日本ハム(☆3対2★)ロッテ =リーグ戦15回戦(2025.08.13)・エスコンフィールド北海道=
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ロッテ
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日本ハム
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勝利投手:柳川 大晟(2勝1敗8S)
敗戦投手:高野 脩汰(5勝2敗0S)

本塁打
【日本ハム】レイエス(22号・8回裏ソロ)

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◆日本ハムがサヨナラ勝利。日本ハムは2回裏、有薗の適時二塁打で先制する。その後逆転を許すも、8回にレイエスのソロで同点とすると、続く9回には1死満塁から水谷の適時打が飛び出し、試合を決めた。投げては、5番手・柳川が今季2勝目。敗れたロッテは、2番手・高野脩が踏ん張りきれなかった。

◆13日ロッテ戦(エスコンフィールド)に先発する日本ハム山崎福也投手(32)が"燃えすぎない闘魂"で連敗ストップを狙う。12日は、エスコンフィールドで、ブルペン捕手と向き合い、何度も自身の左腕の振りをチェック。力感なく力強いボールを放り込むイメージを、詰めた。前カードのソフトバンク3連戦3連敗で首位とゲーム差4。巻き返しへの一戦へ「チームが勝てるように。いいピッチングができるように」と、気持ちを高ぶらせた。11日の夏の甲子園では、母校日大三(西東京)が豊橋中央(愛知)に3-2で競り勝ち、初戦を突破した。大会前には記念ジャージーを差し入れ。楽しみにしていた午後の試合も、先発投手陣の調整後、テレビ観戦した。「途中で追いつかれたので大丈夫かなと思ったんですけど最後、ホームランをパーンと打って。すごい選手もいっぱいいるなと。たくましく見えました」と刺激を受けた。同時にピンチで"アントニオ猪木顔"をする豊橋中央エース高橋大喜地投手(3年)も気になった。「そういう顔をするピッチャーがいるっていうのを画像で見たことがあったんですけど。"ああ、この子か"って。僕はやらないです(笑い)」。北の美白王子と燃える闘魂のコラボは否定も、勝負に気合は不可欠だ。「野球は、気合を入れまくっても空回りする。冷静さも必要。なので、いい具合の気合は大事。そこはバランス良く」。野球用に程よく冷ました闘魂で、タカ追走への1勝を、たぐり寄せる。【永野高輔】

◆日本ハム山崎福也投手(32)が得意のロッテ戦に先発。このカードは通算32試合を投げて12勝5敗で、対戦カード別では最多勝利数を記録。黒星を喫したのはオリックス在籍時の23年5月18日が最後で現在6連勝中だ。特に日本ハム移籍後は昨季防御率0・59、今季も3試合を投げて防御率0・75の好相性ぶり。得意カードで白星を挙げてチームの連敗ストップに貢献できるか。

◆日本ハム有薗直輝内野手(22)が再昇格した。今季は初昇格した5月3日から3試合連続でスタメン出場も9打数無安打、5三振で降格となっていた。「前半戦も上がらせてもらって、結果は出なかったんですけど、絶対後半戦にもう1回上がってくるって気持ちでやってきました。首位争いしているんで、しっかり貢献できるようにやっていきたい」と意気込んだ。イースタン・リーグでは12日現在で打率(3割1分4厘)、本塁打(16)、出塁率(3割9分3厘)でトップ。打点(51)は2位と異次元の数字を残している。9日巨人戦(鎌ケ谷)では2打席連続本塁打も放っていた。その翌日の10日には、新庄剛志監督(53)も「有薗君、絶好調じゃないですか。タイミングの取り方がいいですね、今は。今のメンバーで有薗君...調子がいいときに見たいですからね」と話していた通りに、再び1軍へ呼び戻した。有薗はプロ1年目に1軍デビューを果たして以降、通算8試合出場で22打席に立っているが、まだプロ初安打はマークしていない。「1軍から落ちて調子をちょっと崩しちゃったんですけど、そこで小田コーチとか横尾コーチとかと話して、タイミングの取り方とかポイントとかをしっかり修正してこられた。今は、いい感じです」という高卒4年目の大砲候補が、通算4度目の昇格で結果を出せるか、注目だ。

◆Fビレッジアンバサダーの滝谷美夢(26)が「アリオ札幌20周年アニバーサリーデー」として開催されたロッテ15回戦で、始球式を務めた。この日は、ルーフオープンナイターとあり、北海道の夕焼け空の下「TAKIYA」と入った日本ハムのユニホームを着用し、登板した。左手には夕日のオレンジに映えるさわやかな水色のグラブ。豪快なフォームから投じたボールは、ワンバウンドでキャッチャーミットに収まった。

◆日本ハム有薗直輝内野手(22)がプロ初安打初打点を同時に記録した。0-0の2回1死二塁、ロッテ先発種市の初球、低めのスライダーを捉えた。打球はぐんぐん伸び中堅フェンスぎりぎりまで飛ぶ先制の適時二塁打となった。有薗は高卒4年目、プロ通算23打席目での初安打に「ファームから積極的に打ちにいくことを意識してきて、1軍の舞台でも続けることができました。打った感触は全く覚えていませんが、まずは1本出てホッとしています。チームの勝利のために、もっと打ちたいと思います」とコメントした。ベンチの最前列で記念球を回収しようと構えていた新庄剛志監督(53)は両手を挙げてアピールし、ボールを確保した。

◆日本ハム先発山崎福也投手(32)が、5回6安打2失点で降板した。1点リードの3回1死一、三塁、ロッテ高部のセーフティースクイズで同点に追い付かれると、5回に味方のミスも重なり勝ち越された。先頭友杉の三塁への打球を清宮幸が捕球できず(記録は三塁安打)。その後、友杉に二盗を許すと、藤原の一塁ゴロの間に1死三塁とされ、西川の右翼フェンスギリギリの飛球を水谷がキャッチするも、これが犠飛となり、勝ち越された。5回84球での降板となり「もう少し長いイニングを投げたかったです。余計な失点もあり、早い回で降板してしまい悔しいです」とコメントした。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手(26)の"奇襲"に場内騒然となった。1点を追う7回先頭で打席へ。それまで2打席連続で抑えられていたロッテ種市に対して、カウント1-0からの2球目にセーフティーバントを試みた。その瞬間に場内からは「おぉ~」とどよめきが上がったが、打球は捕手前に転がり、あえなく捕ゴロとなった。それでも清宮幸の大胆なアイデアに、場内はどよめき続けていた。

◆日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が、値千金の同点弾を放った。1点を追う8回2死、フルカウントからロッテ先発種市のスプリットを左中間スタンドに放り込んだ。リーグトップを独走する22号ソロで、振り出しに戻した。

◆日本ハムが今季6度目のサヨナラ勝ちで連敗を4で止めた。1点を追う8回2死、フランミル・レイエス外野手(30)が、左中間へリーグトップを独走する同点22号ソロ。9回1死満塁、水谷瞬外野手(24)がサヨナラ左前打を放った。敗れれば首位ソフトバンクのゲーム差が5に広がるところだったが、ぎりぎり4差で踏みとどまった。

◆ロッテはサヨナラ負けを喫し、5連敗となった。2-2の9回に高野脩汰投手(27)は1死満塁のピンチを招き、水谷にサヨナラの左前適時打を浴びた。先発の種市篤暉投手(26)は8回7安打11奪三振2失点と力投を見せたが、1球に泣いた。4回まで毎回安打を許し、2回には1死二塁から有薗に中越え適時二塁打を浴び先制を許したものの、その後はイニングを重ねるごとに調子を上げていった。5回にこの日初の三者凡退を奪った。6回にも1死一、二塁と得点圏に走者を進めたが、2者連続三振を奪い、ピンチを切り抜けた。だが、8回に2死走者なしからレイエスに痛恨の同点弾を浴びた。打線は1点を追う3回無死二塁。友杉篤輝内野手(24)が二塁打で出塁し、藤原の中前打でチャンスを広げた。1死二、三塁から高部瑛斗外野手(27)がスクイズを成功させ、同点に追いついた。5回には再び友杉が先頭打者として出塁し、盗塁に成功。1死三塁から西川史礁外野手(22)が右犠飛を放ち、勝ち越しに成功していたが、終盤に追加点を奪えなかった。

◆ロッテ先発の種市篤暉投手(26)は8回7安打11奪三振2失点と力投したが、1球に泣いた。尻上がりに調子を上げ7回まで1失点に抑えたが、8回2死走者なしからレイエスに痛恨の同点弾を浴びた。「パ・リーグの中で一番長打を打ってるチームなので、ああいう球は見逃さないなと思いました。(サインに)首振ったのも僕ですし、投げたのも僕なので、僕の責任なんですけど。あそこを投げ切れればよかった」と反省を口にした。

◆ロッテはサヨナラ負けを喫し、5連敗となった。2-2の9回に高野脩汰投手(27)は1死満塁のピンチを招き、水谷にサヨナラの左前適時打を浴びた。吉井理人監督(60)は「高野に限らず、勝ちパターンのピッチャー作っていかなきゃいけないので、誰か出てこいと思って今やってる。一昨日回またぎでやられてしまって、どんな今日パフォーマンスしてくれるかなと思ってマウンド送ったんですけども、やっぱり先頭四球出しちゃって同じ失敗してる」と振り返った。続けて「彼も実力はある。あとは感情とパフォーマンスがまだ一致してない。かなり緊張してると思うんですけど、そこで自分の投球できるかどうかっていうのは、彼が努力してやっていくしかない。1軍の一番いいところで投げられるかの瀬戸際に来ているので頑張ってもらいたい」と話した。先発の種市篤暉投手(26)は8回7安打11奪三振2失点と力投を見せたが、1球に泣いた。7回まで1失点に抑えるも8回に2死走者なしからレイエスに痛恨の同点弾を浴びた。吉井監督は「3-2になって、あそこでどう考えたのか。フォークストライク投げたなら大失敗大反省で。ボール投げようと思ってストライクいっちゃったんだったら、技術不足なんでしょうがない。あの場面は何投げるかっていうよりも、どこ投げるか」と話した。打線は6回以降に追加点を奪えなかった。「8回ノーアウト一、二塁で安田に回ってきた。代打でバントさせるのか。でも安田はやっぱりチーム引っ張っていく選手、あそこでやっぱりなんとかしなきゃいけない選手。結果的にそこの我々の作戦のミス」と振り返った。

◆9回に登板した日本ハム柳川大晟投手(21)が自己最速を2キロ更新する159キロをマークし、2勝目を挙げた。最速は藤原への3球目にマークし「真っすぐで自分の持ち味を出せて良かった。(最速160キロの斎藤)友貴哉さんに負けないように、これからも頑張りたい」。6月3日阪神戦から17試合連続無失点で「悪いなりに抑えられていたのがつながった。これからも目の前のバッターに集中して」と気を引き締めた。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が試合後、清宮幸太郎内野手(26)が7回にセーフティーバントを試みた場面を振り返った。1点を追う7回先頭で、清宮幸は2打席連続で抑えられていたロッテ種市に対してカウント1-0からの2球目にバットを寝かせた。思わぬ"奇襲"に場内は「おぉ~」と騒然となったが、打球は一塁側寄りの捕手前に転がり、あえなく捕ゴロとなった。新庄監督は、あの場面について「(ロッテ三塁手の)安田くんの守備位置を見たら、もう三遊間のとこに守ってたから。サード側にバントを転がすサインだった」と明かした。相手の守備位置を見て仕掛けた作戦だったが、打球は「『あれ? ファースト側』。相手がああいう守備位置を取っていたら、こういうサインもあるよっていうところで、やっぱ練習しとかないとね。大事な1点を取りに行かないといけないんで。これはヒットを打つゲームじゃないんで。点を取りに行くスポーツなんで。みんなでね、取りに行かないと」と振り返った。

◆日本ハム水谷瞬外野手(24)が、執念のサヨナラ打で、チームの連敗を4で止めた。同点の9回1死満塁、ロッテ2番手高野脩から劇的な左前打。チーム6度目のサヨナラ勝ちに「人生初サヨナラ打なので、めちゃくちゃ気持ちいいですね。テンションあがり過ぎて一塁ベース回ったときにかんでいたガムが口から出てしまって。しっかり回収させていただきました」。喜びが口からあふれ出た。予感は的中した。「逆算していったら1アウト満塁で回ってくるとは考えていたんですけど、まさか本当に1アウト満塁で来るとは思わなかったので、野球って怖いなと思いました」。自身の強い念も効いた。9回1死一、三塁で自身の前に代打マルティネスが三塁へ強烈なゴロ(記録は三失)を放つも、三塁走者は生還できず。水谷は「グワチョ(マルティネス)打つなよって思ってました」。しっかりチャンスをものにした。5回の守備では、微妙なプレーもあった。同点の5回1死三塁、西川の右翼側フェンスギリギリの飛球をキャッチも、これが犠飛となり、勝ち越された。だが新庄監督は「あれは5回だったので捕って良い。西川くん、いいバッターなんで。(ピンチを)広げるより、あそこのファウルフライを捕って、あそこを1点で抑えたっていうのは、この勝利につながりましたね」とたたえた。敗れれば首位ソフトバンクのゲーム差が5に広がるところだったが、踏みとどまった。指揮官は「(チームが)ちょっと嫌な流れで来ていた1週間だったんで、その流れを全部水谷くんが切り替えてくれたというか、勢いを付けてくれましたね」。この日は水谷をパイナップルに見たてた"パイナップルTシャツ"の店頭販売が始まり、いきなり完売。オンライン販売も受け付けており、まだまだ打ちまくり、グッズ販売もチームの成績も、上向かせていく。【永野高輔】

◆日本ハムが今季6度目のサヨナラ勝ちで連敗を4で止めた。1点を追う8回2死、フランミル・レイエス外野手(30)が、左中間へリーグトップを独走する同点22号ソロ。9回1死満塁、水谷瞬外野手(24)がプロ初となるサヨナラ打を放った。敗れれば首位ソフトバンクのゲーム差が5に広がるところだったが、4差で踏みとどまった。

◆日本ハムのフランミル・レイエス外野手(30)が起死回生の一発でチームを救った。1点を追う8回2死。ロッテ種市から左中間へ同点22号ソロを放って、今季6度目のサヨナラ勝利につなげた。新庄剛志監督(53)も感謝した、主砲のどでかいアーチでチームも今季ワーストの連敗を4でストップ。貯金も再び「20」に戻し、首位ソフトバンクに食らい付く勢いを取り戻した。極限まで集中力を高めたレイエスは、確信歩きした。1点を追う8回2死、フルカウント。全球スプリット勝負を挑んできたロッテ種市の7球目だった。真ん中付近の失投を逃さず、左中間スタンドへ飛び込む同点22号ソロ。場内も騒然。打球が着弾するのを見て、ゆっくりと走り出した主砲は雄たけびを上げまくった。いつものゴリラパフォーマンスもない。それだけゾーンに入っていた。試合後は笑顔で「アリガトウゴザイマス!」とだけ言って、さっそうと球場を後にした。気分爽快。愛称「モーレ」の超優良助っ人のうれしさいっぱいの気持ちは、新庄監督が感謝を込めて代弁してくれた。新庄監督 やっぱモーレがね。レイエスのあの1本は本当に大きかったです。今、本人も納得いかない打席が多い中、あの1本で今後、去年のような後半の活躍が目に浮かぶ。期待したいですね。3日オリックス戦で21号2ランを放って以降の6試合は18打数2安打0打点。9三振を喫した内の4三振は見逃しだった。うまくいかないイライラが出てしまう場面もあったが、この日は6回に追い込まれてから冷静にボール球を選んで四球で出塁。そして、8回に劇的同点アーチが生まれた。再び波に乗っていきそうな打席を重ねたことが、帰り際のスマイルに表れた。レイエスが前カードの首位攻防で3タテを食らい、しかも今季ワーストの4連敗中だったチームの嫌な雰囲気を一掃。9回のサヨナラ劇を誘発した。新庄監督 ここで(連敗が)切れたのは、成長しか感じない。もしかして今日5連敗してたら6、7ってあったかなっていうところ。重~い雰囲気になってしまうからね。いや、よく勝ちましたよ。これで勢い出して、明日も行きます。首位ソフトバンクはこの日も勝った。4差は変わらないが、主砲の目の覚めるよう1発でチームはよみがえった。さあここからは前を向いて勝っていくだけだ。【木下大輔】

◆日本ハム五十幡亮汰外野手(26)が、プロ初の20盗塁に到達した。「1番中堅」で3試合ぶりにスタメン出場。初回の第1打席で四球を選び出塁すると、2番水谷の打席の初球で二盗を決めた。5日西武戦で、キャリアハイの19個目の盗塁に成功。6、7日の西武戦は2試合連続で失敗しており"三度目の正直"で「まずは20盗塁したい」と離していた節目に、到達した。さらに1死二塁から、3番野村への初球に三盗も決め21盗塁に伸ばした。二盗、三盗を連続で決めたのは今季初めて。この2盗塁で1死三塁とチャンスを広げ、野村の左前適時打で、先制の生還を果たした。打点を挙げた野村は「イソ(五十幡)さんのおかげで楽に打席に入ることができました。ナイスランです!」と感謝した。五十幡の快走がスイッチとなり、1死一塁で4番レイエスが2戦連発となるリーグトップ23号2ランで続いた。「最近は全然打てていなくて、チームも4連敗と良い流れではありませんでした。それでも気持ちを切り替えて、このカードに入りました。チームの勝利に貢献できるバッティングを続けて、ホークスを追いかけます」と気を引き締めた。

◆巨体揺らし、激走&激走石井一成 追加点のタイムリーレイエス 三塁に激走スライディング送球が逸れる間にホームへ激走?プロ野球 (2025/8/14)??日本ハム×ロッテ??Live on DAZN#オレをみろ #lovefighters

◆日本ハムが2連勝で、今季エスコンフィールド30勝目を挙げた。初回1死三塁、野村佑希内野手(25)の左前適時打で、あっさり先制。さらに1死一塁で4番フランミル・レイエス外野手(30)が2戦連発となるリーグトップ23号2ランで続いた。2点リードの3回2死一、二塁では、石井一成内野手(31)の中前適時打でさらに1点を追加し、相手守備の乱れをついて一塁走者のレイエスも生還し、5点目をもぎ取った。5回2死一塁では、清宮幸太郎内野手(26)の中越え適時二塁打、続けて2死から田宮裕涼捕手(25)が右越え2ランを放ち3点を追加した。投げては、7月13日オリックス戦以来約1カ月ぶり登板の福島蓮投手(22)が自己最多111球を投げ7回7安打2失点で、2勝目を挙げた。

◆日本ハムが2連勝で、今季エスコンフィールド30勝目を挙げた。新庄剛志監督(53)は試合後、の取材対応はなく、球団を通じて「選手に聞いてあげて!」とコメントした。試合は初回1死三塁、野村佑希内野手(25)の左前適時打で、あっさり先制。さらに1死一塁で4番フランミル・レイエス外野手(30)が2戦連発となるリーグトップ23号2ランで続いた。2点リードの3回2死一、二塁では、石井一成内野手(31)の中前適時打でさらに1点を追加し、相手守備の乱れをついて一塁走者のレイエスも生還し、5点目をもぎ取った。5回2死一塁では、清宮幸太郎内野手(26)の中越え適時二塁打、続けて2死から田宮裕涼捕手(25)が右越え2ランを放ち3点を追加した。投げては、7月13日オリックス戦以来約1カ月ぶり登板の福島蓮投手(22)が自己最多111球を投げ7回7安打2失点で、2勝目を挙げた。

◆日本ハムがサヨナラ勝ちし、連敗を4で止めた。1点を追う八回、レイエス外野手の22号ソロで追いつき、九回に四球と清宮幸太郎内野手の安打などで1死満塁のチャンスを作ると、水谷瞬外野手が左前へ決勝打を放った。5番手の柳川大晟投手が2勝目(1敗)を挙げた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
64364 0.640
(↑0.004)
-
(-)
39399
(+5)
277
(+3)
70
(-)
79
(-)
0.250
(-)
2.340
(↑0.01)
2
(-)
日本ハム
61412 0.598
(↑0.004)
4
(-)
39385
(+3)
268
(+2)
94
(+1)
51
(-)
0.244
(-)
2.280
(-)
3
(-)
ORIX
51473 0.520
(↓0.006)
12
(↓1)
42350
(+4)
377
(+7)
64
(-)
45
(-)
0.258
(-)
3.470
(↓0.03)
4
(-)
楽天
49512 0.490
(↑0.005)
15
(-)
41306
(+7)
348
(+4)
44
(+1)
93
(-)
0.248
(↑0.001)
3.210
(-)
5
(-)
西武
47542 0.465
(↓0.005)
17.5
(↓1)
40277
(+3)
309
(+5)
49
(-)
64
(-)
0.230
(↓0.001)
2.790
(↓0.02)
6
(-)
ロッテ
37603 0.381
(↓0.004)
25.5
(↓1)
43294
(+2)
395
(+3)
49
(-)
45
(+2)
0.234
(↑0.001
3.690
(-)