オリックス(★1対7☆)日本ハム =リーグ戦17回戦(2025.08.02)・京セラドーム大阪=
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日本ハム
20010101271211
ORIX
0010000001501
勝利投手:バーヘイゲン(3勝2敗0S)
敗戦投手:曽谷 龍平(8勝5敗0S)

本塁打
【日本ハム】郡司 裕也(6号・6回表ソロ)
【オリックス】杉本 裕太郎(10号・3回裏ソロ)

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◆日本ハムは2-1で迎えた4回表、野村の適時打で1点を追加する。その後6回には郡司のソロ、8回にはレイエスのこの日2本目となる適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・バーヘイゲンが5回1失点で今季3勝目。敗れたオリックスは、投打ともに振るわなかった。

◆オリックス来田涼斗外野手(22)が出場選手登録を抹消された。今季は5月3日に登録され、40試合に出場。打率2割4分5厘、2本塁打、5打点をマークしていた。7月1日と2日の西武戦(沖縄セルラー那覇)では2戦連発を含む5安打2打点と活躍したが、定着はならなかった。代わってエドワード・オリバレス外野手(29)が登録。今季新加入の助っ人は開幕1軍も、4月11日に登録抹消。ウエスタン・リーグでは7月30日広島戦(杉本商事BS)で左安打を放っていた。この日は「7番左翼」で出場する。

◆3連勝中のオリックスは勢いそのままにカード勝ち越しへ。スタメンが発表された。4月以来の1軍再昇格となったエドワード・オリバレス外野手(29)が「7番左翼」で出場。35歳誕生日の西野真弘内野手は今季初めて2番に入った。前日サヨナラ勝利を呼び込んだジョーダン・ディアス内野手(24)、杉本裕太郎外野手(34)、頓宮裕真捕手(28)がクリーンアップに座る。前日ベンチ外だった太田椋内野手(24)はベンチスタート。宗佑磨内野手(29)がスタメンを外れ、1番の広岡大志内野手(28)が三塁につく。先発は曽谷龍平投手(24)。前回先発予定だった7月27日ソフトバンク戦(みずほペイペイドーム)はコンディション不良のため登板回避。出場選手登録は抹消されず、調整を続けてきた。ここまでチームトップの8勝を挙げている左腕が、中12日でマウンドに上がる。

◆オリックス杉本裕太郎外野手(34)がチームトップの10号ソロを放った。2点を追う3回2死。日本ハム、バーヘイゲンの2球目、低めのカットボールを左中間4階席に運んだ。これで21年から5年連続2桁本塁打をマークした。「西野さんの誕生日に打つことができてよかったです。なんとか逆転して、勝てるようにがんばります」一時1点差に迫るアーチで、35歳の誕生日を迎えた西野真弘内野手を祝福した。

◆ドタバタ移動からのサヨナラ負けから一夜、日本ハムが連敗を2で止めた。初回1死二塁でフランミル・レイエス外野手(30)の右前適時打で先制。さらに1死一、三塁、郡司裕也捕手(27)の右犠飛で2点目を追加した。2-1の4回2死二塁では、野村佑希内野手(25)が、後半戦初タイムリーとなる左前適時打で、3点目を加えた。6回1死では、郡司が左越え6号ソロを放ち、点差を3点に広げた。投げては先発のドリュー・バーヘイゲン投手(34)が5回66球を投げ、4安打1失点で、今季3勝目を挙げた。7月31日ソフトバンク戦は試合中にエスコンフィールドのスプリンクラーが誤作動し、試合も1点差惜敗。前日1日のオリックス戦は、移動便が大幅に遅延し、急きょ大阪直行便から羽田乗り継ぎ便に替え、予定より3時間遅れで京セラドーム大阪入りした。アクシデント続きの上に、9回サヨナラ負けを喫したが、この日は大きなトラブル、アクシデントもなく勝利を手にした。

◆3位オリックスは連勝が3で止まった。先発の曽谷龍平投手(24)が5回6安打3失点。初回、1死一、二塁から日本ハムのレイエスに右前へ先制打。さらに郡司の右犠飛で2点目を献上した。打線はその裏。1番広岡大志内野手(28)が左中間へ二塁打、西野真弘内野手(35)の四球で無死一、二塁の好機をつくった。だが、後続が3者連続三振。2回も1死満塁で遊ゴロ併殺に終わった。0-2の3回、杉本裕太郎外野手(34)が左中間へチームトップの10号ソロ。5年連続2桁本塁打で一時1点差に迫った。6回に2番手で登板した山崎颯一郎投手(26)が1死から郡司にソロアーチを浴びて1-4。打線も追加点を奪えなかった。

◆ドタバタ移動からのサヨナラ負けから一夜、日本ハムが連敗を2で止めた。新庄剛志監督(53)は選手の疲労を考慮して、この日の練習開始時間を遅くした。通常より約30分遅い、正午からのスタート。指揮官は「いや、疲れてますよ。(ナイター翌日に、空路移動でのナイターの前に)あの、トラブルあって、今日デーゲームでしょ」と選手を気遣っての対応だった。その上で「今日もじっくり休んでもらって。(午後)7時半には消灯してもらって(笑い)。明日も行きます」と"速攻"での就寝を勧め、連勝を狙う。前日1日のオリックス戦は移動便が大幅に遅延し、急きょ大阪直行便から羽田乗り継ぎ便に替え、予定より3時間遅れで京セラドーム大阪入りした。アクシデント続きの上、9回サヨナラ負けを喫していた。

◆3位オリックスは連勝が3で止まり、首位ソフトバンクと7・5ゲーム差に広がった。コンディション不良により中12日で先発した曽谷は日本ハム打線に5回6安打3失点。6回から山崎、東松、高島とつなぐも、全員が失点した。岸田護監督は「なかなか止められなかったところはあったんですけど、またやってくれることを期待します」と奮起を促した。打線は序盤の好機を生かせなかった。初回は無死一、二塁からクリーンアップが3者連続空振り三振。2回も1死満塁で広岡が遊ゴロ併殺打に終わった。3回に杉本が放った10号ソロの1点のみ。指揮官も「惜しかった。よく打ってくれたんですけど、抑えられましたね」。4月以来の1軍再昇格となったオリバレスは1安打1盗塁。「出だしで1本打ってくれていい働きはしてくれた」と好要素もあった。2カード連続勝ち越しへ。3日は4年目の椋木に先発が託される。ノーノーまであと1球の快投だった、22年7月20日同戦以来の先発星を目指す。

◆3日ぶりに平和な1日になりました-。日本ハムが3試合ぶりの勝利を挙げた。7月31日ソフトバンク戦は試合中にエスコンフィールドのスプリンクラーが誤作動するトラブルもあり、試合は1点差の惜敗。前日1日のオリックス戦は移動便遅延が影響し、予定より3時間遅れで京セラドーム大阪入りした。アクシデント続きの上に、9回サヨナラ負けしたが、この日は大きなトラブルもなく、勝利を手にした。ドタバタ移動の末にサヨナラ負けを喫してから一夜明け、日本ハムが連敗を2で止めた。2点リードの9回に4失点逆転負けした前日とは違い、危なげない試合運びだった。初回に2点を先制すると、4回2死二塁では、野村の左前適時打で3点目。さらに6回1死では新庄監督が「あのホームラン、大きかったですよね」と振り返る、郡司の左越え6号ソロが生まれ、点差を3点に広げた。指揮官は前日の敗戦後に「もうちょっと点がほしかったね」と振り返ったが、この日は終盤に入っても打線が止まらなかった。8回1死三塁、レイエスの中前適時打で5点目を加えると、9回にも1死一、二塁から松本剛が左翼線へ2点適時二塁打。新庄監督は「松本くんもいいタイミングの取り方でヘッドの利いたバッティングが戻って来た。またさらに争いが激しくなって来る」。選手会長も2長打2打点とスイッチが入り、一気に突き放した。3日ぶりに、何事もなく勝利までたどりついた。7月31日ソフトバンク戦は試合中にエスコンフィールドのスプリンクラーが誤作動し、試合も1点差惜敗。前日1日のオリックス戦は、移動便が大幅に遅延し、急きょ大阪直行便から羽田乗り継ぎ便に替え、予定より3時間遅れで京セラドーム大阪入りした。アクシデント続きの上に、9回サヨナラ負け。新庄監督は、この日、選手の疲労を考慮し、練習開始時間を通常より約30分遅い正午スタートに変えた。「いやあ疲れてますよ。(ナイター翌日に空路移動でのナイター前に)あのトラブルで、今日デーゲームでしょ」と、選手を気遣っての対応だった。その上で「今日もじっくり休んでもらって。(午後)7時半には消灯してもらって(笑い)。明日も行きます」。"速攻就寝"でさらにエネルギーを蓄え、後半戦3カード目で初勝ち越しを狙う。【永野高輔】

◆3位オリックスは連勝が3で止まり、首位ソフトバンクと7・5ゲーム差に広がった。コンディション不良により中12日で先発した曽谷龍平投手(24)は日本ハム打線に5回6安打3失点。6回から山崎颯一郎投手(27)、東松快征投手(20)、高島泰都投手(25)とつなぐも、全員が失点した。岸田護監督(44)は「なかなか止められなかったところはあったんですけど、またやってくれることを期待します」と奮起を促した。打線は序盤の好機を生かせなかった。初回は無死一、二塁からクリーンアップが3者連続空振り三振。2回も1死満塁で遊ゴロ併殺に終わった。3回に杉本裕太郎外野手(34)が放った10号ソロの1点のみ。指揮官も「惜しかった。よく打ってくれたんですけど抑えられましたね」と語った。2カード連続の勝ち越しへ。3日は4年目の椋木蓮投手(25)に先発が託される。1軍登板は中継ぎだった5月4日楽天戦(楽天モバイルパーク)以来。ファームで調整を続けてきた。先発での白星ならノーノーまであと1球の快投だった、22年7月20日日本ハム戦(京セラドーム大阪)以来。「何が何でもいい結果を残して勝ちたい」と意気込んだ。

◆日本ハム先発のドリュー・バーヘイゲン投手(34)が5回4安打1失点で、今季3勝目を挙げた。1、2、5回と3度得点圏に走者を背負うも、要所を締め、3回に杉本に浴びたソロの1失点でしのいだ。「課題としていたいろいろな球種を使うことはできたと思います。ストレートが思うように走っていない中で、うまくリードしてくれた郡司に感謝したい」と振り返った。

◆ドタバタ移動からのサヨナラ負けから一夜、日本ハムが連敗を2で止めた。

◆ひとりでドタバタしちゃいました。日本ハム郡司裕也捕手(27)が2戦連続捕手でフル出場。無死一、二塁の初回、1死満塁の2回のピンチを無失点で切り抜けると、5回に失策を犯した直後の6回には6号ソロを放ち、2安打2打点。終わってみればチームの3戦ぶり勝利に貢献した。1日は移動便の遅延に巻き込まれてのサヨナラ負けだったが、この日は"個人的な"ドタバタも、しっかり勝利を引き寄せた。"ねぶそく郡司"が、大事な場面でかっ飛ばした。2点リードの6回1死、オリックス曽谷の初球、高めに浮いた直球をジャストミート。打球はぐんぐん伸び、左翼スタンドに吸い込まれた。「僕自身が1番楽になったというか。チームを楽にした1本だったと思います」。試合の流れを引き寄せる貴重な1発になった。直前の守備で"どたばた郡司"を演じた。5回先頭の若月の打球が一塁線に転がった。「ファウルになる前に手でつかんでやろうと思ったら(うまく)つかめなくて」と、一度ファンブルし、一塁へ悪送球。「ちょっと焦っちゃった」。それでもバーヘイゲンの好投で失点にはつながらず、直後の打席で「ホームラン打ってプラマイゼロ」と取り返した。飛行機の遅延でドタバタ移動となった前日は、2点リードの9回1死二、三塁で、頓宮に逆転サヨナラ3ランを浴びた。「昨日のサヨナラ負けが悔しくて、頓宮さんの3ランが夢にも出てくるぐらい。昨夜はなかなか寝付けなくて、夜中にホームラン打たれて目覚めたんですけど、朝起きたら切り替えてできました。やり返せたので、良かったです」。悪夢にうなされたが、しっかりリベンジを果たした。この日は5投手をリードして1失点。「キャッチャーはたまにしかやらない。投手のみなさんが僕を引っ張ってくれているので、感謝したい」と謙虚に話したが、捕手を務める際には、脳疲労を避けるためイニング間にラムネを食べることを取り入れている。「若月さんが食べてるという記事を見て。糖分なので頭の回転を緩めないように。ホームランの前も食べてました」。若月にドタバタさせられたが、お返しの"ホームラムネ"で、おいしく勝利をいただいた。【永野高輔】

◆日本ハム野村佑希内野手(25)が7月16日西武戦以来、出場7試合ぶりの打点を挙げた。4回2死二塁でオリックス曽谷から左前適時打。「浮いた変化球をしっかり捉えることができた。ファウルにせずに捉えることが課題だったのでよかった」。2回の内野安打、9回の左前打と合わせて5月6日オリックス戦以来、今季4度目の猛打賞。新庄監督は「乗ってきてほしいですね」と期待した。

◆日本ハムが12安打7得点で快勝し、3連敗を阻止した。打線は一回、レイエス外野手の適時打と郡司裕也捕手の犠飛で2点を先制。2―1の四回は野村佑希内野手の適時打、六回は郡司の6号ソロを放った。さらに終盤八回はレイエスが適時打、九回は松本剛外野手が2点適時打を放ちとどめを刺した。先発のバーヘイゲン投手は5回1失点で3勝目(2敗)を挙げた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
ソフトバンク
57354 0.620
(↑0.005)
-
(-)
47361
(+5)
261
(+2)
62
(+2)
75
(+1)
0.247
(↑0.001)
2.430
(-)
2
(-)
日本ハム
57372 0.606
(↑0.004)
1
(-)
47361
(+7)
255
(+1)
89
(+1)
49
(-)
0.246
(↑0.001
2.320
(↑0.02)
3
(-)
ORIX
49423 0.538
(↓0.006)
7.5
(↓1)
49334
(+1)
346
(+7)
62
(+1)
43
(+1)
0.257
(↓0.001)
3.410
(↓0.03)
4
(-)
楽天
44482 0.478
(↓0.006)
13
(↓1)
49271
(+2)
314
(+5)
40
(-)
89
(-)
0.244
(↓0.001)
3.140
(↓0.02)
5
(-)
西武
44492 0.473
(-)
13.5
(↓0.5)
48252
(+5)
275
(+5)
43
(+2)
61
(+1)
0.231
(↑0.001)
2.700
(↓0.01)
6
(-)
ロッテ
35553 0.389
(-)
21
(↓0.5)
50275
(+5)
366
(+5)
46
(+1)
39
(-)
0.231
(-)
3.650
(↑0.04)