1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 1 | 0 |
阪神 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | X | 5 | 8 | 1 | 0 |
勝利投手:村上 頌樹(9勝3敗0S) 敗戦投手:大瀬良 大地(4勝6敗0S) |

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◆投打のかみ合った阪神が4連勝。阪神は1-0で迎えた6回裏、ヘルナンデスが押し出し四球を選び、リードを広げる。そのまま迎えた8回には、大山と熊谷の適時打で3点を挙げ、相手を突き放した。投げては、先発・村上が6回無失点の好投で今季9勝目。敗れた広島は、打線がつながりを欠いた。
◆阪神は先発ローテを「プチ再編」することになった。6勝3敗、防御率1・37のジョン・デュプランティエ(31)が29日に出場選手登録を抹消された。急な決定だったもようで、藤川球児監督(44)は「疲労の回復が少し遅れているので10日間ゆっくりしようかと」と説明した。故障でないのは安心だが、ローテーションの組み直しで数人の投手に影響がおよぶ可能性がある。左前腕の手術から復帰したばかりの高橋遥人投手(30)や、30日に先発するため再登録される村上頌樹(27)を含めて1軍には現在6投手がいる。加えて、2軍で好調のジェレミー・ビーズリー投手(29)らもスタンバイしている。ハイレベルな投手を多数そろえる今年の阪神の強みが発揮されそうだ。
◆阪神は31日まで甲子園で広島戦を戦う。8月1日から毎年恒例の長期ロードに入る。次に甲子園に戻ってくるのは8月29日の巨人戦だ。その裏で、今年は「珍事例」となる。31日は午後6時開始のナイターだが、同じ日の午前中には高校野球の「甲子園練習」も行われる。プロ野球と高校野球が同じ日に球場使用する珍しいケース。過去にも例はあるが、今回は高校野球サイドの事情がからんだ。今年の甲子園大会は2部制などの酷暑対策などもあって、例年より長い18日間にわたって行われる。開幕も8月5日に前倒し。49代表が無理なく甲子園練習を行うためには、7月31日から日程をとる必要があり、プロの開催日とかぶることになった。ちなみに、8月2日の午後には女子の全国選手権決勝も甲子園で行われる。高校野球の主催者側はプロとアマの同日使用に違和感はなかったという。日程決めの際にも大きな問題にはならなかった。現実的に大変なのは、甲子園大会開幕までの球場内外の模様替え。これだけはある程度の日数がないと間に合わない。今年の中4日はぎりぎりのラインだ。31日はタイムテーブルもチームの動線も違うため、阪神と高校野球が交わることはない。甲子園球児が阪神の練習を間近で見たり、佐藤輝明内野手(26)が高校生に手を振って...というシーンはお目にかかれない。
◆阪神ジェレミー・ビーズリー投手(29)が試合前練習から1軍に合流した。今季は6試合に登板し、1勝2敗、防御率4・29。5月22日に2度目となる出場選手登録を抹消されて以降は1軍から遠ざかっていた。ファームでは11試合に先発し、5勝2敗、防御率1・13をマークしている。チームでは29日に先発ローテーションで回っていたジョン・デュプランティエ投手(31)が出場選手登録を抹消されていた。
◆阪神ラモン・ヘルナンデス内野手(29)、村上頌樹投手(27)が出場選手登録された。ヘルナンデスは16日に今季2度目の出場選手登録抹消。27日のウエスタン・リーグ広島戦では1本塁打を含む3安打、6打点と大活躍していた。前日29日の同中日戦でも、左中間へ先制3ランを放つなど結果を残していた。来日1年目の今季は1軍31試合に出場し、打率2割2分4厘で4打点。まだ本塁打は放っていない。「打席に立てばランナーをかえす、ベンチに入れば応援する。できることはなんでもあると思うので、できることすべてをやって貢献したい」と力を込めた。村上はこの日の予告先発投手。球宴を挟み、リーグ戦では19日巨人戦以来の登板となる。代わって、大竹耕太郎投手(30)、渡辺諒内野手(30)が出場選手登録を抹消された。大竹は前日29日の広島戦で先発し、7回1失点で今季6勝目を挙げていた。渡辺は19日に1軍昇格。20日巨人戦で代打として出場し、二ゴロだった。その後は出場機会がなかった。
◆広島は7月に入ってから失速し、ここまで3勝15敗と大きく負け越している。今季の阪神戦は前日29日の時点で9連敗。借金も膨らんでおり、これ以上の敗戦は避けたいところ。ベテラン大瀬良大地投手(34)が先発マウンドに上がり、チームの連敗脱出を目指す。阪神先発村上頌樹投手(27)の攻略へ、打線も大幅に組み替えた。「1番中堅」に秋山翔吾外野手(37)、「2番二塁」に羽月隆太郎内野手(25)、「8番一塁」に林晃汰内野手(24)を起用した。
◆阪神は小幡竜平内野手(24)の好判断でピンチを脱出した。0-0の2回。先発村上頌樹投手(27)は味方守備の野選もあり、1死満塁のピンチを背負った。広島1番秋山翔吾外野手(37)が放ったライナーは遊撃・小幡の正面へ。飛び出した一塁走者の大瀬良を確認し、強い一塁送球で間一髪のダブルプレーを完成させた。前日29日の同戦では2失策を喫していたが、汚名返上のプレーとなった。
◆満塁の呪縛が解けない。広島は2回1死一、二塁から、9番大瀬良大地投手(34)が一塁側へ犠打。打球を処理した阪神大山が三塁へ送球し、1度はアウトと宣告された。すぐさま新井貴浩監督(48)がリクエストを要求。リプレー検証の結果、判定が覆って判定はセーフとなり、1死満塁の絶好のチャンスをつかんだ。ここで、この日「1番中堅」に入った秋山翔吾外野手(37)が遊直。飛び出していた一塁走者・大瀬良が戻りきれずに併殺となり、無得点に終わった。前日29日の同カードでも6回と7回の2度、満塁の好機を作りながら無得点。この日もあと1本が出なかった。左翼席上段に陣取ったカープファンからため息が漏れた。
◆阪神坂本誠志郎捕手(31)の珍しい動きが話題になっている。4回2死三塁、坂本の打席で暴投があり、先制の1点が入った。坂本は投球が後ろにそれたのを見ると、本塁クロスプレーの邪魔にならないよう、打席を離れてバックネット方向に10メートルほど素早く走っていった。ただ、その走った方向が後逸したボールが転がった方向と同じで、広島の捕手・坂倉将吾(27)よりも早くボールに追いつきそうな勢いだった。SNSでは「坂本さん、今は捕手じゃなくてバッターですよ」「ボールを追いかけているみたい」「どこまで逃げるんや」「カープ側にも配慮した動き」「隠れたファインプレーかも」と盛り上がっていた。>
◆広島の先発大瀬良大地投手(34)が6回、緊急降板した。無死から阪神中野拓夢内野手(29)に四球を与えた後、一度ベンチへ。球場アナウンスでは「治療のため」と説明があった。数分後、一度はマウンドに戻ったものの、結局ここで交代。テイラー・ハーン投手(30)が2番手で緊急登板した。
◆阪神村上頌樹投手(27)が再三のピンチを封じ込め、今季9勝目の権利を手にした。3者凡退に仕留めたのは3回のみで、それ以外は全て走者を背負いながらの投球となった。2回には1死満塁を遊直併殺で3アウトを奪うなど、要所で踏ん張り流れを渡さなかった。計104球を投げきり、6回5安打無失点。7回からはリリーフ陣にマウンドを託した。今季18試合目の先発で、15度目のクオリティー・スタート(QS=6回以上、自責3以内)となった。
◆阪神は30日、今季の主催公式戦の入場者数が、200万人に達したと発表した。ホームゲームはここまで甲子園44試合、京セラドーム大阪3試合、倉敷1試合の計48試合。計201万4327人となった。
◆広島がトンネルから抜け出せない。引き分けを挟まない阪神戦10連敗は球団史上ワースト記録となった。7月に入ってから3勝16敗3分けで月間勝率は1割5分8厘。昨年9月は5勝20敗、月間勝率2割。昨秋の惨状を思い起こさせる大失速となっている。今季15度目の0封負け。今季ワーストタイで今月2度目の7連敗。借金もワーストの11に膨らんだ。この日も先発は踏ん張った。ベテラン大瀬良大地投手(34)は4回2死三塁、自らの暴投で1点を失ったとはいえ粘った。6回無死、阪神中野拓夢内野手(29)に四球を与えた後、治療のためベンチへ。1度はマウンドに戻ったが、結局ここで降板。2番手テイラー・ハーン投手(30)に交代した。緊急登板したハーンは無死満塁のピンチを招き、押し出し四球を与えた。打線は2回に満塁のチャンスを作りながらも無得点。先発村上頌樹投手(27)ら阪神投手陣に抑えられた。▽広島大瀬良(右足と右手指先がつって緊急降板。6回途中2失点で6敗目)「足と指先もちょっとつってしまって。指先の方がどうしてもボールを扱うので、難しいなと」
◆阪神がついに優勝マジック39を点灯させた。マジック点灯条件の対象チームだった中日が巨人に敗れる中、後半戦開幕4連勝。今季23度目の完封勝ちで、貯金も今季最多22に増やした。先制は4回だ。先頭の佐藤輝明内野手(26)、大山悠輔内野手(30)が連打でチャンスメーク。小幡が併殺に倒れ2死三塁となるも、広島先発大瀬良が暴投。この間に三塁走者の佐藤輝が先制のホームを踏んだ。1-0のまま迎えた6回には先頭中野が四球で出塁。ここで代わった2番手ハーンから森下が左前打を放ち、ここから1死満塁のチャンス。この日昇格したばかりの代打ラモン・ヘルナンデス内野手(29)が、粘って2点目の押し出し四球を選んだ。8回は先頭の森下翔太外野手(24)が猛打賞となる二塁打を放ち出塁。敵失がからんで無死一、三塁と好機を広げると、大山が5戦連続打点となる左前適時打。さらに2死満塁、途中出場の熊谷敬宥内野手(29)が2点中前適時打を放ち、勝利を決定づけた。先発の村上頌樹投手(27)は6回5安打無失点で9勝目。2回先頭の末包に四球、続く矢野に左前打を浴び、味方の野選もからんで1死満塁のピンチを招くも、秋山を150キロ直球で遊直。飛び出していた一塁走者の大瀬良も戻れず、併殺に仕留めた。その後は、チームの「心臓」リリーフ陣が無失点リレー。8回に3番手で登板した石井大智投手(28)は、14球で1回1安打無失点に抑え、これでセ・リーグ歴代単独3位の33試合連続無失点とした。これで広島には今季13勝4敗とし、巨人に続いて勝ち越しが決定。広島には10連勝となった。阪神○、中日●の結果、阪神に優勝マジック39が点灯した。2位以下で唯一自力Vが残っていた中日は残り全勝で92勝49敗2分け、勝率6割5分2厘。阪神は残り49試合のうち中日戦13試合に敗れても他カードで全勝すると93勝48敗2分け、勝率6割6分で上回るため、5球団に自力Vがなくなった。M対象は残り全勝した場合に勝率が6割7分9厘と最も高い巨人で、阪神は巨人戦以外で39勝すれば勝率6割8分1厘となりM39が出た。現日程での最短Vは8月27日。2リーグ制後、7月中のM点灯は24年7月30日ソフトバンク以来11度目。阪神は03、08年に次いで3度目となり、ソフトバンク(南海時代含む)に並び最多。藤川監督は1年目で、新人監督のM点灯日としては24年小久保監督(ソフトバンク)に並び2リーグ制後最速だ。7月中に点灯した過去10チームのうち9チームは優勝しており、唯一のV逸が08年阪神。08年は7月22日にM46が点灯しながら巨人に逆転されたが、今年はこのまま逃げ切るか。
◆阪神がついに優勝マジック39を点灯させた。マジック点灯条件の対象チームだった中日が巨人に敗れる中、後半戦開幕4連勝。今季23度目の完封勝ちで、貯金も今季最多22に増やした。阪神○、中日●の結果、阪神に優勝マジック39が点灯した。2位以下で唯一自力Vが残っていた中日は残り全勝で92勝49敗2分け、勝率6割5分2厘。阪神は残り49試合のうち中日戦13試合に敗れても他カードで全勝すると93勝48敗2分け、勝率6割6分で上回るため、5球団に自力Vがなくなった。M対象は残り全勝した場合に勝率が6割7分9厘と最も高い巨人で、阪神は巨人戦以外で39勝すれば勝率6割8分1厘となりM39が出た。現日程での最短Vは8月27日。2リーグ制後、7月中のM点灯は24年7月30日ソフトバンク以来11度目。阪神は03、08年に次いで3度目となり、ソフトバンク(南海時代含む)に並び最多。藤川監督は1年目で、新人監督のM点灯日としては24年小久保監督(ソフトバンク)に並び2リーグ制後最速だ。7月中に点灯した過去10チームのうち9チームは優勝しており、唯一のV逸が08年阪神。08年は7月22日にM46が点灯しながら巨人に逆転されたが、今年はこのまま逃げ切るか。
◆阪神がついに優勝マジック39を点灯させた。マジック点灯条件の対象チームだった中日が巨人に敗れる中、後半戦開幕4連勝。今季23度目の完封勝ちで、貯金も今季最多22に増やした。試合後、藤川球児監督(45)はマジック点灯について聞かれ「全く知らなかったですね」と笑顔で返答。「もう自分たちのことじゃないですよね。(昨年の)11月からチームと一緒に動き出してから、凡事徹底と没頭するということですから、そこで止まるということはないですね。だから、まだまだ、(チーム)みんな同じこと言うんじゃないですかね。しっかり自分たちのペースだというところになると思うんです」。最後にまた「お任せします、そのあたりは」と話して笑った。阪神○、中日●の結果、阪神に優勝マジック39が点灯した。2位以下で唯一自力Vが残っていた中日は残り全勝で92勝49敗2分け、勝率6割5分2厘。阪神は残り49試合のうち中日戦13試合に敗れても他カードで全勝すると93勝48敗2分け、勝率6割6分で上回るため、5球団に自力Vがなくなった。M対象は残り全勝した場合に勝率が6割7分9厘と最も高い巨人で、阪神は巨人戦以外で39勝すれば勝率6割8分1厘となりM39が出た。現日程での最短Vは8月27日。2リーグ制後、7月中のM点灯は24年7月30日ソフトバンク以来11度目。阪神は03、08年に次いで3度目となり、ソフトバンク(南海時代含む)に並び最多。藤川監督は1年目で、新人監督のM点灯日としては24年小久保監督(ソフトバンク)に並び2リーグ制後最速だ。7月中に点灯した過去10チームのうち9チームは優勝しており、唯一のV逸が08年阪神。08年は7月22日にM46が点灯しながら巨人に逆転されたが、今年はこのまま逃げ切るか。
◆広島が今季15度目の0封負けを喫した。引き分けを挟まない阪神戦10連敗は球団史上ワースト記録。真夏の大失速が止まらない。7月に入ってから、この日で3勝16敗3分けとなった。昨年9月は5勝20敗。昨秋の惨状を思い起こさせる低迷ぶりだ。今季ワーストタイで今月2度目の7連敗。借金もワーストの11に膨らんだ。最下位ヤクルトとのゲーム差も気づけば3・5になった。
◆満員の甲子園はどんな僅差でも"押せ押せ"のムードを作ってくれる。阪神が前日の1-0勝利に続く、今季23度目の無失点勝ち。最強投手陣への信頼感は94試合目にして完全に極まった。まだ7月。首位を独走する阪神にマジック39が点灯した。チーム一丸となって1つのアウトを積み重ねてきた結晶だ。藤川監督はマジック点灯を「全く知らなかった」と笑い飛ばし、「ファンの皆さんにどんどん盛り上がっていただいて。自分たちは現場で精いっぱい戦っていきます」と柔らかな笑みを浮かべた。先発の村上が役目を果たした。6回を無失点。「球数がかかって、ピンチばかりでしんどかったけど、野手の方に守ってもらってのゼロなので良かった。試合の中でいろいろしながら修正できたのはプラスだと思う」と謙虚に語った。3者凡退は3回の1度だけだが、走者を出してからの投げミスが少ない。2回1死満塁では秋山を緩い遊撃ライナーに打ち取り、飛び出した走者も仕留めて併殺で切り抜けた。7回からは及川、石井、桐敷が「0」をつないだ。思うように点を取れなくても、相手に本塁を踏ませず、負けない展開にもっていく。今季の強さを象徴する記念星で4連勝だ。今季最多の貯金22。これでチームは広島戦10連勝となり、8試合を残して年間勝ち越しを決めた。攻撃部門だけでなく、投手陣も驚きの数字を並べている。チーム防御率は7月2日から1点台。村上はこの日、防御率1・997と再び「1点台」に下げた。先発ローテで投げる全員が防御率1点台という快挙だ。規定投球回は才木と村上だけだが大竹、伊藤将、デュプランティエ、伊原が開幕から安定。手術から復活した「7人目」の高橋も2連続の好投。各自がベストに近い状態で登板できる態勢が整っている。8回を抑えた石井は33試合連続無失点でセ・リーグの歴代単独3位に浮上した。「0が正義なので。(マジック点灯に)そうみたいですね。なんぼですか?」と無邪気に笑った。リリーバーとして一時代を築いた藤川監督は今のリリーフ陣を「チームの心臓」と言う。2年ぶり栄光への長いカウントダウンは始まったばかり。「まだまだ。ビルドアップさせながらというのは必要かなと。どんなことが起こるか分からないから」。どっしりと、阪神らしく歩を進める。【柏原誠】阪神の投手陣は先発も救援も強力だ。先発陣はのべ94人で今季通算防御率が1・99と2点を切る。救援陣はのべ292人で防御率1・77とさらに強力な数字を残す。チーム防御率1・91はもちろん12球団一。7月中のマジック点灯に超強力投手陣が貢献している。阪神○、中日●の結果、阪神に優勝マジック39が点灯した。2位以下で唯一自力Vが残っていた中日は残り全勝で92勝49敗2分け、勝率6割5分2厘。阪神は残り49試合のうち中日戦13試合に敗れても他カードで全勝すると93勝48敗2分け、勝率6割6分で上回るため、5球団に自力Vがなくなった。M対象は残り全勝した場合に勝率が6割7分9厘と最も高い巨人で、阪神は巨人戦以外で39勝すれば勝率6割8分1厘となりM39が出た。現日程での最短Vは8月27日。2リーグ制後、7月中のM点灯は24年7月30日ソフトバンク以来11度目。阪神は03、08年に次いで3度目となり、ソフトバンク(南海時代含む)に並び最多。藤川監督は1年目で、新人監督のM点灯日としては24年小久保監督(ソフトバンク)に並び2リーグ制後最速だ。7月中に点灯した過去10チームのうち9チームは優勝しており、唯一のV逸が08年阪神。08年は7月22日にM46が点灯しながら巨人に逆転されたが、今年はこのまま逃げ切るか。
◆阪神佐藤輝明内野手(26)が走攻守で魅せた。まずは4回先頭の第2打席。先発大瀬良の浮いた初球127キロチェンジアップをミート。最後は片手1本になりながらもライナーで右前に運んだ。今季の初球打率は4割7分7厘。「よかったんじゃないですか。しっかりいい準備ができていると思います」と納得顔だ。足も使った。右前打の直後には三塁まで進塁。2死三塁の走者として、暴投の間に先制のホームを踏んだ。6回1死一、三塁の場面では一塁走者として二盗。6月20日ソフトバンク戦(甲子園)以来、今季9個目の盗塁も決めた。打って走って、守りも光った。5回1死、広島羽月の打球が三塁ライン際に転がった。弱いゴロで見送ればファウルにもなりそうだった当たりを、チャージをかけて捕球。ランニングスローで一塁送球し、間一髪でアウトを奪った。「しっかり守りもいい感じで続いているので。この状態を続けていきたいですね」。昨季は両リーグワーストの23失策。今季は外野出場も挟んだ中、いまだ2失策で適時失策はゼロだ。この日も計4度の三ゴロを難なく処理。抜群の安定感で投手陣を支えている。もはや両リーグトップ26発&65打点の打力だけが売りではない。チームに優勝マジック39が点灯した試合後も「まだそんなに何も変わらないです」と油断はない。攻守の核として、終盤戦もチームをけん引し続ける。【波部俊之介】
◆阪神森下翔太外野手(24)が6月1日広島戦以来、約2カ月ぶりの猛打賞をマークした。3本のうち2本は得点に直結した。6回無死一塁では左前打で好機を広げ、2点目につなげた。8回は先頭で左中間を破る二塁打。そこからダメ押しの3点が生まれ、勝利を決定づけた。「自分が(塁に)出れば(佐藤)輝さん、大山さんにつなげるんで。相手の攻め方も自分が打つか打たないかで変わってくると思う。継続的にやりたいなと思います」。チームはマジック39が点灯。「自分たちもファンの人たちもイメージしやすいものになってくる。ファンの人たちはマジックを意識して野球を見ることができますし、自分たちは1試合1試合やっていきたい」と力強い。
◆この日昇格したばかりの阪神ラモン・ヘルナンデス内野手(29)が、大きな2点目をもぎとった。1-0で迎えた6回1死満塁、代打で途中出場すると、広島ハーンから粘って2点目の押し出し四球。「チームがずっといい野球ができている中で、自分もこうやって呼ばれて、少しでも貢献できたと思うとやっぱりうれしい」。藤川監督も「ファームで打席に入ってきたおかげで、ボールが見えるというのもあると思います」と活躍を喜んだ。
◆阪神近本光司外野手(30)が打率トップをキープした。3回に大瀬良の落ちる変化球をとらえて右前にライナーで運んだ。安打はこの1本で打率2割8分9厘。同じく1安打だった広島小園をかろうじて1厘上回った。また10試合ぶりの24盗塁目も決めた。打率とともに盗塁、安打数もトップを走るリードオフマン。マジック点灯については「まだ7月なので」と無関心だった。
◆途中出場の阪神熊谷敬宥内野手(29)がバットで魅せた。7回の遊撃守備から出場。第1打席では見逃し三振を喫した中、8回2死満塁での2打席目だった。広島松本に9球投げさせ、粘った末の118キロカーブに食らいついた。中前にポトリと運ぶ中前適時打。ダメ押しの2打点を挙げた。「前の打席で見逃し三振していたので。なんとか取り返そうという気持ちで打席に立っていました」と振り返った。
◆球団最速V、見えた! 阪神がついに優勝マジック39を点灯させた。鉄壁投手陣が2戦連続&今季23度目の完封を達成。先発の村上頌樹投手(27)は6回無失点で9勝目を挙げ、8回に登板した石井大智投手(28)は1回無失点でセ・リーグ歴代単独3位の33試合連続無失点を記録した。チームは後半戦開幕4連勝で今季最多の貯金22。23年の9月14日を塗り替える猛虎最速Vへ、期待は膨らむばかりだ。満員の甲子園はどんな僅差でも"押せ押せ"のムードを作ってくれる。前日の1-0勝利に続く、今季23度目の無失点勝ち。最強投手陣への信頼感は94試合目にして完全に極まった。まだ7月。首位を独走する阪神にマジック39が点灯した。チーム一丸となって1つのアウトを積み重ねてきた結晶だ。藤川監督はマジック点灯を「全く知らなかった」と笑い飛ばし、「ファンの皆さんにどんどん盛り上がっていただいて。自分たちは現場で精いっぱい戦っていきます」と柔らかな笑みを浮かべた。先発の村上が役目を果たした。6回を無失点。「球数がかかって、ピンチばかりでしんどかったけど、野手の方に守ってもらってのゼロなので良かった。試合の中でいろいろしながら修正できたのはプラスだと思う」と謙虚に語った。3者凡退は3回の1度だけだが、走者を出してからの投げミスが少ない。2回1死満塁では秋山を緩い遊撃ライナーに打ち取り、飛び出した走者も仕留めて併殺で切り抜けた。7回からは及川、石井、桐敷が「0」をつないだ。思うように点を取れなくても、相手に本塁を踏ませず、負けない展開にもっていく。今季の強さを象徴する記念星で4連勝だ。今季最多の貯金22。これでチームは広島戦10連勝となり、8試合を残して年間勝ち越しを決めた。攻撃部門だけでなく、投手陣も驚きの数字を並べている。チーム防御率は7月2日から1点台。村上はこの日、防御率1・997と再び「1点台」に下げた。先発ローテで投げる全員が防御率1点台という快挙だ。規定投球回は才木と村上だけだが大竹、伊藤将、デュプランティエ、伊原が開幕から安定。手術から復活した「7人目」の高橋も2連続の好投。各自がベストに近い状態で登板できる態勢が整っている。8回を抑えた石井は33試合連続無失点でセ・リーグの歴代単独3位に浮上した。「0が正義なので。(マジック点灯に)そうみたいですね。なんぼですか?」と無邪気に笑った。リリーバーとして一時代を築いた藤川監督は今のリリーフ陣を「チームの心臓」と言う。2年ぶり栄光への長いカウントダウンは始まったばかり。「まだまだ。ビルドアップさせながらというのは必要かなと。どんなことが起こるか分からないから」。どっしりと、阪神らしく歩を進める。【柏原誠】
◆阪神大山悠輔内野手(30)が、笑顔でいっぱいの虎党とともに、一塁ベース上で白い歯を見せた。2-0で迎えた8回無死一、三塁。甘い球を逃さなかった。真ん中付近への138キロ変化球を強打。相手が前進守備を敷く中、瞬く間に三遊間を抜いた。左前適時打を決め、試合の行方を決定づける追加点をゲット。「1試合1試合全力でやっているので、勝ててよかった」。自身今季最長でレギュラーシーズン最長タイとなる5試合連続打点を記録した試合後、いつものように勝利を喜んだ。26日DeNA戦では初回に先制打。前日29日の広島戦も初回に先制打。直近の5試合で2度の決勝打を放っている。さすがの勝負強さで、この日は貴重な左前適時打。チームメートの佐藤輝、森下に次いでリーグ3位の打点を48に増やした。まさに"夏の大山"だ。7月の打率はチームトップで、自身の今季月別でも最高の3割5分1厘。打点はリーグトップの18となった。昨季も7月の打率は3割。優勝した23年は8月に3割3分7厘で、2試合のみの10月を除けば月別最高の結果を残している。疲労がたまってくる夏場だが、大山にとっては大好きな時期。藤川監督も「暑い夏で本人は体が動くと言っていますけど、自分の体を一番大事にやってもらえればと思う」と5番打者に変わらぬ信頼を口にした。チームは連続打点中の5試合で4勝1敗。唯一敗れたのは前半戦最後の21日巨人戦で、後半戦は4連勝だ。「また明日(31日)の試合も大事になってくると思うので、しっかり頑張りたい」。それでも当たり前のように気を引き締める姿が頼もしい。V奪回へのカウントダウンが始まった猛虎軍団。今年もまた、背番号3が本領発揮する季節がやってきている。【塚本光】
◆阪神がついに優勝マジック39を点灯させた。マジック点灯条件の対象チームだった中日が巨人に敗れる中、後半戦開幕4連勝。今季23度目の完封勝ちで、貯金も今季最多22に増やした。
◆阪神・大竹耕太郎投手(30)と渡辺諒内野手(30)が1軍の出場選手登録を抹消された。大竹は29日の広島戦(甲子園)に先発して7回無失点で6勝目を挙げていた。8月9日以降の再登録が可能となる。7月19日に登録されていた渡辺は20日の巨人戦(東京ドーム)で代打で出場したが凡退し、1打数無安打で降格となった。代わってこの日の広島戦に先発する村上頌樹投手(27)と、ラモン・ヘルナンデス内野手(30)が昇格。ヘルナンデスはファームで2試合連続本塁打を放っており、「打席に立てばランナーを返す、ベンチいれば応援するというように、できることがたくさんあると思う。できることすべてをやって貢献したい」と力を込めた。
◆勝てばマジック点灯の可能性がある一戦。阪神は村上頌樹投手(27)が先発する。今季は17試合に先発して8勝3敗、防御率2・10。7月に入り3試合登板で1勝1敗、防御率4・20と調子を落としているが、後半戦の初登板で勢いをつけたい。打線の注目は佐藤輝明内野手(26)。対広島は打率・333(60打数12安打)、チーム別最多の6本塁打を記録している。先発の大瀬良に対しても、9日の前回対戦(マツダ)で先制本塁打を放った。阪神はこの試合に勝利し、中日が引き分けか敗戦なら優勝へのマジックナンバー「39」が点灯する。
◆阪神D1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=が、31日の広島戦(甲子園)での先発に向けてキャッチボールなどで調整した。今季は19試合に登板して5勝3敗、防御率1・59。前回登板の21日・巨人戦(東京D)では同点の八回から救援登板し、九回にサヨナラ打を浴びた。先発では10日の広島戦(マツダ)以来となるが「全然、いつもと変わらないです」と動じず。対広島は5試合に投げて3勝0敗、防御率1・44と好相性。打線の印象については「小技だったり、勢いに乗ると連打が出たりというのがあるので、そこは気をつけないといけない。ランナーをためた状態で主軸に回さないことが大事」と話した。「とにかく勝つことで優勝に近づくと思うので、そのためにできることを一生懸命やりたいなと思います」マジック点灯も目の前に迫る。ルーキー左腕が持ち味あふれる投球で栄光に導く。
◆先発した阪神・村上頌樹投手(27)が1死満塁のピンチを招くも、味方の好守にも救われて無失点で切り抜けた。0-0で迎えた二回、先頭の末包に四球を与えると、続く矢野に安打を浴びて一、二塁。1死後、大瀬良の犠打を一塁・大山が野選し、1死満塁とピンチを広げた。それでも秋山を遊直に仕留めると、遊撃の小幡竜平内野手(24)がすぐさま一塁に送球。飛び出していた一走・大瀬良を強肩でアウトにして、ピンチを脱出した。
◆阪神の佐藤輝明内野手(26)が先制のホームを踏んだ。両軍無得点の四回、先頭で打席に立った佐藤輝は、初球を右前に運んで出塁する。続く大山も二塁のグラブをはじく安打でチャンスを拡大。小幡はバントを成功できずに三ゴロ併殺に倒れ、2死三塁となった。続く坂本への2球目に広島の先発・大瀬良が暴投。ワンバウンドした球を捕手の坂倉が止めることができず、ボールは三塁側に転がった。これを見て好スタートを切った佐藤輝が悠々と生還。相手のミスで貴重な先制点を奪った。
◆勝てば優勝へのマジックナンバー点灯の可能性がある一戦。チームトップの9勝目を目指して、阪神・村上が後半戦最初のマウンドに上がった。「ここからもう一回、後半戦を頑張って、いいシーズンだったといえるようにやっていければいいなと思う」そう意気込んで臨んだ〝再出発〟のゲームだった。プロ5年目で初めて開幕投手を任されて踏み出した前半戦は、17試合に登板してチームトップの8勝(3敗)、防御率2・10で終えた。他球団のエース級との対戦が多いカード頭の金曜日の先発を担ったが、たくましく「貯金5」を作った。「一試合一試合、ここからの一勝が重みが大事になってくる。しっかりと自分の投げた試合は勝てるように頑張っていきたい」だが、この日は序盤から持ち味の制球力が定まらない。一回1死は自らの一塁けん制悪送球やファビアンへの死球もあって、2死一、二塁とされた。なんとか後続を断ったが、続く二回も先頭の末包に四球。続く矢野に左前に運ばれ、1死後には大瀬良のバントを処理した大山が三塁へ送球したがアウトにできず(記録は犠打野選)。1死満塁のピンチを背負った。ここは秋山のライナーをつかんだ遊撃・小幡が素早く一塁へ送球し、飛び出していた一走・大瀬良をアウトにして併殺とし、なんとか無失点で切り抜けた。4日のDeNA戦(横浜)で8勝目を挙げて以来、勝ち星から遠ざかっていた。後半戦開幕だった26日のDeNA戦(甲子園)では才木が8勝目を完封で飾り、勝ち星で並ばれた。「もちろん意識はします。お互いに切磋琢磨していけたら」。同じ兵庫県出身の同学年の右腕で、仲間でもライバルでもあるだけに負けるわけにはいかない。ファン投票で選出されたオールスターでは、24日の第2戦(横浜)で先発するも、2回7安打6失点(自責5)。悪いものはすべて出し切って、切り替えて後半戦へ踏み出した。三回に67キロの超スローボールも交えながら三者凡退とすると少しずつ立ち直っていった。(三木建次)
◆阪神・村上頌樹投手(27)が6回を無失点に抑えて、防御率が1点台に突入。阪神の先発ローテ6人全員が防御率1点台という前代未聞の成績を残している。村上は今季18試合目の先発。ここまで6イニングを投げて、今季の投球回が121回2/3に。自責点が27のため、防御率1・997が刻まれた。これで阪神の先発陣6人が防御率1点台に突入。才木(1・52)、デュプランティエ(1・37)、大竹(1・78)、伊原(1・59)、伊藤将(1・03)の6本柱に加えて、「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」から復帰した高橋、2軍で防御率1・13を記録していたビーズリーも控えている。試合前時点で12球団トップのチーム防御率1・93をマーク。首位を走る猛虎が球団史に残る鉄壁の投手陣を誇っている。
◆阪神は1-0の六回、ラモン・ヘルナンデス内野手(29)が押し出し四球を選んで1点を加えた。四回の相手の暴投での先制点に続き、またもプレッシャーをかけて広島投手陣を攻め立てた。先頭の中野が四球を選ぶと、ここで広島の先発・大瀬良がアクシデントで降板。代わったばかりのハーンから森下が左前打でつなぎ、佐藤輝の内野ゴロと盗塁で1死二、三塁とチャンスを作った。続く大山は申告敬遠で満塁となったところで、藤川監督は小幡に代えてこの日昇格したばかりのヘルナンデスを代打で起用。カウントはフルカウントとなるも、粘って7球目を見極める。助っ人が押し出し四球をもぎ取り、貴重な追加点を加えた。
◆先発した阪神・村上頌樹投手(27)は6回5安打無失点。9勝目の権利を持って降板した。苦しみながらも、粘りの投球でスコアボードにゼロを刻んだ。一回に1死二塁を無失点で切り抜けると、二回は1死満塁と絶体絶命の場面も遊直併殺でピンチ脱出。三回以外は毎回安打を許したが、決してホームを踏ませなかった。試合前まで、7月の月間成績が3試合で1勝1敗、防御率4・20と苦しんでいた。それでもこの日は、限られたリードを守り抜き、先発としての役割を果たした。村上は「ランナーもたくさん出してしまい、なかなかいいリズムを作ることができませんでした。そんななかでも低めに丁寧に投げることを心掛けました。守備にも助けてもらいながら0点で粘ることができてよかったです」とコメントした。
◆阪神は今季の主催試合の入場者数200万人を達成したと発表した。この日の一戦には4万2638人が来場し、主催試合での観衆合計は48試合目で201万4327人に到達。内訳は甲子園44試合で187万5386人、地方開催(京セラを含む)4試合で13万8941人だった。5月22日の巨人戦(甲子園)では主催24試合で100万人を達成。過去の最速200万人到達は2004年7月1日の39試合。05年の実数発表後の最速は07年7月31日の46試合。昨年は48試合目(甲子園44試合、地方4試合)での到達だった。
◆阪神は大山悠輔内野手(30)の適時打で3点目を加えた。2-0の八回、先頭の森下がこの日3本目の安打となる左中間への二塁打を放つと、佐藤輝の二ゴロが失策を誘って無死一、三塁と絶好の得点機を作る。ここで大山が、2ボールからの3球目を見ごとに仕留めて左前にはじき返した。これが3点目にしてこの日チーム初めての適時打に。大山はこれで21日の巨人戦(東京ドーム)から、5試合連続の打点となった。
◆阪神が広島を下して4連勝。中日が巨人に敗れたため、マジック39が点灯した。7月30日でのマジック点灯は球団史上3番目の早さとなる。先発した村上頌樹投手(27)は苦しみながらも6回無失点と結果を残した。三回以外は毎回安打を許すも決してホームは踏ませず。二回に1死満塁のピンチを招いたが、1番・秋山を遊直併殺に仕留めて無失点で切り抜けた。その後は及川-石井-桐敷の無失点リレーで逃げ切った。打線は0-0の四回に佐藤輝明内野手(26)、大山悠輔内野手(30)の連続安打でチャンスを作ると、暴投で1点を先制。六回は森下翔太外野手(24)の安打と2つの四球で1死満塁とし、この日昇格したばかりのラモン・ヘルナンデス内野手(29)=前メキシカンリーグ=が押し出し四球を選んで追加点を挙げた。七回には先頭の森下が左翼フェンス直撃の二塁打で好機を演出すると、大山が5試合連続打点となる適時打。途中出場の熊谷にも2点適時打が生まれて3点を追加した。対広島は5月17日(甲子園)から10連勝。今季の広島戦の勝ち越しも決めた。
◆先発した広島・大瀬良大地投手(34)は六回途中まで投げ、2失点で6敗目。緊急降板するアクシデントもあった。大瀬良は一回から走者を出しながらも粘りの投球を披露。四回には2死三塁から暴投で先取点を与えてしまったが、最少失点でしのいだ。六回には先頭の中野に四球を与えたところで、自ら右手を上げる仕草を見せ、三塁ベンチからトレーナーらが駆け付けた。その後、三塁ベンチ裏へと下がり、一度はマウンドに戻り投球練習を行ったが、2番手のハーンに交代。緊急登板した助っ人はその後1死満塁のピンチを招き、押し出し四球で2点目を奪われた。打線は一回に2死一、二塁、二回には1死満塁の好機を作ったが、得点にはつながらず。阪神戦は10連敗となった。
◆阪神が広島を下して4連勝。先発した村上頌樹投手(27)は苦しみながらも6回無失点と結果を残した。三回以外は毎回安打を許すも決してホームは踏ませず。二回に1死満塁のピンチを招いたが、1番・秋山を遊直併殺に仕留めて無失点で切り抜けた。その後は及川-石井-桐敷の無失点リレーで逃げ切った。?阪神が勝ち、中日が負けたため、中日の自力優勝の可能性が消滅した。これで阪神を除く5球団の自力優勝の可能性が消え、阪神に優勝へのマジックナンバー39が点灯した。マジック対象球団は2位以下で全勝時の勝率が最も高い巨人で勝率・679(95勝45敗3分け)。阪神は巨人との直接対決残り7試合に負けても、他で39勝すれば勝率・681(96勝45敗2分け)で上回る。現日程での最短優勝決定日は8月27日。?2リーグ制(1950年)以降、7月までに優勝マジックを点灯させたのは、昨年のソフトバンク(7月30日=優勝マジック42、同年最終順位は優勝)以来、通算11度目。阪神では2003年(7月8日=優勝マジック49、同優勝)、08年(7月22日=優勝マジック46、同2位)に次いで17年ぶり3度目で、ソフトバンク(前身を含む)と並ぶ最多回数。?今季23度目の無失点勝利。阪神でシーズン23度以上記録したのは、65年(32度=56年の西鉄と並ぶプロ野球記録)以来60年ぶり8度目。?対広島は10連勝。阪神の同一カード10連勝以上は03年の対横浜(16連勝)以来22年ぶり。対広島は66年と81年(12連勝=ともに2分けを挟む)に次いで44年ぶり3度目で、引き分けを挟まない10連勝は初。
◆23度目の無失点勝利で後半戦4連勝を飾った阪神に優勝マジック「39」が点灯した。球団の7月M点灯は2003年(8日=M49)、08年(22日=M46)に次いで3度目。四回2死三塁、大瀬良大地投手(34)の暴投で先制。六回1死満塁では代打ラモン・ヘルナンデス内野手(29)の押し出し四球で加点。八回、大山悠輔内野手(30)、熊谷敬宥内野手(29)の適時打で3点を追加した。6回を投げた村上頌樹投手(27)は4日ヤクルト戦(甲子園)以来の白星で9勝目(3敗)。八回に登板した石井大智投手(28)はセ界単独3位の33戦連続無失点。大山は24年7月以来の5試合連続打点。チームは広島戦10連勝でカード勝ち越しを決めた。また主催試合48試合目で入場者数200万人を突破した。
◆先発した大瀬良大地投手(34)は六回途中まで投げ、2失点で6敗目。六回途中に緊急降板するアクシデントもあった。
◆先発した大瀬良大地投手(34)は六回途中まで投げ、2失点で6敗目。緊急降板するアクシデントもあった。試合後、降板理由を「右足と指先もちょっとつったので、ここで萎えるのがちょっと難しいなという判断」と説明。一度、三塁ベンチ裏に下がり、「処置としては体の全身を冷やしてもらった」が、「指先のほうがボールを扱うのがちょっと難しいな、と」と無念の途中降板となった。当然、「つったりとかのところは、やれることはやっている」と暑さ対策はしているが、発汗の量とかいつもより多かった」と分析した。また、一走で迎えた0|0の二回1死満塁では秋山が放った遊直に飛び出してしまい、併殺に。「ライナーバックで一塁ランナーだったんで、そんなに慌てていくことはなかったんですけど、気持ちが先走ってしまった。いける、って判断してしまって戻れなかった」と悔やみ、「つないでつないでという状況で僕が断ち切ってしまったんで、あそこは反省しないといけない」と猛省した。
◆現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、ダイエー、阪神の3球団でヘッドコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家・黒田正宏氏(77)は、阪神の守り勝ちを強調。その象徴として佐藤輝明内野手(26)に言及した。スコアボードを見れば両軍ともに1失策だが、勝負どころでのバッテリーエラーなどを考えても阪神の守り勝ちだった。象徴は三塁を守っている佐藤輝。五回の羽月の打球処理や華麗な送球も目立ったが、九回の林の痛烈なゴロに対しての反応も素晴らしかった。足の運び方など技術的な部分もあるだろうが、一連の動きが染みついて自然とできている。一球一球に対する集中力が高い。外野も守った時期もあったが、今は三塁で固定されている。腰を据えてできるのも大きいし、打撃面が安定していることが攻守でうまく切り替えられている要因だろう。四回は先頭打者として変化球を軽打し、出塁。先制に貢献した。六回、八回も安打にはならなかったが追加点につながり、チーム打撃をするという意識を感じた。球団ではバース以来の三冠王という期待がかかり、打撃が大きくなりがちだが、佐藤輝の場合は現状をしっかりと見つめている。前を打つ森下にもいい影響を及ぼしている。4番がこの気持ちなら負けない。まだまだ白星を積み重ねるだろう。
◆阪神の4番・佐藤輝が走攻守で躍動した。四回先頭で右前打を放ち、相手暴投で先制のホームを踏むと、六回は今季9盗塁目となる二盗に成功。五回は2度、難しい打球をさばくなど三塁守備でも勝利に貢献し「守りもいい感じで続いているのでこの状態を続けていきたい」とうなずいた。リーグ優勝へのマジック39が点灯したが「まだ何も変わらない」と地に足つけて一歩ずつ進んでいく。
◆阪神・大山が大きな3点目をバットで導いた。2-0で迎えた八回無死一、三塁の好機で松本のカットボールを捉え、左前適時打。今季自己最長の5試合連続打点に「一試合一試合、全力でやっている。明日の試合も大事になるので頑張りたい」と冷静だった。7月は月間打率・351、18打点、1本塁打と絶好調。酷暑の中、全力プレーを続ける5番を藤川監督は「本人は『体が動く』と言っていますけど、自分の体を一番大事にやってもらえれば」と気遣った。
◆虎の絶対的なセットアッパーが、またひとつゼロを積み重ねた。阪神・石井が2-0の八回に3番手で登板して1回無失点。セ・リーグ歴代単独3位に躍り出る、33試合連続無失点とした。「ゼロが正義なんで。またあしたも頑張ります」3番からの好打順に対しても普段と変わらず、淡々と投げ込んだ。先頭の小園を左飛に打ち取ると、続くファビアンを遊ゴロ。坂倉に右中間へ二塁打を浴びたが、末包を右飛に仕留めた。偉大な監督の背中も見えてきた。4月5日の巨人戦(東京ドーム)から続く無失点記録。「めちゃくちゃどうでもいいですね」と口にするが、2006年に藤川監督が打ち立てたリーグ最長の38試合連続無失点に、あと5試合に迫った。「目の前の試合をしっかり勝ち切って、チームとしていい流れでいければ」1回を無失点に抑えたにも関わらず、防御率は試合前の0・25から変動なし。不屈の右腕が異次元の数字を残している。(萩原翔)
◆火の玉級スピードでマジック点灯! 阪神は広島に5-0で完勝し、後半戦開幕から4連勝で優勝へのマジックナンバー「39」が点灯した。広島戦10連勝で、今季の広島戦勝ち越しも決定。7月のマジック点灯は球団3度目だ。球団創設90周年の記念すべき年に就任した藤川球児監督(45)が卓越したマネジメント力を発揮し、2位巨人に11ゲーム差をつけVへのカウントダウンに入る。強い、強すぎる-。六甲おろしが甲子園に響き渡り、2年ぶりの栄冠へのカウントダウンが本格的に始まった格別な夜。就任1年目の7月に優勝へのマジックナンバー「39」を点灯させた藤川監督は、どこまでも普段通りだった。「全然、(点灯は)知らなかったですね。(昨年)11月にチームと一緒に動き出してから、凡事徹底と没頭するということですから。そこ(マジック点灯)で止まるということはないですね」表情も手綱も緩めない。四回2死三塁で相手の暴投によって先制し、六回には押し出し四球で追加点。七回から自慢の救援陣をつぎ込み勝ち切った。虎の盤石の戦いの裏では中日が巨人に敗れ、セ界のライバルたちの自力優勝の可能性は5球団ともに消滅した。対広島は2年ぶりの勝ち越しを決め、引き分けなしの10連勝も球団史上初。無失点勝利は今季23度目だ。「守り勝つ野球」を見事なまでに磨き上げるが「まだまだビルドアップさせながら、ということは必要かな、と。どんなことが起こるか分からないですから」とサラリと語った。「チームの心臓」と表現するブルペンは、強化とフル稼働を両立させてきた。3月に支配下登録した育成D1位右腕の工藤に始まり、プロ2年目の石黒、D3位右腕の木下らにも積極的に登板機会を与え〝心臓の一部〟に組み込もうとした。逆に、桐敷のような負担を背負いがちな投手は、疲労が溜まる前に思い切って抹消したことも。7月には新たにハートウィグとドリスを補強し、常に先の先を見ている。今年1月の年賀式のあいさつで「日々順調であることを疑って、不安であることが正解と思えるような。そんな組織が最後、一番上にいるんじゃないか」と語った通りのマネジメント力がさえ渡る。
◆七回の遊撃守備から途中出場した熊谷が、勝利を決定づける2点打を放った。2-0で迎えた八回に大山の適時打で1点を奪い、なおも2死満塁で打席へ。「前の打席で見逃し三振をしているので、なんとか取り返そうと思った」と4番手・松本から9球粘り、最後はカーブに反応して中前に運んだ。走攻守で存在感を見せる仕事人は「毎日が大事なので、目の前の1球に集中して、あしたもやっていきたい」と頼もしかった。
◆頂点までの距離が確認できるようになり、背番号1の心にも火が付いた。何度も快音を響かせて3安打をマークした森下が、マジック点灯に貢献した。「(最後の打球は)入ってほしかったですけど、本当に久しぶりの猛打賞だったので。うれしかったです」一回は大瀬良から中前打。さらに1―0の六回無死一塁では、直前に登板したハーンの直球を左前打とし、貴重な追加点につなげた。そして八回には松本から左中間へ、あと少しでフェンスオーバーという大飛球の二塁打で、一挙3得点ダメ押しの起点となった。塁上では悔しそうな表情も浮かべたが、6月1日の広島戦(マツダ)以来約2カ月ぶりとなる猛打賞。「まず結果として、出ていなかったものが3本出た。出ることによって自分が感じることもある。また明日もっといい状態にできるように修正したい」と、この日の結果を自信に次戦を見据えた。この3安打で、後半戦自身初めてのお立ち台に上がった。初めての球宴出場で多忙なブレークを過ごし、後半戦が開幕すると前日までの3試合(13打席)で安打はわずかに1本。結果はなかなか出せなかったが、黙々と自身に向き合ってきた。この日の試合前練習では、いつもよりもスタンスを狭め、真っすぐに立った状態で打撃練習を行っていた。「いろいろやっていかないといけない」と、取り組んだ成果を発揮。9勝目を挙げた村上と並んで歓声を浴び、「2人できょうは『結果出てないけど頑張ろうな』って言っていたので。2人でヒーローに上がれてよかった」と笑顔を見せた。チームには優勝へのマジックナンバー39が点灯。ルーキーイヤーに経験したあの瞬間を、2年越しに実現させる。「一つ目安となるものができたと思うので、このマジックをゼロにするまで突っ走っていきたいなと思います。ファンの人たちもすごくイメージしやすいものとなったと思う。自分たちは何も考えずに、ただ1試合1試合やっていきたい」悲願達成の瞬間まで、完全燃焼で駆け抜けていく。(中屋友那)
◆桐敷が5点リードの九回を締めた。5球で2死を奪うと、最後は代打・モンテロを147キロ直球で空振り三振。守護神・岩崎をしっかりと温存し「ザキ(岩崎)さんを休ませることができたのでよかった。いつでも任された場面を投げられればと思います」と気を吐いた。27日のDeNA戦(甲子園)からこれで2試合連続のパーフェクト投球だ。
◆ヘルナンデス(前メキシカンリーグ)が昇格即結果を残した。1-0の六回1死満塁で代打登場。「前に飛ばしてランナーをかえすことだけ考えて、一番速い球に合わせたよ」と、2番手・ハーンの150キロ超の直球を見極めて押し出し四球を選んだ。2軍で2試合連続本塁打を記録して再昇格。「チームがずっといい野球ができている中で自分が呼ばれて、少しでも貢献できたと思うとうれしい」と笑った。
◆近本が首位打者をキープした。三回1死の第2打席で、大瀬良のシュートを引っ張って右前へ。打率・289はセ・リーグ2位の小園(広島)に1厘差でトップだ。直後に二盗を決めて、24盗塁はリーグトップを独走。チームもマジック39が点灯し、リーグ独走状態を維持するが、リードオフマンは「まだ7月なので」とまったく気にしていなかった。
◆苦しかった。必死に耐えた。村上が6回5安打無失点の粘投でリーグ2位となる9勝目(3敗)。チームの優勝マジック39の点灯に貢献した。「ピンチ、ピンチでしんどかった。野手に守ってもらって助けられたゼロだと思う」序盤は生命線の制球が定まらなかった。一回は自らの一塁けん制悪送球やファビアンへの死球もあって2死一、二塁とされたが、後続を断った。二回は先頭の末包の四球をきっかけに1死満塁のピンチ。秋山を遊直併殺に仕留めて無失点に切り抜けた。村上は「監督と(ベンチで)話して修正できました」とポツリ。三回から大きく腕を振るためにカーブを多投することでフォームに安定感が出てきた。これが立ち直るきっかけとなった理由だ。「(相手に)1点が入ると流れも変わる。調子がよくない中でもゼロに抑えられたのはよかったかなと」七回からは鉄壁リリーバー、及川、石井、桐敷が無失点リレーで、前日29日に続き鯉打線を2試合連続でゼロ封。チームとしても1965年(32試合)以来、60年ぶりとなるシーズン23度の完封勝利で、このペースでいけば、NPB記録の約35試合となる。村上は「投手だけでなく、野手(の守備)。捕手もいれて、全員で抑えられているのかなと思っています」とチーム一丸を強調した。4日のDeNA戦(横浜)以来の勝利で、防御率も2・00まで良化。最多勝&防御率のWタイトルも夢ではない右腕は「まずは、自分の仕事をしてチームが勝てるようにやっていきたい」とキッパリ。リーグ制覇と日本一になった2023年はMVPを受賞した。今年もマウンドで存在感を示す。(三木建次)
◆勝ちに不思議の勝ちあり。野村克也さんも天国からつぶやいている!? 最後は突き放したが、中盤までタイムリーゼロで2得点。チーム防御率1点台なら、勝負ありだ。「Family with Tigers」-。今回の広島3連戦は家族をテーマにしてさまざまなイベントが行われている。練習中はスタンドに親子ファンが招待され、バントをしていたデュプランティエがサービス。手を振ったりして盛り上げた。今季6勝を挙げている助っ人右腕は29日に出場選手登録を抹消され、藤川監督は「回復が少し遅れている」と疲労を考慮したことを明かしていた。表情だけを見ると、元気そうだが...。入社2年目、虎番の萩原翔によると、デュプランティエは練習終わり、一度、クラブハウスに向かった後、わざわざ引き返してきて、指でハートポーズを作って「アイラブユー?」と報道陣にウインク。それを中西通訳は「みなさんのことを愛しています」と律義に訳してくれた。さすが、首位独走しているチームとあって、終始明るい雰囲気で試合開始を迎えた。若手ナンバーワンの萩原は午前中は2軍の新球場「日鉄鋼板SGLスタジアム尼崎」へ。加入したばかりの右腕、ハートウィグが施設の豪華さに相当驚いていたそうだ。「世界的にみても素晴らしい、というような話をされていましたよ」萩原は「マスコミ対応もしっかりしているし、身長がとにかく高い」と大絶賛。そして「黒いひげがかっこいい」と目がハート。どちらかといえば萩原は令和風な?ツルンとした顔をしているのだが、ワイルドな感じに憧れているのかしらん。
◆まずは7月中の優勝マジック『39』、おめでとうございまーす!!にしても、わが阪神、強すぎー!! とにかく厳しい野球の神様が、連日の猛暑でズレ始めているのもラッキー!! 例えば四回無死一、二塁でバントを決められず併殺打の小幡に反省を促すために無得点でいいのに、大瀬良のワイルドピッチで先制!! さらには六回、代打ヘルナンデスの押し出し四球で貴重な2点目を奪った。主力以外でも得点し、勝つ阪神はリーグV間違いなしなのだ!!それはさておき、点いたり消えたりの『マジックナンバー...』。他の5球団が弱いから、いらねーよ!! マジックじゃなくて今季は『トラックナンバー』にしたるわー!!トラックは大型車のことではなく、『人や動物の足跡』を意味する「track」。阪神の選手が今年、いろいろなことに立ち向かい、成長してきたことに重なっていいんじゃないの!?あのさ...、他の5球団は借金を抱えてペナントレースを終え、CSにヌケヌケと出てくんなよ!! プロ野球の最後のプライドで欠場せーや!!

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
57 | 35 | 2 | 0.620 (↑0.005) | M39 (-) |
49 | 321 (+5) | 201 (-) | 56 (-) | 75 (+2) |
0.245 (-) | 1.910 (↑0.02) |
2 (-) |
巨人 |
45 | 45 | 3 | 0.500 (↑0.006) | 11 (-) |
50 | 262 (+2) | 269 (-) | 56 (-) | 39 (-) |
0.242 (-) | 2.630 (↑0.03) |
3 (-) |
DeNA |
41 | 46 | 5 | 0.471 (↓0.006) | 13.5 (↓1) |
51 | 268 (+1) | 267 (+2) | 45 (-) | 41 (-) |
0.226 (-) | 2.720 (↑0.01) |
4 (-) |
中日 |
41 | 49 | 2 | 0.456 (↓0.005) | 15 (↓1) |
51 | 239 (-) | 276 (+2) | 45 (-) | 58 (-) |
0.225 (↓0.001) | 2.840 (↑0.01) |
5 (-) |
広島 |
38 | 49 | 5 | 0.437 (↓0.005) | 16.5 (↓1) |
51 | 271 (-) | 292 (+5) | 43 (-) | 47 (-) |
0.240 (-) | 2.900 (-) |
6 (-) |
ヤクルト |
32 | 50 | 5 | 0.390 (↑0.007) | 20 (-) |
56 | 243 (+2) | 336 (+1) | 43 (+1) | 42 (+1) |
0.229 (↓0.001) | 3.440 (↑0.04) |
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