ロッテ(-降雨のため試合中止-)オリックス =リーグ戦18回戦(2025.08.10)・ZOZOマリンスタジアム=
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◆ZOZOマリンスタジアムでのロッテ-オリックス18回戦は、天候回復が見込めないため中止と発表された。

◆ロッテ-オリックス18回戦が雨天中止となり、11日に予定されていたロッテ吉川悠斗投手(20)のプロ初先発が流れた。7月31日に育成から支配下登録された左腕は、1日の西武戦に2番手で登板し、4回1安打3奪三振3失点だった。今回は本拠地での大舞台に向け「マリンですし先発ですし、前回より全然緊張感はあります」と意気込みを語っていた。しかし雨天中止となったことで、先発ボスが11日にスライド登板。吉川の先発機会は見送りとなった。初先発の通達は「マリンに戻った初日に監督から日常会話のように言われた」と笑いながら振り返る。特徴的な2段モーションは昨冬オーストラリアでメジャーのコーチに教わったもので、「ボールの威力は全然違う」と自信を深めていた。若武者の先発デビュー戦は、次のチャンスまでお預けとなった。

◆ロッテ西川史礁遊撃手(22)が、昨年8月に大学日本代表として出場したプラハベースボールウイークで対戦したチェコ代表と約1年ぶりに再会した。西川は同試合で、全試合2番で出場し、MVPを獲得した。「大谷さんから三振を奪った投手から打てたのが印象に残っている」と振り返った。異国の天然芝球場での経験は「限られた人しかできない貴重な機会」と語る。この日の試合は雨天中止となったが「成長した姿で再会できてうれしい」と笑顔で話した。

◆オリックスはこの日のロッテ戦が、天候回復が見込めないため中止となった。2位日本ハムが首位ソフトバンクに敗れ、自力優勝の可能性が復活した。練習後、福永奨捕手(26)とドラフト1位麦谷祐介外野手(23=富士大)が雨天のグラウンドに登場。福永は前日に名前を間違えられた若月健矢捕手(29)のユニホームを「若林」に変えて着用。麦谷は頓宮裕真捕手(28)のユニホームを着用し、スライディングパフォーマンスで盛り上げた。岸田護監督(44)は「天候が悪かったので。前向きにとらえるしかない」と明日を見据えた。この日先発だった曽谷龍平投手(24)はスライドせず、11日は予定通りにドラフト2位の寺西成騎投手(22=日体大)が先発。指揮官は3勝目を目指すルーキーに「だいぶ慣れてきていますしね。成長していますので、楽しみにしています」と期待を込めた。8日にコンディション不良で登録抹消となっていた宮城大弥投手(23)については「次の日にはもう動けている。そんなに悪くないと。状態次第ですけど(時間をかけずに)いけると思います」と説明した。9月に過密日程となるが、「先発の方が大変だと思いますけど、これはもう全員でやるしかない」と前を向いた。

◆オリックスのドラフト2位寺西成騎投手(22=日体大)が3勝目を目指し、11日ロッテ戦に先発する。この日は、天候の回復が見込めないため中止となったが、予定通りに登板する。前回6回2失点で2勝目を挙げた7月31日の西武戦(京セラドーム大阪)から中10日。初めてのZOZOマリンでの登板へ「風のことは気にせず、自分のやるべきことをやって対応していければ」と意気込んだ。この日は星稜(石川)の1学年上ヤクルト奥川が阪神戦に先発しており、「今まではすごい選手だったので、敵わないと思っていた。僕も勝ってついて行けるように。同じ舞台に立っているので負けないように僕も頑張ります」と刺激を受けた。

◆ロッテとオリックスは天候の回復が見込めないため、18回戦を中止すると発表した。ロッテはボス、オリックスは曽谷が先発予定だった。

◆「チェコ ベースボール デー」として開催され、同国代表のマルティン・カラーベク外野手(28)が始球式を務める予定だったが中止に。昨年7月に大学日本代表として第43回プラハベースボールウィークに参加していたドラフト1位ルーキーの西川史礁外野手(22)=青学大=がカラーベクと再会を喜んだ。「試合前の打撃練習から西川選手の打球はすごかった」とカラーベクが持ち上げると、西川は「久しぶりにチェコのユニホームを間近で見られて嬉しかったですし、成長した姿で再会できるっていうのは、自分自身もすごく嬉しい」と笑顔だった。

◆オリックスのドラフト2位・寺西成騎投手(22)が予定通りの11日の18回戦で先発する。キャッチボールなどで調整し、登板に備えた。10日先発予定だった曽谷は別の日に登板することになった。ZOZOマリン特有の浜風の中での登板が予想されるが、寺西は「風のことは気にせずに自分のやれることをやって(風に)対応できれば」と意気込んだ。前回登板の7月31日の西武戦(京セラ)は6回2失点で2勝目をマーク。中10日で登板する最速155キロ右腕は、星稜高の1学年上の先輩にあたるヤクルト・奥川が10日の阪神戦(京セラ)で4勝目をかけて登板することを受け「僕も勝って(奥川さんに)ついていけるように頑張りたい。同じ(プロの)舞台に立っているので負けないように」と力を込めた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
62364 0.633
(↑0.004)
-
(-)
41391
(+1)
273
(-)
70
(-)
78
(-)
0.250
(↓0.001)
2.360
(↑0.03)
2
(-)
日本ハム
60402 0.600
(↓0.006)
3
(↓1)
41381
(-)
263
(+1)
92
(-)
51
(-)
0.245
(↓0.001)
2.270
(↑0.01)
3
(-)
ORIX
50463 0.521
(-)
11
(↓0.5)
44341
(-)
367
(-)
63
(-)
45
(-)
0.258
(-)
3.450
(-)
4
(-)
楽天
48502 0.490
(↑0.005)
14
(-)
43295
(+9)
339
(+4)
41
(-)
93
(+2)
0.247
(↑0.002)
3.200
(↓0.01)
5
(-)
西武
46532 0.465
(↓0.004)
16.5
(↓1)
42269
(+4)
300
(+9)
47
(-)
64
(-)
0.231
(↑0.002)
2.760
(↓0.06)
6
(-)
ロッテ
37583 0.389
(-)
23.5
(↓0.5)
45289
(-)
387
(-)
49
(-)
41
(-)
0.233
(-)
3.680
(-)