楽天(★1対3☆)ソフトバンク =リーグ戦19回戦(2025.08.27)・こまちスタジアム=
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ソフトバンク
0102000003900
楽天
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勝利投手:大津 亮介(3勝2敗0S)
(セーブ:杉山 一樹(3勝3敗21S))
敗戦投手:古謝 樹(5勝5敗0S)
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◆ソフトバンクは2回表、野村の内野ゴロの間に1点を先制する。そのまま迎えた4回には、柳町の適時打などで2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・大津が5回無失点で今季3勝目。敗れた楽天は、先発・古謝が力投するも、打線がつながりを欠いた。なお、この試合でソフトバンク・今宮が史上4人目となる通算400犠打を達成した。

◆ソフトバンクの山川穂高が秋田こまちスタジアムで1発を狙う。ここまでの山川は札幌ドームとほっともっと神戸を含む全12球団の本拠地で本塁打を打っており、地方球場では帯広、弘前、盛岡、大宮、三次、北九州、那覇で1発をマーク。秋田ではプロ入りから出場がなく、今日の試合で本塁打を打てば自身22球場目のアーチとなる。

◆秋田・由利本荘市出身で俳優の加藤夏希(40)が、右肘の脱臼を押してアンダースローで登板した。7月生まれにちなんだ背番号「7」のユニホームを着用し、セレモニアルピッチに登場。2体のなまはげ、球団マスコットのクラッチ、スイッチが本塁後方から見守る中、捕手役を務めた楽天の銀次アンバサダーに向かって、下手投げで投球した。同県出身のレジェンド、山田久志氏をほうふつとさせるアンダースローを披露したが、これには理由があった。加藤は「意図というよりけががあったんですけど。投げることが決まった後に肘を脱臼してしまって」と明かした。「病院の先生に始球式があって、どうにか投げたいんですと、まるでアスリートかのように病院に行ってはフォームの練習をして、こっちの方が安定するねというんで、この1カ月はひたすらアンダースローの練習をしてました」と話した。ノーバウンド投球はかなわなかったが、地元秋田で大役を務め「悔しいですけど、99点で」と笑顔で点数をつけた。

◆ソフトバンク今宮健太内野手(34)が史上4人目となる通算400犠打を達成した。4回無死一塁の第2打席で「捕ギ」を成功させ、直後の柳町の左前適時打を呼び込んだ。今宮は8月22日の敵地日本ハム戦で通算100本塁打に到達。400犠打以上を決めての100本塁打到達者はプロ野球史上初の快挙となった。球団を通じて「プロ野球選手としてスタートをして、まず自分ができることは守ること、バントをすることでした。そんな中で、400という大きな数字まで積み重ねてこれたと思います。まだまだ上には3名ものレジェンドの方々が存在します。そこに近づいていくにはけがをせず、試合に出続けることが最低条件だと思います。とにかく自分はチームの勝利へ貢献していくこと、そしてチーム内の競争に負けないようにすること。僕の中では犠打を積み重ねていくことは、プロとして活躍し続けることとイコールの関係。これからもっとこの数字を伸ばしていけるように日々鍛錬をしていきたいと思います。とにかく400犠打が得点につながって良かったです」とコメントした。通算400犠打=今宮(ソフトバンク) 27日の楽天19回戦(秋田)の4回、捕手前に送りバントを決めて達成。川相(中日)533、平野(ロッテ)451、宮本(ヤクルト)408に次いで4人目となり、パ・リーグだけで400犠打は初。初犠打は12年4月29日のロッテ5回戦(QVCマリン)。また、過去3人は通算本塁打が2桁だったが、今宮はすでに100本。「100本塁打+400犠打」は初めてだ。<通算犠打の上位5選手>1位 川相昌弘 533犠打(43本塁打)2位 平野謙 451犠打(53本塁打)3位 宮本慎也 408犠打(62本塁打)4位 今宮健太 400犠打(100本塁打)5位 菊池涼介 370犠打(134本塁打)

◆ソフトバンク今宮健太内野手(34)が通算400犠打を達成した。プロ野球史上4人目。秋田のタカ党に大記録達成を届けた。前日26日の青森・弘前での楽天戦では中村晃外野手(35)が通算1500安打を達成した。それぞれ年に一度の地方開催。中村、今宮とホークス一筋のベテラン2人が、みちのくロードで連日の偉業達成となった。通算400犠打=今宮(ソフトバンク) 27日の楽天19回戦(秋田)の4回、捕手前に送りバントを決めて達成。川相(中日)533、平野(ロッテ)451、宮本(ヤクルト)408に次いで4人目となり、パ・リーグだけで400犠打は初。初犠打は12年4月29日のロッテ5回戦(QVCマリン)。また、過去3人は通算本塁打が2桁だったが、今宮はすでに100本。「100本塁打+400犠打」は初めてだ。

◆ソフトバンクが連敗を「4」で止め、首位をキープした。0-0の2回に野村の遊ゴロ間に先制。4回は無死一塁で今宮健太内野手(34)が通算400犠打を達成し、柳町の左前適時打と海野のスクイズにつながった。先発の大津は5回無失点で降板し、6回からは継投リレーで逃げ切った。合計11泊の長期ロードは5戦目で初白星。対楽天戦の成績は9勝10敗となった。チームは28日に千葉へ移動し、29日からは敵地ZOZOマリンでロッテ3連戦を迎える。

◆楽天は「東北シリーズ」最終戦を白星で締められず、4カードぶりの勝ち越しを逃した。2回、先発の古謝樹投手(24)が併殺崩れの間に先制を許す。3回1死二塁から8番柳町の左前適時打で点差を広げられると、左翼ゴンザレスが打球を後逸。なおも1死三塁となり、9番海野にスクイズを決められた。古謝は5回以降の3イニングを3者凡退に抑えるなど7回107球、5安打3失点(自責2)7奪三振と力投したが、5敗目を喫した。打線は3回、辰己の二塁打を起点に2死三塁としたが、無得点に終わった。3点を追う7回1死一、三塁からオスカー・ゴンザレス外野手(27)の左前適時打で1点をかえした。なおも2死満塁としたが、中島大輔外野手(24)が左飛で凡退した。

◆ソフトバンク柳町達外野手(28)が6試合ぶりの打点をあげた。4回1死二塁で左前適時打。直前の今宮の通算400犠打をしっかり得点につなげた。「(今宮)健太さんが400個目の犠打でつないでくれて、その節目の記録をなんとしても自分が生かすんだと気合が入りました。タイムリーという形で健太さんを祝福できたと思うので良かったです」と笑みをこぼした。

◆ソフトバンク大津亮介投手(26)が5回3安打無失点で今季3勝目を手にした。2、4、5回は先頭出塁を許しながら多彩な変化球を駆使してホーム生還を防いだ。「先頭が出るシチュエーションが多かったんですけど、何とか投げました」と気合の力投。決め球フォークの割合を減らす配球改善も奏功した。「今は日本ハムと争っているので、1試合1試合を大事に全力で戦っていきたいなと思います」。5回に辰己の打球が直撃したが、笑顔でヒーローインタビューに登場した。

◆ソフトバンク松本裕樹投手(29)が回またぎでチームの勝利に貢献した。3-1の7回2死満塁から4番手で登板。楽天1番中島を真ん中低め152キロ直球で、左飛に仕留めた。続く、8回も続投して1回1/3を1安打無失点。小久保監督は「松本(裕)の回またぎは全くシミュレーションしていなかったけど、こういう展開で連敗中だった。今日は悔いのないようにいこうと」と振り返った。

◆ソフトバンク今宮健太内野手(34)が前人未到の偉業を達成した。東北の秋田開催となった楽天戦で通算400犠打をマーク。1-0の4回無死一塁から捕手の前へ成功させ、追加点を呼び込んだ。プロ野球4人目、100本塁打以上を放っての到達は史上初の快挙となった。ベテランがつなぎ役に徹し、チームは連敗を4でストップ。首位陥落の可能性もあった一戦を制し、2位日本ハムに1ゲーム差とした。いとも簡単に、ベテラン今宮が捕手の前へ転がした。右足を後方へ引き、横にバットを構える。真ん中の低め直球にコツンと当てた。4回無死一塁で牧原大を二塁へ。培ってきた技術が詰まった送りバント。三塁ベンチにできたハイタッチの列に戻り、チームメートから祝福の声をかけられた。通算400度目の犠打。つなぎ役に徹し続けた1つの証しでもあった。「とにかくチームの勝利に貢献していくこと。犠打を積み重ねていくことは、プロとして活躍し続けることとイコールの関係」史上4人目の大台に到達し、金字塔を打ち立てた。今月22日の敵地日本ハム戦でプロ通算100号を達成。「100本塁打&400犠打」は長いプロ野球の歴史のなかでも史上初の快挙だ。プロ野球史に刻んだ新たな歴史。それでも、今宮は「どんどん伸ばしていくというか。自分のやるべきことをしっかりやりたい」とさらなる高みを見据える。「バント」が厳しい世界で生き抜く術だった。明豊(大分)時代は高校通算62本塁打をマーク。世代屈指のスラッガーで名をはせるも「もう、過去のことだと思って」。09年ドラフト1位で鳴り物入りで飛び込むも、入団当初は打撃に課題を残した。プロ3年目の12年にシフトチェンジ。強打者のプライドをかなぐり捨て、小技にこだわった。キャリアを重ねていっても、試合前には欠かさずにバント練習を行う。準備に余念はない。13、14年は2年連続でパ記録のシーズン62犠打をマーク。自己犠牲を貫く分、通算安打数は1404本。「バントに徹しない野球人生だったら1500安打に達していたかな」と思う時もある。それでも「自分の仕事はバントだと思ってプロの道を歩んできた」。後悔はない。1つずつ積み上げてきた背番号6の姿が頼もしい。長期ロードの連敗を4でストップし、2位日本ハムに1ゲーム差とした。東北秋田の地でメモリアルデーを飾り「あとは打つこと。しっかり打てるように」。リーグ連覇へ。頼れる男はチームの勝利を貪欲に求める。【佐藤究】ソフトバンク小久保監督(今宮が通算400犠打を達成)「400もバントして、100本(塁打)も打てる選手は出てこないでしょうから。プロ野球に名を残す記録ですね」通算400犠打=今宮(ソフトバンク) 27日の楽天19回戦(秋田)の4回、捕手前に送りバントを決めて達成。川相(中日)533、平野(ロッテ)451、宮本(ヤクルト)408に次いで4人目となり、パ・リーグだけで400犠打は初。初犠打は12年4月29日のロッテ5回戦(QVCマリン)。また、過去3人は通算本塁打が2桁だったが、今宮はすでに100本。「100本塁打+400犠打」は初めてだ。今宮健太(いまみや・けんた)1991年(平3)7月15日生まれ、大分県別府市出身。明豊では2年春と3年春夏に甲子園出場。高校通算62本塁打。09年ドラフト1位でソフトバンク入団。3年目の12年から主力に定着し、14、17、22、24年ベストナイン。13年から5年連続で遊撃手のゴールデングラブ賞を受賞。15年プレミア12出場。172センチ、76キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸3億円プラス出来高払い。

◆楽天が1シーズンでは初となる東北6県での試合開催を達成した。本拠地の楽天モバイルパークがある宮城を含む東北全県で主催試合が行われたのは球団初。過去に2度チャンスがあったが、17年は郡山、24年は盛岡での一戦が中止となっていた。三度目の正直で悲願を果たし、森井誠之球団社長は「振り返れば3回目のチャレンジにはなりますので、ようやくこれで(宮城以外の)5県でできるっていうことは本当にうれしかったです」と力を込めた。来年も宮城以外の5県で試合開催を目指す方針だという。森井社長は「各地区で1軍戦をやるっていうのは、これはもう間違いなく毎年狙っていきたいし、チャレンジはしていきたいというふうに思ってます」と話した。

◆楽天古謝樹投手(24)の力投は報われなかった。秋田でのソフトバンク戦に先発し、7回107球、5安打3失点(自責2)7奪三振。5敗目(5勝)を喫したが、4試合連続で7回途中降板が続いていただけに「7回まで投げ切れたことは大きな収穫だと思う」と一定の手応えを示した。2回、1番野村の併殺崩れの間に先制点を許した。3回1死二塁では8番柳町に左前適時打を浴び、左翼ゴンザレスの失策が絡み、なおも1死三塁から9番海野のスクイズで点差を広げられた。「最初に先制点を与えてしまったりだとか。あとスクイズ警戒がある中で、ウエストのサインが出なくても、自分自身が何かを感じ取らないといけないというのは試合の中であった」と課題を挙げた。5回以降の3イニングはいずれも3者凡退で切り抜けるなど尻上がりに調子を上げた。特に6回1死、牧原大を、カウント3-1までいきながらも最後はスライダーで空振り三振に仕留めた場面を振り返り「毎試合、完封、完投を目指して、3人で終わらせるという目標でずっとやってる。スライダーで高さもいいところに決まったんで。ああいうところを後半しっかり投げきることができれば7回投げきれるとわかった」と力を込めた。

◆ソフトバンク今宮健太内野手(34)が史上4人目となる通算400犠打を達成した。4回無死一塁の第2打席で「捕ギ」を成功させ、直後の柳町の左前適時打を呼び込んだ。今宮は8月22日の敵地日本ハム戦で通算100本塁打に到達。400犠打以上を決めての100本塁打到達者はプロ野球史上初の快挙となった。今宮の通算400犠打のうち「三犠打」は8つしかない。「三塁方向はほぼないはずです。調べてみてください」と言われて過去の成績をさかのぼると、その通りだった。理由は「自分は顔に近い位置でバントをするので三塁方向は少しやりづらい。顔から遠い位置でバントをする人はやりやすいと思いますけど」と説明した。右打者ということを考慮しても、8つだけというのは意外な少なさだった。一般的に一、二塁や二塁の場合は三塁手に打球を処理させるのがセオリー。二塁走者を確実に三塁進塁させるためだ。「三塁方向にやろうと思ったこともあったけど失敗ばかりでした。セオリーとは逆でもコースさえよければ成功できるので」。バント職人は自己流を歩み、プロ野球史上初の金字塔を打ち立てた。【ソフトバンク担当=只松憲】

◆秋田には日本が誇る独特の文化と風土がある。米どころ、名酒の里、秋田美人、秋田犬、なまはげ、秋田を連想するワードは尽きない。この地で、楽天の球団史に新たな歴史が加わった。秋田市「こまちスタジアム」での主催試合。これで球団創設以来、初めて同一年で宮城県を除く東北5県で主催試合が無事に行われた。これまで、いずれかの球場で天候不良などにより〝コンプリート〟されていなかった。明け方から激しい雷雨に見舞われ、中止ムードが漂っていた。関係者、グラウンドキーパーによる献身的な支えにより、プレーボールに至った。秋田・由利本荘市出身の女優、加藤夏希がセレモニアルピッチを務めた。試合前セレモニーでは、中堅エリアでなまはげによる豪快な和太鼓の演舞が披露された。メジャー本塁打王で身長188センチ、体重117キロのボイトでさえ、アップ中に側を横切ると、その風貌に目を見開き、振り返った。球場には屋台が並んだ。石井一久GMは、地元秋田の食材を使った食べ物を爆買い。さらに、石川県からわざわざ出店した炭焼きステーキ屋が、甚大な被害を受けた「珠洲の塩」を使用していることを知ると、復興支援のために大人買いしていた。(広岡浩二)

◆ソフトバンクが連敗を4で止めた。二回に野村の遊ゴロで先制し、四回に柳町の適時打などで2点を追加した。大津が5回を3安打無失点で3勝目。楽天は古謝が7回3失点で5敗目。打線は3併殺打とつながりを欠いた。

◆楽天2年目左腕の古謝が先発し、7回5安打3失点(自責点2)、7奪三振で5敗目(5勝)。登板12試合ぶりに7回を投げ切り「大きな収穫になった」と明かした。ただし、二回に四球絡みで先制点を許し「勝たなくてはいけない状況で、先制点を与えた」と反省。三木監督は「いい球もあったが、一つの四球が勝敗を左右することもある。今後につなげてほしい」と語った。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
69424 0.622
(↑0.004)
-
(-)
28432
(+3)
318
(+1)
81
(-)
87
(+1)
0.250
(-)
2.400
(↑0.01)
2
(-)
日本ハム
69443 0.611
(↓0.005)
1
(↓1)
27440
(+2)
316
(+3)
105
(-)
57
(+1)
0.248
(↓0.001)
2.410
(-)
3
(-)
ORIX
57533 0.518
(↓0.005)
11.5
(↓1)
30399
(+1)
423
(+6)
80
(+1)
49
(-)
0.259
(-)
3.450
(↓0.02)
4
(-)
楽天
54582 0.482
(↓0.004)
15.5
(↓1)
29363
(+1)
405
(+3)
54
(-)
96
(-)
0.249
(↑0.001
3.300
(↑0.01)
5
(-)
西武
52593 0.468
(↑0.004)
17
(-)
29303
(+3)
335
(+2)
55
(+1)
74
(-)
0.228
(-)
2.740
(↑0.01)
6
(-)
ロッテ
42673 0.385
(↑0.005)
26
(-)
31339
(+6)
442
(+1)
57
(-)
59
(+1)
0.236
(↑0.001)
3.650
(↑0.03)