阪神(★2対3☆)中日 =リーグ戦11回戦(2025.07.15)・阪神甲子園球場=
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中日
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阪神
100000100002521
勝利投手:勝野 昌慶(4勝3敗0S)
(セーブ:清水 達也(4勝1敗3S))
敗戦投手:島本 浩也(1勝1敗0S)

本塁打
【阪神】森下 翔太(16号・7回裏ソロ)

  DAZN
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◆中日が5連勝。中日は1点を追う4回表、山本の適時打に相手失策が絡み2点を挙げ、逆転に成功する。その後同点を許すも、延長11回にボスラーの適時二塁打が飛び出し、勝ち越しに成功した。投げては、6番手・勝野が今季4勝目。敗れた阪神は、打線が好機を生かしきれなかった。

◆タレントのトラウデン直美(26)が始球式に登板した。「なおみ」の名前にちなんだ背番号703のオーバーサイズのユニホーム姿でマウンドへ。捕手の梅野の手前でワンバウンドしたものの、コースはほぼストライク。それでも「悔しい~。あのちっちゃなワンバン...だったんですけどね。まあ、でもほぼ届いたってことにしておきます。ワンバンなしでいきたかったんですけど」と自己採点は85点をつけた。京都育ちに加え、普段から「トラちゃん」と呼ばれることも多いだけに、阪神への思い入れもたっぷり。「誰に会っても阪神ファン? 阪神ファン? って聞かれてきましたから。優勝してください」とエールを送った。」

◆阪神大山悠輔内野手(30)が先制の適時二塁打で通算1000安打まで残り2本とした。初回2死一、二塁で柳裕也投手(31)の甘い変化球を強振。三塁線を鋭く抜いて1人を迎え入れた。柳とは大学日本代表の同僚。16年ドラフトでともに1位指名され、プロ入りした。

◆「ウル虎の夏」の特別ゲストとして、3人組ロックバンド「10-FEET」のボーカル&ギターTAKUMA(49)がファーストピッチセレモニーに登場した。マウンドからノーバウンド投球を披露。大きな歓声が起こった。「夢がかなったような瞬間でしたね。すごく緊張しましたけど、届いてよかったです」。京都府出身で、大の阪神ファン。首位を快走する今季のチームについても「すごいですね。漫画みたいに強いので。本当にびっくりしています。もう、毎日うれしいです」と笑顔で語った。

◆審判のジャッジに阪神ファンが露骨に反応した。1-0の4回無死一、二塁の守備。阪神の一塁手・大山悠輔内野手(30)がジェイソン・ボスラー内野手(31)の難しいバウンドの打球をうまくさばいて二塁に送球。一塁に転送されたボールを一塁ベースカバーの高橋遥人投手(29)がつかみ、併殺完成かと思われたが、判定はセーフだった。大山の強い求めに応じて、藤川球児監督(44)はすぐにリクエスト。しかし、リプレー検証の結果、判定は変わらなかった。場内に映像が流れるたびにアウトを確信していた阪神ファンは「ええ~」と大きな声を上げ、プレーが再開されてもしばらくざわつきが収まらなかった。その後2失策もからんで2点を奪われ、1-2と逆転された。

◆阪神がミス連発で逆転を許した。1-0の4回1死一、三塁、高橋遥人投手(29)が投手前へのバント処理でジャッグルし、オールセーフの満塁。続く山本泰寛内野手(31)に右前適時打を浴びた。二塁走者の生還を防ごうとチャージしてきた森下翔太外野手(24)がボールをつかみ損ね、勝ち越しの2点目も奪われた。2点目は森下の失策が記録された。

◆阪神森下翔太外野手(24)が今季10個目の死球を食らった。5回1死一塁で柳裕也投手(31)の141キロが左肩付近を襲った。その場で中腰になって痛みがおさまるのを待ち、しばらくして一塁に歩いた。歩み寄って帽子を取った柳に対し、森下もヘルメットのつばを触って応じた。一部の観客から怒声も飛んだが、騒動にはならなかった。10死球はDeNA牧秀悟内野手(27)に暫定的に並ぶリーグ最多。

◆阪神小幡竜平内野手(24)の今季初本塁打は「浜風」の前に幻となった。1-2の4回の先頭で、柳裕也投手(31)のカットボールをジャストミート。右翼に打球が上がった瞬間は飛距離十分と思われたが、逆風となる甲子園特有の「浜風」が強く吹き付けていた。飛球は押し戻されて、フェンス手前で好捕された。SNSでは「浜風キツすぎ」「他球場なら入っている」「ライトに本塁打できるのサトテルしかおらん」と嘆きの声が相次いだ。

◆阪神高橋遥人投手(29)の中日戦での無失点が35イニングで止まった。1-0の4回1死一、三塁から中日佐藤がセーフティースクイズ。投手正面に転がり、三塁走者は本塁へ突入しなかったが、これを高橋がファンブルして満塁に。続く山本に右前適時打を許した。打球をさばこうとした右翼森下翔太外野手(24)もファンブルし、二塁走者も生還。1-2と逆転された。高橋はこの日、275日ぶりの1軍登板だった。昨年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物(プレート)除去術」を受け、リハビリを経て復帰した。中日戦は20年10月13日の4回の1イニングから始まり、21年は24回無失点、24年は7回無失点。32イニング連続無失点の状態でこの日の先発マウンドに上がっていた。

◆阪神高橋遥人投手(29)の打席登場曲にSNSが盛り上がった。高橋は今季、奇数打席で8人組アイドルグループ「CUTIE STREET」の「かわいいだけじゃだめですか?」、偶数打席で7人組アイドルグループ「FRUITS ZIPPER」の「NEW KAWAII」を使用。今季初先発で甲子園に流れると、SNSでは「登場曲でも球場を沸かせる高橋遥人」「なお、高橋遥人の投げるボールは全くかわいくない模様」などと投稿され、盛り上がった。さらに「CUTIE STREET」の公式X(旧ツイッター)アカウントも反応。「高橋遥人選手...登場曲...?? 『かわいいだけじゃだめですか?』 いいよぉぉぉ!!」とエールを投稿した。昨年はテレビアニメ「しかのこのこのここしたんたん」のオープニングテーマ、シカ部の「シカ色デイズ」を使い、過去には「崖の上のポニョ」を使用していたこともある。

◆阪神高橋遥人投手(29)が275日ぶりに1軍戦で登板した。6回81球を投げ、4安打2奪三振2四球2失点(自責1)で降板。勝ち星こそ挙げられなかったが、甲子園のマウンドで復活をアピールした。1-0の4回1死一、三塁から中日佐藤がセーフティースクイズ。投手前に転がり、三塁走者は本塁へ突入しなかったが、これを高橋がファンブルして満塁に。続く山本に右前適時打を許した。打球をさばこうとした右翼森下翔太外野手(24)もファンブルし、二塁走者も生還。1-2と逆転された。4回の失点で、20年10月13日から続いていた中日戦の連続無失点は35イニングで止まった。しかし、崩れなかった。5回、6回と無失点に抑えた。昨年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物(プレート)除去術」を受け、リハビリを経て復帰。これからのシーズン、十分に戦力になることを証明した。強力投手陣を誇る阪神にまた1枚、頼もしいピースが加わった。

◆右肩のコンディション不良で離脱していた中日柳裕也投手(31)が復帰登板を果たした。初回2死一、二塁から阪神大山に三塁線を破る先制の適時二塁打を許したものの、以降は粘りの投球を見せた。4月23日巨人戦(東京ドーム)で右肩のコンディョン不良を訴え、翌24日に出場選手登録を抹消。6月15日2軍ソフトバンク戦で実戦に復帰し、3イニングを投げた。その後は3試合先発。2軍戦4試合の登板を経て、約3カ月ぶりに1軍戦の舞台に戻ってきた。長い間、戦線を離脱していただけに、この日の登板にかける思いは強かった。先発としてゲームを作り、5回1失点で降板した。

◆阪神が森下翔太外野手(24)の一振りで追いついた。1-2の7回2死。藤嶋健人投手(27)の1ボールからの145キロを強打して左翼席に運んだ。場内には打球速度172キロ、飛距離132メートルと表示される豪快な16号ソロだった。今季初登板で6回2失点と力投した高橋遥人投手(29)の負けを消した。16本塁打は佐藤輝明内野手(26)の24本に次ぐ暫定リーグ単独2位。15本で並んでいたDeNA牧秀悟内野手(27)を1歩リードした。2年連続の60打点にも達し、トップ佐藤輝に2差に詰めた。

◆阪神森下翔太外野手(24)は7回に放った同点の16号ソロを「自分のエラーで逆転されてしまったので絶対に取り返そうと打席に入りました。出塁する、後ろにつなぐという意識がいい結果につながったと思います」と振り返った。悔やみきれない守備のミスがあった。1-0の4回1死満塁で右前打を打たれた。2人目の走者の生還を防ごうとチャージした森下はボールをつかみ損ね、勝ち越しの2点目も与えてしまった。

◆中日が接戦をものにして、今季2度目の5連勝を飾った。今季の対阪神戦はこれで6勝5敗。独走している阪神に勝ち越しているのは中日だけだ。この日の試合で収穫はあった。右肩のコンディション不良で離脱していた中日柳裕也投手(31)が約3カ月ぶりの1軍戦復帰登板を果たした。初回2死一、二塁から阪神大山に三塁線を破る先制の適時二塁打を許したものの、以降は粘りの投球。5回4安打4三振1失点で降板した。4月23日巨人戦(東京ドーム)で右肩のコンディョン不良を訴え、翌24日に出場選手登録を抹消。2軍戦4試合の登板を経て、約3カ月ぶりに1軍戦で登板。4月16日広島戦(マツダスタジアム)以来、3カ月ぶりの勝ち星はつかめなかったが、先発としての役目は果たした。右腕の復活はチームにとって大きなプラスだ。

◆阪神が延長戦の末に2カード連続で初戦に敗れ、連勝は2で止まった。2位巨人は試合が中止となったため、ゲーム差は9に縮まった。昨年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物(プレート)除去術」を受け、275日ぶりの1軍登板となった阪神高橋遥人投手(29)は、6回4安打2失点で復帰戦勝利をつかめなかった。高橋は打たせて取る投球で3回まで散発2安打無失点。幸先の良い出だしを切るも、1点リードの4回。先頭のブライトに中前打を許すと、細川に四球を与えて無死一、二塁。併殺崩れから1死一、三塁とすると、スクイズを試みた中日佐藤の打球を高橋がファンブル。1死満塁とピンチを招き、山本に右前適時打を浴び、さらに右翼森下の失策がからんで2点を失った。初回2死一、二塁で、左翼線へ先制の適時二塁打を放った大山悠輔内野手(30)は、これで通算998安打とし、節目の1000安打まであと2とした。1点を追う7回2死、森下翔太外野手(24)が中日藤嶋から左翼席は16号ソロを放ち、同点に追いついた。しかし2-2で迎えた延長11回。この回から登板した6番手島本が1死から細川に左中間へ二塁打を浴びると、続くボスラーにも左中間への適時二塁打を浴びて勝ち越しの1点を献上。その裏の攻撃は5番大山から始まったが、追いつくことはできなかった。

◆阪神が延長戦の末に2カード連続で初戦に敗れ、連勝は2で止まった。2位巨人の試合が中止となったため、ゲーム差は9に縮まった。昨年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物(プレート)除去術」を受け、275日ぶりの1軍登板となった阪神高橋遥人投手(29)は、6回4安打2失点で復帰戦勝利をつかめなかった。3回まで散発2安打無失点と好投でスタートするも、1点リードの4回1死一、三塁で、スクイズを試みた中日佐藤の打球を高橋がファンブル。1死満塁のピンチを招くと、山本に右前適時打を浴び、さらに右翼森下の失策がからんで2点を失った。試合後、藤川球児監督(44)は高橋の投球に「ボールはすごく戻っているし、長いリハビリだったと思うんですけど、素晴らしいボールが行っていましたね」とたたえ、次戦については「まあまあ回復ももちろんありますし、ボール自体も非常に強いですし、本当に良かったと思います」とした。また2失点につながった4回の2失策については「これはやっぱり常々言っている全体のところですからね。ピッチングコーチを含めて全体で練習をするだけですね。ゲームを意識してね」と引き締めた。

◆阪神3番手湯浅京己投手(25)が5試合ぶりの登板で3者凡退に抑えた。8回にマウンドに上がると、先頭の田中に3球カットボールを続けて遊ゴロ。続くブライトも三ゴロに打ち取ると、最後は細川を1球で一邪飛に仕留めた。これで6月28日ヤクルト戦から5試合連続無失点。試合前には、自身と同じく黄色靱帯(じんたい)骨化症から復活した中日福と再会。リハビリ中に親身に相談に乗ってくれた先輩と笑顔で言葉を交わした。

◆阪神大山悠輔内野手(30)は先制打を放ち、通算1000安打まで残り2本とした。初回2死一、二塁。中日柳のスライダーを引っ張り、三塁線を破る適時二塁打を決めた。試合中には「2アウトから前の2人(森下、佐藤輝)がつないでくれたので、思いきってスイングできました。(高橋)遥人が先発なので、初回に先制できたのはよかったと思います」とコメント。手術後のリハビリを乗り越え、1軍マウンドに戻ってきた先発の高橋を援護した。相手先発の柳とは、大学日本代表の同僚だった。16年ドラフトでともに1位指名を受けてプロ入りした。以来、主力としてそれぞれのチームをけん引してきた。かつての同僚との今季初対決で、大きな1点をたたき出した。だが、チームは延長11回に勝ち越されて敗戦。試合後は表情に悔しさをにじませながら「明日です、明日」と繰り返した。

◆阪神が延長戦の末に2カード連続で初戦に敗れ、連勝は2で止まった。2位巨人の試合が中止となったため、ゲーム差は9に縮まった。2-2で迎えた延長11回、6番手島本が1死から細川、ボスラーに連続で二塁打を浴び、勝ち越しを許した。この日はヤクルト戦で連投していたセットアッパー石井、守護神岩崎はともに登板せず。「休ませる判断か?」と問われた阪神藤川球児監督(44)は「そうですね。他の投手で十分にいけるという判断のもとでしたね」と説明した。最後は失点という形になったが、懸命につないだリリーフ陣に「必死に応えようとして、(失点は)全体で1点ですからね。でも、戦い続けるというかね。それはみんなが出て行かなければいけないですから」と振り返った。

◆阪神森下翔太外野手(24)は悔しさをバットに込めた。1-2の7回2死。藤嶋の1ボールからの145キロを強打して左翼席に運んだ。佐藤輝に次ぐリーグ単独2位、自己最多に並ぶ16号のソロアーチで試合を振り出しに戻した。「自分のエラーで逆転されてしまったので、絶対に取り返そうと思って、打席に入りました」。ニコリともせずに振り返った。悔やまれる守備のミスがあった。1-0の4回1死満塁で高橋が右前適時打を浴びた。2人目の生還を防ごうと必死にチャージ。だがボールをつかみ損ね、2点目も与えてしまった。今季初登板で力投していた高橋を守りで支えられず、厳しい表情を浮かべた。16本塁打は佐藤輝の24本に次ぐ単独2位。早くも昨年に並ぶ自己最多で、並んでいた中大の先輩のDeNA牧を1歩リードした。2年連続の60打点にも達し、トップの佐藤輝に2差とした。勝利打点はリーグダントツの15を誇る。比類なきクラッチヒッターだが「守備、走塁は100%を目指している」とバランスの良さが強みでもある。2日の巨人戦(甲子園)では捕手のタッチを2度もかわす「神の手」で決勝のホームイン。13日のヤクルト戦(同)は本塁への好返球で同点走者を刺し、試合を終わらせた。走攻守それぞれの貢献でお立ち台に呼ばれるという珍しいシーズンを送る。筒井外野守備兼走塁チーフコーチは「打つだけでなく守備も勝負強い」と評価する。打席では我を通さず、献身的な姿勢も目立つ。この日も2死からだったが「出塁する、後ろにつなぐという意識がいい結果につながった」と冷静だった。守備でのミスは攻めた結果だが、やはり反省が勝る。優勝がかかってくる今後は、よりプレーの精度が求められる。満足することなく前進を続ける。【柏原誠】

◆阪神ドラフト3位ルーキー木下里都投手(24)が大きな危機をしのいだ。1-2の7回に登板。先頭の山本に左翼フェンス直撃の二塁打を打たれ、石伊に犠打を決められて1死三塁のピンチを背負った。だが代打・上林を155キロの速球で一ゴロに抑え、岡林も打ち取って追加点を許さなかった。「どうしてもゼロでいきたい場面だった。アドレナリンもあってギアが上がりました。結果がゼロだったので良かった」。6月17日の1軍再昇格後は6試合連続無失点と好投を続けている。

◆竜は苦手? 阪神が延長戦の末に2カード連続で初戦に敗れ、3連勝を逃した。2位巨人の試合が中止となったため、ゲーム差は9に縮まった。2-2のまま迎えた延長11回。この回から登板した6番手島本が1死から細川に左中間へ二塁打を浴びると、続くボスラーにも左中間への適時二塁打を浴びて決勝の1点を献上。5月6日巨人戦以来、約2カ月ぶりの1軍登板となった左腕は「結果が全てなので」とうつむいた。この日は延長戦で5人のリリーフを使ったが、ヤクルト戦で連投していたセットアッパーの石井、守護神岩崎はともにマウンドに上がらなかった。長いシーズンを見据えて休養の意味合いもあり、藤川球児監督(44)は「他の投手で十分にいけるという判断のもとでしたね」と説明。最後に勝ち越しは許したが、奮闘した中継ぎ陣に「必死に応えようとして、全体で(失点)1点ですからね。でも、戦い続けるというかね。それはみんなが出て行かなければいけないですから」と振り返った。中日戦は今季5勝6敗となり、セ・リーグでは唯一の負け越し。延長戦は5勝6敗2分けで4連敗中だ。まだまだ2位に大差をつけて首位を独走中ではあるが、少しの不安要素も消しておきたい。【磯綾乃】

◆阪神及川雅貴投手(24)が39試合目の登板で、21年の自己最多に並んだ。2-2の9回にマウンドへ。先頭のボスラーへの与四球から無死一、二塁のピンチを招くも、山本を犠打失敗の三振、石伊を遊ゴロ併殺に仕留めた。中継ぎで防御率0点台(0・96)をキープしての自己最多登板に「自分なりにいろいろ試行錯誤しながら毎試合、という感じです。もうちょっと内容良くというか...」と向上を誓った。

◆接戦をものにして、今季2度目の5連勝を飾った。今季の対阪神戦はこれで6勝5敗。首位を独走している阪神にリーグで勝ち越している(6勝5敗)。4位広島とのゲーム差も0・5差に接近。借金も6に減らした。試合を決めたのはジェイソン・ボスラー外野手(31)だ。2-2の延長11回1死二塁、左中間へ決勝の適時二塁打を放った。ボスラーは13日広島戦(バンテリンドーム)に続き、2試合連続で延長戦でのV打を決めた。投げては、右肩のコンディション不良で離脱していた柳裕也投手(31)が約3カ月ぶりの1軍戦復帰登板を果たし、5回1失点。勝ち星こそ付かなかったが、粘りの投球を見せた。

◆中日が今季最長タイの5連勝だ。2-2の延長11回1死二塁、5番ボスラーが島本から決勝の適時二塁打。「とにかく点を取ることを考えていたよ」。13日の広島戦に続き、2戦連続延長戦でのV打を決めた。井上監督も「頼りになるやつだからね。あいつは手を抜くことはしない。そういうのが身を結んできた」と上昇中の主砲をたたえた。借金6の5位ながら、今季の首位阪神戦は6勝5敗でセで唯一の勝ち越し。4位広島にも0・5差に迫った。

◆16日の12回戦に先発する阪神・才木浩人投手(26)は短いダッシュなどで調整した。 今シーズンは週頭の火曜日を任されていた才木にとって今季初の水曜日の登板となるが「投げる日がかわっても、一緒だと思うのでしっかりと自分のできることをやっている」と平常心だ。前回登板の8日の広島戦(マツダ)は勝利こそ挙げたものの球数がかさみ、5回6安打1失点。「この前のマツダはスライダー、スライダーとしんどいピッチングになっていたので、どんどんゾーンで勝負していきたい」と8勝目に向けて意気込んだ。

◆阪神・高橋遥人投手(29)が先発し、一回を無得点に抑えた。先頭・岡林は二遊間へのゴロを二塁・中野が華麗にさばく好プレーでアウトにし、まず1死。続く田中は149キロで詰まらせ、二飛に仕留めた。ブライトには二塁内野安打で出塁を許したが、4番・細川の三塁線への痛烈な当たりは佐藤輝が好捕し、三ゴロに。仲間の守備にも助けられながら、無失点で発進した。左腕は昨オフに受けた「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」から復帰し、1軍公式戦の登板は昨年9月23日の巨人戦(甲子園)以来、295日ぶり。1軍では久々のマウンド姿となり、登板前に名前がコールされると、スタンドから大きな歓声が起こった。

◆阪神が初回、大山悠輔内野手(30)のタイムリーで先制した。2死から森下翔太外野手(24)が左前打、佐藤輝明内野手(26)が四球で一、二塁のチャンスを作ると、カウント1―2から中日先発・柳のスライダーを三塁線へ引っ張り、1点を先制。自身は二塁まで到達した。これで1000安打まで「2」とした。

◆阪神が初回、大山悠輔内野手(30)のタイムリーで先制した。2死から森下翔太外野手(24)が左前打、佐藤輝明内野手(26)が四球で一、二塁のチャンスを作ると、カウント1―2から中日先発・柳のスライダーを三塁線へ引っ張り、1点を先制。自身は二塁まで到達した。これで1000安打まで「2」とした。「打ったのはスライダー。2アウトから前の2人が繋いでくれたので、思い切ってスイングできました。(高橋)遥人が先発なので、初回に先制できたのは良かったと思います」とコメントした。

◆阪神・高橋遥人投手(29)が先発し、1-0の四回に逆転を許した。三回まで無得点に抑えたが、四回は先頭・ブライトの中前打、細川への四球で走者を背負い、ボスラーの併殺崩れの一ゴロで1死一、三塁。佐藤の正面へのバントゴロは自らファンブルし、満塁のピンチを背負った。ここで山本に150キロの直球を右前に運ばれると、右翼・森下が打球をファンブルする間に二走・細川までもがホームイン。一気に試合をひっくり返された。ただ、続くD4位・石伊(日本生命)は遊ゴロ併殺に打ち取り、さらなる得点は許さず。緊張感も湧き上がる今季初登板の中、粘りも見せた。

◆阪神・森下翔太外野手(24)が五回に中日・柳から死球を受けて甲子園がざわめいた。1―2の五回1死一塁で打席に入ると、柳の4球目の直球が左ひじ付近に直撃。苦悶の表情を浮かべた。森下は今季10個目の死球でDeNA・牧と並んでリーグ最多となった。その後2死から大山悠輔内野手(30)が四球を選び、満塁としたが小幡竜平内野手(24)が一ゴロに倒れた。

◆昨オフに受けた「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」から295日ぶりに1軍復帰登板を果たした阪神の先発・高橋遥人投手(29)は6回を投げて4安打2失点(自責1)で降板した。一回は中野、佐藤輝の好守にも助けられ無失点発進。三回まで危なげない投球を見せるも、1-0の四回に先頭・ブライトに中前打で出塁を許すと、四球や自身のバント処理ミスなどで1死満塁を背負う。ここで山本に、この日最速の150キロの直球を右前に運ばれ、右翼・森下が打球をファンブルする間に二走・細川までもがホームインし、一気に逆転される。それでも、その後の五、六回はキレのあるストレートとカットボールを軸にヒットを許さず、中日打線を抑え込んだ。高橋は久しぶりの甲子園マウンドで、完全復活を予感させるピッチングを披露した。

◆昨オフに受けた「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」から295日ぶりに1軍復帰登板を果たした阪神の先発・高橋遥人投手(29)は6回を投げて4安打2失点(自責1)で降板した。一回は中野、佐藤輝の好守にも助けられ無失点発進。三回まで危なげない投球を見せるも、1-0の四回に先頭・ブライトに中前打で出塁を許すと、四球や自身のバント処理ミスなどで1死満塁を背負う。ここで山本に、この日最速の150キロの直球を右前に運ばれ、右翼・森下が打球をファンブルする間に二走・細川までもがホームインし、一気に逆転される。それでも、その後の五、六回はキレのあるストレートとカットボールを軸にヒットを許さず、中日打線を抑え込んだ。高橋は久しぶりの甲子園マウンドで、完全復活を予感させるピッチングを披露した。

◆阪神・森下翔太外野手(24)が七回に自己最多に並ぶ同点16号ソロを放った。1―2の七回2死。1ボールから藤嶋の直球を振りぬくと、左翼スタンド一直線の特大弾となった。打球速度は172キロ、飛距離は132メートルを計測した。森下は四回の守備で1死満塁から山本の右前適時打をチャージしたが、ファンブルし、二塁走者の生還を許していた。

◆阪神・森下翔太外野手(24)が七回に自己最多に並ぶ同点16号ソロを放った。1―2の七回2死。1ボールから藤嶋の直球を振りぬくと、左翼スタンド一直線の特大弾となった。打球速度は172キロ、飛距離は132メートルを計測した。森下は四回の守備で1死満塁から山本の右前適時打をチャージしたが、ファンブルし、二塁走者の生還を許していた。「打ったのはストレート。自分のエラーで逆転されてしまったので、絶対に取り返そうと打席に入りました。出塁する、後ろに繋ぐ、という意識が良い結果に繋がったと思います」とコメントした。

◆阪神が延長戦を落として、連勝は「2」で止まった。十一回、5月6日巨人戦(東京D)以来の登板となった島本浩也投手(32)が1死後、細川成也外野手(26)とジェイソン・ボスラー外野手(31)に連続二塁打を浴びて、決勝点を与えた。高橋遥人投手(29)はレギュラーシーズンでは2024年9月23日巨人戦(甲子園)以来のマウンドで6回81球を投げ、4安打2三振2四球2失点(自責1)だった。1点を追う七回2死、森下翔太外野手(24)が昨季の自己最多16本塁打に並ぶソロで追いついた。一回に先制二塁打を放った大山悠輔内野手(30)は通算1000安打まで、残り2本。近本光司外野手(30)、中野拓夢内野手(29)の1、2番コンビは10打席無安打1四球5三振。十一回2死で原口文仁内野手(33)が代打で登場。4月12日の中日戦(甲子園)以来の打席で三球三振に倒れて、今季7打席6打数無安打。チームの1点差試合は13勝17敗で延長戦は5勝6敗2分(成績=51勝33敗2分、観衆=4万2635人)。

◆中日の柳が右肩の違和感から4月23日以来の復帰登板で5回4安打1失点と踏ん張った。「久しぶりの登板で脚が震えた。何球投げたとしても粘ろうと思った」と気合十分に113球。救援投手が追い付かれて通算50勝目は逃したものの今後に期待を抱かせた。2―1の五回は3四死球で2死満塁を招いたが、小幡を速球で詰まらせて一ゴロで脱した。離脱前の4登板で1勝1敗、防御率0・72だった31歳の実力者は、残りシーズンで巻き返しを狙う。

◆阪神が延長戦を落として、連勝は「2」で止まった。十一回、5月6日巨人戦(東京D)以来の登板となった島本浩也投手(32)が1死後、細川成也外野手(26)とジェイソン・ボスラー外野手(31)に連続二塁打を浴びて、決勝点を与えた。高橋遥人投手(29)はレギュラーシーズンでは2024年9月23日巨人戦(甲子園)以来のマウンドで6回81球を投げ、4安打2三振2四球2失点(自責1)だった。1点を追う七回2死、森下翔太外野手(24)が昨季の自己最多16本塁打に並ぶソロで追いついた。一回に先制二塁打を放った大山悠輔内野手(30)は通算1000安打まで、残り2本。近本光司外野手(30)、中野拓夢内野手(29)の1、2番コンビは10打席無安打1四球5三振。十一回2死、原口文仁内野手(33)が代打で登場。4月12日の中日戦(甲子園)以来の出番で三球三振に倒れて、今季7打席6打数無安打。チームの1点差試合は13勝17敗で延長戦は5勝6敗2分(成績=51勝33敗2分、観衆=4万2635人)。

◆中日が競り勝って今季2度目の5連勝。同点の延長十一回に細川、ボスラーの連続二塁打で1点を勝ち越し、その裏を清水が抑えた。阪神は島本が打たれた。七回に森下の自己最多に並ぶ16号ソロで追い付いた後は継投にかわされた。

◆阪神が延長戦を落として、連勝は「2」で止まった。十一回、5月6日巨人戦(東京D)以来の登板となった島本浩也投手(32)が1死後、細川成也外野手(26)とジェイソン・ボスラー外野手(31)に連続二塁打を浴びて、決勝点を与えた。高橋遥人投手(29)はレギュラーシーズンでは2024年9月23日巨人戦(甲子園)以来のマウンドで6回81球を投げ、4安打2三振2四球2失点(自責1)だった。1点を追う七回2死、森下翔太外野手(24)が昨季の自己最多16本塁打に並ぶソロで追いついた。一回に先制二塁打を放った大山悠輔内野手(30)は通算1000安打まで、残り2本。十一回2死、原口文仁内野手(33)が代打で登場。4月12日の中日戦(甲子園)以来の出番で三球三振に倒れて、今季7打席6打数無安打。

◆現役時代は南海、西武に所属し、引退後は西武、ダイエー、阪神の3球団でヘッドコーチを務めたサンケイスポーツ専属評論家・黒田正宏氏(77)は6回81球を投げ、4安打2三振2四球2失点(自責1)で降板した阪神・高橋遥人投手(29)に言及した。高橋は今季初登板で1軍の戦力となることを示した。乱れる可能性もあるかなと思っていたが、球に切れがあり、コントロールも良かった。マウンドでも落ち着きがあって、シーズンでずっと投げているような姿だった。四回に自身と森下の2つの失策が絡んで失点したが、その直後に石伊を遊ゴロ併殺に仕留めた。浮足立つことなく、切り替えられたのは経験がある投手だからこそ。勝利はつかめなかったが、復帰登板としては十分な内容だった。あとは久しぶりの1軍登板後のコンディションがどうかだけ。これは首脳陣が考えることだが、しばらくは昨年の復帰後と同じように、ある程度、間隔をあけながらの起用になるだろう。今は先発陣6人がそろっているので、高橋が無理をする必要はまったくない。先発陣では大竹、伊藤将、伊原に続く4人目の左投手で、後半戦の切り札となり得る存在だ。ルーキーの木下も中継ぎの一角としてめどが立ってきた。どれだけいい投手が出てくるんだというくらい、投手陣の厚みは増している。

◆阪神D3位・木下(KMGホールディングス)は1点ビハインドの七回に登板し、1回無失点。先頭に二塁打を放たれ犠打で1死三塁を迎えるも、後続を球威で押し切り打ち取った。「どうしても点差を広げたくない場面だったので、ギアも上がってゼロでいけたのでよかった」との言葉通り、自己最多タイの157キロを2度計測。「リリーフは先頭が一番大事なので、一球一球、自分のベストピッチをしていかないといけない」と気を引き締めた。

◆全虎党が待ち焦がれた背番号「29」の帰還だ。阪神・高橋遥人投手(29)が295日ぶりの1軍公式戦登板で、6回4安打2失点(自責1)の好投。超満員の甲子園の中心で、投げられる喜びをかみ締めながら懸命に腕を振った。「久しぶりの甲子園のマウンドでしたけど、まずは投げることができたのがよかったです」何度だってよみがえる。2022年に左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術(通称トミー・ジョン手術)を、23年6月にも「左尺骨(手首から肘にかけての骨)短縮術」を受けた。3年ぶりの1軍登板を果たした昨年は後半戦からの復帰で4勝1敗、防御率1・52をマークしたが、左腕にプレートを埋め込んだまま投げていたため、同年11月に「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」を受けて再びリハビリに突入した。それらの過程を共有しているから、虎党も「高橋遥人」の名がコールされただけで沸き、360度からの大歓声と拍手で迎えた。糸を引くような真っすぐは健在で、最速150キロも計測。三回までゼロを並べた。1-0の四回に自身の失策も絡んでピンチを広げ、山本に浴びた右前適時打の打球で森下も適時失策を犯して逆転を許す形にはなった。それでも、その後は耐えて、2軍も含めて今季最長となる6回を投げ抜いた。勝ち負けはつかなかったが、復活を強く印象づける81球だった。藤川監督も「ボールはすごく戻っているし、長いリハビリだったと思いますけど、素晴らしいボールがいっていた」と絶賛。次回登板については「また全員で話してからになります」と明言しなかったが、状態に問題がなければ、勝負の後半戦の切り札となることは間違いない-。他ならぬ高橋自身も、チームの勢いに乗っていく覚悟でいる。復帰過程でも1軍戦のテレビ観戦は欠かさなかった。「今年も強いなと。客観的に見ても、そういう感じ」。23年のVには貢献できなかった。今季こそ、全力でその身を捧げる。「ここまでいろんな方にサポートしてもらい、試合で投げるところまで来ることができました」よみがえったその左腕で、藤川虎を高みへと導く。(萩原翔)

◆2試合連続スタメンの阪神・島田は同期入団の高橋が復帰した一戦で、二回に快音を響かせた。「打席の中で粘れるようになってきたり、(打撃の状態は)上向きになってきている傾向かな」。回の先頭で三遊間を破り、出場4試合連続安打をマーク。ただ「安打が出たことは良かったけど、得点につながらなかった。そこは勝たないと意味がないので」と満足感なく、次の出番へ切り替えた。

◆延長十一回に阪神6番手・島本が打たれ、待っていたのはスタンドからため息が漏れる幕切れ。ただ、試合後の藤川監督は冷静だった。「必死に(期待に)応えようとして、全体で1点ですからね。戦い続けるというかね。それは、みんなが(試合に)出て行かなければいけないですから」七回から継投に入り、十回までは4投手が1イニングずつを無得点に抑えたが、12日の昇格後では初登板だった島本が1死からの連続長打で決勝点を献上。延長戦は6月14日の楽天戦(楽天モバイルパーク)から4連敗となった。それでも石井と岩崎を〝温存〟できたのは「ほかの投手で十分にいけるという判断のもと」と各投手に寄せる信頼があるからで、2位巨人に9ゲーム差をつける首位チームの貫禄もみせた。中日には5勝6敗とカード別では唯一の負け越しとなったが、意に介さず戦い続ける。(須藤佳裕)

◆阪神・島本は久々のマウンドで痛恨の勝ち越し打を許した。2―2の延長十一回に6番手で登板するも、1死二塁からボスラーに左中間への決勝二塁打を放たれ「結果がすべてなので」と唇をかんだ。左上肢の張りによる2軍調整から復帰したばかりで5月6日の巨人戦(東京ドーム)以来、約2カ月ぶりの登板だったが「それは関係ない」と言葉を絞り出した。

◆阪神・大山は先制打で高橋を援護した。0―0の一回2死一、二塁から三塁線を破る適時二塁打。「2死から前の2人(森下、佐藤輝)がつないでくれたので、思い切ってスイングできました」と振り返った。この時点で通算1000安打まで「あと2」に迫ったが、その後は1四球と3度の凡退で数字を伸ばせず。試合後は「あしたです。あした」と切り替えた。

◆阪神は中日に延長十一回の末に2-3で敗れ、連勝が「2」で止まった。同日には米大リーグ、マリナーズ傘下の3Aタコマを自由契約になっていた元阪神の藤浪晋太郎投手(31)がDeNAと契約に合意したことも判明。佐藤輝明内野手(26)は「しっかり打てるように」と迎え撃つことを誓った。2位巨人と9ゲーム差、3位DeNAと9・5ゲーム差をつける虎は、敵となる藤浪も寄せつけない!今季最大の貯金20には到達できなかった。逆転負けで延長十一回の総力戦を落とし、連続試合安打も「7」で止まった佐藤輝は悔しさを隠せなかった。「あしたに気持ちを切り替えて頑張ります」ただ敗れたことだけでなく、昨年11月に受けた「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」から復帰し、295日ぶりの1軍公式戦マウンドに臨んだ高橋に勝利をプレゼントできなかったこともはがゆかった。1-2の五回1死一、二塁で空振り三振に。一本出ていれば...。佐藤輝は打ちたかったか、という質問に「もちろん」とうなずいた。まだ2位巨人とは9ゲーム差、3位DeNAとは9・5ゲーム差ある。だが、試合前に〝聞き流せない〟大きなニュースも飛び込んできた。藤浪が3年ぶりに日本球界復帰-。帰ってくるのは、虎ではなくDeNAだった。シーズン後半の優勝がかかった大一番で対戦する機会は、必ずある。佐藤輝は、キッパリと言い切った。「しっかり打てるように頑張ります」佐藤輝は2021年に近大からドラフト1位で阪神に入団。藤浪は翌22年のシーズンを終え、ポスティングシステムを利用して米大リーグ・アスレチックスへと移籍した。同僚として過ごしたのは2年間だけだが〝対戦経験〟はある。なかでも忘れられないのは入団2年目の22年、沖縄・宜野座キャンプ初の実戦となる紅白戦で156キロ直球を左翼席に運んだ一発だ。「打ちましたね」当時のことは、はっきりと覚えている。ルーキーイヤーだった21年の紅白戦でも初めて対戦したが、オール直球勝負で空振り三振だった。プロの洗礼を受け「しっかり振って次は打ちたい」と宣言してから1年。きっちりと一発でお返ししたのだった。

◆甲子園が黄色く燃えた。汚名返上を誓い、打席に入った阪神・森下が、高橋の負けを消す特大の一発。自己最多タイの16号ソロで同点に追いついた。「自分のエラーで逆転されてしまったので、絶対に取り返そうと打席に入りました。出塁する、後ろにつなぐ、という意識が良い結果につながったと思います」責任を感じていた。1―0の四回の守備。1死満塁から山本の右前適時打をチャージしたが、ファンブルし、今季3個目のエラー。二走の生還を許し、逆転された。このままでは復帰登板の高橋に黒星が付いてしまう...。挽回の場面は1―2の七回にやってきた。2死走者なし。「ゾーンを上げていった感じです」と振り返った一発は、1ボールから藤嶋の直球を豪快に振り抜くと、大きな弧を描き、左翼スタンド中段まで飛んでいった。昨季記録したキャリアハイの16号に早くも並ぶアーチは打球速度は172キロ、飛距離は132メートルを計測。一時同点に追いつき、球場のボルテージは最高潮に達した。さらに本塁打ランキングは並んでいたDeNA・牧を抜き、佐藤輝に次ぐ単独2位に。打点も62打点の佐藤輝に次いで、2位の60打点に達した。背番号1はチャンスメークでもチームに貢献。初回、2死から左前打で出塁すると、佐藤輝が四球でつなぎ、大山のタイムリーで生還。幸先よく高橋を援護した。敗戦の中にも意地を見せた森下。特大アーチの軌道は次の勝利へつながっているに違いない。(渡辺洋次)

◆阪神・及川はピンチを招きながらなんとか踏ん張った。2―2の九回に4番手で登板。四球と安打で無死一、二塁とされたが、山本をスリーバント失敗に斬ると続く石伊を遊ゴロ併殺に仕留めて無失点で切り抜けた。これで登板数は2021年の自己最多に並ぶ「39」となったが「もう少し内容をよくして、もう一回気を引き締めて、残りの前半戦を戦っていけたら」と先を見据えた。

◆オールスター前最後の甲子園での3連戦。週はじめの火曜日でも満員御礼のスタジアムは、熱気ムンムンだ。「ウル虎の夏2025」の後半戦もスタートした。その前半戦のラストだった13日のヤクルト戦の試合後、ウルトラ熱い出来事があった。1点差に迫られた九回1死二、三塁。ヤクルト・増田が右飛を打ち上げた。同点を覚悟したが、右翼手・森下が好返球で本塁タッチアウト。〝熱盛〟なプレーで勝利を飾った。その瞬間、取材のために一塁ベンチ裏に待機していたトラ番のもとへ、控室から一人の男性が駆け出してきた。13日の特別ゲストだった俳優・上地雄輔だ。「『よっしゃー!!』って叫びながら、僕らに次々とハイタッチして、試合後のイベント出演のためにグラウンドへ飛び出していきました」喜びを分かち合ったトラ番の一人、萩原翔の証言だ。上地は名門の横浜高校出身。松坂大輔の1学年上で、捕手を務めた元高校球児だ。甲子園では血が騒ぐのだろう。

◆アハハハ...。わが阪神は余裕の黒星やね~。アホ!! 負けて余裕なんていい草あるかー!! いや、それはごもっともなんですが...。2-2で延長に入り、十一回に石井、そして十二回に岩崎をほうらせていたら、勝ちはさておき9分9厘負けはなかった...はずです! なのに、十一回はあえて下から上がってきた島本に、後半戦の力となってくれ!! とチャンスを与える藤川采配は決して悪くなし!! と思うのだ。ただ、ただね~、これだけ強い阪神なのに、なぜか中日に5勝6敗と負け越しはいただけんわー! 独走でのゴールインはほぼ確定だろうけど、セ・リーグ全球団に勝ち越しての完全優勝じゃないと、カッコつかんでしょう!?大山の先制タイムリー二塁打、森下の同点16号アーチとクリーンアップは本日も目立ってくれたが、再三口が酸っぱくなるほど俺は言っているけど、このチームは近本、中野の1、2番が勝敗を左右するのだ!! 本日2人合計10打席で出塁は中野の四球1つのみ...が痛いなぁ。でも、高橋が6回4安打2失点(自責点1)と、合格点の復活マウンドを果たしたのはうれしい!!

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
51332 0.607
(↓0.007)
-
(-)
57295
(+2)
187
(+3)
49
(+1)
72
(-)
0.248
(↓0.002)
1.940
(↑0.01)
2
(-)
巨人
41413 0.500
(-)
9
(↑0.5)
58235
(-)
241
(-)
50
(-)
36
(-)
0.242
(-)
2.550
(-)
3
(-)
DeNA
39404 0.494
(↑0.007)
9.5
(↑1)
60253
(+1)
236
(-)
45
(+1)
41
(-)
0.226
(↓0.001)
2.660
(↑0.04)
4
(-)
広島
37424 0.468
(↓0.006)
11.5
(-)
60246
(-)
253
(+1)
37
(-)
41
(+3)
0.241
(↓0.001)
2.780
(↑0.02)
5
(-)
中日
38442 0.463
(↑0.006)
12
(↑1)
59212
(+3)
256
(+2)
41
(-)
55
(-)
0.223
(-)
2.890
(↑0.02)
6
(-)
ヤクルト
24505 0.324
(-)
22
(↑0.5)
64210
(-)
315
(-)
36
(-)
37
(-)
0.222
(-)
3.550
(-)