1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 |
巨人 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 2 | 7 | 1 | 0 |
勝利投手:森田 駿哉(1勝1敗0S) (セーブ:マルティネス(3勝2敗32S)) 敗戦投手:アビラ(4勝7敗0S) |

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◆巨人が3連勝。巨人は2回裏、リチャードの適時打で1点を先制する。続く3回には泉口の適時打で1点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・森田が6回2安打無失点の好投。その後は継投で逃げ切り、森田はプロ初勝利を挙げた。敗れたヤクルトは、打線が沈黙した。
◆巨人森田駿哉投手(28)が念願のプロ初先発に臨む。登板前日の5日は東京ドームで最終調整し「緊張はしてるんですけど、結果を求められると思うので。大事な9連戦ですし、しっかりとチームにいい流れを持って来られるようなピッチングができたら」と力を込めた。待ちに待った1軍の先発マウンドとなる。ルーキーイヤーだった昨季は2月中旬に左肘の炎症で離脱した。4月には左肘関節鏡視下クリーニング術を受け「去年1年間はすぐケガをして手術っていうので、チームに何1つ貢献できなかった」。挽回を期す今季は、2軍戦で14試合に先発し6勝をマークした。巡ってきたチャンスを生かす。プロ2年目ながら、岡本和真内野手(29)、岸田行倫捕手(28)らと同学年。結果が求められる左腕は「先発で勝負したいなとずっと思っていたので、こんなに早くチャンスが来るとは思ってなかったですし、こういう大事なところでチャンスをいただけるのは本当にありがたいこと。(先発に)指名していただいた期待に応えられるように、起用して良かったなと思ってもらえるようなピッチングをしたい」と意気込んだ。
◆巨人田中将大投手(36)が約3カ月ぶりの1軍登板に向けて最終調整を行った。6日、東京ドームでの試合前練習に参加。リラックスした表情で練習メニューをこなし「春先投げて以来(の1軍登板)になるので、かなり久しぶりになりますけど。チームは今9連戦中ですし、1つでもアウトを多く自分が取れるように」と思い描いた。満を持して1軍の舞台に戻ってきた。5月1日広島戦(東京ドーム)で3回8安打3失点で降板し、翌2日に2軍降格。「もう全部が足りないから、結局は2軍に降格ということだったので。1つ1つ投球フォームもそうですし、自分の考え方であったり、いろんな部分を見つめ直しながら調整してきました」と、来たるべき1軍登板に備えてきた。主砲が戻ってきたヤクルト打線と対戦する。7月29日には村上宗隆内野手(25)が1軍に合流。復帰後は7試合で3本塁打をマークする燕の4番に対し「状態良さそうなので、そこ(村上)が戻ってくることによってスワローズ打線は上向きになると思うし、ポイントになるのは間違いない」と警戒する。その上で「クリーンアップだったり打線をつなげない、線にしないことが大事だと思いますし。ポイントをしっかり抑えていくことができれば」と話した。田中将は現在、日米通算198勝を挙げ、あと2勝で節目の200勝に到達する。
◆巨人森田駿哉投手(28)がプロ初の先発マウンドに上がる。7月31日の中日戦(バンテリンドーム)で同点の10回にプロ初登板を果たすも、味方失策もあり初黒星。翌日のDeNA戦(東京ドーム)では5回途中から救援すると1回1/3を無失点に抑えた。ここまで2試合の登板では被安打ゼロ。3度目の1軍マウンドで先発のチャンスをつかんだ。前日調整では「先発で勝負したいと思っていた。起用してよかったなと思ってもらえるようなピッチングをしたい」と意気込んでいた。
◆ハンドボールクラブチームのジークスター東京・部井久(べいぐ)アダム勇樹(26)がファーストピッチを行った。小学生時代に打ち込んだというソフトボール経験も生かし、豪快なフォームから力強い剛速球を投げ込んだ。ボールは惜しくもホームベース手前でショートバウンドし「ちょっとワンバンして土ついちゃったので、そこは残念でした」と唇をかんだ。それでも、捕手役はテレビ共演などで親交があるという甲斐拓也捕手(32)が務めた。「地元が福岡で甲斐選手のことがすごく好きで。ハンドボールを始めてから(アダム自身が)結構球速くて、甲斐キャノンに合わせてハンドボール界では"アダムキャノン"みたいな感じで言われているので。今日もさっきちょっと話せて『頑張ってください』と言えたので、すごくうれしかったです」と笑みを浮かべた。ジークスター東京は巨人やヤクルトと同様に、東京をホームタウンとする15のスポーツチーム・団体が名を連ねる「TOKYO UNITE」に参画している。チーム全体でマルチスポーツ体験イベントや都内の困窮家庭の子どもたちにスポーツシューズを届けるプロジェクト「#your_shoes(ユア・シューズ)」などに取り組み「同じ東京という場で、ご縁があって一緒にやらせていただいてるので、ハンドボールも野球ぐらい頑張っていきたいなっていう思いがありますし。現役選手の活躍はすごく刺激になります」と話した。アダムは19~20日には国立代々木競技場第一体育館で開催される「パリ・サン=ジェルマン ハンドボール ジャパンツアー2025」に出場予定。欧州屈指の強豪クラブ「パリ・サン=ジェルマン(PSG)」と対戦する。
◆プロ初先発の巨人森田駿哉投手(28)の力投に負けじと「すしレース」はエビが快走を見せた。エビが他4貫に2貫差をつける強烈なスタートダッシュを決めた。アナゴの猛追を受けながらも、最後までリードを譲らず1着でゴール。2着は3貫差でアナゴ、3着マグロ、4着コハダ、5着タマゴの順で入線した。エビは今季12勝目を手にした。通算成績はアナゴが16勝、エビ12勝(白エビ1勝を含む)、マグロ8勝、タマゴ7勝、コハダ7勝となっている。すしレース 3回終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの計5体。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。
◆巨人森田駿哉投手(28)が6回2安打無失点と好投し、プロ初勝利の権利を持ったまま降板した。堂々としたたたずまいだった。初回、ヤクルト先頭の赤羽の打球を一塁手の大城卓三捕手(32)が後逸。続く岩田は犠打で1死二塁のピンチを招いた。それでも、内山、村上を連続空振り三振に仕留めた。2回以降もテンポの良い投球でスコアボードに0を並べた。登板最終回の6回には1死から岩田に一塁内野安打を許したが、続く内山は三ゴロ併殺打。併殺になったことを確認すると、グラブをたたきながら小走りでマウンドを降りた。内海投手コーチも「自分のパフォーマンスをいかんなく発揮できている」と称賛した。打線も森田を援護した。2回1死一、二塁からリチャード内野手(26)の遊撃への適時内野安打で先制。続く3回には1死二塁から泉口友汰内野手(26)の中前適時打で追加点を挙げた。
◆巨人が3連勝で勝率を5割に戻した。プロ初先発の森田駿哉投手(28)は堂々たるたたずまいで燕打線を封じた。初回2死二塁、ヤクルト村上に得意のツーシームを内角へ3球連続で投げ込む強気の投球。最後はフルカウントから外角のボールになるスライダーで空振り三振を奪った。4回2死一、二塁では山田を右邪飛に打ち取り、小さくガッツポーズ。その後もテンポの良い投球を続け、6回2安打無失点の好投でプロ初勝利を挙げた。打線は2回1死一、二塁からリチャード内野手(26)の遊撃への適時内野安打で先制すると、3回には1死二塁から森田と同期入団の泉口友汰内野手(26)の中前適時打で追加点を挙げた。
◆ヤクルトが東京ドームで開幕から8連敗となった。再び敵地で巨人に屈し、借金22となった。先発アビラが6回6安打2失点と試合をつくった。2、3回に1失点ずつするも、5回は1死二塁のピンチで3番泉口を投ゴロ、4番キャベッジを空振り三振に仕留めて粘った。ただ打線が沈黙し、巨人森田にプロ初先発初勝利を献上した。2年目の28歳左腕に6回2安打無失点に封じられた。4回は1死二塁、6回は1死一塁だったが、得点につなげられなかった。東京ドームでは開幕カードで3連敗したのを皮切りに、5月23日からの3連戦も3連敗を喫した。逆転負けした前夜に続き、この日も白星は飾れなかった。>
◆巨人が3連勝で勝率を5割に戻した。プロ初先発の森田駿哉投手(28)は堂々たるたたずまいで燕打線を封じた。初回2死二塁、ヤクルト村上に得意のツーシームを内角へ3球連続で投げ込む強気の投球。最後はフルカウントから外角のボールになるスライダーで空振り三振を奪った。4回2死一、二塁では山田を右邪飛に打ち取り、小さくガッツポーズ。その後もテンポの良い投球を続け、6回2安打無失点の好投でプロ初勝利を挙げた。打線は2回1死一、二塁からリチャード内野手(26)の遊撃への適時内野安打で先制すると、3回には1死二塁から森田と同期入団の泉口友汰内野手(26)の中前適時打で追加点を挙げた。阿部慎之助監督(46)は森田について「素晴らしい投球。要所でいいところに決まっていた。こうやってチャンスをつかんでくれたので、次も行ってもらおうかな」と評価した。
◆ヤクルトは東京ドームで開幕から8連敗となった。わずか2安打で三塁を踏めず、今季13度目の完封負けに沈んだ。1回、4回、7回と二塁まで攻めたが、決定打に欠いた。巨人先発の森田にプロ初勝利を献上。鬼門を突破できず、高津監督は「打てないのでね。(森田の)甘い球を見逃し、カウントが進んで打たされた」。東京ドームの1試合平均得点が1・38に沈む打線を敗因に挙げた。
◆開幕から東京ドーム8連敗となったヤクルト高津臣吾監督(56)は「打てないのでね。東京ドームで」と受け止めた。2安打で三塁を踏めず、打線が沈黙した。これで東京ドームでは今季8戦で4度目となる完封負け。1試合平均1・38点に沈む。巨人のプロ初先発だった森田に6回2安打無失点に封じられた。初対戦の左腕を攻略できず「甘い球を見逃して、カウントが進んで打たされた。芯に当たった打球、タイミングが合った打球は、ほとんどなかった」と脱帽だった。6回6安打2失点で7敗目となった先発アビラに関しては、3回の2失点目を指摘。四球と盗塁が絡んだ失点だっただけに、指揮官は「最初の1点はヒートの飛んだコースの部分もあるので、しょうがないかなと思いますが、2点目は防ぎたかった」と改善を促した。
◆巨人リチャード内野手(26)が2試合連続で貴重な打点をマークした。2回1死一、二塁の先制機で、バットを折られながらも先制の遊撃への適時内野安打。これが決勝点となり、前日の同点アーチに続いてバットで貢献した。「打った次の日に打てないことが多いので、前日のまま変えずに。みんなの思いが乗ってヒットになった」。次戦に向けても「一生懸命やるだけ」と力を込めた。
◆巨人泉口友汰内野手(26)が、同期森田の記念星をアシストした。1-0の3回1死二塁、外角のチェンジアップを中前へ運び、貴重な追加点を挙げた。守備でも遊撃の位置から森田に声をかけるなど、チームをもり立てた。「支配下でいうと森田さんだけ1軍経験がなかった。僕には分からない本人の思いもあると思う。これから一緒に勝ちを共有できたら」とうれしそうな表情を見せた。
◆日米通算200勝にあと「2」と迫る巨人・田中将大投手(36)が、約3カ月ぶりの1軍登板となる7日のヤクルト戦の先発マウンドに向けて東京ドームで練習を行い、7月29日に復帰した相手の主砲、村上を警戒した。「どういうバッターか僕が説明しなくても、みんな知っている。(村上が)戻ってきたことでスワローズ打線は上向きだと思う。ポイントになるのは間違いない」5月1日の広島戦(同)で3回3失点でKOされてから2軍調整を続けてきた。9度の2軍戦先発登板で投球フォームや制球力を修正。移籍後2勝目を目指すマー君は「かなり久しぶりですが、チームは9連戦中ですし、1つでもアウトを多く取れるように」と意気込んだ。
◆ヤクルトの球界最年長、45歳の石川雅規投手が7日の巨人戦(東京ドーム)に先発する。約3週間ぶりとなる1軍登板に向けて、試合前の練習でキャッチボールなどで調整した。相手は日米通算198勝の田中将。プロ24年目で初の投げ合いとなるが、通算188勝左腕は「任された試合でしっかりと結果を残すことに集中している」と気を引き締めた。
◆苦労人にチャンスが巡ってきた。巨人の2年目左腕、森田駿哉投手(28)が、プロ初先発のマウンドに上がった。一回、味方の失策により先頭打者が出塁。2死二塁となったが、最後は4番・村上に対し、フルカウントから外角へのスライダーで空振り三振を奪った。ホンダ鈴鹿からドラフト2位で2024年に入団。春季キャンプを1軍で迎えたが、左肘の炎症により離脱し故障班に合流。4月下旬に「左肘関節鏡視下クリーニング術」を受ける決断を下した。8月に実戦復帰を果たしたが、1軍登板はゼロ。ほかの同期全4人は、ルーキーイヤーに1軍の舞台を経験した。「(プロに)入ってすぐにけが、手術をしてチームに何一つ貢献できなかった。同期が活躍しているのもテレビでずっと見ていた。絶対自分もここでみんなと一緒にやりたいなと思ってやってきた」法大から社会人野球へ進み、5年間プレーしたのちに指名を受けたオールドルーキーだった。「27歳で指名していただいて、即戦力として見られている中で、何もできなかったのは本当に悔しかった」と振り返る。雪辱を期して迎えた2年目は2軍で登板を重ね、7月末に初昇格。救援で2試合に登板。先発投手の離脱が相次いだこともあり、左腕に白羽の矢が立った。(原田優介)
◆ホンダ鈴鹿から入団2年目の巨人・森田駿哉投手(28)がプロ初先発し、6回2安打無失点で2点リードのまま降板してプロ初勝利の権利を手にした。一回先頭で一塁手・大城卓の失策と犠打で1死二塁のピンチを背負ったが、内山をプロ初奪三振となる空振り三振に仕留め、続く4番・村上も空振り三振に斬って切り抜けた。高校日本代表でチームメートだった同学年の捕手、岸田のリードに従い、テンポよくアウトを積み重ねた。五回のイニング間には、ファンが大型ビジョンで応援メッセージを語る恒例企画に、富山から来たという森田の友人と後輩の男性3人組が登場。「駿哉へ けがを乗り越えた一軍マウンド楽しんで」などと書いたボードを手に明るくエールを送り、場内は拍手に包まれる場面もあった。
◆巨人が3連勝で勝率5割とした。森田はプロ初先発で制球良く6回を無得点に抑え、プロ初勝利を挙げた。二回にリチャードの適時内野安打で先制し、三回は泉口の適時打で加点した。ヤクルトは2安打にとどまり2連敗。
◆セ・リーグ2位の巨人は零封勝ちで3連勝を飾り、7月30日以来の勝率5割に戻した。阿部慎之助監督(46)はプロ初先発で6回2安打無失点と好投し、初勝利をつかんだ森田駿哉投手(28)に「素晴らしいピッチング。こうやってチャンスをつかんでくれたので次も言ってもらおうかなと思います」と次回の先発登板も約束した。さらにホンダ鈴鹿から入団2年目の左腕を「外のツーシームが1番武器だと思うんだけど、それもしっかり投げられて。すごい緊張感の中で勝てたから、本人には大きな1勝じゃないかな」とねぎらった。リチャードの先制打、泉口の適時打で2得点だった打線には「佐々木のバントミスもありましたけど、ちゃんとカバーできたのでチームとしてよかった。失敗した人は反省しいて次はできるようにやってほしい」と呼びかけた。
◆ヤクルトは先発のアビラが6回2失点、続いた小沢と清水はともに1回無失点と投手陣は踏ん張ったが、打線は内山と岩田の計2安打に封じられた。
◆ヤクルト・アビラが先発して6回6安打2失点で7敗目を喫した。二回1死から三連打を浴びて先制点を献上。三回は先頭の丸に四球を与え、二盗を許して泉口に中前適時打を許した。高津監督は「1点は仕方ないけど、2点目は四球、盗塁、ボテボテのヒットだったので防ぎたかったですね」と指摘した。
◆巨人・リチャード内野手(26)が二回、遊撃手のグラブをはじく先制の適時内野安打を放ち、これが決勝点となった。バットを折る執念の一打で、同点弾を放った5日に続く活躍となったが「夜の12時になったら、忘れて切り替えます」とキッパリ。高校野球の甲子園大会で母校、沖縄尚学高が秋田・金足農高に勝利した瞬間が試合と重なり「ファンが『母校おめでとう!』と言ってくれて知りました」とうれしそうだった。
◆4試合連続で先発マスクをかぶった巨人・岸田行倫捕手(28)が4投手の継投での完封リレーに導いた。プロ初先発で初勝利を飾った同学年の森田とは高校日本代表以来のバッテリー。当時は3人部屋のルームメートだったことを明かし、「テンションが高かったり、低かったり。ちょっと不思議で面白かった」と証言した。
◆28歳の〝新星〟だ!! 巨人・森田駿哉投手がプロ初先発し、6回を2安打無失点と好投。2-0の勝利に導き、プロ2年目で初勝利を挙げた。ホンダ鈴鹿からドラフト2位で入団した昨季は4月に左肘の手術を受け、1軍登板機会なし。富山商高時代の同級生らが応援に駆けつけた中、プロとしての第一歩を踏み出した。遅咲きのサウスポー森田は、初勝利の記念球を手に割れんばかりの大歓声を浴びた。プロ2年目の28歳。初めてのお立ち台とは思えない落ち着いた口調で、万感の思いを口にした。「昨年、何もできなかったので、一つ結果を出せてよかった。めちゃくちゃ緊張しましたけど、しっかりと1人目からバッターと勝負できた」一回、味方の失策で先頭打者の出塁を許し、2死二塁で村上を迎えた。「インコースを攻めないと抑えられない」と3球連続で得意球のツーシームを内角へ投げ込んだ。3ボールからカウントを立て直し、最後は外角低めのスライダーで泳がせて空振り三振に。四回1死二塁でも村上を内角球で詰まらせて三飛に打ち取った。被安打2、三塁を踏ませぬ快投だった。
◆巨人・森田駿哉投手がプロ初先発し、6回を2安打無失点と好投。2-0の勝利に導き、プロ2年目で初勝利を挙げた。ホンダ鈴鹿からドラフト2位で入団した昨季は4月に左肘の手術を受け、1軍登板機会なし。富山商高時代の同級生らが応援に駆けつけた中、プロとしての第一歩を踏み出した。★生まれ 1997(平成9)年2月11日、28歳。富山市出身。★球歴 光陽小2年時に野球を始め、南部中時代は富山ボーイズに所属。富山商高では1年秋からベンチ入り。3年夏はエースとして甲子園大会16強。高校日本代表に選出された。法大を経てホンダ鈴鹿に入社。2023年の都市対抗大会でトヨタ自動車の補強選手として優勝に貢献した。24年、ドラフト2位で巨人に入団。★雪国出身 豪雪地帯の富山市は、時に50センチ超の積雪を観測。自宅から自転車通学だった富山商高時代、冬は長靴を履き、雪道を約40分間、歩いて登下校した。★趣味 社会人時代にハマったサウナ。自前のサウナハット、サウナマットは巨人カラーのオレンジ。「暇があればサウナに入っています」。★サイズなど 185センチ、88キロ。左投げ左打ち。独身。年俸1350万円。背番号47。
◆〝鬼門〟でまたしても勝てなかった。ヤクルトは今季13度目の零封負け。東京ドームでは開幕戦から8連敗で、ここまで計11点しか奪えず、高津臣吾監督(56)は「東京ドームで打てないのでね」と肩を落とした。初対戦となった巨人先発・森田の緩急自在の投球を前に2安打と沈黙。うち1本はボテボテの内野安打で指揮官は「もう少し積極的にスイングをしていくと思ったけど、甘い球を見逃して(最後は)打たされた感じだった」と頭をかいた。東京ドームでの8連敗は2023年以来2年ぶり。7日は球界最年長45歳の石川が通算189勝目をかけて先発する。負の流れを止めるには、打線が奮起するしかない。(樋口航)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
61 | 37 | 2 | 0.622 (↑0.003) | M32 (↑1) |
43 | 342 (+3) | 222 (+2) | 62 (-) | 81 (-) |
0.244 (-) | 2.000 (-) |
2 (-) |
巨人 |
48 | 48 | 3 | 0.500 (↑0.005) | 12 (-) |
44 | 285 (+2) | 295 (-) | 62 (-) | 40 (+1) |
0.241 (-) | 2.700 (↑0.03) |
3 (-) |
DeNA |
45 | 48 | 5 | 0.484 (↓0.005) | 13.5 (↓1) |
45 | 309 (+5) | 290 (+8) | 58 (+2) | 46 (+1) |
0.234 (↑0.001) | 2.750 (↓0.04) |
4 (1↑) |
広島 |
42 | 51 | 5 | 0.452 (↑0.006) | 16.5 (-) |
45 | 294 (+8) | 313 (+5) | 48 (+2) | 47 (-) |
0.240 (↑0.002) | 2.930 (↓0.02) |
5 (1↓) |
中日 |
43 | 53 | 2 | 0.448 (↓0.005) | 17 (↓1) |
45 | 258 (+2) | 296 (+3) | 50 (+1) | 61 (+1) |
0.225 (-) | 2.860 (-) |
6 (-) |
ヤクルト |
33 | 55 | 5 | 0.375 (↓0.004) | 23 (↓1) |
50 | 257 (-) | 366 (+2) | 47 (-) | 43 (-) |
0.227 (↓0.002) | 3.540 (↑0.01) |
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