1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 10 | 2 | 1 |
阪神 | 1 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | X | 5 | 16 | 0 | 1 |
勝利投手:才木 浩人(10勝5敗0S) 敗戦投手:奥川 恭伸(3勝5敗0S) 本塁打 |

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◆阪神は初回、佐藤輝の適時二塁打で幸先良く1点を先制する。その後は、3回裏に佐藤輝のソロ、5回には坂本の適時打が飛び出すなど、小刻みに得点を重ねた。投げては、先発・才木が9回2失点8奪三振の完投で今季10勝目。敗れたヤクルトは、攻守に精彩を欠いた。
◆阪神糸原健斗内野手(32)が、1軍に合流した。今季は開幕から1軍で、主に代打として48試合に出場し打率1割7分9厘7月31日に出場選手登録を抹消されていた。シーズン途中では23年5月29日以来2季ぶり。出場選手登録されれば、最短10日間での1軍再昇格となる。2軍ではウエスタン・リーグ4試合に出場。前日9日のオリックス戦では右翼線への先制適時二塁打を放っていた。ラモン・ヘルナンデス内野手(29)が、試合前練習中のグラウンドには姿を現さなかった。7月30日の1軍昇格後、8試合に出場し計11打席で安打はなかった。
◆阪神糸原健斗内野手(32)が、1軍に合流した。出場選手登録されれば、最短10日での1軍再昇格となる。今季は開幕から1軍で、主に代打として48試合に出場し打率1割7分9厘。7月31日に出場選手登録を抹消されていた。シーズン途中では、23年5月29日以来2季ぶりだった。2軍降格後はウエスタン・リーグ4試合に出場。前日9日の同オリックス戦では右翼線への先制適時二塁打を放っていた。ラモン・ヘルナンデス内野手(29)が試合前練習中、グラウンドには姿を現さなかった。7月30日の1軍昇格後、8試合に出場し計11打席で安打はなかった。
◆「Joshin プレゼントナイター」で、CMキャラクターのNMB48キャプテン小嶋花梨(26)が始球式に登場した。真っすぐ投じて、ワンバウンドで捕手のもとへ。観客をわかせた。3度目の始球式。11月にグループから卒業することをすでに発表しており、「アイドルとしての始球式が最後だったので、三度目の正直でノーバウンドを目指していたんですけど...。でも今まででは一番きれいに真っすぐ投げられたかなと思います」と振り返った。グループは今年で結成15周年。背番号「15」のユニホームを着て投球した。「NMB48ととして(マウンドに)立つのが最後なので、キャプテンらしくグループを背負おうと思いました」と明かした。阪神は試合開始前時点で、優勝マジック30が点灯中で、2位巨人に11ゲーム差の首位。「優勝に大股で進んでいて、安心感がすごすぎてありがたい。『せやねん』で、いつも阪神タイガースさんのことを特集させていただいているのを見ていて、雅さんのメンタルの安定感が過去イチです」。MBSテレビ「せやねん!」で共演する、トミーズ雅(65)の名前を出して笑いを誘った。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)が、今季31号を放った。1-0での3回2死走者なしで、初球からフルスイング。127キロ変化球を捉えた。右中間へのソロとなった。8日には球団生え抜き40年ぶりの30号に到達した虎の主砲。2位の阪神森下翔太外野手(24)、DeNA牧秀悟内野手(27)に15本の差をつけ、リーグトップを独走している。初回は2死二塁から、右翼線への先制適時二塁打。3回までの2得点は、ともに佐藤輝が打点を挙げている。
◆阪神近本光司外野手(30)が、6回表の守備から途中交代した。なんらかのアクシデントがあった可能性がある。近本はこの日、「1番中堅」で先発。4回1死で右中間へ二塁打を放ち、直前の5回2死満塁では、相手の好守に阻まれ一ゴロに倒れていた。直後の6回表の守備から、熊谷に交代した。近本は今季ここまで全104試合に先発出場。途中交代は今季初めてだった。
◆5回裏を終了して試合が成立し、阪神坂本誠志郎捕手(31)の出場試合数が、8月前半で早くも自己最多タイの84試合となった。この日は「7番捕手」でスタメン出場。2-0の5回には無死満塁から、右前適時打を放ち追加点を入れた。「追い込まれていましたが、しぶとく打ちにいけましたし、いいところに飛んでくれました。みんながつないでくれたチャンスだったので、中盤に追加点をとれてよかったです」とコメントした。今季、安打はすでにキャリアハイの58本で、本塁打2本も自己最多タイとなっている。
◆3連勝中だったヤクルト奥川恭伸投手(24)がKOされた。佐藤輝に適時二塁打と31号ソロを食らうなど、阪神打線に毎回安打を浴び、4回0/3を10安打3失点で降板。「全体的に神経質になりすぎてしまってリズム良く投げることができませんでした。しっかり反省して次につなげていきたい」と語った。
◆今日も輝く本塁打王争いは一人旅佐藤輝明 第31号ソロホームラン?プロ野球(2025/8/10)??阪神×ヤクルト??Live on DAZN #オレをみろ#阪神タイガース
◆阪神中野拓夢内野手(29)が、6回の先頭打者として左前打で出塁した。1死一塁から4番佐藤輝明内野手(26)の打席で、一塁走者の中野は投手からけん制された際に飛び出してしまい、一、二塁間に挟まれかけた。しかし、ヤクルト一塁手のホセ・オスナ内野手(32)の送球がそれて、二塁に進塁した。一塁手の失策と、中野の盗塁死が記録された。挟殺プレーなどでも、二塁に向かっている状態でアウトになれば盗塁死。今回はアウトになったわけではないが、悪送球がなければアウトになっていると考えられて、失策となっている。そのため失策を記録した場合には「盗塁死」も記録することが必要になる。
◆阪神が連勝で5カード連続の勝ち越しを決め、優勝マジックを29に減らした。先制は初回、2死二塁から4番佐藤輝明内野手(26)が、右翼線へ適時二塁打。さらに3回、ヤクルト先発奥川の初球スライダーを右中間スタンドへ運び、31号ソロ本塁打で1点を追加した。5回には先頭で中前打を放つと打線がつながり、無死満塁から坂本誠志郎捕手(31)が右前適時打を放ち3点目とした。佐藤輝は8回の第5打席でも二塁打をマークし5打数4安打2打点。あと三塁打が出ればサイクル安打の活躍ぶりだった。さらに3-1で迎えた6回2死三塁で、大山悠輔内野手(30)が左翼へ適時二塁打。8回1死三塁でも高寺望夢内野手(22)が猛打賞となる中前適時打を放ち、リードを広げた。先発の才木浩人投手(26)は9回2失点の好投で今季3度目の完投勝ち。自身3連勝で、2年連続の10勝目に到達した。ヤクルトの4番村上から3三振を奪うなど、要所をきっちり締めた。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)が、9回の第5打席でシーズン規定打席(443)に到達した。新人年から5年連続となった。同打席は右翼線への二塁打。4月20日広島戦以来、約4カ月ぶりで今季2度目の4安打となった。サイクル安打まで残り三塁打のみとしていたが、惜しくも達成はならなかった。阪神ではすでに近本光司外野手(30)、森下翔太外野手(24)、中野拓夢内野手(29)が到達済み。佐藤輝が4人目で、大山悠輔内野手(30)もあと11打席とカウントダウン。阪神で新人年から5年以上連続の規定打席は吉田義男13年、藤井栄治8年、久慈照嘉6年、近本光司7年、中野拓夢5年に続き、2リーグ分立後6人目となった。佐藤輝と中野は20年ドラフト組。プロ同期の2人が1年目から規定到達を続けており、昨年の4年連続ですでにプロ野球記録。今年はさらに記録を伸ばすことになる。なお、球界では56年まで打席ではなく「規定打数」を採用していた。このときの最長は4年。基準は少し違うが、阪神のコンビが5年連続の新記録をつくった。
◆輝で優勝マジック20台! 阪神佐藤輝明内野手(26)が、先制打や追加点の31号ソロなど、今季2度目の4安打で6カード連続勝ち越しを導いた。三塁打が出れば初のサイクル安打だった最終打席は、惜しくも二塁打。特別仕様の黒虎ユニホーム3日目、3万6188人で埋まった京セラドーム大阪は4番のワンマンショーに酔いしれた。30だった優勝マジックは29に減り、2年ぶりの歓喜へいよいよ感が高まってきた。打球が上がった瞬間、歓声も上がった。佐藤輝が、ボールをかち上げるように振り抜いた。白球は虎党が埋め尽くす京セラドーム大阪の右中間へ飛んだ。ドーム内花火ならぬ、大きな31号ソロに沸き返った。「しっかり狙い通り打てたので、いいバッティングができたと思います」自身の適時打で1点を先制して迎えた3回2死走者なしの第2打席。ヤクルト奥川の初球、127キロの変化球を完璧に捉えた。「1打席1打席、集中して積み重ねて、最終的にはもっと多く打てれば」。8日に球団生え抜き40年ぶりの30号に到達した男の勢いは止まらない。初回2死二塁の好機でも奥川相手に強振した。鋭い打球は一塁線を破る先制の適時二塁打に。「この1本がデカかった。先制点が本当に欲しかったので、よかった」と会心の笑顔だ。5回の第3打席では中前打を放ち、坂本の適時打で3点目のホームイン。二塁打、本塁打、単打ときて、三塁打が出れば初のサイクル安打だった。6回の第4打席は二ゴロで、8回の最終打席は、右翼線にライナーで飛ばした。期待は高まったが、打球が速かったこともあって二塁止まり。快挙にはあと一歩届かなかったが今季4度目、約4カ月ぶりの4安打で連勝を導いた。本塁打&打点の2冠に加え、勝利打点15も森下に並ぶトップに立った。堂々の4番の働きで才木の2年連続の10勝目をアシスト。今季の同学年右腕が勝った10試合中4度目のV打となった。才木はお立ち台で「好きです」。本人も序盤から援護したことに「大きかったですね」と笑顔を見せた。チームは2連勝で6カード連続勝ち越し、貯金は最多タイの24。優勝マジックを29に減らし、いよいよ20台に突入した。歓喜の瞬間へ、背番号8が頼もしく引っ張る。【塚本光】阪神佐藤輝が今季の規定打席(443)を満たした。新人の21年から5年連続。阪神で新人年から5年以上連続は吉田義男13年、藤井栄治8年、久慈照嘉6年、近本光司7年、中野拓夢5年に続き、2リーグ分立後6人目。中野と佐藤輝は20年ドラフトで阪神に入団。同一球団の同期入団2人が、新人年からそろって規定打席に到達という昨季作ったプロ野球記録を、5年連続に伸ばした。
◆3連勝中だったヤクルト奥川恭伸投手(24)がKOされた。阪神打線に毎回安打を浴び、4回0/3を10安打3失点で降板。「全体的に神経質になりすぎてしまってリズム良く投げることができませんでした」と渋い表情。阪神佐藤輝には1発を含む3安打を浴び、31号ソロを許したシーンについては「投げたいところよりも少し中に入ってしまったので、すごいもったいない」と精度の低さを悔やんだ。
◆阪神藤川球児監督(45)が2年連続の10勝に到達した才木浩人投手(26)に愛あるゲキを飛ばした。才木は8回まで1失点に抑える好投。最終回に先頭オスナから連打を浴び、2点目を失ったが、126球の熱投で今季3度目の完投勝利を収めた。試合後、才木が120球超えで完投したと問われた藤川監督は「もう信じるのやめようかなと思います」とにやり。さらに、現在9勝の村上とともに大きな柱と聞かれ「ちょっとフラフラしました」と笑った。それでも「きょうはどうしても最後まで行ってもらいたいというような。9連戦中でしたから。才木もよく頑張ってくれました。これで乗り切ったんでね、次はまたすっと行くんじゃないかな」とねぎらっていた。
◆今季初めて途中交代した阪神近本光司外野手(30)が、無事を強調した。「1番中堅」で先発出場し、4回1死で右中間へ二塁打。5回2死満塁の好機では一塁手の好守に阻まれ、直後の6回表の守備から熊谷敬宥内野手(29)に交代した。5回の打席ではファウルが右足のつま先付近に当たったかのように見える場面があったが、近本は「大丈夫です」と繰り返した。今季は、この試合前まで103試合にフル出場。藤川監督は「少し疲労がありまして。こちらもいつ休養をとらそうかと思っていた。今日少し休んで、チームも勝つことができましたから。大丈夫だと思います」と説明した。近本は現在、打率2割9分1厘でリーグトップに立っている。
◆阪神大山悠輔内野手(30)が今季6度目の猛打賞の活躍を見せた。ヤクルト先発奥川から3回2死で左前打、5回無死一塁で中前打をマーク。6回2死三塁では、3番手石原のカーブを左翼線へ運び、4点目の適時二塁打を放った。猛打賞は7月5日DeNA戦以来焼く1カ月ぶりとなった。
◆阪神高寺望夢内野手(22)がプロ初の猛打賞を決めた。「6番左翼」で今月早くも5度目のスタメン出場。3回に中前打、5回には内野安打。8回には中前適時打を放った。「しっかり準備してできているのでよかった。しっかり振れているので続けていきたい」と手応え十分だ。1軍の投手のボールにも「慣れてきた」と話した。
◆頼れる背番号35が1人で投げ抜いた。阪神才木浩人投手(26)が10安打を浴びながら126球で2失点にまとめ今季3度目の完投。DeNA東に並ぶハーラートップ、2年連続2桁の10勝目を挙げた。後半戦は負けなしの3戦3勝だ。「疲れました~」。お立ち台では第一声で正直に叫んだ。9連戦の6戦目。ブルペン陣に休息を与える大きな勝利になった。「もうずっと中継ぎも頑張ってくれてましたし、先週は指のアクシデントがあった中で、早い段階で交代したので。とりあえず行けるとこまでなんとか頑張りたい気持ちでした」。前回2日のヤクルト戦(神宮)は爪を痛めるアクシデントで6回1失点で降板。中7日もらった今回、より気合が入っていた。藤川監督は「これで乗り切ったんでね、次はまたすっと行くんじゃないかな」と上積みを期待した。98年度生まれの同学年、主砲佐藤輝から攻守でフォローを受けた。先制二塁打や中押し本塁打。守っても3点差に迫られた9回2死二、三塁。代打増田の痛烈なゴロを好捕し、完投をサポートしてくれた。「打たれた瞬間、うわーと思ったけど、頼りになりますね。僕らが中心となってやっていけたら、チームの勢いもすごく良くなるんじゃないかな」。もっともっとコンビで活躍する意気込みだ。主砲村上は4打数無安打3三振に斬るなど要所を締め、流れは渡さなかった。「投球内容をしっかり見直して、良かったところは良かったところ、悪かったところは悪かったところで、反省してやっていけたら」。完投ショーでも反省は忘れない。白星を重ね、マジック減らしの旅に全力を尽くす。【伊東大介】
◆阪神藤川球児監督(45)が、5打数4安打2打点の活躍を見せた佐藤輝明内野手(26)に賛辞を贈った。佐藤輝は初回、2死二塁で右翼線へ先制適時二塁打を放つと、3回、ヤクルト先発奥川の初球スライダーを右中間スタンドへ運び、31号ソロ本塁打で1点を追加した。5回には先頭で中前打を放ち、8回の第5打席でも二塁打をマークした。最後は9回2死二、三塁の守備で、強烈な当たりをスライディングキャッチで三ゴロに仕留めてゲームセット。藤川監督は「打つも守るも、走塁もそうですね。本当に素晴らしい姿をずっと見せてくれていますから、ファンの皆さんも、これだけ心強い4番打者というのはね、今最も誇れる選手と思いますから、勇ましい姿を見てましたね、僕もね」とたたえた。
◆阪神が連勝で5カード連続の勝ち越しを決め、優勝マジックを29に減らした。4番佐藤輝明内野手(26)が、3回の決勝31号ソロを含む5打数4安打2打点と活躍。先発の才木浩人投手(26)が最終回に3安打を浴び反撃を受けるも、9回10安打2失点で2年連続の10勝に到達した。
◆【日刊スポーツ西日本写真映像チームのとっておき映像プレイバック】マンデードアラです。阪神戦でトラッキーとのマスコット交流です。さらにルーキー金丸夢斗投手がプロ初勝利に全力で祝福しました!
◆阪神・糸原健斗内野手(32)が試合前練習に合流した。7月31日に出場選手登録を抹消されているため、登録されれば最短での昇格となる。これまでファームで4試合に出場で打率・273(11打数3安打)。9日のウエスタン・オリックス戦(ほっと神戸)では先制の適時打を放っていた。SGLの2軍練習に姿を見せたラモン・ヘルナンデス内野手(29)が抹消となる見込みだ。
◆阪神の先発・才木浩人投手(26)はリーグトップに並ぶ10勝目を目指して登板。今季のヤクルト戦は2勝1敗、防御率0.86と好相性。相手先発の奥川恭伸投手(24)とは前回対戦で白星を献上しているが、中野拓夢内野手(29)、大山悠輔内野手(30)がともに打率・500と打線のキーマンとなる。
◆11日の広島戦(マツダ)に先発する阪神・大竹耕太郎投手(30)は京セラの試合前練習に参加し、キャッチボールなどで軽めに調整した。「(中12日と)間隔が空いたからではないが、ウエートトレーニングのやり方を今週は変えてみた。重さを減らして、その分スピードを出した。マンネリ化する部分もあるので、刺激を変えながらというイメージで取り組んでいる」前回登板の7月29日の広島戦(甲子園)では7回4安打無失点の好投で6勝目を挙げた。対広島は今季4戦4勝、通算では13勝(1敗)と抜群の相性を誇る。夏本番を迎え、身体の疲労が心配される中、左腕は「疲れは別に感じていない。『8月に入ったら疲れる』と思ってるからそうなるだけ」と頼もしく話した。しかし、11日は雨予報。予告先発の試合では、移籍してからこれまで5度の雨による中止を経験。「もういいっす。勘弁っす...」とため息を漏らした。
◆阪神は一回、佐藤輝明内野手(26)の適時二塁打で先制に成功した。3日に白星を献上した奥川と2週連続の対戦となった。1死から中野が中前打で出塁すると、2死から今季15個目の盗塁となる二盗を決めて2死二塁と得点圏のチャンスを作る。ここで4番・佐藤輝が追い込まれながらも変化球に反応。鋭く一塁線を破る二塁打で、先制点をもたらした。6カード連続のカード勝ち越しに向け、主砲の一打で幸先よくスタートを切った。
◆阪神は一回、佐藤輝明内野手(26)の適時二塁打で先制に成功した。3日に白星を献上した奥川と2週連続の対戦となった。1死から中野が中前打で出塁すると、2死から今季15個目の盗塁となる二盗を決めて2死二塁と得点圏のチャンスを作る。ここで4番・佐藤輝が追い込まれながらも変化球に反応。鋭く一塁線を破る二塁打で、先制点をもたらした。6カード連続のカード勝ち越しに向け、主砲の一打で幸先よくスタートを切った。佐藤輝は「「打ったのはスライダー。しっかり打ち返して先制点につながったのはよかったと思います。(中野)ムーさんが2塁まで進んでくれたのも大きかったです。次も才木を援護できるように頑張ります」とコメントした。
◆阪神・佐藤輝明内野手(26)が1‐0で迎えた三回に31号ソロを放った。奥川の初球127キロスライダーを振り切った。バットの先でも飛距離は十分。右中間スタンドに飛び込む一発にスタンドから大歓声が降り注いだ。佐藤輝は一回にも先制の適時二塁打。試合前の時点で今季の対戦打率・333と得意としていた奥川を攻略した。
◆阪神は2点リードの五回、坂本誠志郎捕手(31)の適時打でヤクルトを突き放した。佐藤輝と大山の連打の後、高寺が四球を選んで無死満塁を作る。ここで坂本が追い込まれながらも右翼の前にポトリと落ちる適時打を放ち、3点目を加えた。坂本は出場7試合ぶりの適時打。3日に白星を返上した奥川から9安打を放ってノックアウトした。この後も満塁のチャンスは続いたが、2番手・木沢の前に小幡、才木、近本が倒れて追加点とはならなかった。
◆ファンの思いを背負い、打席に立つ。ヤクルト・増田珠外野手(26)に応援歌が完成し、8日に始まった阪神3連戦(京セラ)から披露。初戦では、延長十二回の戦いに終止符を打つ決勝の中前2点打を放ち、期待に応えた。「めちゃくちゃ、うれしかったですね。やっとヤクルトの一員になれたというか、自分の応援歌ができてこそ、ファンの人から認められた証しなのかなと思います。すごく光栄に思いますし、すごく自分に合っているような歌詞なので、とてもうれしいです」言葉には実感がこもっていた。2018年に横浜高からドラフト3位でソフトバンクに入団。23年限りで戦力外となり、24年からはヤクルトのユニホームに袖を通している。一度、悔しさを味わったからこそ、新天地で応援歌が作られたことは、この上ない喜びだったはずだ。歌詞には「熱き男」という言葉が入っている。負けん気が強く、ベンチでも盛り上げ役を買って出るムードメーカー増田も「自分にピッタリだと思う」とうなずいた。現在は代打として出場することが多く、この日の試合前時点で代打打率は・387(31打数12安打)を誇る。「高津監督が信頼してくれて、『増田でいこう』と言ってくれていると思うので、プレッシャーに感じるというよりは、やってやるぞという方が強い」と増田。信頼して送り出してくれる首脳陣、応援歌を歌ってくれるファンの期待に全力で応える。(赤尾裕希)
◆「1番・中堅」で出場していた阪神・近本光司外野手(30)が六回の守備から退いた。四回には三塁打を放つなど、4打数1安打だった近本。直前の五回の攻撃では2死満塁から一、二塁間へのゴロを放って全力疾走を見せるも、一ゴロに倒れていた。何らかのアクシデントがあったかとみられ、今季104試合目にして初めてゲームから退いた。中堅には熊谷敬宥内野手(29)が入った。
◆阪神は2点リードの五回、坂本誠志郎捕手(31)の適時打でヤクルトを突き放した。佐藤輝と大山の連打の後、高寺が四球を選んで無死満塁を作る。ここで坂本が追い込まれながらも右翼の前にポトリと落ちる適時打を放ち、3点目を加えた。坂本は出場7試合ぶりの適時打。3日に白星を返上した奥川から9安打を放ってノックアウトした。この後も満塁のチャンスは続いたが、2番手・木沢の前に小幡、才木、近本が倒れて追加点とはならなかった。坂本は「打ったのはスライダー。追い込まれていましたが、しぶとく打ちにいけましたし、良いところに飛んでくれました。みんながつないでくれたチャンスだったので、中盤に追加点を取れてよかったです」とコメントした。
◆ヤクルト・奥川恭伸投手(24)が4回0/3で10安打3失点と先発の役目を果たせなかった。登板した直近3試合はいずれも勝利を挙げていたが、自身4連勝はならず。マウンドでも悔しそうな表情を浮かべた。「全体的に神経質になりすぎてしまって、リズムよく投げることができませんでした。しっかり反省して次につなげていきたいです」直球の最速は152キロをマーク。球の勢いはあったが、カウントを悪くする場面も目立った。一回に2死二塁から、佐藤輝に一塁線を破る先制の適時二塁打とされると、三回にも佐藤輝に右中間席へのソロを被弾。五回無死満塁で、坂本に右前適時打とされたところで降板した。
◆阪神が大山悠輔内野手(30)の適時二塁打で追加点を奪った。先発の才木が1点を失った直後の六回の攻撃。先頭の中野が中前打で出塁すると、2死から相手の失策で二塁に進む。2死三塁となって大山が石原の変化球をとらえ、左翼線を破る適時打。5日の中日戦(バンテリンドーム)以来出場4試合ぶりとなる適時打で、4-1とリードを広げた。
◆阪神が大山悠輔内野手(30)の適時二塁打で追加点を奪った。先発の才木が1点を失った直後の六回の攻撃。先頭の中野が中前打で出塁すると、2死から相手の失策で二塁に進む。2死三塁となって大山が石原の変化球をとらえ、左翼線を破る適時打。5日の中日戦(バンテリンドーム)以来出場4試合ぶりとなる適時打で、4-1とリードを広げた。大山は「打ったのはカーブ。場面的にも打つことに集中して打席に入ることができました。取られた点をすぐに取り返せたので良かったです」とコメントした。
◆阪神は投打が噛み合い、6カード連続のカード勝ち越し。優勝へのマジックナンバーを1つ減らして「29」とした。一回に佐藤輝明内野手(26)の適時打で幸先よく先制すると、三回にも佐藤輝の31号ソロで追加点。佐藤輝はこの後中前打と右翼線への二塁打も放ち、サイクル未遂の4安打の活躍だった。五回には坂本誠志郎捕手(31)、六回には大山悠輔内野手(30)、八回には高寺望夢内野手(22)の適時打で効果的に加点。16安打の猛攻で押し切った。投げては先発・才木浩人投手(26)が今季3度目の完投勝利。六回にソロ本塁打、九回に適時打で1点を失ったが、10安打を浴びながら126球を投げ切り、8三振を奪う力投。リーグトップに並ぶ10勝目を挙げ、自身2年連続となる2桁勝利を達成した。
◆阪神が佐藤輝明内野手(26)の1本塁打含む4安打2打点の活躍で、優勝マジックを1減の「29」とした。一回2死二塁、一塁線を破る先制二塁打を放った佐藤輝が三回2死では右中間スタンドに31号本塁打を運んだ。さらに五回は先頭での中前打から無死満塁となり、坂本誠志郎捕手(31)の右前打で加点した。1点を返された直後の六回は大山悠輔内野手(30)の適時二塁打で再び3点差とした。佐藤輝は八回にも二塁打を記録し、高寺望夢内野手(22)の適時打で生還した。完投勝利の才木浩人投手(26)は自身3連勝で2年連続2桁勝利(5敗)に到達した。高寺は初の1試合3安打。佐藤輝の4安打は4月20日広島戦(甲子園)以来。また開幕からチーム唯一のフルイニング出場を続けていた近本光司外野手(30)が六回の守備から退き、熊谷敬宥内野手(29)が中堅に就いた。チームは今季最長6カード連続勝ち越しで貯金を最多タイの「24」とした(成績=63勝39敗2分、観衆=3万6188人)。
◆ヤクルトが2連敗を喫した。先発した奥川恭伸投手(24)は4回0/3で10安打3失点と先発の役目を果たせなかった。打線は六回に代打・北村恵吾内野手(24)が2号ソロを放ち、九回には丸山和郁外野手(25)が適時打を放つなど粘りを見せたが、阪神の先発・才木浩人投手(26)を崩し切ることはできず。完投を許した。
◆阪神が佐藤輝明内野手(26)の1本塁打含む4安打2打点の活躍で、優勝マジックを1減の「29」とした。一回2死二塁、一塁線を破る先制二塁打を放った佐藤輝が三回2死では右中間席に31号本塁打を運んだ。さらに五回は先頭での中前打から無死満塁となり、坂本誠志郎捕手(31)の右前打で加点した。1点を返された直後の六回は大山悠輔内野手(30)の適時二塁打で再び3点差とした。佐藤輝は八回にも二塁打を記録し、高寺望夢内野手(22)の適時打で生還した。完投勝利の才木浩人投手(26)は自身3連勝で2年連続2桁勝利(5敗)に到達した。高寺は初の1試合3安打。佐藤輝の4安打は4月20日広島戦(甲子園)以来。開幕からチーム唯一のフルイニング出場の近本光司外野手(30)が六回の守備から退いた。チームは今季最長の6カード連続勝ち越しで貯金は最多タイの「24」。
◆近鉄、西武で主砲として465本塁打&2452安打をマークし、西武コーチ時代には清原和博らを育てたサンケイスポーツ専属評論家・土井正博氏(81)は4安打を放った阪神・佐藤輝明内野手(26)の〝三冠王奪取方法〟を伝授した。佐藤輝はボール球を振らない→打撃フォームが崩れない→自分のカウントで打てる→相手投手はカウント不利になり苦し紛れにストライクゾーンに投げるーという感じで、すべてが好循環になっている。。飛距離さえ意識していれば、結果はついてくる。この状況が続けば三冠王も狙える。その際に気を付けるのは打率。ヒットを狙うのは、彼の形ではない。長打狙いは維持すること。本塁打の打ち損じがヒットの感覚だ。近本の途中交代は気になるが、自然に構えていればいい。高寺、小幡、熊谷ら脇を固める選手たちの成長があるから、独走状態を築けている。万が一、近本が離脱しても、名前を挙げた選手たちを1番、もしくは2番に据えればいい。落ち着いて戦えば、相手が勝手に転んでくれる。
◆阪神が佐藤輝明内野手(26)の1本塁打含む4安打2打点の活躍で、優勝マジックを1減の「29」とした。一回2死二塁、一塁線を破る先制二塁打を放った佐藤輝が三回2死では右中間席に31号本塁打を運んだ。さらに五回は先頭での中前打から無死満塁となり、坂本誠志郎捕手(31)の右前打で加点した。佐藤輝は八回にも二塁打を記録し、高寺望夢内野手(22)の適時打で生還した。
◆Vロードをひた走る阪神に異変-。センターから阪神・近本光司外野手(30)がいなくなった。交代のコールに、京セラドームがどよめいた。「大丈夫です。大丈夫」試合後、リードオフマンは問題なしを強調したが...。五回2死満塁で、強烈なゴロを放つと、一塁へ全力疾走。その直後守備から熊谷と入れ替わった。今季チームで唯一フルイニング出場を続けていたが、103試合でストップした。藤川監督は「少し疲労がありまして。本人も明るい表情。ここまで唯一ですかね、全部ゲームに出ていたところですから、こちらとしてもいつ休養を取らせようと思っていた」と説明。状態についても「大丈夫だと思います」と強調した。ただ、四回に右中間へ二塁打を放った際や、五回の打席でファウルを打った際は少し足を気にするようすも見られた。昨年3月も疲労によってオープン戦を欠場。ここまで打率・291、リーグトップの127安打を放っている男が長期離脱となればチームにとって大きな痛手となる。11日の広島戦(マツダ)の出場について、指揮官は「明日の試合になってから」と不透明であることを語った。近本はベンチに下がった後、最後まで戦況を見つめ、勝利後はグラウンドでナインとともにファンに向けて深々と一礼した。少なくとも〝積極的休養〟ではない。心配が杞憂に終わることを祈るばかりだ。(原田遼太郎)
◆エースの責任感で腕を振り続けた。阪神・才木浩人投手(26)が126球で2失点の完投勝利。2年連続の2桁勝利&リーグトップタイの10勝目を手にした。「9連戦で中継ぎもすごく頑張ってくれているので、先発で完投できたらいいなと思っていたので、最後まで思い切って腕を振って投げました」3―0の六回に先頭の北村恵にソロを浴び、なおも連打などで2死一、二塁で打席に村上を迎え、ギアチェンジ。外角ギリギリの直球で三球三振に斬った。さらに4―1の八回にも2死二塁で村上を迎えたが、今度はフォークで見逃し三振。「チャンスで村上選手を出すと、勢いに乗るし、そういうバッターなんで、しっかり抑える意識で行きました」と燕打線に自由を与えなかった。「きょうの投球内容をしっかり見直して、よかったところはよかったところ。悪かったところは悪かったところでしっかり反省してやっていけたら」無四球で安定感も出てきた。頼れる男がリーグ優勝へ導く。(渡辺洋次)
◆三冠王へ、大前進や! 阪神はヤクルトに5-2で勝ち、2連勝。優勝へのマジックナンバーを「29」に減らした。佐藤輝明内野手(26)は三回の31号ソロを含めて4安打の固め打ち。打率・289でトップの近本光司外野手(30)に2厘差と急接近した。今季、チームでただ一人、フルイニング出場だった近本は疲労により、六回の守備から交代。首位打者争い、どうなる!?夢のトリプルクラウンへ、佐藤輝が大きく前進した。決勝打、そして豪快アーチも含む〝サイクル未遂〟の大暴れ。またも4番のバットがカード勝ち越しをもたらした。「しっかり対策して挑めた。(奥川に)前回はやられていたので、今日やり返したというのは大きかった」1週間前に白星を返上した奥川へのリベンジを果たした。一回2死二塁で打席に入ると、追い込まれながらもスライダーに反応。一塁線を破る適時二塁打で貴重な先制点を奪った。
◆阪神・大山が今季6度目の猛打賞。三回に左前へ引っ張ると、五回に中前へ、3―1の六回2死三塁では左翼線への適時二塁打。「1点を取られた後だったので、すぐに返したいと思っていた。何点あっても足りないのが野球なので、あの1点は大きい」。今季102安打。2019年から7年連続で100安打以上となったが「試合に勝ったので、そっちのほうが重要」と頼もしかった。
◆阪神・中野が2安打2得点で勝利に貢献した。一回に中前打で出塁すると、2死から今季15個目の盗塁となる二盗を決め、佐藤輝の適時打で先制のホームイン。六回先頭でも左前打を放って生還した。打率は・290に上昇し、トップの近本に1厘差。「しっかりチャンスメークできた。自分がつなげばクリーンアップが打ってくれる。つなぎの役割をしたいと思っていますし、そういう意識は常に持ちながらやりたい」と振り返った。
◆2試合連続スタメンの阪神・高寺がプロ初の猛打賞。三回に中前打、六回は遊撃へ内野安打を放つと、八回は1死三塁の好機で中前に運び、3安打1打点。「しっかり準備して、いま集中してできている。(バットが)振れているので続けたい」。成長著しい高卒5年目に藤川監督は「『今の良い状態の背中の姿をよく覚えておいてくれ。崩れたときにフォローができるような態勢を整えようじゃないか』と(コーチに)言うところにいる」と、バックアップを誓った。
◆スゲー! 4番・佐藤輝、スゲーけど、スゲ~惜しい!! ツーベース、31号アーチ、センター前ヒットを放ってサイクル安打に王手。最後の打席となった八回、スリーベースは最も難しいけど、サトテルちゃんなら、いや、サトテルちゃんだから達成すると予想したのだ!! その理由は...。ときどき、ウソ~というようなボーンヘッドをするサトテルちゃんだけに、カキーンと特大アーチをほうり込んでホームベースを踏み忘れて(記録は三塁打)サイクル安打達成になると思ったけど...。結果は二塁打で惜しい! てか、マジ三冠王も夢ではなくなったでェ!!惜しいといえば、完投勝利でハーラートップに並ぶ10勝目を挙げた才木。9回無失点なら防御率も1位に躍り出たのにもったいな~い! でも高寺が3安打と若虎が成長してきたでェ!! てか、気付いたらレフト高寺、センター熊谷は本来内野手やんか? 1992年に優勝した野村ヤクルトのセンター飯田、ライト秦は2人ともキャッチャーだったのをふと思い出した、猛虎祭の夏の夜でした。

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
63 | 39 | 2 | 0.618 (↑0.004) | M29 (↑1) |
39 | 357 (+5) | 237 (+2) | 66 (+1) | 82 (+1) |
0.246 (↑0.002) | 2.000 (-) |
2 (-) |
巨人 |
50 | 49 | 3 | 0.505 (-) | 11.5 (↓0.5) |
41 | 303 (-) | 303 (-) | 63 (-) | 42 (-) |
0.242 (-) | 2.690 (-) |
3 (-) |
DeNA |
46 | 50 | 5 | 0.479 (-) | 14 (↓0.5) |
42 | 323 (-) | 311 (-) | 59 (-) | 47 (-) |
0.237 (-) | 2.830 (-) |
4 (1↑) |
広島 |
44 | 53 | 5 | 0.454 (↑0.006) | 16.5 (-) |
41 | 308 (+6) | 331 (+5) | 52 (+2) | 48 (-) |
0.240 (↑0.001) | 2.970 (↓0.01) |
5 (1↓) |
中日 |
45 | 55 | 2 | 0.450 (↓0.005) | 17 (↓1) |
41 | 275 (+5) | 308 (+6) | 53 (+1) | 62 (-) |
0.228 (↑0.001) | 2.860 (↓0.03) |
6 (-) |
ヤクルト |
35 | 57 | 5 | 0.380 (↓0.005) | 23 (↓1) |
46 | 267 (+2) | 380 (+5) | 49 (+1) | 45 (-) |
0.227 (-) | 3.520 (↓0.01) |
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