オリックス(★4対7☆)楽天 =リーグ戦17回戦(2025.08.13)・京セラドーム大阪=
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楽天
20203000071011
ORIX
00000310041000
勝利投手:古謝 樹(5勝3敗0S)
(セーブ:藤平 尚真(1勝2敗6S))
敗戦投手:曽谷 龍平(8勝6敗0S)

本塁打
【楽天】ボイト(4号・3回表2ラン)

  DAZN
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◆楽天は初回、黒川の犠飛とボイトの適時二塁打で2点を先制する。その後は3回表にボイトが2ランを放つと、5回には辰己の適時二塁打などで3点を加え、試合を優位に進めた。投げては、先発・古謝が7回途中4失点で今季5勝目。敗れたオリックスは、先発・曽谷が乱調だった。

◆吉本新喜劇の酒井藍(38)、島田珠代(55)、咲方響(26)が特別始球式に登場した。島田は持ちギャグの「パンティーテックス」を披露し、大いに盛り上げた。オリックスファンの咲方がマウンドへ。打者役には酒井が入り、ワンバウンド投球を披露した。咲方は「フォームは練習してきた通りできたんですけど、思っていた以上にそれた。投げた後もかっこよくしたかったのに、めっちゃ股開いちゃって...。次はストライクで100キロ超えるようにリベンジしたい」と笑顔で振り返った。島田は「始球式も出られて、パンティー履いていて、こんないい日ないです。赤飯炊きます」と絶好調。報道陣の前で「芋食って屁こいて前進」も披露し、エール。吉本新喜劇座長の酒井は「大阪のイメージが強い新喜劇ですし、大阪の球団といえばオリックス。切磋琢磨(せっさたくま)しながら大阪を盛り上げていけたら」とメッセージを送った。

◆先発の曽谷龍平投手(24)が5回途中6安打6失点でKOされた。「ふがいないピッチングになってしまい、申し訳ないということしかありません」初回に2安打3四死球と制球が定まらなかった。4番黒川の右犠飛と、6番ボイトの左翼フェンス直撃の適時打で2点を失った。4回にはボイトに左翼へ2ランを被弾。5回に2連打と二ゴロで1死一、三塁のピンチを招き、2番手の横山楓投手(27)と交代した。前半戦でチームトップの8勝。だが、7月20日ロッテ戦(ZOZOマリン)で3回3失点。先発予定だった7月27日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)はコンディション不良のため、回避した。8月2日の日本ハム戦(京セラドーム大阪)では5回3失点で負け投手となっていた。

◆3位オリックスは4位楽天に4連敗を喫し、ゲーム差は3に縮まった。先発の曽谷龍平投手(24)が今季ワースト6失点でKOされた。初回から2安打3四死球と制球定まらず。4番黒川の右犠飛と6番ボイトの左翼フェンス直撃の適時打で2点を失った。4回には再びボイトに左翼へ2ラン被弾。5回に1死一、三塁のピンチを招き、2番手の横山楓投手(27)と交代した。横山楓もフランコと辰己に適時打を浴び、0-7とされた。打線は6回に反撃開始。先頭の若月健矢捕手(29)が左前打。四球で1死一、二塁とし、3番頓宮裕真捕手(28)の左前打、4番杉本裕太郎外野手(34)の右前適時打、5番太田椋内野手(24)の中前2点適時打の3連打で一挙3点を返した。太田はこれで3安打猛打賞をマークした。3-7の7回には敵失と2連打で無死満塁。2番宗佑磨内野手(29)の右犠飛で3点差に迫った。だが、反撃はここまで。連勝は2で止まり、4位楽天がじわじわと近づいている。

◆楽天が3位オリックスとの直接対決初戦を制し、3ゲーム差に迫った。初回1死一、三塁から4番黒川史陽内野手(24)の右犠飛で先制。なおも2死一、二塁でルーク・ボイト内野手(34)が左翼フェンス直撃の二塁打で追加点を挙げた。3回2死一塁ではボイトが4号2ランを突き刺した。さらに5回にはマイケル・フランコ内野手(32)の中前適時打、辰己涼介外野手(28)の右中間への2点適時二塁打でリードを広げ、5回までに7得点を奪った。先発の古謝樹投手(23)は6回につかまったものの、7回途中9安打4失点(自責3)と粘り、自己最多タイの5勝目を手にした。負ければオリックスとのゲーム差が「5」に広がる重要な一戦で大きな1勝をつかんだ。

◆楽天が猛打で3位オリックスとの直接対決初戦を制した。通算2勝6敗と苦手にしていた曽谷を5回途中でKOして、再び3ゲーム差に接近。10安打7得点で快勝し、三木肇監督(48)は「相手がどこであろうが、しっかり対策というか、準備して戦うというとこの積み重ねだと思う。やっぱり1つ上のチームなんで、難しさもあると思いますけれども、またいい試合できるように頑張ります」と振り返った。序盤から勢いに乗った。初回1死一、三塁から4番黒川が3試合連続打点となる右犠飛で幸先良く先制。なおも2死一、二塁でルーク・ボイト内野手(34)が「早い段階でコジャ(古謝)を援護して楽にさせてあげたかった」と左翼フェンス直撃の二塁打で追加点を奪った。20年ア・リーグ本塁打王のボイトは3回に貫禄のアーチをかけた。2死一塁から曽谷の真ん中高め直球を強振。7月27日西武戦(楽天モバイルパーク)を最後に本塁打から遠ざかっていたが「これでチームにさらに勢いがつくといいね」と一時は23打席連続無安打と不振も、4試合連続で快音を響かせ役割を果たした。Aクラス浮上へ絶対に落とせない一戦だった。5回にはフランコ、辰己に適時打が飛び出し、5回までに7得点。負ければオリックスとのゲーム差が5に広がる一戦で大きな1勝を挙げた。「この勢いのまま全員で戦っていくしかない。いい流れで今日の初戦を取れたと思う」とボイト。これで対オリックスは4連勝とした。【山田愛斗】

◆3位オリックスは4位楽天に4連敗を喫し、ゲーム差は3に縮まった。先発の曽谷龍平投手(24)が今季ワースト6失点でKOされた。初回から2安打3四死球と制球定まらず。4番黒川の右犠飛と6番ボイトの左翼フェンス直撃の適時二塁打で2点を失った。4回には再びボイトに左翼へ2ラン被弾。5回に1死一、三塁のピンチを招き、2番手の横山楓投手(27)と交代した。岸田護監督(44)は「状態が悪そう。ずっと抑えている試合もありますからね。今日はちょっと何かおかしかったかなというところですね」と首をひねり、1度登板を飛ばす可能性も示唆した。打線は7点ビハインドから6回にクリーンアップの3連打などで3点を返し、6回にも宗佑磨内野手(29)の右犠飛で3点差まで迫った。だが、反撃及ばず、指揮官は「ちょっと序盤に離されすぎましたね」。2位日本ハムがサヨナラ勝ちし、2位と8ゲーム差、首位ソフトバンクとは12ゲーム差となった。

◆2年目の楽天古謝樹投手(23)が、自己最多タイの5勝目をつかんだ。最速151キロの直球を軸に力投した。「石井コーチから『あと先のことを考えずに初回から飛ばしていけ』って言われてたんで、なんとか試合序盤で試合を崩さないようにだけ意識して投げました」。初回は3者凡退で発進。3回は先頭オリバレスに二塁打を打たれたが、紅林をスライダーで空振り三振、若月を遊ゴロ、広岡をスライダーで空を切らせてピンチを脱した。6回は1死満塁と好機を広げられ、杉本、太田の連続適時打で3点を奪われた。7回も続投したが、無死満塁から宗に犠飛を浴びたところで2番手の西垣にスイッチ。3試合連続で7回途中での降板となった。「ここ何試合かイニング途中の交代になってしまっているので、自分を落ち着かせるメンタルやひと工夫ができないとだめですね」と反省を口にした。それでも、7回途中4失点(自責3)で岸に並ぶチームトップタイの5勝に到達した。古謝は「正直、前半の(味方の)得点がなかったら負け試合なんで、あそこをゼロで抑えるのがやっぱり仕事だと思う。ほんとに5勝っていうのはあんまり気にせずに、ゼロを突き詰めて投げ切りたいなと思います」と力を込めた。

◆楽天は猛打で3位オリックスとの直接対決初戦を制した。通算2勝6敗と苦手にしていた曽谷を5回途中でKOし、再び3ゲーム差に接近。10安打7得点で快勝し、三木肇監督(48)は「相手がどこであろうが、しっかり対策というか、準備して戦うという積み重ねだと思う。やっぱり1つ上のチームなんで、難しさもあると思いますけど、またいい試合できるように頑張ります」と振り返った。序盤から勢いに乗った。初回1死一、三塁から4番黒川が3試合連続打点となる右犠飛で幸先良く先制。なおも2死一、二塁でルーク・ボイト内野手(34)が「早い段階でコジャ(古謝)を援護して楽にさせてあげたかった」と左翼フェンス直撃の二塁打で追加点を奪った。20年ア・リーグ本塁打王のボイトは3回に貫禄のアーチをかけた。2死一塁から「しっかり浮いてきた甘い球を打とう」と曽谷の真ん中高め直球を強振。7月27日西武戦(楽天モバイルパーク)を最後に本塁打から遠ざかっていたが、左越えに4号2ランを放った。一時は23打席連続無安打と不振も、4試合連続でHランプをともして復調ぶりを示した。5回にはフランコ、辰己にも適時打が飛び出し、リードをさらに広げた。負ければオリックスとのゲーム差が5に広がる一戦で大きな1勝を挙げ、直接対決4連勝とした。「この勢いのまま全員で戦っていくしかないと思う。非常にいい流れで初戦を取れたと思う」とボイト。Aクラス浮上へ勝ち続ける。【山田愛斗】

◆オリックスは先発の曽谷が崩れて連勝が2で止まった。4位・楽天にはこれで4連敗を喫し、3ゲーム差に縮められた。曽谷は一回に黒川の犠飛などで2失点。三回にボイトに2ランを浴び、五回には1死一、三塁で降板し、2番手・横山楓が2本の適時打を許した。曽谷は自己ワーストタイとなる五回途中6失点で6敗目を喫した。打線は六回に満塁機で杉本、太田の2者連続適時打で3点を返し、七回にも満塁で宗の犠飛で3点差まで追い上げたが、反撃も及ばなかった。

◆楽天が逃げ切った。一回に黒川史陽内野手の犠飛とボイト内野手の適時二塁打で2点を先行。三回にボイトが4号2ランを放ち、五回も4長短打で3点を加えた。終盤は継投で反撃をかわした。

◆オリックスは4位の楽天に4連敗。先発の曽谷は序盤から制球に苦しみ、自己ワーストタイとなる五回途中6失点で6敗目。「ふがいないピッチングになってしまい、申し訳ない」とざんげした。岸田護監督(44)はチームトップの8勝を挙げている左腕に「状態が悪かった。ちょっと何かがおかしかった」とファームで再調整させることも示唆した。六回に杉本、太田の2者連続適時打など反発力を見せた打線には「盛り上がったんですけど、序盤に離されすぎた。別にみんな、そんなに状態も悪くないと思う」と淡々と振り返った。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
64364 0.640
(↑0.004)
-
(-)
39399
(+5)
277
(+3)
70
(-)
79
(-)
0.250
(-)
2.340
(↑0.01)
2
(-)
日本ハム
61412 0.598
(↑0.004)
4
(-)
39385
(+3)
268
(+2)
94
(+1)
51
(-)
0.244
(-)
2.280
(-)
3
(-)
ORIX
51473 0.520
(↓0.006)
12
(↓1)
42350
(+4)
377
(+7)
64
(-)
45
(-)
0.258
(-)
3.470
(↓0.03)
4
(-)
楽天
49512 0.490
(↑0.005)
15
(-)
41306
(+7)
348
(+4)
44
(+1)
93
(-)
0.248
(↑0.001
3.210
(-)
5
(-)
西武
47542 0.465
(↓0.005)
17.5
(↓1)
40277
(+3)
309
(+5)
49
(-)
64
(-)
0.230
(↓0.001)
2.790
(↓0.02)
6
(-)
ロッテ
37603 0.381
(↓0.004)
25.5
(↓1)
43294
(+2)
395
(+3)
49
(-)
45
(+2)
0.234
(↑0.001)
3.690
(-)