ロッテ(★1対2☆)楽天 =リーグ戦14回戦(2025.07.29)・ZOZOマリンスタジアム=
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楽天
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ロッテ
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勝利投手:古謝 樹(4勝3敗0S)
(セーブ:則本 昂大(3勝3敗14S))
敗戦投手:種市 篤暉(3勝7敗0S)
  DAZN
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◆楽天は両軍無得点で迎えた5回表、鈴木大の押し出し死球で1点を先制する。続く6回には辰己が犠飛を放ち、貴重な追加点を挙げた。投げては、先発・古謝が7回途中1失点の好投で今季4勝目。敗れたロッテは、打線が相手を上回る10安打を放つも、1得点とつながりを欠いた。

◆ロッテのドラフト1位ルーキー西川史礁外野手(22)が6試合連続安打をマークした。0-0の4回2死走者無しの場面、楽天先発の古謝の変化球を捉え左前にクリーンヒット。これで19日オリックス戦から続く連続試合安打記録を「6」に伸ばした。試合前の時点で打率は2割6分1厘と、ルーキーながら安定した成績を残している。また、4番の山本大斗外野手(22)は後半戦に入ってから8打数無安打6三振と苦しんでいたが、第1打席で中前打を放ち16打席ぶりの安打で後半戦初ヒットを記録した。

◆楽天が最下位ロッテを破り、後半戦3連勝を飾った。0-0の5回2死満塁、小深田大翔内野手(29)の代打で鈴木大地内野手(35)が登場。「早い回でコブ(小深田)の1打席をもらいましたからね。形はきれいではないですけど、一緒に取った1点です」とロッテ種市の3球目が死球となり、先制点を挙げた。6回には先頭の4番ルーク・ボイト内野手(34)が左越え二塁打を放ち、なおも1死三塁から辰己涼介外野手(28)の中犠飛で追加点を奪った。先発の古謝樹投手(23)は7回途中9安打1失点でチームトップタイの4勝目を手にした。7回に犠飛で1点をかえされ、2死二塁で加治屋蓮投手(33)にスイッチしたが、ベテラン右腕が後続を退けた。古謝はプロ初完投初完封を成し遂げた4月6日ロッテ戦以来のZOZOマリンで再び力投した。

◆ロッテ先発の種市篤暉投手(26)は7回6安打2失点で降板した。5回に押し出し死球で先制を許す。6回にも先頭のボイトに二塁打を浴びピンチを作ると1死三塁から犠飛で追加点を献上した。7回には2死一、三塁のピンチを背負ったが、三振で切り抜け、雄たけびを上げた。121球を投げ、粘りの投球を見せた。降板後は「状態が良くなかった中で最低限7回行けたことは良かったと思いますし、寺地の配球のおかげでもあると思います」と女房役の寺地隆成捕手(19)に感謝。「毎回ですが点を取られる時はやっぱり四球が絡んでくるのでそこをどうにか減らしていかないといけないと思います」と課題を挙げた。

◆最下位ロッテは惜敗し、5位楽天とのゲーム差は6・5に広がった。先発種市篤暉投手(26)は5回に押し出し死球で先制を許す。6回にも先頭のボイトに二塁打を浴びピンチを作ると1死三塁から犠飛で追加点を献上した。7回には2死一、三塁のピンチを背負ったが、三振で切り抜けた。7回6安打2失点と粘りの投球を見せたが打線の援護が得られず今季7敗目を喫した。打線は7回、西川史礁外野手(22)とネフタリ・ソト内野手(36)の連打でチャンスを作り犠飛で1点を返したものの反撃はここまで。楽天古謝に屈辱の3連敗となった。

◆楽天宗山塁内野手(22)が今季3度目の猛打賞で打線を活性化させた。5回1死から中前に運び先制点の起点になると、6回にも中前打。8回には右翼線へ二塁打を放った。4月27日ソフトバンク戦以来の3安打で、直近6試合では18打数10安打の打率5割5分6厘と好調だ。「打ててる打席はやっぱり無駄なボールを振ってないんで。打てない打席は自分から苦しいカウントにしていくことが多いので、そこら辺かなと思う」と話した。

◆最下位ロッテは惜敗し、5位楽天とのゲーム差は6・5に広がった。先発種市篤暉投手(26)は5回に押し出し死球で先制を許す。6回にも先頭のボイトに二塁打を浴びピンチを作ると1死三塁から犠飛で追加点を献上した。7回には2死一、三塁のピンチを背負ったが、三振で切り抜けた。7回6安打2失点と粘りの投球を見せたが打線の援護が得られず今季7敗目を喫した。打線は7回、西川史礁外野手(22)とネフタリ・ソト内野手(36)の連打でチャンスを作り犠飛で1点を返したものの反撃はここまで。楽天古謝に屈辱の3連敗となった。

◆2年目の楽天古謝樹投手(23)が、苦しみながらもチームトップタイの4勝目を手にした。2点リードの7回。先頭から連打を浴び、なおも1死二、三塁でロッテ高部に左犠飛を許して1点差に迫られた。2死二塁の場面で加治屋にスイッチ。「レフトフライで抑えてから、あと1人投げたかったという思いもあった。まだまだ信頼がないかなというのがあるので、もう少し任せられるような投球内容であったり、もう少し成績を残してから頑張りたい」と引き締めた。走者を背負いながらも粘った。初回は自らの暴投が絡み、いきなり1死二塁のピンチを背負う。3番安田に左前打を浴びたが、同期入団の左翼中島が本塁へ好返球し、二塁走者の藤原をタッチアウトに仕留めた。2回は3者凡退としたが、それ以降は毎回走者を許す苦しい展開。それでも、味方の好守にも助けられながら最少失点で切り抜けた。古謝はプロ初完投初完封を達成した4月6日ロッテ戦以来のZOZOマリンで、7回途中9安打1失点と粘投した。「まずはイニングとしっかりローテーションで回れることが自分の目標」と強調。チームは後半戦3連勝で4位西武とゲーム差なしの5位ながら、3位オリックスに4・5差に迫った。【山田愛斗】

◆ロッテ・佐藤都志也捕手(27)が1軍に再昇格した。6月13日のヤクルト戦で左足に死球を受け、打撲と診断されて翌14日に出場選手登録を抹消されていた。「本格的に(練習を)やったのは、ほんと2週間前ぐらいからなんで、まだまだ体力的なところでも追いついてないと思う。なるべく戦力になれるように頑張ります」と話した。当初は10日間の抹消での復帰が見込まれていたが、打撲の治療に1カ月ほど要し、打撃練習を再開できたのは7月中旬にずれ込んだ。春季キャンプ中に自打球を右足に当て、親指を骨折。オープン戦期間の3月中旬に見切り発車で復帰したが万全の状態には程遠く、打率1割台と低迷。4月23日に2軍再調整となり、5月上旬に復帰するも、一度乱れたフォームは戻らなかった。「キャンプとかもそうですけど、間に合いはしたけど結局、調整がうまくいっていなかった。ちゃんと治ってから、バッティングフォームをしっかりつくれる状態でスタートしようと考えた」と、完治した上での再スタートを決断。離脱する間に2年目の寺地が主戦捕手となり、打率・267と奮闘中だが、復調した佐藤が先発マスクをかぶれば、寺地のDH起用など攻撃力を下げない選択肢も生まれる。まずはバットで復調を示せるか。この日の先発マスクは寺地。佐藤はベンチから戦況を見つめる。

◆楽天が競り勝って3連勝。五回、宗山の中前打を足掛かりに押し出し死球で1点を先制。六回には辰己の犠飛で加点した。古謝は制球が良く、6回?を1失点で4勝目。ロッテは1点にとどまり、種市を援護できなかった。

◆先発の種市は7回2失点に抑えるも、五回に押し出し死球を与えるなど5四死球と制球難を露呈。打線は苦手の古謝から1点どまりで、今季20度目の零封負けを回避するのがやっと。吉井監督は「今日は立ち上がりから真っすぐをしっかり捉えて、そこから配球が変わったんですけど、その後の変化球を左打者が打てなかった」と噛み合わない投打を嘆くしかなかった。(ZOZOマリン)

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(1↑)
ソフトバンク
54344 0.614
(↑0.005)
-
(↓1)
51344
(+5)
249
(+2)
58
(+2)
73
(+2)
0.247
(-)
2.420
(↑0.01)
2
(1↓)
日本ハム
55352 0.611
(↓0.007)
0
(-)
51343
(+2)
241
(+5)
86
(-)
47
(+1)
0.245
(↓0.001)
2.280
(↓0.03)
3
(-)
ORIX
46413 0.529
(↓0.006)
7.5
(-)
53317
(+2)
331
(+3)
60
(+1)
38
(+1)
0.256
(↓0.001)
3.410
(↑0.01)
4
(-)
西武
43471 0.478
(↑0.006)
12
(↑1)
52230
(+3)
256
(+2)
38
(-)
58
(+1)
0.228
(-)
2.650
(↑0.01)
5
(-)
楽天
42462 0.477
(↑0.006)
12
(↑1)
53254
(+2)
296
(+1)
35
(-)
85
(-)
0.244
(-)
3.080
(↑0.02)
6
(-)
ロッテ
35522 0.402
(↓0.005)
18.5
(-)
54258
(+1)
336
(+2)
44
(-)
38
(+1)
0.231
(↑0.001
3.550
(↑0.01)