ロッテ(☆5対3★)楽天 =リーグ戦18回戦(2025.08.20)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
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ロッテ
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勝利投手:澤田 圭佑(1勝0敗0S)
(セーブ:横山 陸人(2勝3敗1S))
敗戦投手:古謝 樹(5勝4敗0S)

本塁打
【ロッテ】山口 航輝(4号・7回裏3ラン)

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◆ロッテは2点を追う5回裏、西川と寺地の連続適時打で同点とする。そのまま迎えた7回には、山口の3ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・種市が6回2失点の好投。2番手・澤田が今季初勝利を挙げた。敗れた楽天は、投手陣が振るわなかった。

◆楽天先発の古謝樹投手(24)は今季ロッテ戦で3試合に登板し、1完封を含む3勝0敗で、防御率0・83の好相性。楽天の投手が同一カードでシーズン4連勝すれば23年オリックス戦の岸以来で、ロッテ相手では11年田中5連勝、15年戸村4連勝、17年則本4連勝の3人だけ。3人のうち、17年則本はシーズン初対戦から4戦4勝をマークしているが、古謝も無傷の4連勝となるか。

◆ロッテ先発の種市篤暉投手(27)が6回4安打2失点(自責0)で降板した。初回に味方失策も絡み、1死一、二塁のピンチを招くと楽天黒川に先制の中前適時打を許す。4回2死一、三塁では、堀内の打球は不運にもボテボテの投前への内野安打となり、さらに点差を広げられた。だが、2点ビハインドで迎えた5回。打線が粘投する種市に応えた。2死三塁で、前日に猛打賞の西川史礁外野手(22)の適時二塁打で1点を返すと、なおも2死二塁で寺地隆成捕手(20)が中前適時打を放ち、同点に追いついた。種市は6回を無失点に抑え、マウンドを降りた。「前日もピッチャーを多く使ってましたし、明日も若手のピッチャーなのでもうちょっと長いイニング行きたかったんですけど、なんとか試合を壊さなかったことは、最低限良かったかなとは思います」と振り返り「球数が多くなった原因をちゃんと考えて、1週間また準備していきたいと思います」と次の登板を見据えた。

◆ロッテ山口航輝外野手(25)が今季初の4番起用に応える勝ち越しの3ランを放った。試合中に調子を上げた。初回は1死二、三塁のチャンスで三ゴロの凡退。3回には2死一、三塁で空振り三振を喫した。それでも、集中力を切らさなかった。楽天古謝から5回に中前打を放った。7回に2死二、三塁のこの日3度目のチャンスが訪れた。カウント2-2から西垣の143キロカットボールを左中間のラッキーゾーンへ放り込んだ。2試合連続、今季4号本塁打に「1、2打席目打てなくてチャンスつぶしていたのでより一層集中して、最高の結果になって良かったです」と振り返った。

◆楽天が最下位ロッテに逆転負けし、勝率5割復帰を逃した。初回1死一、二塁、黒川史陽内野手(24)が種市の外角高め145キロ直球を中前にはじき返し、先制打を放った。1点リードの4回2死一、三塁では堀内謙伍捕手(28)が投前への適時打で追加点を挙げた。5回に先発の古謝樹投手(24)がつかまった。先頭宮崎の安打を起点に2死三塁から西川、寺地の連続適時打を浴びて同点に追いつかれる。古謝は7回のマウンドに上がったが、先頭友杉に左越え二塁打を許したところで2番手の西垣雅矢投手(26)にスイッチ。なおも2死一、三塁から西垣が山口に勝ち越し3ランを浴びた。古謝は7回途中9安打3失点だった。

◆ロッテは逆転勝ちを果たした。先発の種市篤暉投手(27)が6回4安打2失点(自責0)と粘投した。初回に味方失策も絡み、1死一、二塁のピンチを招くと楽天黒川に中前適時打を浴び、先制を許す。4回2死一、三塁では堀内の打球は不運にもボテボテの投前への内野安打となり、さらに点差を広げられたが、その後は落ち着いてアウトを重ねた。打線が力投する種市に応えた。5回2死三塁のチャンスで前日の試合で猛打賞をマークした西川史礁外野手(22)の適時二塁打で1点を返すと、なおも2死二塁のチャンスで寺地隆成捕手(20)が中前適時打を放ち、同点に追いついた。さらに、山口航輝外野手(25)が今季初の4番起用に応える勝ち越しの3ランを放った。7回2死二、三塁のチャンスで、カウント2-2から西垣の143キロカットボールを左中間のラッキーゾーンへ放り込んだ。2試合連続、今季4号本塁打をマークした。2点リードの9回には横山陸人投手(24)がマウンドに上がり、今季初セーブを挙げた。

◆楽天古謝樹投手(24)の自己最多6勝目は持ち越しとなった。2点リードの5回につかまった。2死三塁から西川に適時二塁打を許し1点差に迫られると、続く寺地に同点の中前適時打を浴びた。1回、3回と得点圏に走者を背負いながら粘っていただけに悔しい2失点となった。7回のマウンドに上がったが、先頭友杉に左越えに打球を運ばれ、ゴンザレスがグラブに当てながら落球(記録は二塁打)。無死二塁としたところで降板し、2番手の西垣雅矢投手(26)が山口に決勝3ランを浴びた。7回途中9安打3失点で降板した左腕は「立ち上がりの難しさというのはありましたが、なんとか最低限粘ることはできたかなと思います」。その上で「いつもいつも野手の方に助けていただく形になっているので、次回は自分がチームを助けられる投球ができるよう、また準備していきたいです」と落ち着いた口調で話した。対ロッテは今季3戦3勝だったが、4連勝はならなかった。

◆ロッテは逆転勝ちを果たした。先発の種市篤暉投手(27)が6回4安打2失点(自責0)と粘投した。初回に味方失策も絡み、1死一、二塁のピンチを招くと楽天黒川に中前適時打を浴び、先制を許す。4回2死一、三塁では堀内の打球は不運にもボテボテの投前への内野安打となり、さらに点差を広げられたが、その後は落ち着いてアウトを重ねた。吉井理人監督(60)は「今日も変化球多くて球数増えちゃったんですけど、よく6回まで投げてくれた」とたたえた。打線は山口航輝外野手(25)が今季初の4番起用に応える勝ち越しの3ランを放った。7回2死二、三塁のチャンスで、カウント2-2から西垣の143キロカットボールを左中間のラッキーゾーンへ放り込み、2試合連続、今季4号本塁打をマークした。吉井監督は「いいところで打ってくれました。本当は古謝投手から打てるかなと思って4番にした。リリーバーに球速い子が出てきたんで、山口のスイング合うかなと思った。変化球攻めされて、最後打ったカッターにちょうどあったんだと思います」と話した。8回には沢村拓一投手(37)が1死満塁のピンチを背負うも、続いて登板した高野脩汰投手(27)が火消しに成功。2点リードの9回には横山陸人投手(24)がマウンドに上がり、今季初セーブを挙げた。吉井監督は「明日から5試合あるんで高野か横山どっちか置いときたかったんですけども、ちょっと沢村があんな感じになっちゃったんで。だけど、そこは本当に高野が頑張ってくれた」とねぎらった。

◆楽天は記録に残らない"ミス"が逆転負けにつながり、勝率5割復帰を逃した。同点の7回の守備で勝敗を左右するワンシーンがあった。先発の古謝樹投手(24)がロッテ友杉に初球の142キロ直球を左越えに運ばれた。左翼オスカー・ゴンザレス外野手(27)が捕球体勢に入ったが、グラブに当てながらも落球(記録は二塁打)。打者走者の友杉に二塁まで進まれた。直後に2番手の西垣雅矢投手(26)がマウンドに上がった。藤原を遊ゴロ、西川を見逃し三振に抑え、2アウトまでこぎ着けたが、なおも二、三塁から4番山口に決勝3ランを浴びた。結果的に守備の"ミス"が決勝点につながった。試合後、三木肇監督(48)はゴンザレスのプレーについて「あれも野球やなと思います。こちらも相手のミスにつけ込めたところもあったし、野球ってたくさんね、いいプレーもあるんだけど、難しいから。なかなかうまくいかないことも多い中で、あそこも記録はヒットだったけど、なんとか古謝のことを考えたらキャッチしてほしかったなと思うけど」と振り返った。

◆ロッテ山口航輝外野手(25)が今季初めての4番起用に見事に応える1発を放った。同点の7回2死二、三塁。楽天2番手の西垣が投じた低めの143キロカットボールをしっかり捉えた。打球は左中間のラッキーゾーンへ吸い込まれたが、山口は「まさか入るとは思わなかった」と全力疾走。「球場が暗くなって気づきました」と一塁を駆け抜けたところでスピードを緩め、笑顔でダイヤモンドを回った。4番については「打順がちょっと早く回ってくるぐらいで、特に意識はしてなかった」と普段通り打席に入った。直近8試合で4本とハイペースで本塁打を量産。「やり返したい気持ちしか持ってなかったので、それがいい結果になってると思う。ファームでやってきたこと、福浦さんとか堀さんとかに教わってきたことを出せてるのが一番うれしい」と悔しい気持ちをチームを救う一発に変えた。

◆楽天の黒川が一回に適時打を放った。1死一、二塁で種市の高めの速球を鋭い球足で中前にはじき返した。連続試合安打を13に伸ばし、チームに幸先よく得点をもたらした。今季は負傷で開幕に間に合わなかったが、6月に1軍に昇格してから順調に安打を積み上げている。今月9日からは4番に定着し、3割台の打率をキープ。「打ってほしいところで一本打てるバッターになりたい」との目標にふさわしい働きを続けている。

◆ゴールデンルーキーのバットが止まらない。ロッテのドラフト1位・西川史礁外野手(22)=青学大=が五回の第3打席に前日の猛打賞に続き2試合連続のマルチ安打となる中堅適時二塁打を放った。無死一塁で迎えた初回の第1打席は詰まりながらも中前に落とす技ありの一打。第2打席は右膝に死球を受け、一時ベンチに下がったがプレー続行し、チームを安堵させた。そして0-2の五回2死三塁の第3打席、相手先発の古謝の初球136キロツーシームを右中間にライナーで弾き返して三塁走者を迎え入れ、好走塁で二塁に到達。続く寺地の中前同点打につなげた。一時は・132まで落ち込んだ打率は・296と3割の大台を目前としている。

◆「4番・DH」で先発したロッテ・山口航輝外野手(25)が七回に2試合連発となる4号勝ち越し3ランを放った。2-2の七回2死一、三塁と勝ち越し機に楽天2番手の西垣が投じた143キロのカットボールを高々と打ち上げると、左中間テラス席へと飛び込む勝ち越し3ランとなった。「打ったのはカットボールです。1、2打席目打てなくてチャンスを潰していたのでより一層集中して、最高の結果になって良かったです」前日の同カードでも一時同点となる2ランを放っており、これで2試合連発。負ければ今季楽天戦負け越しが決まる一戦で今季初めて4番に入った長距離砲が大きな仕事をしてのけた。

◆ロッテは七回に山口航輝外野手が勝ち越し弾を放ちチームを勝利に導いた。0-2の五回に西川の適時二塁打などで追い付き、七回2死二、三塁から山口が勝ち越しの4号3ランを放った。2番手の沢田が今季初勝利を挙げた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
68384 0.642
(↑0.004)
-
(-)
33420
(+5)
294
(+4)
77
(+3)
85
(-)
0.250
(-)
2.330
(↓0.01)
2
(-)
日本ハム
66422 0.611
(↑0.004)
3
(-)
33423
(+6)
295
(+5)
100
(+3)
56
(+1)
0.249
(↑0.001)
2.360
(↓0.01)
3
(-)
ORIX
53513 0.510
(↓0.005)
14
(↓1)
36369
(+5)
401
(+6)
71
(+2)
47
(-)
0.257
(↑0.001)
3.470
(↓0.03)
4
(-)
楽天
52542 0.491
(↓0.004)
16
(↓1)
35331
(+3)
374
(+5)
49
(-)
95
(-)
0.247
(↓0.001)
3.270
(↓0.02)
5
(-)
西武
49582 0.458
(↓0.004)
19.5
(↓1)
34293
(+4)
329
(+5)
53
(+2)
68
(-)
0.229
(-)
2.820
(↓0.03)
6
(-)
ロッテ
39643 0.379
(↑0.006)
27.5
(-)
37314
(+5)
420
(+3)
52
(+1)
51
(+1)
0.237
(↑0.001
3.680
(↑0.03)