日本ハム(☆4対3★)ソフトバンク =リーグ戦20回戦(2025.08.22)・エスコンフィールド北海道=
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ソフトバンク
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日本ハム
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勝利投手:上原 健太(2勝0敗0S)
(セーブ:柳川 大晟(2勝1敗11S))
敗戦投手:藤井 皓哉(2勝3敗2S)

本塁打
【ソフトバンク】中村 晃(2号・2回表ソロ),今宮 健太(2号・2回表ソロ)
【日本ハム】万波 中正(19号・7回裏ソロ)

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◆日本ハムは2点を追う3回裏、清宮幸とレイエスの適時打で3点を挙げ、試合をひっくり返す。その後同点とされるも、7回に万波のソロが飛び出し、再びリードを奪った。投げては、3番手・上原が今季2勝目。敗れたソフトバンクは、3番手・藤井が痛恨の一発を浴びた。

◆2位の日本ハムが、3・5ゲーム差で追いかける首位のソフトバンクとの直接対決に臨む。シーズン後半戦に入って、3カード目の対戦。7月29日からの3連戦はソフトバンクが2勝1敗で勝ち越し、9日からの3連戦はソフトバンクが3連勝を飾った。この日は、日本ハムが北山亘基投手(26)が先発し、ソフトバンクは松本晴投手(24)が先発のマウンドに上がる。北山は対ソフトバンクは4試合に登板し、2勝1敗、防御率1・84。松本晴は対日本ハムは4試合に登板し、2勝0敗、防御率1・93と安定する。ともに、対戦相手との防御率は1点台で、僅差の投手戦が予想される。

◆首位との直接対決を前に、ポップピアニストのハラミちゃんがピアノ演奏で盛り上げた。「803(ハラミ)」の背番号付きユニホームで登場。北海道スペシャルメドレーとして松山千春の「大空と大地の中で」、玉置浩二の「田園」、GLAYの「HOWEVER」、中島みゆきの「糸」、サカナクションの「宝島」、大黒摩季の「夏が来る」、「ファイターズ讃歌」などを演奏した。23年9月17日のソフトバンク戦でも来場し、演奏からファーストピッチにトライ。試合は日本ハムが6-1で勝利を挙げている。2年ぶりの来場で「前回の記憶がよみがえってきました。解放感があってピアノを弾いていて気持ちがいいです」と笑顔で感想を口にしていた。

◆7月に現役引退を発表したプロボクシング元世界2階級制覇王者の京口紘人(31=ワタナベ)がファーストピッチを務めた。天王山第1ラウンドの試合前に登場した京口の投球はスピード感はあったが、一塁側へ大きくそれる"大暴投"となってしまった。「悔しい。めちゃくちゃ緊張した。練習ではうまくできたんですけど、悔しいです」と苦笑い。2位日本ハムが首位ソフトバンクを迎えて臨む直接対決には「熱い試合を期待しています」と両軍にエールを送っていた。

◆ベテランが試合を動かした。ソフトバンク中村晃外野手(35)と今宮健太内野手(34)がアベックアーチを描いた。2回1死走者なし、まずは中村がフルカウントから日本ハム北山のカーブを右翼ブルペンエリアに運んだ。この1発で中村は通算1500安打まで残り2安打と迫った。ベンチでは小久保監督も大喜び。すると2死で今宮も右翼スタンドに2号ソロ。今宮は通算100本塁打の節目の1発になった。この日から3・5ゲーム差をつけている2位日本ハムとの「真夏の天王山」。勝てば優勝マジック「27」が点灯する一戦で、ソフトバンクが先手を取った。通算100本塁打=今宮(ソフトバンク) 22日の日本ハム20回戦(エスコンフィールド)の2回、北山から今季2号ソロを放って達成。プロ野球313人目。初本塁打は12年8月4日の西武14回戦(ヤフードーム)で松永から。

◆M-1グランプリ2021王者の錦鯉がパ・リーグ天王山第1ラウンドに"乱入"し、球場が騒然となった。3回裏終了後にボケの長谷川雅紀(54)とツッコミの渡辺隆(47)がファイターズガールと一緒にサプライズで登場。いつものネクタイ、スーツ姿にきつねの耳を装着した"おじさんきつね"が、きつねダンスを踊って球場を盛り上げた。

◆首位ソフトバンクと2位日本ハムの「真夏の天王山」第1戦は、3-3の同点で終盤戦に突入した。先制はソフトバンク。2回に中村、今宮のアベック本塁打で2点を奪った。しかし日本ハムも3回に反撃。2死走者なしから四球をはさんで4連打で3得点。清宮幸、レイエスの中前適時打で逆転に成功した。日本ハム1点リードの6回はソフトバンク牧原大が同点の左前適時打。息詰まる試合展開で、両先発はすでにマウンドを降りてリリーフ対決になっている。試合前時点でソフトバンクと日本ハムのゲーム差は3・5。ソフトバンクは勝てば優勝マジック「27」が点灯する。

◆日本ハムが勝ち、自力優勝の可能性を残した。2回に2点を先制されるも、3回2死一、二塁、清宮幸太郎内野手(26)の中前適時打で1点を返し、続く郡司が四球を選び満塁としてから、主砲レイエスが2点適時中前打を放ち、逆転した。6回に追い付かれるも、7回先頭の万波中正外野手(25)が、32打席ぶりとなる右越え18号ソロを放ち、勝ち越した。投げては1点リードで8回に登板した斎藤友貴哉投手(30)が3番近藤、4番山川、5番中村を3者凡退に抑え、勝利への流れをつないだ。負ければ自力優勝の可能性が消滅していたが、3連戦初戦を飾り、この日の消滅はなくなり、首位ソフトバンクとのゲーム差を2・5に縮めた。

◆首位ソフトバンクが2位日本ハムとの「真夏の天王山」第1戦に敗れた。優勝マジック点灯は23日に持ち越し。ゲーム差は「2・5」に縮まった。2回、中村晃外野手(35)と今宮健太内野手(34)にアベック本塁打が飛び出したが、その先制リードを守れなかった。同点の7回に3番手の藤井皓哉投手(29)が万波に決勝の19号ソロを献上。今季ブルペンを支えてきた右腕が痛恨被弾で3敗目を喫した。日本ハム戦は12勝8敗で年間カード勝ち越しもお預け。23日は天王山の第2戦を迎える。予告先発はソフトバンクが有原、日本ハムが福島と発表された。試合開始は午後2時の予定。仕切り直してマジック点灯を目指す。

◆ソフトバンク先発の松本晴投手(24)が突如、崩れた。3回2死まで打者8人に対してパーフェクト投球。しかし9番水野に一塁内野安打を許し、その後も四球をはさんで3連打を献上。清宮幸、レイエスの中前適時打2本で逆転を許した。起点になった内野安打は自身のベースカバーが微妙に遅れてセーフに。5回3失点で勝敗がつかなかった左腕は「先制してもらったのに自分のミスがきっかけで逆転されてしまい、チームに申し訳ない」と唇をかんだ。

◆ソフトバンク牧原大成内野手(32)が一時同点打を放ち、自身の連続試合安打を「10」に伸ばした。1点を追う6回2死三塁で左前適時打。「前の打席で何もすることができず、このチャンスでは何とかしようという気持ちだけでした」と無死一塁で空振り三振に倒れた4回の第2打席の鬱憤(うっぷん)を晴らした。8月は月間打率3割7分9厘と好調を維持している。

◆日本ハム・フランミル・レイエス外野手(30)が一時逆転となる適時打を放った。1点を追う3回2死満塁で、中前に2点適時打。「詰まった当たりで、イメージしたバッティングではありませんでした。ランナーを返せたことはよかったです」。6回に追い付かれ決勝打にはならなかったが、打点を74に伸ばし、55の2位山川を突き放し、リーグトップを独走している。

◆2位日本ハムが万波中正外野手(25)の決勝アーチで首位ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止した。同点の7回に右翼へ出場8試合、32打席ぶりとなる19号ソロを放つと、新庄剛志監督(53)も両手を上げて歓喜した。8月絶不調だった長距離砲が勝負どころで大復活し、真夏の天王山第1ラウンドを先勝。逆転Vへ向けて、まずは首位とのゲーム差を1つ縮めて「2・5」とした。万波が、さけんだ。「入ってくれー」。同点の7回先頭。ソフトバンク藤井の初球を捉えた打球は右方向へ飛んだ。柵越えを確信できず、願いながら走るとボールはスタンドへ飛び込んだ。「"後がない"っていう時に、ああいう1本を打てたのはマジ、最高」。天王山といえども、負ければ自力優勝の可能性が消滅する一戦だった。先行され、逆転し、追いつかれるという展開の中で試合を決めるのは「ビリビリきました」としびれた。新庄監督も「ああいうとこで決めてくれる男とは信じてましたけどね」と笑顔だ。月間打率が1割台と苦しむ8月の万波に対し、2日前の20日オリックス戦の試合前には「今、大きいのは捨てよう」「とにかく芯に当てよう」「ペッパーの意識で」と声をかけていた。パワーはメジャー級。ミートを意識させてから3日目のこの日、最高の結果を出してくれた。新庄監督は前夜、ソフトバンクとの直接対決を前に選手たちが「間違いなく萎縮するでしょ」と想定していた。この日の試合後は「選手たちの声が聞きたい。それを記事にしてほしい。僕はチェックしてるんで」と報道陣に"本音取材"を託した。万波は赤裸々に本音を明かしてくれた。万波 それ(萎縮)はないっすね、正直。マジで、やっぱこういう試合がやりたいって気持ちですし。Aクラスに入れなかった時期はずっと、こういう大きい試合を憧れてテレビで見たりして恋い焦がれてたし(笑い)。緊張もしてるんですけど、それによって気後れするみたいなのは僕はあんまりないですかね。萎縮なんて、なかった。注目される大一番で、実力を発揮できるチームをつくりあげてきた新庄監督も「この3連戦が勝負の分かれ道っていうゲーム。きっちり明日、明後日勝たせてもらって、さらにデッドヒートをファンのみんなに見せられたら」。チーム全体で"愉しんで"逆転Vへ突き進む。【木下大輔】

◆首位ソフトバンクが2位日本ハムとの「天王山」の初戦を逆転負けで落とした。2回に中村晃外野手(35)の先制2号ソロ、今宮健太内野手(34)の通算100号となる2号ソロ。ベテラン打者2人のアーチで先手を取ったが、同点の7回に万波に決勝ソロを被弾。悔しい逆転負けとなった。ゲーム差は2・5となり優勝マジック点灯は23日に持ち越し。小久保裕紀監督(53)は「明日に切り替えて行く」と必勝を誓った。仕切り直しでM27を点灯させる。最高の幕開けだった。2回だ。1死からベテラン中村のバットが均衡を破る。フルカウントまで粘った8球目。タイミングをずらす日本ハム北山の129キロのカーブをうまくすくい上げた。「追い込まれてしまったが、しっかり自分のスイングをする、しっかりと振る、ということを心がけた」。先制の2号ソロを右翼ブルペンに運んだ。4月17日の楽天戦以来、約4カ月ぶりの1発で先手を取った。珍しく表情を崩した中村に触発されたのは7番今宮だった。2死後。初球の152キロの直球を迷わず振り抜いた。打球はハム応援団の陣取る右翼スタンドへ。今宮にとっても約4カ月ぶりの2号ソロはプロ通算100号のメモリアル弾だった。「チームとして(北山の)強いまっすぐをはじき返して行こうということだった。そこはしっかり仕留められてよかった」。プロ16年目でたどり着いた節目のアーチ。北海道入りした前夜(21日)。中村、今宮の2人は夕食を共にした。名物ジンギスカンをつついて健闘を誓った。23年6月13日以来、2年ぶりとなる「アベック弾」で快勝となればよかったが、ベテラン2人の連弾は空砲となってしまった。3回2死から試合をひっくり返され、同点の7回に3番手藤井が万波に決勝弾...。9回2死一、二塁と攻めたが1番周東のバットは空を切った。5月1日には最下位にまで転落しながら、若手選手らの活躍もあって首位快走。勝てば、優勝マジックが点灯する北の大地での「天王山」3連戦。試合後、小久保監督は悔しさを見せることなく言った。「最後はよく粘りましたね。まあ、首位攻防にふさわしい初戦でした。明日、切り替えて行きましょう」。ゲーム差は2・5となったものの、正念場の戦いで見せたベテラン2人の快打に加え、成長株の筆頭に挙げる野村も2番二塁で先発出場し2安打と結果を出した。小久保監督は敗因を求めることなく、しっかり前を見据えた。【佐竹英治】

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が1点リードの終盤に外野守備を目まぐるしく入れ替えた。8回から守備固めで投入した五十幡亮汰外野手(26)と矢沢宏太投手(25)の守備位置を3度、変更した。8回先頭の3番近藤に対しては左翼五十幡、中堅矢沢。4番山川には中堅五十幡、左翼矢沢とし、5番中村には再び左翼五十幡、中堅矢沢で臨んだ。そして9回は先頭の6番牧原大から中堅五十幡、左翼矢沢にシフトチェンジし、最後まで守らせた。新庄監督は五十幡と矢沢の守備位置を3度も変更した意図について「(8回に登板した)斎藤くんのボールが強いんで、しっかり見極めて振っていく近藤くんがちょっとレフト方向に行くかなと。山川くんは今、たぶん意識してるバッティングがセンターから右っていうイメージを持ってたんで変えたっていうだけなんですけど...全然飛ばなかったけど(笑い)」。ちなみに近藤と山川は遊ゴロ、中村は右飛だった。大事な試合だからこそ、細部にこだわった。「打球への1歩目のスタート。詰まっても、まだ五十幡くんの方が矢沢くんより1歩目が早いんで。矢沢くんはちょっとダイビングキャッチをするときに、肘から先が固いから、そういうところ。まあまあ大した、あれじゃないです」と言いつつも「この3連戦が勝負の分かれ道っていうゲームの中で、やっぱ1球1球、1人1人が大事になってくるから」と真意を明かした。今回の"勝負守備"を実行できたミソは、登板している投手にもあった。「難しいのは斎藤くんじゃなかったら、あそこは(五十幡と矢沢を)チェンジ、チェンジはしてないかもしれない。これは性格の問題で、(守備位置変更でできる)間が嫌なピッチャーもいると思うから...斎藤くんでよかった」と振り返った。

◆日本ハム北山亘基投手(26)は8勝目こそ逃したが、6回途中3失点と粘った。2回に2本のソロ本塁打を浴びたが、3回に打線が一時逆転。1点リードの6回は牧原大に同点打を浴びたところで降板も、2番手の玉井が火消ししてくれた。「攻守に援護してくれた野手陣に感謝したいです。6回まで投げ切りたかったですが、玉井さんのおかげでなんとか試合をつくることができました」と振り返った。

◆"タカキラー"が真夏の天王山で輝きを放った。日本ハム斎藤友貴哉(30)が1点リードの8回に4番手で登板。自己最速タイの160キロをマークするなど、ソフトバンクのクリーンアップを3者凡退。15試合連続無失点で、対ソフトバンクは昨季から16試合連続無失点と相性の良さを発揮し、勝利への流れをつくった。首位ソフトバンクとの3連戦初戦を飾り、2・5ゲーム差に縮めた。しびれていた斎藤がタカ打線をもしびれさせた。1点リードした直後の8回に登板すると、先頭近藤をカウント2-2から160キロのストレートで詰まらせ遊ゴロ。4番山川を遊ゴロ、5番中村は内角高めの155キロのストレートで右飛に打ち取り無失点で流れをつないだ。「だいぶしびれました。今もしびれてます。でも相手が強力ホークス打線なので引いたらやられる。しっかり向かっていけました」。静電気のようなビリビリ友貴哉ストレートで、最強打線をまひさせた。ビリビリしびれてもビビらなかったのは、新庄監督得意の"予知"があったから。斎藤は「試合前にボスから『2-1で8回ぐらいイメージしといて』と言われていました。まさか1点差(4-3)で来るかと」。的確な指示で心の準備をサポートした指揮官も「しびれましたね(笑い)」。その上で「キャラは安心して見てられないけど、ボールは素晴らしい。良かった良かった」とたたえた。新庄監督がほれたポテンシャルが、大事な首位相手の天王山で輝いた。阪神時代は制球に課題があったが「ボスやコーチの方が『どんどん思い切っていけ』と、言ってくれているおかげで、試合にしっかり入れている。多少ボールになっても自信を持って。マウンドに行ったら向かっていくイメージで」。昨季からタカ打線相手に16試合連続無失点という強みを、勝負どころでしっかり披露した。プロ初セーブを挙げた昨年10月5日、仙台で初めてお立ち台に上がり「行くだけ!」を連呼したことで脚光を浴び、グッズにもなったが、エスコン初のお立ち台では「去年、負けたので言いたくなかった」と封印。そこで出てきたのが「夢の選手になりたい」だ。「『ファイターズには斎藤がいるよ』って。子供たちに夢を与えるような選手に」。しびれるような規格外の剛速球とトリッキーなコメントで、ファンのハートを、わしづかみし続ける。【永野高輔】

◆2位日本ハムが首位ソフトバンクとの天王山第1ラウンドを制した。2回に2点を先制されるも、3回2死一、二塁で清宮幸太郎内野手(26)の中前適時打で1点差とし、続く郡司が四球を選び満塁としてから主砲レイエスが2点中前適時打を放って一時逆転。6回に追い付かれるも7回先頭の万波中正外野手(25)が決勝19号ソロを放った。投げては1点リードで8回に登板した斎藤友貴哉投手(30)が3番近藤、4番山川、5番中村を3者凡退に抑え、勝利への流れをつなぎ、最後は守護神の柳川大晟投手(22)が2死一、二塁のピンチを背負いながらもリードを守りきった。ソフトバンクの優勝マジック点灯を阻止し、ゲーム差を2・5に縮めた。

◆ソフトバンクの今宮が1―0の二回に2号ソロを放ち、通算100号を達成した。「力強い真っすぐに負けないように打ちにいこうと思った」と初球の152キロ直球を強振。バットに球を乗せるようにして右中間へ運んだ。最大の武器とする遊撃での守備力に加え、2016年から4年連続で2桁本塁打をマークするなどパンチ力も持ち味だ。プロ16年で100本塁打を積み上げ「通過点として高みを目指したい」とまだまだ貪欲。今季は故障で離脱した時期もあったが、試合に出場すれば攻守で安定感を発揮する。34歳のベテランがバットでも存在感を示した。

◆日本ハムが接戦を制した。0―2の三回2死から清宮幸の適時打とレイエスの2点打で逆転。六回に同点とされたが、七回に万波の19号ソロで勝ち越した。北山は3失点。ソフトバンクは投手陣が要所で踏ん張れず、3連勝でストップ。

◆ソフトバンクが日本ハムに敗れたため、ソフトバンクの優勝へのマジックナンバーの点灯は23日以降となった。23日に点灯させるには日本ハムに勝つことが条件で、優勝マジック27が出る。23日に負けても、24日の同カードに勝利、もしくは23、24日と2引き分けの場合も優勝マジックは点灯する。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
68394 0.636
(↓0.006)
-
(-)
32423
(+3)
298
(+4)
79
(+2)
85
(-)
0.250
(-)
2.350
(↓0.02)
2
(-)
日本ハム
67432 0.609
(↑0.003)
2.5
(↑1)
31427
(+4)
308
(+3)
101
(+1)
56
(-)
0.248
(↓0.001)
2.440
(↓0.01)
3
(-)
ORIX
54523 0.509
(↓0.005)
13.5
(-)
34381
(+2)
404
(+3)
75
(-)
48
(+1)
0.257
(-)
3.440
(-)
4
(-)
楽天
53552 0.491
(↑0.005)
15.5
(↑1)
33344
(+3)
388
(+2)
53
(+2)
96
(-)
0.247
(↓0.001)
3.280
(↑0.01)
5
(-)
西武
50582 0.463
(↑0.005)
18.5
(↑1)
33296
(+3)
329
(-)
54
(+1)
69
(+1)
0.229
(-)
2.790
(↑0.03)
6
(-)
ロッテ
40653 0.381
(↓0.004)
27
(-)
35326
(-)
433
(+3)
56
(-)
53
(+1)
0.236
(↓0.001)
3.730
(-)