楽天(★6対8☆)オリックス =リーグ戦20回戦(2025.08.23)・楽天モバイルパーク宮城=
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ORIX
03020300081311
楽天
30100020061110
勝利投手:川瀬 堅斗(1勝1敗0S)
(セーブ:マチャド(3勝4敗21S))
敗戦投手:今野 龍太(1勝2敗0S)

本塁打
【オリックス】西野 真弘(4号・6回表3ラン)

  DAZN
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◆オリックスは1点ビハインドで迎えた4回表、太田の適時打などで2点を奪い、逆転に成功する。そのまま迎えた6回には、西野の3ランが飛び出し、リードを広げた。投げては、2番手・川瀬が3回1安打無失点でプロ初勝利。敗れた楽天は、投手陣が精彩を欠いた。

◆仙台市出身のHey! Say! JUMP八乙女光(34)が、セレモニアルピッチに登場した。左投げで捕手役の楽天宗山に向かってノーバウンド投球を披露した。八乙女は「直前の練習で古謝選手に教えてもらった通り、投げるときにギリギリでキャッチャーを見るということを意識しました。バシッと届いたのですごくうれしかったです!」と振り返った。その上で「宗山選手がキャッチャーを務めてくれたこともとてもうれしかったのですが、サプライズで緊張しました(笑い)」と話した。

◆楽天のオリックス戦の連勝は6でストップした。直接対決で競り負け、3位とのゲーム差は再び3に広がった。4点を追う7回1死一、三塁。村林一輝内野手(27)、ルーク・ボイト内野手(34)の連続適時打含む4連打で2点差に迫る。なおも2死満塁の好機を迎えたが、オスカー・ゴンザレス外野手(27)が中飛に倒れた。藤井聖投手(28)は先発としては自己最短の1回0/3を8安打3失点でKOされた。3点を先制した直後の2回、相手打線の勢いを止められなかった。先頭若月から長短5連打を浴びるなど3失点。打者11人に対し8安打を許し、無念の降板となった。

◆楽天はシーソーゲームを落とし、オリックス戦の連勝が6でストップした。3位チームとの直接対決2戦目で敗れ、今カードの対戦成績は1勝1敗。三木肇監督(48)は「今後に生かすことと、明日につなげられることはしっかりとつなげて、毎日の試合が大切だと思いますので、1勝1敗とかよりも明日の試合に向けて、また準備していい試合をできるようにと思います」と話した。初回に3点を先制したが、先発の藤井聖投手(28)が苦しんだ。2回、先頭若月から長短5連打を浴びるなど3失点。相手打線の勢いを止められず、打者11人に対し8安打を許し、先発としては自己最短の1回0/3を8安打3失点で降板した。三木監督は「彼が一番いろいろ思っているだろうし、悔しさもあると思うから、必ず今日のことを忘れずに今後に生かしてほしい」と期待を込めた。打線は4点を追う7回1死一、三塁から村林一輝内野手(27)、ルーク・ボイト内野手(34)の連続適時打含む4連打で2点差に迫る反撃を見せた。なおも2死満塁のチャンスを作ったが、オスカー・ゴンザレス外野手(27)が中飛に打ち取られ、8回、9回はいずれも3者凡退に倒れた。3位オリックスとのゲーム差は再び3に広がった。直接対決3戦目は則本昂大投手(34)が、23年10月10日ロッテ戦(楽天モバイルパーク)以来、684日ぶりに先発する。

◆楽天・則本昂大(34)が、24日のオリックス戦(楽天モバイルパーク)に先発する。2023年10月10日のロッテ戦以来、684日ぶりの先発となる。「いけるところまで投げるのが先発の仕事。僕としては、その気持ちだけは持っている」短いイニングを投げる「ショートスターター」となる見通し。3位オリックスに勝利した昨夜、石井GMから「チームが厳しい状況にあるから、先頭に立って引っ張ってほしい」と先発を告げられた。22日時点で、そのオリックスを2ゲーム差で追走。クライマックス・シリーズ進出に向けて大役を任され、「チームに勢いを持ってこられる投球をしたい。僕だけではなく、チーム全員で戦って勝てるように」と静かに闘志を燃やした。2023年までは主に先発として活躍。昨季は抑えに転向し、32セーブを挙げて最多セーブのタイトルを獲得した。今季も救援投手として45試合に投げて16セーブ、7ホールドをマークしている。先発しての準備期間がなくマウンドに上がる。「特に何も変えることや考えることはない。1イニングずつというより、打者1人ずつという気持ちで投げる」と、口元を引き締めた。(広岡浩二)

◆オリックスが打ち勝った。3―4の四回に太田の適時打と押し出し四球で逆転。六回に西野の3ランでリードを広げ、継投で逃げ切った。2番手の川瀬が3回を無失点の好投でプロ初勝利をつかんだ。楽天は投手陣が精彩を欠いた。

◆オリックスの太田が2安打を放って打率を3割3厘とし、楽天の村林を抜いてトップに立った。「(打率は)そんなに気にしていない。チームが勝って良かった」と穏やかな表情で対応した。二回は同点犠飛、四回は同点適時打を放って2打点をマーク。チームの楽天戦の連敗を6で止める立役者となり「打線の調子が上がってきている。こういう試合を続けたい」とコメントした。

◆オリックスの育成出身5年目、川瀬がプロ初勝利を挙げた。2番手で四回から登板し、3回を1安打無失点と好投。緩急を使った投球で流れを渡さず「うれしい。点差を気にせず、一人一人と集中して投げることができた」と満足そうに話した。ソフトバンク内野手で兄の晃については「ずっと背中を負っている存在」。疲弊している投手陣を助けるべく「どんな状況でも投げて、貢献していきたい」と意気込みを示した。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
68404 0.630
(↓0.006)
-
(-)
31426
(+3)
306
(+8)
80
(+1)
86
(+1)
0.250
(-)
2.400
(↓0.05)
2
(-)
日本ハム
68432 0.613
(↑0.004)
1.5
(↑1)
30435
(+8)
311
(+3)
104
(+3)
56
(-)
0.249
(↑0.001)
2.440
(-)
3
(-)
ORIX
55523 0.514
(↑0.005)
12.5
(↑1)
33389
(+8)
410
(+6)
76
(+1)
48
(-)
0.258
(↑0.001
3.450
(↓0.01)
4
(-)
楽天
53562 0.486
(↓0.005)
15.5
(-)
32350
(+6)
396
(+8)
53
(-)
96
(-)
0.248
(↑0.001
3.330
(↓0.05)
5
(-)
西武
51582 0.468
(↑0.005)
17.5
(↑1)
32298
(+2)
329
(-)
54
(-)
72
(+3)
0.229
(-)
2.770
(↑0.02)
6
(-)
ロッテ
40663 0.377
(↓0.004)
27
(-)
34326
(-)
435
(+2)
56
(-)
53
(-)
0.235
(↓0.001)
3.700
(↑0.03)