ソフトバンク(☆1対0★)ロッテ =リーグ戦20回戦(2025.08.17)・みずほPayPayドーム福岡=
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ロッテ
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ソフトバンク
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勝利投手:杉山 一樹(3勝2敗18S)
敗戦投手:益田 直也(1勝4敗5S)
  DAZN
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◆ソフトバンクがサヨナラ勝利。ソフトバンクは両軍無得点のまま迎えた9回裏、2つの四球などで1死一三塁の好機をつくると、牧原大が適時打を放ち、試合を決めた。投げては、3番手・杉山が今季3勝目。敗れたロッテは先発・西野が試合をつくるも、打線が援護できなかった。

◆ロッテの先発西野勇士投手(34)は、約2カ月ぶりの1軍マウンドで5回2安打無失点と好投した。前回広島戦に登板した後の6月14日に、右前腕屈筋群の筋損傷が判明し登録抹消されていた。離脱後は2軍で3試合に登板し、この日1軍復帰登板となった。1回1死走者なしから柳町に二塁打を許し得点圏に走者を許すも後続の近藤、山川を抑えた。その後も危なげなく試合をつくり69球を投げきった。降板後は「無失点で抑えることができたので、自分ができることはできたと思います」と振り返った。

◆ロッテはサヨナラ負けを喫し、借金25になった。0-0の9回に4番手でマウンドに上がった益田直也投手(35)が1死一、二塁から三盗を許し一、三塁のピンチを作る。牧原にサヨナラの右前打を浴びた。先発西野勇士投手(34)は6月11日以来約2カ月ぶりの1軍マウンドで5回2安打無失点と好投した。前回広島戦に登板した後の6月14日に、右前腕屈筋群の筋損傷が判明し登録抹消されていた。離脱後は2軍で3試合に登板し、この日1軍復帰登板となった。1回1死走者なしから柳町に二塁打を許し得点圏に走者を許すも後続の近藤、山川を抑えた。その後も危なげなく試合をつくり69球を投げきった。降板後は「無失点で抑えることができたので、自分ができることはできたと思います」と振り返った。打線はソフトバンク先発のモイネロを前に7回無失点に抑えられた。

◆ソフトバンクが今季5度目のサヨナラ勝利を挙げた。0-0の9回1死一、三塁から6番牧原大成内野手(32)が一塁線を破るサヨナラタイムリーを放った。前日(16日)はエース有原で星を落としたが、接戦を制し連敗阻止。チームは7月10~12日に3連敗して以来、約1カ月以上も連敗がなく、9カード連続負け越しなし。今季ロッテ戦の勝ち越しも決めた。小久保裕紀監督(53)も「ここまで来たら1戦必勝。悔いのない試合を積み重ねる」と有終ゴールへムチを入れた。一塁線を破った打球が大歓声に包まれた。0-0の9回1死一、三塁。打席に入った牧原大はカウント0-2と追い込まれたが、3球目のスライダーを見逃さなかった。「バットに当てれば、(三塁走者の緒方が)かえってきてくれると思った。自分の状態を信じて打席に立った」。一塁ベースを回ると牧原大は右手を突き上げ、中村に抱きかかえられた。打席に入ったときは1死一、二塁。二走の代走・緒方が初球に三塁盗塁を決め、さらに好機拡大。牧原大は「気持ちが楽になった」と快打を振り返った。今季5度目のサヨナラ勝ち。0行進が続いた緊迫戦も最後は連敗しないホークスが白星をつかみ取った。前日(16日)はエース有原で星を落とした。4回までに7失点(自責は3)。ロッテ打線に11安打を許すなど本拠地連勝記録も「13」でストップ。それでもズルズルと黒星を重ねないところが、今のホークスの強さだ。7月10~12日に3連敗を喫して以来、連敗はない。前カードの西武2戦目に黒星を喫したが、ロッテ初戦にしっかり勝って連敗は阻止した。今季2度目のサヨナラ打を放った牧原大は5回、先頭打者で中前打。続く野村の中飛で果敢に二塁タッチアップを狙ったがアウト。「結果的にアウトになったが、後悔はない」。積極性を失わない姿は最後の最後で殊勲の快音に変えた。勝ち星はつかなかったが左腕エースのモイネロも7回無失点投球。さらにバトンをつないだ松本裕、杉山の救援陣も安定した力を発揮。小久保監督は「先発は役割を果たしてくれたし、何と言っても後の投手の安心感。今日の勝ちは大きい。ここまで来たら1戦必勝なので悔いのない試合を積み重ねる」と気持ちを高めた。小久保ホークスが有終のゴールへ向け、劇的勝利でさらに勢いに乗る。【佐竹英治】

◆ソフトバンク杉山一樹投手(27)が3勝目を手にした。9回1イニングをきっちり3者凡退に仕留めると、直後にチームはサヨナラ勝ち。昨年に続き自己最多タイとなる50試合目の登板で、うれしい白星をゲットした。オスナ不在からクローザーとして活躍。「あと20試合は投げたい」と杉山は70試合登板に意欲を見せているが、小久保監督は「(杉山が)目標は70試合と言っていたが、その前に止めたい」と慎重に起用していくつもりだ。

◆白星を手にできなかったが、ソフトバンク先発のリバン・モイネロ投手(29)が7回103球、無失点の好投で勝利に貢献した。ロッテ打線を3安打に封じ、10奪三振。「チームにいい流れが来るような投球がしたかったので、7回までしっかりと投げる事ができてよかった」。これで21イニング連続無失点。次戦は24日の敵地日本ハム戦先発が予定されているだけに「大事な試合が続くので、次もいい投球ができるように頑張ります」と、さらなる好投を誓った。

◆ソフトバンクは、代走の緒方理貢外野手(26)が、果敢な三盗でサヨナラ劇をアシストした。9回1死一、二塁から牧原大の初球に三盗に成功。「データもあったし、行けたら行け、のサイン。思い切って走った」。サヨナラ打を呼び込んだ。2軍降格を経験し、今カードから1軍復帰。初戦は途中出場で2安打。失いつつあった積極性も取り戻し「もう1回、ここ(1軍)で活躍するんだという気持ちになった」とシーズン完走まで猛アピールを誓った。

◆ソフトバンクがサヨナラ勝ちで、今季のロッテ戦の勝ち越しを決めた。0―0の九回1死一、三塁から、牧原大の右前打で決勝点を奪った。投手陣はモイネロ、松本裕、杉山が無失点リレー。ロッテは4番手の益田が踏ん張れなかった。

◆ロッテは九回に投げた4番手の益田が踏ん張れなかった。先頭の近藤を四球で歩かせ、暴投で代走の緒方に二進を許す。山川は空振り三振に仕留めたものの、中村には再び四球。三盗で1死一、三塁とピンチが広がり、最後は牧原大に一塁線を破られて決勝点を奪われた。4敗目を喫した益田は「先頭の四球がもったいなかった」と言葉少な。5日に通算250セーブの節目まで残り二つとしたが、足踏みが続く。

◆ロッテの西野は球に力があった。右前腕屈筋群の筋損傷で離脱し、登板は6月11日以来。速球で押して凡打の山を築き、5回を投げて許した安打は2本だけ。無失点の力投に「思ったより腕を振れた」とうなずいた。打線の援護に恵まれず、9試合目の登板でも今季初白星はつかめなかった。34歳のベテラン右腕は「投げる試合は貢献できるように頑張りたい。精いっぱいやりたい」と先を見据えた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
66384 0.635
(↑0.004)
-
(-)
35410
(+1)
288
(-)
74
(-)
83
(+1)
0.250
(-)
2.320
(↑0.02)
2
(-)
日本ハム
64422 0.604
(↑0.004)
3
(-)
35411
(+7)
285
(+5)
97
(-)
55
(-)
0.247
(↑0.001)
2.320
(-)
3
(-)
ORIX
53493 0.520
(↑0.005)
12
(-)
38359
(+7)
389
(+6)
67
(+3)
47
(+1)
0.256
(-)
3.420
(-)
4
(-)
楽天
51532 0.490
(↓0.005)
15
(↓1)
37324
(+5)
366
(+7)
48
(+1)
95
(+1)
0.248
(↓0.001)
3.250
(↓0.03)
5
(-)
西武
49562 0.467
(↓0.004)
17.5
(↓1)
36287
(+6)
319
(+7)
50
(-)
68
(+1)
0.229
(-)
2.780
(↓0.03)
6
(-)
ロッテ
38633 0.376
(↓0.004)
26.5
(↓1)
39306
(-)
413
(+1)
50
(-)
48
(+1)
0.235
(↓0.001)
3.710
(↑0.02)