1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 7 | 0 | 2 |
巨人 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | 8 | 1 | 1 |
勝利投手:竹田 祐(2勝0敗0S) (セーブ:入江 大生(3勝2敗20S)) 敗戦投手:赤星 優志(6勝9敗0S) 本塁打 |

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◆DeNAは初回、宮崎の適時打で1点を先制する。その後は4回表に筒香のソロで加点すると、5回には宮崎の2ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・竹田が6回5安打1失点の好投で今季2勝目。敗れた巨人は、打線が8安打2得点とつながりを欠いた。
◆DeNAとの本拠地最終戦のスタメンが発表された。「4番三塁」で出場する岡本和真内野手(29)は、復帰後2戦連発を含む3本塁打で8年連続2ケタ本塁打をマーク。3打席連続アーチがかかる。前日23日にスタメンを外れた丸佳浩外野手(36)は「3番左翼」で復帰。岸田行倫捕手(28)は3試合ぶりにスタメンマスクをかぶり、バッテリーを組む先発赤星優志投手(26)は約2カ月ぶりの白星で7勝目を狙う。チームは6月27~29日(東京ドーム)以来、今季2度目のDeNA戦3連勝を目指す。
◆「すしレース」は吉兆のタマゴが鮮やかな逆転勝利で、2連勝を飾った。好スタートをきったのはコハダ。1貫差でタマゴ、アナゴ、エビが続き、マグロは出遅れた。レース中盤でタマゴがコハダの背中を捉え、横一線。壮絶なデッドヒートの末、最後はタマゴが差し切って1着でゴールした。2着は1貫差でコハダ、3着アナゴ、4着エビ、5着マグロの順で入線した。通算成績はアナゴが18勝。2位以下はエビ13勝(白エビ1勝を含む)、タマゴ11勝、マグロ10勝、コハダ8勝となっている。すしレース 3回終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの計5体。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。
◆DeNA筒香嘉智外野手(33)が3打席ぶりの8号ソロを豪快なバックスクリーン弾で決めた。1点リードの4回1死、巨人赤星の133キロフォークを捉えてバックスクリーンへはじき返す8号ソロ。「自分のスイングで仕留めることが出来ました。チームの勝利に貢献できる一打が自分の仕事だと思っています。この後も攻守に頑張ります!」とコメントした。13日ヤクルト戦(神宮)では代打で3ランを放っており、以降は代打で1打席のみにとどまっていたが、この日は「5番左翼」で7月1日の中日戦(横浜)以来、54日ぶりのスタメン出場。2打席目で豪快なアーチをかけた。
◆巨人赤星優志投手(26)は5回4失点で悔しい降板となり、約2カ月ぶりの白星とはならなかった。初回、先頭の蝦名を四球で歩かせると、二盗を試みた場面で捕手岸田の送球がそれ、三塁まで進まれた。 続く宮崎の左前適時打で先制点を許したが、無死一、二塁のピンチをしのぎ最少失点で切り抜けた。初回だけで球数31球を要したが、2回はわずか7球、3回は13球で3者凡退と立ち直った。だが4回1死走者なし、カウント1-1から筒香に外角低めフォークを捉えられ、バックスクリーン直撃のソロを浴び、2点目を献上した。さらに5回2死から桑原に四球、初回に先制打を浴びた宮崎に左中間席への低弾道の2ランを許して2失点を喫した。5回の攻撃で代打が送られ、5回6安打、3奪三振、2四球、4失点(自責3)で降板した。赤星は「初回から失点してしまい、流れを持ってこれずに悔しいです」とコメントした。
◆動画は下記X(エックス)のロゴをクリックすると見られますここまで飛ばすのか...完全に軌道に乗った大砲が看板直撃のホームラン??リチャードが母校・沖縄尚学へ1日遅れのド派手な祝砲???プロ野球 (2025/8/24)??巨人×DeNA??Live on DAZN#オレをみろ #ジャイアンツ #だったらDAZN
◆DeNAドラフト1位の竹田祐投手(26)がデビューからの連続無失点イニングが11イニングでストップするも、7回1失点の好投でデビューから2連勝の権利を手にした。4点リードの5回2死、初球フォークを巨人リチャードに捉えられて左中間席上部の看板に直撃する特大ソロを浴びた。これで7回2安打無失点でプロ初登板初先発初勝利を収めた16日の中日戦(バンテリンドーム)からの連続無失点記録が途切れてプロ初失点を喫した。さらに2死から満塁のピンチを招くも、丸を一ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けた。6回5安打1失点4奪三振3四球で7回に代打を送られて2勝目の権利を手にしたまま降板した。降板が告げられると、ダイビングキャッチの好守備で助けられた中堅・桑原にお礼をしてからベンチ裏に下がっていった。
◆反撃及ばず、今季2度目のDeNA戦3連勝はならなかった。先発赤星優志投手(26)は初回に失策絡みで1失点。4回には筒香にソロ、5回には宮崎に2ランを浴び、5回4失点(自責3)で今季9敗目を喫した。打線はDeNA先発のドラフト1位ルーキー竹田祐投手(26)を攻略できず。最速151キロの直球と多彩な変化球に翻弄(ほんろう)され、絶好調の岡本和真内野手(29)も3打数無安打に封じ込められるなど、要所を抑え込まれた。5回にはリチャード内野手(26)が8号ソロで反撃ののろしを上げ、なおも2死満塁と逆転の絶好機をつくったが、丸が一ゴロに倒れて一気にたたみかけられなかった。6回以降はDeNA救援陣に抑えられ、得点はリチャードの1発のみに終わり、チームの貯金は1となった。
◆DeNAがドラ1右腕の好投で巨人戦の連敗を4で食い止め、2日の同戦以来の白星を挙げた。今季の東京ドームは4勝8敗と借金4で最終戦を終えた。ドラフト1位の竹田祐投手(26)がデビューからの連続無失点イニングが11イニングでストップするも、7回1失点の好投でデビューから2戦2勝とした。4点リードの5回2死、初球フォークを巨人リチャードに捉えられて左中間席上部の看板に直撃する特大ソロを浴びた。これで7回2安打無失点でプロ初登板初先発初勝利を収めた16日の中日戦(バンテリンドーム)からの連続無失点記録が途切れてプロ初失点を喫した。さらに2死から満塁のピンチを招くも、丸を一ゴロに仕留めて最少失点で切り抜けた。6回5安打1失点4奪三振3四球で7回に代打を送られて2勝目の権利を有したまま降板した。降板が告げられると、ダイビングキャッチの好守備で助けられた中堅・桑原にお礼をしてからベンチ裏に下がっていった。2番手は宮城が3者凡退で打ち取ると、8回は明大の2学年先輩の伊勢が無失点でつなぎ、9回は明大の1学年先輩の入江が締めた。"明大リレー"でチームの3連敗を食い止めた。ルーキー右腕を打線が援護した。1回1死三塁、宮崎が先制適時打を放つと、4回1死にはバックスクリーンへの8号ソロ。13日ヤクルト戦(神宮)では代打で3ランを放っており、以降は代打で1打席のみにとどまっていたが、この日は「5番左翼」で7月1日の中日戦(横浜)以来、54日ぶりのスタメン出場して3打席ぶりアーチをたたき込んだ。さらに5回2死一塁には宮崎が左中間へ6号2ラン。経験豊富な先輩スラッガーたちが援護点をもたらした。
◆巨人は24日、甲斐拓也捕手(32)が都内の病院で画像検査を行い、チームドクターによる診断の結果「右中指中手骨頭骨折」と診断されたことを発表した。阿部慎之助監督(46)は試合後「ちょっと骨折しちゃったから、抹消して。(小林)誠司か誰か呼ぼうかな。もういる戦力でやらないといけないんでね。チームにとっても痛いですけど。もうやるしかない」と話した。甲斐は前日の同戦でアクシデントに見舞われた。1点リードの6回表無死一塁。DeNA桑原が右越え二塁打を放ち、一走・蝦名が一気に本塁生還を狙った。このクロスプレーの場面で甲斐の右手が蝦名の体に巻き込まれる形となり、甲斐は苦悶(くもん)の表情。試合後は「大丈夫です」と軽症を強調していたが、この日の試合前練習に姿を見せていなかった。
◆巨人は今季2度目のDeNA戦3連勝はならなかった。先発赤星優志投手(26)は初回に失策絡みで1失点。4回には筒香にソロ、5回には宮崎に2ランを浴び、5回6安打2四球で4失点(自責3)。今季9敗目を喫した。試合後、失点の内容について問われた阿部慎之助監督(46)は「先発外れてもらうから」と言った。打線はDeNA先発のドラフト1位ルーキー竹田祐投手(26)を攻略できず6回まで1点止まりと好投を許した。5回にはリチャード内野手(26)が8号ソロで反撃ののろしを上げ、なおも2死満塁と逆転の絶好機をつくったが、丸が一ゴロに倒れて一気にたたみかけられなかった。阿部監督は「あの回ちょっと勝負かけたんだけどね。あそこでもう1点でも入ってればね。また流れは変わったんだけど、しょうがないよね」と話した。9回に1点を返したが、チームの貯金は1となった。
◆動画は下記X(エックス)のロゴをクリックすると見られますこれが代名詞桑原将志がダイビングキャッチスーパープレーが飛び出した?プロ野球 (2025/8/24)??巨人×DeNA??Live on DAZN#オレをみろ #baystars #だったらDAZN
◆DeNA筒香嘉智外野手(33)が54日ぶりスタメンで豪快アーチを決めた。1点リードの4回1死、巨人赤星のフォークをバックスクリーンへはじき返す8号ソロ。13日ヤクルト戦(神宮)の代打3ラン以来、3打席ぶりのアーチに「状態はずっと良かった。右足で粘って変化球が拾えるようになったのは、僕の中で打撃の幅は広がってくるかなと。いい形で打てました」とうなずいた。
◆ハマのガッツマンがガッツあるプレーを見せた。DeNA桑原将志外野手(32)がスーパープレーでドラ1ルーキーを救った。6回先頭、巨人岡本の左中間へのライナーに中堅・桑原がダイビングキャッチ。地面すれすれでつかんで先頭打者をアウトにした。球場からも大きな拍手に包まれた。ドラフト1位ルーキーの竹田祐投手(26)は降板後にベンチですぐに感謝を伝え、「桑原さんのプレーは本当に助けられましたし、ああいうファインプレーはすごく自分にとってもチームにとっても大きい。ありがとうございます、と伝えました」と感謝しきりだった。
◆巨人がDeNAに敗れ、同一カード3連勝を逃した。阿部監督は、5回の攻撃をポイントに挙げた。リチャードが2死から反撃の8号ソロ。その後も代打攻勢がハマって2死満塁の好機をつくったが、丸が一ゴロに倒れた。「あの回ちょっと勝負かけたんだけどね。あそこでもう1点でも入っていればまた流れは変わったんだけど。しょうがないよね」と振り返った。一進一退が続く。先発赤星は5回6安打4失点(自責3)で今季9敗目。「真っすぐのスピードも出てないですし、変化球も浮いたところを捉えられている」と反省した。ここまでの疲労も考慮され、1度出場選手登録を抹消されることになり「次の登板に向けてまた一からやっていきたい」。吉川、浅野が22日から戦列に戻り、戦力が整いつつあった中、この日は甲斐の離脱も決まった。それでも指揮官は「チームにとっても痛いですけど、もうやるしかない」と前を向いた。
◆DeNAドラフト1位の竹田祐投手(26)が6回1失点の好投で、プロ初登板から2戦2勝とした。立ち上がりは6球連続ボールも、以降は持ち味の制球力を生かした投球でリードを守り切った。ともに明大時代の先輩でもある伊勢大夢投手(27)が8回を、入江大生投手(26)が9回をつなぐ"明大リレー"も完成。チームの巨人戦の連敗を5でストップした。竹田が額の汗を拭う。1回先頭、同い年で中学時代から知る巨人泉口にストレートの四球。続く佐々木にも2ボールで6球連続ストライクが入らない。「緊張して力が入りすぎて、自分の思い描いてる投げ方ではなかった」。捕手の山本がタイムをかける。「落ち着いてストライクを投げよう」。深呼吸して頭を整理。持ち前の制球力を取り戻した。5回2死ではリチャードに特大ソロを浴びてプロ12イニング目で初失点。その後満塁のピンチも、丸をスライダーで一ゴロに仕留めた。「結構(感情が)出てしまいます」と思わずガッツポーズで気持ちがあふれた。終わってみれば6回5安打1失点でプロ初登板初先発初勝利から2戦2勝。「申し訳ない立ち上がりだったんですけど、なんとか粘れたので良かったです」と緊張が笑顔に変わった。先輩たちの背中が頼もしかった。7回宮城の後、8回は2学年先輩の伊勢、9回は1学年先輩の入江と"明大リレー"で白星を守り切った。ドラフト指名漏れから社会人野球を経て遠回りでようやくたどり着いた同じ舞台。「2人と野球やりたいと思ってプロ野球の世界に入ってきた。大学時代のことを思い出して感慨深かった」とベンチからの景色は格別だった。初勝利祝いも力になった。伊勢からは高級ブランドのバッグを手渡しされ、入江とはオフに横浜で一緒に買い物へ出かけた。財布、カードケース、ベルトを買ってもらった。入江は「佐野さん、伊勢さんにもやってもらった。竹田が後輩にもやってくれれば」と"明大イズム"を継承する。1年前は三菱重工Westの一員として都市対抗野球で好投。プロへの扉を切り開いた東京ドームで2勝目を挙げた。立ち上がりにつまずいても、周りの助けを借りながら粘り抜いて最後は勝つ。まるで竹田の野球人生のような投球ぶりだった。【小早川宗一郎】▽DeNA三浦監督(竹田について)「立ち上がり、ボールがコントロールできなかったところで(山本)祐大がタイムかけてすぐ察知してくれた。あの間は非常に良かったと思います」
◆巨人リチャード内野手(26)がキャリアハイとなる8号ソロを放った。5回、DeNA竹田の初球を豪快に振り抜き、左中間席後方にある「太田胃散」の看板に直撃させた。試合前に阿部監督から受けた「しょぼいことすんな。もっと豪快に振っていけ」との助言を体現した。賞金100万円は先日、西麻布でキャベッジ夫妻と家族で食事をした際に父に立て替えてもらった会計22万円をまず返したいと明かし「残り78万円はいい形で使いたい」と笑顔を見せた。
◆巨人リチャード内野手(26)が衝撃の看板直撃弾でキャリアハイの8号に到達した。4点ビハインドの5回2死、DeNA先発竹田の初球を豪快に振り抜き、左中間席後方に設置されている「太田胃散」の看板に直撃させた。ベンチに戻るとナインから「100万! 100万!」と声をかけられ、賞金の存在に気づいたという。リチャードは「いいホームランでしたね。調子とかじゃなく、練習していることを試合で出そうとしているだけです」と謙虚に振り返った。前日はハーフスイングで三振するなど3打数無安打。この日は試合前に阿部慎之助監督(46)から「ハーフスイングとか、しょぼいことすんな。もっと豪快に振っていけ」と助言を受け、全打席で積極的にフルスイングを心掛けた。第1打席はDeNA竹田特有のタイミングの取り方に苦戦したが、第2打席でしっかり合わせた。打球速度185キロ、飛距離147メートル、角度25度、最高到達点28メートルとメジャー級の弾道を描いた。賞金100万円の使い道を問われると「この前、西麻布でキャビー(キャベッジ)夫妻と僕の家族でご飯に行ったとき、会計が22万円ぐらいしたんですよ」と明かした。カードが使えず「父ちゃんお願い!」と頼み、父が支払ってくれたため「とりあえず返します」と返済にあてるという。続けて「あとの78万はいい使い方ができたら」と振り返った。食事会は父親がキャビーに興味を持っており、誘ったら快く来てくれたことがきっかけ。「アメリカの話だったり、キャビーも父ちゃんに興味があったり。たわいもない話です」。ロマン砲と期待されてきた26歳は、充実感あふれる表情で振り返った。
◆巨人・甲斐拓也捕手(32)が試合前練習でグラウンドに姿を見せなかったが、ベンチ入りする。甲斐は23日のカード第2戦に「8番・捕手」でフル出場。六回の守備で本塁クロスプレーとなった際、右手がヘッドスライディングした蝦名と地面の間に挟まる形となった。治療後にプレーを続行し、試合後も「大丈夫です」と語っていたが、コンディションに影響した可能性がある。最近は一塁手としての練習がメインだった大城卓三捕手(32)が、この日は捕手として練習した。
◆巨人・リチャード内野手(26)が左越え8号ソロを放った。0-4の五回2死。リチャードの放った打球は左翼席後方、「太田胃散」の看板下部に直撃した。直近6戦4発と大砲のアーチが止まらない。
◆DeNA・筒香嘉智外野手(33)が「5番・左翼」で先発出場し、1-0の四回1死で8号ソロを放った。外角低めのフォークボールを捉え、低い弾道でバックスクリーンに運んだ。7月1日以来のスタメンで期待に応え「自分のスイングで仕留めることができた。チームの勝利に貢献できる一打が自分の仕事だと思っている」と頼もしく語った。
◆DeNAが連敗を3で止めた。一回に宮崎敏郎内野手の左前適時打で先制。三回に筒香嘉智外野手の8号ソロで加点すると、五回には宮崎の6号2ランで差を広げた。先発の竹田祐投手は6回5安打1失点。8月16日の中日戦以来の2勝目をマークした。
◆巨人は連勝が3でストップ。阿部慎之助監督(46)は試合後、ベンチメンバー登録しながらも試合前練習から姿を見せなかった甲斐拓也捕手(32)について「骨折しちゃったから抹消する。(小林)誠司か誰か呼ぶかな。チームにとっても痛いですけど、いる戦力でやらないといけない」と語った。球団によると、甲斐はこの日、画像検査を受け、チームドクターによる診断の結果「右中指中手骨頭骨折」と診断されたという。甲斐は23日のカード第2戦に「8番・捕手」でフル出場。六回の守備で本塁クロスプレーとなった際、右手がヘッドスライディングした蝦名と地面の間に挟まる形となった。治療後にプレーを続行し、試合後も「大丈夫です」と語っていたが、病院で検査を受け、骨折が判明した。残りのシーズンの出場は厳しいとみられる。
◆巨人・阿部慎之助監督(46)が開幕から先発ローテーションを担ってきた赤星優志投手(26)について「先発外れてもらいます」とローテはく奪を明言した。この日は一回に四球と盗塁でピンチを招き、3番・宮崎に先制打を浴びた。四回は筒香にソロ、五回には四球で走者を背負って宮崎に2ランを献上。5回6安打4失点で7試合ぶりの勝利を手にできなかった。試合中のコメントでは「初回から失点してしまい、流れを持ってこれずに悔しいです」と話した。
◆DeNAのドラフト1位・竹田祐投手(26)=三菱重工West=が先発し、6回5安打1失点で2勝目を挙げた。球団の新人では昨年の石田裕太郎に次いで2人目となる初登板から2戦2勝。「やるべきことができた。最少失点で抑えられてよかった」と明るい表情で語った。4-0の五回は1死からリチャードにソロを許し、なおも連打と四球で満塁とされたが、丸をスライダーで一ゴロに仕留めてピンチを切り抜けた。明大の先輩にあたる伊勢と入江が八回と九回にそれぞれ登板し、リードを守った。竹田は「大学時代に戻った気がしてすごく楽しかった」と初々しく語った。
◆DeNAのドラフト1位・竹田祐投手(26)=三菱重工West=が先発し、6回5安打1失点で2勝目を挙げた。?竹田がプロ初登板の16日の中日戦(バンテリンドーム)に続く勝利投手。DeNA(前身を含む)の投手がデビューから2戦2勝以上したのは、2018年の京山将弥(2年目、D4位、3戦3勝)、昨年の石田裕太郎(1年目、D5位、3戦3勝)に次いで3人目。新人は2人目で、ドラフト1位では初。?DeNAの新人投手が対巨人初登板で白星を挙げたのは、18年4月12日の東克樹(先発)以来7年ぶり。右投手では06年6月29日の山口俊(先発)以来19年ぶり。
◆セ・リーグ2位の巨人は連勝が3で止まった。3位DeNAとの今カードを2勝1敗で終え、ゲーム差は2・5。阿部慎之助監督(46)は5回6安打4失点で9敗目を喫した赤星優志投手(26)について「先発を外れてもらいます」と再調整を明言した。一回に四球、盗塁でピンチを招き、宮崎に先制打を許した。四回は筒香にソロ、五回には四球で走者を背負って宮崎に2ランを浴びた。開幕からただ一人、先発ローテーションを守って自己最多の6勝を挙げたが、白星から7試合遠ざかる。赤星は「やっぱり力が落ちている分、なかなかストライクゾーン内で(勝負するのが)難しくなってきている」と疲労による球威の低下を敗因に挙げた。チーム最多9勝の山崎、グリフィン、西舘ら故障や不調で先発ローテに離脱者が続いている。赤星の代役は、この日2番手で3回無失点と好投した2年目の又木が筆頭候補。チームは26日の広島戦(マツダ)から2週間、東京を離れる。ここが正念場となりそうだ。(谷川直之)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
69 | 42 | 3 | 0.622 (↑0.004) | M16 (↑2) |
29 | 391 (+8) | 263 (+1) | 70 (+1) | 85 (+1) |
0.245 (↑0.002) | 2.050 (↑0.01) |
2 (-) |
巨人 |
56 | 55 | 3 | 0.505 (↓0.004) | 13 (↓1) |
29 | 356 (+2) | 336 (+4) | 79 (+1) | 46 (-) |
0.244 (-) | 2.640 (-) |
3 (-) |
DeNA |
52 | 56 | 5 | 0.481 (↑0.004) | 15.5 (-) |
30 | 369 (+4) | 358 (+2) | 74 (+2) | 56 (+1) |
0.239 (↓0.001) | 2.920 (↑0.01) |
4 (1↑) |
広島 |
49 | 59 | 5 | 0.454 (↑0.005) | 18.5 (-) |
30 | 348 (+5) | 372 (+4) | 60 (+1) | 51 (-) |
0.243 (-) | 3.000 (-) |
5 (1↓) |
中日 |
50 | 61 | 2 | 0.450 (↓0.005) | 19 (↓1) |
30 | 309 (+4) | 348 (+5) | 63 (+1) | 68 (-) |
0.228 (↓0.001) | 2.800 (↑0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
40 | 63 | 6 | 0.388 (↓0.004) | 25 (↓1) |
34 | 307 (+1) | 440 (+8) | 62 (+1) | 50 (+1) |
0.229 (↓0.001) | 3.640 (↓0.04) |
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