電気が消えた。しかし場内照明は消えておらず、審判団の協議の末、約4分後に試合は再開。ただ、各中継は再開されず、X(旧ツイッター)では「パテレが壊れたと思ったら、現地は停電なの??」「パテレも一球速報も動かないよ」「パテレも落ちました」など困惑の声が相次いだ。

◆5位西武が優勝争いをする日本ハムを破り、逆転CSへの意地を見せた。この日は2点を追う3回、9番起用の渡部聖弥外野手(22)が8号同点2ランを放ち、さらに4回には長谷川信哉外野手(23)が勝ち越し適時打を放った。先発の与座海人投手(29)は3回に連続長打などで2点を先制されるも、アンダースローからストライクゾーンを大きく使いながら6回途中までその2失点でしのいだ。6回1死一、二塁のピンチは2番手のトレイ・ウィンゲンター投手(31)が無失点でしのぎ、その後も甲斐野央投手(28)ら必勝リレーが盤石の投球で逃げ切った。

◆日本ハムが逆転負けを喫し、前日の引き分け前まで続いていた連勝が3でストップした。3回に五十幡亮汰外野手(26)の適時三塁打、水谷瞬外野手(24)の適時二塁打で2点を先行したが、その裏に先発の山崎福也投手(32)が西武渡部聖に同点8号2ランを被弾。さらに4回先頭から3連打を浴びて勝ち越し点も与え、KOされた。打線も4回以降は西武投手陣を打ち崩せず、接戦を落とした。山崎は約1カ月ぶりの黒星で5敗目。前カードは首位ソフトバンクとの天王山で3連勝し、さらに波に乗って一気に首位再浮上を狙った5位西武との2連戦だったが、1分け1敗で終えた。9回には停電のアクシデントもあった試合後、新庄剛志監督(53)は「停電で、こっちに勝利来るかと思ったけどね。ライオンズの炎が消えた...みたいな」と苦笑いも「いや、この2連戦はライオンズさんの方が全然力が上でしたね。実力負けです」と完敗を認めた。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が試合後、5敗目を喫した山崎福也投手(32)の2軍降格を明言した。「ちょっと山崎くんは、チェンジアップをやめてほしいなって。腕を振ってのチェンジアップならいいんですけど。高めに浮く、腕が振れないチェンジアップは、右バッターとしたらすごい打ちやすいボールだから。もうあれ、正直やめてもらいたいなって思うぐらい。ファームの方に行って、ちょっと走り込みを中心に真っすぐのキレと膝元から右バッター、左バッターが体が前に出てハーフスイングするようなキレのあるスライダーを磨いてきてほしいなと。良くなるまではちょっと、しっかり僕も見てるんで、それまでは鍛え直してもらいたいです」と話した。先発した山崎は2点を先行してもらった直後の3回に西武渡部聖に同点8号2ランを献上。さらに4回先頭から3連打を浴びて勝ち越し点も与え、KOされた。チームは逆転負けで、前日の引き分け前から続いていた連勝が3でストップした。

◆日本ハムが逆転負けを喫し、1分けを挟んだ連勝が3でストップした。3回に五十幡亮汰外野手(26)の適時三塁打、水谷瞬外野手(24)の適時二塁打で2点を先行したが、その裏に先発の山崎福也投手(32)が西武渡部聖に8号同点2ランを被弾。さらに4回先頭から3連打を浴びて勝ち越し点も与え、KOされた。打線も4回以降は西武投手陣を打ち崩せず。9回の攻撃時には球場のスコアボードなどが停電するハプニングもあったが、そのまま1点差を追いつけずに接戦を落とした。山崎は約1カ月ぶりの黒星で5敗目。前カードは首位ソフトバンクとの天王山で3連勝し、さらに波に乗って一気に首位再浮上を狙った5位西武との2連戦だったが、1分け1敗で終えた。

◆日本ハム山崎福也投手(32)が4回途中3失点でKOされ、2軍降格が決まった。2点リードの3回に渡部聖に同点となる8号2ランを献上。さらに4回は1死も奪えずに3連打を浴び、決勝点を奪われた。新庄監督は試合後に「しっかり僕も見てるんで、良くなるまでは鍛え直してもらいたい」と状態を上げるまで無期限2軍を明言。山崎は「頑張るしかないですね」と話した。

◆強敵日本ハムに勝った5位西武に"真夏のカイダン"が待っていた。1点リードの9回表、クローザーの平良海馬投手(25)が初球を投じた後、スコアボードの表示が消えた。ネット裏の諸室の電気も消えた。場内にはアナウンスも響かない。西口文也監督(52)は「ベンチの照明はちょっと落ちました」と振り返る。非常灯でベルーナドームは十分に明るいものの、まさかの停電になった。審判団が協議し、4分後に試合は再開した。ボールカウントも表示されず、審判は丁寧に進め、ベンチからも声で示した。珍しい展開にも動じず、西武はそのまま勝利。西口監督は「動揺なんてあれくらいじゃしない。もっと早い回だったらいろいろ困ることもあったかもしれないけど」と振り返った。とはいえベテラン炭谷銀仁朗捕手(38)も「こんなの初めて」と驚くハプニングだ。殊勲打の渡部聖弥外野手(22)らのヒーローインタビューも行えず、西武ファンたちはその分「2次会」で盛り上がる。そのころ、選手たちは冷房の余韻が少しだけ残った長い"階段"を上ってロッカーへ。しかしながら安息の地も停電中で非常灯しか付いていない。汗びっしょりの選手や首脳陣たち。でも浴室も"怪談"のごとく真っ暗だ。右翼でハッスル守備をした外崎修汰内野手(32)は「ちょうど高松がいて、高松がスマホで照らしてくれたので入れました」とさっぱりできた様子。しかし、どうやらドライヤーは使えなかったようだ。試合終了直前のハプニングに、スタッフも周辺情報を収集しきれず「信号ついているのかな?」と安全運転への意識を高めながら帰路へつく選手もたくさん。非日常の意外な形で、汗だくで輪を深めた選手たち。獅子の「肝が試される」シーズン大詰めに入って行く。【金子真仁】

◆西武の与座海人投手(29)が6回途中2失点で、今季5勝目を挙げた。この日もアンダースローからストライクゾーンをいっぱいに使い、日本ハム打線を翻弄(ほんろう)。2失点し、6回のピンチで降板したものの、先発投手としての責任を果たした。母校の沖縄尚学が夏の甲子園で初優勝。この日投げ合ったのは、決勝の相手、日大三(西東京)出身の日本ハム山崎だった。「記事でそういう対決と知りました」と話した与座は「僕も後輩たちにいい姿を見せてもらったので、僕もその流れに乗って、いいところを見せたいと思って投げました」と、白星につながる好投に笑顔を見せていた。

◆停電でも流れ変わらず-。日本ハムが逆転負けで、引き分けを挟んだ連勝が3で止まった。3回に2点を先制も、その裏に山崎福也投手(32)が同点2ランを被弾。さらに4回に決勝点を与えた。1点を追う9回の攻撃中には球場が一部停電。電光掲示板などが消えたまま再開し、敗戦となった。勝った首位ソフトバンクとのゲーム差は「1」に広がった。29日からは再び本拠地エスコンフィールドに戻り、楽天と対戦する。停電で場内アナウンスの音も消え、電光掲示板も表示されないまま、日本ハムの連勝が静かに途切れた。新庄監督は「停電で、こっちに勝利が来るかと思ったけどね。ライオンズの炎が消えた...みたいな、あれ?って。いや、この2連戦はライオンズさんの方が全然力が上でしたね。実力負けです」。1点の差を追い付くことができなかった。本拠地でのソフトバンク3連戦で3連勝し、0・5差まで肉薄したが、5位西武相手に1分け1敗。指揮官は「これからは、切り替えてとか、関係ないよ、もう。勝つしかないからね。相手どうこうというより、勝たないといけないんで。またしっかりスタメン考えて、やっていきます」。ここからは気持ちの勝負だ。29日からは、本拠地に戻って楽天との3連戦が待っている。プラス材料もある。かかとの痛みを訴えて26日の初戦を途中交代し、この日もスタメンを外れたレイエスが、7回1死二塁で代打出場した。空振り三振には倒れたが、新庄監督は「大事じゃなかったみたい。小事だった(笑い)」と一安心だ。「なんかいい対処法ないかなと思って。痛み止めも今ね、時代がすごいテクノロジーで、いろんなやり方があるから。いろいろ考えてる」と再発を心配はするが、スタメン復帰については「(打撃が)大丈夫だから、やれるでしょ」。27発、76打点と打撃2部門でトップを走る主砲は戻れる公算となった。ゴロゴロと雷鳴鳴り響く中で始まり、最後は停電のアクシデント。天からの稲光を、9年ぶりリーグ制覇への吉兆とする。【永野高輔】

◆大熱戦が繰り広げられた第107回全国高校野球選手権大会決勝から4日後。甲子園からベルーナドームに舞台を移し、今度は優勝した沖縄尚学OBの西武・与座海人(29)、準優勝の日大三(西東京)OBの日本ハム・山崎福也(32)の両投手が先発で投げ合った。与座「僕が何したわけじゃないんですけど、いろんな人から『おめでとう!』と言ってもらえて...。僕なんか〝おまけ〟みたいなものだけど、やっぱり、(後輩の活躍は)刺激になっているし、自分もしっかり投げないとな、と思います」山崎「感動しました。(当時コーチだった)三木有造監督が(勝ち進んで)うれしそうな顔をしているのを見るのはやっぱりうれしいですね。今日は負けられないですね。こっちの舞台では勝てるように頑張ります」与座は入学当初は上手投げだったが、比嘉公也監督の勧めで2年夏からサイドスローに転向。3年時の2013年に春夏連続で甲子園出場したが、登板は選抜大会1回戦・敦賀気比(福井)戦のみで3番手として1回?を4安打4失点と苦いものだった。一方の山崎は2年夏と3年春に出場。準優勝した2010年の選抜大会ではエース兼主砲として1大会13安打の大会タイ記録を樹立した。来月15日には30歳を迎える与座は「まだまだ若い部類。そこはブイブイアピールしていきたい」と語る。そして、ソフトバンクと激烈なV争いをする山崎は、三木監督の指導モットーが「ガッツ、気合、根性」という中で、「プロ野球も本当にこの時期は強い気持ちを持っておかないと。少しでも相手に弱い気持ちを見せてしまったら駄目なので、まさしくその通りですね」と師の教えを胸に刻む。(東山貴実)

◆「2番・中堅」で先発出場した日本ハム・五十幡亮汰外野手(26)が0―0の三回2死二塁で先制の右越え適時打三塁打を放った。3日のオリックス戦(京セラ)以来、出場17試合ぶりに打点をマークした。「先制点が大事だと思っていたので、何とか後ろにつなごうという思いで打ちました」カウント1―2から西武先発の下手投げ右腕、与座の132キロの直球を振り抜いた。打球が右翼手の頭を越えると、俊足を飛ばして三塁へ。「矢沢が盗塁を決めて、スコアリングポジションに進んでくれたのが大きかったです」と生還した二走・矢沢に感謝した。日本ハム打線はなおも2死三塁で続く水谷が右中間への適時二塁打を放ち、2―0。チームに追加点をもたらした右打者は「イソさん(五十幡)がタイムリーで先制してくれたので、楽な気持ちで打席に入りました」と振り返った。

◆西武のドラフト2位・渡部聖弥外野手(22)=大商大=が0-2の三回1死二塁で左中間席に同点8号2ランを放った。「打ったのはチェンジアップ。少し、前に出されましたが、体の軸を崩さずにしっかり捉えることができた」。左手1本で運んだ8月9日以来の一発を振り返った。「1番・左翼」で先発出場した前日26日は同点に追いついた直後の七回無死満塁で初球のボール球に手を出して浅い左飛に倒れるなど5打数無安打。試合後には、西口監督が「打席の中でどういうイメージをして打ったかというところが大事になってくる」と苦言を呈していた。延長十二回に代打を送られ、この日は9番に降格していた。

◆日本ハムの先発、山崎福也投手(32)は四回途中7安打3失点KO。2―3と勝ち越しを許した場面で降板した。山崎は夏の甲子園大会準優勝校の日大三高出身で西武先発は優勝校、沖縄尚学高出身の与座。登板前には「負けられないですね。こっちの舞台では勝てるように頑張ります」と意気込んでいたが、白星をつかむことはできなかった。2―0の三回、渡部聖に左中間への同点2ランを被弾すると、続く四回には無死一、三塁で長谷川に勝ち越しの中前適時打を許し、KO。11年目左腕は「点を取ってもらった直後に失点してしまい、ゲームを作ることができず申し訳ないです」と肩を落とした。

◆西武が逆転勝ち。0―2の三回に渡部聖の2ランで追い付き、四回に長谷川の適時打で勝ち越した。与座は緩急で揺さぶり、六回途中までで4安打2失点にまとめて5勝目を挙げた。日本ハムは山崎が踏ん張れず連勝が3で止まった。

◆日本ハムは西武に惜敗し、引き分けを挟んで連勝が3で止まった。1点を追う九回の攻撃中に場内の一部が停電するアクシデントが起こり、試合が約4分間中断したが、流れは変わらず。新庄剛志監督(53)は試合後、開口一番で「停電でこっちに勝利が来るかと思ったけど。この2連戦はライオンズが上。実力負けです」と脱帽した。先発の左腕、山崎が四回途中7安打3失点KO。2―0の三回に渡部聖の左中間への2ランで試合を振り出しに戻されると、続く四回に3連打で勝ち越しを許した。指揮官は「腕の振れないチェンジアップはやめてもらいたい。鍛え直して」と厳しい口調。無期限の2軍調整を命じた。本来の緩急を付けた巧みな投球が影を潜めた左腕は「連打が良くなかった。点を取ってもらった直後に失点してしまい、ゲームを作ることができず申し訳ないです」と猛省。その上で「もう頑張るしかない」と前を向いた。

◆九回に西武・平良が先頭の田宮に1球投げた直後に停電となり、スコアボードなどの電源が落ちた。バックアップ電源が別だった照明は落ちなかったため、試合は4分間の中断を挟んで試合終了まで続行された。試合後のヒーローインタビュー、グラウンドウオークなどのイベントも中止。選手も戸惑いを隠せず、炭谷が「風呂に入りたかったけど、暗いので、汗をかいたまま帰ります」と話せば、外崎は「(同僚の)高松がスマホで照らしてくれて、風呂に入れました」。球団によると、試合後の時点で原因は不明で、復旧のめどは立っていない。

◆OB対決も沖縄尚学に軍配!! 第107回全国高校野球選手権大会決勝で激突し、優勝した沖縄尚学OBの西武・与座海人(29)、準優勝の日大三(西東京)OBの日本ハム・山崎福也(32)の両投手が先発。5回?を2失点に抑えた与座が投げ勝ち、5勝目(3敗)を挙げた。夏の甲子園決勝から4日後。舞台を甲子園からベルーナドームに移しての両校OB対決は、再び沖縄尚学が制した。「これも何かの縁だと思うし、後輩たちのおかげでそういう目線で試合を楽しんでいただけたならありがたい。僕も後輩の優勝の流れに乗って、いい姿を見せたいと思って投げた。プロ、アマ問わず、(球界を)盛り上げていければ最高ですね」そう笑顔を見せたのは沖縄尚学OBの西武・与座だった。試合序盤から雷鳴がとどろく中、三回に2点を先制されても、追加点は許さなかった。六回に脱水症状となり、マウンドを救援陣に託したが、先発としての役割は果たした。同校3年時の2013年に春夏連続で甲子園出場したが、登板は選抜大会1回戦・敦賀気比(福井)戦のみで、3番手として1回?を4安打4失点と苦いものだった。「僕なんかは高校時代はベンチ。3、4番手の投手だったので、沖縄尚学を語れるかと言われたらそうじゃない」と謙遜しながらも、比嘉公也監督への恩は生涯忘れない。入学当初は上手投げだったが、指揮官の勧めで2年夏からサイドスローに転向。最終的に岐阜経大進学後にアンダースローとなった中、「高校時代のあのアドバイスがなければ、今の僕はない」と振り返った。さらに、高校時代に指揮官から人生訓として、教えられた言葉が「実るほど頭を垂れる稲穂かな」。だからこそ、白星を手にしても「今日はすぐ逆転してくれた野手の皆さんと、僕のあとを投げてくれた4人に感謝しかないです」と締めた。(東山貴実)

◆日本ハムは1点を追う九回の攻撃中に場内の一部が停電するアクシデントが起こり、試合が4分間、中断。再開後も流れは変わらず無得点に終わり、連勝は3で止まった。新庄監督は「停電でこっちに勝利がくるかと思ったけど。ライオンズの炎が消えて」と笑いを誘った後、真顔になり「この2連戦はライオンズが上。実力負けです」と脱帽した。四回途中3失点の山崎については無期限の2軍調整を命じ「腕の振れないチェンジアップはやめてもらいたい。鍛え直して」と厳しい口調だった。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
69424 0.622
(↑0.004)
-
(-)
28432
(+3)
318
(+1)
81
(-)
87
(+1)
0.250
(-)
2.400
(↑0.01)
2
(-)
日本ハム
69443 0.611
(↓0.005)
1
(↓1)
27440
(+2)
316
(+3)
105
(-)
57
(+1)
0.248
(↓0.001)
2.410
(-)
3
(-)
ORIX
57533 0.518
(↓0.005)
11.5
(↓1)
30399
(+1)
423
(+6)
80
(+1)
49
(-)
0.259
(-)
3.450
(↓0.02)
4
(-)
楽天
54582 0.482
(↓0.004)
15.5
(↓1)
29363
(+1)
405
(+3)
54
(-)
96
(-)
0.249
(↑0.001)
3.300
(↑0.01)
5
(-)
西武
52593 0.468
(↑0.004)
17
(-)
29303
(+3)
335
(+2)
55
(+1)
74
(-)
0.228
(-)
2.740
(↑0.01)
6
(-)
ロッテ
42673 0.385
(↑0.005)
26
(-)
31339
(+6)
442
(+1)
57
(-)
59
(+1)
0.236
(↑0.001)
3.650
(↑0.03)