広島(☆5対3★)ヤクルト =リーグ戦15回戦(2025.08.16)・MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島=
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ヤクルト
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広島
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勝利投手:森下 暢仁(6勝13敗0S)
(セーブ:森浦 大輔(2勝3敗5S))
敗戦投手:吉村 貢司郎(4勝6敗0S)

本塁打
【広島】モンテロ(7号・6回裏ソロ),ファビアン(13号・6回裏2ラン)

  DAZN
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◆広島は初回、末包の適時二塁打で先制する。2-2となって迎えた6回裏には、モンテロのソロと代打・ファビアンの2ランが飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、先発・森下が6回2失点で今季6勝目。敗れたヤクルトは、好投を続けていた先発・吉村が6回の2本塁打に泣いた。

◆ヤクルト山田哲人内野手(33)がしぶとく運んだ。3回1死満塁、広島森下から一時勝ち越しとなる中前適時打を決めた。内角高め148キロ直球に詰まらされながら、打球は二遊間を割った。満塁では今季8打席目で初安打。山田は「決していい当たりではなかったですが、しっかり振り切っていいところに落ちてくれました」と強く振る意識が功を奏した。

◆ヤクルト長岡秀樹内野手(23)が6年目でプロ初となる三塁守備に就いた。遊撃でスタメンだったが、7回から三塁に回った。6回1死二、三塁でオスナが左前適時打。一塁に出たオスナに代走伊藤を送っていた。7回の守備では代走の伊藤が遊撃、三塁だった村上が一塁にシートが変更となった。主に遊撃の長岡は二塁では5試合の出場がある。三塁は458試合目で初めての出場となった。

◆ヤクルトがコイの両外国人の本塁打に沈んだ。同点の6回。先発吉村貢司郎投手(27)が1死から広島モンテロに投じた110キロカーブは真ん中に吸い込まれ、左中間席への勝ち越しソロを浴びた。さらに2死一塁からファビアンにも左翼への2ランをくらった。この2発が重くのしかかった。6回8安打5失点で6敗目(4勝)となった。3点を追う展開となった直後の7回、反撃に転じた。1死二、三塁と攻め、ホセ・オスナ内野手(32)の左前適時打で2点差に迫った。ただ、なおも続いた1死一、三塁で山田哲人内野手(33)が三併殺に倒れた。舞台は鬼門マツダスタジアムだった。試合前時点で23年から5勝24敗3分け。7回からは長岡秀樹内野手(23)を遊撃からプロ初の三塁に回すなど手を尽くした。前夜は接戦に勝利したが、2連勝はならなかった。再び5位広島とのゲーム差は6となった。

◆広島が助っ人2選手のアベック弾で連敗を止め、先発森下暢仁投手が6月13日日本ハム戦以来登板9戦ぶりとなる6勝目を手にした。打線は1回に末包の適時二塁打で先制した。1点を追う5回に内野ゴロの間に追いつくと、同点の6回にモンテロが7号勝ち越しソロを左翼席に運んだ。さらに2死一塁から代打ファビアンも、左翼席へ豪快に13号2ランをたたき込んでリードを広げた。1回に援護点をもらった森下だったが、3回に味方のミスと4安打を浴びて逆転を許した。3回まで球数65球を要したが、その後は立ち直り、6回まで108球を投げて6回7安打2失点で2カ月ぶり白星を挙げた。7回以降はハーンが失点したものの、中継ぎ陣がリードを守り抜いた。連敗を止めた広島は4位に浮上した。

◆ヤクルト宮本丈外野手(30)が右手に死球を受け、病院に向かった。9回2死一塁、代打で登場した。148キロ直球が右手甲付近に直撃。宮本は苦悶(くもん)の表情を浮かべ、代走には赤羽が送られた。高津監督は「結構腫れていたので、病院に行くみたいです」と説明した。

◆ヤクルト吉村貢司郎投手(27)が"1発病"に沈んだ。同点の6回、1死から110キロの真ん中カーブをモンテロに決勝ソロとされ、さらに2死一塁から代打ファビアンにも2ランを献上した。2本塁打を浴び、今季14被弾はリーグワーストとなった。吉村は「粘り切れずに申し訳ない」と唇をかんだ。高津監督は「バテたのかな。狙ったところに投げられていないというのが大きい」と制球の改善を促した。

◆ヤクルトがコイの両外国人の本塁打に沈んだ。同点の6回。先発吉村貢司郎投手(27)が1死から広島モンテロに投じた110キロカーブは真ん中に吸い込まれ、左中間席への勝ち越しソロを浴びた。さらに2死一塁からファビアンにも左翼への2ランをくらった。この2発が重くのしかかった。吉村は6回8安打5失点で6敗目(4勝)となった。これで今季リーグワーストの14被弾となった吉村について、高津臣吾監督(56)は「(6回は)ちょっとバテたのかな。あのカーブが腕が振れていないので、打者からすれば、タイミングがズレるほどではなかった。またコントロールが良くない。狙ったところに投げられていないというのが大きい」と改善を厳命した。3点を追う展開となった直後の7回、反撃に転じた。1死二、三塁と攻め、ホセ・オスナ内野手(32)の左前適時打で2点差に迫った。ただ、なおも続いた1死一、三塁で山田哲人内野手(33)が三併殺に倒れた。高津監督は「今日の差は長打力と得点圏に置いてからのバッティング」と敗因を挙げた。舞台は鬼門マツダスタジアムだった。試合前時点で23年から5勝24敗3分け。7回からは長岡秀樹内野手(23)を遊撃からプロ初の三塁に回すなど手を尽くした。前夜は接戦に勝利したが、2連勝はならなかった。再び5位広島とのゲーム差は6となった。

◆広島が助っ人のアベック弾で連敗を止め、先発森下暢仁投手(27)が6月13日日本ハム戦以来2カ月ぶりの6勝目を手にした。1回に末包の適時二塁打で先制した打線は、1点を追う5回に内野ゴロで同点に。6回にはモンテロが7号ソロで勝ち越し。さらに2死一塁から代打ファビアンも、左翼席へ13号2ランをたたき込んだ。森下は3回まで球数65球を要して5安打3四死球2失点。それでも中盤は立て直して、6回まで投げ切って勝ち投手の権利を得た。チームは4位に浮上した。

◆ヤクルト・奥川恭伸投手(24)が、先発する17日の広島戦に向けてダッシュなどで調整した。自身初の開幕投手を務めた今季は12試合に登板し3勝5敗、防御率4・19だが、広島戦は1勝1敗、防御率1・38と好相性。大逆転でのクライマックスシリーズ進出へ「勝ちたいです。僕に勝ちがつかなくてもゲームには勝ちたい」と強い気持ちを持ってマウンドに上がる。

◆1―1の三回1死満塁で、ヤクルトの6番・山田哲人内野手が中前に適時打を放った。広島先発・森下がカウント1―1から投じた3球目の内角直球をしぶとくはじき返し「決して良い当たりではなかったですが、しっかり振り切って良いところに落ちてくれました」。7試合連続出塁にもなった。

◆ヤクルト・吉村貢司郎投手(27)が6回8安打5失点(自責点4)で降板し、6月21日のオリックス戦(神宮)以来、約2カ月ぶりの勝利はならなかった。痛恨の2発だった。2―2の六回。1死からモンテロに甘く入ったカーブを左中間席に運ばれて1点を勝ち越されると、2死一塁から代打・ファビアンに甘く入った直球を左翼席に運ばれ、さらに2失点。14被本塁打はリーグワーストとなった。

◆ヤクルト・長岡秀樹内野手(23)が、プロ入り後1軍では初めて三塁の守備に就いた。七回裏に守備位置の変更があり、直前の回に代走で起用された伊藤が遊撃のポジションに入り、三塁で先発した村上が一塁に回った。長岡が1軍で遊撃以外のポジションを守るのは、2021年10月23日の巨人戦(東京ドーム)で、遊撃から二塁に回って以来、4年ぶり。三塁の守備は、通算458試合目の出場で初めてとなった。

◆先発した森下暢仁投手(27)は6回2失点で約2カ月ぶりとなる今季6勝目をつかんだ。6月13日の日本ハム戦(エスコン)以来となる勝ち星を目指す森下は一回は三者凡退と上々の立ち上がりを見せたが、二回は得点圏に走者を背負う投球。1点リードの三回には先頭打者の出塁を許し、味方の失策なども絡んで無死満塁のピンチに。村上の犠飛などで2点を奪われ、逆転を許した。打線は一回に2死一塁から末包が左中間へ適時二塁打を放ち、幸先よく先制した。1-2の五回には無死満塁の好機で中村奨の遊ゴロの間に同点とした。六回には1死からモンテロが左中間へ勝ち越しの7号ソロ。その後、2死一塁から代打のファビアンが左翼席へ13号2ランを放ち、突き放した。

◆ヤクルトは先発した吉村が2本塁打を献上するなど6回を投げ8安打5失点。打線も三回に2点を挙げ、一時は勝ち越すも11安打で3得点とつながりに欠いた。

◆先発した森下暢仁投手(27)は6回2失点で約2カ月ぶりとなる今季6勝目をつかんだ。

◆ヤクルト・宮本丈内野手(30)が九回2死一塁から代打で出場し、右手甲付近に死球を受けてベンチに退いた。高津臣吾監督は「病院には行くみたいです。確認しただけで、しゃべっていない。一瞬で結構腫れていた」と説明した。

◆痛恨の2発だった。ヤクルト・吉村貢司郎投手(27)が6回8安打5失点(自責点4)で6敗目(4勝)。2―2の六回に2本塁打を浴びて勝ち越され、高津臣吾監督(56)は制球面を厳しく指摘した。「コントロールが良くないと思う。当たり前ですけど、打たれる球はコントロールミスだと思っている。狙ったところに投げられていないというのが大きい」流れを完全に奪われた。六回は1死からモンテロにカーブを左中間席に、2死一塁から代打・ファビアンに直球を左翼席に運ばれた。ともに甘く入った球で、14被本塁打はリーグワースト。制球力の改善が求められる結果となった。2失策もあり、高津監督は「今日の内容で勝とうというのはむしが良すぎる。非常にミスが多い残念なゲームでした」と嘆いた。(赤尾裕希)

◆約2カ月ぶりに白星をつかんだ。広島の先発・森下暢仁投手(27)は6回2失点で今季6勝目(13敗)。登板9試合ぶりの勝ち星で自身の連敗を「8」で止めた。「勝ててよかったなと思います。(投球は)いつも通りだなという感じでした。次はもう少しいい形で投げられたらなと思います」6回で108球と球数を要しながらも粘りの投球。2-2の六回にモンテロの7号ソロと代打・ファビアンの13号2ランが飛び出し、6月13日の日本ハム戦(エスコン)以来の勝利投手となった。苦しい時期を過ごしてきた右腕に、新井監督は「みんななんとか(森下に)勝ちを、と思っていたと思う。(六回に)あの本塁打が出たとき、ベンチもすごく盛り上がったし、森下の嬉しそうな顔が印象的でした」と目を細めた。チームは連敗を止め、4位に再浮上。3位・DeNAは3差。エースに勝ち星が付き、チーム状態も上向きそうだ。(西垣戸理大)

◆ヤクルトのプロ6年目、長岡秀樹内野手が通算458試合目の出場で初めて三塁守備に就いた。「2番・遊撃」で先発し、七回の守備から三塁に回ると、八回2死では三ゴロを難なく処理。11-13日のDeNA3連戦中の練習時に告げられたといい、「(違和感などは)特にない。遊撃手で信頼を得られるように頑張ります」。起用した高津監督は「いろいろ考えている中で、今日の形になりました」と説明した。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
65412 0.613
(↑0.003)
M24
(↑2)
35369
(+3)
252
(-)
68
(+1)
84
(-)
0.244
(-)
2.070
(↑0.02)
2
(-)
巨人
52523 0.500
(↓0.005)
12
(↓1)
36317
(-)
317
(+3)
67
(-)
43
(-)
0.241
(↓0.001)
2.660
(-)
3
(-)
DeNA
49525 0.485
(↑0.005)
13.5
(-)
37348
(+6)
328
(-)
69
(+2)
50
(-)
0.240
(-)
2.850
(↑0.03)
4
(1↑)
広島
46555 0.455
(↑0.005)
16.5
(-)
37323
(+5)
340
(+3)
55
(+2)
48
(-)
0.241
(↑0.001
2.920
(-)
5
(1↓)
中日
47582 0.448
(↓0.004)
17.5
(↓1)
36284
(-)
326
(+6)
57
(-)
63
(+1)
0.226
(↓0.001)
2.850
(↓0.03)
6
(-)
ヤクルト
38595 0.392
(↓0.004)
22.5
(↓1)
41286
(+3)
401
(+5)
55
(-)
45
(-)
0.229
(↑0.001
3.540
(↓0.01)