中日(☆3対2★)広島 =リーグ戦14回戦(2025.07.13)・バンテリンドーム=
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広島
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中日
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勝利投手:橋本 侑樹(1勝0敗0S)
敗戦投手:遠藤 淳志(0勝1敗0S)
  DAZN
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◆中日がサヨナラ勝ちで4連勝。中日は初回、ブライトと細川の連続適時打で2点を先制する。その後同点を許すも、延長10回裏にボスラーが適時打を放ち、試合を決めた。投げては、4番手・橋本が今季初勝利。敗れた広島は、相手を上回る14安打を放つも、2得点とつながりを欠いた。

◆中日上林誠知外野手(29)が別メニュー調整を行った。前日12日広島戦1回1死二塁の第1打席で玉村の143キロの球が右肘付近に直撃。2回の守備から交代した。外野フェンス沿いを黙々とランニングし、打撃練習、キャッチボールなどは行わなかった。右腕を曲げ伸ばしするシーンもあった。上林が練習を終えベンチ裏に戻ったあとで広島の選手が三塁側ベンチから出てきた。玉村は打撃ケージの後ろにいた井上一樹監督(53)のもとを訪れ、話を終えると井上監督からポンと背中をたたかれた。上林は前日試合後に「腫れてはいますが、多分打撲なんで。骨は大丈夫だと思います」と話していた。13日の出場は難しいが、正右翼手の長期離脱という最悪の事態にはならなかったようだ。

◆広島先発はドラフト2位左腕の佐藤柳之介投手(22)。6月29日の同カード(バンテリンドーム)でプロ初登板初先発初勝利を飾っている。プロ初星をつかんだマウンドで、今季2勝目を目指す。スタメンマスクはベテラン会沢翼捕手(37)。経験豊かな捕手が新人左腕を支える。前日12日にスタメンを外れたエレフリス・モンテロ内野手(26)を「6番一塁」で起用。「2番三塁」で羽月隆太郎内野手(25)が出場する。中日は12日に右肘付近に死球を受けた上林誠知外野手(29)がスタメンを外れ、「3番右翼」にはブライト健太外野手(26)が入った。先発は松葉貴大投手(34)。シーズン自己最多タイとなる8勝目を目指す。

◆中日が初回、田中幹也内野手(24)の1イニング2盗塁から鮮やかに2点を先制した。1死後、田中が四球で出塁すると続くブライト健太外野手(26)の2球目に二盗、さらに4球目には三盗を決めた。三盗は広島佐藤柳の投球モーションを完全に盗み、捕手は送球できなかった。この試合前まで今季4盗塁だったが、一気に2盗塁追加した。ブライトの右越え適時二塁打で田中は生還し1点先制。ブライトは「(田中)幹也が三塁まで行ってくれたので、最低限外野フライでという気持ちで打席に入ることができた。先制できてよかった」とコメント。さらに続く細川成也外野手(26)も左中間フェンス直撃の連続適時二塁打。「初回から4番の仕事ができました。ブライトに続けてよかった」とコメントした。初回、早々と2点の援護点を先発松葉貴大投手(34)にプレゼントした。広島先発のドラフト2位佐藤柳には前回6月29日の対戦で6回2安打無失点に抑えられプロ初勝利を献上していた。

◆広島先発でドラフト2位左腕の佐藤柳之介投手(22)が4回2失点で降板した。初回1死から、2番田中幹也内野手(24)に四球。二盗、三盗を許すと、3番ブライト健太外野手(26)に右翼への適時二塁打を浴びた。さらに4番細川成也外野手(26)に左中間への適時二塁打を浴びた。6月29日の同カード(バンテリンドーム)でプロ初登板初先発初勝利を飾ったものの、この日は初回から足を絡められて2点を失った。2回2死満塁のピンチを無失点で切り抜け、何とか立ち直ったが、4回3安打3三振4四球2失点で降板。プロ2勝目をつかむことはできなかった。

◆中日が3度目のサヨナラ勝ちを決めた。延長10回裏無死満塁からボスラーが右前打で決めた。中日は初回、田中幹也内野手(24)のプロ初の1イニング2盗塁から2点を先制した。1死後、田中が四球で出塁すると続くブライト健太外野手(26)の2球目に二盗、さらに4球目には三盗を決めた。ブライトの右越え適時二塁打、細川成也外野手(26)の左中間フェンス直撃の連続適時二塁打で1回に2点を奪った。先発松葉貴大投手(34)は5回まで無失点投球も6回2死走者なしから3連打で2点を奪われ同点に追いつかれた。松葉は7回105球、10安打2失点の力投も自己最多タイの8勝目はおあずけとなった。「10安打されながらも要所要所で粘れたと思います。(2点取られた)6回のピンチはなんとしても粘りたかった」とコメントした。15日からは敵地甲子園で首位を走る阪神との3連戦を戦う。

◆広島がサヨナラ負けを喫し、6連敗で今季ワーストの借金4となった。延長10回遠藤淳志投手(26)が無死満塁からボスラーに右前打を浴びた。先発のドラフト2位左腕佐藤柳之介投手(22)が初回に攻められた。初回1死から、2番田中幹也内野手(24)に四球。二盗、三盗を許すと、3番ブライト健太外野手(26)に右翼への適時二塁打を浴びた。さらに4番細川成也外野手(26)に左中間への適時二塁打を浴びた。結局、4回3安打3三振4四球2失点で降板した。先制を許したものの、この日は打線が奮起した。6回2死から末包昇大外野手(28)、エレフリス・モンテロ内野手(26)の連打で一、二塁とし、菊池涼介内野手(35)が左越えに2点適時打を放って同点に追いついた。ただ、2ケタ安打を放ちながらも、得点は2点だけ。リーグ戦開幕後15試合連続で3得点以下。依然として得点力不足は続いている。

◆広島が延長10回の末、2-3で敗れた。6連敗で今季ワーストの借金4。リーグ戦再開後、15戦連続で3得点以下となった。15戦連続3得点以下は、球団では1959年4月18日から5月6日に記録して以来、実に66年ぶり。この日も14安打を放ちながら2得点に終わった。先発のドラフト2位左腕佐藤柳之介投手(22)は初回に2点を失ったが、粘って4回3安打3三振4四球2失点で降板した。打線は6回2死から、末包昇大外野手(28)、エレフリス・モンテロ内野手(26)の連打で一、二塁とし、菊池涼介内野手(35)が左越えに同点の2点適時打。その後、救援陣を惜しみなく投入したが、延長10回に力尽きた。

◆中日が延長10回無死満塁からジェイソン・ボスラー外野手(31)の右前適時打で今季3度目のサヨナラ勝ちで4連勝を飾った。

◆中日が延長10回無死満塁からジェイソン・ボスラー外野手(31)の右前適時打で今季3度目のサヨナラ勝ちで4連勝を飾った。

◆中日が今季3度目のサヨナラ勝ちで4連勝を飾った。決めたのはジェイソン・ボスラー外野手(31)だ。延長10回無死満塁で広島遠藤の内角直球にバットを折られながらも、しぶとく右前へ。ナインからのウオーターシャワーに「ほんと、すごくうれしい」と喜びを爆発させた。3月に右脇腹を痛め出遅れた。62試合でシーズンの打率はまだ2割3分2厘、7本塁打と物足りない数字だが、7月に入り、本領を発揮してきた。「日本の投手は能力が高いが、適応してきているんじゃないか」。慣れに、自宅に帰っても映像で研究する真面目さで、今月すでに3本塁打。打率2割8分9厘。7打点。三振も減ってきた。井上監督も「うんこがつくくらい真面目な子。勉強が自信になりつつある」と成長を認め、一塁で固定して使っている。10日にメジャー42発の新外国人マイケル・チェイビス内野手(29)を獲得した。ボスラーは「昨年(マリナーズの)3Aで一緒だった。いい打者だし、いいやつだよ。連絡来たので日本の野球のこととか、いいところとかいっぱい伝えたよ」とニッコリ。尻に火がつくどころか大歓迎。借金7、5位と沈むチームを新助っ人とともに引き上げる。【石橋隆雄】

◆中日が今季3度目のサヨナラ勝ちで、連勝を4に伸ばした。2―2の延長十回、失策絡みで無死満塁とし、ボスラーが右前に運んで試合を決めた。橋本が今季初勝利。広島は今季2度目の6連敗。14安打で2得点の拙攻だった。

◆先発したドラフト2位・佐藤柳之介投手(22)=富士大=は4回を2失点で降板。勝敗は付かなかった。打線は14安打を放つが、2得点に終わった。

<セ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
阪神
51322 0.614
(↑0.004)
-
(-)
58293
(+2)
184
(+1)
48
(+1)
72
(-)
0.250
(-)
1.950
(↑0.02)
2
(-)
巨人
41413 0.500
(↓0.006)
9.5
(↓1)
58235
(+3)
241
(+4)
50
(-)
36
(-)
0.242
(↓0.001)
2.550
(↓0.01)
3
(-)
DeNA
38404 0.487
(↑0.006)
10.5
(-)
61252
(+4)
236
(+3)
44
(+1)
41
(+1)
0.227
(-)
2.700
(↓0.01)
4
(1↓)
広島
37414 0.474
(↓0.007)
11.5
(↓1)
61246
(+2)
252
(+3)
37
(-)
38
(+2)
0.242
(↑0.001
2.800
(↑0.01)
5
(-)
中日
37442 0.457
(↑0.007)
13
(-)
60209
(+3)
254
(+2)
41
(-)
55
(+2)
0.223
(-)
2.910
(↑0.02)
6
(-)
ヤクルト
24505 0.324
(↓0.005)
22.5
(↓1)
64210
(+1)
315
(+2)
36
(-)
37
(-)
0.222
(↓0.001)
3.550
(↑0.01)