1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
中日 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 1 | 2 |
ヤクルト | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 3 | 9 | 0 | 1 |
勝利投手:奥川 恭伸(2勝4敗0S) (セーブ:大西 広樹(1勝0敗4S)) 敗戦投手:松葉 貴大(7勝7敗0S) 本塁打 |

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◆ヤクルトが6連勝。ヤクルトは初回、オスナの適時二塁打で先制する。その後逆転を許すも、4回裏にオスナのソロと伊藤の適時三塁打で2点を挙げ、再びリードを奪った。投げては、先発・奥川が7回3安打2失点の力投で今季2勝目。敗れた中日は、打線が精彩を欠いた。
◆中日松葉貴大投手(34)が苦手のヤクルト戦に先発。ヤクルト戦は通算3勝7敗の防御率5・04で、敵地の神宮球場では0勝3敗の防御率5・88。セ・リーグの対戦カード別、本拠地球場別ではワーストの防御率となっており、松葉にとって神宮球場のヤクルト戦は最も相性が悪い対戦カードだ。今日の登板では天敵を抑えて白星をマークできるか。
◆中日細川成也外野手(26)が2回に10戦ぶりとなる7号ソロを放った。1点を追う2回、先頭で打席に立つと1ストライクからヤクルト先発奥川の外角直球を中堅方向へ。「洋服の青山」の看板の上に突き刺す特大アーチ。「打った感触もよかったので、いったと思いました。点を取られた後すぐに取り返すことができてよかった」とコメントした。本塁打は今月4本目で9日巨人戦(福島)で2点を追う9回2死から起死回生の逆転3ラン以来。5月5日に右太もも裏を負傷し1カ月半離脱したが、6月19日に復帰し、7月は試合前までで打率3割3分9厘、3本塁打、13打点と絶好調だ。
◆中日細川成也外野手(26)が4回にプロ初の2打席連続本塁打を放った。4回2死走者なし。ヤクルト奥川の低め直球に泳がされながらもバックスクリーン左まで運んだ。「片手だったのですが、うまく風に乗ってくれました」と技ありの8号ソロとなった。2回に10戦ぶりとなる7号ソロ。2回、先頭で打席に立つと1ストライクからヤクルト先発奥川の外角直球を中堅方向へ。「洋服の青山」の看板の上に突き刺す特大アーチ。「打った感触もよかったので、いったと思いました。点を取られた後すぐに取り返すことができてよかった」とコメントした。本塁打は今月5本目で9日巨人戦(福島)で2点を追う9回2死から起死回生の逆転3ラン以来。1試合2発は現役ドラフトで中日に移籍した1年目の23年に3度記録しているが、2打席連発は初。5月5日に右太もも裏を負傷し1カ月半離脱したが、6月19日に復帰し、7月は試合前までで打率3割3分9厘、3本塁打、13打点と絶好調だ。
◆ヤクルトは序盤から点を取り合うシーソーゲームの接戦を制して、連勝を今季最長の「6」に伸ばした。初回にオスナの中前適時打で1点を先制。だが先発奥川恭伸投手(23)が2回に同点、4回に一時勝ち越しを許す2打席連発弾を中日細川浴びて、追いかける展開となった。奥川の粘りの投球に、打線はすぐさま援護。1点を追う4回、先頭ホセ・オスナ内野手(32)の打った瞬間それとわかる、左越え同点ソロで再び試合を振り出しに戻した。次打者の山田哲人内野手(33)は左前打でつなぎ、なおも2死一塁から伊藤琉偉内野手(22)が右中間を破る適時三塁打を放って勝ち越しに成功した。奥川はリードを守り、7回2失点で2勝目をマーク。序盤から最速150キロを計測し、7回にも最速をマークするなど球威を落とさない粘り強い投球。試合前日には「勝った次の試合が大事。前半に比べれば状態は良くなっている」と話していた通り、失点はソロ本塁打2本のみに抑える好投で、今季初のチーム6連勝に大きく貢献した。奥川は細川への2発を悔やみつつ、7回の第3打席ではスライダーで見逃し三振。「さすがに3本打たれるのはと思って、三振を狙いにいきました」とやり返した。高津臣吾監督(56)は6連勝に「ねえ。ビックリだねえ」と笑顔。6連勝はすべて僅差ゲームを制しての勝利。「序盤であれば少しビハインドでもなんとかなる感じは出てきている。その日ごとにポイントになる選手が変わっていくのはすごくいいことなのかなと思います」とポジション、若手、ベテラン問わず活躍する選手たちに目尻を下げた。
◆中日がヤクルトに競り負け4連敗となった。借金は8まで膨らんだ。チーム勝ち頭の先発松葉貴大投手(34)が今季初めて5回持たず、最短の4回1/3で6安打3失点で降板。「同じ打者に何度も打たれて...」と1回に先制二塁打、4回に同点ソロをオスナに打たれたことを反省した。打線は4番細川成也外野手(26)が自身プロ初の2打席連続本塁打。2回に7号ソロ、4回に8号ソロと1試合2発は通算4度目。1人で奮起したが、ヤクルト奥川に7回3安打2失点に抑え込まれた。6位ヤクルトにも4連敗。29日から本拠地バンテリンドームに戻り巨人3連戦。このままズルズル失速するわけにはいかない。
◆燕の主砲がついに帰ってくる。上半身コンディション不良でファーム調整中の村上宗隆内野手(25)が29日DeNA戦(横浜)から1軍に合流し、6連勝中の絶好調チームにさらなる勢いをもたらす。27日の中日戦後に高津監督が「ムネはもう呼びます。すべてゴーサインが出たので来週火曜日から合流します」と明かした。イースタン・リーグでは打率3割6分4厘、2本塁打で好調をキープ。この日の同リーグ楽天戦(陸前高田)は「4番三塁」で出場し、初回に特大の先制2ランを放った。高津監督は「見事だったね。あれ、風だと思うけど」と冗談を交えながらも、村上の合流に喜びを隠せない様子。「ムネも1軍でやりたかっただろうし。僕も一緒に彼とまた1軍で野球をやりたいなってずっと思っていた」と満面の笑みで出迎える。昨季の正遊撃手で右膝の後十字靱帯(じんたい)損傷から復帰し、2軍戦に出場している長岡秀樹内野手(23)については「もうちょっと見た方がいいんじゃないかっていう意見もあったので」と、引き続き2軍で様子を見る。
◆4連敗の中日で4番細川成也外野手(26)が自身初の2打席連発と気を吐いた。1試合2発は通算4度目。2回、ヤクルト奥川の外角直球をバックスクリーンへ運ぶ10戦ぶりの7号ソロ。4回には奥川の低め直球に泳がされたが、左手1本でバックスクリーン左へ8号ソロを運んだ。「反応で打てたりしていた。いい形で、いい結果となった」。今季8本のうち3本が奥川から打ったものだ。この日、母校の明秀学園日立が茨城大会決勝を制し甲子園出場を決めた。「刺激をもらいましたし、母校が甲子園に行ってくれることはめちゃくちゃうれしいことなので、負けずに頑張りたい」。5月5日巨人戦で右太もも裏を痛め1カ月半離脱。6月下旬に復帰し7月は絶好調。7月は打率3割4分8厘、5本塁打、15打点。4連敗で借金は8まで膨らんだが、4番のバットでまだまだAクラス争いに食らいつく。▽中日井上監督(4連敗。先発松葉を5回途中で降板させ)「メヒアを(中継ぎに)いれてる意味合いも含めて早め早めに。もちろん今、いい状態の松葉じゃないことは分かっている」▽中日松葉(今季最短4回1/3で3失点し7敗目)「同じ打者(オスナ)に何度も打たれていたので、次はやり返せるように頑張ります」
◆ヤクルト伊藤琉偉内野手(22)が4回に勝ち越し打を放った。初回から点を取り合うシーソーゲームを展開。中日細川の2打席連発弾で勝ち越された直後の攻撃で、初回に先制打を放ったオスナの同点ソロですぐさま追いついた。続く山田が左前打で出塁すると、2死一塁から伊藤が右中間を破る適時三塁打。「打ったのはシュート。いい流れなのでなんとかしたかった」と笑顔でガッツポーズした。
◆中日がヤクルトに競り負け4連敗で借金8となった。細川成也外野手(26)の自身初の2打席連発となる7号ソロ、8号ソロの2点のみ。勝ち頭の先発松葉貴大投手(34)が今季最短4回1/3で3失点し7勝7敗となった。
◆ヤクルト・奥川恭伸投手(24)が、後半戦初陣となる一戦に登板。2勝目が懸かるマウンドで、二回と四回に細川に2打席連続アーチを喫したが、五回まで許した安打はこの2本のみ。150キロに迫る直球とスライダーを駆使して要所を締めた。「1つ勝った次の試合がすごく大切になる。前回のような投球が続けられれば」前半戦の最終登板だった19日の広島戦(神宮)では7回無失点。12球団の開幕投手でただ一人白星のなかった右腕が、9試合目で待望の今季初勝利を手にした。「(ここまで)4敗しているので、勝ち越せるように頑張りたい」。巻き返しに燃えていた背番号18の真夏の大反撃が幕を開けた。
◆ヤクルトのオスナ内野手が6号ソロを放った。1点を追う四回先頭、松葉が投じた変化球を捉え、左中間席に飛ばした。20日の広島戦(神宮)以来、3試合ぶりの一発に「完璧に捉えることができた」と胸を張った。一回2死一塁では先制の二塁打をマーク。63試合で4番に座る助っ人がバットで存在感を示した。
◆ヤクルト・奥川恭伸投手(24)が7回3安打2失点の力投を見せた。今季10度目となる先発マウンドに上がった右腕は、1-0の二回に4番・細川にソロを被弾。四回にも再び細川に2打席連続となる本塁打を浴びたが、五回までに許した安打はこの2本のみ。要所を締める投球で7回2失点にまとめた。打線の援護を受けたホープは、七回の打席で代打を告げられて交代。2勝目の権利を持ってマウンドを降りた。
◆ヤクルトが今季初の6連勝。1―2の四回にオスナのソロで追い付き、伊藤の適時三塁打で勝ち越した。奥川が7回をソロ2本による2点に抑え、今季2勝目。中日は4連敗。松葉が4回?を3失点と粘れず、7敗目を喫した。
◆ヤクルトが今季最長の連勝を6に伸ばした。1-2の四回、先頭のホセ・オスナ内野手(32)の本塁打で同点に追いつき、伊藤琉偉内野手(22)の適時三塁打で勝ち越した。
◆ヤクルトが今季最長の連勝を6に伸ばした。一回、ホセ・オスナ内野手(32)の適時二塁打で先制。1-2の四回には、再びオスナが同点の本塁打を放ち、伊藤琉偉内野手(22)の適時三塁打で勝ち越した。
◆ヤクルトが今季初の6連勝。1―2の四回にオスナのソロで追い付き、伊藤の適時三塁打で勝ち越した。奥川が7回をソロ2本による2点に抑え、今季2勝目。中日は4連敗。松葉が4回?を3失点と粘れず、7敗目を喫した。
◆ヤクルトが今季最長の連勝を6に伸ばした。1-2の四回、先頭のホセ・オスナ内野手(32)の本塁打で同点に追いつき、伊藤琉偉内野手(22)の適時三塁打で勝ち越した。今季10度目となる先発マウンドに上がった奥川恭伸投手(24)は、7回3安打2失点の力投で2勝目を挙げた。
◆最高の流れで主砲を迎え入れる。ヤクルト・奥川恭伸投手(24)が7回3安打2失点で2勝目。チームを今季初の6連勝に導き「(連勝中で)すごくプレッシャーを感じていたけど、勝って後ろにつなぐことができて良かった」と白い歯をこぼした。3―2の七回。2打席連続でソロ浴びていた細川を先頭に迎えた。「三振を狙いにいった」と外角低めのスライダーで見逃し三振に仕留めた。今季初勝利を挙げた19日の広島(神宮)に続く連勝。本拠地神宮では2021年5月27日の日本ハム戦から8連勝となった。真夏の逆襲へ、柔よく剛を制す〝らしさ〟が戻ってきた。切れ味ある直球と変化球で凡打の山を築き、時には力勝負もできるのが持ち味。この日は無四死球で、五回以降は二塁さえ踏ませなかった。高津監督は「ストライク率も高かった。投球にしても凡打にしてもすごく内容が濃い」と評価した。「個人としても、チームとしてもたくさん勝てるように頑張りたい」と奥川。29日のDeNA戦(横浜)から村上が1軍復帰することが決まる中、前半戦に苦しんだ右腕が勢いを加速させた。(樋口航)

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
55 | 35 | 2 | 0.611 (↑0.004) | - (-) |
51 | 315 (+7) | 201 (+1) | 56 (-) | 73 (-) |
0.246 (-) | 1.950 (↑0.01) |
2 (-) |
巨人 |
44 | 44 | 3 | 0.500 (↑0.006) | 10 (-) |
52 | 255 (+6) | 261 (+5) | 54 (+1) | 39 (-) |
0.242 (↑0.001) | 2.590 (↓0.02) |
3 (-) |
DeNA |
41 | 44 | 5 | 0.482 (↓0.006) | 11.5 (↓1) |
53 | 266 (+1) | 260 (+7) | 45 (-) | 41 (-) |
0.226 (-) | 2.700 (↓0.01) |
4 (-) |
中日 |
40 | 48 | 2 | 0.455 (↓0.005) | 14 (↓1) |
53 | 231 (+2) | 269 (+3) | 43 (+2) | 58 (-) |
0.225 (↓0.001) | 2.830 (↓0.01) |
5 (-) |
広島 |
38 | 47 | 5 | 0.447 (↓0.005) | 14.5 (↓1) |
53 | 271 (+5) | 286 (+6) | 43 (-) | 47 (-) |
0.241 (-) | 2.910 (↓0.02) |
6 (-) |
ヤクルト |
30 | 50 | 5 | 0.375 (↑0.008) | 20 (-) |
58 | 236 (+3) | 334 (+2) | 40 (+1) | 39 (-) |
0.229 (↑0.001) | 3.510 (↑0.02) |
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