1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 5 | 1 | 0 |
ロッテ | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | X | 8 | 11 | 0 | 0 |
勝利投手:小島 和哉(4勝6敗0S) 敗戦投手:曽谷 龍平(8勝4敗0S) |

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◆ロッテは1点を先制された直後の3回裏、山本と上田の適時打などで3点を挙げ、逆転に成功する。3-2となって迎えた6回には、安田の適時二塁打と西川の適時三塁打で一挙5点を奪い、相手を突き放した。投げては、先発・小島が6回2失点の好投で今季4勝目。敗れたオリックスは、投打に精彩を欠いた。
◆3位オリックスは打順を組み替えた。中川圭太内野手(29)が今季2度目の4番に座る。ここまでチームトップの40打点をマークしており、この日も勝負強さを発揮したい。前日19日に欠場した頓宮裕真捕手(28)は「7番一塁」で出場。「9番遊撃」には3試合連続で大里昂生内野手(26)が入った。先発は自身4連勝中の曽谷龍平投手(24)。チームトップの9勝目を狙う。
◆ロッテは"飲むアイス"で知られる同社製品「クーリッシュ」の冠協賛試合「飲んでキモティ~!クーリッシュスペシャルデー」を開催し、CMキャラクターを務める6人組男性アイドルグループSixTONESメンバーのジェシーが始球式を行った。BLACKSUMMERユニホームに誕生日の「611」の背番号をつけ、オールドスタイルで登場。ロジンをたっぷりと手につけると、低い姿勢でサインに2度首を振り、3度目はようやく首を縦に振って、大きく振りかぶった。全力で投げ込んだ1球は、打席の安田の背後を抜ける大暴投となり、苦笑いだった。投球後には「じゃ2球目いきますか!」と持ち前の明るさで観客を沸かせ、「全力で応援していきましょう。ありがとうございました」と呼びかけた。始球式後には「めちゃくちゃきもてぃー(気持ち良い)風と緊張感をミックスした球を投げられたと思うので、また来週来ます!常に100点だと思ってやっているので、次はまた新たな100点を出せたら、うじぇしー(うれしい)です!」とユーモアを交えてコメントした。
◆オリックス曽谷龍平投手(24)が先発では自身最短タイの3回6安打3失点で降板した。1-0の3回、2連打で無死一、二塁とし、ロッテの4番山本にスライダーを右前に運ばれた。なお1死二、三塁から左犠飛と、7番上田の右前適時打でこの回3点を献上した。「先発として早いイニングでマウンドを降りる形になってしまい、申し訳ないです」試合前時点でチームトップの8勝を挙げ、ロッテ戦は今季2戦2勝中だった。4回から2番手で登板した高島泰都投手(25)は、6回に1死一、三塁のピンチを招き、3番手の才木海翔投手(25)が安田に左越えの3点適時二塁打。なお2死一、二塁から西川に左中間へ2点適時三塁打を浴び、2-8とされた。
◆ロッテ先発の小島和哉投手(29)は6回4安打2失点の力投で今季4勝目の権利を持って降板した。3回2死から大里に初安打を許し、2死一、二塁から宗の中前適時打で先制点を奪われた。2点リードの5回には再び宗の適時二塁打で1点差に詰め寄られ、なおも1死二、三塁のピンチに。暴投で三走が本塁を狙ったが、捕手・寺地の本塁への素早い送球でアウトにし、2死三塁にした。最後は遊撃・友杉の好守でピンチをしのぎ、同点は許さなかった。小島は今季最多112球を投げきりマウンドを降りた。「6回で変わってるようじゃダメだと思うので、次しっかり長い回投げられるように頑張りたい」と見据えた。吉井監督も「失点の場面がツーアウトから下位打線で走者を出して。警戒しすぎてフォアボール出して。次もまた下位打線の走者を出して、警戒して1点取られた。小島の悪いときのパターン」と分析。「彼は開幕投手を務めたピッチャーなので、そこはしっかりチームの流れも彼が作るくらいのピッチングをしてくれないと」と期待するからこそ、厳しい評価だった。
◆ロッテは2日連続2桁安打で快勝した。先発の小島和哉投手(29)は6回4安打2失点で今季4勝目を挙げた。3回2死から大里に初安打を許し、2死一、二塁から宗の中前適時打で先制点を奪われた。野手の援護で3-1で迎えた5回には再び宗の適時二塁打で1点差に詰め寄られたが、同点は許さなかった。今季最多112球を投げきり試合を作った。野手は中盤にたたみかけた。1点ビハインドの3回無死一、二塁から山本が一・二塁間を抜ける右前適時打を放ち同点に追いついた。その後も打線がつながり一気に逆転に成功した。1点リードの6回に2死満塁から安田が走者一掃の左越え適時二塁打を放ち突き放すと、2死一、二塁から西川も左中間へ2点適時三塁打を放った。6月22、24日以来の連勝となり、21日の前半戦最終戦へ勢いをつけた。
◆3位オリックスは2連敗を喫し、首位日本ハムとのゲーム差が今季最大の5・5に広がった。0-0の3回。2死一、二塁から2番宗佑磨内野手(29)がロッテ先発小島の外角低めのフォークを中前にはじき返し、先制した。だが、その直後。先発の曽谷龍平投手(24)が2連打で無死一、二塁とし、ロッテの4番山本にスライダーを右前に運ばれ同点。なお1死二、三塁から左犠飛と、7番上田の右前適時打で勝ち越された。今季最短の3回6安打3失点で降板した。2-3の6回には2番手の高島泰都投手(25)が1死一、三塁のピンチを招き、3番手の才木海翔投手(25)が2死満塁から安田に左越えの3点適時二塁打。さらに2死一、二塁から西川に左中間へ2点適時三塁打を浴び、2-8とされた。最下位ロッテに手痛い連敗となった。
◆3位オリックスは2連敗を喫し、首位日本ハムとのゲーム差が今季最大の5・5に広がった。岸田護監督(44)は「なんとか頑張らないといけない。踏ん張りどころだと思います」と目を見開いた。1-0の3回、先発の曽谷龍平投手(24)が2連打で無死一、二塁とし、ロッテの4番山本にスライダーを右前に運ばれ同点。なお1死二、三塁から左犠飛と、7番上田の右前適時打で勝ち越された。3回6安打3失点。指揮官は「球が良くなかった」と今季最短で交代とした。2番手の高島泰都投手(25)と3番手の才木海翔投手(25)も踏ん張れず、6回に5失点。2-8とされた。打線も6回以降1安打。宗佑磨内野手(29)と大里昂生内野手(26)がマルチ安打で2得点も、クリーンアップが沈黙。首位日本ハムと2位ソフトバンクが勝利した中、最下位ロッテに手痛い連敗。前半最終戦で白星なるか。岸田監督は「明日は後半(戦)につながるゲームをしないといけない」と引き締めた。
◆ロッテ安田尚憲内野手(26)が今季3度目の猛打賞で連勝に導いた。初回に中越え二塁打を放つと3回は中前打で逆転の流れを作った。さらに1点リードの6回2死満塁ではオリックス才木の初球を捉え、走者一掃の左越え適時二塁打。「球種も絞りやすい場面だったので、思い切って真っすぐでいきました」と狙いどおり振り抜いた。今季は「3番」が多く、上位打線で野手をけん引する立場に。「いい打順を打たせてもらっているので、そういったところでしっかり活躍しないといけない」と責任感をにじませ、「(ヘッドコーチの)サブローさんからいつもハッパかけられているので、結果を残さないとレギュラーで出られない。1試合1試合大切にやっていきたい」と気を引き締めた。3試合連続適時打と好調を維持するが、まだ本塁打がない。「ちょくちょく狙ってはいるんですけど」と苦笑いしつつ、「早く『1』つけたいです」と意欲を見せた。▽ロッテ吉井監督(打線がつながり)「1回2回とチャンスで点が入らず、危ないパターンだなと思った。でも、3回に高部が執念でフライを打ち上げてくれて1点入って。その後の上田のヒットも本当に大きかった」
◆ロッテは2日連続2桁安打で快勝した。先発の小島は6回4安打2失点で今季4勝目を挙げた。3回2死から大里に初安打を許し、2死一、二塁から宗の中前適時打で先制点を奪われた。打線の援護を受け3-1で迎えた5回には再び宗の適時二塁打で1点差に詰め寄られたが、同点は許さなかった。今季最多112球を投げきり試合を作った。野手は中盤にたたみかけた。1点ビハインドの3回無死一、二塁から山本が一、二塁間を抜ける右前適時打を放ち同点。1死二、三塁から高部の左犠飛と上田の右前適時打で一気に逆転に成功した。吉井監督は「1回、2回とチャンスで得点できず、危ないパターンだなと思ったんですけど。3回、高部が執念でフライ打ち上げてくれて1点入って。そのあとの上田のヒットも本当に大きかった」と振り返った。1点リードの6回に2死満塁から安田が走者一掃の左越え適時二塁打を放ち突き放すと、2死一、二塁から西川も左中間へ2点適時三塁打を放った。安田の猛打賞に吉井監督は「若いチームで狙い球が絞れてない選手が多い。でも安田はしっかり、ここというときに狙い球絞ってヒット打っているので、さすが」と評価した。6月22、24日以来の連勝となり、21日の前半戦最終戦へ勢いをつけた。
◆オリックス・横山聖哉内野手(19)が1軍に合流した。19日に紅林が右肩痛で登録抹消。現状の1軍メンバーで遊撃手は大里のみとなっており、横山が加わった。2024年に上田西高からドラフト1位で入団。2年目の今季はウエスタン・リーグで64試合に出場し、打率・199、0本塁打、19打点だった。
◆ロッテは21日のオリックス戦(ZOZOマリン)に石川柊太投手(33)を先発させる。KOされた前回登板からの変わり身を見せられるか。前回9日の日本ハム戦では一回に満塁弾を浴びるなど5回9安打8失点と試合を壊し、吉井監督からは「最低ですね」と指弾された。4勝目を目指して中11日での登板となるが「前回良くなかったところ、悪かったところと向き合って調整してきた」と話す。調整期間では吉井監督からの助言もあったという。「マウンドでの自分の状態が悪くて、自分に失望したとしても『良くないメンタルの状態でもできたところもあった』と整理してもらえた。悪いなりにできたことを抽出してもらえたというのは、今まであんまりなかったこと。すごく気付きがありました」散々だった登板内容でも、良かった部分を評価し、気づかせてくれた指揮官のフォローに感謝した。白星という結果で助言に報いたいところだ。(片岡将)
◆オリックスは最下位ロッテに2連敗。投打ともに振るわなかった。先発の曽谷は三回に集中打を浴びて3失点。プロ最短タイの3回3失点で4敗目を喫し、自身の連勝は4で止まった。2番手・高島ら救援陣も流れを止めることができなかった。打線は三、五回にそれぞれ宗が適時打を放ったが、3番・太田から7番・頓宮までが無安打と元気がなかった。首位日本ハムとのゲーム差は今季最大の5・5に開いた。21日が球宴前最後の試合となる。後半戦での上位追走を狙うチームにとって4連戦の負け越しだけは避けたいところだ。
◆「3番・三塁」で先発したロッテ・安田が3試合連続適時打となる3点二塁打を含む3安打3打点の活躍で打線を牽引(けんいん)した。吉井監督は「安田はここというときに絞って打っている。さすが」とたたえた。だが、指揮官は「あんまり褒めたらまた悪くなるかも」とオチも忘れず。安田自身は「早く打ちたい。ちょくちょく狙ってるんですけど」と今季0本塁打が気になるもようだが、待望の一発もそう遠くはないはずだ。
◆オリックスは投打ともに振るわず、最下位ロッテに2連敗。先発の曽谷は自己最短タイとなる3回3失点で4敗目を喫し「早いイニングでマウンドを降りる形になってしまい、申し訳ない」と反省した。打線は宗が2打点も、クリーンアップが無安打に終わった。首位日本ハムとは今季最大5・5ゲーム差。球宴前最後の試合となる21日へ、岸田監督は「頑張らないといけない。踏ん張りどころ」と切り替えた。

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
53 | 33 | 2 | 0.616 (↑0.004) | - (-) |
55 | 330 (+4) | 231 (+2) | 85 (+2) | 42 (-) |
0.246 (-) | 2.280 (-) |
2 (-) |
ソフトバンク |
50 | 34 | 4 | 0.595 (↑0.005) | 2 (-) |
55 | 321 (+7) | 242 (+3) | 54 (+3) | 67 (+1) |
0.246 (↑0.001) | 2.460 (↓0.01) |
3 (-) |
ORIX |
46 | 37 | 3 | 0.554 (↓0.007) | 5.5 (↓1) |
57 | 311 (+2) | 312 (+8) | 57 (-) | 37 (+2) |
0.261 (↓0.001) | 3.380 (↓0.06) |
4 (-) |
西武 |
42 | 44 | 1 | 0.488 (↓0.006) | 11 (↓1) |
56 | 223 (+3) | 243 (+7) | 35 (-) | 56 (-) |
0.229 (↑0.001) | 2.610 (↓0.05) |
5 (-) |
楽天 |
39 | 45 | 2 | 0.464 (↓0.006) | 13 (↓1) |
57 | 245 (+2) | 290 (+4) | 33 (+1) | 81 (-) |
0.244 (-) | 3.160 (↓0.01) |
6 (-) |
ロッテ |
33 | 50 | 2 | 0.398 (↑0.008) | 18.5 (-) |
58 | 250 (+8) | 325 (+2) | 43 (-) | 36 (+3) |
0.231 (↑0.002) | 3.610 (↑0.02) |
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