1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 |
ORIX | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 | 6 | 0 | 0 |
勝利投手:九里 亜蓮(8勝7敗0S) (セーブ:マチャド(3勝3敗20S)) 敗戦投手:今井 達也(7勝5敗0S) |

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◆オリックスが投手戦を制した。オリックスは初回、2死二塁から杉本が適時打を放ち、先制に成功する。投げては、先発・九里が7回途中2安打無失点の好投。その後は3人の継投でリードを守り、九里は今季8勝目を挙げた。敗れた西武は先発・今井が力投を見せるも、打線が終盤の好機を生かせなかった。
◆4位楽天に連敗し、14日に自力Vが再び消滅した。15日から5位西武との3連戦は踏ん張り所だ。スタメンを大幅に組み替えた。「1番中堅」に広岡大志内野手(28)、「2番三塁」にベテラン西野真弘内野手(35)、「3番二塁」に好調をキープしている太田椋内野手(24)が並び、「4番右翼」に杉本裕太郎外野手(34)が座った。前日14日もスタメン出場したのは太田、頓宮裕真捕手(28)、若月健矢捕手(29)の3人。6人が入れ替わった。先発は九里亜蓮投手(33)が務める。後半戦に入ってから未勝利。7月6日ロッテ戦(京セラドーム)以来となる今季8勝目を目指す。
◆西武が試合開始から3イニング連続で併殺打と流れをつかめない。オリックス先発の九里に対し初回は2番滝沢が四球で出塁するも、外崎が三ゴロ併殺打に。2回はネビンが四球で出塁も、6番デービスが二ゴロ併殺打に。3回は四球、安打で1死一、三塁としたものの、1番渡部聖が遊ゴロ併殺打に倒れた。シュートが得意な相手右腕に対し、右打者を並べ、球数こそ稼いでいるものの、最後は術中にはまってしまっている。先発の今井達也投手(27)は初回、先頭打者に四球を許し、杉本の適時打で先制点を許している。
◆オリックス先発九里亜蓮投手(33)が後半戦初勝利を飾った。1回から3回まで、四球もあり、走者を背負っての投球が続いたが、いずれも併殺でピンチを切り抜けた。6回2/3無失点で降板。許した安打は2本だけ。7月6日ロッテ戦(京セラドーム)以来となる今季8勝目をマークした。打線は初回のチャンスを逃さなかった。2死二塁からオリックス杉本裕太郎外野手(34)が先制の左前タイムリーを放った。西武先発は好投手の今井達也投手(27)だけに、立ち上がりの得点は大きかった。初回の1点を守り抜き、チームは連敗を2で止めた。
◆5位西武が拙攻で、3位オリックスとの大事な3連戦の初戦を落とした。シュートが得意なオリックス九里に対し、初回から3イニング連続で内野ゴロ併殺打。九里-若月のバッテリーの術中にはまり、5回まで外野へのフライアウトはわずかに1つ。7回には先頭の滝沢が安打で出塁。続く外崎が左翼ポール際へ特大ファウルを2球飛ばしたものの、ともにポールの外側というツキのなさ。結局、得点を奪えなかった。先発の今井達也投手(27)は初回、オリックス1番広岡にストレートの四球を許し、2死後、杉本に先制適時打を浴びた。8回まで投げ抜いて、この立ち上がりの1失点のみ。しかし打線の援護に恵まれず、今季5敗目となった。
◆オリックスが九里亜蓮投手(33)の好投で西武に競り勝ち、日本ハムが敗れたため、14日に消滅した自力優勝の可能性が1日で復活した。自力V復活は10日に続いて2度目。先発の九里は何度もピンチを背負ったが切り抜け、7回途中2安打無失点で、7月6日ロッテ戦(京セラドーム)以来となる今季8勝目を挙げた。打線は初回2死二塁から、杉本裕太郎外野手(34)が先制の左前タイムリー。西武先発は好投手の今井達也投手(27)から奪ったこの1点を守り抜き、チームは連敗を2で止めた。
◆西武先発の今井達也投手(27)は8回1失点の熱投も、打線の援護なく5敗目を喫した。初回、ストレートの四球を機に唯一の失点。「納得はないですね」と総括した。一方で8回2死、109球目にこの日最速の157キロを計測。「何とか1点差で9回を迎えたいと思っていたので、結果的に得点にはならなかったけど、逆転するぞという姿勢を見せられた」と思いを口にした。
◆5位西武が拙攻で、3位オリックスとの大事な3連戦の初戦を落とした。オリックス九里に対し、初回から3イニング連続で内野ゴロ併殺打。九里-若月のバッテリーの術中にはまり、5回まで外野へのフライアウトはわずかに1つ。西口文也監督(52)は「序盤のゲッツー3つ。その中でもやっぱり、あの3回のノーアウト一、三塁から得点できなかったところがね」と肩を落とした。7回には先頭の滝沢が安打で出塁。続く外崎が左翼ポール際へ特大ファウルを2球飛ばしたものの、ともにポールの外側というツキのなさ。結局、得点を奪えなかった。西川ら故障離脱者も多く、ベストメンバーが組めない状況ではある。この日のスタメンにはシュートが得意な九里に対し、右打者が7人。西口監督は「実際問題、今のところうちの打線で考えたら右(打者)が必然的には多くはなるので」とし「右打者、左打者での対戦成績というのも踏まえて」と説明した。先発の今井達也投手(27)は初回、オリックス1番広岡にストレートの四球を許し、2死後、杉本に先制適時打を浴びた。8回まで投げ抜いて、この立ち上がりの1失点のみ。しかし打線の援護に恵まれず、今季5敗目となった。
◆オリックスの自力Vの可能性が再び復活した。先発九里亜蓮投手(33)が粘った。1回から3回まで走者を背負いながらも併殺でピンチを脱出。最遅は78キロのスローカーブ、最速は145キロの直球と緩急をつけた投球がさえた。6回2/3を投げ、2安打無失点。「勝たせてもらった勝利だと思うので、感謝しかないです」。味方を信じ、粘り抜いて、7月6日ロッテ戦以来、約1カ月ぶりの勝ち星、今季8勝目をつかんだ。初回のワンチャンスを逃さなかった。2死二塁から、この日スタメンに復帰した4番杉本裕太郎外野手(34)が左前に先制タイムリーを放った。この1点を全員で守り切った。今季初の「スミ1勝利」。岸田護監督(44)は「バッテリーが頑張りましたね。それに尽きると思います」とたたえた。14日に楽天に敗れて2度目の自力V消滅となったが、対象の日本ハムが敗れたため、一夜にして自力優勝の可能性が再び復活した。
◆オリックスは今季初の〝スミイチ〟で連敗を2で止めた。先発の九里をはじめとした投手陣が力投した。一回2死二塁で杉本が先制打。先発の九里は三回に無死一、三塁のピンチを招きながらも無失点で乗り切った。七回に2死三塁とされたところで降板し、2番手・岩崎が3球三振でピンチを救った。その後はペルドモ、マチャドと勝ちパターンで逃げ切った。金曜日はこれで8連勝。4位・楽天がゲーム差を縮めてきている中で、オリックスもハッピーフライデーを勝利で飾り、意地を見せた。
◆西武の今井は完投しながらも、九里との投げ合いで1点に泣いた。一回に杉本の適時打で先制を許し、これが両チームで唯一の得点となった。その後は走者を背負っても粘ったが、最後まで援護がなかった。逆転でのクライマックスシリーズ進出を果たすために重要な3位オリックスとの3連戦。初戦で白星をもたらせなかったエースは「空振りを取りにいきすぎてボール先行になってしまった」と反省した。
◆オリックス・九里が七回途中無失点の好投でチームの連敗を2で止めた。自身1カ月ぶりの白星よりも味方のサポートに頭を下げた。「勝たせてもらった勝利。(チームに)感謝しかない」三回に先頭の古賀への四球から無死一、三塁とされながらも無失点で乗り切った。六回2死三塁で降板となったが、2番手・岩崎が火消し。8勝目にも「反省しないといけない」と3四球を悔やんだ。チームは金曜日に8連勝と強さを見せる。4位・楽天が2ゲーム差と迫る状況で、決勝打を放った4番・杉本との同学年コンビで活躍。試合前には「行ったろうや!」と互いに必勝を誓ったという。「一戦一戦、勝ちに貢献できるように」。シーズン終盤での33歳のタフネスが頼もしい。(織原祥平)
◆オリックスは5安打で零敗。岸田護監督は(44)はウエスタン・中日戦(ナゴヤ球場)で実戦復帰した西川龍馬外野手(30)について言及した。「今日(試合に)出てみて、当然、塁に出て走ってますからね。守備は(練習などで)ちょっとやっていますから。(1軍昇格の判断は)足の状況を見てというところ」西川は7月1日の西武戦(沖縄セルラー)で走塁時に左足首を痛めて途中交代。後日、左足首の靱帯損傷と診断され、ファン投票で選出されていた球宴も辞退していた。この日の2軍戦で「1番・DH」で出場した西川は4打数1安打2打点と活躍。三回の第2打席で犠飛を放つと、七回には中堅へ適時打をマークした。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
ソフトバンク |
65 | 37 | 4 | 0.637 (↑0.003) | - (-) |
37 | 407 (+6) | 281 (+1) | 72 (+1) | 82 (+1) |
0.250 (-) | 2.330 (↑0.02) |
2 (-) |
日本ハム |
62 | 42 | 2 | 0.596 (↓0.006) | 4 (↓1) |
37 | 395 (+1) | 275 (+3) | 96 (-) | 54 (-) |
0.244 (↓0.001) | 2.290 (-) |
3 (-) |
ORIX |
52 | 48 | 3 | 0.520 (↑0.005) | 12 (-) |
40 | 352 (+1) | 382 (-) | 64 (-) | 45 (-) |
0.257 (↓0.001) | 3.440 (↑0.04) |
4 (-) |
楽天 |
51 | 51 | 2 | 0.500 (↑0.005) | 14 (-) |
39 | 314 (+3) | 350 (+1) | 45 (+1) | 94 (+1) |
0.247 (↓0.001) | 3.170 (↑0.02) |
5 (-) |
西武 |
48 | 55 | 2 | 0.466 (↓0.005) | 17.5 (↓1) |
38 | 280 (-) | 312 (+1) | 50 (-) | 67 (+2) |
0.230 (↓0.001) | 2.770 (↑0.02) |
6 (-) |
ロッテ |
37 | 62 | 3 | 0.374 (↓0.004) | 26.5 (↓1) |
41 | 299 (+1) | 410 (+6) | 50 (-) | 45 (-) |
0.234 (↓0.001) | 3.750 (↓0.01) |
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