ヤクルト(-グラウンド不良のため試合中止-)巨人 =リーグ戦13回戦(2025.07.15)・静岡草薙球場=
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巨人
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◆ヤクルト-巨人13回戦は雨天のため試合開始の予定時間が30分遅れの午後6時30分となった。この日は静岡決戦。午後4時ごろも強い雨が降り注いでいるが、午後6時ごろには雨脚は弱まる予報も出ている。グラウンドにはシートがかぶせられ、スタッフが試合開始に向けて懸命な準備を進めている。

◆右手有鉤(ゆうこう)骨の骨折でファーム調整していたヤクルト丸山和郁外野手(25)が3カ月ぶりに1軍復帰した。4月17日阪神戦で負傷し、リハビリを続けてきた。 6月24日の実戦復帰からイースタン・リーグには15試合の出場を積んできた。 丸山和は「チームが苦しい状況で、自分がいられない。レギュラー取りのチャンスも逃した部分では、かなり悔しい思いをした。それでもやっぱり前を向いていかないといけない。チームが勝てるように、自分のやれることは全部しっかりやっていきたい」と役割を果たしていく。

◆降雨によるグラウンドコンディション不良のため、午後6時過ぎに中止が発表された。先発はヤクルトが中村優、巨人が西舘の予定だった。

◆グラウンド不良により巨人戦の中止が決まった。ヤクルトはノーゲームも含め今季8度目の中止。高津臣吾監督(56)は「何て言ったらいいのだろう。多いといっても仕方ないけどね、これは」と受け止めた。試合開始予定時間を30分遅らせ午後6時30分からの予定で準備を進めたが、天候が回復しなかった。先発はドラフト1位右腕の中村優斗(23=愛知工大)の予定だった。雨天により登板が流れ、指揮官は「難しいことをいろいろクリアしていかないと先に進まないと思う。(今後)これはいい経験だった。成長したなという1日であって欲しい」と話した。中村優の次回登板について、高津監督は「分からない」と未定とした。

◆ヤクルト山野辺翔内野手(31)丸山和郁外野手(25)が雨天中止となった試合で、びしょぬれになって球場を盛り上げた。中止がアナウンスされた後、グラウンドに登場。ムードメーカーの山野辺と、この日に1軍昇格となった丸山和は、水浸しのシートの上をスライディングした。2人ともユニホームはずぶぬれ。さらに山野辺はシートから飛び出し、土にも頭からダイブし、顔まで泥だらけとなった。冷たい雨で試合が流れ、ガッカリとなったファンの心を温めた。

◆右有鈎骨を骨折した影響で2軍調整を続けていたヤクルト・丸山和郁外野手(25)が15日、1軍に合流した。丸山和は4月17日の阪神戦(神宮)の九回の打席中に右手首を痛めて交代。リハビリを経て6月24日のイースタン・リーグ、日本ハム戦(戸田)で実戦復帰し、状態を上げていた。

◆ヤクルトは降り続いた雨の影響で、巨人戦の雨天中止を発表した。ヤクルトはドラフト1位の中村優、巨人は西舘が先発予定だった。試合開始時間を当初の18時から30分遅らせ、18時30分の試合開始を目指していたが雨天中止となった。

◆グラウンドコンディション不良のため中止となった。ヤクルト・高津臣吾監督(56)はこの日、1軍に合流した丸山和郁外野手(25)に期待を寄せた。「すごく表情は明るくて、こっち(1軍)で野球をやりたかったんだなと感じた。チームの雰囲気を明るくするような存在でいてほしい。必要だと思ったから上げた。彼が持っているものであれば、十分、いろいろなところでチームに貢献できると思っているので、期待しています」丸山和は4月17日の阪神戦(神宮)で、九回の打席で右有鈎骨を骨折した。手術を受け、6月24日のイースタン・リーグ、日本ハム戦(戸田)で実戦復帰。1軍の舞台に戻り「チームが勝てるように、自分のやれることは全部やっていきたい。1軍は1軍の仕事があると思うので、100%やっていきたい」と意欲を示した。故障者が相次ぎ、リーグ最下位に沈むチームを活気づける。(赤尾裕希)

◆先発予定だった巨人・西舘勇陽投手(23)は17日のヤクルト戦(神宮)にスライド登板する見込みとなった。阿部監督が「西舘をスライドさせて、温大を阪神戦にもっていく」と話した。もともと17日に先発見込みだった井上温大投手(24)が、19日からの首位・阪神との3連戦(東京ドーム)に回る。井上について杉内投手チーフコーチは「月曜日(21日)、そのへんになるのかな」とした。

◆ヤクルトD1位・中村優投手(22)=愛知工大=は先発予定だった巨人戦が雨天中止となり、ブルペンで約20球を投げて調整した。2勝目に向けてスライド登板はせず次回登板に備える。降雨のため30分遅れの午後6時30分に試合開始予定だったが、天候が回復しなかった。準備の難しさを体感し「全部がいい経験」と前向きに捉えた。「整備している方の姿を見て、そういう方たちのおかげで野球ができると思った。しっかり勇気を与えられるプレーをしたい」とプロの自覚をにじませた。

◆ヤクルト戦が雨天中止となった巨人・阿部慎之助監督(46)が前向きに考える理由は、主砲・岡本和真内野手(28)の存在だ。「いい休養だと思ってプラスに捉えてほしい。あとは、この試合が和真が戻ってきてから試合ができるのは、うちにとっては大きいよね」代替試合はシーズン最終盤の9月24日以降に組み込まれる見通し。5月に左肘靱帯(じんたい)損傷を負った岡本は今月下旬に打撃練習を再開する見通しで、1軍復帰が近い。大黒柱が戻った布陣で戦える試合が増えた形だ。先発予定だった西舘は、休養日を挟んで17日に行われるヤクルト戦(神宮)にスライド登板する。先発ローテーションの谷間ができるはずだった19日からの阪神3連戦(東京ドーム)に、17日の先発が予定されていた井上が回ることも、チームにとって朗報となった。(谷川直之)

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
51332 0.607
(↓0.007)
-
(-)
57295
(+2)
187
(+3)
49
(+1)
72
(-)
0.248
(↓0.002)
1.940
(↑0.01)
2
(-)
巨人
41413 0.500
(-)
9
(↑0.5)
58235
(-)
241
(-)
50
(-)
36
(-)
0.242
(-)
2.550
(-)
3
(-)
DeNA
39404 0.494
(↑0.007)
9.5
(↑1)
60253
(+1)
236
(-)
45
(+1)
41
(-)
0.226
(↓0.001)
2.660
(↑0.04)
4
(-)
広島
37424 0.468
(↓0.006)
11.5
(-)
60246
(-)
253
(+1)
37
(-)
41
(+3)
0.241
(↓0.001)
2.780
(↑0.02)
5
(-)
中日
38442 0.463
(↑0.006)
12
(↑1)
59212
(+3)
256
(+2)
41
(-)
55
(-)
0.223
(-)
2.890
(↑0.02)
6
(-)
ヤクルト
24505 0.324
(-)
22
(↑0.5)
64210
(-)
315
(-)
36
(-)
37
(-)
0.222
(-)
3.550
(-)