巨人(☆5対2★)ヤクルト =リーグ戦14回戦(2025.08.05)・東京ドーム=
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ヤクルト
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巨人
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勝利投手:大勢(6勝4敗1S)
(セーブ:マルティネス(3勝2敗31S))
敗戦投手:荘司 宏太(1勝1敗0S)

本塁打
【巨人】キャベッジ(12号・4回裏ソロ),リチャード(4号・7回裏ソロ),キャベッジ(13号・8回裏3ラン)

  DAZN
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◆巨人が逆転勝利。巨人は2点を追う4回裏、キャベッジのソロで1点差に迫る。その後は、7回にリチャードのソロで同点とすると、続く8回にはキャベッジの3ランが飛び出し、リードを奪った。敗れたヤクルトは序盤こそ試合を優位に進めるも、4回以降は打線が無安打に終わり、投手陣も一発に泣いた。

◆巨人阿部慎之助監督(46)が試合前に取材に応じ、27年シーズンからセ・リーグも指名打者(DH)制度を導入することについて私見を述べた。4日に都内で行われたセ・リーグ理事会で、27年シーズンからDH制を導入することが全会一致で正式決定。それを受けて阿部監督は「日本もいよいよ野球が少し変わるのかなと。もちろんピッチャーが入って、そういう駆け引きだったりとかっていうのも、もちろんそれも醍醐味(だいごみ)の1つなんだけど。だけど、すごく僕はいいことだと思います」と前向きに捉えた。ドラフト戦略が変化する可能性についても言及した。「守備はからっきしだけど、バッティングはめちゃくちゃいいっていう子もいるだろうから。やっぱセ・リーグは基本的に守れないと(試合に)出られないっていうのは基本だけど。だけど、多少目つぶってでも打撃に優れてると指名したりもできるようになるかもしれないので。いろんな面で変わってくると思います」と話した。さらに「選手の寿命も伸びるんじゃないですか、若干ね。(自分も)DHがあったらまだやりたいなと思うもん」と独自の見解を示した。

◆巨人田中将大投手(36)が試合前に取材に応じ、27年シーズンからセ・リーグも指名打者(DH)制度を導入することについて私見を述べた。4日に都内で行われたセ・リーグ理事会で、27年シーズンからDH制を導入することが全会一致で正式決定。それを受けて田中将は「DHある方がいいですよ」と肯定派の見解を示した。続けて「どう考えたって、打撃専門の方が入った方がいいに決まっているので、ピッチャーもより投球に集中できるという部分ではいいと思うし。(打席に入ると)慌てることになりますし、ピッチャーにとってはメリットの方が大きいかなと思います」と話した。

◆巨人坂本勇人内野手(36)が「6番三塁」で7月17日ヤクルト戦(神宮)以来のスタメン出場となった。また、3日DeNA戦(東京ドーム)でサヨナラ打を放った若林楽人外野手(27)も「3番中堅」でスタメンに名を連ねた。先発は戸郷翔征投手(25)が務める。今季はここまで12試合に登板して3勝6敗、防御率4・72。登板前日は川崎市・ジャイアンツ球場で調整し「本当に1イニング、1人1人を大事にいきながら、試合をつくっていければなと思います」と意気込んでいた。

◆巨人トレイ・キャベッジ外野手(28)が手痛い走塁ミスを犯した。1点ビハインドの2回。先頭の4番キャベッジが左中間を破る二塁打を放つと、5番岸田行倫捕手(28)は四球を選び無死一、二塁のチャンスをつくった。続く6番坂本勇人内野手(36)は内角高め直球を打ちにいくも、バットを折られ左飛。ここでハーフウエーの姿勢を取っていた二塁走者のキャベッジが二塁に戻りきれず、痛恨のダブルプレーとなった。キャベッジの走塁ミスでチャンスがつぶれた巨人は、この回無得点に終わった。

◆「すしレース」はコハダが驚異的な差しを見せ、今季7勝目を飾った。スタートは横一線。中盤以降はアナゴが頭1つ抜けだし、主導権を握った。だが、ここで待ったをかけたのはコハダ。終盤にかけてギアを上げると、最終盤でアナゴを抜かして1着でゴールした。2着は半貫差でアナゴ、3着タマゴ、4着エビ、5着マグロの順で入線した。通算成績はアナゴが16勝、エビ11勝(白エビ1勝を含む)、マグロ8勝、タマゴ7勝、コハダ7勝となっている。すしレース 3回終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの計5体。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。

◆ヤクルトが逆転負けを喫した。1回2死二塁、戻ってきた4番村上宗隆内野手(25)の右中間への二塁打で先制。3回には「3番左翼」で先発して好調の内山壮真捕手(23)がタイムリーを放ち、序盤で2点を先行した。先発ランバートは4回キャベッジに1発を浴びたものの、6回まで11三振を奪うなどほぼ完璧な内容。しかし、7回2死にこぎつけながら、リチャードに手痛い同点ソロを浴びた。8回には2番手の荘司宏太投手(25)がキャベッジにこの日2本目、勝ち越し3ランを浴びた。荘司はプロ入り後初めてホームランを許した。

◆巨人トレイ・キャベッジ外野手(28)が値千金の勝ち越し3ランを放った。同点の8回2死一、二塁。ヤクルト2番手荘司の外角高めスライダーを捉えた打球は、左中間スタンドに飛び込む今季13号3ランとなった。4回にも一時同点となるソロを放っており、この日2発目。4番の一打に場内は大歓声に包まれた。キャベッジは、1点ビハインドの2回に痛恨の走塁ミスを犯していたが、汚名返上の活躍を見せた。阿部慎之助監督(46)は「うーん。まあ、2本打ったから素晴らしいんだけど、面白いなと思って。自分の頭より高いボールを振ったり...面白いなと思って(笑い)」と独特の表現で評価した。

◆巨人トレイ・キャベッジ外野手(28)が値千金の勝ち越し3ランを放った。同点の8回2死一、二塁。ヤクルト2番手荘司の外角高めスライダーを捉えた打球は、左中間スタンドに飛び込む今季13号3ランとなった。4回にも一時同点となるソロを放っており、この日2発目。4番の一打に場内は大歓声に包まれた。キャベッジは、1点ビハインドの2回に痛恨の走塁ミスを犯していたが、汚名返上の活躍を見せた。阿部慎之助監督(46)は「うーん。まあ、2本打ったから素晴らしいんだけど、面白いなと思って。自分の頭より高いボールを振ったり...面白いなと思って(笑い)」と独特の表現で評価した。

◆2戦連続で失点中だった巨人守護神マルティネスが3者凡退で締めた。3点リードの9回に登板。1死からの山田にはフェンスぎりぎりまで運ばれるも中飛に抑えた。3戦ぶりのセーブで今季31セーブ目をマーク。阿部監督は「結果的に3人で終われた。浮かない表情はしてたけど、セーブはついてるわけだからね。明日からまた自信もってマウンド上がってもらいたい」と話した。

◆巨人リチャード内野手(26)が7月21日以来となる4号ソロを放った。1点を追う7回2死、ヤクルト先発ランバートの外角153キロを強振。弾丸ライナーで右翼席に突き刺した。「腹決めてました。走者がいなかったし。僕がヒット打っても各駅停車なんで。強いスイングというのは心がけて。バットを短く持っていなかったし、長打を打てたらいいなと思ってました」と狙い通りの1発を振り返った。

◆巨人キャベッジがダブルアーチで汚名返上した。2点を追う4回に12号ソロを放つと、同点の8回には13号3ランで勝負を決めた。ここ9試合連続で4番に座り「打った瞬間に手応えもバッチリでしたし、飛距離も十分だなっていう風に思ってました」と自画自賛の2発にうなずいた。力技で凡ミスを帳消しにした。2回先頭で左二塁打で出塁。無死一、二塁で、坂本の左飛で帰塁が遅れて二塁でアウトになった。「打席に向かうまでは、何とか自分のミスを取り返そうという気持ちでいました」と振り返った。9連戦初戦はリチャードの1発を含む空中戦を制して、逆転勝ちで借金を1に減らした。阿部監督は「(ストライクゾーンが)畳1畳分くらいあるんじゃないかと...。冗談だけど(笑い)。しっかりストライクを打てば、打てると本人も分かってると思うので、その辺を見極められれば」と課題も挙げた。

◆ヤクルト新人荘司宏太投手(25)がプロ初被弾でプロ初黒星を喫した。同点の8回に2番手で登板。2四球でピンチを背負い、キャベッジに決勝の勝ち越し3ランを浴びた。中継ぎで結果を残してきたが、プロ27試合にして初本塁打を許し、敗戦投手に。悔いを残したのは守備。1死一塁での投ゴロをお手玉しなければ、併殺で終わっていた。「そこが一番の敗因というかダメだったところ」と猛省していた。

◆巨人の2年目左腕、森田駿哉が6日のヤクルト戦(東京ドーム)でプロ初先発する。今季は中継ぎで2試合に登板し、自責点ゼロ。「指名していただいた期待に応えられるようなピッチングをしたい」と意気込んだ。昨年4月に左肘の手術を受け、今季プロデビューした28歳は5日、東京ドームでの取材に対して「本当に悔しかったですし、同期の活躍をテレビで見ていた。自分も絶対ここで一緒にやりたいと思ってやってきた」と力を込めた。

◆巨人のトレイ・キャベッジ外野手(28)が12号ソロを放った。0-2の四回無死。ランバートが投じた高めの速球を捉え、痛烈な打球は右翼席へ一直線。打球速度174キロで突き刺さった。球宴以降の後半戦で3本目。4番に座る助っ人が、打線の中で存在感を見せている。

◆勝負強い男が帰ってきた。巨人・若林が「3番・中堅」で、けがから復帰後初先発した。昨季途中に西武からのトレードで加入し、迎えた2年目。春先から1、2番の上位打線に起用され、パンチ力のある打撃と自慢の快足で存在感を見せていた。そんな中、6月中旬に「左大腿二頭筋筋損傷」と診断され、戦線離脱を余儀なくされた。「いい期間と捉えるしかない。もう一度全てを見直してやりたい」。7月下旬に、万全の状態で1軍に舞い戻った。8月3日のDeNA戦(東京ドーム)では九回の守備から途中出場し、直後の攻撃で2死二塁からサヨナラ打。チームメートから祝福のウオーターシャワーを浴びた。この日の試合前時点で得点圏打率・313を誇る、勝負強い右打者。「ここで決めないと駄目だと思って、集中してアドレナリンを全部出しました」と振り抜いた。G党からの期待も、日に日に大きくなっている。自身の専用応援歌が作成され、応援団による演奏が1日から始まった。サヨナラ打を放った打席でも「新しい応援歌が聞こえて、本当にうれしいです」と感謝。ファンの思いがこもった歌声に乗せ、痛烈な打球を放った。俊足好打を武器に、再びレギュラー定着を狙う若林。打線の起爆剤として期待がかかる。(原田優介)

◆巨人・戸郷翔征投手(25)が中5日で先発マウンドに上がり、6回3安打2失点、107球で降板した。一回2死から内山に二塁打を許し、打席には4番・村上。右中間へ先制適時打を浴びた。三回には1死二塁から、内山にフェンス直撃の左越え適時打を許した。前回登板は7月30日の中日戦(バンテリンドーム)で、6回無失点。2軍再調整からの復帰戦で3勝目を挙げていた。

◆巨人・リチャード内野手(26)が4号同点ソロを放った。1-2の七回2死。ランバートの153キロ直球を、逆らわずコンパクトに逆方向へ。ライナー性の打球が右翼席に突き刺さった。柵越えを確認し、ベンチへ指をさしてからダイヤモンドを一周した。

◆巨人のトレイ・キャベッジ外野手(28)がこの日2本目となる、13号勝ち越し3ランを放った。2-2の八回2死一、二塁。左腕の荘司が投じたスライダーを逆方向へ弾き返し、打球は左中間スタンドへ。キャベッジは柵越えを確信し、バットを放り投げて走り出した。四回には打球速度174キロの右越えソロを放っていた。

◆巨人が一発攻勢で逆転勝ち。0―2の四回にキャベッジがソロを放ち、七回にリチャードのソロで同点。八回にキャベッジの3ランで勝ち越した。3番手の大勢が6勝目。ヤクルトは荘司が四球で走者をため痛恨の一発を浴びた。

◆巨人は3本塁打の一発攻勢で逆転勝ちし、2連勝。9連戦の初戦を白星で飾った阿部慎之助監督(46)は「素晴らしいゲームになった」と喜んだ。1点を追う七回に逆方向の右翼席へ179キロの弾丸ライナーで同点4号ソロをたたきこんだリチャードには「あれがあるんで、あの数字ですけど使いたくなっちゃうんですよね」とたたえた。この日は普段の三塁ではなく一塁でスタメン起用。打率は.152と低いが、長打力にかけている。一方、八回の決勝12号3ランなど2本塁打をマークしたキャベッジには「素晴らしいんだけど、おもしろいなぁと」と苦笑い。「頭より高いボールを振ったり...(ストライクゾーンが)畳1畳分ぐらいあるんじゃないかと思った」と泣き笑い。そのうえで「パワーはすごいありますから。リチャードもそうだけど、一番難しいかもしれないけどストライクを打つ。見極められたら有利になる。少しずつでいいので学習してもらいたい」とさらなる成長に期待した。

◆ヤクルト・アビラが6日の巨人戦(東京ドーム)に先発する。前回7月30日のDeNA戦(横浜)は7回1失点で4勝目をマークした。同29日から1軍復帰した主砲村上の存在について「スーパースターがいるだけで気持ち的に違うし、いい効果をもらえている」と実感を込めた。今季2度目の対戦となる巨人打線から5勝目を狙う右腕は5日、「調整でやってきたことを試合でぶつけるだけ」と気合を入れた。

◆逆転負けで連勝はならなかった。一回、村上宗隆内野手の二塁打で先制。三回には内山壮真捕手の適時打で追加点を挙げた。先発したピーター・ランバート投手は7回2失点。八回に荘司宏太投手が四球で走者をため、キャベッジに痛恨の3ランを浴びた。

◆巨人・リチャード内野手(26)が1点を追う七回に逆方向の右翼席へ179キロの弾丸ライナーで同点4号ソロをたたきこんだ。試合後の囲み取材では「腹を決めていました。ランナーいなかったし、僕がヒット打っても各駅停車。塁に出るのは大事かもしれないけど、次が(門脇)誠と考えると長打が欲しいので、強いスイングを心掛けた。バットを短く持ってもいなかったし、長打を打てたらいいなと思っていました」と〝狙い打ち〟だったことを明かした。打率.152と結果が出ない日もある中、この日は普段の三塁ではなく一塁で先発。起用に対して感謝を明かしたうえで「今日だって(増田)陸がいたり、その中でも使ってもらっているので、なんとか結果で応えていって、切磋琢磨というか、(増田陸は)年下ではあるんですけど、すごい刺激をもらっています」と味方のライバルへの思いを明かした。

◆ヤクルト・村上が一回に適時二塁打を放ち、2試合連続で打点を挙げた。戸郷のフォークボールを右中間に運んで先制点をもたらしたが「負けたら意味がない。相手の4番は2本打って勝ちに貢献している。明日も点を取れるように頑張りたい」と次の試合を見据えた。1軍復帰後の7試合中、4試合で打点を記録。4番打者として存在感を示している。

◆巨人・リチャードが1点を追う七回に逆方向の右翼席へ、179キロの弾丸ライナーで同点の4号ソロをたたきこんだ。10試合連続の先発起用に応え「ランナーがいなかったし、僕がヒット打っても各駅停車。次が(門脇)誠と考えると長打が欲しいので、強いスイングを心掛けた」と胸を張った。打率.152と低迷するものの、長打力は魅力。阿部監督は「あれがあるから、あの数字でも使いたくなっちゃうんですよね」とたたえた。

◆巨人のトレイ・キャベッジ外野手(28)=前パイレーツ=が、決勝の13号3ランを含む一試合2本塁打を放った。ここ7戦で5本塁打をマークし、複数安打は3試合連続と好調だ。今カードは「青春ジャイアンツ」として開催。高校時代は成績優秀だった助っ人の活躍でチームは逆転勝利を飾り、9連戦の初戦を白星で飾った。右へ左へ軽々とほうり込み、柵越えを確信してゆっくり歩き出した。来日2度目の一試合2発をマークしたキャベッジ。ベンチでは自身のお決まりである、弓を引くポーズを取るチームメートに迎えられた。「打った瞬間に手応えもバッチリだったし、飛距離も十分だなと思った。(ポーズを)みんながやってくれて、大きな励みになる。これからもやり続けたい」二回に二塁打を放ったが、二走で坂本の浅い左飛に飛び出して走塁死した。「チームに迷惑をかけてしまった。何とかミスを取り返そうという気持ちでいた」。四回に打球速度174キロの右越えソロを放ち、2-2の八回2死一、二塁から左中間へ決勝3ラン。有言実行でチームを勝利へ導いた。ここ7戦で5本塁打をマークし、複数安打は3試合連続と好調だ。今カードは「青春ジャイアンツ」と銘打って開催。試合前には阿部監督の母校、東京・安田学園高のチアリーディング部のパフォーマンスが行われ、場内のグルメやBGMも〝青春仕様〟となっていた。米国での自身の高校時代について「厳しい両親の下で育ったので、学校とスポーツ以外であまり甘酸っぱい思い出はない」と笑ったキャベッジ。学業では優・良・可の3段階評価でほとんど「優」を取得していたという成績優秀ぶりだ。唯一「良」だったのが微分積分だったといい「数学が...」と頭をかいた。助っ人のアーチで、チームは9連戦の初戦に勝利。指揮官は六回の打席でボール球をスイングした場面について「自分の頭より高いボールを振ったり、(ストライクゾーンが)畳1畳分くらいあるんじゃないか」と冗談を交えながらたたえた。「ボールが見えていて状態がすごくいい」とキャベッジ。頼もしい4番が、打線の中心にどっしりと座る。(原田優介)

◆リーグ最下位のヤクルトは一発攻勢に屈し、逆転負けを喫した。2番手のドラフト3位・荘司宏太投手(25)=セガサミー=が八回、4番キャベッジに決勝3ランを被弾。四回にはランバートがキャベッジに本塁打を浴びており、高津臣吾監督(56)は「同じ打者に何本もファーストストライクの半速球を長打にされている。明日(6日)、勝つためのいい勉強になったと思いたい」と、勝利への糧とすることを求めた。記録につかないミスが痛かった。荘司は1死一塁で泉口のゴロをグラブで弾いて併殺を奪えず。この日3打席無安打だった次打者の若林に四球を与えて決勝弾につながった。高津監督は「ああいうところでしょうね。つながれてしまう。当たっていない打者に四球を出して、当たっている打者にホームランを打たれるわけですから」と厳しく指摘。ルーキーにとっては次戦への課題となった。(赤尾裕希)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
60372 0.619
(↑0.004)
M33
(↑1)
44339
(+6)
220
(+2)
62
(+1)
81
(+1)
0.244
(-)
2.000
(-)
2
(-)
巨人
47483 0.495
(↑0.006)
12
(-)
45283
(+5)
295
(+2)
62
(+3)
39
(-)
0.241
(↓0.001)
2.730
(-)
3
(-)
DeNA
45475 0.489
(↑0.005)
12.5
(-)
46304
(+5)
282
(+4)
56
(+3)
45
(+1)
0.233
(↑0.001)
2.710
(↓0.01)
4
(-)
中日
43522 0.453
(↓0.004)
16
(↓1)
46256
(+2)
293
(+6)
49
(-)
60
(-)
0.225
(↓0.001)
2.860
(↓0.03)
5
(-)
広島
41515 0.446
(↓0.005)
16.5
(↓1)
46286
(+4)
308
(+5)
46
(+2)
47
(-)
0.238
(-)
2.910
(↓0.03)
6
(-)
ヤクルト
33545 0.379
(↓0.005)
22
(↓1)
51257
(+2)
364
(+5)
47
(-)
43
(-)
0.229
(↓0.001)
3.550
(↓0.02)