1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 6 | 1 | 1 |
ソフトバンク | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 0 | 7 | X | 11 | 14 | 0 | 2 |
勝利投手:有原 航平(8勝5敗0S) 敗戦投手:田嶋 大樹(5勝5敗0S) 本塁打 |

![]() |
![]() |
![]() |
◆ソフトバンクが7連勝。ソフトバンクは2点を追う6回裏、佐藤直のソロや柳町の適時打などで4点を挙げ、逆転に成功する。4-3となって迎えた8回には、山川の3ランが飛び出すなど一挙7点を奪い、相手を突き放した。投げては、先発・有原が7回2失点8奪三振の力投で今季8勝目。敗れたオリックスは、投手陣が振るわなかった。
◆パ・リーグ2位で6連勝中のソフトバンクは26日から3位オリックスとの2連戦を迎える。オリックスとは4・5ゲーム差。連勝を伸ばしてまずは3位以下とのゲーム差を広げていきたい。2連戦を終えれば月曜日は移動日で、29~31日は敵地日本ハム3連戦。現状2ゲーム差で追う日本ハムとの直接対決は言わずもがな、重要な戦いになる。小久保監督も前半戦の総括で「(後半戦のポイントは)一番は日本ハム戦じゃないですかね。すぐに直接対決が始まる。そこでしっかりとらえられるチーム状態にならないとペナントを制するのは厳しいと思う」と話していた。今季のオリックス戦は7勝3敗2分けだが、みずほペイペイドームに限ると昨季の7月26日から1分けを挟み8連勝中。小久保監督が就任した24年からみずほペイペイドームでオリックスに負けたのは24年4月21日のみ。相性のいい「みずほペイペイドームでのオリックス戦」で連勝街道を歩めるか。
◆ソフトバンク小久保裕紀監督(53)が母校の和歌山・星林高校の決勝戦進出を祝福した。この日、星林は和歌山県大会準決勝で田辺に9-0で勝利。試合前取材に対応し「中継も少し見ていたけど、校歌も久々に聞いた。ここまできたら思い残すことなく」と後輩たちにエールを送った。
◆3位オリックスは4・5ゲーム差で追う2位ソフトバンク戦から後半戦をスタートさせる。24日までのオールスターで2戦連発を放った頓宮裕真捕手(28)が4番に座る。同じく23日の球宴でソロアーチを放った若月健矢捕手(29)は今季2度目の6番。「1番中堅」では中川圭太内野手(29)が入った。昨季から5連敗中の天敵、ソフトバンク有原航平投手(32)を攻略なるか。先発は田嶋大樹投手(28)。16日の楽天戦(京セラドーム大阪)で今季2度目の完封。この日も快投し、今季6勝目を目指す。チームは昨季7月26日から1分けを挟んでみずほペイペイドームでの同戦は8連敗中。苦手を払拭し、後半戦白星発進を狙う。
◆元AKB48で女優の篠田麻里子(39)がセレモニアルピッチを行った。11年の第2回じゃんけん大会で優勝し、シングルセンターを務めた「上からマリコ」の曲に合わせて登場。投球は「練習だと届いたんですけど」と予習はバッチリだったが惜しくもノーバウンド投球とはならなかった。「ノーバウンドで投げたかったです。ちょっと悔しいですけど、福岡のみずほペイペイドームで10年ぶりに投げられて本当に幸せです」と笑顔で振り返った。この日は「鷹祭 SUMMER BOOST2025」の初戦。福岡県糸島市出身の篠田が試合前から球場を大いに盛り上げた。15年3月27日のソフトバンク-ロッテ戦、当時のヤフオクドームでも始球式を行っていた。篠田にとっては10年ぶりの"凱旋(がいせん)マウンド"。背番号「20」はAKB48の結成20周年イヤーや、ソフトバンクホークス20周年、さらに「私も芸能活動を始めて20周年なんですけど、上京して20年、福岡を出てから20年というのがすごく感慨深くて、地元でこうやって始球式をさせていただくということで、すごく帰ってきたホームの温かさも考えていますし、長いようで短かったなと。ホークスも20周年ということですごく縁を感じています」と語った。
◆ソフトバンクが珍しい形で"併殺"を取られた。7回に1番周東佑京内野手(29)が中前打。無死一塁で2番佐藤直樹外野手(26)は空振り三振に倒れたが、一塁走者の周東は盗塁を成功させた。しかし、球審が周東にアウトを宣告。周東は苦笑いを浮かべながらベンチに戻った。審判は場内アナウンスで「打者の佐藤選手は三振でアウト。その後、二塁に送球し、二塁はセーフとなりました。その際、スイングした後に捕手の送球を妨げましたので、打者は三振でアウト、その妨害を走者に置き換えて2アウトとして試合を再開します」と説明した。佐藤直は空振り三振の後にベース付近にしゃがみこむ形になったが、これが捕手若月の送球を妨害していたと判断された。なお、周東に盗塁死はつかない。
◆ソフトバンクがリーグ優勝した24年シーズン以来の7連勝を飾った。小久保政権下では最長タイ。真夏の恒例イベント「鷹祭 SUMMER BOOST2025」の初戦でチームにブーストをかける勝利をあげた。先発の有原航平投手(32)が7回5安打2失点で今季8勝目。自身6連勝は日本ハム時代を含めて自己最長となった。3回、太田に先制の2点適時打を浴びたが大崩れすることなく白星を手にした。打線は6回に一挙4得点。先頭の佐藤直樹外野手(26)が3号ソロを放ち、なお1死一、二塁で柳町達外野手(28)が右前適時打。右翼手の杉本がボールをそらす間に一塁走者の山川穂高内野手(33)も生還して逆転した。みずほペイペイドームでのオリックス戦は、ちょうど1年前の24年7月26日からシーズンをまたぎ9連勝となった(1分け挟む)。勝利した日本ハムに続き4試合連続で2ゲーム差をキープした。
◆3位オリックスは2位ソフトバンクに逆転負けを喫し、ゲーム差は5・5に広がった。前カードから今季初の4連敗。敵地でのソフトバンク戦は1分けを挟み、9連敗となった。0-0の3回、3安打で2死満塁とし、3番太田椋内野手(24)がソフトバンク先発、有原の2球目、内角シュートをつまりながらも左前へ。2点を先制した。投げては先発の田嶋大樹投手(28)が5回まで2安打投球。だが6回、先頭のソフトバンク佐藤直に左翼へソロを浴びた。1点差とされ、なお1死一、二塁から6番柳町に右前適時打。さらに右翼杉本の後逸も重なり、逆転された。1死三塁から2番手でマウンドに上がった才木海翔投手(25)も野村に中前適時打を許し、2-4とされた。打線は4回以降、昨季から5連敗中だった有原を前に無安打。8回に中川圭太内野手(29)が、2番手の松本裕から左翼へ8号ソロを放ち、1点差に迫るもここまで。後半戦初戦を勝利で飾れなかった。
◆ソフトバンクがリーグ優勝した昨季以来となる破竹の7連勝を飾った。小久保政権下では最長タイ。先発の有原航平投手(32)は7回2失点で自己最長6連勝となった。7月は4戦4勝で投手陣の大黒柱として奮闘。さらに本拠地でのオリックス戦はシーズンをまたぎ9連勝だ。真夏の恒例イベント「鷹祭 SUMMER BOOST2025」の初戦でチームにブーストがかかる白星にもなった。開幕3連敗だった右腕が、気づけば今季8勝目を手にした。6月3日から続く個人の連勝記録は「6」。日本ハム時代を含め自己最長更新となった。気温の上昇とともに有原の安定感も日に日に上昇。モイネロと並ぶ投手陣の大黒柱の堂々たる108球だった。先制点を与えても踏みとどまった。0-0の3回2死満塁で太田に左前2点適時打を献上。続く頓宮には四球で再び満塁のピンチを迎えたが、西野を初球で二ゴロに仕留めた。「反省しないといけない」と先手を取られたことには唇をかんだが「もう1点はやらないという気持ちで切り替えて投げれたのは良かった」と最後は納得顔だった。7回5安打2失点。この日は母校の広島・広陵が3年連続26度目の甲子園出場を決め、プロ野球第一線で活躍する有原も後輩に続いた。打線も14安打11得点を奪って、リーグ優勝した昨季以来の7連勝を飾った。小久保ホークスでは最長タイの連勝街道。7連勝のうち先発投手に白星がついたのは6試合あり、いずれの白星も6イニング以上かつ2失点以下に抑えている。後半戦を白星スタートで飾った小久保裕紀監督(53)は「先発投手がしっかりゲームを作ってくれている。ピッチャーが我慢しながら打線もワンチャンスをつなげていきながら、という形ができている」とうなずいた。投打がかみあっているソフトバンクは強い。真夏の恒例イベント「鷹祭 SUMMER BOOST2025」の初戦でチームにブーストがかかる勝利にもなった。さらにみずほペイペイドームでのオリックス戦は、ちょうど1年前の24年7月26日からシーズンをまたぎ9連勝(1分け挟む)。勝利した日本ハムに続き、4試合連続で2ゲーム差をキープした。「日本ハムは負けないと思ってこっちもやっている。こっちも負けないようについていきます」。指揮官の有言実行の日々が続いている。【只松憲】
◆オリックスは鬼門で逆転負けを喫し、今季初の4連敗となった。敵地でのソフトバンク戦は昨季から1分けを挟んで9連敗。首位とのゲーム差は7・5に広がった。岸田護監督(44)は「(相手の)立ち上がりを攻められたのはよかった。(中川)圭太が(8回にソロを)打ってくれたけど、そこまで守りきれなかった」と厳しい表情だった。0-0の3回、3安打で2死満塁とし、3番太田椋内野手(24)がソフトバンク先発、有原から2点適時打。昨季から5連敗を喫していた右腕から幸先良く先制した。投げては先発の田嶋大樹投手(28)が5回まで2安打投球。だが6回、先頭のソフトバンク佐藤直に左翼へソロ。さらに柳町の右前適時打に、味方の失策も重なり、逆転された。打線は4回以降、有原を前に無安打。8回に中川圭太内野手(29)が、2番手の松本裕から左翼へ8号ソロを放つも、ここまでだった。8回には本田圭佑投手(32)が7失点し、3-11の大敗。指揮官は「受け止めています。何点差だろうが、負けは負けです」。相手の流れを止められなかった。27日は高卒2年目左腕の東松快征投手(20)がプロ初先発。「楽しみですね。思い切って勝負してくれることを見たいなと思います。行けるとこまで行ってもらいますよ」と期待を込めた。
◆ソフトバンク山川穂高内野手(33)がダメ押しの15号3ランを放った。8回に巡ってきた第4打席。4点を挙げ、さらに2死一、三塁。オリックス4番手本田圭の144キロ直球を右中間テラス席に運んだ。「とにかく集中していた。後半戦開始の大事なゲーム」と、大味な展開にもコンセントレーションは切らさなかった。16日のロッテ戦(みずほペイペイドーム)以来の1発に笑顔でどすこいポーズも決めた。「これからも集中するということだけにフォーカスして頑張りたい」とさらに気持ちを引き締めていた。ソフトバンク野村(6回の中前適時打に)「チャンスだったので、とにかく甘いボールに積極的にスイングを仕掛けようと打席に入った。大きな追加点となってよかった」
◆高卒2年目左腕のオリックス・東松快征投手(20)が27日のソフトバンク14回戦でプロ初先発する。ブルペンでの投球などで調整し、「もらったチャンスなので、しっかり楽しみながら。死にものぐるいで1アウトずつ積み重ねていって、チームの勝利に貢献できれば」と意気込んだ。同戦では当初、曽谷が先発予定だったが、コンディション不良のため登板を回避。東松が急きょ先発することに決まった。この日、首脳陣から先発が告げられたことを明かした東松は「本当に(緊張で)やばいですけど、身を任せて投げるだけ」と初々しく笑った。愛知・享栄高から2024年にドラフト3位で入団。2年目の今季は2月の春季キャンプで1軍にあたるA班のメンバーに抜てきされ、シーズン開幕も1軍で迎えたが、登板機会がないまま4月上旬に登録抹消。今月19日に再昇格を果たすと、同日のロッテ戦(ZOZOマリン)で救援でプロ初登板し、2回2失点だった。
◆オリックスはシーズン後半戦の初戦を落とし、今季初の4連敗を喫した。敵地・ペイペイドームでは昨季から1分けを挟んで9連敗となった。三回に太田が先制の2点打。しかし、六回に先発の田嶋がソフトバンク打線につかまり、失策も絡んで4失点(自責は2)と逆転を許した。八回には本田圭が1イニング7失点の大乱調で勝負が決してしまった。ソフトバンク先発の有原には昨季から6連敗。チームの2桁失点は今季4度目となった。首位日本ハムとは7・5差、2位・ソフトバンクには5・5差に広がった。
◆ソフトバンクが1分けを挟んで今季最長の連勝を7に伸ばした。0―2の六回に柳町の適時打などで4点を奪って逆転し、八回に山川の3ランなどで7点と突き放した。有原は7回2失点で8勝目。オリックスは今季ワーストの4連敗。
◆オリックスは11失点で大敗し、敵地・みずほペイペイドームでは昨季から1分けを挟んで9連敗となった。岸田護監督(44)は鬼門でなかなか勝てないことに「ようやられている。何点差だろうが、負けは負け」と受けとめた。この日は守備のミスも絡んで逆転を許し「際どいところでエラーが出る。そこの勝負強さは試合で養っていくしかない。練習を毎日していても出てしまうもの。どう受けとめて、どう修正して、次に前を向いていけるかが大事」と凡事徹底を求めた。27日にプロ初先発する2年目左腕の東松については「楽しみ。思い切って勝負してくれることを見たい。いけるところまでいってもらう」と期待した。
◆ソフトバンクの有原は7回を2失点で、自身6連勝となる8勝目をつかんだ。三回に2点を先制された後は粘り強く抑えて逆転を呼び込み「もう1点はやらないという気持ちで、切り替えて投げられたのは良かった」と息をついた。開幕直後に苦しんだエースが、6月3日の中日戦以降は負けなしと一気に復調。後半戦初戦のマウンドでも役目を果たしたが「僕は先に点を取られている。もっといい投球ができるように頑張りたい」と満足していなかった。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
55 | 33 | 2 | 0.625 (↑0.004) | - (-) |
53 | 337 (+5) | 231 (-) | 86 (+1) | 43 (+1) |
0.245 (-) | 2.230 (↑0.02) |
2 (-) |
ソフトバンク |
52 | 34 | 4 | 0.605 (↑0.005) | 2 (-) |
53 | 336 (+11) | 246 (+3) | 56 (+2) | 70 (+2) |
0.247 (↑0.001) | 2.450 (↓0.01) |
3 (-) |
ORIX |
46 | 39 | 3 | 0.541 (↓0.007) | 7.5 (↓1) |
55 | 314 (+3) | 325 (+11) | 58 (+1) | 37 (-) |
0.258 (↓0.001) | 3.430 (↓0.07) |
4 (-) |
西武 |
42 | 46 | 1 | 0.477 (↓0.006) | 13 (↓1) |
54 | 226 (+2) | 250 (+3) | 37 (+1) | 57 (+1) |
0.228 (↓0.001) | 2.640 (↓0.01) |
5 (-) |
楽天 |
40 | 46 | 2 | 0.465 (↑0.006) | 14 (-) |
55 | 248 (+3) | 294 (+2) | 34 (+1) | 84 (+3) |
0.243 (↑0.001) | 3.130 (↑0.01) |
6 (-) |
ロッテ |
34 | 51 | 2 | 0.400 (↓0.005) | 19.5 (↓1) |
56 | 252 (-) | 330 (+5) | 43 (-) | 36 (-) |
0.230 (↓0.001) | 3.590 (↓0.02) |
コメント