1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ヤクルト | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 5 | 12 | 0 | 2 |
DeNA | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 7 | 0 | 0 |
勝利投手:ランバート(3勝7敗0S) 敗戦投手:東 克樹(10勝5敗0S) 本塁打 |

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◆ヤクルトが7連勝。ヤクルトは2回表、村上のソロと岩田の適時打で3点を先制する。その後2点差となって迎えた6回には、オスナのソロで追加点を挙げた。投げては、先発・ランバートが6回1失点の好投で今季3勝目。敗れたDeNAは、先発・東が試合をつくれず、打線もつながりを欠いた。
◆神の帰還復帰第1打席で逆方向の中段へ村上宗隆 第1号ホームラン?プロ野球(2025/7/29)??DeNA×ヤクルト??Live on DAZN #オレをみろ#swallows
◆ヤクルト村上宗隆内野手(25)が復帰初打席で今季1号アーチをかけた。いきなり決めた。2回先頭。2ストライクからの3球目。DeNA東の真ん中高めの146キロを捉えた。両手の好感触を残したまま、確信歩きで打球を見つめた。白球をヤクルトファンが待つ左翼席中段に運んだ。先制の今季1号に「打ったのはストレート。勝てるように頑張ります」とコメントした。上半身コンディション不良から103日ぶりに戦線に戻り、「4番三塁」でスタメン出場。29イニング連続無失点だったDeNA東から、存在感を示すあいさつ代わりの1発を放った。
◆DeNAファンのお笑いコンビ「ダーリンハニー」の吉川正洋(47)が、DeNA-ヤクルト戦で始球式を務めた。「STAR☆NIGHT」のスペシャルユニホームに袖を通し、ノーバウンド投球を披露し、スタンドから拍手を浴びた。この日のヤクルト戦は、「キッズSTAR☆NIGHT 2025 Supported by J:COM」が開催された。
◆DeNA東克樹投手(29)が、ヤクルト村上宗隆内野手(25)にソロ本塁打を浴び、30イニングぶりに失点した。0-0の2回無死、先頭の村上を2ストライクと追い込んだ後、3球目の146キロの速球を左翼席に運ばれた。7月1日の中日戦の3回から29イニング連続無失点だったが、村上の1発で記録が途切れた。さらに、2死満塁のピンチを背負って、岩田の2点適時打でこの回3点を失った。
◆ヤクルト村上宗隆内野手(25)が、今季1号となる1軍昇格即アーチを描いた。リーグトップ10勝のDeNA東と対戦。先頭で迎えた0-0の2回の第1打席でカウント0-2から3球目146キロ高め直球を捉えた。打球は逆方向の左翼席中段にスタンドイン。悠々とダイヤモンドを1周して早速主砲の貫禄を見せつけた。球団を通して「打ったのはストレート。勝てるようにがんばります」とコメントした。村上の1発を皮切りに打線は勢いづき、連打でこの回3得点とリードを広げた。Xでは「やっぱり村神なんだ」「神の帰還」「号泣です」「4番が戻ってきた」といった声が寄せられた。
◆DeNA東克樹投手(29)が、スリーバントを失敗し、グラウンドにバットをたたきつけ、真っ二つに折った。2点を追いかける5回無死一塁、カウント2-2からバントがファウル。一塁走者の神里を二塁に送れず、悔しさをにじませ、バットをグラウンドにたたきつけた。スタンドが一瞬、騒然とする中、東はベンチに引き揚げ、球場スタッフが、折れたバットを拾い上げた。投球では、2回にヤクルト村上宗隆内野手(25)にソロ本塁打を浴び、30イニングぶりに失点した。7月1日の中日戦の3回から29イニング連続無失点だったが、村上の1発で記録が途切れ、岩田の適時打と合わせ、この回3点を失った。
◆DeNA神里和毅外野手(31)が「8番中堅」で今季初のスタメン起用され、今季初安打を放った。2点を追いかける5回無死、先頭でヤクルト・ランバートのチェンジアップを中前にはじき返した。東がスリーバントを失敗し、桑原が捕邪飛に倒れた後、けん制死でイニングが終了した。今季は、開幕1軍入りし、代走、守備固めで起用されたが、6月2日に抹消。7月21日に出場選手登録された。
◆スポーツ専門の動画配信サービスDAZNで解説を務めた元横浜、ソフトバンクの内川聖一氏(42)が、ヤクルト村上宗隆内野手(25)の今季1号となる昇格即アーチを絶賛した。村上はリーグトップ10勝のDeNA東と対戦。先頭で迎えた0-0の2回の第1打席でカウント0-2から3球目146キロ高め直球を捉えた。打球は逆方向の左翼席中段にスタンドイン。6連勝中のチームにとっても、大きな先制点となった。内川氏は「その前のカーブを見逃した中で、今のストレートを少し差し込まれながらでも、フェアグラウンドへ、しかもホームランで持っていけるって考えると、ファームで万全の状態で上がってきたんだなっていうのは見えますよね」と、うなずいた。先制となる主砲の復帰即アーチに「いやあ大きいですよ。チームにとっても、村上選手本人にとっても大きいと思いますね。4番というところで上がってきて、頼りにされているとはいえ、やはり早い段階で結果を出したいというのが選手の本音ですから。1打席目、しかも良い形でのホームランでしたからねえ」と絶賛していた。
◆新加入したDeNAダヤン・ビシエド内野手(36)が、1軍合流即代打で起用されたが、どん詰まりの投飛に終わった。3点を追う7回1死一塁、「代打ビシエド」がコールされた瞬間、この日一番の大歓声がハマスタに響き、ビシエドへの期待の高さが示された。カウント1-1からヤクルト荘司の内角速球に詰まり、投飛で凡退し、スタンドからため息が漏れた。8回の守備から一塁に入った。試合前、三浦監督は「来日して間がない形で合流してもらいましたけど、悠長なことは言ってられないですし、時間も試合数も限られてる中で潜在能力に期待して、合流してもらった。長打力、日本での実績は素晴らしいものがある選手ですから、そこに期待して」と巻き返しのキーマンの1人として期待した。
◆DeNA東克樹投手(29)が、ヤクルト村上にソロを浴び、30イニングぶりに失点した。0-0の2回無死、2ストライクから3球目の146キロの速球を左翼席に運ばれた。7月1日の中日戦の3回から29イニング連続無失点だったが、村上の1発で記録が途切れ、さらに2死満塁から岩田の2点適時打でこの回3点を失った。6回にはオスナにソロを浴び、6回4失点で降板した。この日のヤクルト戦から7月に新加入したビシエドが1軍に合流した。昨年までは中日でプレーしたが、今季はメキシカンリーグでプレー。来日後はイースタン・リーグに2試合出場し、7打数無安打だったが、18年に首位打者と最多安打を獲得するなど、実績十分の主砲を打線の起爆剤として、1軍に呼び、ベンチ入りさせた。加入後、初打席は3点を追う7回1死一塁で代打で登場。投飛に終わったが、三浦監督は「来日して間がない形で合流してもらいましたけど、悠長なことは言ってられないですし、時間も試合数も限られてる中で潜在能力に期待して、合流してもらった。長打力、日本での実績は素晴らしいものがある選手ですから、そこに期待して」と巻き返しのキーマンの1人として期待した。【久保賢吾】
◆ヤクルトが3年ぶりの7連勝を決めた。8連勝した22年6月以来で、借金を19に減らした。上半身コンディション不良でファーム調整していた村上宗隆内野手(25)が、103日ぶりに1軍復帰だった。「4番三塁」で即スタメン出場。2回先頭の第1打席で左翼に先制ソロを放った。「村神様」がいきなり貫禄を示し、流れを呼び込んだ。2回は2死満塁と攻め、岩田が2点中前適時打で追加点を奪った。6回は村上の離脱中に主に4番に入ったオスナが左翼線への7号ソロで中押しした。投げては先発ランバートが6回7安打1失点の粘投で3勝目をマーク。7回以降は継投で逃げ切った。村上は1号ソロを含む4打数2安打1打点だった。頼れる主砲も復帰し、7連勝。やっと勢いが出てきた。
◆DeNAが、東克樹投手(29)がヤクルト打線に攻略され、ヤクルト戦の連勝が5で止まった。東は2回にヤクルト村上宗隆内野手(25)にソロ本塁打を浴び、自身30イニングぶりに失点。1日の中日戦の3回から29イニング連続無失点だったが、村上の1発で記録が途切れた。さらに、2死満塁のピンチを背負って、岩田の2点適時打でこの回3点を失った。6回にはオスナのソロで追加点を奪われ、6回4失点で今季5敗目(10勝)を喫した。降板後、東は「先制点を与えてしまったこと、複数点を与えてしまったこと、ヤクルト打線にのまれてしまったことが反省点です。バントのミスなどもあり、チームに勢いをつけることができずに申し訳ない思いでいっぱいです」とコメントした。攻守でスキを突かれた。走塁面では、神里が5回にけん制死。東は5回にスリーバントを失敗し、バットをたたきつけ、真っ二つに折った。守備では8回無死一、二塁から三盗を決められ、山田の犠飛でダメ押しの5点目を失った。新加入したDeNAダヤン・ビシエド内野手(36)が、1軍合流即代打で起用されたが、どん詰まりの投飛に終わった。チームは後半戦初戦の阪神戦から3連敗を喫し、借金が4に増えた。
◆"復帰コンビ"ヤクルト村上宗隆内野手(25)とDeNAダヤン・ビシエド内野手(36)が一塁上でほほえましいやりとりを見せた。上半身のコンディション不良から復帰し昇格即先制アーチを描いた村上は、3点リード8回の第4打席で2番手颯から右前打を放った。一塁上では、NPBに復帰したばかりで7回から途中出場した一塁手の元中日ビシエドとコミュニケーションを取り、お互い腰に手を回すなどして笑顔をみせた。村上には代走が送られ、この回でベンチに下がったが、ほほえましいやりとりにファンも興奮。Xでは「ええ光景やったわ」「仲良しビシエドとの絡みみれて最高」「久しぶりのコンビだね」「2人が抱き合ってて泣きそう」といった声が寄せられた。
◆上半身のコンディション不良から復帰し、今季1号となる決勝アーチを描いたヤクルト村上宗隆内野手(25)がヒーローインタビューでファンに感謝を述べた。103日ぶりの1軍舞台に「横浜のファンの方にも拍手していただいたので、すごくうれしかったです、ありがとうございます」と語った。0-0の2回の第1打席でDeNA東の直球を左翼席中段へ運んだ。「もうきた球を打つっていうイメージで、ちょっと甘めの球がきたので、スイングして打つことができました」と手応えを明かした。6連勝中だった絶好調チームの中で、復帰後即4番に座り「いやもうすごいプレッシャーだったので、すごくホットしています」と今季最長の連勝を「7」に伸ばす活躍に自身も安堵(あんど)した。高卒2年目の19年から、4番打者として活躍した村上にとって初めての長期離脱。この期間は目標を持ちながら1日1日を大切に過ごしてきたといい「引退したときにね、2025年あんまり試合出られなかったなって振り返ることができる期間になると思うので。これから先もっともっと長い野球人生になると思うので、もっともっと頑張ります」とチーム、個人としても後半戦での巻き返しに尽力すると誓った。
◆ヤクルトが3年ぶりの7連勝を決めた。8連勝した22年6月以来で、借金を19に減らした。上半身コンディション不良でファーム調整していた村上宗隆内野手(25)が、103日ぶりの1軍復帰だった。「4番三塁」で即スタメン出場。2回先頭の第1打席で左翼に先制ソロを放った。「村神様」がいきなり貫禄を示し、流れを呼び込んだ。2回は2死満塁と攻め、岩田が2点中前適時打で追加点を奪った。6回は村上の離脱中に主に4番に入ったオスナが左翼線への7号ソロで中押しした。8回も無死一、三塁から山田が中犠飛を放った。投げては先発ランバートが6回7安打1失点の粘投で3勝目をマーク。7回以降は荘司、木沢、矢崎の継投で逃げ切った。村上は1号ソロを含む4打数2安打1打点だった。頼れる主砲も復帰し、7連勝。やっと勢いが出てきた。復帰した村上の即先制&決勝弾。高津臣吾監督は「久しぶりに目の前でムネ(村上)のスイングを見れたのは、チームにとっても刺激になったと思う。先制点を1人で取ってくれて、非常に大きな復帰の第1打席だった。彼がいなかったことは、チームにとっても、相手チームにとっても、非常に大きなことだったとあらためて思った。彼が4番に入ることによって、打線のつながりが出てくる気がする。残り57試合。ムネらしく元気に大暴れしてほしい」と話した。
◆あいさつ代わりの1発を決めた。ヤクルト村上宗隆内野手(25)が復帰初打席で1号先制ソロを放った。2回にDeNA東の直球を左翼席に運んだ。上半身コンディション不良で長期離脱。4月17日阪神戦以来、103日ぶりに1軍に戻り「4番三塁」で即スタメン出場し、最高の結果を出した。帰還した主砲の1発で流れをつかみ、チームは22年6月(8連勝)以来、3年ぶりの7連勝。5位広島とは4・5ゲーム差となり、鯉の背中が見えてきた。まだ西日がグラウンドを斜めに照らしていた。村上はバットを両手に握ったまま確信の"後ろ歩き"で、左翼席の中段に飛び込む打球を見届けた。復帰初打席の2回先頭、2ストライクからDeNA東の真ん中高め146キロ直球を完璧につかまえた。1号の先制ソロは決勝弾。29イニング連続無失点だった難敵左腕をいきなり攻略した。「変な緊張もなくすごく楽しかった。僕が帰ってきて負けたら、何を言われるか分からないので必死に頑張りました」。待ちわびた1軍の空気を堪能しながら結果を導いた。キャリア初の長期離脱を強いられた。3月に痛めた患部は、復帰した4月17日阪神戦で再発。症状は、より重かった。現実を受け止めながら、「その1日を一生懸命生きる」と言い聞かせ、今できることに徹した。5月下旬。屋外でキャッチボールを再開した。距離にして約30メートルも「やばい、野球楽しい」と素直に言った。これまで当たり前だったことに心が躍った。ベクトルは自分はもちろんチームの未来にも向けた。惜しみなく時間を割き、経験を注いだ。あの日は初夏の日差しが照りつけた。6月12日。2軍の戸田球場で村上の姿はドラフト2位モイセエフの打撃練習の横にあった。「来た球に回るだけ」「悩むな。頭で考えるからダメなんだ」。30分以上、熱く付き添った。プロの壁にぶつかる未来の大砲候補の迷いを消すように、フルスイングを貫く哲学を注ぎ込んだ。その姿勢の根底には自らの歩みがある。自身も青木GM特別補佐らと数々の打撃論を交わした。新人時代は山田哲人をまねて足を上げるフォームにも挑戦した。実践と修正を繰り返し、今がある。偉大な背中を追い、次なるスターが生まれる。もちろん、けがをしないに越したことはない。それでも村上は言う。「引退した時、2025年はあんまり試合に出ていなかったなと振り返る期間になると思う。これから先もっともっと長い野球人生。もっともっと頑張ります」と意義ある時を過ごし、勝負の舞台に戻ってきた。チームは3年ぶりの7連勝で、どん底を抜けた。帰還した主砲は、ツバメを上昇気流に導く光となる。【上田悠太】▽ヤクルト・オスナ(6回先頭、左翼ポール際に7号ソロ)「勝ちに貢献できて本当にうれしい。(村上の復帰で)中心選手がいれば、打線の厚みが増すのは間違いない。チーム全体、全選手にいい効果があるんじゃないかな」
◆新加入したDeNAダヤン・ビシエド内野手(36)が、1軍合流即代打で起用されたが、どん詰まりの投飛に終わった。3点を追う7回1死一塁、「代打ビシエド」がコールされた瞬間、この日一番の大歓声がハマスタに響き、ビシエドへの期待の高さが示された。カウント1-1からヤクルト荘司の内角速球に詰まり、投飛で凡退し、スタンドからため息が漏れた。8回の守備から一塁に入った。ビシエドは「大歓声を受けて、すごくうれしかったです。皆さんからの『ようこそ』という気持ちが伝わった。試合には負けてしまいましたけど、すぐに結果を出したいなと思っています」と話した。今後に向け「1打席立てたことが一番大事なことだったので、ここから上げていきたいです。どういう状況でもしっかりと与えられた機会を生かせるように、日々準備、練習をして備えるだけです」と意気込んだ。
◆DeNAは、攻守でスキが見られ、ヤクルトに完敗した。ヤクルト戦の連勝は5で止まり、借金は4に増えた。先発東克樹投手(29)が2回にヤクルト村上宗隆内野手(25)にソロを浴び、30イニングぶりに失点。さらに2死満塁から岩田に2点適時打を許した。6回には、オスナのソロで追加点を奪われ、6回4失点で今季5敗目(10勝)を喫した。走塁面では、神里が5回にけん制死。東は5回にスリーバントを失敗した。守備では、8回無死一、二塁から丸山和に三盗を決められ、山田の犠飛でダメ押しの5点目を失った。三浦大輔監督(51)は「ちょっと空回りしてるところもありながら、今、なかなかかみ合わないところでミスはやっぱりね、今日だけじゃなく、甲子園でもありましたから。そういうところをしっかりやっていかないといけないですし、選手の持ってる力はこんなもんじゃないんでね。それを出させてやれてないのはこっちの責任なんでね。何とか選手が持ってる力をグラウンドでもっと出しきれるようにしていかないといけないなと思います」と話した。
◆DeNA東克樹投手(29)が6回4失点で今季5敗目を喫した。2回に村上に先制ソロを浴び、30イニングぶりに失点。さらに2死満塁から岩田に2点適時打を許した。6回にはオスナのソロで追加点を奪われ、打線は1得点と沈黙。東は「バントのミスなどもあり、チームに勢いをつけることができずに申し訳ない思いでいっぱい」と悔しさをにじませた。チームは3連敗で借金が4に増えた。▽DeNA三浦監督(後半戦3連敗に)「選手が持ってる力はこんなもんじゃないのでね。それを出させてやれてないのはこっちの責任。何とか選手が持ってる力をグラウンドでもっと出し切れるようにやっていかないといけないです」
◆上半身のコンディション不良により2軍で調整していたヤクルト・村上宗隆内野手(25)が29日、1軍に合流。「4番・三塁」で先発することが発表され、103日ぶりに1軍の舞台で戦う。試合前練習では、首脳陣やチームメートと言葉を交わし「期待しているよ、と言われたので、チームの連勝を止めないように頑張りたい」と6連勝中のチームを勢いづける活躍を誓った。村上は3月に上半身を痛めて開幕は2軍スタート。4月17日の阪神戦(神宮)で1軍に復帰したが、同戦で再発し、以降は2軍でリハビリを続けていた。この日のフリー打撃ではバックスクリーンや左翼ポール際への柵越えを披露。万全ぶりをアピールし「いいところで打てるのが一番。打点をあげること、出塁すること、全てにおいて頑張りたい」と意気込んだ。
◆DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が30日のヤクルト戦に先発する。今季ここまで4勝8敗。試合前の練習で調整した。16日の広島戦以来、中13日での登板で「投げない期間をつくった。フレッシュな状態で戻って来られるように過ごしてきた」とリラックスした表情で話した。相手打線に加わった村上について「才能にあふれる選手だし、彼が入ることで打線の厚みが全く違う。すごく楽しみ」と対戦を心待ちにした。
◆ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が「4番・三塁」で出場し、復帰後初打席でいきなり今季初アーチを放った。0-0の二回先頭。DeNA先発・東が投じた直球を一閃。29イニング連続無失点を継続していた左腕から打った瞬間にスタンドインを確信する完璧な一発を左翼席中段まで飛ばした。「いいところで打てるのが一番ですし、打点を挙げること、出塁することだったり全てにおいて頑張りたい」と意気込んでいた主砲が、103日ぶりの復帰戦でいきなり格の違いを見せつけた。
◆DeNAに新加入した元中日のダヤン・ビシエド内野手(36)が1軍に合流した。新たな本拠地となる横浜スタジアムに足を踏み入れ、「また戻って来られてうれしい。プレーしたこともあるが、今度はベイスターズの一員としてプレーできることをうれしく思う」と表情を緩ませた。この日は先発に名を連ねなかったが、試合開始前のシートノックでは円陣で声出し役も務めた。「(中日で元チームメートの)京田を含めて何人かの選手は昔から旧知の仲」と語り、打撃練習中には村田野手コーチら首脳陣とも談笑。早くもチームに溶け込んだ。高温多湿な気候にも「(今年プレーしていた)メキシコも同じくらいの暑さだった」と報道陣を笑わせた。来日後、イースタン・リーグ2試合で7打数無安打。2018年の首位打者はまだ本調子とはほど遠いが、三浦監督は「悠長なことは言っていられない。時間も試合数も限られている」と昇格の決断を速めた。首位阪神とのゲーム差は前日までで11・5ゲーム差で、打線の奮起は至上命題。指揮官は「調整段階はちょっと短かったが、能力を発揮することに期待した」と語った。「2試合だけだが、本当に打席ごとに感触も良くなっていた。しっかりベストを尽くす」とビシエド。日本の野球を知り尽くす36歳が起爆剤になる。試合は先発の東が二回に村上に被弾するなど3失点。三回に蝦名の適時打で1点を返した。
◆DeNA先発の東克樹投手(29)が30イニングぶりの失点を喫した。0―0の二回無死。村上に3球目の高めの直球を左翼スタンド中段まで運ばれると、思わず苦笑いを浮かべた。前日には「村上選手がキーマン。非常に重要なポイントになる」と警戒心を強めていた中、先制点を献上。その後、2死満塁から岩田にも2点打を許した。
◆DeNAは3点を追う三回2死一、三塁で蝦名達夫外野手(27)が中前適時打を放った。152キロの直球をはじき返すと、小さくガッツポーズ。4試合ぶりの打点を挙げ、「2ストライクと追い込まれていたのでコンパクトに振り抜くことだけ考えた。良い結果になりよかった」と胸を張った。
◆ヤクルトが7連勝。二回にけがから復帰した村上の1号ソロと岩田の2点適時打で3点を先行し、六回にオスナのソロで加点した。村上は八回も右前打を放って2安打。DeNAは3連敗。東が6回4失点と踏ん張れなかった。
◆ヤクルトが今季初の7連勝を飾った。二回、村上宗隆内野手(25)の今季初アーチなどで3点を先制。六回にホセ・オスナ内野手(32)が7号ソロ、八回は山田哲人内野手(33)の中犠飛でリードを広げた。先発のピーター・ランバート投手(28)は6回1失点で3勝目(7敗)を挙げた。以下、村上のヒーローインタビュー。--最高の復帰戦「チームも連勝していたので、僕が復帰して負けたら、なにを言われるか分からないので、必死にがんばりました」--球場からの大歓声は届いていた「横浜のファンの方も拍手をしていただいたので、すごく嬉しかったです」--ホームランを振り返って「来た球を打つイメージで、甘めの球が来たので、スイングして打つことができました」--通算225本目「嬉しいです。ありがとうございます」--チームにとって良い一日になった「すごいプレッシャーだったので、ホッとしています」--離脱中はどんな日々を過ごしていた「一日を一生懸命生きるという目標を持って頑張っていました」--離脱期間は今後のプロ野球人生で意味を持ちそうか「引退した時2025年はあまり試合に出れなかったなって振り返る機会になると思う。これから先、長い野球人生があるのでもっともっと、頑張ります」--チームは7連勝「熱いご声援ありがとうございました。僕が帰ってきて一試合目なので、今までチームに貢献出来なかった分、残り57試合一生懸命頑張りたいと思います」
◆上半身のコンディション不良で2軍調整をしていたヤクルト・村上宗隆内野手(25)が29日、DeNA13回戦(横浜)に「4番・三塁」で先発出場し、二回に今季1号となるソロ本塁打を放った。4月17日の阪神戦(神宮)以来、103日ぶりに復帰し、東克樹投手(29)の速球を捉えて左翼席へ運んだ。〝村神様〟の帰還を豪快な一発で知らせた。上半身のコンディション不良で戦線離脱していた村上が、1軍復帰後最初の打席で今季1号となる先制ソロ。二回先頭で直球を捉えると、打った瞬間に柵越えを確信し、打球の行方を見守りながらゆっくりと歩き出した。「ファンの皆さんに元気な姿を見せられるように頑張りたい」と宣言していた主砲が、左翼席を陣取る燕党のもとに運んだあいさつ代わりのアーチとなった。「4番・三塁」で先発出場。DeNAのエース、東の前に2球で2ストライクに追い込まれたものの、3球目の146キロの直球をフルスイングした。29イニング連続無失点を継続していた左腕から特大弾。復活した主砲の一振りに敵地ながら横浜スタジアムでは大歓声が沸き上がった。試合前練習中には首脳陣やチームメートと言葉を交わし、「〝期待しているよ〟といわれた。いいところで打つのが一番。打点を挙げること、出塁すること、全てにおいて頑張りたい」と話していた。村上の一発を号砲にこの回にチームは3得点。2点適時打を放った岩田は「ムネ(村上)が完全に勢いをつけてくれました。ムネに感謝です」と話しており、期待に応えた。村上は3月に上半身を痛めて開幕は2軍スタート。4月17日の阪神戦(神宮)で1軍復帰を果たしたが、同戦で再発し、その後は2軍でリハビリを続けていた。27日のイースタン・リーグ、楽天戦(陸前高田)では実戦復帰後22打席目で初アーチとなる中越え2ランをマーク。高津監督が「全てのゴーサインが出た」と説明し、1軍の舞台に戻ってきた。悪夢の再発から3カ月半。周囲の不安を吹き飛ばした。「一日一日しっかり過ごすことをテーマにやってきた」と村上。背番号55とともにリーグ最下位からの逆襲が始まる。(武田千怜)
◆ヤクルトが今季初の7連勝を飾った。二回、この日1軍に復帰し「4番・三塁」で出場した村上が1号ソロを放ち先制。その後もオスナの6号ソロなどで効果的に加点した。先発のランバートが6回1失点の好投で3勝目を挙げた。
◆上半身のコンディション不良で2軍調整をしていたヤクルト・村上宗隆内野手(25)が二回、1軍復帰後最初の打席で今季1号となるソロ本塁打を放った。?村上は昨年9月26日の広島戦(マツダ)以来306日ぶりの本塁打となった。昨季は54打席かかったシーズン1号が、今季は離脱期間があったが5打席目で飛び出した。シーズン5打席目での1号は、2018、23年の1打席目に次ぐ自身3番目のスピード。?対DeNAは今季初出場で、昨季の対戦成績は打率.402(92打数37安打)、9本塁打、22打点。先発・東との対戦打率は.444(9打数4安打)、1本塁打、2打点。昨季最終対決となった9月23日の第4打席(逆転2ラン)で続く本塁打と、今季初対戦からから相性の良さが出た。?通算225本塁打は杉浦享の224本を抜く球団(前身を含む)歴代単独5位。?ヤクルトのシーズン7連勝以上は22年6月8日のオリックス戦-同19日の広島戦(8連勝)以来3年ぶり。
◆DeNAに新加入のダヤン・ビシエド内野手(36)=元中日=が七回1死一塁で代打で登場。投飛に終わったが一塁守備にも就き「大歓声を受けて、すごくうれしかった。皆さんからの『ようこそ』という気持ちが伝わった」と笑顔を見せた。この日は1打席のみ。それでも「1打席、立てたことが一番大事。ここから上げていきたい」と力強かった。
◆ヤクルト・ランバートが6回1失点で3勝目を挙げた。三回は蝦名に中前適時打を許したが、後続を打ち取って最少失点にとどめた。打線の援護を守り抜き、チームの7連勝に貢献した右腕は「守備陣に助けられながら六回まで投げることができて良かった」と笑みを浮かべた。
◆ヤクルト・オスナが駄目押しとなる7号ソロを放った。3-1の六回先頭。東が投じた変化球を捉え、2試合連続となる一発を左翼席に突き刺し「チームの勝ちに貢献できてうれしい」と胸を張った。主砲の村上が不在の中、63試合で4番を務めた助っ人の価値ある一発に、高津監督は「大きかった」と目を細めた。
◆燕の4番が帰ってきた!! 上半身のコンディション不良で戦線離脱していたヤクルト・村上宗隆内野手(25)が29日、DeNA13回戦(横浜)に「4番・三塁」で先発出場し、二回に今季1号となる先制のソロ本塁打を放った。4月17日の阪神戦(神宮)以来103日ぶりとなった1軍の舞台で2安打1打点と躍動。5-1での勝利に貢献し、チームを2022年6月以来、3季ぶりの7連勝に導いた。燕党が待ち焦がれた瞬間が訪れた。〝村神様〟の帰還だ。敵地ながら球場全体から沸きおこる拍手を受けて、上半身のコンディション不良を乗り越えた村上が、1軍復帰1打席目で今季1号の先制ソロ。打った瞬間に本塁打を確信し、観客が騒然とする中、打球の行方を見守りながら後ろ歩きした。「チームが連勝中で、僕が帰ってきて負けたら何を言われるかわからない(笑)。必死に頑張りました。すごくプレッシャーだったので、今はほっとしています」「4番・三塁」で103日ぶりに先発出場。二回先頭で、DeNAの先発・東が投じた146キロの外角直球を捉えた。29イニング連続無失点を継続していた左腕に2球で追い込まれながら、3球目をフルスイングして逆方向である左翼席中段へ運び「勢いをつけられるような打撃ができてよかった」。チームはこの回に5安打を集めて3得点。開幕から86試合目、2024年9月26日以来306日ぶりの一発は、7連勝への号砲となった。3月中旬に上半身を痛めて開幕は2軍スタート。4月17日の阪神戦(神宮)で復帰し、右翼手として今季初出場したが、この試合で同じ箇所を痛めた。悪夢の再発から3カ月半。同じけがの経験がある主将の山田から「くせになるけが。絶対に無理はしない方がいい」と助言をもらい、無理せず慎重にリハビリの段階を踏んできた。
◆流れを引き寄せられなかった。DeNAは防御率1点台の東克樹投手(29)が6回4失点で5試合ぶりの黒星を喫し、5敗目(10勝)。打線も1点止まりで、三浦大輔監督(51)は「東はいつも抑えている。今日はしっかりと援護してあげないといけなかった」とかばった。二回、この日1軍に合流したばかりの村上に左翼スタンド中段への先制ソロを献上。警戒していたはずの大砲にカウント0-2から高めの直球を運ばれた。自身30イニングぶりの失点を喫すると、その後は投手・ランバートの右前打を含む4連打で2点を追加された。六回にはオスナにソロを浴び、「きょうの敗因、すべての責任は僕にある」と唇をかんだ。3連敗で首位・阪神の背中は遠のくばかり。指揮官は「選手の持っている力はこんなものじゃない。それを出させてやれないのは、こっち(首脳陣)の責任」と背負い込んだ。(阿部慎)
◆上半身のコンディション不良で戦線離脱していたヤクルト・村上宗隆内野手(25)が29日、DeNA13回戦(横浜)に「4番・三塁」で先発出場し、二回に今季1号となる先制のソロ本塁打を放った。4月17日の阪神戦(神宮)以来103日ぶりとなった1軍の舞台で2安打1打点と躍動。5-1での勝利に貢献し、チームを2022年6月以来、3季ぶりの7連勝に導いた。米大リーグの球団が抱える不安を払拭する一発だった。ヤクルト・村上の復帰戦となったこの日、横浜スタジアムのバックネット裏にはカージナルス、レッズ、メッツ、ホワイトソックスと4球団のスカウトが集結。今オフのメジャー挑戦を表明している大砲の一挙手一投足に熱視線を送った。村上は昨オフの契約更改交渉後に臨んだ記者会見で、2025年について「日本でやる最後のシーズンになる」と明言。日本でのラストイヤーとなった今季は2度の長期離脱を経験したが、ヤクルトの林田哲哉代表取締役社長オーナー代行(70)は「彼が海外に行きたいといえば、申請はしてあげようと思います。大成してほしいというのがわれわれの思い」と容認する姿勢を示している。
◆ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が29日、1軍復帰戦となったDeNA戦(横浜)の第1打席に左翼席へ1号ソロを放った。復帰までの長い道のりにあったのは、師である青木宣親ゼネラルマネジャー(GM)特別補佐(43)の存在。掛けられた言葉の重みを感じながら、復活の一発につなげた。再び1軍の舞台を目指す中、変わらぬ師弟関係があった。村上は患部の痛みを再発させた4月17日の阪神戦(神宮)のことを、こう振り返る。「まず痛かった。もちろん悔しかった。自分としてはいけると思って1軍にいってけがをしてしまったのは事実。ちょっと無理してしまった。しっかり自分の感情をコントロールできていれば」だからこそ、青木GM特別補佐の言葉の重みに気づかされた。1年目からシーズンオフの自主トレーニングに同行し、多くの教えを受けてきた師だ。1度目の1軍復帰前に「プロフェッショナルとして自分の体を分かったほうがいい。無理するところじゃない」と諭されていた中での再発。村上は「もう3回目は駄目だと思う。やっぱり1軍と2軍では違うというのを改めて感じたし、そこに関しては経験になった」と無理はせず、自分に素直になり、ときには練習の強度を落としながら歩んできた。ある日の埼玉・戸田球場では、青木GM特別補佐から打撃ケージ越しに熱視線を送られた。打撃練習の合間に身ぶり手ぶりでの指導。真剣な表情で聞く村上。そこは、2人だけの世界だった。「ありがたいです。『そんなに力を入れなくても飛ぶから、バットの軌道だけを意識して』ということでした」。師の言葉を胸に焦らず、一歩ずつ進み、戻ってきた1軍の舞台。勝利に導いた一振りは、恩返しの一発でもあった。(ヤクルト担当・赤尾裕希)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
56 | 35 | 2 | 0.615 (↑0.004) | - (-) |
50 | 316 (+1) | 201 (-) | 56 (-) | 73 (-) |
0.245 (↓0.001) | 1.930 (↑0.02) |
2 (-) |
巨人 |
44 | 45 | 3 | 0.494 (↓0.006) | 11 (↓1) |
51 | 260 (+5) | 269 (+8) | 56 (+2) | 39 (-) |
0.242 (-) | 2.660 (↓0.07) |
3 (-) |
DeNA |
41 | 45 | 5 | 0.477 (↓0.005) | 12.5 (↓1) |
52 | 267 (+1) | 265 (+5) | 45 (-) | 41 (-) |
0.226 (-) | 2.730 (↓0.03) |
4 (-) |
中日 |
41 | 48 | 2 | 0.461 (↑0.006) | 14 (-) |
52 | 239 (+8) | 274 (+5) | 45 (+2) | 58 (-) |
0.226 (↑0.001) | 2.850 (↓0.02) |
5 (-) |
広島 |
38 | 48 | 5 | 0.442 (↓0.005) | 15.5 (↓1) |
52 | 271 (-) | 287 (+1) | 43 (-) | 47 (-) |
0.240 (↓0.001) | 2.900 (↑0.01) |
6 (-) |
ヤクルト |
31 | 50 | 5 | 0.383 (↑0.008) | 20 (-) |
57 | 241 (+5) | 335 (+1) | 42 (+2) | 41 (+2) |
0.230 (↑0.001) | 3.480 (↑0.03) |
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