中日(☆2対0★)広島 =リーグ戦19回戦(2025.08.09)・バンテリンドーム=
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広島
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中日
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勝利投手:髙橋 宏斗(5勝8敗0S)
(セーブ:松山 晋也(0勝0敗29S))
敗戦投手:森下 暢仁(5勝13敗0S)
  DAZN
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◆中日は初回、ボスラーの適時打で1点を先制する。そのまま迎えた5回裏にはボスラーが再び適時打を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・高橋宏が8回無失点の快投。最後は守護神・松山が締め、高橋宏は今季5勝目を挙げた。敗れた広島は、打線が終盤の好機を生かせなかった。

◆中日高橋宏斗投手(23)がプロ5年目で初めてバースデー登板する。試合前に外野をランニングしていると中日ファンだけでなく左翼席の広島ファンからも「誕生日おめでとう」の声と拍手が送られ、うれしそうに頭を下げた。先週の2日と同じく広島相手に2戦連続完封を狙う。土田龍空内野手(22)を3日広島戦以来のスタメン起用し、上林誠知外野手(30)を3試合ぶりにスタメン復帰させた。またこの日1軍に登録された守護神の松山晋也投手(25)はベンチ入りした。

◆中日ジェイソン・ボスラー内野手(31)が命拾い後に先制適時打を放った。1回2死一、二塁。1ストライクからの広島森下のチェンジアップにタイミングを外され高々と飛球を打ち上げたが、ファウルゾーンの落下点に入った捕手坂倉がポロリ。失策の記録もついた。1球ボール球を挟み、4球目直球をとらえると、打球は三遊間を破り左前への適時打となった。ラッキーな先制点を先発高橋宏斗投手(23)にプレゼントした。

◆広島が1回にミスから先制点を失った。先発森下暢仁投手(27)が2死一、二塁からボスラーへの2球目チェンジアップで本塁一塁間へのファウルフライを打たせたが、坂倉将吾捕手(27)がグラブに当てながらも落球。3アウトとならず、再開した2球目をボスラーに左前に打ち返され、先制点を許した。森下はその後、追加点こそ許さなかったが、3アウト目まで11球を要し、この回だけで球数は32球となった。中日先発は好投手高橋宏だけに、チームにとっても痛いミスだった。

◆23歳のバースデー登板となった中日高橋宏斗投手が2回の第1打席で右翼席から「バースデーソング」のトランペットが鳴り響き、誕生日を祝福された。広島バッテリーは音が聞こえると、まず捕手坂倉が立ち上がり、前に出てホームベースを右手で払った。投手の森下は右翼席に目をやるとプレートを外し、ロジンに手を付けた。流れ終わり打席に戻った高橋宏は森下に向かって、ヘルメットを取りペコリと一礼した。結果は2球目のカーブにタイミングが合わずボテボテの投手へのゴロに終わった。

◆広島が今季16度目のゼロ封負けを喫し、1日で5位転落となった。6回2失点(自責1)の先発森下が13敗目となった。防御率2・52ながら、球団ではシーズン13敗以上は12年バリントン(7勝14敗)、日本人投手では09年の前田(ヤンキース3A・8勝14敗)以来。不運な形で先制点を許した。1回2死一、二塁からボスラーを2球目チェンジアップで本塁一塁間へのファウルフライを打たせたが、捕球体勢に入った坂倉がグラブに当てながらも落球。3アウトとならず、再開した2球目を左前に打ち返され、先制点を許した。打線の援護がないまま迎えた5回にも失点。6回、108球も報われなかった。森下は6月20日楽天戦以降、8連敗となった。シーズン8連敗は球団では98年高橋(2軍投手コーチ)以来、27年ぶり。8連敗以上は過去8人、9度記録されているが、すべて途中に勝敗なしの試合を挟んだもので、登板8戦すべて黒星の8連敗は球団初。6回まで中日高橋宏の前に2安打の打線は7回に1死満塁とするも、矢野が一ゴロ、代打小園が二ゴロに倒れて、得点を奪うことができなかった。

◆中日高橋宏斗投手が23歳のバースデー登板を5勝目で飾った。2試合連続完封はならなかったが、8回132球で4安打無失点の力投だった。6回まで2安打しか許さず、7回1死から連打と四球で満塁のピンチをつくると、この日最速155キロを投げるなどギアを上げた。矢野はスプリットでバットを折る一ゴロ、代打小園も低めスプリットで二ゴロに仕留め、ほえた。9回はこの日1軍登録され、右尺骨肘頭疲労骨折から1カ月ぶりに復帰した守護神松山晋也投手(25)が29セーブを挙げ、試合を締めた。先制点は相手のミスからだった。1回2死一、二塁。ジェイソン・ボスラー外野手(31)が2球目にキャッチャーフライを打ち上げるが、ファウルゾーンで捕手坂倉が落球。失策となり命拾いした4球目に左前適時打を放った。ボスラーは5回にも適時打を放ち、この日2打点の活躍だった。チームは1日で広島と入れ替わり4位に浮上。借金は9となった。>

◆動画は下記X(エックス)のロゴをクリックすると見られます守護神の帰還松山晋也 復活の咆哮右肘骨折から1ヵ月あまり6月27日以来の29セーブ目?プロ野球 (2025/8/9)??中日×広島??Live on DAZN#オレをみろ #dragons

◆広島が今季16度目のゼロ封負けを喫し、1日で5位転落となった。6回2失点(自責1)の先発森下が13敗目となった。不運な形で先制点を許した。1回2死一、二塁からボスラーを2球目チェンジアップで本塁一塁間へのファウルフライを打たせたが、捕球体勢に入った坂倉がグラブに当てながら落球。直後に先制打を浴びた。6回まで中日高橋宏の前に2安打の打線は7回に1死満塁とするも、矢野が一ゴロ、代打小園が二ゴロに倒れた。

◆広島森下暢仁投手(27)が自身8連敗で13敗目を喫した。援護なく、守備のミスにも足を引っ張られた。1回2死一、二塁からボスラーのファウルフライを坂倉が落球。直後に先制打を浴びた。それでも「ああいう展開にしてしまったのは自分。(高橋)宏斗も良かっただけに、何とかゼロで抑えていけたら良かったんですけど、スタートからできなかった」と自分を責めた。6回2失点も報われず、球団では12年バリントン(14敗)以来の13敗目。登板8戦すべて黒星の8連敗は球団初となった。

◆中日が広島に競り勝ち、4位に再浮上した。エース高橋宏斗投手(23)が8回無失点。9回はこの日1軍に復帰した守護神松山晋也投手(25)が締めた。借金は9となった。

◆バースデー星! 中日の高橋宏斗投手(23)が広島戦(バンテリンドーム)で8回4安打無失点と快投し、今季5勝目で23度目の誕生日を自ら祝った。2試合連続完封とはいかなかったが、プロ最多132球の熱投で2週続けてカープ打線を料理した。チームは借金を9に減らし、広島と入れ替わって1日で4位に再浮上した。高橋宏は8回続投を志願した。6回まで2安打無失点。2点リードの7回、1死満塁のピンチを招いてギアを上げた。矢野はスプリットでバットを折って一ゴロ、代打小園もスプリットで二ゴロに仕留め、ほえた。「7回を抑えた時に、ちょっといい感じに投げられた。この感覚を忘れる前に(次の)1回行きたい」と井上監督に直訴。8回2死、野間にはこの日最速155キロを連発し、5球すべて直球勝負で左飛を奪った。気付けばプロ最多の132球を投げていた。プロ5年目で初めて誕生日のマウンドに上がった。2回の第1打席では右翼席からトランペットでバースデーソングが演奏された。プレートを外して待ってくれた広島森下にペコリ。「森下さんの気遣いだったり、皆さんの声がうれしかった。意外といい誕生日かな」と笑った。同学年で仲良しのルーキー金丸は先発2日後で休み。「お祝いに来てくれるかなと思ったけど...」とおどけてみせた。今季は初の開幕投手から勝てない日々が続いたが、ここにきて3連勝。井上監督が「よく投げてくれた。全幅で信頼しているわけじゃないけど、安心パーセンテージがちょっと増えたかな。80%くらい」と話すように、エースの信頼感も戻ってきた。自身通算30勝30敗となり「また1からのスタート。どれだけ勝つかよりも、負けないピッチャーを目指して頑張りたい」。今季自身は5勝8敗、チームは借金9。クライマックス・シリーズ進出へ、負けない投球を追求する。【石橋隆雄】

◆中日の守護神、松山晋也投手(25)が帰ってきた。右尺骨肘頭疲労骨折から1カ月のリハビリを終え、この日1軍登録されると2点リードの9回に登板。1イニングを1安打無失点で29セーブ目を挙げた。お立ち台では早速「ホッとした。ケアをしっかりして、明日準備して機会あれば投げたい」と頼もしい連投宣言だ。13試合連続セーブは球団では09年岩瀬の20試合に次ぐ記録。井上監督は「やはり松山がドーンと座っていてくれれば安心感がある」と復帰を喜んだ。

◆広島が終盤に再逆転し、2カードぶり勝ち越しで4位に浮上した。1回に中村奨のプロ初先頭打者弾で先制。5回までに4点を奪われるも、6回に菊池の3号3ランで追いついた。直後に勝ち越されたものの、8回無死一塁から末包の左翼フェンス直撃の二塁打に代走羽月が一気に本塁生還。さらに続く菊池の左翼定位置前の飛球に代走大盛が捕手のタッチをかいくぐる低いヘッドスライディングで決勝点をもぎ取った。

◆広島が敗戦し、5位に後退した。先発した森下暢仁投手(27)は6回を2失点(自責1)で今季13敗目を喫した。6月13日の日本ハム戦(エスコン)以来となる勝ち星を目指す森下だが、一回に2死一、二塁のピンチ。ここでボスラーを力ない邪飛に打ち取ったかと思われたが、落下地点に入った捕手の坂倉がグラブに当てながらも捕球出来ず(失策)。3アウト目を奪えず、その後、左前へ弾き返され、不運な形で先取点を奪われた。打線は中日先発の高橋宏に対し、ヒット性の当たりを何度も放ったが、相手の好守に阻まれ、得点につなげられなかった。

◆中日はけがから復帰の松山が1回を無得点に抑え、6月27日以来の29セーブ目。先発の高橋宏は8回無失点で5勝目を挙げ、ボスラーが3安打2打点と活躍。広島は森下が6回2失点と粘ったが、打線の援護がなかった。

◆広島が5位に後退した。先発した森下暢仁投手(27)は6回を2失点(自責1)で今季13敗目を喫した。

◆広島・森下暢仁(27)が6月20日の楽天戦(マツダ)から先発した8試合全て敗戦投手となった。広島の投手がシーズン8連敗以上したのは、1998年の高橋建(8連敗)以来27年ぶり9人目(10度目)。球団ワースト記録はシーズン10連敗で、51年の笠松実、52年の長谷川良平、63年の大石清の3人。森下のように8登板で8敗したのは球団史上初で、これまでは54年の長谷川、05年の小山田保裕、07年の青木高広、昨年の森下の6登板で6敗が最多だった。

◆中日の高橋宏が23歳の誕生日を白星で飾った。自己最多132球の熱投が実り、8回無失点で自身3連勝となる5勝目。二回の打席では球場全体からバースデーソングで祝福され「うれしかった。いい誕生日になった」と照れ笑いした。七回1死満塁を切り抜けた時点で112球。ただ「いい感覚で投げられている。忘れたくない」と続投を志願した。ギアを上げた八回は155キロを連発するなど圧巻の内容で三者凡退。これで自身17イニング連続無失点と、前半戦から復調しつつあるエースは「あと約2カ月、このいい状態を維持していきたい」と自信を漂わせた。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
62392 0.614
(↑0.004)
M30
(↑1)
40352
(+6)
235
(+2)
65
(-)
81
(-)
0.244
(↑0.001)
2.000
(↑0.01)
2
(-)
巨人
50493 0.505
(↑0.005)
11
(-)
41303
(+4)
303
(+3)
63
(+1)
42
(+1)
0.242
(-)
2.690
(↓0.01)
3
(-)
DeNA
46505 0.479
(↓0.005)
13.5
(↓1)
42323
(+3)
311
(+4)
59
(-)
47
(+1)
0.237
(↑0.001)
2.830
(↓0.01)
4
(1↑)
中日
45542 0.455
(↑0.006)
16
(-)
42270
(+2)
302
(-)
52
(-)
62
(-)
0.227
(↑0.001
2.830
(↑0.03)
5
(1↓)
広島
43535 0.448
(↓0.005)
16.5
(↓1)
42302
(-)
326
(+2)
50
(-)
48
(-)
0.239
(↓0.001)
2.960
(↑0.02)
6
(-)
ヤクルト
35565 0.385
(↓0.004)
22
(↓1)
47265
(+2)
375
(+6)
48
(-)
45
(-)
0.227
(-)
3.510
(↓0.03)