1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 9 | 0 | 2 |
巨人 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1X | 4 | 8 | 0 | 1 |
勝利投手:マルティネス(3勝2敗30S) 敗戦投手:伊勢 大夢(0勝2敗5S) 本塁打 |

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◆巨人がサヨナラ勝ちで連敗を止めた。巨人は1点を追う6回裏、岸田の2点適時二塁打が飛び出し、逆転に成功する。その後同点とされるも、9回に若林が適時二塁打を放ち、試合を決めた。敗れたDeNAは、1点ビハインドの9回に宮崎のソロで追いつくも、5番手・伊勢が誤算だった。
◆巨人田中将大投手(36)が約3カ月ぶりに1軍マウンドへ向け、1軍に合流した。DeNAとの3連戦最終戦の試合前練習に姿をみせた。午前9時55分、帽子を取って一礼してグラウンドに足を踏み入れた。遠投、キャッチボール、傾斜を使っての投げ込みなどを行い、「先発投手とは月曜日に会ってますけど、リリーフの子たちとはなかなか会う機会なかったんで。久しぶりに大勢に会えてうれしかったです」。ノックでは後輩たちにまじり、快活な声を響かせた。待ちわびた舞台。「しっかり頑張ります」と気持ちを込めた。チームは井上温大投手(24)に続き、2日に西舘勇陽投手(23)が上半身のコンディション不良で抹消。同日、杉内投手チーフコーチは先発ローテを「2軍の投手陣を呼びながらやりくりしようと思ってます」と説明していた。田中将は5日からのヤクルト3連戦(東京ドーム)で5月1日広島戦以来の1軍登板となり、通算199勝目をかける見込みとなっている。5月に2軍降格後は9試合に登板し、防御率4・12としていた。
◆「すしレース」はエビが驚異の伸びで制した。巨人からはマスコットガール「ヴィーナス」からは3人、DeNAからはオフィシャルパフォーマンスチーム「ディアーナ」の2人、合計5人のメンバーがレースに参加。両チームが火花を散らすレースとなった。横一線から抜け出したのはエビとアナゴ。マグロ、コハダ、タマゴと続いた。中盤以降は2貫のデッドヒートとなったが、加速力で勝ったのはエビ。横浜スタジアムで行われるファンとのリレー対決のアンカーを務め、"爆走チア"として有名なAkiさんのエビが突き抜けるように1着でゴールテープを切った。2着は2貫差でアナゴ、3着マグロ、4着コハダ、5着タマゴの順で入線した。通算成績はアナゴが16勝、エビ11勝(白エビ1勝を含む)、マグロ8勝、タマゴ7勝、コハダ6勝となっている。すしレース 3回終了時にイニング間イベントとして、米国の「ホットドッグレース」のような「すしレース」を開催している。ファン参加型のアクティベーションで出場者は「江戸前スーシーズ」に扮(ふん)して競走する。メンバーはマグロ、コハダ、タマゴ、エビ、アナゴの計5体。参加対象は公式ファンクラブ「CLUB GIANTS KIDS MEMBER」で当日の開場から1回裏終了まで応募受け付けし、東京ドーム内ファンクラブブースで抽選によって決定する。
◆DeNA宮崎敏郎内野手(36)が、値千金の同点ソロを放った。1点を追いかける9回1死、巨人マルティネスのカウント2-1からの変化球を左翼席に運んだ。この日2本目のアーチとなる4号ソロで、試合を振り出しに戻した。
◆巨人が接戦を制して連敗を3で止め、敗れたDeNAを抜いて2位に再浮上した。攻守両面で大車輪の活躍をみせたのは岸田行倫捕手(28)。2回表に1点を先制された直後の2回裏、1死からDeNA先発石田裕の内角直球をとらえて左翼席へ運ぶ同点4号ソロ。「先制された後の回にすぐに追いつくことができてよかったです」と喜んだ。6回表に1点の追加点を許して1-2とリードされた直後の6回裏には、2死二、三塁で中川颯から右中間を破る2点適時二塁打で3-2と逆転。8回には無死一塁から梶原の二投を阻止し、守備でも存在感を放った。投げては先発の赤星優志投手(26)が7回75球を投げて6安打2失点に抑えた。9回表に絶対的守護神のマルティネスがDeNA宮崎に1発を浴び同点に追いつかれ、赤星の勝利投手は消えた。だが、9回裏二死2塁から9番若林が中越えの適時打でサヨナラ勝ちを決めた。
◆DeNAが、巨人にサヨナラ負けを喫し、連勝が3で止まった。同点の9回2死二塁、5番手の伊勢が若林にサヨナラ打を浴びた。1点を追いかける9回に宮崎敏郎内野手(36)が、値千金の同点ソロを放ったが、空砲に終わった。同一カード3連勝を逃し、チームは1日で3位に転落した。
◆巨人のライデル・マルティネス投手(28)が2試合連続でセーブに失敗した。3-2とリードした9回表に3番手でマウンドに上がったが、1死からDeNA宮崎にこの日2本目となる同点弾を浴びた。変化球が真ん中付近に入った。マルティネスは前回登板の7月31日中日戦(バンテリン)でも9回に細川から同点2ランを打たれていた。
◆巨人が辛くもサヨナラ勝ちを収め、連敗を3で止めて2位に浮上した。3-2とリードした9回にライデル・マルティネス投手(28)が3番手でマウンドに上がったが、1死からDeNA宮崎にこの日2本目となる同点弾を浴びた。前回登板の7月31日中日戦(バンテリン)に続き、2試合連続のセーブ失敗となった。暗雲が垂れ込める中で迎えた9回裏。2死二塁で代打に入ったのは若林楽人外野手(27)。カウント2-2からDeNA伊勢の147キロ直球をとらえると、ボールは前進守備の中堅を越えてサヨナラ打となった。「最高です!」とお立ち台に上がったこの日のヒーローは「粘るつもりで。外野を越えてくれて良かった」と喜んだ。阿部慎之助監督(46)は殊勲の若林を「全員が助けられました。またライデルが打たれてしまったんですけど、それをもね、カバーしてくれたんで。良かったです」と、たたえた。巨人マルティネス(9回にDeNA宮崎に同点弾を浴び、2試合連続被弾で2試合連続セーブ失敗)「良かった時の投球を見ながら分析したい」
◆DeNAが、巨人に痛恨のサヨナラ負けを喫し、連勝が3で止まった。同点の9回2死二塁、5番手の伊勢が、巨人若林にサヨナラ打を浴びた。1点を追う9回に宮崎敏郎内野手(36)が、この日2本塁打目となる値千金の同点ソロを放ったが、なおも9回1死三塁でビシエドが遊ゴロで決めきれず、その裏に力尽きた。1点を追いかける7回無死一塁、8回無死一塁では同点に追いつけず、接戦での弱さを露呈した。三浦大輔監督(51)は「取ってすぐ追いつかれたりという形でしたけど、追いついた中で結果負けてしまいましたけど、最後までよく食らいついた。(7、8回の好機で)点が取れなかったのはこっちの責任です」と唇をかんだ。同一カード3連勝を逃し、チームは1日で3位に転落した。
◆2試合連続で4番で起用されたDeNA宮崎敏郎内野手(36)が、1試合2本塁打と気を吐いたが、空砲に終わった。2回に巨人赤星から2試合連続の3号ソロ。6回には一時勝ち越しの犠飛を放つなど2安打3打点も、チームはサヨナラ負け。「次、頑張ります」と気持ちを切り替えた。
◆巨人岸田行倫捕手(28)は攻守で光った1日だった。「打席の中での思い切りが、いい感じに出ている」。先制された直後の2回に同点の4号ソロ。再びリードを許した直後の6回2死二、三塁から逆転の2点適時二塁打で3打点を挙げた。2日に久々に会った同学年の岡本から「いいね」と打撃を褒められ「すごく自信にした」。8、9回と二盗を2度阻止し、守備でも存在感。「和真(岡本)とまた一緒にやりたい」と1軍復帰を心待ちにした。
◆「運だと思います」。間髪入れずに、巨人若林楽人外野手(27)は答えた。お立ち台の夏休み企画。子どもインタビュアーが聞いた。「どうやったらプロ野球選手になれますか」。連敗を3で止めるサヨナラ打を放ったばかりのヒーローは、運を拾う意味で「ゴミを拾うとか」と続けた。試合前の練習、右翼の人工芝のゴミを拾っていた。「中学の指導者の方に言われて」。球場内外を問わず、日常に染み込んだ「当たり前」は、今日も今日とて。「ちょっと質問(の答え)にあってたかな...」と気配りしながら、実際にプロになれた今がある。1点リードの9回表。守護神マルティネスを何番打者と代えるか。阿部監督が「ちょっと悩んで。(二岡)ヘッドが9番にと。野球って不思議だな」と思い返す場面。守護神が同点弾を浴びたその裏、2死二塁で9番が若林だった。DeNA伊勢の直球を振り抜き、前進守備の中堅を越えた。「嫌な流れで試合を決められた。興奮しました」。巡ってきた運を結果に結び付けるのも実力。6月に左大腿(だいたい)二頭筋筋損傷で戦列を離れ、2軍で「いろんな引き出しを持つことを大事に」と、仲間に質問を重ねた。先月29日から1軍合流し、出場3試合目。チームにも勝ち運を授け、1日で2位に再浮上させた。【阿部健吾】
◆巨人が先発ローテ再編を余儀なくされた。2日DeNA戦で今季最短の4回4失点で降板したグリフィンが、右ひざ痛で登録抹消。1日には井上が再調整で、2日には西舘が上半身コンディション不良と3日連続で離脱者が出た。杉内投手チーフコーチは「チーム一丸となって1軍と2軍の投手陣で頑張っていく。(若手を)呼ぶしかない」と見通した。この日は田中将が3カ月ぶりに1軍合流。5日からのヤクルト3連戦(東京ドーム)で日米通算199勝目をかけて先発する見込みで「しっかり頑張ります」と力を込めた。
◆巨人のフォスター・グリフィン投手(29)が出場選手登録を抹消された。代わって馬場皐輔投手(30)が登録された。また、7日のヤクルト戦(東京ドーム)で先発が予想される通算198勝右腕の田中将大投手(36)も1軍に合流した。グリフィンはここまで6勝1敗、防御率1.18と抜群の安定感を誇ったが、2日のDeNA戦では4回4失点で降板。阿部監督がコンディション不良を説明していた。チームは井上、西舘、グリフィンと3日連続で先発ローテーション投手が抹消される緊急事態を迎えた。
◆DeNA・宮崎敏郎内野手(36)が二回、2試合連発となる先制の3号ソロを放った。赤星のカットボールを捉え、打球は左翼スタンドに吸い込まれた。上半身のコンディション不良で離脱した牧に代わって4番に入るチーム最年長。前日に続く一打に「流れを持ってくる意味でも先制点を取ることができて良かったです。ここからまだまだ得点できるように気を抜かずやっていきます」とコメントした。
◆巨人・岸田行倫捕手(28)がバットで大貢献だ。「5番・捕手」で2試合連続の先発起用。1点を追う二回に左翼席へ同点の4号ソロを放つと、再び1点ビハインドとなった六回2死二、三塁で、代わったばかりのDeNA・颯から右中間を破る2点二塁打。逆転の一打で、めずらしく二塁打上では渾身のガッツポーズを繰り出した。この時点で打率は規定未到達ながら.313。出場した試合では8戦連続安打と絶好調だ。
◆宮崎敏郎内野手(36)が1点を追う九回、巨人の守護神・マルティネスから同点4号ソロを放った。甘く入ったスライダーを捉え、左翼スタンドに叩き込んだ。二回の第1打席には2試合連続となる3号先制ソロを放ち、六回には一時勝ち越しの犠飛をマーク。上半身のコンディション不良で離脱した牧に代わって4番に入るチーム最年長は、「打ったのはスライダー。何とか得点したい気持ちで思い切って振れました。同点にはなりましたが、この後が大事なので頑張ります」とコメントした。
◆巨人がサヨナラ勝ちで連敗を3で止めた。3―3の九回、代わった伊勢を攻めて好機をつかみ、途中出場の若林が適時二塁打を放って勝負を決めた。DeNAは九回に宮崎のソロで追い付く粘りを見せたが力尽き、連勝が3でストップ。
◆巨人は、若林楽人外野手(27)が同点に追いつかれた直後の九回裏、2死二塁から中越えのサヨナラ打を放ち連敗を「3」で止めた。チームは再びDeNAを抜き2位に浮上した。以下、若林のヒーローインタビュー。--お立ち台に立った気分は「最高でーす!!(と絶叫)」--どんな気持ちで打席にたった「新しい応援歌も聞こえて、ツーストライクと追い込まれて、なんとか粘るつもりでいたんですけど、外野越えてよかったです」--外野を越えたときの気持ちは「嫌な流れだったんですけど、あそこで決めきろうと思っていたので、よかったです」--今シーズンは左足のけがもあった「1回自分を見直して、また戻ってくることができました」--来週から9連戦が始まる「準備をしっかりして、また来週迎えたいと思います。ありがとうございました」
◆DeNAは宮崎が二回に先制弾。六回に1点を勝ち越すも、その裏に逆転を許す。九回に宮崎のこの日2本目の本塁打で同点としたが、その裏、5番手・伊勢が2安打を許しサヨナラ負けを喫した。チームの連勝も3でストップした。
◆DeNAの元守護神・三嶋一輝投手が八回に4番手で登板して1回無失点。昨年7月28日以来となる1軍の舞台を「緊張した」と振り返った。増田陸に出塁を許したが、続くキャベッジを併殺打、岸田を遊ゴロと相手クリーンアップを3人で片付けた。昨季はわずか7試合の登板に終わり、再起を誓う投手陣最年長の35歳は「いい場面で投げさせてもらえると思っていなくて粋に感じた。もっと僕らしく投げていきたい」と力を込めた。
◆巨人は3日、DeNA16回戦(東京ドーム)に4-3でサヨナラ勝ちし、連敗を3で止めた。途中出場の若林楽人外野手(27)が追い付かれた直後の九回、中越えへ適時二塁打を放った。左大腿二頭筋の筋損傷から7月下旬に復帰した韋駄天は、新たに制作された自身の応援歌が流れる中、〝ゴミ拾いパワー〟でチームを救った。運も実力のうちだ。3-3の九回2死二塁。守備固めで九回から出ていた若林が、伊勢の直球を中越えへ運ぶサヨナラ打。守護神マルティネスが登板2戦連続でセーブに失敗して漂った重い空気を吹っ飛ばした。「ここで決めないと駄目だと思って、集中してアドレナリンを全部出していきました。新しい応援歌も聞こえて、本当にうれしいです」春先は1、2番で起用され、西武からトレードで加入して2年目は飛躍を予感させたが、6月に左太ももを故障。敵地で中日と戦った前カードの7月29日に復帰して以降は途中出場が続き、本拠地では久々の打席だった。離脱期間に自身専用に作られた応援歌に応える一打は、開幕戦で放って以来のサヨナラ打となった。お立ち台では、夏休み企画で大分県から来場したジャイアンツファンの少年の質問を受けた。「どうしたらプロになれますか」の問いに「運」と即答。「しっかりと練習して、運を拾う、ゴミを拾う」と、一風変わった(?)助言を授けた。この日の練習中、若林は東京ドームの右翼の芝生に落ちていた小さなごみを手に取ってポケットへ。「それが当たり前と教わった。汚すぎるものは拾わないですけど」と、中学時代の指導者の教えを今でも守っているという。ドジャース・大谷翔平も続ける習慣が勝負強さの源。見えない力で、運も白星も拾った。チームは連敗を3で止め、1日でDeNAから2位の座を奪い返した。「全員が(若林に)助けられた」と阿部監督。復帰が迫ってきた岡本を待ちながら、ナイン一丸で戦う。(谷川直之)
◆2試合連続で「5番・捕手」で先発した巨人・岸田行倫が攻守に大活躍を見せた。1点を追う二回に左翼席へ同点の4号ソロ、六回も右中間を破る2点二塁打を放ち3打点。守っては2度、二盗を阻止した。2日は東京ドームで練習に参加した同学年の岡本と再会し「打撃をちょっと褒めてくれた。和真に言われると『いいんや』って自信になる」と笑顔を見せた。

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
59 | 37 | 2 | 0.615 (↓0.006) | M34 (↑1) |
45 | 333 (+1) | 218 (+8) | 61 (+1) | 80 (+4) |
0.244 (↓0.001) | 2.000 (↓0.07) |
2 (1↑) |
巨人 |
46 | 48 | 3 | 0.489 (↑0.005) | 12 (↑1) |
46 | 278 (+4) | 293 (+3) | 59 (+1) | 39 (-) |
0.242 (-) | 2.730 (-) |
3 (1↓) |
DeNA |
44 | 47 | 5 | 0.484 (↓0.005) | 12.5 (-) |
47 | 299 (+3) | 278 (+4) | 53 (+2) | 44 (+1) |
0.232 (-) | 2.700 (↓0.02) |
4 (-) |
中日 |
43 | 51 | 2 | 0.457 (↓0.005) | 15 (-) |
47 | 254 (+1) | 287 (+2) | 49 (+1) | 60 (-) |
0.226 (↓0.001) | 2.830 (↑0.01) |
5 (-) |
広島 |
41 | 50 | 5 | 0.451 (↑0.007) | 15.5 (↑1) |
47 | 282 (+2) | 303 (+1) | 44 (+1) | 47 (-) |
0.238 (↓0.001) | 2.880 (↑0.02) |
6 (-) |
ヤクルト |
33 | 53 | 5 | 0.384 (↑0.008) | 21 (↑1) |
52 | 255 (+8) | 359 (+1) | 47 (+2) | 43 (-) |
0.230 (↑0.003) | 3.530 (↑0.03) |
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