1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 2 | 0 | 0 | 2 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 8 | 13 | 0 | 2 |
DeNA | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 5 | 12 | 2 | 2 |
勝利投手:大瀬良 大地(5勝6敗0S) (セーブ:森浦 大輔(2勝3敗3S)) 敗戦投手:東 克樹(10勝6敗0S) 本塁打 |

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◆広島は2-2で迎えた4回表、モンテロの2ランで勝ち越しに成功する。続く5回に末包の2ランで加点すると、6回にも中村奨の適時打などで2点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・大瀬良が6回途中5失点で今季5勝目。敗れたDeNAは、先発・東が精彩を欠いた。
◆DeNAタイラー・オースティン内野手(33)が、5日の広島戦(横浜)から1軍に合流し、チームはサヨナラ勝ちを飾った。昨季、首位打者のオースティンは6月6日に右膝の違和感で登録抹消。合流前時点で今季は打率2割1分1厘、2本塁打だったが、合流即3号ソロを放ち、存在感を発揮した。オースティンは今季、4月6日に抹消され、5月5日に再登録。6月6日から再び抹消された。オースティンが不在時、チームは24勝36敗3分け。今季通算は45勝47敗2分けで、オースティンが登録時はチームは21勝11敗2分けと大きく勝ち越す。オースティンは、7月29日のイースタン・リーグの西武戦(ベルーナドーム)で実戦復帰し、4試合で12打数5安打、打率4割1分7厘と状態を上げ、1軍に昇格。合流初戦を白星で飾ったが、主砲の存在は大きく、巻き返しの最大のキーマンとなる。
◆DH制採用決定に投手陣が打席で奮起? 27年からセ・リーグがDH制を採用することが4日に決定。以降、横浜スタジアムでのDeNAと広島の試合で"異変"が起きている。5日の同戦に先発登板したDeNAバウアーは2回1死一、二塁、バントの構えからヒッティングに切り替えるバスターでゴロで二遊間を破る中前打を放った。すると打撃力に定評のある広島の先発床田も負けじと3回、5回に安打を放ち、マルチ安打を記録した。6日の同戦でも同様だった。3回先頭、DeNA先発の東が中前打を放つと、4回2死二塁では広島先発の大瀬良が右前打。2試合連続で両チームの先発が安打を放つ事態となった。
◆リーグトップ10勝をマークしているDeNA東克樹投手(29)が、広島打線に捕まり、5回を投げ今季ワーストタイの6失点で降板した。1回2死一、二塁、広島坂倉に2点適時二塁打を浴びて先制点を献上。2回に蝦名の2戦連発の同点2ランで試合は振り出しに戻るも、粘りきれなかった。4回1死一塁、モンテロに勝ち越し2ランを浴びると、5回2死二塁では相性の悪い末包に特大2ランを被弾。5回を投げて今季ワーストの被安打10、同ワーストの自責点6と打ち込まれた。今季は開幕から15試合連続で自責3以内に抑えてきたが、前回登板の7月29日ヤクルト戦(横浜)で6回4失点で5敗目を喫すると、この日も6失点で2試合連続で役割を果たせなかった。
◆DeNA蝦名達夫外野手(27)が覚醒の予感を漂わせた。2点を追う2回無死一塁、広島大瀬良の内角直球に振り負けずにはじき返した。左翼席中段への3号2ランに確信のバット投げで喜びを爆発。前日の同戦ではソロとサヨナラ犠飛で逆転勝利に貢献した。自身初の2戦連発に「しっかり振り抜けました。流れを引き寄せる1本になった。アッタボーイ!」とチームでの流行りワードも入れて振り返った。
◆DeNAが広島打線に捕まり、夏の一大イベント「スターナイト」で20年9月10日以来、5年ぶりに黒星を喫した。21年9月7日巨人戦から続いていた連勝は11連勝でストップした。リーグトップ10勝をマークしているDeNA東克樹投手(29)が、粘りきれなかった。今季ワーストタイの5回6失点で降板した。1回2死一、二塁、広島坂倉に2点適時二塁打を浴びて先制点を献上した。4回1死一塁でモンテロに勝ち越し2ランを浴びると、5回2死二塁では相性の悪い末包に特大2ランを被弾。5回を投げて今季ワーストの被安打10、同ワーストの自責点6と打ち込まれた。今季は開幕から15試合連続で自責3以内に抑えてきたが、前回登板の7月29日ヤクルト戦(横浜)で6回4失点で5敗目を喫すると、この日も6失点で2試合連続で役割を果たせなかった。打線は2回に好調の蝦名達夫外野手(27)が自身初の2戦連発となる3号2ランで一時同点に追い付いた。5回先頭では梶原昂希外野手(25)が逆方向の左翼席へ、3月30日以来5カ月ぶりの2号ソロ。6回にも山本祐大捕手(26)の適時二塁打、林琢真内野手(24)の適時打で3点差まで迫ったが、8回は1死満塁のチャンスもいかせず。スターナイト開催での連勝が11でストップした。
◆DeNAが広島打線に捕まり、夏の一大ベント「スターナイト」で20年9月10日以来、5年ぶりの黒星を喫した。先発東は5回6失点で降板すると、6回には2失策が絡んで2失点。打線は蝦名の2戦連発、梶原の2号などで追い上げるもスターナイトの連勝が11で止まった。三浦監督は「打撃の状態が上がってきた選手が増えてきたと思うので、なんとかつないでいけるように」と前を向いた。▽DeNA東(今季ワーストの5回を10安打6失点で6敗目)「2試合連続で試合が作れず、申し訳ない気持ちでいっぱいです」
◆DeNA三浦大輔監督(51)が、ベンチ外となった桑原将志外野手(32)の状態について「体調不良です」と説明した。また、7回の守備から途中交代した三森大貴内野手(26)についても「体調不良です」と説明した。桑原は前日の同戦に1点を追う6回1死一、二塁、広島中崎の144キロ直球が左の甲付近を直撃。顔をゆがめて痛がり、一時治療のためにベンチ裏に下がったが、そのままフル出場していた。この日はベンチから外れた。この日は試合前練習から気温が高く、グラウンドレベルの気温計で47・5度を計測する時間帯もあった。
◆DeNAが、6日の広島戦(横浜)に敗れ、首位阪神との差が今季最大の13・5ゲーム差に広がった。シーズン前半戦終了時点で首位阪神と9・5ゲーム差だったが、首位阪神がシーズン後半戦の10試合で8勝2敗に対し、DeNAは4勝6敗と苦しみ、さらに4ゲーム広がった。チームは、前回カードの巨人戦から抑えの入江大生投手(26)が1軍に復帰し、今カードの広島戦からタイラー・オースティン内野手(33)が1軍に合流。巻き返しへとメンバーはそろいつつある。今季の残りは45試合で、2位巨人とは1・5ゲーム差で4位広島とはゲーム3差。シーズン最終盤まで、CS争いは混戦になることが予想される。
◆DeNA・吉野光樹投手(27)が7日の広島戦で今季2度目の先発に臨む。4月30日のヤクルト戦以来、約3カ月ぶりの登板。「結果を出せるように準備していた」と表情を引き締めた。前回の1軍戦では5四球と制球がばらつき、五回を投げ切れなかった(4回2/3を3安打1失点で勝ち負け付かず)。2軍では直球の制球を見直し、9連戦の3戦目でリベンジの機会を手にした。キャッチボールで登板に備え「ここから挽回してやろうという思い」と意気込んだ。
◆早々と本塁打を確信すると、打球から目線を切って右拳を掲げた。前夜にサヨナラ犠飛を放ったDeNA・蝦名達夫外野手(27)が、プロ6年目で初となる2試合連発。2点を追う二回無死一塁で試合を振りだしに戻す3号2ランを左翼席中段に突き刺し「しっかり振り抜けた。流れを引き寄せる一本になったと思う」と胸を張った。広島先発の大瀬良に2球で追い込まれたが、動じずに甘い球を待った。際どいボールはファウルでかわし、カウント2-2に持ち込むと、7球目の浮いた直球を強振。豪快な一発で5番起用の期待に応えた。振り返れば、ヒーローとなった前夜も打席で冷静だった。4-4の九回無死満塁。低めの変化球を見極めてフルカウントとすると、高めに浮いた6球目の直球を捉えて左犠飛を放った。「三振はOK。割り切っていた」と口にしていた。2日の巨人戦では2試合連続となる死球を左膝付近に受け、途中交代を強いられた。「ちょっとインコースが増えたかな。その中でも逃げずに立ち向かっていく。そこだけは気を付けるようにしている」と強気な姿勢を示していた。内角攻めは相手の警戒の証しといえる。その上をいく心と技を磨き、ベイスターズ打線に欠かせぬピースとなる。
◆DeNA・東克樹投手(29)が先発し、5回で10安打を浴びて6失点と精彩を欠いた。4番の末包には3安打を許し、五回に初球のチェンジアップを完璧に捉えられて左中間席上段に2ランを運ばれた。試合前時点で防御率1点台ながら、前回7月29日のヤクルト戦も6回8安打4失点。配球の偏りを見直し「駆け引きに集中してやっていきたい」と意気込んでいたが、勝ち星に結びつかなかった。
◆DeNAは先発の東克樹投手が5回10安打(2被弾)で6失点。まさかの炎上で後手後手に回った。打線は蝦名達夫外野手が二回に3号2ラン、梶原昂希外野手が五回に2号ソロを放つなどしたが及ばなかった。また、新加入した藤浪晋太郎投手(31)がイースタン・リーグの巨人戦(横須賀)に先発し、69球を投げて3回?を5失点、7四死球と制球難を露呈した。
◆広島が打ち勝った。2―2の四回にモンテロの2ランで勝ち越し、五回は末包が2ラン。六回にも中村奨の内野安打に失策が絡んで2点を加えた。大瀬良が5失点しながらも5勝目。DeNAの東は5回6失点の乱調だった。
◆前夜にサヨナラ犠飛を放ったDeNAの6年目、蝦名達夫外野手(27)が、自身初の2試合連続本塁打となる3号2ランを放った。二回に広島先発の大瀬良に2球で追い込まれたが、際どいボールをファウルでかわし、カウント2-2から7球目の浮いた直球を強振。左翼席中段に運ぶ一発で5番起用の期待に応え「しっかり振り抜けた」と胸を張った。
◆DeNA・梶原昂希外野手が7月4日以来、約1カ月ぶりに先発出場し、2号ソロを含む3安打の固め打ちを見せた。五回に外角低めの速球を逆らわずに左中間席に運んだ左打者は「コースに素直に入っていくことができた」と納得顔を浮かべた。3月30日以来、約4カ月ぶりの本塁打。期待をかけられながら1軍と2軍を行き来してきた25歳が、復調の兆しを示した。
◆まさかの乱調だった。DeNA・東克樹投手(29)が先発し、5回で今季ワーストの10安打を浴びて6失点と精彩を欠き、6敗目を喫した。試合前時点で防御率1点台ながら、前回7月29日のヤクルト戦も6回8安打4失点。「2試合連続で試合がつくれず、申し訳ない気持ちでいっぱい」と肩を落とした。制球が甘くなった一回に3連打を許して2点を先行され、その後も立て直せなかった。4番の末包には3安打と打ち込まれ、五回には初球のチェンジアップを完璧に捉えられて左中間席上段に2ランを運ばれた。2本塁打を含む6本の長打を浴びた。三浦監督は「コースが甘くなった分、捉えられた」と指摘。修正力に期待を寄せ「今までしっかり抑えてきた投手。心配はしていない」と信頼を口にした。東は「悔しいけど、いつまでも下を向いていられない。チームの柱としてやっていくために切り替えたい」と責任感をにじませた。(鈴木智紘)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
61 | 37 | 2 | 0.622 (↑0.003) | M32 (↑1) |
43 | 342 (+3) | 222 (+2) | 62 (-) | 81 (-) |
0.244 (-) | 2.000 (-) |
2 (-) |
巨人 |
48 | 48 | 3 | 0.500 (↑0.005) | 12 (-) |
44 | 285 (+2) | 295 (-) | 62 (-) | 40 (+1) |
0.241 (-) | 2.700 (↑0.03) |
3 (-) |
DeNA |
45 | 48 | 5 | 0.484 (↓0.005) | 13.5 (↓1) |
45 | 309 (+5) | 290 (+8) | 58 (+2) | 46 (+1) |
0.234 (↑0.001) | 2.750 (↓0.04) |
4 (1↑) |
広島 |
42 | 51 | 5 | 0.452 (↑0.006) | 16.5 (-) |
45 | 294 (+8) | 313 (+5) | 48 (+2) | 47 (-) |
0.240 (↑0.002) | 2.930 (↓0.02) |
5 (1↓) |
中日 |
43 | 53 | 2 | 0.448 (↓0.005) | 17 (↓1) |
45 | 258 (+2) | 296 (+3) | 50 (+1) | 61 (+1) |
0.225 (-) | 2.860 (-) |
6 (-) |
ヤクルト |
33 | 55 | 5 | 0.375 (↓0.004) | 23 (↓1) |
50 | 257 (-) | 366 (+2) | 47 (-) | 43 (-) |
0.227 (↓0.002) | 3.540 (↑0.01) |
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