楽天(☆3対2★)オリックス =リーグ戦19回戦(2025.08.22)・楽天モバイルパーク宮城=
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ORIX
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楽天
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勝利投手:荘司 康誠(3勝0敗0S)
(セーブ:藤平 尚真(2勝2敗7S))
敗戦投手:九里 亜蓮(8勝8敗0S)

本塁打
【楽天】中島 大輔(5号・1回裏ソロ),フランコ(7号・2回裏2ラン)

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◆楽天は1点を先制された直後の1回裏、中島のソロですぐさま同点とする。続く2回には、フランコの2ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・荘司が6回途中2失点で今季3勝目。敗れたオリックスは、打線が相手を上回る12安打を放つも、つながりを欠いた。

◆オリックス堀柊那捕手(20)がプロ初昇格を果たした。報徳学園(兵庫)から23年ドラフト4位で入団した2年目捕手。今季はウエスタン・リーグ68試合に出場し、打率2割2分4厘、11打点をマークしている。前日21日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で6回無失点で5勝目を挙げた宮城大弥投手(23)は登録抹消。間隔を空け、次回登板に備える。一方、前日の同戦で右手に死球を受け、札幌市内の病院に向かった太田椋内野手(24)の登録抹消はなかった。

◆3位オリックスは3ゲーム差の4位楽天と直接対決初戦を迎える。スタメンが発表された。前日21日の日本ハム戦(エスコンフィールド)で右手に死球を受け、途中交代した太田椋内野手(24)は「3番二塁」で出場。札幌市内の病院に向かうも、大事には至らなかった模様だ。先発は九里亜蓮投手(33)。今季はここまで19試合に先発し、8勝7敗を挙げている。

◆2年目の楽天中島大輔外野手(24)が、プロ初の先頭打者本塁打を放った。3ゲーム差で追う3位オリックスとの直接対決に「1番右翼」でスタメン出場。0-1の1回無死、九里の2球目、高め145キロ直球を見逃さなかった。右中間に飛距離122メートル、2試合連続となる5号ソロを運んだ。前日21日のロッテ戦では、4号3ランを含む5打数2安打3打点で規定打席に到達。前日時点では打率2割8分3厘で打率ランキング5位と上位につける。勢いに乗る24歳が、この日も一振りで結果を残した。

◆楽天は3位オリックスとの直接対決を制し、ゲーム差を2に縮めた。1点を追う1回無死、中島大輔外野手(24)が九里の2球目直球を捉え、プロ初の先頭打者本塁打となる同点5号ソロをマークした。前日のロッテ戦に続いて2試合連続アーチとなった。同点の2回無死一塁からマイケル・フランコ内野手(32)がチームトップの7号2ランで勝ち越しに成功。この1発が決勝弾となった6回に1点を返され、1点差に迫られたものの、リリーフ陣が踏ん張って逃げ切った。先発の荘司康誠投手(24)は6回途中2失点で降板となったが、3勝目を挙げた。対オリックスはこれで6連勝。前カードのロッテ戦で1勝2敗と負け越していただけに大きな勝利となった。

◆3位オリックスは4位楽天に6連敗を喫し、ゲーム差は2に縮まった。初回、先頭の広岡大志内野手(28)が遊撃内野安打で出塁。続く西川龍馬外野手(30)が左足首の負傷から復帰後、4戦連続安打となる左前打で無死一、三塁の好機をつくった。3番太田椋内野手(24)が楽天荘司の152キロ直球を中前にはじき返し、1点を先制した。前日死球を受けて途中交代した太田だったが、初回から快音を響かせた。だが、その裏。先発の九里亜蓮投手(33)が楽天中島に先頭打者アーチを浴びて同点。さらに2回にはフランコに左翼へ逆転2ランを浴びた。それでも2点を追う6回。1死満塁で頓宮裕真捕手(28)が2番手の加治屋から右前適時打。1点差に迫るも、反撃は及ばなかった。

◆オリックスが4位楽天との3連戦で、初戦に競り負けた。21日の日本ハム戦で死球を受け負傷交代した太田が、初回に適時打を放ち先制。だが、その裏に先発九里が中島に同点ソロ、2回にはフランコに勝ち越し2ランを浴びた。九里は「早いイニングでの降板となってしまい、野手にも、リリーフ陣にも申し訳ないです」と悔やんだ。楽天とは2ゲーム差となった。

◆楽天荘司康誠投手(24)は、右足がつるアクシデントに見舞われながらも3勝目をつかんだ。3-1の6回。無死二塁、オリックス杉本への初球直球はストライクゾーンを外れ、2球目カーブも大きく抜けた。3球目の直球も引っかかり3ボール。4球目のカットボールでストライクを取ったが、5球目が外れて四球を与えた。その直後、トレーナーに付き添われてベンチに引き揚げ、そのまま途中交代となった。5回0/3を79球、7安打2失点で試合は作ったが「投げてる中で(右足が)ちょっとつっちゃったので。あそこでブルペン陣に負担かけてしまったんで、申し訳ないし、ふがいない気持ちです」と話した。次戦以降に向けては「勉強というか、投げる以外の部分もやっぱりちゃんとやらないといけない立場なので、そこはしっかりまた反省というか、いろいろ試しながら次に生かしたいっていうところですね」と力を込めた。

◆2年目の楽天中島大輔外野手(24)が、プロ初の先頭打者本塁打で相手に流れを渡さなかった。3位オリックスとの直接対決初戦に「1番右翼」で出場。0-1の1回無死、九里の2球目、高め145キロ直球を豪快に仕留めた。「とりあえず後悔のないスイングを。打球としてはいい打球が増えてきたので、そこは迷うことなくいけている」。自身初の2試合連発となる同点の5号ソロを右中間席に運んだ。開幕1軍は逃したものの、レギュラーに定着して前日21日に規定打席に到達した。「(シーズン規定打席となる)443(打席)立たないと規定打席に乗ったとは言えない。まだこっから何があるかわからないんで、気を引き締めて」と、まだまだ満足感はない。この日は5回に三塁内野安打、8回は左前打で今季6度目の猛打賞をマークした。打率はリーグ3位の2割8分9厘まで上昇。3割も見える位置に来た。「残り全打席でヒットを打ちたい、10割打ちたいんで、その気持ちでやって、最終的に3割乗っているかどうかは結果だと思うんで。やるべきことをしっかりやるっていうのを目標にやっていきたい」と力を込めた。チームは対オリックス6連勝を飾り、2ゲーム差に再接近した。3位争いを繰り広げる楽天打線をけん引しているが「自信というか、過信しすぎない程度に自信を持ちたい」。リードオフマンとして躍動する中島が、会心の一振りを決めた。【山田愛斗】

◆楽天・中島大輔外野手(24)が「1番・右翼」で先発出場し、先頭打者ホームランとなる右中間5号ソロを放った。1点を先制された直後の一回無死走者なし。相手先発、九里の2球目を捉えた。球団広報を通じて、「打ったのはストレートです。最後まで諦めずに頑張ります」とコメントした。マイケル・フランコ内野手(32)が、同点の二回無死一塁から、左翼席に勝ち越し弾となる7号2ランを放った。

◆楽天が対オリックス6連勝。0―1の一回に中島の先頭打者アーチで同点とし、二回にフランコの2ランで勝ち越した。荘司が六回途中まで2失点にまとめ、継投で逃げ切った。オリックスは12安打したものの、拙攻が響いた。

◆楽天・中島大輔外野手(24)がプロ2年目で初の初回先頭打者本塁打を放った。1点を先制された直後の攻撃で、右中間へ2試合連発となる5号ソロで同点に。4打数3安打の固め打ちも「一生懸命やるだけ。きょうはたまたまです」と浮かれるそぶりはない。チームは3位・オリックスに2ゲーム差に迫った。三木監督は「選手が一丸となって戦ってくれた」と語った。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
68394 0.636
(↓0.006)
-
(-)
32423
(+3)
298
(+4)
79
(+2)
85
(-)
0.250
(-)
2.350
(↓0.02)
2
(-)
日本ハム
67432 0.609
(↑0.003)
2.5
(↑1)
31427
(+4)
308
(+3)
101
(+1)
56
(-)
0.248
(↓0.001)
2.440
(↓0.01)
3
(-)
ORIX
54523 0.509
(↓0.005)
13.5
(-)
34381
(+2)
404
(+3)
75
(-)
48
(+1)
0.257
(-)
3.440
(-)
4
(-)
楽天
53552 0.491
(↑0.005)
15.5
(↑1)
33344
(+3)
388
(+2)
53
(+2)
96
(-)
0.247
(↓0.001)
3.280
(↑0.01)
5
(-)
西武
50582 0.463
(↑0.005)
18.5
(↑1)
33296
(+3)
329
(-)
54
(+1)
69
(+1)
0.229
(-)
2.790
(↑0.03)
6
(-)
ロッテ
40653 0.381
(↓0.004)
27
(-)
35326
(-)
433
(+3)
56
(-)
53
(+1)
0.236
(↓0.001)
3.730
(-)