1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
楽天 | 3 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 8 | 13 | 0 | 1 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 | 8 | 1 | 1 |
勝利投手:岸 孝之(5勝4敗0S) (セーブ:則本 昂大(3勝3敗15S)) 敗戦投手:石川 柊太(4勝4敗0S) 本塁打 |

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◆楽天が4連勝。楽天は初回、黒川の3ランで幸先良く先制する。その後2点差となって迎えた5回表には辰己、ゴンザレス、堀内の3者連続適時打などで4点を奪い、試合を優位に進めた。投げては、先発・岸が今季5勝目。敗れたロッテは、先発・石川柊が乱調だった。
◆ロッテのドラフト1位ルーキー西川史礁外野手(22)が初の4番起用された。前回7回1安打無失点と好投した先発石川柊太投手(33)とバッテリーを組むのは、前回登板と同じく田村龍弘捕手(31)が務める。
◆ロッテドラフト1位ルーキー西川史礁外野手(22)が、プロ初本塁打を放った。0-1の4回1死走者なし。フルカウントから6球粘って12球目。131キロのスライダーを捉えた打球は左翼のホームランラグーンに入った。55試合目、202打席目でようやく出た一発。ダイヤモンドをまわりながらほえた。6試合連続安打を放つなど好調で、プロ初の4番に抜てき。プロ初アーチで期待に応えた。「なんとか塁に出ようと思っていましたし、自分のゾーンを分かった上で来た球をしっかり振り抜こうと思っていました。もう素直にうれしいです」と振り返った。
◆ロッテ先発の石川柊太投手(33)は、4回1/3を8安打7失点(自責5)でKOされた。初回2死一、二塁で黒川に右越えの先制3ランを献上。5回には安打と連続四球で無死満塁のピンチを招くと、黒川に左犠飛。続く辰己にも中前適時打を浴び、中堅高部瑛斗外野手(27)が後逸した間に走者が進塁。なおも1死二、三塁で、ゴンザレスに左前適時打を浴びて降板した。登板前日には「試合ではあんまり考え過ぎず、シンプルにやれることを見つけながら投げていければ」と意気込んでいたが、5勝目とはならなかった。降板後は「初回のホームランで雰囲気も悪くしてしまいましたし、また流れの悪い状態で後ろにつなぐ形となってしまい申し訳ない」と謝罪した。>
◆ロッテは中盤に反撃を見せたものの、あと1歩届かず2連敗となった。先発の石川柊太投手(33)は立ち上がりから苦しい展開。初回2死一、二塁で黒川に右越えの先制3ランを献上。5回には安打と連続四球で無死満塁のピンチを招くと、黒川に左犠飛。続く辰己にも中前適時打を浴び、中堅高部瑛斗外野手(27)が後逸した間に走者が進塁。なおも1死二、三塁で、ゴンザレスに左前適時打を浴びて降板。4回1/3を8安打7失点(自責5)でKOされた。打線は中盤に粘りを見せた。4回に西川史礁外野手(22)のプロ初本塁打で1点を返すと、5回には佐藤都志也捕手(27)の復帰後初安打となる左中間二塁打でチャンスを演出。寺地隆成捕手(19)の右前適時打で2点目を挙げた。6回には西川の二塁打から無死一、二塁の好機をつくり、愛斗外野手(28)も今季初安打でつないだ。無死満塁で内野ゴロの間に1点を返し、佐藤の左中間への二塁打で2点差に詰め寄ったが、反撃もここまでだった。9回に登板した早坂響投手(20)の押し出し四球で、再び3点差にされてしまった。
◆楽天が最下位ロッテを下し、今季3度目の4連勝で4位に浮上した。初回2死一、二塁から5番黒川史陽内野手(24)が右翼テラス席に2号先制3ランを突き刺した。2点リードの5回には黒川の左犠飛、辰己涼介外野手(28)が中前適時打、この日昇格したオスカー・ゴンザレス外野手(27)が左前適時打、楽天堀内謙伍捕手(28)が左前適時打を放ち、一挙4得点を挙げた。先発の岸孝之投手(40)は4回に4番西川にプロ初本塁打となるソロを被弾し、5回には寺地に適時打を許した。6回に2安打と四球で無死満塁のピンチを背負ったところで降板。6回途中7安打5失点となったが、チームトップの5勝目を手にした。今季初の回またぎとなった鈴木翔天投手(28)は、1回2/3を無安打無失点で好救援を見せた。
◆ロッテドラフト1位ルーキー西川史礁外野手(22)が、プロ初本塁打を放った。0-1の4回1死、フルカウントから楽天岸の131キロのスライダーを左翼のホームランラグーンに放り込んだ。55試合目、202打席目でようやく出た一発。プロ初4番に抜てきされた期待に、プロ初アーチで応えた。ルーキー西川が初めて4番に座り、4回にプロ初アーチ。4番初試合で本塁打を打った新人は、21年5月2日佐藤輝(阪神)以来で、パ・リーグでは86年10月7日清原(西武)以来。ロッテでは毎日時代の50年3月11日戸倉に次いで2人目。ロッテで新人の4番は14年井上以来7人目だったが、いきなり本塁打を打ったのは75年ぶりだった。また、4番初試合でプロ1号を記録した新人は、前記戸倉、58年森(中日)に次ぎ、2リーグ制後3人目。
◆楽天岸孝之投手(40)がチームトップの5勝目を手にした。4回にロッテ4番西川にプロ1号を被弾。6回は無死満塁で降板し、6回途中7安打5失点と苦しい投球となったが、味方打線が援護した。「勝たせてもらったっていう5勝目ですけど、勝つ、勝たないで全然違いますから。感謝してまた次しっかりゲームを作れるように調整したい」。ZOZOマリンでは通算19勝目とした。
◆ロッテのドラフト1位西川史礁外野手(22)が、待望のプロ初本塁打を放った。0-3の4回1死走者なし。フルカウントから6球粘って12球目。楽天岸の131キロのスライダーを、左翼ホームランラグーンに運んだ。出場55試合目、202打席目でやっと出た一発。「3点ビハインドの中で、自分がなんとしてもチームの流れを変えようと思って打席に入ったので、そこはすごくうれしい気持ちが出ました」。ほえるほど感情を爆発させながら、ダイヤモンドを一周した。プロ初の4番起用にも「4番というよりかは4番目のバッターという風に考えて、いつも通り打席に入りました」と冷静に受け止め、結果につなげた。ただ、チームは2連敗。「楽天と差を縮めるために、この3連戦は勝たないといけないなと思っていた」と悔しさをにじませつつ「明日また東京ドームで最後勝てるように、準備してやっていきたい」と見据えた。ルーキー西川が初めて4番に座り、4回にプロ初アーチ。4番初試合で本塁打を打った新人は、21年5月2日佐藤輝(阪神)以来で、パ・リーグでは86年10月7日清原(西武)以来。ロッテでは毎日時代の50年3月11日戸倉に次いで2人目。ロッテで新人の4番は14年井上以来7人目だったが、いきなり本塁打を打ったのは75年ぶりだった。また、4番初試合でプロ1号を記録した新人は、前記戸倉、58年森(中日)に次ぎ、2リーグ制後3人目。
◆楽天鈴木翔天投手(28)が、今季初の回またぎでロッテ打線を完璧に封じた。2点差に迫られた直後の6回2死二塁で3番手としてマウンドに上がった。1番藤原への初球、外角高め149キロ直球で中飛に打ち取り、1球で火消しした。「緊迫したところでしたけど、抑えられて良かったです」と振り返った。7回も続投した。「いったんね、前の回は忘れて、7回は回頭からっていうメンタルでマウンドに上がりました」。寺地を空振り三振、安田を遊直、西川を二ゴロと3者凡退に仕留めた。1回1/3を無安打無失点で勢いづく相手に流れを渡さなかった。「雰囲気もマリーンズに行きそうなところではあったので。中継ぎの醍醐味(だいごみ)というか、そういうのを断ち切るのが仕事だと思うので、仕事ができて良かったです」と、うなずいた。
◆ロッテは中盤に反撃を見せたものの、あと1歩届かず2連敗となった。先発の石川柊太投手(33)は立ち上がりから苦しい展開。初回2死一、二塁で黒川に右越えの先制3ランを献上。5回には安打と連続四球で無死満塁のピンチを招くと、黒川に左犠飛。続く辰己にも中前適時打を浴び、中堅高部瑛斗外野手(27)が後逸した間に走者が進塁。なおも1死二、三塁で、ゴンザレスに左前適時打を浴びて降板。4回1/3を8安打7失点(自責5)でKOされた。吉井理人監督(60)は「5回は3周りめだったんで、交代か迷ったんですけど、かなり点差があったんで、もうちょっと投げてほしいなと思って続投した。石川にはかわいそうなことした」と責任を負った。打線は中盤に粘りを見せた。4回に西川史礁外野手(22)のプロ初本塁打で1点を返す。6回には無死満塁で内野ゴロの間に1点を返し、佐藤都志也捕手(27)の左中間への二塁打で2点差に詰め寄ったが、反撃もここまでだった。9回に登板した早坂響投手(20)の押し出し四球で、再び3点差にされてしまった。吉井監督は「6回の攻撃では西川のツーベースは真っすぐをしっかりいい感じで打った。あの後ちょっと岸投手もコントロール乱してたんで、そこをうまく攻められた」と振り返った。西川のプロ初4番起用に吉井監督は「特に狙いはないです。山本がお休みだったので、繰り上がった。ただ、彼もああいうクラッチヒッターではあるんで、いつかは4番、5番、1番、2番あたりを打つ選手になる」と期待した。
◆楽天黒川史陽内野手(24)が汚名返上の4打点で、チームを4連勝&4位浮上に導いた。初回2死一、二塁。ロッテ石川柊の内角高め148キロ直球を振り抜いた。「昨日、自分はやられていたので積極的にいきました。先制できて良かった」。2号先制3ランを右翼テラス席に突き刺し、前日に4打数無安打だった悔しさを晴らした。本塁打数はこれまでシーズン1本止まりだったが、後半戦序盤で自己最多を更新した。3回に中前打、5回には左犠飛を決め、昨年8月4日西武戦以来、自身2度目の4打点をマークした。6月12日に今季初昇格すると、同18日ヤクルト戦からスタメンに定着。直近では3番や5番の中軸を担い、結果を残している。「とにかく目の前の試合で自分が出せる全力を常に出すのを心がけてやってる。あんまりクリーンアップだからとかは思ってない」と冷静に話した。この日の白星で楽天は5月16日以来、2カ月半ぶりに4位に浮上した。「(鈴木)大地さんがすごく率先的に声出してやってくださってるんで、まあ僕も若手も負けてられないという気持ちでやってます」と黒川。勝利のために、まだまだ打ちまくる。【山田愛斗】
◆チームトップの5勝目をつかんだ楽天岸孝之投手(40)が、仲間に感謝した。初回に5番黒川が先制3ランを放ち、早々に試合を動かした。「あれは本当に大きかったです」。5回にも味方打線が4得点を奪い「本当に野手のみんなのおかげだと思います」。大量援護に恵まれた。一方でマウンドでは苦しんだ。4回1死からロッテのルーキー西川に12球目を捉えられ、プロ初本塁打を被弾。5回は寺地に適時打を許し、6回は無死満塁とピンチを背負ったところで降板となった。6回途中7安打5失点と苦しむも、白星を挙げた。「勝たせてもらったっていう5勝目ですけど、勝つ、勝たないで全然違いますから。感謝して、また次しっかりゲームを作れるように調整したいと思います」と引き締めた。チームは西武をかわして5月16日以来、2カ月半ぶりに4位に浮上した。ベテランは「みんな、やることをやってるからだと思いますし、その中で今日に関しては僕だけができてないなっていうところなんで、足引っ張らないようにっていう、ちゃんと自分のことをできるように調整して頑張ります」と力を込めた。
◆ロッテが中盤に反撃を見せたが、あと1歩届かず2連敗となった。石川柊は初回から3ランを浴びるなど5回途中7失点(自責5)。吉井監督は「5回は3回り目で交代か迷ったんですけどかなり点差があったんで、もうちょっと投げてほしいと思って続投したが、石川にはかわいそうなことをした」と責任を負った。打線は西川が4番起用に応えるプロ初本塁打。「いつかは4番、5番。1番、2番あたりを打つ選手になる」と期待した。
◆ロッテのドラフト1位・西川史礁外野手(22)=青学大=がプロ入り後初の4番で先発し、四回の第2打席にプロ初本塁打を放った。「4番・左翼」で先発した西川は四回1死走者なしで楽天先発の岸と対戦し、11球粘った末に131キロのスライダーを左翼テラス席に運んだ。プロ初の4番に座って、202打席目で迎えた記念すべき1号。一塁を回った西川は拳を握りしめて絶叫。試合はロッテが1-3と2点を追う展開となっている。
◆楽天が4連勝で4位に浮上した。一回に黒川の3ランで先制。五回は黒川の犠飛、辰己から3者連続適時打で4点を加えた。援護を受けた岸は5回0/3を5失点で5勝目。ロッテは西川の本塁打などで追い上げたが及ばなかった。
◆ロッテは先発した石川柊太投手(33)が五回途中7失点でKO。西川史礁外野手(22)の本塁打などで追い上げたが及ばず、2連敗となった。?ロッテの新人・西川が初めて4番で先発出場し、今季202打席目でプロ1号本塁打。新人選手が先発4番でプロ初本塁打をマークしたのは、1959年4月14日の大洋・桑田武(1試合2本、対広島)以来66年ぶり。ロッテ(前身を含む)では50年3月11日の戸倉勝城(プロ初打席本塁打、対西鉄)以来75年ぶり2人目。?新人選手が初めて4番で先発出場した試合で本塁打を放ったのは、2021年5月2日の阪神・佐藤輝明(満塁本塁打、対広島)以来4年ぶり。
◆ロッテのドラフト1位・西川史礁外野手(22)=青学大=が楽天戦(ZOZOマリン)でプロ1号本塁打をマークした。2度の2軍落ちを経験したルーキーが1軍で出場55試合、202打席目にして待望の一発だ。「ヒットは打てていたんですけど、なかなかホームランが出なくて、ここで初めて出たっていうのがすごくうれしかった」初の4番で先発出場すると、待望の瞬間は四回1死走者なしから生まれた。楽天先発の岸から6球連続ファウルなどで11球粘ったあと、131キロの真ん中付近のスライダーをフルスイングし、左翼テラス席に打ち込んだ。一塁を回った西川はこぶしを握り締めて雄たけびを上げた。六回の第3打席でも左中間に二塁打を放ち、2安打1打点。一時は1割台前半に低迷した打率もこの試合で・272まで上昇。ルーキーがたくましさを増している。(片岡将)

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (1↑) |
日本ハム |
56 | 35 | 2 | 0.615 (↑0.004) | - (-) |
50 | 348 (+5) | 245 (+4) | 86 (-) | 48 (+1) |
0.246 (↑0.001) | 2.290 (↓0.01) |
2 (1↓) |
ソフトバンク |
54 | 35 | 4 | 0.607 (↓0.007) | 1 (↓1) |
50 | 348 (+4) | 254 (+5) | 58 (-) | 74 (+1) |
0.247 (-) | 2.430 (↓0.01) |
3 (-) |
ORIX |
47 | 41 | 3 | 0.534 (↑0.005) | 7.5 (-) |
52 | 323 (+6) | 335 (+4) | 60 (-) | 39 (+1) |
0.257 (↑0.001) | 3.420 (↓0.01) |
4 (1↑) |
楽天 |
43 | 46 | 2 | 0.483 (↑0.006) | 12 (-) |
52 | 262 (+8) | 301 (+5) | 36 (+1) | 86 (+1) |
0.245 (↑0.001) | 3.100 (↓0.02) |
5 (1↓) |
西武 |
43 | 48 | 1 | 0.473 (↓0.005) | 13 (↓1) |
51 | 234 (+4) | 262 (+6) | 39 (+1) | 58 (-) |
0.229 (↑0.001) | 2.670 (↓0.02) |
6 (-) |
ロッテ |
35 | 53 | 2 | 0.398 (↓0.004) | 19.5 (↓1) |
53 | 263 (+5) | 344 (+8) | 45 (+1) | 39 (+1) |
0.231 (-) | 3.570 (↓0.02) |
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