ロッテ(★3対12☆)ソフトバンク =リーグ戦16回戦(2025.08.06)・ZOZOマリンスタジアム=
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ソフトバンク
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ロッテ
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勝利投手:大津 亮介(2勝1敗0S)
敗戦投手:石川 柊太(4勝5敗0S)

本塁打
【ソフトバンク】牧原 大成(1号・5回表2ラン),野村 勇(10号・5回表3ラン)
【ロッテ】山口 航輝(2号・6回裏2ラン),山本 大斗(11号・8回裏ソロ)

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◆ソフトバンクは3回表、近藤の適時二塁打で2点を先制する。その後は5回に牧原大の2ランと野村の3ランが飛び出すなど、終わってみれば17安打で12得点を挙げた。投げては、先発・大津が6回2失点の好投で今季2勝目。敗れたロッテは、先発・石川柊が乱調だった。

◆ソフトバンク大津亮介投手(26)が6日のロッテ戦(ZOZOマリン)で今季2勝目を狙う。ロッテ打線は今季初対決だが、昨季は6試合で4勝2敗、防御率1・91の好成績を残した。「対戦が初めてのバッターも多い。特に意識することなく投げたいと思います」と自然体でマウンドに上がる。

◆ソフトバンク松本晴投手(24)が7日のロッテ戦(ZOZOマリン)で雪辱を誓った。前回対戦は北九州開催だった7月17日に3回6安打2失点で降板。降雨の影響もあったが悔しい登板だった。「本当に北九州はふがいないピッチングだった。リベンジができる。いい状態を作ってきているので、自分の力を信じて腕を振る」と意気込んだ。

◆ソフトバンク打線が昨オフFAでロッテに移籍した石川柊太投手(33)から12安打で8得点を奪った。3回に近藤健介外野手(31)が12試合連続安打となる先制の2点適時二塁打。4回は野村勇内野手(28)の左前適時打が飛び出し、3-0の5回は一挙5安打で5得点。同じソフトバンク育成出身の牧原大成内野手(32)が今季1号2ランを放つと、野村が10号3ランをかっ飛ばした野村はルーキーだった22年以来3年ぶりの2ケタ本塁打に到達。キャリアハイに並ぶ節目の1発で、同年の25打点を超えた。ロッテ石川柊は5回で降板。前回登板で6回無失点に抑え込まれた右腕にリベンジを果たした。

◆ロッテ先発の石川柊太投手(33)は5回12安打8失点と打ち込まれ、マウンドを降りた。3回、1死一、二塁のピンチで近藤に左中間を破る適時二塁打を浴び、先制の2点を許す。続く4回にも2死二塁から野村に適時打を許し1失点。さらに、0-3で迎えた5回には1死二塁から牧原に2ランを浴び、2死一、二塁の場面では再び野村に3ランを被弾して大量失点を喫した。全イニングで安打を許し、今季ワーストの12安打を浴びたうえ、今季ワーストタイとなる8失点の内容だった。

◆ロッテ山口航輝外野手(24)が2試合連続本塁打を放った。0-9の6回2死一塁、カウント2-2からソフトバンク先発大津の変化球を左翼スタンド中段へ放り込んだ。前日に1軍昇格し、今季1号の先制3ランを放ったばかり。「本当にやるしかないんで。やるかやられるか。それぐらいの覚悟を持って、今日ぐらいの覚悟を持って1日1日やる必要がある」と決意を語っていた大砲が、2夜連続で存在感を示した。

◆ロッテ先発の石川柊太投手(33)が試合を作れず5敗目を喫した。5回12安打8失点と打ち込まれた。3回1死一、二塁のピンチで近藤に左中間を破る先制の2点適時二塁打を浴びた。続く4回にも2死二塁から野村に適時打を許し1失点。さらに、0-3で迎えた5回には1死二塁から牧原に2ランを浴び、2死一、二塁の場面では再び野村に3ランを被弾して大量失点を喫した。全イニングで安打を許し、今季ワーストの12安打を浴びたうえ、今季ワーストタイとなる8失点の内容だった。打線は序盤のチャンスを生かせなかった。初回に連打と四球で2死満塁のチャンスを作るも後続が中飛にたおれた。2回にも2死一、三塁と先制の好機を演出したが、得点できなかった。0-8の6回2死一塁の場面で山口航輝外野手(24)が2試合連続となる2ランを放ち、負けじと途中出場の山本大斗外野手(22)も8回に7月5日オリックス戦(ほっともっと神戸)以来の一発となる今季11号を放ったが反撃は及ばなかった。

◆ソフトバンク大津亮介投手(26)が2勝目を挙げた。6回104球を投げ、7安打2失点。初回2死満塁、2回2死一、三塁と連続してピンチを招いたが後続を断ち無失点で切り抜けた。「1、2回は連続して苦しい投球になったが、中盤からは自分らしい投球ができたと思う」。打線の大量援護にも守られ3回以降はペースを取り戻した。6回、山口に許した2ランには「次の登板はしっかりと低めに球を集め、悔いが残らない投球をしたい」と反省も忘れなかった。

◆2年ぶりに先発5番で出場したソフトバンク牧原大成内野手(32)が今季1号を含む猛打賞&5打点の暴れぶりだ。3点リードの5回1死二塁。石川柊の直球を右翼スタンドに運んだ。「いつもと違う5番という打順ですが、試合前に柳瀬打撃投手に『9番打者の時と同じように打席に入れば』とアドバイスをもらった。いつも通り、平常心で打席に入ることができた」。6回に犠飛、9回には2点三塁打。1試合5打点は自己最多。「柳瀬さんありがとう」と感謝していた。

◆ソフトバンク小久保裕紀監督(53)が周東佑京内野手(29)の好守備を絶賛した。0-0の1回2死満塁。先発の大津は6番佐藤に左中間への大飛球を打たれたが、中堅手の周東が俊足を飛ばしてランニングキャッチ。ZOZOマリン特有の風で落下点は不規則に変化していたとみられるが、開始直後のファインプレーが飛び出した。打球が落ちていれば先制点献上で、走者一掃になっていた可能性もあった。小久保監督は「全てはそこ。0-3になっていたらこんな展開にはなっていない。佑京のプレーは大きかった。大津も感謝した方がいい」と何度もうなずいた。

◆ソフトバンク近藤健介外野手(31)が先制打を放った。3回1死一、二塁から左中間へ2点適時二塁打。これで12試合連続安打となった。「先制のチャンスを絶対に生かそうと思いました。追い込まれてしまいましたが、そこからいいアプローチができた」。前日(5日)は2本塁打を放つなど、8月は5試合で9打点の活躍。痛めていた左かかとの痛みもほぼ解消。今カードから試合前のシートノックにも参加するなど、攻守で8月戦線をけん引する。

◆ソフトバンクが今季最多の17安打で12点を挙げて快勝した。三回に近藤の2点二塁打で先制。五回に牧原大の1号2ランと野村の10号3ランで突き放した。6回2失点と粘投した大津は2勝目。ロッテは石川柊が5回8失点と崩れた。

◆ロッテ・石川柊太投手(33)が5回で今季ワーストの12安打を浴びて8失点の大炎上。五回途中7失点と大崩れした前回登板に続いての背信投球に「申し訳ないとしか言えないです」とざんげ。吉井監督は「カーブ以外の変化球がうまく投げられなかった。点は取られたけれど、初回はフォーム的にはいい投げ方をしていたので、上がってくるんじゃないか」と苦しむ右腕の浮上に期待した。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
59364 0.621
(↑0.004)
-
(-)
44384
(+12)
271
(+3)
68
(+2)
78
(+2)
0.251
(↑0.002
2.430
(↓0.01)
2
(-)
日本ハム
60372 0.619
(↑0.004)
0
(-)
44380
(+4)
256
(-)
92
(+1)
50
(-)
0.248
(-)
2.260
(↑0.02)
3
(-)
ORIX
49453 0.521
(↓0.006)
9.5
(↓1)
46335
(+1)
358
(+2)
62
(-)
45
(+2)
0.256
(-)
3.420
(↑0.01)
4
(-)
楽天
46492 0.484
(↑0.005)
13
(-)
46275
(+2)
323
(+1)
41
(+1)
90
(-)
0.243
(-)
3.130
(↑0.02)
5
(-)
西武
44522 0.458
(↓0.005)
15.5
(↓1)
45254
(-)
287
(+4)
44
(-)
63
(-)
0.228
(↓0.001)
2.720
(↓0.01)
6
(-)
ロッテ
37563 0.398
(↓0.004)
21
(↓1)
47286
(+3)
382
(+12)
49
(+2)
41
(-)
0.233
(-)
3.710
(↓0.09)