1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
DeNA | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 4 | 0 | 1 |
広島 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 |
勝利投手:東 克樹(9勝4敗0S) (セーブ:ウィック(3勝1敗4S)) 敗戦投手:床田 寛樹(7勝7敗0S) 本塁打 |

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◆DeNAは両軍無得点で迎えた8回表、桑原のソロが飛び出し、試合の均衡を破る。投げては、先発・東が8回3安打無失点の快投。最後は2番手・ウィックが締め、東は今季9勝目を挙げた。敗れた広島は先発・床田が力投するも、打線が終盤の好機を生かせなかった。
◆子育てインフルエンサーの木下ゆーき(36)が始球式を行った。「パパ」にちなんだ背番号「88」のユニホームを着用。投じた1球は、DeNA桑原の体付近のボールゾーンを通ったが、何とかダイレクトに捕手のミットに収まるノーバン投球となった。「めちゃくちゃ緊張しました。ストライクコースには行かなかったんですけど、新井監督から"ノーバウンドで行け"と。"ワンバウンドは許さない"と言われていたので、坂倉選手の手が長くて良かったなと思いました」。試合前、球場内ブルペンで新井監督から直接指導を受けた成果を披露。初の大役を終え、安堵(あんど)の笑みがこぼれた。木下は笑いを交えた「おむつ替え動画」「子育て物まね」など子育て情報を発信するSNSが総フォロワー数200万人超。7月17日には2冊目の絵本「おこさまレストラン」が発行される。
◆DeNA東克樹投手(29)がハーラー単独トップ9勝目を8回3安打無失点の圧巻投球でマークした。序盤からサクサクとアウトを重ねた。立ち上がりの1回、8球で3者凡退に打ち取ると、2回も7球で3者凡退。わずか15球で6アウトを取った。3回先頭、広島モンテロに左翼線への二塁打で初安打を浴びるも、続く二俣をボテボテの投ゴロに仕留めた。飛び出した二走・モンテロも自らの足で挟殺プレーに持ち込み、タッチ。ピンチの芽を摘んだ。以降もメトロノームのような安定感でテンポ良くアウトを重ねた。4回を9球、5回を13球、6回を10球でいずれも3者凡退。7回は先頭の菊池にセーフティーバントで2安打目を許すも、後続を打ち取って8球で無失点に封じた。7回終了時点で71球と省エネ投球ぶりだった。しかし1点リードの8回に最大のピンチが待っていた。先頭の末包に内野安打を浴びると、2死二塁から連続死球。2死満塁で対するは菊池。一打逆転のピンチだったが、3球連続ツーシームで二飛に仕留めた。93球で8回3安打無失点6奪三振の快投だった。9回はウィックが締めて1点のリードを守り抜いた。打線は好投する東をなかなか援護できていなかったが、8回1死に桑原将志外野手(31)が好投を続けていた相手先発・床田から今季1号となる決勝ソロ。この日唯一の得点を挙げて勝ちきり、2連勝で借金1とした。
◆今季13度目のゼロ封負けで、連敗は今季ワーストタイの7にまで伸びた。打線はDeNA東の前に7回まで2安打に抑えられた。3回は先頭モンテロの二塁打も生かせず、7回も先頭菊池のバント安打から走者を進めることもできなかった。8回は2者連続死球などで2死満塁とするも、菊池が二飛に倒れた。先発床田は課題とした立ち上がりを無失点で滑り出すと、4回1死一、三塁も無失点で切り抜けた。援護がないまま7回まで無失点。我慢の投球も、8回1死走者なしから桑原に投じた109球目を左翼席に運ばれた。8回1失点の力投も報われず、7敗目を喫した。
◆DeNA東克樹投手(29)が、ハーラー単独トップ9勝目を8回3安打無失点の快投でマークした。序盤からコーナーを丁寧についた投球で球数少なくアウトを重ね、広島床田との投手戦を制した。8回には2死満塁と最大のピンチを迎えるも、広島菊池を二飛に仕留めて切り抜けた。93球の省エネ投球で役割を果たし、3年連続2ケタ勝利に王手をかけた。チームも2連勝で借金1。ここから追い上げモードに入る。最大のピンチこそ、東は自分を信じた。7回まで71球で2安打無失点。完封もチラつく1点リードの8回だった。2死二塁から連続死球。2死満塁で対するは苦手にする広島菊池。信頼を置く女房役・山本のサインに首を振った。「投げて後悔しない球の選択をした」と3球連続ツーシームで二飛に。自分を貫いてピンチを脱したが「それまでも祐大は良いリードをしてくれました」と山本への称賛も忘れなかった。今季は勤続疲労を考慮し、シーズン序盤から中7日など登板間隔の空いたローテーションで回ってきた。当然、疲労は軽減しつつも1試合の重みは増す。6月には好投しながらも打線の援護に恵まれず、約1カ月白星から遠ざかることもあった。それでも「あまり気にしてなかったです。0に抑えたら負けることもなかった」とエースの自覚をにじませていた。強い意志が、投手戦での粘りの投球につながった。7回まで両軍無得点の展開で、床田に投げ勝った。93球で8回3安打無失点6奪三振。テンポ良く、メトロノームのような安定感で、ハーラー単独トップの9勝目。「投げ合いに勝つことができたのは良かった。大きな1勝だったと思います」と自信を深めた。これで14試合で9勝とエースとしての責任を果たす。「前半戦はしっかり休みながら投げられている。ここからが本当の勝負」。着実にギアを上げながら淡々とアウトを重ねる姿に、エースらしさがにじんできた。【小早川宗一郎】DeNA三浦監督(東について)「本当に我慢して8回、あの状況でよく粘ったと思います。点取った後、重圧ある中で守りに入らずによく投げたと思います」DeNA桑原(8回1死、今季1号となる決勝ソロ)「いい感触ではなかったですけど、越えてくれないかなと思いながら必死に走ってたのでうれしいです」
◆DeNAのトレバー・バウアー投手(34)が中6日で16日の広島戦に先発する。ファームでの再調整を経て登板した9日のヤクルト戦は6回2失点で勝敗は付かなかった。約1カ月ぶりの白星となる5勝目へ。「(相手は)とてもバランスの取れた打線。勝てるように頑張りたい」と力を込めた。前回登板はひげをスッキリそって臨んだが、今回はそる予定はなし。「2カ月ぐらいたって長くなったら、また短くする」と語った。
◆エースの条件の一つなのだろう。先発のDeNA・東克樹投手(29)が、二回1死一塁から1球で送りバントを決めた。得点にこそ結びつかなかったが、打席でも黙々と仕事をこなした。その手には、日米球界で注目を集める「魚雷(トルピード)バット」が握られている。今季は18打数4安打(14日時点)。7回無失点で8勝目を挙げた8日のヤクルト戦では、自ら3打数2安打1打点とバットで勝利を呼び込んだ。「使い始めたのはただただはやりっていうだけ。でもその中で自分のスイングに合ってるのかな。バットの出方がいいんじゃないですかね」と明かした。長くエースを張った三浦監督も、現役時代は24シーズン連続(1993~2016年)で安打を記録している。「僕も打席に入ればイチ野手」と胸に刻む左腕が頼もしい。0-0で迎えた五回先頭の第2打席では、初球にセーフティバントの構えを見せるシーンも。カウント2-1からの4球目、センターへの飛球を放ったが、惜しくも中村奨にダイビングキャッチされた。本職のマウンドでは9勝目をかけ、五回までわずか1安打の好投を続けている。
◆DeNA・桑原将志が0-0の八回に先制の1号ソロを放った。床田の低めのツーシームを弾き返した打球は、左翼スタンドをギリギリで越えた。緊迫した投手戦が続く中、エース東を援護する一発。「何とか後ろにつないでチャンスを作ろうと必死に食らいついていった。東がすごく頑張っていたので何とか援護できてよかった」と笑顔を見せた。
◆広島が今季2度目の7連敗。床田寛樹投手(30)は8回を投げ、1失点で7敗目となった。床田は立ち上がりから安定感のある投球を披露。六回に2死一、二塁のピンチを迎えるが、牧を内角直球で詰まらせ、投飛に打ち取った。しかし、八回に1死から桑原に左翼席へ先制弾を浴びてしまった。打線は相手先発の東を前に苦戦。1点を追う八回には2死満塁の好機を作るが、菊池は二飛に終わった。
◆DeNAの東がコースを丁寧に突いて8回を3安打無得点に抑え、リーグ単独トップの9勝目を挙げた。八回に桑原の本塁打で得た1点を守りきった。広島は今季2度目の7連敗。打線が8回1失点の床田を援護できなかった。
◆DeNAの東がコースを丁寧に突いて8回を3安打無得点に抑え、リーグ単独トップの9勝目を挙げた。八回に桑原の本塁打で得た1点を守りきった。広島は今季2度目の7連敗。打線が8回1失点の床田を援護できなかった。
◆先発した広島・床田寛樹投手(30)は8回を1失点で7敗目を喫した。打線はDeNA東を攻略できず、今季13度目の零封負け。
◆広島の床田は8回1失点の好投が報われなかった。0―0の八回に桑原に低めのツーシームを左翼席に運ばれ「うまく打たれた。責任を果たせなかった」と悔やんだ。自身は今季初の連敗で7勝7敗となり、チームは今季2度目の7連敗で借金は5に膨らんだ。打線は終盤の好機をものにできず、16試合連続で3点以下に終わった。東を攻略できず、新井監督は「捉えた当たりもあったけど、いいところに投げられた」と話した。
◆DeNA・東克樹投手(29)が8回を3安打無失点と好投し、リーグ単独トップの9勝目を挙げた。床田との白熱の投手戦を制し「しっかりとゼロを刻むことができた。大きな1勝だった」と胸を張った。先制点をもらった直後の八回は2死満塁のピンチを背負ったが、菊池を二飛に打ち取り、拳を握った。オールスター戦前の9勝は、いずれも8勝をマークした2023、24年を上回る自己最多とした。

<セ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
阪神 |
51 | 33 | 2 | 0.607 (↓0.007) | - (-) |
57 | 295 (+2) | 187 (+3) | 49 (+1) | 72 (-) |
0.248 (↓0.002) | 1.940 (↑0.01) |
2 (-) |
巨人 |
41 | 41 | 3 | 0.500 (-) | 9 (↑0.5) |
58 | 235 (-) | 241 (-) | 50 (-) | 36 (-) |
0.242 (-) | 2.550 (-) |
3 (-) |
DeNA |
39 | 40 | 4 | 0.494 (↑0.007) | 9.5 (↑1) |
60 | 253 (+1) | 236 (-) | 45 (+1) | 41 (-) |
0.226 (↓0.001) | 2.660 (↑0.04) |
4 (-) |
広島 |
37 | 42 | 4 | 0.468 (↓0.006) | 11.5 (-) |
60 | 246 (-) | 253 (+1) | 37 (-) | 41 (+3) |
0.241 (↓0.001) | 2.780 (↑0.02) |
5 (-) |
中日 |
38 | 44 | 2 | 0.463 (↑0.006) | 12 (↑1) |
59 | 212 (+3) | 256 (+2) | 41 (-) | 55 (-) |
0.223 (-) | 2.890 (↑0.02) |
6 (-) |
ヤクルト |
24 | 50 | 5 | 0.324 (-) | 22 (↑0.5) |
64 | 210 (-) | 315 (-) | 36 (-) | 37 (-) |
0.222 (-) | 3.550 (-) |
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