1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 3 | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 11 | 1 | 0 |
阪神 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 6 | 1 | 0 |
勝利投手:森 翔平(5勝3敗0S) (セーブ:森浦 大輔(2勝2敗1S)) 敗戦投手:伊原 陵人(5勝4敗0S) |

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◆広島が連敗を7で止めた。広島は初回、末包とモンテロの適時打で3点を先制する。その後4-3となって迎えた5回表には、2死一三塁から森が2点適時二塁打を放ち、リードを広げた。投げては、先発・森が5回3失点で今季5勝目。敗れた阪神は、先発・伊原が試合をつくれなかった。
◆阪神はこの試合を最後に甲子園を離れる。高校野球に球場を明け渡すため。本拠地で次に試合をするのは8月29日の巨人戦だ。今年の「ロード」は8カード23試合が組まれた。チーム本隊のホテル泊は21泊ほどになる。京セラドーム大阪ができてからは、関西に戻って来られるようになったため「死のロード」は死語になった。主催試合は例年通り、京セラドーム大阪で2カード6試合。NPBは日程編成の際に、3カード連続のビジターは極力避けている。遠征2カード(神宮、名古屋)→京セラ→遠征2カード(広島、東京ドーム)→京セラ→遠征2カード(神宮、横浜)という流れもほぼ毎年同じだ。広島→東京→大阪→東京と続く中盤の移動は厳しい。一方で、涼しいドーム球場で11試合戦えることが、プラスに作用するかもしれない。昨年は9勝13敗1分け(中止1)で2年ぶりに負け越した。優勝した23年は10連勝と6連勝があり、18勝5敗と一気にライバルを突き放した。ぶっちぎりの首位でロードに突入する今年はどうか。
◆3冠王を狙える位置にいる阪神佐藤輝明内野手(26)が、7月ラストゲームを猛打で飾れるか。7月はここまで月間最多の6本塁打を放っており、3度目の月間MVPに手が届く位置にいる。打率ではヤクルト赤羽由紘内野手(25)が3割6分4厘とトップを走っているが、6本塁打、15打点、打率3割8厘(30日現在)の佐藤輝にもチャンスは十分。過去には新人だった21年5月と23年9・10月の2度受賞している。阪神勢では前日30日まで5試合連続打点を挙げている大山悠輔内野手(30)も候補。打率3割5分1厘、1本塁打、18打点(30日現在)。最終戦の結果によっては初受賞の可能性が高まる。投手では才木浩人(26)が3勝1敗、防御率1・08で有力候補。中継ぎで12試合無失点の石井大智(28)もチャンス。ともに受賞経験はない。
◆阪神木浪聖也内野手(31)が、1軍に合流した。「一生懸命やるだけなので。頑張ります」と力を込めた。今季は開幕戦でスタメン出場するも、1軍では50試合に出場し、打率1割9分3厘。6月20日に出場選手登録を抹消されていた。2軍降格後はファーム公式戦で23試合に出場し、打率2割4分4厘。前日30日のウエスタン・リーグ中日戦では、左中間への適時二塁打を放っていた。
◆阪神ラファエル・ドリス投手(37)、木浪聖也内野手(31)が出場選手登録された。ドリスは2日に選手契約の締結が発表され、6年ぶりに球団復帰。27日のウエスタン・リーグ広島戦で入団後初の実戦登板に臨み、1回無失点で最速は151キロを計測していた。前日30日も同中日戦に登板。1回を3者凡退に抑えていた。木浪は今季、開幕戦でスタメン出場するも、1軍50試合に出場し、打率1割9分3厘。6月20日に出場選手登録を抹消されていた。2軍降格後はファーム公式戦で23試合に出場し、打率2割4分4厘。前日30日のウエスタン・リーグ中日戦では、左中間への適時二塁打を放っていた。代わって糸原健斗内野手(32)が、今季初めて出場選手登録を抹消された。開幕1軍で主に代打として48試合に出場し、打率1割7分9厘。出場14試合連続で無安打となっていた。シーズン途中での抹消は23年5月29日以来、約2年ぶりとなった。
◆阪神栄枝裕貴捕手(27)が約4カ月ぶりのスタメン出場する。「7番捕手」で4月3日DeNA戦(京セラドーム大阪)以来の先発。途中出場でマスクを被った、6月14日楽天戦以来の試合出場となる。また「6番左翼」では中川勇斗捕手(21)。「8番遊撃」では熊谷敬宥内野手(29)が先発出場する。
◆広島東洋カープは被爆80年を迎える8月6日、原爆の日に合わせて広島復興の歴史と追悼・平和のメッセージを発信することを目的に、マツダスタジアムにて「8・6プロジェクションマッピング」と「ピースライン2025」を実施する。平和の象徴である「ハト」をモチーフにしたプロジェクションマッピングと、原爆ドームと同じ高さ25mにあたる内野2階席上段にライトによるピースラインを投影し、被爆地広島から平和への願いを発信する。実施は午後7時~9時。当日の一般入場はなし。ただし、球場横を通過する新幹線から見ることができる。
◆連敗脱出を目指す広島はこの日も打線を大幅に組み替えた。「1番中堅」は2戦連続で秋山翔吾外野手(37)だが、「2番左翼」にサンドロ・ファビアン外野手(27)を起用。ファビアンは6月28日中日戦(バンテリンドーム)以来となる2番での出場となった。また、「4番右翼」で末包昇大外野手(29)が名前を連ねた。末包の4番での出場は6月6日西武戦(マツダスタジアム)以来となる。先発は森翔平投手(27)が務める。今季ここまで14試合に登板し、4勝3敗、防御率2・96。首位阪神を相手にチームの連敗を止め、6月8日西武戦(マツダスタジアム)以来となる勝ち星を狙う。
◆阪神伊原陵人投手(24)が痛い悪送球から8試合ぶりの先制点を献上した。初回、先頭秋山に四球を与えて無死一塁。2番ファビアンの打球は痛烈な投ゴロとなったが、二塁ベースに入るの内野手のタイミングが若干合わなかった。伊原の送球はたたきつける形となり、アウトを取れずオールセーフとなった。その後無死満塁となり、4番末包の中前適時打で2点を献上。6番モンテロにも中前適時打を許し、この回一挙3失点を喫した。チームが先制点を与えたのは16日中日戦(甲子園)以来、8試合ぶり。今回の広島3連戦はここまで2戦連続完封勝ちを収めており、初失点となった。
◆広島が苦しんできた「満塁の呪縛」がやっと解けた。初回無死満塁、末包昇大外野手(29)が先制の中前2点適時打を放った。6月6日西武戦(マツダスタジアム)以来となる「4番」で出場した末包が価値ある一打を放った。29日の同カードでは2度、満塁のチャンスを作りながら無得点に終わった。30日も2回に満塁としながら無得点。あと1本がでないもどかしい状況が続いていたが、この日は初回の満塁機で得点を奪った。さらに1死一、二塁とした後、6番に入ったエレフリス・モンテロ内野手(26)も中前適時打を放ち、初回に3点を奪った。「今日もカープは勝ち、勝ち、勝ち、勝ち~」。カープの応援といえば、得点した際に流す「宮島さん」が有名。前日まで2戦連続0封負けのため響かなかった。しかし、この日は初回から左翼スタンドのカープファンが熱唱した。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)がすかさず反撃のノロシを上げた。初回に3点を先制される劣勢でスタート。だがその裏、近本光司外野手(30)の四球から作った2死三塁のチャンスで、森翔平投手(27)の甘いカットボールを左中間二塁打とし、1点を返した。前日30日にマジック39が初点灯。4連勝中の失点はわずか1と、投手陣の踏ん張りが目立っている。5連勝のためには野手陣の活躍が必要になる。
◆阪神近本光司外野手(30)が敵チームも惑う好走塁を見せた。初回先頭で四球で出塁。続く中野拓夢内野手(29)の二塁前に打球を転がした。近本は、打球を処理した菊池涼介内野手(35)のタッチをかわして二塁に到達。併殺を回避した。広島サイドは走路から3フィートを超えて逃げた「ラインアウト」では、と球審にリクエストを求めたが、ラインアウトはリクエスト対象外のため、受け入れられなかった。近本は佐藤輝明内野手(26)の二塁打で生還した。
◆阪神のアクロバティックな好守備に場内が沸いた。4回1死満塁。サンドロ・ファビアン外野手(27)の三遊間への痛烈なグラウンダーを、遊撃の熊谷敬宥内野手(29)がダイビングで捕球。すぐさま倒れ込みながら二塁に送球した。少し送球がそれたが、ベースカバーの中野拓夢内野手(29)も体を目いっぱいに伸ばしてつかみ、フォースアウトにした。広島は中野の足がベースを離れたと見てリクエストしたが、判定は変わらなかった。1点は失ったが、大きな1アウトとなった。
◆この試合を最後に4週間、甲子園を離れる阪神を「甲子園の魔物」が強力にアシストした。1-3の3回。1死一塁から中野拓夢内野手(29)が左翼に高々と飛球を打ち上げた。平凡な左飛かと思われたが、この日の甲子園は台風の影響もあってか右から左へ普段より強い風が吹いていた。打球はぐんぐんと伸びて、左翼のサンドロ・ファビアン外野手(27)がポール際で何とか落下点に入ったが、つかめなかった。記録は二塁打となった。1死二、三塁チャンス拡大し、森下翔太外野手(24)の中犠飛で1点差とした。高校野球の甲子園大会は8月5日に開幕する。
◆阪神ニック・ネルソン投手(29)が投手相手に痛恨の適時打を浴びた。1点ビハインドの5回、先発伊原の後を受けて登板。捕手も栄枝から梅野に代わり、バッテリーごとの入れ替えとなった。モンテロ、矢野に安打を浴びて2死一、三塁。9番森に広島ベンチは代打を送まず、打席に立たせた。しかし1ストライクから152キロ速球を捉えられると左中間へ。中堅近本の頭を越える走者一掃の適時二塁打。再び3点差に広げられた。ネルソンが1試合で2失点以上を喫したのは来日初となった。>
◆阪神大山悠輔内野手(30)の全力疾走が大きくチャンスを広げた。2-4の4回先頭。中堅やや右中間寄りに痛烈なライナー性の打球を放った。秋山翔吾外野手(37)が追いついたが、グラブに当てて落球した。大山は打った瞬間から1度も緩めずに走り続けており、素早い返球だったにもかかわらず、余裕で二塁に到達した。記録は失策だったが、大山は熊谷敬宥内野手(29)の右前打で生還した。SNSでは「大山さんの全力疾走、素晴らしい」「いい当たりでいい走塁。ヒットにしてあげて」と絶賛の声が上がった。
◆阪神は5回からバッテリーごと交代した。先発の伊原陵人投手(24)は4回4失点で降板した。4月3日以来の先発マスクだった栄枝裕貴捕手(27)も交代。梅野隆太郎捕手(34)がそのまま7番の打順に入った。栄枝は4月3日のDeNA戦(甲子園)でジョン・デュプランティエ投手(31)と組んで6回1失点の好投を引き出したが、試合には敗れた。同10日には再び同投手と組み、3回2死まで無失点だったが、雨が強まってノーゲーム。記録としては残らなかった。その後は先発マスクの機会はなかった。>
◆阪神伊原陵人投手(24)が先発としては自身最短となる4回降板となった。捕手栄枝との初バッテリー。初回から自身の悪送球などで無死満塁を招き、4番末包の2点先制中前打、6番モンテロの中前適時打でいきなり3点を失った。味方の援護で1点ビハインドとなった4回も、犠打野選などで1死満塁。遊ゴロの間に1点を追加された。計76球を投げ、4回5安打4失点(自責点3)。珍しい序盤での交代となった一方、防御率はいまだ1・84と好水準を保っている。
◆広島先発の森翔平投手(27)がプロ初のタイムリーを放った。4-3の1点リードで迎えた5回だ。2死一、三塁の場面、阪神2番手ニック・ネルソン投手(29)の152キロストレートをとらえ、左中間に2点適時二塁打を放った。安打は今季4本目。プロ通算7本目。打点は23年8月2日DeNA戦(マツダスタジアム)で遊ゴロの間に1点を挙げたことがあるが、タイムリーはプロ初めてとなった。森は今季ここまで14試合に登板し、4勝3敗、防御率2・96。15試合目のこの日は6月8日西武戦(マツダスタジアム)以来となる勝ち星を目指し、首位独走の阪神打線相手に5回まで3失点と粘投した。
◆阪神中野拓夢内野手(29)が、新人の21年から5年連続となる100安打に到達した。3回に1死一塁から左二塁打。5回は、投手のグラブ強襲の内野安打を放った。7月13日ヤクルト戦以来10試合ぶりで、後半戦初となるマルチ安打をマークした。阪神では、近本光司外野手(30)、20年ドラフトで中野と同期の佐藤輝明内野手(26)が、すでに今季100安打を突破している。阪神中野が2安打を放ち、今季通算100安打とし、新人から5年連続3桁安打とした。中野は20年ドラフトで入団し佐藤輝と同期。佐藤輝は今季すでに100安打をクリアしており、新人の21年から2人そろって5年連続3桁安打となった。2人は23年にプロ野球初の「同一球団でプロ1年目からそろって3年連続100安打以上」という記録を達成しており、その記録を伸ばした。
◆阪神ラファエル・ドリス投手(37)が阪神復帰後、初登板を果たした。3点ビハインドの9回に登板。ブルペンカーで向かう最中、球場中からドリスコールが沸き起こった。先頭の3番小園は空振り三振に仕留めて1アウト。続く末包に四球を与えたが、5番坂倉を一ゴロ、6番モンテロを遊ゴロで1回無安打無失点に封じ込めた。19年までチームに在籍し、6年ぶりの球団復帰となった助っ人右腕。この日1軍登録され、即登板となった。1軍での登板は、19年10月11日のCSファイナルステージ巨人戦以来、2120日ぶり。レギュラーシーズン公式戦では同年9月29日中日戦以来、2132日ぶりとなった。
◆広島が阪神戦連敗を10で止めた。初回、無死満塁のチャンスを作り、末包昇大外野手(29)が先制の中前2点タイムリーを放った。6月6日西武戦(マツダスタジアム)以来となる「4番」で、きっちり役目を果たした。さらに1死一、二塁とした後、6番に入ったエレフリス・モンテロ内野手(26)も中前適時打を放ち、初回に3点を奪った。先発森翔平投手(27)は走者を許しながらも粘った。バットでも貢献。4-3で迎えた5回には、2死一、三塁から左中間に2点適時二塁打。プロ初タイムリーで貴重な追加点を奪った。森は5回5安打3三振3失点(自責2)で降板。6月8日西武戦(マツダスタジアム)以来となる今季5勝目をマークした。7月は2度の7連敗を記録したものの、接戦を制して連敗脱出に成功した。
◆阪神の連勝が4で止まった。巨人が勝ったため、前日点灯させたマジック39を減らすことはできなかった。栄枝裕貴捕手(27)を4月3日DeNA戦(京セラドーム大阪)以来、約4カ月ぶりに「7番捕手」でスタメン起用。先発伊原陵人投手(24)とバッテリーを組ませたが裏目に出た。初回先頭秋山に四球、続くファビアンを一ゴロに打ち取ったが、伊原が二塁へ悪送球し、ピンチが拡大。小園の右前打で無死満塁にすると、末包に先制中前打を許するなど3点を献上した。伊原は4回4失点でプロ入り先発最短で降板。同時にバッテリーも梅野隆太郎捕手(34)に交代した。2番手ニック・ネルソン投手(29)も投手の森に2点適時二塁打を許すなど、広島の攻撃を止められなかった。打線は広島先発森から3点を奪ったが攻略できず。中野拓夢内野手(29)が3回に無死一塁から左二塁打。5回は投手のグラブ強襲の内野安打を放ち、10試合ぶりのマルチ安打で、新人の21年から5年連続100安打を達成させた。四国IL高知から移籍したラファエル・ドリス投手(37)が3点を追う9回に5番手で6年ぶりに古巣復帰登板した。19年10月11日のCSファイナルステージ巨人戦以来2120日ぶり、レギュラーシーズン公式戦では同年9月29日中日戦以来、2132日ぶり。1回無安打無失点で終えた。
◆阪神の優勝マジックが、一夜にして消えた。阪神はこの日の広島戦に敗れ、中日が巨人に延長戦の末、サヨナラ勝ち。この結果、阪神が中日戦の残り13戦に全敗し、それ以外に全勝すると92勝49敗2分けの勝率6割5分3厘。中日が残り試合を全勝すると92勝49敗2分けで阪神と並ぶ。この場合、中日は阪神戦に勝ち越しており、中日が上位となるため自力優勝が復活。阪神の優勝マジックが消滅した。阪神●、中日○の結果、中日の自力Vが復活し、阪神の優勝マジックが消滅した。昨年のソフトバンクが7月30日にM42が点灯し、同31日に消滅しているが、阪神がM点灯翌日に消滅は2リーグ制後初めてだ。阪神は今日にもM再点灯の可能性があり、M再点灯の条件は阪神○のケースは中日△か●、阪神△の場合は中日●。阪神○のケースは巨人の結果次第で37か36、△の時は37が出る。
◆広島が連敗を7でストップ。阪神戦連敗も10で止めた。初回、無死満塁から、末包昇大外野手(29)が先制の中前2点タイムリーを放った。さらに1死一、二塁とした後、6番に入ったエレフリス・モンテロ内野手(26)も中前適時打を放ち、初回に3点を奪った。先発森翔平投手(27)は走者を許しながらも粘った。バットでも貢献。4-3で迎えた5回には、2死一、三塁から左中間に2点適時二塁打。プロ初タイムリーで貴重な追加点を奪った。森は5回5安打3三振3失点(自責2)で降板。6月8日西武戦(マツダスタジアム)以来となる今季5勝目をマークした。7月は2度の7連敗を記録したものの、接戦を制して連敗脱出に成功した。
◆阪神熊谷敬宥内野手(29)が2試合連続打点をたたき出した。2点を追う4回2死三塁の第2打席。2夜連続粘りの打撃で食らいついた。広島先発の森に4球で2ボール2ストライクと不利なカウントに追い込まれたが、ファウルで粘り、10球目の146キロ速球を捉えて一、二塁間を破った。三塁走者の大山をホームにかえし、3-4と1点差に迫った。前日7月30日の広島戦(甲子園)の8回2死満塁でも広島松本に9球投げさせ、粘った末に中前への適時打にした。2試合連続打点に加え、遊撃守備でも4回1死満塁でファビアンの三遊間への痛烈なグラウンダーをダイビングで捕球。倒れ込みながらもすぐさま二塁に送球し、ピンチ拡大を防いだ。打って守って、さらに粘り強さで存在感を発揮。「またチャンスで打てるように、チャンスメークできるようにしっかりやっていきたいなと思います」と起用に応えていく。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)が第1打席から適時打を放った。3点を失った直後の初回2死三塁。先発森の138キロカットボールを捉え、逆方向左中間への適時二塁打となった。これで7月は計22試合で月間打率3割5厘。6本塁打、16打点を放ち、打線をけん引した。「1打席目に打てたのはよかった。今日負けたからといってどうこうはないですけど、また来月も頑張りたいですね」と真夏の戦いに向かう。▽阪神森下(2点を追う3回1死二、三塁に中堅後方への犠飛)「抜けて欲しかったですけど、仕方ないですね」
◆阪神の優勝マジックが、一夜にして消えた。阪神はこの日の広島戦に敗れ、中日が巨人に延長戦の末、サヨナラ勝ち。阪神●、中日○の結果、中日の自力Vが復活し、阪神の優勝マジックが消滅した。昨年のソフトバンクが7月30日にM42が点灯し、同31日に消滅しているが、阪神がM点灯翌日に消滅は2リーグ制後初めてだ。阪神は8月1日にもM再点灯の可能性があり、M再点灯の条件は阪神○のケースは中日△か●、阪神△の場合は中日●。阪神○のケースは巨人の結果次第で37か36、△の時は37が出る。
◆阪神木浪聖也内野手(31)が1軍昇格即出場を果たした。7回に代打で出場。三ゴロに倒れたが、球場からは大きな声援が送られた。6月20日に出場選手登録を抹消され、2軍では打率2割4分4厘をマーク。この日から1軍に合流し「一生懸命やるだけなので。頑張ります」と力を込めて試合に臨んでいた。また、糸原健斗内野手(32)がこの日に出場選手登録を抹消。ファームに合流し「がむしゃらに必死こいて頑張るだけなので」と決意を誓っていた。
◆広島が後半戦初勝利を挙げ、阪神戦の連敗を10で止めた。初回無死満塁から、末包が先制の中前2点適時打。6月6日西武戦(マツダスタジアム)以来の「4番」が勢いを付けると、この回、モンテロも中前適時打を放った。4-3の5回には先発森がプロ初タイムリー。打線は5試合ぶりの2ケタ11安打で6点を奪い、阪神を振り切った。7月は4勝16敗3分け、7連敗を2度記録するなど苦しい月となったが、新井監督は「森は粘り強く投げていた。熱投だったと思います。これを機に、どんどんあげていきたい」とリスタートを誓った。▽広島森浦(プロ初セーブ)「とりあえず打者を抑えることに集中できた。1試合1試合、変わらず、自分たちはやっていこうと思っている。それでチームの結果も付いてきたらいいなと思ってます」
◆阪神伊原陵人投手(24)が先発としては自身最短の4回で降板した。初回から自身の悪送球などで無死満塁を招き、末包の2点先制中前打、モンテロの中前適時打でいきなり3失点。4回にも1点を失い、4回5安打4失点(自責点3)で今季4敗目を喫した。「自分でエラーもしてしまい、なかなかリズムに乗れないなかで一工夫することができませんでした。早い回で交代となってしまい、中継ぎのみなさんにも申し訳ないです」と振り返った。▽阪神木下(3番手で2回無失点)「2イニング目はあんな感じ(ピンチ)でしたけど、自分の球をしっかり投げられました」▽阪神ネルソン(1点差の5回に登板。投手の森に痛恨の2点適時打を許す)「もっといいところに投げないといけなかった」
◆4月3日以来の先発マスクだった阪神栄枝裕貴捕手(27)には厳しい1日になった。初回3失点など流れをつかめず、4回までに4失点。打席でも右飛、好機で空振り三振といいところがなかった。5回から伊原とバッテリーごと交代させられた。「伊原を引っ張れず申し訳ない。初回から四球や(伊原の)失策でちょっと流れが...という中で、僕じゃなかったら抑えられたかもしれない」と厳しい表情だった。
◆阪神中野拓夢内野手(29)が、俊足を生かし、球団史上5人目となる、新人年から5年連続の100安打をマークした。5回1死。正面に打ち返した。打球は投手を強襲し、マウンドの後方へ。すぐに送球されたが、ボールが届く前に一塁ベース上を駆け抜けた。3回は長打で反撃の流れをつくった。1死一塁から、外角高め129キロスライダーを左翼へ。高く上がった打球は風で流れた。左翼を守るファビアンが捕球できず、フェンス際の左翼線付近にポトリ。二、三塁とし、続く森下の犠飛で一時1点差まで迫った。「つなぐ打撃が最近できていない。自分がつなげば得点も増えるので、しっかり頑張りたい」。虎の2番打者が、10試合ぶりで後半戦初のマルチ安打。10日ぶりに敗れたチームの明るい材料だ。今季、阪神では近本、佐藤輝がすでに100安打を突破している。20年ドラフト同期の佐藤輝と2人そろって、5年連続のシーズン100安打到達。23年にプロ野球史上初の「新人年から3年連続3桁安打の同一球団コンビ」となっており、もちろん5年連続も初だ。支配下指名の8人中7人が現在1軍にいる"黄金ドラフト"。その中の、ルーキーイヤーから猛虎打線を支え続ける2人が、歴史を塗り替え続けている。今季95試合目での100安打。昨季よりも18試合早く到達した。選手会長2年目の中野。昨年は打率2割3分2厘と苦しみ、球団初のリーグ連覇を逃したが、今年はリーグ3位の2割8分7厘で、チームも首位を走る。それでも本人は「勝てる打撃をするだけ」と個人の数字は意識しない。まとめる立場の男にとって、勝利が最優先だ。チームは1日ヤクルト戦(神宮)から23試合、本拠地甲子園を離れる。「ロードだからと意識せず、1試合1試合やるべきことをやれば、おのずといい方向にいく。チーム一丸となって頑張りたい」。2年ぶりのリーグ優勝へ、選手会長が躍動を続ける。【塚本光】阪神中野が2安打を放ち、今季通算100安打とし、新人から5年連続3桁安打とした。中野は20年ドラフトで入団し佐藤輝と同期。佐藤輝は今季すでに100安打をクリアしており、新人の21年から2人そろって5年連続3桁安打となった。2人は23年にプロ野球初の「同一球団でプロ1年目からそろって3年連続100安打以上」という記録を達成しており、その記録を伸ばした。
◆ついても消えても采配ブレず!6年ぶりに虎に復帰した阪神ラファエル・ドリス投手(37)が甲子園の1軍マウンドに帰ってきた。3点を追う9回に5番手で登板して1回を無失点に抑えた。藤川球児監督(45)は栄枝、中川らフレッシュなメンバーを起用。さらに再加入のドリスも1軍のマウンドに送った。優勝マジックは一夜で消滅したが、現有戦力をフル活用する球児流采配は変わらず。さあ、真夏のロードへ。球児虎がマジック再点灯からカウントダウンを加速させる。後半戦無敗の連勝は4で止まった。中日が巨人に勝ったことで、前日点灯させたばかりのマジック「39」は1日で消滅。それでも藤川阪神は、敗戦の中で2年ぶりのV奪回への収穫を手に入れた。6年ぶりに阪神に復帰したドリスが3点を追う9回に5番手で初登板。19年10月11日のCSファイナルステージ巨人戦以来2120日ぶり。慣れ親しんだ甲子園のマウンドにコールされ、懐かしい登場曲が流れると、ビハインドの試合も忘れさせる大歓声が湧き上がった。先頭小園にはこの日最速の150キロの直球を交え追い込むと、最後は138キロのフォークで空振りの三振。1死一塁から坂倉には磨いてきたというスライダーでカウントを稼いで一ゴロに料理し、最後はモンテロを遊ゴロで締めた。「グラウンドに立った瞬間もたくさんの声援があって、すごく興奮した状態でうれしかった」。9キロ減量して古巣復帰を果たしたカリビアンはうれしそうに話した。「戦う気持ちがある選手はどんな環境でもやれる。また頑張って欲しい」。藤川監督は、現役時代にブルペンを支えた僚友の復帰登板を称賛した。5試合ぶりにスタメン起用した中川は、4打数無安打。それでも指揮官はドリス同様に目を細めた。「中川も最後まで出てバックホームのチャージもしっかりしているし、戦おうとしているのは、自分にとってチームにとって重要でそれが鉄則だと思ってやっていますから」。2日連続粘りの打席を披露した熊谷も含め、アピールする戦士たちを褒めた。68試合先発出場の坂本に代え、栄枝を約4カ月ぶりに7番捕手でスタメン起用も、先発伊原の4回4失点降板と同時にベンチへ。2番手2失点のネルソンとともに厳しい言葉を並べた。「このグラウンドが勝負だというところを突きつめていかなければいけない。歯がゆかった」。すべてはその時に向けての布石。「チーム全体としていい教訓にして、また明日から戦っていく」。甲子園に帰ってきた頃には...。歓喜の瞬間へ向け、1日から甲子園を約1カ月間離れるロードに出る。【伊東大介】
◆阪神の連勝が4で止まり、マジック39が1日で消滅した。栄枝裕貴捕手(27)を4月3日DeNA戦(京セラドーム大阪)以来、約4カ月ぶりに「7番捕手」でスタメン起用し、先発伊原陵人投手(24)とバッテリーを組ませたが裏目。4回4失点でバッテリーごと交代させた。3点を追う9回には6年ぶりに虎に復帰した阪神ラファエル・ドリス投手(37)が甲子園の1軍マウンドへ。1回を無失点で復帰登板を終えた。
◆阪神・木浪聖也内野手(31)が試合前練習に合流した。今季は打率・193、0本塁打12打点と苦しみ、6月20日に登録を抹消。ファームでは23試合の出場で打率・244。30日の中日戦(バンテリン)では左中間へ二塁打を放っていた。約1カ月ぶりの1軍に、「一生懸命やるだけなんで、頑張ります」と意気込んだ。
◆22日に阪神と契約したラファエル・ドリス投手(37)が甲子園での試合前練習に合流した。23日の2軍全体練習からチームに合流。30日のウエスタン・中日戦(バンテリン)では1回を無安打無失点に抑えるなど、ファームでは2試合の登板を経て1軍合流となった。
◆阪神の木浪聖也内野手(30)と、22日に契約を結んだばかりのラファエル・ドリス投手(37)が出場選手登録された。木浪は6月20日に抹消されて以来の1軍。ファームでは打率・244だった。ドリスは23日に合流し、ファームで2試合の登板を経て昇格。2019年以来6年ぶりの登板へ、「目指すところに戻れたのはうれしいし、興奮している」と気持ちを込めた。代わってこの日からSGLに合流した糸原健斗内野手(32)が抹消。打率・179で今季初の降格となり、「がむしゃらに必死こいて頑張るだけ」と最短での再昇格を目指す。
◆8月1日のヤクルト戦(神宮)に先発する阪神・伊藤将司投手(29)は試合前練習に参加し、キャッチボールなどで調整した。今季はここまで6試合に先発して負けなしの4勝、防御率1.03。安定感抜群の左腕が後半戦初登板に臨む。「前半戦と同じように投げられたらいいなと思います。狭い球場なので、いつも通り丁寧に投げていきたい」ヤクルトは7月29日のDeNA戦(横浜)で復帰した村上宗隆内野手(25)が初打席で1号ソロを放った。「村上が帰ってきて、また打線の雰囲気も違うと思うので、自分も気を引き締めて投げたい」と意気込んだ。
◆30日にマジック「39」を点灯させた阪神は伊原陵人投手(29)が先発する。今季は19試合に先発して防御率1・59。対広島には5試合で3勝0敗、防御率1・44と好相性を誇っている。栄枝裕貴捕手(27)は4月3日のDeNA戦(京セラ)以来のスタメンマスク。「6番・左翼」には中川勇斗捕手(21)が名を連ねた。
◆10日の広島戦(マツダ)以来の先発登板となった阪神・伊原陵人投手(24)は、初回にいきなり3失点を喫した。先頭の秋山に四球を与え、続くファビアンは投ゴロに打ち取るも、二塁への送球が逸れて併殺のチャンスを逃す。さらに小園に一、二塁間を破られて無死満塁に。迎えた4番・末包に3球目の直球を中前に運ばれて2点を献上。その後、1死一、二塁を背負うと、6番・モンテロからも中前へ適時打を許した。阪神が先制点を奪われたのは、16日の中日戦(甲子園)以来、8試合ぶり。また27日のDeNA戦(甲子園)の六回以来、22イニングぶりの失点となった。
◆阪神・佐藤輝明内野手(26)が「4番・三塁」で出場。0-3の一回に左中間への適時打を放った。先発・伊原が一回にいきなり3点を失ったが、その直後だった。先頭・近本が四球で出塁すると、中野&森下の連続二ゴロで2死三塁。ここで佐藤輝はカウント2-1からの外角球をコンパクトにとらえ、左中間を突破。近本をホームへと迎え入れた。65打点でセ・リーグ打点王に立つ主砲にとって、後半戦初戦だった26日のDeNA戦(甲子園)以来4試合ぶりの打点。劣勢を跳ね返す、のろしを上げた。
◆阪神・森下翔太外野手(24)が「3番・右翼」で出場。1-3の三回にセンターへの犠牲フライを放ち1点差に迫った。1死から近本の中前打、中野の左越えの二塁打で二、三塁の好機を作り打席に森下。4球目の直球をとらえるとセンターへ。大きな打球にスタンドは大いに沸いたが、伸びきらず、広島の中堅手・秋山が捕球。その間に三走・近本が生還した。森下は15日の中日戦で16号ソロを放って以来、9試合ぶりの打点で61打点目をマークした。
◆阪神は2-3の四回に失点を喫したが、攻守が光った。打線が1点を返して2-3とした直後の守りだったが、先発・伊原は1死後に矢野に左前打を許すと、続く投手の森のバントは処理した三塁・佐藤輝が二塁への素早い送球で封殺を試みるも、セーフ(犠打野選)。さらに秋山には左前打でつながれ、1死満塁のピンチを背負った。ただ、ここでファビアンには三遊間を襲う強いゴロを放たれたが、この打球を遊撃・熊谷は体を投げ出しながらグラブに収め、素早く二塁へスローイング。二塁のベースカバーに入った中野は中堅方向にやや逸れた送球を懸命に体を伸ばしてつかみ、右足はベースに触れたまま。広島側からのリクエストによるリプレー検証の結果も判定は変わらなかった。得点直後の失点にはなったが、後続も断って最少失点。ミスもカバーする〝クマナカ〟二遊間コンビの好守に称賛の拍手が贈られた。
◆阪神・熊谷敬宥内野手(29)が「8番・遊撃」で出場。2-4の四回に一、二塁間を破る適時打を放った。先頭・大山が広島・秋山の失策で出塁し、中川の一ゴロで1死三塁の好機を作る。続く栄枝は空振り三振に終わるも、ここで熊谷がフルカウントから3球連続ファウルで粘った後の10球目をうまく一、二塁間へ転がした。打球は広島の二塁手・菊池のグラブをすり抜け、同点適時打となった。熊谷はこれで2試合連続となるタイムリー。キャリアハイを更新する9打点目をマークした。
◆先発した阪神・伊原陵人投手(24)は4回で降板となった。10日以来の先発のマウンドで、一回に先頭への四球と自らの悪送球から2本の適時打を浴びて3失点。打線が1点差まで詰め寄った四回にも安打、野選、安打で1死満塁のピンチを背負い、内野ゴロの間に4点目を失った。この裏の攻撃で代打が送られ、プロ入りして先発登板では最短の4回で降板。5安打4失点(自責3)で、試合を作ることはできなかった。五回のマウンドにはニック・ネルソン投手(29)が上がり、捕手も栄枝裕貴捕手(27)から梅野隆太郎捕手(34)に代わった。
◆阪神のニック・ネルソン投手(29)が3-4の五回に2番手で登板するも痛恨の失点を喫した。先発で4回5安打4失点(自責3)だった伊原に代わり、中3日での出番。しかし、1死からモンテロに左翼への痛烈なライナーをはじき返されると、暴投で得点圏に進め、2死後に矢野の右前打で一、三塁。ここで投手の森と対したが、左中間への2点二塁打を許した。四回に熊谷の適時打で3-4と1点差に詰め寄っていた直後に、投手に打たれての失点だけに、スタンドもため息。登板前の時点で防御率1.08と安定感を示してきた右腕にとっては、18試合目で来日初となる複数失点だった。
◆阪神は広島に敗れ、連勝は4でストップ。5月17日(甲子園)から続いていた広島戦連勝も10で止まった。先発した伊原稜人投手(24)はプロ入り後最短の4回4失点で降板した。一回に先頭への四球と自らの悪送球から2本の適時打を浴びて3失点。四回にも1死満塁のピンチを背負い、内野ゴロの間に4点目を失った。五回から登板したニック・ネルソン投手(29)は投手・森に2点二塁打を浴び、来日18試合目にして初の複数失点を喫した。九回には22日に加入したラファエル・ドリス投手(37)が6年ぶりに登板し、1回無失点。最速は151キロを計測した。打線は一回に2死三塁から佐藤輝明内野手(26)が今季66打点目となる左中間を破る適時二塁打。三回に森下翔太外野手(24)の9試合ぶり打点となる犠飛で1点を返し、四回にも熊谷敬宥内野手(29)の2試合連続となるタイムリーで詰め寄るも、それ以上は得点できず。五回以降は、広島投手陣にわずか2安打に封じられた。
◆広島が連敗を7で止めた。先発した森翔平投手(27)は5回を投げ3失点(自責2)で自己最多の今季5勝目を挙げた。森は四回までに3点を奪われるが、4-3の五回には自ら左中間へ2点二塁打を放った。打線は一回に無死満塁の好機を作ると、末包がしぶとく中前へ2点打。6月6日の西武戦(マツダ)以来となる4番起用に応え、チームに20イニングぶりの得点をもたらすと、1死後、モンテロも中前適時打で続き3点をリード。その後も加点し、阪神戦の連敗も10で止めた。
◆新加入した阪神のラファエル・ドリス投手(37)が3-6の九回に登板して1回を無失点に抑えた。1軍登板は2019年10月11日の巨人とのCSファイナルステージ第3戦(東京ドーム)以来、2120日ぶり。名前がコールされると、場内のファンから大きな拍手が湧き起こった。先頭の小園はカウント2-2から138キロのスプリットで空振り三振。末包に四球を与えたが、坂倉を一ゴロ、モンテロは遊ゴロに仕留めて無失点で切り抜けた。
◆阪神の連勝が「4」で止まり、後半戦初黒星を喫した。伊原陵人投手(24)が一回、先頭打者への四球にゴロ処理後の自身の二塁悪送球もあり、3失点。佐藤輝明内野手(26)の適時打、森下翔太外野手(24)の犠飛で1点差に迫った直後の四回、バント処理後の佐藤輝の二塁送球が犠打野選となるなど、1点を失った。熊谷敬宥内野手(29)の右前打で再び1点差としたが、ニック・ネルソン投手(29)が五回に森翔平投手(27)に2点二塁打を浴びた。伊原はプロ最短の4回降板で4失点(自責3)。昇格した木浪聖也内野手(31)は七回、代打で三ゴロ。ラファエル・ドリス投手(37)が九回、レギュラーシーズンでは2019年9月29日中日戦(甲子園)以来の登板で1回無失点。また中野拓夢内野手(29)は五回の投手内野安打で新人から5年連続100安打。広島戦連勝が「10」で止まったチームは1日のヤクルト戦(神宮)から8カード23試合(京セラ主催含む)の夏ロードに向かう(成績=57勝36敗2分、観衆=4万2639人)。
◆阪神の連勝が「4」で止まり、後半戦初黒星を喫した。伊原陵人投手(24)が一回、先頭打者への四球にゴロ処理後の自身の二塁悪送球もあり、3失点。佐藤輝明内野手(26)の適時打、森下翔太外野手(24)の犠飛で1点差に迫った直後の四回に1点を失った。熊谷敬宥内野手(29)の右前打で再び1点差としたが、ニック・ネルソン投手(29)が五回に森翔平投手(27)に2点二塁打を浴びた。伊原はプロ最短の4回降板で4失点(自責3)。昇格した木浪聖也内野手(31)は七回、代打で三ゴロ。ラファエル・ドリス投手(37)が九回、レギュラーシーズンでは2019年9月29日中日戦(甲子園)以来の登板で1回無失点。中野拓夢内野手(29)は新人から5年連続100安打。広島戦連勝が「10」でストップ。中日が巨人に勝ったため優勝マジックが消滅した。
◆阪神の連勝が「4」で止まり、後半戦初黒星を喫した。伊原陵人投手(24)が一回、先頭打者への四球にゴロ処理後の自身の二塁悪送球もあり、3失点。佐藤輝明内野手(26)の適時打、森下翔太外野手(24)の犠飛で1点差に迫った直後の四回、バント処理後の佐藤輝の二塁送球が犠打野選となるなど、1点を失った。熊谷敬宥内野手(29)の右前打で再び1点差としたが、ニック・ネルソン投手(29)が五回に森翔平投手(27)に2点二塁打を浴びた。伊原はプロ最短の4回降板で4失点(自責3)。昇格した木浪聖也内野手(31)は七回、代打で三ゴロ。ラファエル・ドリス投手(37)が九回、レギュラーシーズンでは2019年9月29日中日戦(甲子園)以来の登板で1回無失点。中野拓夢内野手(29)は新人から5年連続100安打。広島戦連勝が「10」で止まったチームは1日のヤクルト戦(神宮)から8カード23試合(京セラ主催含む)の夏ロードに向かう。
◆近鉄、西武で主砲として465本塁打&2452安打をマークし、西武コーチ時代には清原和博らを育てたサンケイスポーツ専属評論家・土井正博氏(81)は「6番・左翼」中川勇斗捕手(21)、「7番」栄枝裕貴捕手(27)の阪神の若手コンビに言及した。2位との差が10ゲームぐらい離れると、テストケースが増えてくる。長いシーズンは選手の底上げも必要。文句なしのレギュラーを休ませて、チャンスをもらえる選手も出てくる。それが中川であり、栄枝であった。この日の内容は物足りない。レギュラーとの力の差を感じた。結果がすぐに出るとは思わないが、何か伝わるものを感じさせてほしかった。逆に、それができているのが熊谷だ。四回2死三塁でファウルで粘って最後は右前適時打。打席でのしつこさを感じる。何とかしてやろうという執念もある。四回のファビアンの三遊間の打球を好捕して二封したプレーも素晴らしかった。守備のしつこさもある。ユーティリティープレーヤーとして存在感は抜群。テストされる選手たちは、ぜひ熊谷の「しつこさ」を見習ってもらいたい。テストできるのは1番から5番までが固定できているからでもある。5人は練習を重ねても故障しない体を身に付けている。長いロードになるが、甲子園よりも快適な球場(ドーム)が多いから、彼らは楽に感じるはず。不安要素はあまり見当たらない。
◆広島が連敗を7で止めた。先発した森翔平投手(27)は5回を投げ、3失点(自責2)で今季5勝目を挙げた。
◆4番で起用された広島の末包が、一回無死満塁から中前への2点先制打。チームとして3試合ぶりの得点をたたき出し「何がなんでも先制点という場面だったので、とにかく先制できて良かった」と一息ついた。30日まで2戦連続で2安打を放ったが、連敗脱出につながらず「チャンスで回ってきた人が何とかするしかない」と話していた。その巡ってきた好機を自らのバットで生かした。
◆異例の働き方改革も...。阪神は広島に3-6で敗れ、後半戦初黒星。4連勝で止まり、7月30日に「39」が灯っていた優勝マジックは消滅した。藤川球児監督(45)は育成面も踏まえて5年目の栄枝裕貴捕手(27)を先発起用したが...。2年ぶりのリーグ優勝が現実味を帯びているが、坂本頼みでは常勝軍団を作れない。1日のヤクルト戦(神宮)から真夏の長期ロードが始まる。藤川阪神は勝利と育成の〝二兎〟を追う!どれだけ頼りになる扇の要がいても、使い続けていればヒビも入る。優勝マジック「39」の点灯から一夜明け、藤川監督はスタメンに栄枝を抜てきした。しかし、勝つか負けるかを懸ける〝戦場〟で見せた姿は、満足できるものではなかった。
◆当たり前のように、今年も節目の数字を通過した。敗戦の中でも2安打と奮起した阪神・中野拓夢内野手(29)が、2021年の入団から5年連続で100安打を達成。それでも選手会長は、チームの勝利を求める姿勢を見せた。「いや、そこの数字は気にしていないので。100安打だろうが、なんだろうが、チームが勝てる打撃をするだけだと思っている」序盤から3点を失っても、いつも通りの集中力で戦い抜いた。1―3の三回1死一塁から森の変化球を左翼に打ち上げると、風にも乗ってフェンス手前のライン際に落ちる二塁打でチャンスを拡大。直後の森下の犠飛につなげた。さらに五回にも痛烈な投手強襲の安打を放って7月13日のヤクルト戦(甲子園)以来となるマルチ安打。この安打で球団史上5人目となる数字に到達した。ルーキーイヤーからけがをすることなく出場を続けて、1年ずつ積み重ねてきた。打率・232と苦しんだ昨年は、8月21日に100安打を到達。今年は本来の力を取り戻し、ハイペースでヒットを量産している。そして、虎の歴史にも名を刻んだ。中野と同じ21年入団の佐藤輝も今季103安打を放っており、同期2人同時での5年連続達成は球団初の記録となった。中野がつないで、佐藤輝がかえす―。これこそが、虎の得意の得点パターンだ。2人は入団してから一度もBクラスを経験せず、優勝争いの常連となった虎の中心選手に成長してきた。中野も「そういう打撃がなかなか最近できていない。自分がつなげば得点も、もっと上がってくると思うので、しっかり頑張りたい」と自らの役割を再認識。優勝へのマジックは一夜にして消滅したが、8月から始まる甲子園を離れての真夏のロードに向け、切り替えて先を見据えた。「逆にドームが多くなるので、疲労も変わってくる。ロードだからということはあまり意識せず、1試合1試合やるべきことをしっかりとやれば、おのずといい方向にいくと思う。チーム一丸となって頑張りたい」いざ、黄金期へ。まずは今年の頂点を確実につかむために、中野が虎を引っ張っていく。(中屋友那)
◆ヤクルト入りした青柳晃洋投手(31)に対し、試合前、古巣の阪神ナインからはさまざまな声が上がった。〝激辛〟エールを送ったのは坂本。「ぶつけられたら、ちょっと怒ってやろうと思います」。もちろんジョーク。「同期が帰ってくることは純粋にうれしいはうれしいですが、何とか攻略して、試合に勝つことだけを目指してやりたい」と力を込めた。佐藤輝は意外にも対戦したことがないという。「対戦したことがないので、しっかり対策して。向こうも同じ気持ちだろうし、その分、必死に抑えにくると思うので、負けないように頑張りたい」。ともに自主トレをしていた村上は「投げ合えたら楽しみです。ヒットを打てるように頑張りたい」と笑顔だった。
◆結果への貪欲さが白球に乗り移った。阪神・熊谷敬宥内野手(29)が10球粘った打球は飛びついた二塁手・菊池を横目に右前へと抜けていった。「若い2人(中川、栄枝)が凡退した後だったので、何とかカバーできたらいいなという気持ちでやっていました。タイムリーになってよかったです」8番に入り、7月10日の広島戦(マツダ)以来、遊撃で先発出場。見せ場は2―4の四回だ。先頭の大山が秋山のエラーを誘い無死二塁としたが、中川の一ゴロ、栄枝の三球三振で仕留めきることができず、2死三塁となり、嫌なムードの中、打席に入った。フルカウントから3球ファウルで粘り、最後は直球をしぶとく右前に運び、再び1点差とした。同30日に途中出場から2点打を放っており、2試合連続の適時打。キャリアハイを更新する9打点目をマークした。「別に意識しているわけではないので、日ごろから練習通りできたことが、結果につながっていると思う。もっとチャンスで打てるように、もっとチャンスメークできるようにしっかりやっていきたい」守備でも見せた。今季は左翼や三塁での出場が多いが、本職の遊撃に就き、四回1死満塁のピンチでファビアンの三遊間深くへの打球に飛びつき、すぐさま二塁へ送球。新井監督がリクエストするギリギリのプレーだったが、判定はアウト。大量失点を防いだ。「ゲッツー狙いに行って、ボールを引っ掛けてしまったので、次はゲッツーを取れるようにしたい」開幕スタメンだった木浪が1軍に戻ってきた。遊撃の筆頭は小幡だが、プロ8年目の熊谷も黙っていない。(渡辺洋次)
◆3-6の六回から3番手で登板した木下が、2回を無得点に抑えた。2番からの好打順に対して、ファビアン、小園、末包を内野ゴロに打ち取ると、2イニング目は1死一、三塁のピンチを招きながら無失点。「自分の球をしっかり投げられた」とうなずいた。前回登板の7月16日の中日戦(甲子園)では2イニング目に4失点。勝負の後半戦でアピールする。
◆7月22日に加入したドリスが昇格。2120日ぶりの1軍マウンドで1回を無得点に抑えた。3―6の九回に5番手で登板。先頭の小園を空振り三振に斬り、末包に四球を与えるも後続を冷静に打ち取った。「登板を告げられたときにうれしさがこみ上げてきた。1イニングを投げ切れてよかった」。最速は151キロを計測。かつてバッテリーを組んだ梅野との再結成に「よく組んでいたので、懐かしさを感じながら、彼を信じて投げた」と振り返った。
◆森下が一時1点差に詰め寄る犠飛を放ち、5試合ぶりの打点をマークした。1-3の三回1死二、三塁でカウント3-0から森の真ん中直球を捉えた。打球は中堅後方を襲うも、フェンス手前で秋山が捕球。「抜けてほしかったですが、仕方ないですね」と悔しがった。
◆ようやく後半戦初白星をつかんだ。2試合連続で零封負けを喫した広島打線が11安打6得点と奮起し、首位阪神に快勝。打順を組み替えた新井監督は、連敗を7で止めたナインに目を細めた。「きのう、おとといで点が取れていないので、ちょっと変えようと。ファビアンを(2番に)上げて、末包もきのうの内容がすごいよかったので。もらったチャンスではあったけど、しっかりものにできて先制できたのは良かった」一回に四球や相手の失策などで無死満塁とし、6月6日の西武戦(マツダ)以来となる4番に入った末包が期待に応えて中前へ2点打。20イニングぶりの得点を奪うと、1死後にモンテロも中前適時打を放った。2打点で自らを援護した先発の森を始め、投手陣がリードを守り切った。7月は4勝16敗3分けと大失速したが、最後は白星で締め、阪神戦の連敗も10でストップ。新井監督は「これを機にどんどん上げていきたい」と力を込めた。5月16日以来(甲子園)の虎から奪った白星をきっかけに上位進出を目指す。(西垣戸理大)
◆ネルソンが痛恨の追加点を許した。3―4の五回に2番手で登板。2本の安打と暴投で2死一、三塁を背負うと、投手・森に左中間への2点二塁打を許した。試合前時点で防御率1・08と安定感を示してきたが、登板18試合目にして来日初の複数失点。「もっといいところに投げないといけなかった。それだけです」と言葉を絞り出した。
◆3点のビハインドとなった一回、2021年ドラフト1位の佐藤輝が意地の適時打を放った。「1打席目に打てたのは良かったです」。近本が四球で出塁し、2つの進塁打で2死三塁から左越え二塁打を放ち、リーグトップの66打点目。長期ロードに向けて「涼しくていいんじゃないですか」とプラスに捉えた。
◆先発した森は5回3失点(自責2)で自己最多となる5勝目を挙げた。「最少失点でいけたところは何とか粘れている部分だった」と振り返った。4-3の五回2死一、三塁では左中間への2点二塁打で自らを援護。「たまたまです。浜風のおかげですね」と笑ったが、新井監督は「バッティングいいから期待はしていた。よく粘って投げていたし、ナイスバッティングだった」とたたえた。
◆7月10日の広島戦(マツダ)以来、3週間ぶりに先発した伊原はプロ入り後、最短の4回で降板し、自己ワーストの4失点(自責3)。一回に自身の失策が絡んで3点を失い、チームとして8試合ぶりの先制を許した。「リズムが悪く、チームに迷惑をかけた。早い回で交代となってしまい、中継ぎのみなさんにも申し訳ないです」。今季4敗目。新人左腕は「しっかり反省して、次、頑張りたい」と前を向いた。
◆さすが「マジック」と名乗るだけのことはある?! 一夜にして消滅してしまうとは...。試合前のこと。トラ番キャップ・須藤佳裕が「先輩、大変なことになりそうですよ」と言ってきた。「7月30日に、優勝マジック39が点灯したじゃないですか。同時に、最短優勝が8月27日ということも明らかになってましたよね。どういうことか、分かりますか?」8・27に何がある? 日程表を眺めると、阪神はDeNAと戦っているのだが...。「気付きませんか? 1日から甲子園を離れて長期ロードに旅立ちますが、甲子園以外での23試合を戦って、再び甲子園に戻ってくるのが29日。つまり、ロード期間中に胴上げがあるかも、なんですよ」最短優勝というのは、さまざまな条件が重なって、極めて確率は低いけれど...という話ではある。1つの勝ち負けでマジックも、最短Vもすぐ変わる。だから、須藤キャップは、そこまで必死に気をもむ必要もないとは思う。それでも、その昔は「死のロード」と呼ばれた期間に阪神が胴上げするかも。これだけで、2025年の阪神の強さが伝わってくるのだ。一瞬にしてマジックは消えたが、たぶん、次にマジックが点灯したときは、かなり減った数字がド~ンと登場する。灯ったり、消えたりするのを楽しむのも、独走しているチームの特権。これからは、ロードの中で楽しみましょう。甲子園を高校野球に〝明け渡す〟阪神にとってはラストゲームとなった31日午前。夏の甲子園出場を決めた高校の甲子園練習もスタートした。阪神と高校球児がニアミスしたレアな日-。今はないのだが、遠い昔には兵庫大会が甲子園で行われた時代があった。開会式も決勝戦も甲子園だった時期があるし、大会前半の数試合が甲子園という時期も。
◆わが阪神は負けたけど、何とも胸がジーンとくる、いい野球ドラマを見たのだ。「お帰りドリ~ス!!」。かつてセーブ王にも輝いたドリスがMLB-メキシカンリーグ-四国ILを経て6年ぶりに甲子園のマウンドに帰ってきたのだ。37歳。あの頃と投球フォームは少し変わっていたけれど...あの頃のような打者を見降ろす威圧感は薄れていたけれど...汗ダクで必死に立ち向かうその姿に、あゝドリスは本当に野球と真剣に向き合っているんだな! そして、野球を心から愛しているんだな! それを感じさせてくれたドリス、あんたはカッコええわ!!縦ジマじゃないけど日本球界に復帰したDeNA藤浪、そしてヤクルト青柳も、阪神戦での活躍は勘弁だけど、もう一度野球ファンの胸を熱くするマウンドを見せてくれー!!本日のスタメンは6番に21歳の中川、7番は次の正捕手候補の栄枝、8番はスーパーサブの熊谷、そして9番はドラ1のルーキー伊原。負けることも勉強と考えたら、この先の虎のためには価値ある1敗と俺は見たのだ!!

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
57 | 36 | 2 | 0.613 (↓0.007) | - (-) |
48 | 324 (+3) | 207 (+6) | 56 (-) | 75 (-) |
0.244 (↓0.001) | 1.950 (↓0.04) |
2 (-) |
巨人 |
45 | 46 | 3 | 0.495 (↓0.005) | 11 (-) |
49 | 268 (+6) | 276 (+7) | 57 (+1) | 39 (-) |
0.242 (-) | 2.650 (↓0.02) |
3 (-) |
DeNA |
42 | 46 | 5 | 0.477 (↑0.006) | 12.5 (↑1) |
50 | 282 (+14) | 268 (+1) | 49 (+4) | 41 (-) |
0.230 (↑0.004) | 2.700 (↑0.02) |
4 (-) |
中日 |
42 | 49 | 2 | 0.462 (↑0.006) | 14 (↑1) |
50 | 246 (+7) | 282 (+6) | 47 (+2) | 59 (+1) |
0.226 (↑0.001) | 2.870 (↓0.03) |
5 (-) |
広島 |
39 | 49 | 5 | 0.443 (↑0.006) | 15.5 (↑1) |
50 | 277 (+6) | 295 (+3) | 43 (-) | 47 (-) |
0.240 (-) | 2.890 (↑0.01) |
6 (-) |
ヤクルト |
32 | 51 | 5 | 0.386 (↓0.004) | 20 (-) |
55 | 244 (+1) | 350 (+14) | 44 (+1) | 42 (-) |
0.229 (-) | 3.560 (↓0.12) |
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