1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | 本 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西武 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 3 | 1 | 1 |
ロッテ | 2 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 2 | 0 | X | 5 | 12 | 1 | 0 |
勝利投手:小島 和哉(3勝6敗0S) 敗戦投手:上田 大河(0勝2敗0S) 本塁打 |

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◆ロッテは1点を追う1回裏、山本と西川の連続適時打で2点を挙げ、逆転に成功する。そのまま迎えた5回に寺地の適時打で1点を加えると、7回には寺地と安田の連続適時打が飛び出し、リードを広げた。投げては、先発・小島が7回2安打1失点の好投で今季3勝目。敗れた西武は、打線が沈黙した。
◆3連敗中のロッテ小島和哉が得意の西武戦に登板する。西武戦は22年8月6日から12連勝中。ロッテ投手の同一カード連勝は大毎時代の58~60年小野が近鉄戦でマークした13連勝が最多で、小島が今日の西武戦に勝てば球団記録に並ぶ。小島は23年8月13日と今年の5月23日に西武戦で白星を挙げて自身の連敗を3で止めているが、また西武戦で連敗を止めるか。
◆西武の与座海人投手(29)が13日、全国一番乗りで今夏の甲子園出場を決めた母校沖縄尚学に祝福のコメントを寄せた。前日12日のロッテ戦(ZOZOマリン)で8回1失点の好投をしたばかり。一夜明けたこの日は、練習前にネット配信などで経過を気にしていました。「なかなか相手投手も良かったですし打つの難しいだろうなと思っていたら、それ以上の強さでしたね。誇らしい限りです」と後輩たちの活躍をたたえた。卒業からもう12年が過ぎた。「早いっすね、懐かしい。後輩たちの姿を見ていると、自分たちの代の記憶がよみがえってくる感じもありますね。いつまでたってもいいですね」としみじみ回想する。高校3年生当時は背番号11で甲子園をつかんだ。エースじゃなかったらこそ、分かること、学んだことも数多い。「レギュラー、ベンチ入りメンバー、ベンチ外...いろいろな立場があると思いますが、部員みんながいかに同じ方向を向けるかが大事だなと思うので。そして、やっぱりそういうチームは強いかなと思います」チームを大切に思う気持ちは、大人になっても変わらぬまま。延長12回に及んだ11日の試合では中継ぎ7人が登板。彼らからの"1人で投げて"の圧があったという12日に8回まで投げ抜いてブルペンを救った。「ヨザ、ナイスピッチング!」この日の練習前、投手陣の輪の中でウィンゲンターらから万雷の拍手でたたえられていた。【金子真仁】▽沖縄尚学OBの巨人リチャード (比嘉)監督が頑張っていたのでうれしいです。いい刺激になります。僕も頑張ろうと思いました。
◆ロッテの中森俊介投手(23)が13日、腰痛のため出場選手登録を抹消された。抑えを務めている23歳は25試合に登板し2勝2敗、10ホールド、5セーブ。5月31日の日本ハム戦(エスコンフィールド)から12試合連続無失点を更新していた。交流戦の途中から鈴木昭汰投手(26)に代わって抑えに抜てきされた。6月12日広島戦(ZOZOマリン)でプロ初セーブをマーク。以降もチーム屈指の安定した投球を見せていた。中森は7日に監督選抜で初の球宴にも選出され「今まで投げたことがないようなボールも投げてみたい」などと意気込みを語っていた。
◆西武が敗れ、6カードぶりのカード勝ち越しを逃した。この日はロッテ小島に対し、初回2死、3番の長谷川信哉外野手(23)が6号ソロを放って先制。しかしその裏、5月6日以来の先発となる上田大河投手(23)が2死後、3連打で2点を失った。上田は2~4回は無失点でしのいだものの、5回に1死二塁とされたところで、交代。西武ベンチでは2番手に佐藤隼輔投手(25)を送り出し、さらに2死三塁となったところでロッテ寺地に適時打を許し、1-3と点差を広げられた。7回は先頭打者の当たりを遊撃の源田壮亮内野手(32)がファンブル。その後3安打を集められ、決定的な2点を失った。西武打線は2回以降、鈍い当たりの山だった。7回には右打者たちを警戒した小島から3四球をもぎ取ったが、山村が併殺、代打仲三河が空振り三振で生かせなかった。14日は主催試合として東京ドームで日本ハム戦を行う。隅田知一郎投手(25)が先発する。
◆ロッテは先制された直後にすぐさま逆転し、連敗を「4」で止めた。西武戦は5試合ぶりの勝利となった。投打がかみ合った。初回に先発小島和哉投手(28)がいきなり先制ソロを許すも、以降は6回まで二塁も踏ませぬ好投。球数80球に迫った7回には、3つの四球を与える乱れも見せたが、2死一、二塁から代打仲三河をフォークで空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けた。7回1失点、2安打、4奪三振、3四球で51日ぶり白星をつかんだ。小島が22年8月6日から西武戦で13連勝。自身が持つ西武戦の連勝記録を更新した。同一カードの連勝記録は56~59年稲尾(西鉄)が近鉄戦でマークした22連勝で、13連勝以上は21~24年今井(西武)が楽天戦で記録して以来。ロッテ投手で同一カード13連勝は、大毎時代の58~60年小野が近鉄戦でつくった球団記録に並んだ。
◆西武は打線が沈黙し、6カードぶりのカード勝ち越しを逸した。長谷川の初回の先制ソロ以降は、鈍い当たりの山。ロッテ小島は2ボールになるケースも多く、特に4回は中軸3人とも2ボールになったが、いずれも凡打で3者凡退。西口監督は「なかなか、やっぱり2ボールからの球を仕留められないとね。打ち損じも多かったとは思うしね」とガックリ。対小島にはこれで13連敗となった。
◆ロッテ先発小島和哉投手(28)が7回1失点で3勝目を挙げた。初回に先制ソロを被弾も、以降は6回まで二塁も踏ませなかった。「今日は真っすぐも力強かったし変化球もうまく変化してくれた」とうなずいた。22年8月6日から西武戦13連勝。「絶対たまたまだと思うので、気を引き締めて次も頑張ります」と謙虚に語った。小島が22年8月6日から西武戦で13連勝。自身が持つ西武戦の連勝記録を更新した。同一カードの連勝記録は56~59年稲尾(西鉄)が近鉄戦でマークした22連勝で、13連勝以上は21~24年今井(西武)が楽天戦で記録して以来。ロッテ投手で同一カード13連勝は、大毎時代の58~60年小野が近鉄戦でつくった球団記録に並んだ。
◆ロッテは先制された直後にすぐさま逆転し、連敗を「4」で止めた。西武戦は5試合ぶりの勝利となった。投打がかみ合った。初回に先発小島和哉投手(28)がいきなり先制ソロを許すも、以降は6回まで二塁も踏ませぬ好投。球数80球に迫った7回には、3つの四球を与える乱れも見せたが、2死一、二塁から代打仲三河をフォークで空振り三振に仕留めてピンチを切り抜けた。7回1失点、2安打、4奪三振、3四球で51日ぶり白星をつかんだ。打線は1点を追う初回2死から安田尚憲内野手(26)が左翼線への二塁打で出塁。次打者山本大斗外野手(22)の右越え適時二塁打で同点に追いつき、続く西川史礁外野手(22)がバットをへし折りながら146キロ内角直球を左前に運んですぐさま勝ち越しに成功した。1点リードの5回には、先頭藤岡が左前打で出塁すると、西武先発上田に代わって2番手に左腕の佐藤隼が登板。犠打と進塁打で走者を進めてなおも2死三塁から、寺地隆成捕手(19)の中前適時打で3点目を追加。7回にも1死満塁から寺地が2打席連続適時打を放ち、次打者安田も続いてこの回2得点と終始攻撃の手を緩めなかった。殊勲打の西川は3安打1打点で今季5度目の猛打賞をマークした。吉井理人監督(60)は小島について「7回はちょっとひどいピッチングになっちゃったんですけども、大体はストライク先行でできていたと思います」とたたえた。先制された直後の初回に若手の連打ですぐさま勝ち越したシーンについては「良かったですね。特に山本は右中間方向へ強い当たりがダブルで出て良かった。西川は持ち味の詰まりながらヒットにする、らしいヒットだったと思います」と目を細めた。4回から途中交代となった岡大海外野手(33)は「現時点では左足ふくらはぎの張りとしか言えないです」と説明。第1打席で一ゴロを放った際に顔をしかめており、走り出しで痛めたものと見られる。この日、腰痛で出場選手登録が抹消された中森俊介投手(23)については「オールスターは出られる見込みです。明日病院に行くって言っていたので、詳しいことはわからないです」と話すにとどめた。小島が22年8月6日から西武戦で13連勝。自身が持つ西武戦の連勝記録を更新した。同一カードの連勝記録は56~59年稲尾(西鉄)が近鉄戦でマークした22連勝で、13連勝以上は21~24年今井(西武)が楽天戦で記録して以来。ロッテ投手で同一カード13連勝は、大毎時代の58~60年小野が近鉄戦でつくった球団記録に並んだ。
◆ロッテ小島和哉投手(29)が球団記録に並ぶ西武戦13連勝で、チームの連敗を4で止めた。初回にいきなり長谷川に先制ソロを被弾も、直後に逆転した打線の援護を背に6回までは二塁も踏ませない。7回2安打1失点に「真っすぐも力強かったですし、変化球もうまく変化してくれた」。22年8月6日から西武に勝ち続ける。「絶対たまたまだと思うので」と謙虚に語ったが、無類の相性の良さで今季3勝目をつかんだ。ピンチで相棒を信じた。7回だけで3四球。2死一、二塁で支配下登録されたばかりで猛アピール中の代打仲三河を迎えた。左腕は「2つで迷ったんですけど(捕手の)寺地が『これ!』って言ったので信じて投げました」と鋭く落ちるフォークで空振り三振に切った。お立ち台ではファンのプロポーズ成功を祝福した。5回裏終了後に行われるダッシュマンとのレース対決。この日は男性が「勝ったら結婚してください」と女性に宣言して臨み、見事勝利した。小島は「ダッシュマンレース走った旦那さん、格好よかったです」と優しく言った。ロッテに関わるみんなが笑顔の1日だった。【佐瀬百合子】小島が22年8月6日から西武戦で13連勝。自身が持つ西武戦の連勝記録を更新した。同一カードの連勝記録は56~59年稲尾(西鉄)が近鉄戦でマークした22連勝で、13連勝以上は21~24年今井(西武)が楽天戦で記録して以来。ロッテ投手で同一カード13連勝は、大毎時代の58~60年小野が近鉄戦でつくった球団記録に並んだ。
◆イニング間に行われる球団の人気イベント「DASHMAN RACE」で感動的な一幕があった。同イベントは超人的なスピードを誇る「DASHMAN」とファン代表の挑戦者が全力疾走でダッシュ対決を行い、勝利すると景品がもらえる。この日は5回裏終了後に開催され、挑戦者の男性は「勝ったら結婚してください」と女性に宣言して臨んだ。その言葉を聞き、笑顔で待ち受ける彼女が待つゴールへ。全力疾走でポール間をダッシュ。終盤まで失速することなく見事レースを勝利した。息を切らしながら、改めて彼女に告げた。「僕と結婚して下さい」指輪の箱を開けてプロポーズ。彼女は照れながら「お願いします!」と笑顔で答え、大観衆の前でプロポーズを成功させた。先発して3勝目を挙げた小島和哉投手(29)も、レースを眺めていた。試合後のお立ち台では「ダッシュマンレース走った旦那さん、格好よかったです」と優しい笑顔で祝福していた。
◆〝大河ドラマ〟とはならなかった。2024年ドラフト2位入団の西武・上田大河投手(23)は五回途中6安打3失点でプロ初勝利はまたもお預けとなった。風邪からくる体調不良で9日に出場選手登録を外れたエース今井にの代役先発として、5月6日以来の1軍登板となった2年目右腕は「全体的にボール先行になってしまい苦しい投球内容でした。初回、先取点を取ってもらったあとに、逆転されてしまうところが本当にもったいないです。前回登板よりも球速は出ていましたが、良い球、悪い球とはっきりとしていました」と振り返った。その上で、「変化球をいかした投球をしていくためには、もっと真っすぐの出力を上げていかなければと改めて感じました」と課題を挙げた。
◆ロッテ・小島和哉投手が5月23の西武戦(ZOZOマリン)以来の白星となる今季3勝目(6敗)と挙げ、自身の連敗を3で止めた。対西武は2022年8月6日(ベルーナドーム)から負けなしの13連勝。同一カード13連勝は21-24年の西武・今井達也の対楽天13連勝以来。ロッテ(前身を含む)では1958-60年の小野正一の対近鉄13連勝と並ぶ同一カード連勝の球団記録となった。同一カード連勝のプロ野球記録は56-59年の西鉄・稲尾和久の対近鉄22連勝。
◆ロッテが連敗を4で止めた。先発の小島は制球が良く、7回1失点で3勝目。0―1の一回に安田、山本、西川の3連打で2点を奪って逆転し、五、七回に寺地の適時打などで効果的に加点した。西武は投手陣が踏ん張れなかった。
◆ロッテ・小島和哉投手(29)が7回1失点の好投で5月23日以来の白星となる3勝目を挙げた。対西武は13連勝。2022年8月6日から足かけ3年で同一カード連勝の球団記録に並んだ。「真っすぐは力強かったですし、変化球もすごくうまく変化してくれていたので、前回(5月23日)の西武戦とかの反省を生かしつつの投球がしっかりできた」と満足そうに振り返った。その西武戦以来、51日ぶりの白星には、2安打2打点と援護してくれた寺地隆成捕手(19)とのコンビも見逃せない。寺地が「今日はどの球種でもストライクが取れたし、勝負もできた」といえば、小島は「寺地がそういうリードをうまくしてくれた。会話は常にしているけど、サインを通して会話をしてるような感じの組み立てでずっと投げられています」と明かした。オープン戦では何度も首を振った10歳下の相棒に全幅の信頼を寄せる。投手陣のリーダーとして、有望株と対話を続けてきた成果だ。(片岡将)

<パ・リーグ順位表推移>
順位 | チーム名 | 勝数 | 負数 | 引分 | 勝率 | 首位差 | 残試合 | 得点 | 失点 | 本塁打 | 盗塁 | 打率 | 防御率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 (-) |
日本ハム |
49 | 32 | 2 | 0.605 (↑0.005) | - (-) |
60 | 306 (+4) | 221 (-) | 77 (+2) | 41 (-) |
0.243 (-) | 2.320 (↑0.03) |
2 (1↑) |
ソフトバンク |
46 | 34 | 3 | 0.575 (↑0.005) | 2.5 (-) |
60 | 292 (+5) | 235 (+3) | 48 (-) | 60 (+2) |
0.243 (↑0.002) | 2.510 (-) |
3 (1↓) |
ORIX |
44 | 34 | 3 | 0.564 (↓0.007) | 3.5 (↓1) |
62 | 294 (-) | 286 (+4) | 56 (-) | 35 (-) |
0.261 (↓0.001) | 3.260 (↓0.01) |
4 (-) |
西武 |
41 | 40 | 1 | 0.506 (↓0.007) | 8 (↓1) |
61 | 214 (+1) | 217 (+5) | 34 (+1) | 55 (-) |
0.232 (↓0.001) | 2.480 (↓0.02) |
5 (-) |
楽天 |
38 | 42 | 2 | 0.475 (↓0.006) | 10.5 (↓1) |
61 | 234 (+3) | 274 (+5) | 31 (-) | 77 (-) |
0.242 (↑0.001) | 3.140 (↓0.02) |
6 (-) |
ロッテ |
31 | 47 | 1 | 0.397 (↑0.007) | 16.5 (-) |
64 | 227 (+5) | 297 (+1) | 43 (-) | 31 (+1) |
0.228 (↑0.002) | 3.560 (↑0.03) |
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