1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 8 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 10 | 10 | 1 | 4 |
日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 9 | 0 | 0 |
勝利投手:宮城 大弥(5勝3敗0S) 敗戦投手:バーヘイゲン(3勝3敗0S) 本塁打 |

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◆オリックスは2回表、若月の適時打で先制する。さらに西川の3ランと杉本の2ランが飛び出すなど、この回一挙8点を奪った。投げては、先発・宮城が6回無失点9奪三振の好投で今季5勝目。敗れた日本ハムは、先発・バーヘイゲンが乱調で、打線もつながりを欠いた。
◆日向坂46のメンバーで北海道出身の藤嶌果歩(19)が、ファーストピッチに臨んだ。背番号46のユニホームに、ひらひらスカートを着て登場。コンパクトなフォームから投じたボールは、キャッチャー役を務めた有園直輝内野手(22)のミットに、ノーバウンドでおさまった。昨年6月28日ソフトバンク戦で挑戦して以来、エスコンフィールドでは2度目のトライ。前回はワンバウンド投球だったが、一気に成長した姿を披露し「本当にうれしいですし、みなさまのパワーのおかげです」と、スタンドの観客に感謝した。
◆ファーストピッチで来場していた日向坂46のメンバーで北海道出身の藤嶌果歩(19)が2回表終了後、日本ハムの球団公式チア「ファイターズガール」ときつねダンスに興じた。胸に「46」と入った"日向坂バージョン"のきつねダンス衣装をまとい、スカートをひらひらさせながら、楽しそうに舞った。日本ハムは2回表に今季1イニングワーストとなる8失点しており、SNS上では「かほりんのきつねダンスからギア上げろ」などと、カツを入れるコメントが寄せられていた。
◆日本ハムのドリュー・バーヘイゲン投手(34)が、今季チームの先発陣最短となる1回2/3、5安打7失点でKOされた。1回は3者凡退で締めたものの、2回1死からオリックス中川に中前打、続く西野にも左前打を許し1死一、二塁。紅林に四球を与え満塁のピンチに陥ると、若月の左前適時打で先制点を献上した。2死満塁から、広岡に左前2点適時打を許し3失点。さらに2死一、二塁で西川に右越え3ランを浴び、大量6点を失った。続く太田に死球を与えたところで生田目にスイッチ。その生田目も杉本に右越え2ランを浴び、この回、今季1イニングワーストの8失点となった。
◆オリックス太田椋内野手(24)が右手に死球を受け、負傷交代した。2回、日本ハム先発バーヘイゲンの3球目、149キロが右手に直撃。声を上げて苦悶(くもん)の表情を浮かべた。治療のためベンチに下がり、そのまま交代が告げられた。球団は「現在はアイシング等、応急処置を行い、様子を見ています」と発表した。太田は5月にも右手首に死球を受け、約1カ月離脱していた。
◆オリックス打線が2回に一挙8得点と爆発した。2回、日本ハム先発のバーヘイゲンから2安打と四球で1死満塁。8番若月健矢捕手(29)の左前適時打で先制した。なお2死満塁で広岡大志内野手(28)の左前適時打で3点目。さらに西川龍馬外野手(30)が、左足首の負傷から復帰後初となる右翼へ5号3ランを決めた。続く3番太田椋内野手(24)が右手に死球を受け、負傷交代。4番杉本裕太郎外野手(34)は2番手生田目から右翼へ12号2ラン。一挙8得点で先発の宮城大弥投手(23)を援護した。
◆日本ハム・ドリュー・バーヘイゲン投手(34)が、今季チームの先発陣最短となる1回2/3を5安打7失点でKOされた。1回は3者凡退も、2回1死でオリックス中川に中前打、続く西野に左前打を許し1死一、二塁。紅林に四球を与え満塁のピンチに陥ると、若月の左前適時打で、先制点を献上した。さらに2死満塁で広岡に左前2点適時打を許すと、2死一、二塁から西川に右越え3ランを浴び、大量6点。続く太田に死球を与え、打者一巡しても抑えることができずに、降板となった。2死一塁から2番手の生田目が登板したが、杉本に右越え2ランを浴び、新庄体制ワーストタイの1イニング8失点となった。バーヘイゲンは「大事な試合でふがいない投球をしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。先発の役割を果たせず悔しい」と反省した。
◆オリックス西川龍馬外野手(30)が有言実行の1打を決めた。左足首の故障から復帰後3戦目。「2番DH」で出場。2回に3点を先制し、なお2死一、二塁。日本ハムのバーヘイゲン初球149キロ直球を完璧に捉えた。打った瞬間確信の5号3ランは右翼スタンドに吸い込まれた。「チャンスだったので、積極的にいきました。打った瞬間です。勝てるように、最後まで引き続きがんばります」前日20日は3回に左前へ適時打を放つも、1点を追う8回2死満塁では遊ゴロに抑えられた。「ああいう場面で打つために戻ってきた。次打てれば」と力を込めていた主軸が、好機に待望の1発。打線はその後も杉本裕太郎外野手(34)に2ランが飛び出すなど打者一巡の猛攻で一挙8得点。1イニング8得点は、19年6月23日の広島戦(マツダスタジアム)で延長10回表に9得点して以来6年ぶりとなった。
◆オリックス中川圭太内野手(29)が4戦連発の12号ソロを決めた。「5番左翼」で出場。8-0の5回、先頭で日本ハム3番手、河野の3球目カットボールを左翼へ高々と放り込んだ。これで23年のキャリアハイに並んだ。「先頭バッターだったので、なんとか塁に出ようと思っていたんですが、しっかりと良い打球を打つことができてよかったです」4試合連続本塁打は、球団では24年9月のセデーニョ以来で、日本人選手では90年7月の門田博光以来35年ぶりとなった。>
◆日本ハムが今季2度目の2ケタ失点を喫して敗れた。先発のドリュー・バーヘイゲン投手(34)が2回につかまり、今季チームの先発陣最短となる1回2/3、5安打7失点KO。2回2死一塁から2番手で登板した生田目も、杉本に右越え2ランを浴び、この回、新庄体制ワーストタイの1イニング8失点となった。バーヘイゲンは「大事な試合でふがいない投球をしてしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいです。先発の役割を果たせず悔しい」と反省した。5回に3番手で登板した河野も2被弾し、4月5日オリックス戦(11失点=エスコンフィールド)以来の2ケタ10失点となった。1試合4被弾も、23年開業のエスコンフィールドではワーストと、猛牛打線にこてんぱんに打ち込まれた。22日からのソフトバンク3連戦(エスコンフィールド)初戦を落とすと、ソフトバンクに優勝マジックが点灯し、自力優勝が消滅する。新庄監督は「愉しみですね。プレッシャーは選手たちはあると思うんですけど、今回のように(3連戦)2勝1敗でいけるのがベストですね」と思い描いた。大事な3連戦になるが指揮官は「(選手は)萎縮するでしょ(笑い)。間違いなく、するでしょ。接戦になればなるほど。向こうの方が経験豊富ですけど、これを勝ち越して逆にしたいです。それはもう選手たちがやるしかない。選手たちを信じて。これを、つかまないといけないからね、選手たちがね。ガッチガチになると思いますけど、ハッハッハ」。逆境をはね返してこそ、9年ぶりのタイトルは近づいて来る。
◆オリックスは打線が今季5度目の2桁得点と爆発し、連敗を2で止めた。2回、日本ハム先発のバーヘイゲンから2安打と四球で1死満塁。8番若月健矢捕手(29)の左前適時打で先制した。なお2死満塁で広岡大志内野手(28)の左前適時打で3点目。さらに西川龍馬外野手(30)が、左足首の負傷から復帰3戦目で初となる右翼へ5号3ランを決めた。4番杉本裕太郎外野手(34)も2番手生田目から右翼へ12号2ラン。一挙8得点を挙げた。1イニング8得点は、19年6月23日の広島戦(マツダスタジアム)で延長10回表に9得点して以来6年ぶりとなった。さらに5回には中川圭太内野手(29)が4戦連発となる12号ソロ。紅林弘太郎内野手(23)も左翼へ6号ソロ。5回までに計4発10得点で先発の宮城大弥投手(23)を援護した。宮城は6回7安打無失点の粘投で、今季5勝目。コンディション不良明けで2週間ぶりの登板も、150キロ超えの直球に、切れ味鋭いスライダーを織り交ぜ、海賊打線から9三振を奪った。19日の同初戦は9回に一挙3失点でサヨナラ負け、20日もシーソーゲームに持ち込むも5-6で敗れていた。猛牛打線がいやな流れを断ち切り、北の大地で爆発した。
◆日本ハム新庄剛志監督(53)が大量リードを許しても、最後の1プレーまで大事にする、野球人としての真摯(しんし)な姿勢と、ファンへの思いを、細かい指示の中にかいま見せた。1回2/3で7失点と炎上したドリュー・バーヘイゲン投手(34)の後を任され、2回途中から登板した生田目翼投手(30)が、回跨ぎで3回に登板する直前、指揮官は呼び止めた。「こういう展開だから(捕手の)田宮くんのサインに首を振らずに、バッターがタイムをかけるぐらいのリズムでポンポンポンポン投げていこうと。その中で、バッターのタイミングを外す投球をしよう」。2回2死一塁で杉本に2ランを被弾していた生田目だったが、3回は息を吹き返したように8球で3者凡退に抑え「それ(監督に言われたこと)ばかり考えていた。とりあえずストライクゾーン投げて、っていう感じで。気持ちも切り替えられました」と感謝した。7回1死で打席に入る伏見寅威捕手(35)には「大事に行こう。こういう試合の時に、大事にヒット1本、狙いにいこう」。すると伏見は、2ストライクからオリックス片山の高めのストレートを中前に運び出塁。指揮官はベンチで両手を広げ、喜んでいた。
◆オリックス太田椋内野手(24)が右手に死球を受け、負傷交代した。2回、日本ハム先発バーヘイゲンの3球目、149キロが右手に直撃。声を上げ、苦悶(くもん)の表情を浮かべた。治療のためベンチに下がり、そのまま交代が告げられた。岸田護監督(44)は試合後、「ちょっと分からないですね。一応、病院に行っているので。それ次第ですね」とした。太田は5月にも右手首に死球を受けて約1カ月離脱した。
◆さぁ天王山を愉しもう。日本ハムがオリックスに大敗し、連勝が4で止まった。22日から本拠地で迎え撃つ首位ソフトバンクとのゲーム差は3・5と開き、数字上では3連戦で1敗すれば自力優勝の可能性が消滅する戦いとなったが、新庄剛志監督(53)は直接対決の目標を「2勝1敗」に設定。まずは選手たちにノビノビとプレーしてもらい、逆転優勝への起点とすることを宣言した。天王山を前に、うみを出し切った-と思いたい。2回に一挙8点を奪われ、終わってみれば0-10で完敗。試合後の新庄監督は「こういう日はね、早く帰って、サウナ入って、酸素(カプセル)入って、ととのえます」。すぐに気持ちを切り替えていた。ものは考えようだ。「途中から出場機会の少ない選手たちもプレーできた。プラスに考えましょう」。途中出場した伏見が7回の打席に入る前に、指揮官は声をかけた。「こういう試合の時に、大事にヒット1本、狙いにいこう」。伏見は中前打で期待に応え、ベンチの新庄監督も両手を挙げて喜んだ。「そりゃ明るいチームですもん。負けてる時も同じように戦っていこうって伝えてますし」と振り返った。22日からの首位ソフトバンク3連戦へ向けて勢いはつかなかったかもしれない。ただ、新庄監督は「接戦より、精神的にはそんな疲れてない形で明日に臨めますよ」と捉えた。数字上では3連戦で1敗すると自力優勝の可能性が消滅する。負けられない直接対決だが、指揮官は「プレッシャーは選手たちはあると思うんですけど、なんとか2勝1敗。まあ3つ取りたいですけど、そう簡単にはいかないと思う。今回(オリックス3連戦)のように2勝1敗でいけるのがベストですね」と目標を立てた。仮に目標通りでもソフトバンクに優勝マジックが点灯するが、そんなことは関係ない。「向こうの方が経験豊富ですけど、これを勝ち越して逆にしたいです。それはもう選手たちがやるしかない」。グラウンドへ選手を送り出したら、あとは信じるだけ。「これを、つかまないといけないからね、選手たちが。ガッチガチになると思いますけど、ノビノビやってくれたらいいっすよ」。大一番を"愉しんで"逆転Vへの起点とする。【木下大輔】
◆猛牛打線が爆発した。オリックス中川圭太内野手(29)が、4戦連発と気を吐いた。「5番左翼」で出場。8-0の5回、先頭で日本ハム3番手、河野のカットボールを左翼へ高々と放り込んだ。「先頭バッターだったので、なんとか塁に出ようと思っていたんですが、良い打球を打つことができてよかった」。キャリアハイに並ぶ12号ソロで、17日西武戦(京セラドーム大阪)から4戦連発。4試合連続本塁打は、球団では24年9月のセデーニョ以来で、日本人選手では90年7月の門田博光以来35年ぶり。大記録にも浮かれることなく「(練習が)いいと思います」と冷静だった。2回には一挙8得点の口火を切った。1死から中前打。ここから打線が3点を挙げ、なお2死一、二塁で左足首の負傷から復帰3戦目の西川が右翼へ3ラン。「(走者を)かえすのが仕事やし、最高の結果になってよかった」。杉本も12号2ランで加点。1イニング8点は、19年6月23日の広島戦(マツダスタジアム)で延長10回表に9得点して以来6年ぶりだ。2位日本ハムに2連敗後、今季5度目の2桁得点で快勝。岸田監督は「これでまた勢いに乗っていきたい」。22日からは3ゲーム差の4位楽天と敵地で勝負の3連戦を迎える。【村松万里子】
◆日本ハムが今季2度目の2ケタ失点を喫して敗れた。先発のドリュー・バーヘイゲン投手(34)が2回につかまり、今季チームの先発陣最短となる1回2/3、5安打7失点KO。2回2死一塁から2番手で登板した生田目も、杉本に右越え2ランを浴び、この回、新庄体制ワーストタイの1イニング8失点となった。5回に3番手で登板した河野も2被弾し、4月5日オリックス戦(11失点=エスコンフィールド)以来の2ケタ10失点となった。1試合4被弾も、23年開業のエスコンフィールドではワーストと、猛牛打線にこてんぱんに打ち込まれた。22日からのソフトバンク3連戦(エスコンフィールド)初戦を落とすと、ソフトバンクに優勝マジックが点灯し、自力優勝が消滅する。
◆オリックス宮城大弥投手(23)が今季5勝目を挙げた。6回7安打無失点。コンディション不良明けで2週間ぶりの登板も、150キロ超えの直球に、切れ味鋭いスライダーを織り交ぜ、海賊打線から9三振を奪った。「ランナー出てから粘れたところは自分の中でもプラス。自信をもって次に挑みたい」打線が2回、打者11人の猛攻で一挙8得点の大量援護し、「久しぶりすぎてちょっとうれしさは出ました」と笑顔。難しい展開にも集中力を切らさなかった。2回は1死一、二塁で万波をスライダーで空振り三振。4回は2死二塁で内角直球で見逃し三振に抑えた。チームが2連敗を喫していた中、流れを断ち切った。「3連敗は流れも悪くなりますし、今日止められたことはすごく良かった」。チームの勝利を喜んだ。岸田護監督(44)も「全然問題なくいい投球をしてくれたので。これからも大丈夫かなと思います」とたたえた。この日、高校野球では沖縄尚学が山梨学院に逆転勝利し、夏の甲子園決勝に駒を進めた。興南(沖縄)出身の左腕は、県勢の決勝進出に「親しみのある名前(名字)ばかり。県代表として行っているので、そこは頑張ってほしいなと思いますし、今後のみんなの役に立つような思い出だったり経験もできていると思う。上から目線になっちゃいますけど、明後日(23日の決勝)楽しんでやってほしい」とエールを送った。
◆オリックス・太田椋内野手(24)がアクシデントに見舞われた。二回に若月、広岡の適時打、西川の3ランなどで6得点。2死走者なしの状況で太田が打席にたったが、先発バーヘイゲンの抜けたツーシームが右手甲付近に直撃。叫び声をあげて痛みをこらえながらそのままベンチ裏へ。代走・大里が送られて途中交代となった。19日に西川が左足首のけがから1軍に復帰したばかり。主力の太田が離脱となればシーズン終盤戦で上位進出を狙うチームにとって大きな痛手となる。太田は5月末にも左手首に死球を受けて一時離脱していた時期もあっただけに、今回も患部の状態が気がかりだ。
◆オリックス・宮城大弥投手(23)が6回7安打無失点と好投した。二回の攻撃で8点の援護をもらった左腕は、その裏に連打で無死一、二塁とされたが、石井、万波を空振り三振。田宮に安打を許して満塁にピンチを広げられながらも水野を見逃し三振に仕留めた。六回にも連打で無死一、二塁と得点圏に走者を背負ったが、代打・松本剛を三ゴロ併殺。代打・奈良間を遊ゴロに打ち取った。6回零封で5勝目の権利を保持して降板。8月7日の楽天戦(楽天モバイルパーク)では5回2失点で降板し、8日に登録抹消。コンディション不良のため、再調整を経てこの日が2週間ぶりの先発だった。
◆オリックスは打線が奮起し、大勝。連敗を2で止めた。二回に若月、広岡の適時打で3点を奪い、さらに西川が1軍復帰後初アーチとなる3ランで加点した。その後、杉本にも2ランが飛び出して一挙8得点した。五回には中川が4試合連続となるソロを放ち、紅林も左翼に特大のソロで続いた。2桁得点は6月27日の楽天戦(京セラ)以来、2カ月ぶりで、1試合4発は2021年7月9日のソフトバンク戦(ペイペイ)以来、4年ぶり。打線は直近4試合で11発と調子を取り戻している。コンディション不良による再調整を経て2週間ぶりに先発した宮城は要所を締めて6回無失点9奪三振の好投で5勝目を挙げた。
◆オリックス・太田椋内野手(24)が21日、日本ハム戦(エスコン)の二回に右手に死球を受けて交代し、札幌市内の病院で検査を受けた。診断結果によっては離脱もありうるが、岸田監督は「(状態などは)ちょっと分からない。それ(診断結果)次第」と話すにとどめた。今季は83試合でリーグ2位の打率・298、8本塁打、43打点。5月末には右手首に死球を受け、打撲で一時離脱していただけに、今回の患部の状態も気がかりなところだ。
◆コンディション不良で2週間ぶりの先発となったオリックス・宮城大弥投手は、要所を締めて6回無失点で5勝目を挙げた。序盤から大量援護をもらい「いい流れで投げられた。走者が出てから粘れたところはプラス」とうなずいた。無得点に抑えたのは4月20日の日本ハム戦(京セラ)以来、4カ月ぶり。「今季は点を取られる試合が多い。ゼロを刻めたことを今後の自信としてやれたら」と語った。
◆エスコンが花火大会と化した。オリックス・西川龍馬外野手(30)が左足首のけがから復帰後の初アーチで、4本塁打10得点の大勝を演出した。「(走者を)返すのが仕事。最高の結果になってよかった」二回2死一、二塁で先発・バーヘイゲンの初球を右翼席に運んだ。5号3ランでリードを広げると、杉本にも2ランが飛び出すなど打者一巡で8得点。五回には中川、紅林がソロを放ち、2021年7月9日のソフトバンク戦(ペイペイドーム)以来4年ぶりの1試合4本塁打を記録した。 連敗を2で止め、22日からは今月の対戦で5連敗中の4位楽天との3連戦(楽天モバイルパーク)。西川は「最低でも勝ち越して(関西に)帰れるように」と気合を入れ直した。完全復活した天才打者がチームを上へと押し上げる。(織原祥平)

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
68 | 38 | 4 | 0.642 (-) | - (-) |
33 | 420 (-) | 294 (-) | 77 (-) | 85 (-) |
0.250 (-) | 2.330 (-) |
2 (-) |
日本ハム |
66 | 43 | 2 | 0.606 (↓0.005) | 3.5 (↓0.5) |
32 | 423 (-) | 305 (+10) | 100 (-) | 56 (-) |
0.249 (-) | 2.430 (↓0.07) |
3 (-) |
ORIX |
54 | 51 | 3 | 0.514 (↑0.004) | 13.5 (↑0.5) |
35 | 379 (+10) | 401 (-) | 75 (+4) | 47 (-) |
0.257 (-) | 3.440 (↑0.03) |
4 (-) |
楽天 |
52 | 55 | 2 | 0.486 (↓0.005) | 16.5 (↓0.5) |
34 | 341 (+10) | 386 (+12) | 51 (+2) | 96 (+1) |
0.248 (↑0.001) | 3.290 (↓0.02) |
5 (-) |
西武 |
49 | 58 | 2 | 0.458 (-) | 19.5 (-) |
34 | 293 (-) | 329 (-) | 53 (-) | 68 (-) |
0.229 (-) | 2.820 (-) |
6 (-) |
ロッテ |
40 | 64 | 3 | 0.385 (↑0.006) | 27 (↑0.5) |
36 | 326 (+12) | 430 (+10) | 56 (+4) | 52 (+1) |
0.237 (-) | 3.730 (↓0.05) |
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