日本ハム(☆4対0★)オリックス =リーグ戦15回戦(2025.07.13)・エスコンフィールド北海道=
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ORIX
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日本ハム
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勝利投手:福島 蓮(1勝0敗0S)
敗戦投手:寺西 成騎(1勝1敗0S)

本塁打
【日本ハム】清宮 幸太郎(7号・5回裏2ラン),レイエス(18号・5回裏ソロ)

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◆日本ハムは2回裏、田宮の適時打で先制に成功する。そのまま迎えた5回には、清宮幸とレイエスの2者連続本塁打で3点を奪い、リードを広げた。投げては、先発・福島が5回無失点で今季初勝利。敗れたオリックスは、先発・寺西が試合をつくれず、打線も無得点と精彩を欠いた。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手(26)が、ビッグな夫婦の応援に感謝した。この日、女優宮沢りえ(52)と、フランミル・レイエス外野手(30)と、エスコンフィールドで撮影した写真を自らのインスタグラムのストーリーズに投稿した。宮沢りえは前日12日のオリックス戦を観戦しており、清宮幸は「ご夫婦(夫は俳優の森田剛)とも知り合いなので、来ることは知っていました」。試合は、2点リードの6回に自身の2点適時中前打で突き放すなど今季最多4打点と大活躍し、お立ち台にも立った。「いい試合を見せられて、まじでよかったです」と笑顔で振り返った。画像は、宮沢のインスタグラムの画像に「ありがとうございました!!」と感謝の文字を添えて挙げられており「りえさんからメンションされたので、アップしました」と経緯を説明した。

◆日本ハムは13日、23年に開業したエスコンフィールドなどがあるFビレッジへの来場者が1000万人に達したことを、大型ビジョンで発表した。記念すべき1000万人目となった東京都から来場の安藤美結さん、優里さん姉妹に、日本ハム-オリックス15回戦前、記念品が贈呈された。姉妹は「北海道出身で開業以来ずっと来たかったのですが、初来場が1000万人目ということで、すごく驚きました。最初に食べた山崎投手のグルメがかわいくておいしかったです。テレビでよく見ていた万波選手のユニホームも購入できたので、この後もしっかり応援します!」と話した。

◆パ・リーグ首位の日本ハムが3カード連続で勝ち越し、貯金を今季最多「17」に増やした。2回2死一、二塁、田宮裕涼捕手(25)が左前適時打を放ち先制。5回1死二塁で、清宮幸太郎内野手(26)の7号2ラン、さらにフランミル・レイエス外野手(30)が、左越えに2者連続となるリーグトップ18号ソロを放ち、4点リードした。清宮幸は「ストレートをしっかりとらえられました。感触は完璧でしたが、逆風で戻ってきて、柵越えギリギリだったので、めちゃくちゃ走りました」。レイエスは「打ったのはスライダー。狙い球を1発で仕留めることができた。スゴイホームラン!!!」とコメントした。投げては今季初登板初先発の福島蓮投手(22)が、5回4安打無失点で今季初勝利を挙げた。前半戦最後の本拠エスコンフィールドでの試合を、しっかり白星で締めた。

◆オリックスは今季10度目の完封負けで、首位日本ハムとのゲーム差は3・5に広がった。10日までのソフトバンク戦(京セラドーム大阪)に続き、2カード連続で負け越しとなった。打線は0-0の2回、頓宮裕真捕手(28)と来田涼斗外野手(22)の連打に、敵失が絡み、無死満塁。だが、日本ハムの4年目、福島を前に後続が打ち取られた。その直後、先発の寺西成騎投手(22=日体大)が2死一、二塁から田宮に先制の左前打を許した。5回には3番清宮幸太郎内野手(26)に右翼へ2ラン。4番レイエスに左翼ソロと2者連発を浴びた。プロ3度目の1軍登板は4回2/3を9安打4失点で降板となった。15日からはホームで楽天3連戦を迎える。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)も、冷涼な北海道の夏を実感したようだ。4-0で快勝した試合後、ルーフオープンで始まった試合は「やっぱ屋根開き、寒かったですね。続々と選手たちが上着を着だして。オリックスの選手たちも寒い寒い言ってたんで。ちょっと風邪をひいたら困るんで、閉めましょうということで(笑い)」と5回終了後から屋根が閉じだした試合を振り返った。この日のエスコンフィールド付近は最高気温が20度を超えるくらい。晴天に恵まれて日差しは強かったが、冷たい風も強かった。そのため、スタンドの日陰部分は肌寒く、グラウンドレベルでも同様だったようだ。新庄監督も試合途中で着用していたパーカーのフードをかぶって"防寒"するシーンがあった。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)が今季初登板初先発で初勝利を挙げた福島蓮投手(22)に、あえて苦言を呈した。この日は5回90球、4安打無失点、3四球だった福島について「もうちょっと投げてほしかったですね。あと2回ぐらい。フォアボール多いね。で、テンポが悪かった」と期待が高いからこそ課題を指摘した。それでも、ワンチャンスをモノにした高卒4年目右腕に「勝てたっていうのは一番本人もホッとしてるだろうし、次は完投っていう気持ちになってると思う。みんながそういう気持ちになってくれたら(他の先発陣も)気が抜けないですね」と鼓舞する言葉も忘れなかった。これでチームの先発陣では今季10人目の白星。新庄監督は「もう2人ぐらい増えて欲しいね(笑い)」と強力先発陣のさらなる突き上げに期待した。

◆日本ハム新庄剛志監督(53)がリーグトップを独走する18号ソロを放ったフランミル・レイエス外野手(30)との、ほほ笑ましいやりとりを明かした。5回に左翼ポール際に飛び込むアーチを放った、愛称「モーレ」のレイエスが、新庄監督にアピールしてきたという。「モーレ(レイエス)も『手を離さなかっただろう』って、ものすごい目を丸くして言ってきた(笑い)」。指揮官は1週間前の6日楽天戦後に、レイエスには「右手を(最後にバットから)離す癖をやめてほしいっていうことは伝えてた」と明かしていた。その理由は「どうしても左手だけで拾おうとすると、外のボール球に手を出すから」。この日のアーチも、きっちり両手でバットを最後まで振りきっていた。それをアピールしてきたレイエスに、新庄監督は心の中で「その前の(2回の)打席で、手を離して三振しとるわ」と思ったそうだが、グッと我慢。「『パーフェクト』って言っときました」と笑顔で振り返っていた。

◆エスコンが熱狂の渦に包まれるレイエス 初球攻撃は18号ソロ清宮幸太郎もドラミングで迎える?プロ野球 (2025/7/13)??日本ハム×オリックス??Live on DAZN#オレをみろ#lovefighters pic.twitter.com/ImwyAFaJy2

◆ベンチも大興奮清宮幸太郎 7号2ラン内角をクルっと引っ張り込む?プロ野球 (2025/7/13)??日本ハム×オリックス??Live on DAZN#オレをみろ#lovefighters pic.twitter.com/Ruwq9yFpXl

◆パ・リーグ首位の日本ハムが3カード連続で勝ち越し、貯金を今季最多「17」に増やした。2回2死一、二塁、田宮裕涼捕手(25)が左前適時打を放ち先制。5回1死二塁で、清宮幸太郎内野手(26)の7号2ラン、さらにフランミル・レイエス外野手(30)が、左越えに2者連続となるリーグトップ18号ソロを放った。投げては今季初登板初先発の福島蓮投手(22)が、5回4安打無失点で今季初勝利。前半戦最後のホームゲームを白星で締めた。

◆日本ハムは女房役の田宮裕涼捕手(25)が決勝打と好リードで、福島の今季初勝利をアシストした。2回2死一、二塁で先制の左前適時打を放ち「福島が今季初登板だったので、何とか先制点を取りたいと思っていました。しっかり返すことができてよかった」。福島が投げた試合は、これで昨季から12試合で11打点。「今年なかなかチャンスで打ててなかったので打てて良かった」と手応えを口にした。

◆日本ハム清宮幸太郎内野手(26)が大女優の応援をパワーに変えた。1点リードの5回1死二塁で7号2ラン。前日12日に観戦に訪れていた宮沢りえ(52)から、この日、SNSを通じてエールを受け、しっかり恩返しの1発を放ち、3カード連続勝ち越しを呼び込んだ。首位をキープし貯金は今季最多の「17」。新庄剛志監督(53)は、前半戦残り6試合で、なぜか清宮の背番号と同じ貯金「21」を目標に掲げた。清宮幸が、りえパワーをバットに乗せ、強風にも負けない力強い1発を放った。「今日は全部逆風だったので。1発というより(二塁走者の)イソさん(五十幡)をかえしたいなと思いました」。1点リードの5回1死二塁、オリックス先発寺西が投じた内角高めのカットボールを、器用にかち上げ、ぎりぎり右翼ブルペンに放り込んだ。流れを一気に引き寄せる値千金の7号2ランだ。「もっと完璧なはずなんですけど風で押し戻されました。でも入ったのでオールOK」。開始から5回終了まで屋根が開放されていた。風が舞う中での1発に新庄監督は「屋根が開いてたし、ボールが落ち気味だったので、入るかなと思ったんですけど、入れてくれましたね」と激賞だ。これで清宮幸はチーム初となるエスコンフィールド開業から3年連続のルーフオープン弾となった。この日朝、前日12日の試合前に宮沢とレイエスと3人でエスコンフィールドで撮影した写真を自らのインスタグラムのストーリーズに投稿した。「ご夫婦とも知り合いなので、来ることは知っていました」と、宮沢と夫で俳優の森田剛との関係を説明した。投稿した画像はもともとは宮沢のインスタグラムのもの。それに「ありがとうございました!!」と感謝の言葉を添えた。「りえさんからメンションされたので、アップしました」。宮沢が観戦に訪れた12日は4打点。SNS交流したこの日は2ランと、北の国での"北の国から女優"との温かい交流が、2戦6打点の活躍につながった。貯金は今季最多の「17」に。新庄監督は「オールスターまでに(貯金)21行きたいですね」。21番といえば清宮幸だが「アイラブユー清宮君じゃないですよ(笑い)。それはないない。なんか21なんすよね」。理由はともあれ、「北の国から,25優勝」のキーナンバーは「21」になりそうだ。【永野高輔】宮沢りえと「北の国から」 「北の国から'95秘密」で、富良野でゴミ収集の仕事をしている純(吉岡秀隆)の前に現れ、純と恋に落ちる女性シュウを演じる。上富良野の吹上温泉の入浴シーンなどが話題になった。「'98時代」では、引き続き純との関係が描かれる。純がシュウの家族にあいさつに訪れるが、シュウは実家に帰って来るよう言われ、純は、相手の家族に自分の仕事を良く思ってもらえなかったのではと思い悩む。

◆日本ハム福島蓮投手(22)が5回無失点で今季初先発初勝利を挙げた。1回に自己最速となる155キロをマーク。2回無死満塁のピンチも直球で紅林、広岡、宗をねじ伏せた。「だいぶテンポ悪かったんですけど、去年だったら2点、3点取られてたと思うんで、そこはちょっと成長。走者を出してからギアを上げることも意識してできた」と成長を実感する内容で、今季チーム10人目の先発勝利を挙げた。

◆日本ハムの福島が今季初勝利を挙げた。力強い直球を軸に要所を締め、5回無失点。打線は二回に田宮の適時打で先制し、五回は清宮幸、レイエスの2者連続本塁打で3点を加え、継投で反撃を封じた。オリックスの寺西はプロ初黒星。

<パ・リーグ順位表推移>

順位チーム名 勝数負数引分勝率首位差残試合 得点失点本塁打盗塁打率防御率
1
(-)
日本ハム
49322 0.605
(↑0.005)
-
(-)
60306
(+4)
221
(-)
77
(+2)
41
(-)
0.243
(-)
2.320
(↑0.03)
2
(1↑)
ソフトバンク
46343 0.575
(↑0.005)
2.5
(-)
60292
(+5)
235
(+3)
48
(-)
60
(+2)
0.243
(↑0.002)
2.510
(-)
3
(1↓)
ORIX
44343 0.564
(↓0.007)
3.5
(↓1)
62294
(-)
286
(+4)
56
(-)
35
(-)
0.261
(↓0.001)
3.260
(↓0.01)
4
(-)
西武
41401 0.506
(↓0.007)
8
(↓1)
61214
(+1)
217
(+5)
34
(+1)
55
(-)
0.232
(↓0.001)
2.480
(↓0.02)
5
(-)
楽天
38422 0.475
(↓0.006)
10.5
(↓1)
61234
(+3)
274
(+5)
31
(-)
77
(-)
0.242
(↑0.001)
3.140
(↓0.02)
6
(-)
ロッテ
31471 0.397
(↑0.007)
16.5
(-)
64227
(+5)
297
(+1)
43
(-)
31
(+1)
0.228
(↑0.002)
3.560
(↑0.03)