1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
ORIX | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 0 |
ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 3 | 2 | 0 | X | 8 | 13 | 1 | 0 |
勝利投手:種市 篤暉(3勝6敗0S) 敗戦投手:九里 亜蓮(7勝6敗0S) |

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◆ロッテは0-0で迎えた5回裏、3本の適時打で3点を先制し、試合の均衡を破る。続く6回には、小川の2打席連続となる適時打などで3点を加え、リードを広げた。投げては、先発・種市が7回無失点の力投で今季3勝目。敗れたオリックスは、投打ともに振るわなかった。
◆ロッテ上田希由翔内野手(23)がプロ初の3安打猛打賞を記録した。まずは3回、それまで2イニング連続で3者凡退に抑えられていたオリックス先発の九里から左前打を放ってチーム初安打を記録した。5回の第2打席では右翼への二塁打を放ち、チャンスを演出。小川の右前打で先制のホームを踏んだ。さらに6回の第3打席では、無死一、三塁から左前適時打を放った。「チャンスだったので、なんとか1本出したいなと思いました。いい形でランナーをかえすことができて良かった」と振り返った。17日のソフトバンク戦では6回表にプロ初本塁打を放つも、回の途中でコールドゲーム。裏のソフトバンクの攻撃が終わっておらず、幻の本塁打となった。「チームも勝ててなかったんで、なんとか成立してほしかった」と悔しさをにじませたが、苦い経験も糧にバットで貢献し続けている。
◆ロッテは安打がつながり快勝で連敗を3でストップさせた。上田希由翔がプロ初の3安打猛打賞を記録した。3回にそれまで2イニング連続で3者凡退に抑えられていたオリックス先発の九里から左前打を放ってチーム初安打を記録。5回の第2打席では右翼への二塁打を放ち、6回の第3打席では、無死一、三塁から左前適時打を放った。7回には2死三塁から宮崎が中前へプロ初適時打を記録した。先発の種市は7回を投げて5安打無失点で4月23日以来となる3勝目。4回まで毎イニング走者を背負う苦しい展開も粘投して試合をつくった。
◆ロッテは安打がつながり快勝で連敗を3でストップさせた。上田がプロ初の3安打猛打賞を記録した。3回にそれまで2イニング連続で3者凡退に抑えられていたオリックス先発の九里から左前打を放ってチーム初安打を記録。5回の第2打席では右翼への二塁打を放ち、6回の第3打席では、無死一、三塁から左前適時打を放った。7回には2死三塁から宮崎が中前へプロ初適時打を記録した。13安打8得点と打線がつながり、吉井理人監督(60)は「栗原コーチがしっかり狙い球を選手に、それぞれに伝えてくれてるんですけど、それがうまくはまった時はああいう風になるのかな。それを打てるようになってきたっていうのも、若い選手たちがだんだんとレベルが上がってきたのかなっていう風に感じてます」と選手たちの成長を評した。先発の種市は7回を投げて5安打無失点で4月23日以来となる3勝目。4回まで毎イニング走者を背負う苦しい展開も粘投して試合をつくった。吉井監督は「球数も増えてしまったんで、これは何回までいけるかなと思ったんですけども、尻上がりに調子が上がってきたんでよかった」と評価した。
◆ロッテのルーキー宮崎竜成内野手(24)がプロ初適時打を放った。7-0の7回に2死三塁のチャンスで回ってきた宮崎は「前の打席にチャンスで三振してしまったので、自分のスイングを心がけて」と初球を振り抜き中前適時打にしてみせた。15打席目で初安打、35打席目で初適時打を記録。「これからも打点を稼いでいけるようにやっていきたい」と着実に成長していく。
◆ロッテ先発の種市篤暉投手(26)は7回を投げて5安打無失点で4月23日以来となる3勝目を挙げた。初回から4イニング連続で走者を背負う苦しい展開だったが、要所を締めて無失点で切り抜けた。試合が進むにつれ調子を上げ、5回、6回は3者凡退に抑える完璧な投球を見せた。「変化球が特に良かったので。真っすぐに関してもちょっとだけばらつきもありましたし、なんとかコミュニケーション取りながら(捕手の)寺地とできたのがよかった」と振り返った。約3カ月ぶりの白星に「もちろんモヤモヤしてました。でも、去年もそうですけど、そこまで勝ちにはこだわりは持ってないので、自分の投球をできるだけ続けられるようにしていくことだけかなと思います」と前を向いた。
◆幻のままでは終わらせない。17日にプロ初本塁打が降雨コールドのため、記録に残らなかったロッテ・上田希由翔内野手(23)が打ち直しへの決意を固めるとともに手応えを語った。前カードの15日のソフトバンク戦から1軍に再昇格した上田は17日の同戦(北九州)では2-2で迎えた六回無死一塁の第3打席にプロ初本塁打をマークした。だが、ロッテの攻撃中に雨脚が強まり、中断を挟んでも天候は回復せず、試合は五回までのスコアで試合は終了。プロ1号本塁打が降雨コールドによって取り消しとなった史上初のケースとなった。「ベンチにいたときは雨もそんなに気にしてなかったんですけど、『雨でコールドになると記録にならない』って聞いて『マジか...』みたいな感じでした。チームも勝ちにはならなかったし、成立してほしかったなという思いはありますね」と率直に語った。左投手相手の確実性が課題といわれてきた上田は相手投手の左右でバットの長さをかえるなど対策を立てて臨んでいる。「左投手ということで外されたくない。バットは長くて軽いものでヘッドが走る感覚を大事にしたい。長打が求められる中で、上がった最初のカードでいい結果が出たし、いい形でいってくれれば」。今度こそ、文句なしの1号を現実のものにする。(片岡将)
◆3連敗中のロッテは0-0の五回に5安打を集中して3点を先制。五回まで無失点の先発、種市篤暉投手(26)に援護点をプレゼントした。オリックス先発の九里に四回まで1安打に抑え込まれていたロッテだったが「7番・一塁」で先発の上田が1死から右翼線二塁打で突破口を開くと、2死後、前打席で1死二塁の好機に凡退した小川が右前打で先制。さらに藤原も遊撃内野安打で一、二塁。2番に打順を戻した寺地が中前適時打、安田も右前適時打で続き、集中打で九里を攻略した。3勝目を目指す種市にとっては大きな援護の3点となった。
◆オリックス・東松快征投手(20)が七回にプロ初登板し、2回2安打1四球2失点だった。先頭の山本に対し、1球もストライクが入らず四球。D1位・西川(青学大)には内角低めのカットボールを左中間にはじき返されて失点した。その後は高部をスライダーで空振り三振、上田を二ゴロに打ち取って2死までこぎつけたが、D2位・宮崎(ヤマハ)に適時打を食らった。2イニング目となる八回はテンポよく2死を奪い、安田を二ゴロに仕留めた。東松は2024年に愛知・享栄高からドラフト3位で入団。今季は開幕1軍入りしたが、出番がないまま4月に登録抹消。ファームで実戦登板を重ねてこの日1軍に登録された。
◆オリックスは今季11度目の零封負け。投手陣は8失点と崩れ、打線は無得点と意地を見せることができなかった。先発の九里は五回に3本の適時打を浴びて3失点。六回にも小川にタイムリーを打たれたところで降板となり、2番手・本田圭も2本の適時打をくらいに6点差にされた。七回からは2年目左腕の東松がプロ初登板し、2回2失点だった。打線はロッテ先発の種市に七回まで無得点に封じられ、八回以降も意地を見せることができなかった。最下位ロッテに手痛い敗戦。勝利した首位日本ハムとの差が4・5に開いた。
◆ロッテが大勝し、引き分けを挟んだ連敗を3で止めた。五回2死二塁から小川龍成内野手が先制打を放つと、その後も打線が繋がり3-0とリード。六回、七回にも追加点を挙げた。先発の種市篤暉投手はは7回無失点の好投で、4月23日以来の3勝目(6敗)を挙げた。
◆長いトンネルを抜けた。ロッテの先発、種市篤暉投手(26)は7回無失点の好投で4月23日の西武戦(ZOZOマリン)以来の3勝目を挙げた。序盤は種市自身が「どうなることかと思った」と振り返るほど不安定だったが、尻上がりに調子を上げた。前回、前々回と2試合連続黒星の反省を生かして「左打者には真っすぐとフォークの二択になっている。できるだけスライダーを使っていこうと意識した」と相手に迫る選択肢を増やしたことが奏功。約3カ月ぶりと久々のお立ち台でファンへの一言を求められ、「見に来てるファンの...」とコメントが飛んだが「まあ、勝てるように頑張ります!」と強引にまとめた。次のお立ち台ではセリフが飛ぶほど間隔を空けるわけにはいかない。(片岡将)

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
52 | 33 | 2 | 0.612 (↑0.005) | - (-) |
56 | 326 (+5) | 229 (+2) | 83 (+3) | 42 (-) |
0.246 (↑0.002) | 2.280 (-) |
2 (-) |
ソフトバンク |
49 | 34 | 4 | 0.590 (↑0.005) | 2 (-) |
56 | 314 (+4) | 239 (-) | 51 (-) | 66 (+2) |
0.245 (-) | 2.450 (↑0.03) |
3 (-) |
ORIX |
46 | 36 | 3 | 0.561 (↓0.007) | 4.5 (↓1) |
58 | 309 (-) | 304 (+8) | 57 (-) | 35 (-) |
0.262 (↓0.001) | 3.320 (↓0.06) |
4 (-) |
西武 |
42 | 43 | 1 | 0.494 (↓0.006) | 10 (↓1) |
57 | 220 (-) | 236 (+4) | 35 (-) | 56 (-) |
0.228 (↓0.002) | 2.560 (↓0.01) |
5 (-) |
楽天 |
39 | 44 | 2 | 0.470 (↓0.006) | 12 (↓1) |
58 | 243 (+2) | 286 (+5) | 32 (-) | 81 (+1) |
0.244 (↑0.001) | 3.150 (↓0.02) |
6 (-) |
ロッテ |
32 | 50 | 2 | 0.390 (↑0.007) | 18.5 (-) |
59 | 242 (+8) | 323 (-) | 43 (-) | 33 (-) |
0.229 (↑0.001) | 3.630 (↑0.05) |
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