楽天(☆3対2★)西武 =リーグ戦13回戦(2025.07.26)・楽天モバイルパーク宮城=
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西武
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楽天
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勝利投手:ヤフーレ(2勝3敗0S)
(セーブ:則本 昂大(3勝3敗12S))
敗戦投手:與座 海人(3勝3敗0S)

本塁打
【西武】古賀 悠斗(2号・9回表2ラン)
【楽天】宗山 塁(3号・4回裏ソロ)

  DAZN
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◆楽天は3回裏、小深田の犠飛で先制に成功する。その後は4回に宗山がソロを放つと、8回には宗山の犠飛で1点を挙げ、リードを広げた。投げては、先発・ヤフーレが7回途中3安打無失点の好投で今季2勝目。敗れた西武は、9回に古賀悠の2ランで1点差に迫るも及ばなかった。

◆宮城出身でお笑いタレントの狩野英孝(43)が、セレモニアルピッチに登場した。鮮やかな「VIVID PINK」をメインカラーに採用したサマーユニホームを身にまとい、背番号は名前の「えいこう」から「815」を背負った。石原彪捕手(26)に向かってノーバウンド投球を披露した。狩野は「とにかく安心しています。ボールがノーバウンドで届いたこともそうですし、お客様から拍手をいただけたことも、本当によかったです」と振り返った。その上で「楽天イーグルスが勝つと東北の絆がぐっと強まるな、と感じます。勝利を届けてほしいですし、これからも一生懸命応援させていただきます!」とコメントした。

◆球宴帰りの楽天ドラフト1位宗山塁内野手(22)が、後半戦初戦で3カ月ぶりのアーチをかけた。1-0の4回2死走者なし。2球で追い込まれながらファウルで粘り、西武与座の6球目、カーブを右中間席に運んだ。4月18日ロッテ戦(楽天モバイルパーク)以来の3号ソロで4試合連続安打とした。「久しぶりの1発だったので。前に打ったのがここだと思うんですけど、東北のファンの皆さんの前でいい1本が打てて良かった」。母校の広陵(広島)が甲子園出場を決めた日に祝砲をぶち上げた。24日のオールスター第2戦(横浜)では、球宴初安打を含む2安打1打点で敢闘賞を受賞した。この日は球宴の勢いそのままに、2点リードの8回には中犠飛を放って貴重な追加点を挙げた。2打点で勝利に貢献したが「まだまだ自分自身もっとできると思ってますし、これからよりレベルアップしていくところを(ファンの)皆さんに見てもらいたい」と活躍を誓った。

◆楽天が連敗を4で止め、4位西武に1ゲーム差に迫った。3回1死一、三塁、小深田大翔内野手(29)が中犠飛を放って先制する。4回2死走者なしではドラフト1位の宗山塁内野手(22)が3カ月ぶりの1発となる3号ソロでリードを広げた。6回無死満塁の場面で無得点に終わったものの、逃げ切った。先発のミゲル・ヤフーレ投手(27)は4回2死まで無安打投球。7回に先頭村田に中越え二塁打を打たれ、続くデービスを中飛に抑えたところで降板した。2番手の加治屋蓮投手(33)が安打を浴び、なおも1死一、三塁とピンチを背負ったが、鈴木翔天投手(28)が火消しした。ヤフーレは7回途中3安打無失点7奪三振で、8日西武戦以来の2勝目を挙げた。

◆楽天鈴木翔天投手(28)が、左封じで見事な火消しを見せた。しびれる場面でのリリーフとなった。2点リードの7回1死一、三塁から3番手で登板。「とりあえずボールを浮かさないことだけ意識して、1点はオッケーという気持ちで投げました」と割り切ってマウンドに上がった。まずは西武の代打山村を「イェンチェン(王彦程)と早川にアドバイスをもらった」というスライダーで三ゴロに打ち取る。すると三塁村林が本塁に送球し、挟殺プレーで三塁走者の村田をタッチアウトに仕留めた。なおも2死一、二塁では、佐藤太を外角高め148キロ直球で3球三振に封じた。左打者2人を完璧に抑え、ピンチを脱した。2/3回を無失点で切り抜けた左腕は「今年、(石井)GMにきっちり鍛えていただいたので、その経験を生かして投げることができました」と笑った。

◆ピンク色の戦闘服をまとった楽天ドラフト1位の宗山塁内野手(22)が、3カ月ぶりのアーチを放ち、チームを勝利に導いた。1点リードの4回2死走者なし、2球で追い込まれたが、ファウルで3球粘り、西武与座の6球目カーブを右中間席に突き刺した。「ホームランをなかなか打ってなかったというのもあるんですけど、いいスイングをした結果だったんで、出て良かったなって感じですね」8回には中犠飛で貴重な追加点を挙げるなど1安打2打点2四球と躍動した。「今日、フォアボール取れたのが自分としてはすごい良かったなと思う。フォアボール取りながら打つべきボールを打っていく。ここが打率を残していく、出塁率高いバッターの共通点なので、そこら辺かなと思ってます」と手応えを示した。後半戦初戦となったこの日から色鮮やかで刺激的な夏をテーマにしたイベント「夏スタ! VIVID SUMMER」が開催されている。選手たちは濃いピンクのサマーユニホームでプレー。「ヘルメットとかも全部色が変わるので新鮮な感じでしたし、今日、チームが勝てたので、この色、いいんじゃないかなと思ってます」と笑った。チームは連敗を4で止め、4位西武に1ゲーム差に接近した。

◆楽天ドラフト1位の宗山塁内野手が、後半戦初戦で3カ月ぶりのアーチをかけた。1-0の4回2死走者なし。2球で追い込まれながらファウルで粘り、西武与座の6球目、カーブを右中間席に運んだ。4月18日ロッテ戦(楽天モバイルパーク)以来の3号ソロで4試合連続安打とした。「久しぶりの1発だった。東北のファンの皆さんの前でいい1本が打てて良かった」。2点リードの8回には中犠飛で貴重な追加点を挙げた。24日の球宴第2戦(横浜)で初安打を含む2安打1打点で敢闘賞を受賞。勢いそのままに2打点で勝利に貢献した。母校の広陵(広島)が甲子園出場を決めた日に祝砲を打ち上げる形となった。「中継も見てたので、やっぱり一番母校の活躍がうれしいですし、自分たちは(コロナ禍で3年夏は)甲子園がなかったんで、その分まで甲子園で勝ってほしい」とエールを送った。

◆球宴に初出場した楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(明大)が、1-0で迎えた四回2死から右中間に3号ソロを放った。「打ったのはカーブ。一番遅い球種に対して、しっかりと一個待つことができたので、いい結果につながったと思う」パ・リーグの選手間投票で選出されたオールスターでは、同じ左打者の日本ハム・清宮やソフトバンク・柳町らと交流し、「いろいろ引き出しが増えた」と大きな収穫を得た。第2戦では敢闘賞に輝き、賞金100万円を獲得。チームメート、藤井の「何かチームに還元してもらえるか楽しみ」という〝おねだり〟を受けて、「本当に自分がお世話になった人に」と苦笑いした。この日は母校、広島・広陵高が甲子園出場を決めた。「自分たちの時は(コロナ禍で)甲子園がなかった。県大会も最後で負けたので、後輩たちは本当に勝ててよかった」と明かした。改めて、賞金の使い道については「お世話になった方に。それこそ高校もそうですし。自分がお礼したい人に何かできれば」。宗山の真面目な人柄が垣間見えた。(広岡浩二)

◆楽天が連敗を4で止めた。三回に小深田の犠飛で1点を先行。宗山が四回にソロ、八回に犠飛をマークして加点した。ヤフーレが6回?を3安打無失点の好投で2勝目を挙げた。西武は反撃が遅く、4連敗を喫した。

◆西武は拙攻が響いて4連敗を喫した。六回から3イニング続けて得点圏に走者を進めながら無得点。九回2死から古賀悠の2ランで追い上げたが及ばなかった。7月は打線が不振で4勝13敗1分けと大失速。上位は遠のき、5位楽天が1ゲーム差に迫ってきた。西口監督は「勝つしかない。4連敗でいつも食い止めているから何とかなる。そう信じて」と自らに言い聞かせるように話した。

◆楽天D1位・宗山(明大)が四回、カーブを捉えて右中間に3号ソロ。4月18日のロッテ戦以来の一発を「一番遅い球種に対して、しっかりと一個待つことができた」と振り返った。八回には中犠飛。初出場した球宴で、日本ハム・清宮幸からバットを譲り受けた。打撃練習で使い「打ちやすかった。いい感覚が残っていた」と感謝した。三木監督は「攻守で勝利に貢献してくれた」とたたえた。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
55332 0.625
(↑0.004)
-
(-)
53337
(+5)
231
(-)
86
(+1)
43
(+1)
0.245
(-)
2.230
(↑0.02)
2
(-)
ソフトバンク
52344 0.605
(↑0.005)
2
(-)
53336
(+11)
246
(+3)
56
(+2)
70
(+2)
0.247
(↑0.001)
2.450
(↓0.01)
3
(-)
ORIX
46393 0.541
(↓0.007)
7.5
(↓1)
55314
(+3)
325
(+11)
58
(+1)
37
(-)
0.258
(↓0.001)
3.430
(↓0.07)
4
(-)
西武
42461 0.477
(↓0.006)
13
(↓1)
54226
(+2)
250
(+3)
37
(+1)
57
(+1)
0.228
(↓0.001)
2.640
(↓0.01)
5
(-)
楽天
40462 0.465
(↑0.006)
14
(-)
55248
(+3)
294
(+2)
34
(+1)
84
(+3)
0.243
(↑0.001
3.130
(↑0.01)
6
(-)
ロッテ
34512 0.400
(↓0.005)
19.5
(↓1)
56252
(-)
330
(+5)
43
(-)
36
(-)
0.230
(↓0.001)
3.590
(↓0.02)