1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
阪神 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 4 | 0 | 1 |
DeNA | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 10 | 0 | 2 |
勝利投手:ハートウィグ(2勝0敗0S) (セーブ:石井 大智(1勝0敗7S)) 敗戦投手:入江 大生(3勝3敗20S) 本塁打 |

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◆阪神が逆転勝利。阪神は2点を追う9回表、佐藤輝の犠飛で1点差に迫る。なおも2死一塁の場面で大山の2ランが飛び出し、試合をひっくり返した。投げては、2番手・ハートウィグが今季2勝目。敗れたDeNAは、9回に1死満塁の好機をつくるも、あと1本が出なかった。
◆3位のDeNAが、CS進出に向け、大きなカギとなる首位の阪神との3連戦(横浜)を迎える。対阪神は、今季4勝10敗2分けと大きく負け越し。シーズンの残りは30試合の中、9試合も残される。チームは現在3位で、首位阪神とは15・5ゲーム差離されるが、2位巨人とは2・5ゲーム差。4位広島とは3ゲーム差となる。今季は下位チームの4位広島とは10勝9敗1分け、5位中日とは14勝6敗、最下位ヤクルトとは11勝6敗1分けと勝ち越すだけに、残り9試合の阪神戦の勝敗が大事になる。26日の初戦は、DeNAはケイ、阪神は村上が先発する。
◆阪神小野寺暖外野手(27)が1軍に合流した。今季は1軍戦2試合に出場するも、打席はなし。4月24日に出場選手登録を抹消されて以来の再昇格となった。今季の2軍戦では56試合に出場し、2割5分1厘、2本塁打、20打点をマークしている。
◆DeNA筒香嘉智外野手(33)が、2戦連発となる9号ソロで先制点をもたらした。2回先頭、阪神村上に追い込まれながらも内角寄りの148キロ直球をしばいた。コンパクトなスイングながら高々と舞い上がって右中間席に運ぶ先制ソロ。「やるべきことをやっただけ。その結果がホームランになっただけです。チームに勢いをつけること、それが自分の役割です」と引き締めた。54日ぶりのスタメンで自身3打席ぶりアーチを放った24日巨人戦(東京ドーム)から3打席ぶりの2試合連続本塁打とした。同戦後には「状態はずっと良くて、良い状態を継続することをずっとやってきた」と好調ぶりを示しており、これで直近は7打席で3発。量産態勢に入り、米国挑戦前最終年となる19年以来6年ぶりとなる2桁アーチに王手をかけた。
◆26日から28日の阪神戦(横浜)で、イベント「横濱漢祭 2025」を開催する。試合前には、応援総長を務める角田信朗氏(64)が登場。「両チームそして観客、共になって横浜スタジアムで世界一熱い戦いをつくろうではないか!」と力強く開会宣言した。その後は熱波師の極意を取得した角田氏から観客に「漢熱波」を送るアウフグースのレクチャー。チームを勝利に誘う漢熱波が、球場のあちこちから送られた。「横濱漢祭 2025」のテーマは「世界で一番熱い夏と漢たちの闘い」。応援総長の力も借りて、ハマスタを世界で一番熱い場所にする。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)が第1打席から漢(おとこ)の勝負を演じた。2回の先頭。左腕アンソニー・ケイ投手(30)に対して積極的に打ちに出た。1ボールから見逃し、空振りと3球で追い込まれたが、150キロ台中盤の剛速球を連続して投げ込んでくるケイに負けじと、力強くスイングをかけた。4連続ファウルのあと、2球ボール球を見送り。フルカウントからの10球目、高めの変化球で空振り三振に倒れた。それでも見応えたっぷりの好勝負に大きな拍手が送られた。この日は「横濱漢祭 2025」として開催。「世界で一番熱い夏と漢たちの闘い」をテーマに、角田信朗氏が試合前からスタジアムを盛り上げた。
◆DeNA筒香嘉智外野手(33)が止まらない。2戦連発から2打席連発と快音を連発して、アメリカ挑戦前最終年となる19年以来6年ぶりの2ケタアーチを達成した。2打席連発も19年4月20日広島戦(マツダスタジアム)以来6年ぶりとなった。2回先頭、阪神村上に追い込まれながらも内角寄りの148キロ直球をしばいた。コンパクトなスイングながら高々と舞い上がって右中間席に運ぶ先制ソロ。「やるべきことをやっただけ。その結果がホームランになっただけです。チームに勢いをつけること、それが自分の役割です」と引き締めた。さらに2打席目の4回先頭、2球で追い込まれてからの3球目、高めの胸の高さはあろうかというボール球をたたいた。ライナー性で右翼席に突き刺さるような10号ソロ。豪快アーチで節目の2ケタアーチに到達した。54日ぶりのスタメンとなった24日巨人戦(東京ドーム)では自身3打席ぶりアーチ。同戦後には「状態はずっと良くて、良い状態を継続することをずっとやってきた」と好調ぶりを示しており、これで直近は8打席で4発と量産態勢に入った。
◆阪神打線がアンソニー・ケイ投手(30)に大苦戦を強いられている。5回を終了して、出した走者は2人。安打は投手の村上頌樹(27)が3回に打った中前打だけ。佐藤輝明内野手(26)と大山悠輔内野手(30)が2打席連続三振を喫するなど、5回までに6三振を奪われた。
◆阪神森下翔太外野手(25)がDeNA守備網にかかった。7回先頭で二遊間に抜けそうな打球を放ったが、二塁手の林琢真内野手(25)はあらかじめ二塁ベース付近で構えていた。林は、本来の遊撃の定位置近くまで駆け寄って打球を処理。難なくアウトにされた。この回はクリーアップトリオが3者凡退。アンソニー・ケイ投手(30)を打ちあぐねている。
◆阪神が「筒香シフト」を突破された。この日、2打席連発を食らっているDeNA筒香嘉智外野手(33)と6回2死から3度目の対戦。打球は二塁ベースの右側に飛んだ。通常なら中堅へと抜けていく打球だが、あらかじめ二塁ベース近くに守っていた遊撃の小幡竜平(24)がダイビングで押さえた。すぐに起き上がって深い位置からノーバウンドで送球したが、惜しくもセーフになった。
◆阪神大山悠輔内野手(30)の高速タッチは認められなかった。0-2の7回無死一塁。村上頌樹投手(27)は初球に素早いけん制球。頭から帰った林琢真内野手(25)の手に、大山が最短距離でタッチを試みた。判定はセーフだったが、大山のアピールを受けて藤川球児監督(45)がリクエスト。場内に流れたリプレー映像ではタッチしていたか否かが分からないほど微妙だったが、判定は変わらなかった。その後1死二塁とピンチが広がったが、村上が無失点に抑えた。
◆阪神小幡竜平内野手(24)が「好タッチ」でピンチを救った。0-2の8回無死一塁で、代走三森大貴内野手(26)がスタート。坂本誠志郎捕手(31)は好送球した。頭から滑り込んだ三森は、直前で左手を引っ込め「空タッチ」を誘いにいったが、二塁ベースカバーの小幡は構わず胴体にしっかりとタッチした。最初はセーフ判定が出たが、小幡は迷わずベンチに向かってリクエストを依頼。リプレー検証の結果、アウトに覆り、阪神ファンが大きく沸いた。
◆信じたくない結末が待っていた。1点リードの9回2死一塁、マウンドにはこの日が27歳の誕生日を迎えたDeNA入江大生投手(27)。勝利まであとアウト1つ。阪神大山への初球154キロ直球を捉えられた。右翼席に飛び込む土壇場での逆転2ラン。この回2点差をひっくり返された。入江は現実を受け入れられないような表情で呆然と打球を見つめ、大山がダイヤモンドを1周し、三浦大輔監督(51)が交代を告げるまでの約30秒間、1歩も動けずに立ち止まって呆然とした。入江はこれで2試合連続失点となった。「横濱漢祭」として開催された一戦に筒香嘉智外野手(33)の2打席連続弾で2点をリード。投げては、腰の違和感から復帰登板の先発ケイが7回1安打無失点の好投。投手村上の1安打のみに抑え、二塁を踏ませないピッチングで阪神打線を封じたが、9回に入江が3失点で逆転を許す悪夢のような展開となった。
◆阪神が9回に2点差を逆転した。0-2の9回。抑えの入江大生投手(27)を攻めた。1死から中野拓夢内野手(29)と森下翔太外野手(25)の連打で一、三塁とチャンスを作り、まず佐藤輝明内野手(26)が中犠飛を打ち上げて1点。続く大山悠輔内野手(30)が154キロの直球を右翼スタンドに放り込む逆転の8号2ラン。阪神ベンチは全員総立ち。満面笑みで戻ってきた大山は手荒い祝福を受けた。この一打で入江をKOした。先発のアンソニー・ケイ投手(30)に対して7回まで1安打、二塁も踏めずに大苦戦していたが土俵際で主軸が目覚めた。
◆阪神が9回に劇的な逆転に成功し、引き分けを挟んで3連勝とした。巨人も敗れたため、優勝マジックは2減の14となった。2点を追う最終回。中野、森下の安打で1死一、三塁とすると、佐藤輝明内野手(26)が中犠飛を放ち1点差。なおも2死一塁で、大山悠輔内野手(30)が初球を捉え、右翼スタンドへ逆転の8号2ラン。1発で試合をひっくり返した。試合は最終盤までDeNAペースだった。打線はDeNA先発ケイに苦戦。8回まで、放った安打は村上頌樹投手(27)の中前打のみだった。先発の村上は7回6安打2失点の粘投。2回先頭のDeNA筒香に右中間へ先制ソロ本塁打を浴びると、4回も先頭で右翼スタンドへソロ本塁打を許し、2打席連続アーチを浴びたが、打線の奮起で黒星は消えた。阪神は前カードのヤクルト3連戦(神宮)で2勝1分け。勢いそのままの白星となった。
◆阪神石井大智投手(28)が42イニング連続無失点とし、1969年(昭44)にマークしたレジェンド江夏豊を抜いて、球団単独3位となった。22日ヤクルト戦で無失点に抑えてレジェンドに並んでいたが、この日のマウンドで記録を塗り替えた。石井は13日広島戦(マツダスタジアム)でセ・リーグ記録を更新する39試合連続無失点とすると、17日の巨人戦(東京ドーム)でプロ野球新の40試合連続無失点を達成。19日の中日戦(京セラドーム大阪)からも、この日まで0を並べて、連続試合記録は43に伸ばした。【
◆好調のDeNA蝦名達夫外野手(27)が今月7死球目を浴びた。1点を追う9回1死二塁、42試合連続無失点中の阪神石井から左肘付近に直球が当たった。これで8月は7死球と厳しい攻めが続いている。蝦名は試合前まで8月は打率3割7分7厘、3本塁打と好調をキープ。三浦大輔監督(51)も「攻めも厳しくなって死球も増えてきている中で出続けている」とポジションをつかみかけている27歳を評価していたが、同時に厳しい内角攻めにもさらされる結果となっている。
◆夏の大山頼りになるんだ大山悠輔 全てをひっくり返す逆転の8号2ランホームラン?プロ野球 (2025/8/26)??DeNA×阪神??Live on DAZN#オレをみろ #阪神タイガース #だったらDAZN
◆信じたくない結末が待っていた。1点リードの9回2死一塁、マウンドにはこの日が27歳の誕生日を迎えたDeNA入江大生投手(27)。勝利まであとアウト1つで阪神大山への初球154キロ直球を捉えられて逆転2ランを被弾した。9回の裏には42試合連続無失点中の石井から1死満塁のチャンスを作るも、無得点に終わり、これで阪神戦6連敗となった。「横濱漢祭」として開催された一戦に筒香嘉智外野手(33)の2打席連続弾で2点をリード。投げては、腰の違和感から復帰登板の先発ケイが7回1安打無失点の好投。投手村上の1安打のみに抑え、二塁を踏ませないピッチングで阪神打線を封じたが、9回に入江が3失点で逆転を許す悪夢のような展開となった。9回の裏の攻撃は42試合連続無失点中の石井に封じられて43試合連続無失点とされた。代打ビシエドの安打、蝦名の死球と桑原の左前打で1死満塁とするも、三森の当たりは遊撃・小幡のダイビングキャッチの好プレーに阻まれた。2死からは途中出場の神里が中飛に倒れた。これで阪神戦は5月29日の白星以来、6連敗。4勝11敗2分と苦しい展開を強いられた。
◆阪神小幡竜平内野手(24)が歴史的な? スーパープレーを演じた。3-2の9回1死満塁。連続無失点の日本記録を継続中の石井大智(28)が大ピンチを迎えた場面。三森大貴内野手(26)が放った中前に抜けようかというライナーを、前進守備だった遊撃手・小幡は横っ跳びでダイレクトキャッチ。わずか数センチというところで石井の記録を守った。石井は無失点で逃げ切り、連続無失点を43試合に伸ばした。
◆DeNAが、阪神石井大智投手(28)を土俵際まで追い込みながら、あと1本が出ず、首位の阪神に逆転負けを喫した。阪神大山の2ランで逆転された直後の9回。石井の前に先頭の代打ビシエドが左前打を放ち、柴田が犠打の後、蝦名が死球、桑原が左前打で1死満塁の好機をつくったが、三森が遊直、神里が中飛で無得点に終わった。阪神石井は、連続無失点を43試合に更新。9回に3点を失って、逆転を許した守護神の入江が今季3敗目を喫した。チームは、首位の阪神に今季最大の16・5ゲーム差に広げられ、4位の広島に2ゲーム差に迫られた。
◆記録と勝利に大貢献小幡竜平 ビッグプレー抜けそうな当たりをダイレクトキャッチ三森大貴も悔しさ露わ?プロ野球 (2025/8/26)??DeNA×阪神??Live on DAZN#オレをみろ #阪神タイガース #だったらDAZN
◆首位の阪神が、3位のDeNAに劇的な逆転勝利を飾った。2点を追いかける9回、DeNAの守護神入江を攻め、9回1死一、三塁から佐藤輝の犠飛で1点差に迫り、大山の逆転2ランで勝利した。両リーグ最速で70勝に到達。貯金を今季最多の28とし、広島に敗れた2位の巨人が再び勝率5割に戻って、セ・リーグの貯金を独占する。2位巨人とは今季最大の14ゲーム差とし、3位DeNAとは16・5ゲーム差に拡大。優勝マジックを「14」とした。
◆DeNAが悪夢のような逆転負けに沈んだ。1点リードの9回2死一塁、マウンドにはこの日27歳の誕生日を迎えた入江。佐藤輝の犠飛で1点を失うも、勝利まであとアウト1つの場面で、大山への初球154キロ直球を痛打された。逆転2ランに、その場で約30秒ぼうぜんと立ち尽くした。9回裏には42試合連続無失点中の石井から1死満塁のチャンスを作るも、相手のファインプレーにも阻まれて無得点。これで阪神戦6連敗となった。三浦大輔監督(51)は「あとアウト1つが難しい。守備も固めて守り切れなかったというところ」と悔しさをにじませた。2試合連続失点中の入江は、これで被本塁打5。高めに浮き上がるような直球は武器でもある一方で課題も露呈する。指揮官は「そこはしっかり取り組んでいかないといけない」とポイントに挙げた。
◆DeNAが阪神戦6連敗を喫した。筒香嘉智外野手(33)の2打席連続弾で2点をリード。投げては、腰の違和感から復帰登板のアンソニー・ケイ投手(30)が7回1安打無失点の好投。二塁を踏ませないピッチングで阪神打線を封じたが、9回に入江大生投手(27)が3失点で逆転を許す悪夢のような展開となった。
◆DeNAが、首位の阪神に痛恨の逆転負けを喫した試合後、「横濱漢祭 2025」の応援総長を務めた角田信朗の試合後ショー「気炎万丈熱闘灼熱熱波漢炎舞(きえんばんじょうねっとうしゃくねつねっぱおとこえんぶ)」がグラウンドで開催された。応援総長を務めた角田信朗が、勝利した阪神ファン、敗れたDeNAファンにおとこ気あふれる熱いメッセージを送った後、球場に流れたのは「CANDY TUNE」の「倍倍FIGHT!」。ファンの歓声に応えながら、角田信朗が熱唱した。予期せぬ選曲に、スタンドも大盛り上がり。X(旧ツイッター)では「倍倍FIGHT」、「角田さん」がトレンド入りした。「まさか倍倍FIGHTが聴けるとはw」、「くそわろた」、「いやいや角田信朗の倍倍FIGHT!とか誰も予想できんってw」、「角田さん倍倍FIGHT歌っててやばいw」とSNSでも注目が集まった。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)が9回、逆転に望みをつなぐ犠飛を放った。2点を追う1死一、三塁、入江から中堅に飛距離十分の打球を打ち上げた。そして続く大山が逆転2ラン。「もう大山さんがいてくれて、よかったです。いやあ、もうすごいなと思います。最後までみんなが自分の仕事をやろうとした結果、こういう風になったので、よかったです」と興奮気味だった。
◆あと1人から起死回生だ!! 阪神大山悠輔内野手(30)が土壇場で逆転8号2ランを放ち、優勝マジックを14に減らした。DeNAケイらの前に村上の1安打に抑えられ、野手ノーヒットの珍負け寸前だった0-2の9回。中野、森下の連打と佐藤輝の犠飛で1点を返した2死一塁で、5番が守護神入江から右越えに運んだ。チームは3連勝で両リーグ最速70勝、貯金を最多の28に増やして2位巨人とのゲーム差を今季最大の14に拡大した。最短優勝は2リーグ制最速の9月3日。一気に突っ走る勢いだ。大山の表情がみるみる崩れていく。ベンチでは村上が両手を上げてバンザイ、佐藤輝がこぶしをグッと握った。手荒い祝福をうれしそうに受け入れた。こんな気持ちいいセレブレーションは久しぶりだ。「次につなぐ意識が、いい結果になってよかったです。打球の方向はもうどこでもいいです。バットが折れた一打だろうが、芯に当たった一打だろうが、最終的に勝つこと。それが一番大事ですから」土俵際で鮮やかなうっちゃりだ。8回まで投手村上の1安打だけ。ケイらの前に二塁すら踏めず、野手ノーヒットの珍負けを食らう寸前だった。だが、目覚めた猛虎が抑えの入江に牙をむいた。中野と森下の連打から佐藤輝が中犠飛。そして大山が初球の154キロを右翼席にたたき込んだ。あと1死で敗戦の崖っぷち、8号逆転決勝2ランでDeNAを沈めた。大山は12度目の勝利打点。1位森下の16度、2位佐藤輝の15度に次ぐ3位で、虎の主軸トリオがセ上位を独占。トータルの打点トップ3もこの3人で、ここぞの場面でパワーみなぎるバットマンが首位快走を引っ張っている。成績は後輩2人が上だが、大山がチームの「柱」であることは間違いない。藤本総合コーチは「何においても隙がない。全力で走る。毎試合出ているのに守備も絶対気を抜かない。そういう背中をみんなに見せてくれている」とたたえる。その分、心身の疲れは蓄積していく。1年間戦い抜くための決めごとがある。「甲子園の場合なら、車に乗っている間にその日の反省をして、考えをまとめる。家の玄関のドアを開ける時には『家の時間』になるように。それがやっとできるようになってきました」。切り替えを重視し、試合での結果につなげている。藤川監督も「びっくりするようなゲームになりましたね」と開口一番喜んだ。3連勝で両リーグ最速70勝に到達し、優勝マジックは一気に2減って「14」だ。終始劣勢を覆した激勝の横浜ナイトに充実感が漂う。大山は言った。「なかなか難しい展開でしたけど、あそこまで(接戦で)いけたのは村上も含め、全員で粘った結果。最終回もみんながつないで、つないできてくれたので...その意味ではすごくよかった」。最短Vは9月3日。2リーグ制後最速の歓喜が、現実味を帯びてきた。【柏原誠】阪神中野(9回1死から逆転劇の口火を切る遊撃内野安打)「横浜スタジアムで2点差ならまだ全然分からない。自分が出ればクリーンアップに本塁打という形もあるので、とにかく塁に出ることだけを考えていた。すごく勢いに乗る勝ち方。大きい勝利です」阪神森下(9回1死一塁で中前打を放ち好機を拡大)「自分がホームラン打っても同点なので、ランナー2人出れば、(佐藤)輝さん、大山さん、すごく相手にとってもプレッシャーかかる場面だったので、なんとかつなごうと思って、結果的によかったです」
◆3位のDeNAが、首位の阪神に痛恨の逆転負けを喫したが、「横濱漢祭 2025」の応援総長を務めた角田信朗氏(64)のパフォーマンスによって、スタンドのファンが一体になり、大盛り上がりだった。試合は、2点リードの9回にDeNA守護神の入江が阪神佐藤輝の犠飛、大山の逆転2ランでリードを守りきれず、DeNAファンにとっては悪夢のような敗戦。応援総長を務めた角田信朗は、勝利した阪神ファンをたたえながら、敗れたDeNAファンにも熱いメッセージを送った。メッセージの後には、試合後ショー「気炎万丈熱闘灼熱熱波漢炎舞(きえんばんじょうねっとうしゃくねつねっぱおとこえんぶ)」をグラウンドで開催。敵、味方関係なく、「CANDY TUNE」の「倍倍FIGHT!」などを熱唱し、盛り上がった。「横濱漢祭 2025」では試合前、試合中、試合後にもさまざまなイベントが開催され、「ハマスタの夏」を彩った。
◆阪神の先発村上頌樹投手(27)が黒星を免れた。2回先頭で筒香に右中間へ先制ソロ本塁打を浴びると、4回も先頭で右翼へソロを被弾。「攻め方というか、そこはまた次当たるんだったら考えていかないといけない」と反省した。登板中は味方の援護に恵まれなかったが、その2失点にとどめて7回6安打の粘投。「自分が点取られて苦しい試合になったので、大山さんが逆転してくれて、野手のみなさんが逆転してくれて、よかったです」と感謝していた。
◆阪神グラント・ハートウィグ投手(27)はまたも劇的アーチを呼び込んだ。2点を追う8回裏、2安打1四球でピンチを招いたが1回を無失点。直後の9回表、打線が大山の逆転2ランで試合をひっくり返し、来日2勝目が転がり込んだ。初登板の5日中日戦でも無死満塁を無失点で耐えた直後に佐藤輝の逆転3ランで初勝利。今回も幸運を引き寄せたが「もっといい投球ができた。野手陣の方々が逆転してくれて脱帽です。最後は石井がピンチの場面でしっかり投げきってくれた。彼らのおかげで勝てた」と恐縮していた。
◆阪神小幡竜平内野手(24)が遊撃守備でビッグプレーを決めた。大山の2ランで1点を勝ち越して迎えた9回1死満塁のピンチ。前進守備を敷く中、三森のハーフライナーが二遊間へ。抜けたかと思われた打球に飛びつき、グラブの先で拾った。「タイミングもよかったと思います。目いっぱい伸ばしたら入りました」。石井の無失点記録も死守し「常に毎回チームのために頑張ってくれている。なんとか守りたかった」と笑顔。石井から感謝の言葉があったかと問われ「マウンドで抱きつかれたぐらいです」と笑わせた。
◆3位のDeNAが、目を覆いたくなるような悪夢の敗戦で首位の阪神に逆転負けを喫した。1点リードの9回2死一塁、マウンドにはこの日が27歳の誕生日を迎えたDeNA入江大生投手(27)。勝利まであとアウト1つで阪神大山への初球154キロ直球を捉えられ、逆転2ランを浴びた。9回裏の攻撃では、連続無失点試合を継続する石井から1死満塁のチャンスを作ったが、三森、神里が凡退し、43試合連続無失点に更新され、阪神戦は6連敗を喫した。三浦監督は「あとアウト1つが難しいというところでね。守備も固めて、守り切って、あと1イニングというところで、守り切れなかったというところですね」と唇をかんだ。阪神戦は4勝11敗2分けと大きく負け越し、ゲーム差は今季最大の16・5に拡大。2位巨人との差は2・5差のままだが、4位広島に2ゲーム差に迫られた。
◆DeNAが悪夢のような逆転負けに沈んだ。1点リードの9回2死一塁、マウンドにはこの日27歳の誕生日を迎えた入江大生投手(27)。佐藤輝の犠飛で1点を失うも、勝利まであとアウト1つの場面で、大山への初球154キロ直球を痛打された。「自分のストレートに対しての過信というか...力不足もありますし、知識不足、野球勘の鈍さ、経験値など全てにおいて反省です」と逆転2ランに、その場で約30秒ぼうぜんと立ち尽くした。9回裏には42試合連続無失点中の石井から1死満塁のチャンスを作るも無得点。阪神戦6連敗となり、三浦監督は「あとアウト1つが難しい。守備を固めた中で守り切れなかった」と悔しさをにじませた。2試合連続失点中の入江は、これで被本塁打5。高めに浮き上がるような直球は武器でもある一方で課題も露呈する。指揮官は「そこはしっかり取り組んでいかないといけない」とポイントに挙げた。
◆3位のDeNAが、目を覆いたくなるような悪夢の敗戦で首位の阪神に逆転負けを喫した。1点リードの9回2死一塁、マウンドにはこの日が27歳の誕生日を迎えたDeNA入江大生投手(27)。勝利まであとアウト1つの中、阪神大山に痛恨の逆転2ランを浴びた。大山が放った打球は、悲鳴、落胆、沈黙、さまざまな思いを抱いたDeNAファンで埋まった右翼席最前列に飛び込んだ。入江がぼうぜんと打球を見つめる中、大山はダイヤモンドを1周。三浦大輔監督(51)が交代を告げるまでの約30秒間、1歩も動けずに立ち止まった。試合後、入江は「やっぱり最後のアウトを3つ取るっていうのは簡単なことじゃないです。力不足もありますし、知識不足、野球勘の鈍さ、経験値、全てにおいて、今日は反省するところがいっぱいあるなっていうふうには感じます」と悔しさをにじませた。阪神戦は、4勝11敗2分けと大きく負け越し、ゲーム差は今季最大の16・5ゲーム差に拡大。2位巨人との差は2・5差のままだが、4位広島に2ゲーム差に迫られた。
◆DeNA三森大貴内野手(26)が、打った瞬間、どれほどの人がセンターに抜けると思っただろうか。一瞬、DeNAファンで埋まった右翼席から上がった大きな歓声は、すぐにため息へと変わった。1点を追いかける9回1死満塁、カウント2-2から三森が阪神石井大智投手(28)の速球をコンパクトに振り抜き、打球はセンター方向へと飛んだが、遊撃の小幡がダイビングキャッチし、ファインプレーで得点を阻止された。打った三森は、大声を張り上げながら、悔しさをにじませ、ベンチに引き揚げた。次打者の神里は中飛に終わり、チームは首位の阪神に痛恨の逆転負けを喫した。首位の阪神とのゲーム差は、今季最大の16・5ゲーム差に拡大。4位の広島に2ゲーム差に迫られたが、小幡の超ファインプレーが、阪神の勝利を大きくたぐり寄せた。
◆阪神・小野寺暖外野手(27)が試合前練習に合流。「長い間、2軍にいたけど気持ちを切らすことなくやってきた。ここからは大事な試合が続くと思うので、なんとかチームの戦力になれるようにアピールできたら」と意気込んだ。これまで1軍では2試合に出場しているが、打席には一度もたっていない。4月24日に2軍降格。ウエスタン・リーグでは56試合に出場し、打率・251、2本塁打、20打点だった。出場選手登録されれば、4カ月ぶりとなる。
◆DeNA・森唯斗投手(33)が、今季初めて1軍に合流した。ソフトバンクから加入2季目の今季は、イースタン・リーグで31試合に登板し、3勝3敗、防御率3.44。三浦監督は「近々先発します」と起用について言及した。
◆マジック16でVロードを突っ走る阪神は、今季6勝1敗と好相性を誇る横浜での3連戦に臨む。初戦の先発を任されたのは村上頌樹投手(27)。123球で完封勝利を記録した16日の巨人戦から中9日を空けて、再びカード頭での登板に挑む。対するDeNAの先発は、左腕・ケイ。今季5度の対戦で右打者は1安打と抑え込まれているが、そろって対戦打率・308の近本光司外野手(30)と中野拓夢内野手(29)、そして・400の佐藤輝明内野手(26)を誇る左打者が、勝負のカギを握る。
◆阪神・村上頌樹投手(27)がDeNA・筒香に先制ソロを浴びた。0―0の二回、先頭で打席に入った筒香にカウント2―2から、148キロの内角高めの直球を右翼スタンド中段に運ばれた。筒香は24日の巨人戦(東京ドーム)に続いて2試合連発の9号。スタメン起用に応えた。村上は後続を抑え、この回、最少失点で切り抜けた。
◆開幕からDeNAの抑えを託されている入江大生投手(27)が、24日の巨人戦で20セーブ目を挙げた。4-1の九回に連打を許して2点差に詰め寄られたものの踏ん張り「最悪1点勝っていれば勝ち。そういう気持ちで投げていた」と息をついた。投じた10球は全て直球だった。2死一塁からは立て続けに高めに投げ込み、リチャードと浅野のバットに空を切らせ、連続で3球三振に仕留めた。150キロ後半のつり球でねじ伏せ「スイング軌道から外れるような高さだと思う。あそこに投げる勇気がないといけない」と狙いを明かした。右肩の手術を受けた昨季は登板機会がなかった。離脱期間に肩のインナーマッスルや筋力を鍛えた成果で直球の質が上がった。本塁に届くまでに重力にどれだけ逆らえるかを示すホップ成分が増し、縦の変化量は故障前に比べて約5センチ向上。打者の近くで手放せるようにもなった。磨いた直球は「打たれて後悔のないボール」という。「先発時代にいろんな変化球を投げていたので、投げようと思ったら使えるのかもしれないけど、やっぱり後悔したくない。チームの勝利を担っている分、(自信がある)ストレートとフォークの優先順位が高い」と説明する。20セーブはあくまで通過点。「失敗している試合もある。ひたすらチームに貢献できるように、これからも投げていきたい」と意欲的に語った。(鈴木智紘)
◆リーグトップタイの12勝を挙げているDeNAの東克樹が27日の阪神戦に先発する。猛暑の中、キャッチボールなどで調整し「金、土、日と(東京)ドームだったので、気温の差を感じる部分があった。しっかり体調管理に気を使って過ごしたい」。阪神との今季初対戦に向けて「一発を打てる打者がそろっているので、丁寧に攻めることを意識してやっていきたい」と意気込んだ。
◆27日の18回戦でプロ初先発に挑む阪神・早川太貴投手(25)はキャッチボールなどで調整した。「緊張感はありますけど、前みたいな、不安が大きい緊張っていうよりは、良い緊張に近いのかなと思っています」。今年育成ドラフト3位でくふうはやてから入団し、7月に支配下契約をつかんだ右腕。7月16日の中日戦(甲子園)でデビュー登板を果たすも、ボークをとられるなどほろ苦い初登板となった。そこから約1カ月、ファームで先発調整を続けて初先発の日を迎える。「くふうハヤテの時のチームメイトもそうですし、(桑原)健二朗さんとか倉本さんが元DeNAなのですごく気にしてくれて連絡くれたり。市役所の時の同僚とかもみんな連絡をくれた。家族はちょっと都合が合わなくて来れないんですけど、北海道でもちろん見てくれるので、いいピッチングできたらなと思います」。応援してくれる人の声を力に変え、プロ初勝利を目指す。
◆「5番・左翼」で先発したDeNA・筒香嘉智外野手(33)が、二回先頭で2試合連続本塁打となる先制の9号ソロを放った。阪神先発・村上が投じた内角寄りの直球を完璧に捉えた打球は、華麗な放物線を描き右翼席中段へと吸い込まれた。推定125メートルの一発に「やるべきことをやっただけ。その結果がホームランになっただけです。チームに勢いをつけること、それが自分の役割です」と胸を張った。
◆DeNAは26日、阪神3連戦で行うイベント「横濱漢祭(よこはまおとこまつり)」をスタートさせた。3年連続3度目の開催。今年も空手家の角田信朗氏(64)が応援総長を務め、第1日は試合前にタオルを使って熱波を送る応援パフォーマンスなどを実施。さらに角田氏の国歌独唱に加え、一回に先発メンバーが守備に就く際の場内アナウンスで力強く呼び出すなどチームを鼓舞した。今年は「世界で一番熱い夏と漢たちの闘い」がイベントテーマ。会場では法被や鉢巻などのグッズも販売され、両チームのファンに向けた声出しイベントもあり、会場が一体となった。
◆「5番・左翼」で先発したDeNA・筒香嘉智外野手(33)が、2打席連続でアーチをかけた。二回先頭で2試合連続本塁打となる先制の9号ソロを右中間席中段に運び「やるべきことをやっただけ。チームに勢いをつけること、それが自分の役割」と胸を張った。四回先頭では見逃せばボールかという外角高めの直球を捉え、2打席連発の10号ソロを右翼席中段に突き刺した。「チームの勝利のために打っただけ」と謙虚な姿勢を崩さなかった。
◆阪神・村上頌樹投手(27)が7回2失点で降板した。0―0の二回、先頭で打席に入ったDeNA・筒香にカウント2―2から、148キロの内角高めの直球を右翼スタンド中段に運ばれた。筒香は24日の巨人戦(東京ドーム)に続いて2試合連発の先制9号。スタメン起用に応えた。さらに、四回には先頭にまたも筒香。2ストライクから高めの直球を右翼席へ運ばれ、2打席連続アーチを打たれた。七回には先頭の林に内野安打で出塁され、代打・オースティンの四球で1死一、二塁のピンチを迎えたが、蝦名を一邪飛、桑原を空振り三振に抑えると、マウンド上でほえた。八回の打順で代打・豊田が送られ、7回6安打2失点で降板。打線の援護がなく107球の熱投も実らなかった。
◆阪神はあと1死からの劇的逆転勝利を収めた。DeNA先発のケイには7回1安打6奪三振の好投を許したが、2点ビハインドの土壇場九回。クローザーの入江から中野拓夢内野手(29)と森下翔太外野手(26)の連打で1死一、三塁を作る。佐藤輝明内野手(26)の中犠飛で1点差に詰め寄るも、2死一塁とアウトになればゲームセットと追い込まれた。ここで大山悠輔内野手(30)が初球を一閃。右翼席へ飛び込む逆転の8号2ランで試合をひっくり返した。救援で八回に投げたグラント・ハートウィグ投手(27)が今季2勝目をマーク。九回は石井大智投手(28)が1死満塁のピンチを抑えて43試合連続無失点で締めた。2位の巨人も敗れたため、優勝へのマジックナンバーは2つ減って「14」となった。
◆阪神が勝利。九回は石井大智投手(28)が1死満塁のピンチを抑えて43試合連続無失点で締めた。2位の巨人も敗れたため、優勝へのマジックナンバーは2つ減って「14」となった。石井は4月5日の巨人戦(東京ドーム)から続く、自身の持つ連続試合無失点のプロ野球記録を43試合に更新。また連続イニング無失点を42に伸ばし、1969年の江夏豊の41を抜いて球団歴代単独3位となった。球団最多は2006年の藤川球児の47回?、同2位は62年の小山正明の47回。プロ野球記録は58年の国鉄・金田正一の64回?。
◆阪神が0-2の九回に3点を奪って、逆転勝ち。優勝マジックを2減の「14」とした。中野拓夢内野手(29)と森下翔太外野手(25)の連打で1死一、三塁とし、佐藤輝明内野手(26)の中犠飛で1点差。2死一塁から大山悠輔内野手(30)が右翼席に逆転の8号2ランを放った。大山の本塁打は15日巨人戦(東京D)以来、37打席ぶり。7回降板の村上頌樹投手(27)は二、四回に浴びた筒香嘉智外野手(33)の2打席連続ソロの2失点で、3年連続規定投球回に達した。八回に登板したグラント・ハートウィグ投手(27)が2勝目。九回、2安打と死球で招いた1死満塁の窮地を脱した石井大智投手(28)はNPB記録を更新する43戦連続無失点で「42回ゼロ封」は球団単独3位。チームは両リーグ最速70勝。
◆DeNAは筒香が二回と四回にソロ本塁打を放ってリードしたが逆転負けを喫した。筒香が1試合2本塁打以上を放ったのは、渡米前の2019年8月17日の広島戦(横浜)以来6年ぶり通算30度目で、自身の持つ球団(前身を含む)記録を更新(2位は田代富雄の27度)。1試合複数本塁打のプロ野球記録は王貞治(巨人)の95度。セ・リーグで30度は江藤智(巨人など)、阿部慎之助(巨人)と並ぶ11位。現役選手で30度以上は中村剛也(西武、44度)、山川穂高(ソフトバンク、30度)に次いで3人目。
◆DeNAはあと1死からまさかの逆転負け。先発のケイは7回1安打6奪三振と好投した。しかし、2点リードの九回、クローザーの入江が2死から大山悠輔内野手(30)に逆転の8号2ランを被弾した。
◆現役時代は阪神、南海で活躍し、引退後は阪神で投手コーチやフロントでも尽力したサンケイスポーツ専属評論家の上田二朗氏(78)は阪神・石井大智投手(28)をたたえた。勝因はDeNAがケイを交代してくれたことだろう。なぜ代えたのか? 続投していたら、阪神打線はお手上げだった。逆転弾の大山、好投の村上ら、ホメたい選手は何人もいるが、石井の話をしたい。点を取られていても厳しく指摘するつもりもなかったが、この日は珍しく球が高く抜けていた。死球も今季初めて。いつもの石井と少し違うな、とは感じた。九回に味方が逆転して、すぐ抑えの役割で登板したケースもなかったと思う。ピンチを招きながら、調子も万全ではない中で踏みとどまれたのは、いい経験になった。九回が岩崎ではなく、石井だったという真意は分からない。でも、石井だからこそ、と感じたシーンがあった。満塁になってからの外野の極端な前進守備。これが岩崎だったら、ここまでのシフトをとれたかどうか。かわすタイプの岩崎ではなく、力のある球で抑え込む石井だから外野を越されることはないという判断ができたのだろう。記録を更新する中で、どんどんたくましく成長している。次回登板も楽しみだ。(本紙専属評論家)
◆阪神・佐藤輝明内野手(26)が0-2の九回1死一、三塁で中犠飛を放ち、大山の逆転弾につなげた。「大山さんが打ってくれたのでよかった。(逆転勝利は)わがチームながらすごいと思いますね」。2試合連続打点で今季79打点とし、リーグトップを独走。虎の4番は「最後までみんなが自分の仕事をやろうとした結果がこういうゲームになったと思う」と胸を張った。
◆阪神・森下翔太外野手(25)が執念でつなぎの仕事を果たした。九回1死一塁で中前打を放って好機拡大。「走者が2人出れば相手にプレッシャーがかかる場面。何とか(佐藤)輝さん、大山さんにつなごうと思った」とうなずいた。ただ、相手先発・ケイには3打数無安打に終わり、今季は15打数無安打と苦戦。「先発投手をまずしっかり打てるようにやりたい」と反省も忘れなかった。
◆阪神・中野拓夢内野手が奇跡の逆転劇の起点となった。九回1死で遊撃へ内野安打を放って出塁。「自分が出ればクリーンアップにホームランという形もあるので、塁に出るということだけを考えていた」。三進後、佐藤輝の犠飛でホームへ。チームの勢いも増す逆転勝利に選手会長は「初戦の入りはすごく大事。すごく大きい勝利だと思う」と声を弾ませた。
◆阪神のグラント・ハートウィグ投手(27)がピンチを招きながらも無失点でしのぎ、今季2勝目をマークした。「もっといい投球ができたんじゃないかと反省したい」。八回に登板。先頭の佐野に右前打を浴びるも、坂本が代走・三森の二盗を阻止。2死一、二塁と再びピンチを背負ったが、最後は林を二ゴロに仕留めた。直後に味方が逆転。「彼らを尊敬しているよ」と胸をなでおろした。
◆村上の粘投が逆転劇につながった。筒香に2打席連発を浴びたが、気持ちを切り替えた。7回を投げて失点は、この2点だけ。キャリアハイの11勝目はお預けとなったが、2023年から3年連続で規定投球回(143回)に到達した。「自分が(先に)点を取られて苦しい展開になったけど、最後、(2ランを放った)大山さんや野手のみなさんが逆転してくれてよかった」二回、カウント2―2から、148キロの内角高めの直球を右翼スタンド中段に運ばれて先制を許すと、四回には外角高めのボール球を右翼席へ持っていかれた。0-2の七回、安打と四球が絡んで1死一、二塁とされたが、蝦名を一邪飛。続く桑原をチェンジアップで空振り三振に仕留めるとガッツポーズ。あきらめない-。気迫の投球が土壇場で報われた。この日、7回を投げ、今季の投球イニング数は143回?となった。「(昨年7勝から)勝ち星を増やすこと。できるだけ長いイニング数を多く投げる」を公約に掲げたシーズンは残り28試合。勝ち星(23年の10勝)、イニング数(昨年の153回?)ともに自己記録を更新し、チームの優勝に貢献する。「次、(筒香さんと)当たることもあるので(坂本)誠志郎さんと(配球を)話しながら考えていきたい」同じ失敗は繰り返さない。これが今年の村上だ。(三木建次)
◆痛恨の一発に表情を失った。2-0の九回に1点を返されてなお2死一塁。DeNA・入江大生投手(27)が、大山に逆転の2ランを浴びた。外角高めに浮いた初球の直球を右翼席に運ばれたが、三浦監督は「最後のアウト一つが難しい。この時期に疲れていない選手はいない」と責めなかった。27歳の誕生日に2試合連続の失点で3敗目を喫した。敗戦投手となった試合はいずれも本塁打を許しており、一発による失点は課題といえる。150キロ後半の直球は「打たれて後悔のないボール」と自信を持つが、前回24日の巨人戦もこの日と同様に初球から直球を強振されて痛打を浴びていた。今季から抑えを担う右腕は、直球とフォークボール主体の投球でセーブを挙げてきた。大原チーフ投手コーチは「真っすぐの投げどころなのか、フォークの精度なのか、そもそもメンタルの部分なのか」と改善点を挙げ、「窮屈そうに投げているので、整理してマウンドに上げたい」と続けた。(鈴木智紘)
◆「漢祭」の主役や!! 阪神はDeNA戦に3-2で逆転勝ちし、引き分けを挟んで3連勝で両リーグ最速70勝到達。優勝へのマジックナンバーを2つ減らして「14」とした。大山悠輔内野手(30)が1点差に詰め寄った九回、2死一塁から逆転の8号2ラン。打線が九回1死までわずか1安打に抑えられる中、土壇場で試合をひっくり返した。あきらめない虎は、やっぱり強い!!土壇場で負けが勝ちに変わる一発に、思わず右手を突き上げた。九回1死までわずか1安打の完敗ムードの中、一瞬に懸け、ひと振りで決めた。大山が起死回生の逆転8号2ランを放ち、溺れかけた虎を救った。「しっかり準備していましたし、スコアラーさんを含め、いろんな方の助けがあって、あの一打があったと思うので、チーム全員の一打だと思っています。(フェンスを)越えてくれとは思っていましたけど、入ってくれてよかったです」「横濱漢祭(よこはまおとこまつり)」として行われた試合で〝漢〟になった。チームは苦手とするDeNA先発のケイにこの日もきりきり舞い。試合前まで対戦5試合で防御率0・82の左腕相手に7回1安打。大山も2三振含む3打数無安打と手も足も出なかった。打線は八回を終えて投手の村上による1安打のみ。ノーヒットノーランに近い状態だった。だが、0―2の九回、3番手の守護神・入江の隙を突いた。1死から中野が遊撃内野安打で出塁すると、森下も中前打で続き、一、三塁から佐藤輝の犠飛で1点差。2死一塁、大山が初球154キロの直球を逆方向へはじき返すと、打球は右翼スタンドギリギリに吸い込まれた。勝利をもぎ取る一発に、いつもは冷静な男から珍しくガッツポーズが飛び出した。
◆そのワンプレーが、虎を、そして無敵の右腕を救った。ライナーに小幡が手をいっぱいに伸ばして飛びつくと、ボールは空中でグラブの中へ。1点差の1死満塁。絶体絶命のピンチで飛び出したファインプレーで、価値ある1勝をつかんだ。「タイミングもよかったと思う。目いっぱい伸ばしたら、(グラブに)入りました」抜ければ同点どころか一気にサヨナラ負けもあった場面で、真骨頂の美技が生まれた。九回に2点ビハインドを大山の2ランで3―2とひっくり返す。九回の守備で藤川監督は試合前まで42試合無失点の石井をマウンドへ送るも、2本の安打と死球で1死満塁とピンチを迎えた。がけっ縁に立たされ、続く三森が放った打球は詰まりながらもライナーで二遊間へ。誰もが打った瞬間、同点を覚悟した。しかし小幡は反応よく走り出し、グラブを伸ばして横っ飛び。滑り込んで、ボールが落ちる前にグラブに収めた。表情を変えることなくボールを返し、軽く体を払って再びポジションへ。身体能力と集中力が発揮されたプレーを、ここ一番でやってのけた。最後は石井が神里を中飛に抑えてゲームセットとし、7セーブ目。4月5日から続く石井の連続試合無失点も途切れず「43」に。さらに江夏豊氏を超える42イニング連続無失点とし、球団単独3位に立った。ゲームセットの瞬間には、勝利のハイタッチで小幡にハグ。プレーについて問われると、「もちろん、はい。野手の皆さんのおかげ。安堵(あんど)しました」と感謝を語った。小幡もいつも後ろで守りながら、チームのためにゼロを重ね続けてきた石井の背中を見てきた。その思いが、窮地でも瞬時に体を動かした。「毎回チームのために頑張ってくれていますし、すごくいいピッチングをしてくれている。頑張って守りたいなと思っていました」石井が日本記録を達成した13日の夜には、食事会場で偉業を祝福。ずっと抑え続けてくれた先輩に恩返しのビッグプレーで、今日は小幡が虎を勝利に導いた。「最後まで何があるかわからない。チーム全員で勝てたと思います」遊撃のレギュラー争いの中で残した大きなインパクト。首位独走の虎を支える小幡の守備を、改めて球界に知らしめる一夜となった。(中屋友那)
◆DeNAとしては、締めに入江を投入するしかないのが現状。先発のケイも、七回1死二塁で打席が回り、代打策による交代。致し方ない展開だった。土壇場で打線がつながり、中軸で決めた阪神の強さを、認めざるをえない。むしろ悔やまれるのは、追加点を奪えなかった攻撃面。特に八回だ。先頭の佐野が安打で出ると、代走・三森が二盗に失敗した。宮崎、筒香、山本と続く打順。仮に併殺になったとしても、打者に任せるべきだったのではないか。盗塁成功率の高い三森とはいえ、100%の勝算が求められる場面。無理に動いて、わざわざ流れを断ち切る必要はなかった。筒香の見事な2本塁打があっただけに余計、残念に思う。二回は内角を厳しく突かれた真っすぐを、クルリと回転しながらコンパクトに打ち返して右中間へ。四回は高めのボールになる見せ球の真っすぐを、上からたたいて右翼へ。村上の速球に、あれだけしっかり対応できるとは。他の投手にも、他のチームにも、脅威となるだろう。(サンケイスポーツ専属評論家)
◆あなたにとって、最も印象的な珍プレーは?「やっぱり宇野さんのヘディングでしょう」当番デスク席の白石大地は即答だ。〝事件〟が起きたのは1981年8月26日だった。ちょうど44年前。当時、連続試合得点を「159」まで伸ばしていた巨人。要するに1年以上完封されていなかった。俺が抑えてやる!後楽園のマウンド上にいたのは燃える男・星野仙一。巨人相手に闘志を?きだしにした中日のエースだった。完封ペースの七回2死一塁で、何でもない遊撃後方の飛球が上がる。誰もが「この回もゼロ」と思ったその時、捕球体勢の宇野勝の頭に打球がゴツン。捕り損ねて〝ヘディング〟した打球は外野フェンス方向へコロコロ。一塁走者が生還して、悲願の完封は露と消える。打者走者は本塁寸前タッチアウトになったが、仙さんはグラブをたたきつけて悔しがった。「今でも珍プレー好プレーの番組が放送されるたびに『最強の珍プレー』と紹介されるじゃないですか。生で見ていなくても、印象的ですね」白石に代表されるように、その時代にプロ野球を見ていない人までもが真っ先に「宇野さん」と答えてしまう。トラ番サブキャップ・原田遼太郎はサンケイスポーツ専属評論家の〝あのシーン〟を挙げた。
◆「阪神強過ぎてシラけるわー!」「マジック出たら産みの苦しみで連敗するのが、プロ野球あるあると違うんかい!?」何で? どーして? 首位独走してるのにこんなに肩身の狭い思いをしなきゃいけない訳? でも、そーいう連中に嫌われたくない小心者の俺は...、八回までわが阪神1安打(しかも投手の村上)の状況に「いや~、阪神あきまへんわ~、あわやノーヒットノーラン。これじゃCSどうなるか分かりまへんわ~」と思い切りこびる準備をしていたのに...。九回びっくり大山の逆転2ラン!! サイコーだけど、これでまた野球友達がいなくなりそうです...。5月13日、九回2死から入江が高寺に同点の一発を浴びて白星を逃し、本日七回まで1安打投球をしていたのに、またもや九回2死から入江が大山の一発を食らい、勝利が消えたケイ。大山の逆転2ランより、石井の43試合連続無失点より、ケイの阪神戦ほとんど打たれてないのに、白星に愛されない悲運に同情するのだ。ケイ、寂しい2人で飲みにいこーか!

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
70 | 42 | 3 | 0.625 (↑0.003) | M14 (↑2) |
28 | 394 (+3) | 265 (+2) | 71 (+1) | 85 (-) |
0.244 (↓0.001) | 2.050 (-) |
2 (-) |
巨人 |
56 | 56 | 3 | 0.500 (↓0.005) | 14 (↓1) |
28 | 357 (+1) | 340 (+4) | 80 (+1) | 47 (+1) |
0.243 (↓0.001) | 2.660 (↓0.02) |
3 (-) |
DeNA |
52 | 57 | 5 | 0.477 (↓0.004) | 16.5 (↓1) |
29 | 371 (+2) | 361 (+3) | 76 (+2) | 57 (+1) |
0.240 (↑0.001) | 2.920 (-) |
4 (-) |
広島 |
50 | 59 | 5 | 0.459 (↑0.005) | 18.5 (-) |
29 | 352 (+4) | 373 (+1) | 60 (-) | 51 (-) |
0.243 (-) | 2.980 (↑0.02) |
5 (-) |
中日 |
50 | 62 | 2 | 0.446 (↓0.004) | 20 (↓1) |
29 | 309 (-) | 350 (+2) | 63 (-) | 68 (-) |
0.227 (↓0.001) | 2.800 (-) |
6 (-) |
ヤクルト |
41 | 63 | 6 | 0.394 (↑0.006) | 25 (-) |
33 | 309 (+2) | 440 (-) | 62 (-) | 51 (+1) |
0.228 (↓0.001) | 3.600 (↑0.04) |
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